JP2010096401A - 非鉄金属溶解炉 - Google Patents

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Shun Bandai
峻 万代
Kiyoshi Nakamura
中村  清
Kazuo Kusaka
一雄 日下
Yoshinobu Nagamune
義信 永宗
Nobumasa Kamogawa
伸征 加茂川
Tomio Adachi
富雄 安達
Shigeo Yahata
茂雄 矢幡
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Abstract

【課題】電気ヒーターのヒーター素線や保護管の損傷や亀裂を防止し、長期にわたって安定して使用することのできる非鉄金属溶解炉を提供する。
【解決手段】ポンプ4によって溶湯が循環する複数の室2を備え、そのうちの一つである昇温室2aに電気ヒーター3を浸漬したものであり、昇温室2aの容量を超えた溶湯を、昇温室2aに隣接する室2との間に設けられた堰6をオーバーフローさせて、前記隣接する室に供給することによって昇温室2aの湯面を一定に保つ。これにより、電気ヒーター3が大気中に曝されるのを防止する。
【選択図】図2

Description

本発明は、アルミニウム合金等の非鉄金属を、ダイカスト鋳造などの各種鋳造製品の製造に使用すべく溶解するための非鉄金属溶解炉に関するものである。
従来、アルミニウム合金等の非鉄金属の溶解には、石油などの化石燃料を用いたバーナからの放射火炎による溶解炉が、主として採用されてきた(例えば、特許文献1参照)。
特許第2554510号
この溶解炉20は、図5に示すように、溶湯を、循環ポンプ21によって、溶解保持室22と渦室23と切り粉溶解室24を循環させ、溶解保持室22に設けたバーナ25の放射火炎によって加熱している。
しかし、化石燃料を使用したバーナによる放射火炎は、熱効率、溶湯の品質、メタルロスの発生、工場の環境低下といった問題や、今日の石油資源や温暖化の観点から、その改善策が強く求められている。
その改善策の一つに電気ヒーターを利用した溶解炉が考えられる。電気ヒーターを利用した溶解炉は、例えば、特許文献2に開示されている。
米国特許第5963580号 この溶解炉30は、図6に示すように、電気ヒーターをアルミニウムの溶湯中に浸漬して溶湯を直接加熱するもので、加熱溶融した溶湯を、循環ポンプ31によって、貯湯槽32、昇温槽33、投入槽34、および脱ガス処理槽35を循環させるものである。ここでは、電気ヒーターは昇温槽33に設けられている。
上記特許文献2に記載の溶解炉は電気ヒーターを用いているので、化石燃料を使用したバーナが有する熱効率、溶湯の品質、メタルロスの発生、工場の環境、石油資源や温暖化の問題を改善することができる。
しかし、電気ヒーターを使用する場合、溶湯の汲み出しによって、電気ヒーターを浸漬している室の湯面が低下し、この湯面の低下によって電気ヒーターの加熱部が大気中に曝されることになる。加熱部は大気中に曝されると、過熱してヒーター素線が焼損したり、短絡する危険性がある。また、ヒーター素線を保護している保護管も、大きな温度変動によって亀裂が発生し、その亀裂から溶湯が侵入し、ヒーター素線を短絡させてしまう危険性がある。
従って、長期に渡って安定した使用ができないといった問題がある。
そこで、本発明の目的とするところは、電気ヒーターのヒーター素線や保護管の損傷や亀裂を防止し、長期にわたって安定して使用することのできる非鉄金属溶解炉を提供することにある。
上記の目的を達成するために、本発明の請求項1に記載の非鉄金属溶解炉(1)は、ポンプ(4)によって溶湯が循環する複数の室(2)を備え、そのうちの一つである昇温室(2a)に電気ヒーター(3)を浸漬したものであって、
前記昇温室(2a)の容量を超えた溶湯を、前記昇温室(2a)に隣接する室との間に設けられた堰(6)をオーバーフローさせて、前記隣接する室に供給し、前記昇温室(2a)の湯面を一定に保つことを特徴とする。
また、請求項2に記載の非鉄金属溶解炉(1)は、前記複数の室(2)が、昇温室(2a)、溶解室(2b)、脱ガス室(2c)、除滓室(2d)であり、
前記ポンプ(4)が前記昇温室(2a)に設けられ、前記ポンプ(4)によって前記昇温室(2a)の溶湯が前記溶解室(2b)へ供給され、
