JP2010095331A - エレベータドアの係合装置 - Google Patents

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岳広 加藤
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幸臣 水野
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Abstract

【課題】本発明は、建物のスペース効率の低下を抑えつつ、かご敷居と乗場敷居との間の間隔をより狭くすることができるとともに、乗客の救出作業や保守作業の円滑化を図ることができるエレベータドアの係合装置を提供する。
【解決手段】第1かご側リンク部材44、第2かご側リンク部材45及び姿勢制御用リンク部材46は、平行リンク機構であるかご側リンク機構を構成している。かご側リンク機構は、高速側及び低速側かごドアパネル36,37の開閉移動に伴って、かご出入口4bの間口方向へ向けて伸縮変形する。かご側リンク機構は、係合ベーンユニット48を鉛直方向に沿う状態で保持するとともに、係合ベーンユニット48をかご側戸袋内で支持する。係合ベーンユニット48は、かご側戸袋内で変位可能になっている。
【選択図】図1

Description

この発明は、かごドア装置のかごドアパネルと乗場ドア装置の乗場ドアパネルとを同期して開閉移動させるためのエレベータドアの係合装置に関する。
一般的なエレベータにおいて、かご出入口幅及び乗場出入口幅内に係合装置が設けられている場合には、係合用スペース(係合代)を確保するために、かご敷居と乗場敷居との間にある程度(例えば30mm程度)間隔を空ける必要がある。このため、かご敷居と乗場敷居との間の間隔を狭くすることができず、台車やワゴン等がかご敷居と乗場敷居との間の隙間を渡る際に、その台車やワゴン等が比較的大きく揺れてしまうという問題が生じていた。
これに対して、例えば、特許文献1に示すような従来のエレベータドアの係合装置では、かご側のドアハンガにおけるかご出入口の間口方向外側へ張り出すように係合ベーン(係合子)が設けられている。また、乗場側のドアハンガにおける乗場ドアパネルの側端面から乗場出入口の間口方向外側の箇所に係合子が設けられている。そして、かごが乗場に到着した際に、係合ローラと係合ベーンとが互いに係合し、かごドアパネルの開閉移動に伴って、乗場ドアパネルが開閉移動される。このように、かご出入口幅及び乗場出入口幅内から外れた位置に係合ローラ及び係合ベーンが設けられていることにより、かご出入口幅及び乗場出入口幅内での係合用スペースが不要となり、かご敷居と乗場敷居との間の隙間が比較的狭くなる。
また、例えば、特許文献2に示すような従来のエレベータドアの係合装置では、ドアの全閉時において、係合ローラ及び係合ベーンがそれぞれかご出入口及び乗場出入口の上方に配置され、ドアの全開時において、係合ローラ及び係合ベーンがそれぞれ戸袋の上方に配置される。このように、係合ローラ及び係合ベーンがドア装置の閉鎖状態において、それぞれ戸袋の上方に配置されることにより、かご出入口幅及び乗場出入口幅内での係合用スペースが不要となり、かご敷居と乗場敷居との間の隙間が比較的狭くなる。
特開2001−240349号公報 特開2004−115216号公報
しかしながら、特許文献1に示すような従来のエレベータドアの係合装置では、ドアの全開時において、係合ベーン及び係合ローラがドアパネルの開方向の端部よりもかご出入口及び乗場出入口の間口方向外側へ突出した状態となる。そして、この係合ベーン及び係合ローラの移動範囲を確保するために、昇降路の平面面積が比較的大きくなってしまい、建物のスペース効率が低下していた。
また、特許文献2に示すような従来のエレベータドアの係合装置では、例えば、かごが乗場間で異常停止した際に乗客を救出する場合や、かごの保守点検をする場合等に、乗場ドアを開いた状態でかごを昇降させると、乗場ドア装置の係合ベーンがかご敷居やかごドア装置に衝突してしまう。従って、特許文献2に示すような従来のエレベータドアの係合装置では、保守作業や乗客の救出作業に支障が生じていた。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、かご出入口幅及び乗場出入口幅内での係合用スペースを不要としつつ、建物のスペース効率の低下を抑えることができるとともに、乗客の救出作業や保守作業の円滑化を図ることができるエレベータドアの係合装置を得ることを目的とする。
この発明に係るエレベータドアの係合装置は、かご出入口を開閉するかごドア装置のかごドアパネルと、乗場出入口を開閉する乗場ドア装置の乗場ドアパネルとを同期して開閉移動させるためのものであって、かごドア装置が開放状態のときのかごドアパネルの収納スペースであるかご側戸袋に設けられ、かごドアパネルの移動範囲を避けるようにかご側戸袋内で変位可能なかご側係合部、かごドアパネルとかご側係合部との間を連結し、かごドアパネルとかご側係合部とを連動させるかご側リンク機構、乗場ドア装置が開放状態のときの乗場ドアパネルの収納スペースである乗場側戸袋に設けられ、乗場側戸袋内で乗場ドアパネルの移動範囲を避けるように変位可能であり、かご側係合部と係合されることによってかご側係合部とともに変位される乗場側係合部、及び乗場ドアパネルと乗場側係合部との間を連結し、乗場ドアパネルと乗場側係合部とを連動させる乗場側リンク機構を備えるものである。
この発明のエレベータドアの係合装置によれば、かご側係合部がかご側戸袋に設けられそのかご側戸袋内で変位可能であり、乗場側係合部が乗場側戸袋に設けられその乗場側戸袋内で変位可能であるので、かご出入口幅及び乗場出入口幅内での係合用スペースを不要としつつ、建物のスペース効率の低下を抑えることができる。これとともに、乗場ドア装置を開放させてかごを昇降させた場合であっても、特許文献2に示すようなものとは異なり、乗場側係合部によってかごの昇降が阻害されないことにより、乗客の救出作業や保守作業の円滑化を図ることができる。
以下、この発明を実施するための最良の形態について、図面を参照して説明する。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1によるエレベータのかごを示す斜視図である。図2は、図1の閉鎖状態のかごドア装置20を示す正面図である。
図1,2において、建物の昇降路内には、かご1が昇降可能に設けられている。かご1は、かご枠2、かご床3及びかご室4を有している。かご枠2は、上枠5、一対の柱(横枠)6A,6B、及び下枠7を有している。
上枠5には、巻上機(図示せず)に接続された主ロープ(図示せず)の一端部が固定されている。一対の柱6A,6Bは、上枠5と下枠7とを繋いでいる。かご床3は、下枠7の上面に固定されている。かご室4は、かご床3の上面に固定されている。また、かご室4の正面部の袖壁4aには、かご操作盤8が取り付けられている。
さらに、かご室4の正面部には、かご出入口4bが設けられている。かご床3の上面におけるかご出入口4bの下部には、かご出入口4bの間口方向に沿ってかご敷居9が設けられている。かご敷居9の正面部(反かご室4側・乗場側の面)におけるかご出入口4bの出入口幅に対応する箇所には、かご出入口4bの奥行き方向反かご室4側へ張り出すようにかご敷居張出部9aが設けられている。
また、かご敷居9の正面部における袖壁4aに対応する箇所には、敷居張出部9aよりもかご出入口4bの奥行き方向かご室4側へ引っ込むように、かご敷居切り欠き部9bが設けられている。さらに、かご敷居9の上面部には、かご出入