前記昇温室(2a)に隣接する室(2)が出湯室(2f)に通じる鎮静室(2e)であり、前記昇温室(2a)の容量を超えた溶湯を、前記鎮静室(2e)に堰(6)をオーバーフローさせて供給することを特徴とする。
さらに、請求項3に記載の非鉄金属溶解炉(1)は、前記複数の室(2)が、昇温室(2a)、溶解室(2b)、脱ガス室(2c)、除滓室(2d)、鎮静室(2e)および出湯室(2f)であり、
前記ポンプ(4)が前記出湯室(2f)に設けられ、前記ポンプ(4)によって前記出湯室(2f)の溶湯が前記昇温室(2a)に供給され、
前記昇温室(2a)に隣接する室(2)が溶解室(2b)であり、前記昇温室(2a)の容量を超えた溶湯を前記溶解室(2b)に堰(6)をオーバーフローさせて供給することを特徴とする。
なお、カッコ内の記号は、図面および後述する発明を実施するための最良の形態に記載された対応要素または対応事項を示す。
本発明の請求項1に記載の非鉄金属溶解炉によれば、昇温室の容量を超えた溶湯を、昇温室に堰を介して隣接する室にその堰をオーバーフローさせて供給し、その昇温室の湯面を一定に保つので、昇温室に浸漬した電気ヒーターを長期にわたって安定して使用することができる。
すなわち、昇温室の湯面が一定に保たれるので、電気ヒーターは従来技術のようにその加熱部が大気中に曝されることがなく、従って、加熱によってヒーター素線が焼損したり短絡することがなく、また、保護管に亀裂が発生し、そこから溶湯が侵入してヒーター素線を短絡させることもない。
これによって、電気ヒーターの長期にわたる安定した使用が可能となる。
また、請求項2に記載の非鉄金属溶解炉によれば、請求項1に記載の発明の作用効果に加えて、複数の室が、昇温室、溶解室、脱ガス室、除滓室であり、ポンプが昇温室に設けられているので、このポンプによって昇温室の溶湯を溶解室、脱ガス室、除滓室、そして再び昇温室と、円滑に循環させることができる。
また、昇温室に隣接する室が出湯室に通じる鎮静室であり、昇温室の容量を超えた溶湯を、鎮静室に堰をオーバーフローさせて供給するので、昇温室、溶解室、脱ガス室および除滓室を循環して清浄化された溶湯を、出湯室から汲み出すことができる。
また、堰をオーバーフローさせるので、昇温室の上部に存在し、不純物が沈殿した清浄な溶湯のみを鎮静室を介して出湯室へ供給することができる。
さらに、請求項3に記載の非鉄金属溶解炉によれば、請求項1に記載の発明の作用効果に加えて、複数の室が、昇温室、溶解室、脱ガス室、除滓室、鎮静室および出湯室であり、また、ポンプが出湯室に設けられているので、このポンプによって出湯室の溶湯を昇温室、溶解室、脱ガス室、除滓室、そして再び出湯室と、円滑に循環させることができる。
ここで、出湯室は電気ヒーターを浸漬している昇温室から最も下流側に位置するので、低温の溶湯を汲み出すことができ、汲み出し作業が容易となる。
また、昇温室に隣接する室が溶解室であり、昇温室の容量を超えた溶湯を溶解室に堰をオーバーフローさせて供給するので、出湯室の上部に存在し、不純物が沈殿した清浄な溶湯のみを昇温室へ供給することができる。
(第一実施形態)
図1および図2を参照して、本発明の第一実施形態に係る非鉄金属溶解炉1について説明する。図1は、本発明の第一実施形態に係る非鉄金属溶解炉1を示す平面図であり、図2は、そのA−A線断面図である。
本実施形態に係る非鉄金属溶解炉1は、アルミニウム合金などの非鉄金属をダイカスト鋳造などの鋳造製品を製造するために溶解するものである。
この非鉄金属溶解炉1は、ポンプ4によって溶湯が循環する複数の室2を備え、そのうちの一つである昇温室2aに電気ヒーター3を浸漬した構成である。また、昇温室2aの容量を超えた溶湯を、昇温室2aに隣接する室との間に設けられた堰6をオーバーフローさせて、隣接する室に供給し、昇温室2aの湯面を一定に保つものである。
なお、本実施形態では、複数の室2を、溶湯が循環する順に、昇温室2a、溶解室2b、脱ガス室2c、除滓室2dで構成している。
また、ポンプ4を昇温室2aに設け、このポンプ4によって昇温室2aの溶湯を溶解室2bへ供給している。また、昇温室2aに隣接する室を、出湯室2fに通じる鎮静室2eとしており、昇温室2aの容量を超えた溶湯を、鎮静室2eに堰6をオーバーフローさせて供給している。
この非鉄金属溶解炉1は、昇温室2aと鎮静室2eとの間に仕切りとしての堰6を設け、溶解室2bと脱ガス室2cとの間、脱ガス室2cと除滓室2dとの間、除滓室2dと昇温室2aとの間、および鎮静室2eと出湯室2fとの間には、それぞれトンネル8(第一トンネル8a,第二トンネル8b,第三トンネル8c,第四トンネル8d)を有する隔壁7(第一隔壁7a,第二隔壁7b,第三隔壁7c,第四隔壁7d)を設けている。なお、堰6の高さは隔壁7のそれより低く設定している。
また、ポンプ4には暗渠5を一体的に設け、溶湯をこの暗渠5を通して溶解室2bへ供給している。また、補熱ヒーター12を出湯室2fに設けて、汲み出す溶湯の温度を調節している。
この非鉄金属溶解炉1の作用を、詳細な構成と共に説明する。昇温室2aに浸漬した電気ヒーター3を加熱し、同じく昇温室2aに設けたポンプ4を稼働して、溶湯を昇温室2a、溶解室2b、脱ガス室2c、除滓室2d、そして再び昇温室2aへと循環させる。
この循環において、昇温室2aから溶解室2bへ供給された溶湯は、溶解室2bが構成する渦巻き構造によって20cm/秒以上の渦流とされ、これによって、溶解室2bに投入装置(図示せず)によって投入される大きさの異なる非鉄金属固形物を迅速に溶解する。また、この渦流によって、溶湯の酸化防止とメタルロスの低減を図る。
溶解室2bの溶湯は、第一隔壁7aに形成した第一トンネル8aを通過して脱ガス室2cへ供給される。
この脱ガス室2cには、脱ガス装置10が設けられており、この脱ガス装置10によってアルゴン(Ar)などの不活性ガスが溶湯中に吹き込まれ、この不活性ガスによって溶湯中の余剰な水素ガスを吸収すると共に、溶湯に混入している異物や酸化物の固形物を不活性ガスの気泡に吸着させる。また、溶湯より比重の重い固形物等は、溶解室2bに沈殿させる。
脱ガス室2cの溶湯は、第二隔壁7bに形成された第二トンネル8bを通過して除滓室2dに供給される。この除滓室2dでは、気泡に吸着した固形物(ノロ)を溶湯面で浮遊させ、この浮遊している固形物を人為的に排除する。
浮遊している固形物が除去されたのち、除滓室2dの溶湯は、第三隔壁7cの第三トンネル8cに設けられたフィルター9を通過して昇温室2aに供給される。このフィルター9によって溶湯中の不純物を濾過する。
昇温室2aに供給された溶湯は、その一部がポンプ4によって再び溶解室2bに供給されると共に、他の一部が堰6をオーバーフローして鎮静室2eに供給される。このオーバーフローは、溶解室2bに非鉄金属固形物を投入することにより溶湯の量が増加することによって生じる。
鎮静室2eの溶湯は、そこで一定時間滞留し、溶湯中に残留している固形物が浮遊または沈殿し、清浄な溶湯のみが第四隔壁7dに形成された第四トンネル8dを通過して出湯室2fに供給される。
出湯室2fの溶湯は、そこから汲み出され、鋳造製品の製造に使用される。汲み出される溶湯の温度は、出湯室2fに設けられた補熱ヒーター12によって調節される。
本実施形態に係る非鉄金属溶解炉1は、昇温室2aの容量を超えた溶湯を、昇温室2aに隣接する室に堰6をオーバーフローさせて供給し、その昇温室2aの湯面を一定に保つので、昇温室2aに浸漬した電気ヒーター3を大気中に曝すことがない。
従って、大気中に曝された電気ヒーター3が加熱して、そのヒーター素線が焼損したり短絡することがない。また、保護管に亀裂が発生し、そこから溶湯が侵入してヒーター素線を短絡させることもない。
これにより、電気ヒーター3を長期にわたり安定して使用することができる。
(第二実施形態)
次に、図3および図4を参照して、本発明の第二実施形態に係る非鉄金属溶解炉1について説明する。図3は、本発明の第二実施形態に係る非鉄金属溶解炉1を示す平面図であり、図4は、そのB−B線断面図である。
この非鉄金属溶解炉1は、複数の室2を、溶湯が循環する順に、昇温室2a、溶解室2b、脱ガス室2c、除滓室2d、鎮静室2eおよび出湯室2fとしている。また、ポンプ4を出湯室2fに設け、このポンプ4によって出湯室2fの溶湯を昇温室2aに供給するようにしている。また、昇温室2aに隣接する室を溶解室2bとし、昇温室2aの容量を超えた溶湯を溶解室2bに堰6をオーバーフローさせて供給するようにしている。なお、ポンプ4には暗渠5を一体的に設けている。
なお、この非鉄金属溶解炉1は、昇温室2aと溶解室2bとの間に仕切りとしての堰6を設け、溶解室2bと脱ガス室2cとの間、脱ガス室2cと除滓室2dとの間、除滓室2dと鎮静室2eとの間、および鎮静室2eと出湯室2fとの間には、それぞれトンネル8(第一トンネル8a,第二トンネル8b,第三トンネル8c,第四トンネル8d)を有する隔壁7(第一隔壁7a,第二隔壁7b,第三隔壁7c,第四隔壁7d)を設けている。また、堰6の高さは隔壁7のそれより低く設定している。
この非鉄金属溶解炉1は次のように作用する。昇温室2aの電気ヒーター3に通電し、出湯室2fのポンプ4を稼働すると、出湯室2fの溶湯が昇温室2aへ供給されて加熱される。加熱された昇温室2aの溶湯は、昇温室2aの容量を超えた分が堰6をオーバーフローして溶解室2bへ供給される。
この溶解室2bでは、新たな非鉄金属固形物が投入されて溶解される。この溶解は、溶解室2bの渦巻き構造による渦流によって効果的に達成される。溶解室2bの溶湯は、第一隔壁7aの第一トンネル8aを通過して脱ガス室2cへ供給され、脱ガス装置10から発生される不活性ガスによって余剰な水素ガスを吸収すると共に、異物等を不活性ガスの気泡に吸着させる。
脱ガス室2cの溶湯は、次に、第二隔壁7bの第二トンネル8bを通過して除滓室2dへ供給され、そこで気泡に吸着している異物等を除去する。除滓室2dの溶湯は続いて第三隔壁7cの第三トンネル8cを通過して鎮静室2eへ供給され、そこで一定時間滞留した後、第四隔壁7dの第四トンネル8dを通って出湯室2fへ供給される。
出湯室2fでは、清浄化された溶湯の一部が汲み上げられる共に、残りの一部が堰6をオーバーフローして昇温室2aへ供給される。なお、出湯室2fには溶湯の温度を測定するための温度計11を設けている。こうした循環を繰り返すことで、清浄化された溶湯を出湯室2fから汲み出す。
本実施形態に係る非鉄金属溶解炉1は、昇温室2aの容量を超えた溶湯を、昇温室2aに隣接する溶解室2bに堰6をオーバーフローさせて供給し、昇温室2aの湯面を一定に保つので、昇温室2aに浸漬した電気ヒーター3を大気中に曝すことがない。
従って、電気ヒーター3を長期にわたって安定して使用することができる。
本発明の第一実施形態に係る非鉄金属溶解炉を示す平面図である。 図1のA−A線断面図である。 本発明の第二実施形態に係る非鉄金属溶解炉を示す平面図である。 図3のB−B線断面図である。 従来例に係る溶解炉示す平面図である。 他の従来例に係る溶解炉を示す構成図である。
符号の説明
1 非鉄金属溶解炉
2 室
2a 昇温室
2b 熔解室
2c 脱ガス室
2d 除滓室
2e 鎮静室
2f 出湯室
3 電気ヒーター
4 ポンプ
5 暗渠
6 堰
7 隔壁
7a 第一隔壁
7b 第二隔壁
7c 第三隔壁
7d 第四隔壁
8 トンネル
8a 第一トンネル
8b 第二トンネル
8c 第三トンネル
8d 第四トンネル
9 フィルター
10 脱ガス装置
11 温度計
12 補熱ヒーター
20 溶解炉
21 循環ポンプ
22 溶解保持室
23 渦室
24 切り粉溶解室
25 バーナ
30 溶解炉
31 循環ポンプ
32 貯湯槽
33 昇温槽
34 投入槽
35 脱ガス処理槽

Claims (3)

  1. ポンプによって溶湯が循環する複数の室を備え、そのうちの一つである昇温室に電気ヒーターを浸漬した非鉄金属溶解炉であって、
    前記昇温室の容量を超えた溶湯を、前記昇温室に隣接する室との間に設けられた堰をオーバーフローさせて、前記隣接する室に供給し、前記昇温室の湯面を一定に保つことを特徴とする非鉄金属溶解炉。
  2. 前記複数の室が、昇温室、溶解室、脱ガス室、除滓室であり、
    前記ポンプが前記昇温室に設けられ、前記ポンプによって前記昇温室の溶湯が前記溶解室へ供給され、
    前記昇温室に隣接する室が出湯室に通じる鎮静室であり、前記昇温室の容量を超えた溶湯を、前記鎮静室に堰をオーバーフローさせて供給することを特徴とする請求項1に記載の非鉄金属溶解炉。
  3. 前記複数の室が、昇温室、溶解室、脱ガス室、除滓室、鎮静室および出湯室であり、
    前記ポンプが前記出湯室に設けられ、前記ポンプによって前記出湯室の溶湯が前記昇温室に供給され、
    前記昇温室に隣接する室が溶解室であり、前記昇温室の容量を超えた溶湯を、前記溶解室に堰をオーバーフローさせて供給することを特徴とする請求項1に記載の非鉄金属溶解炉。
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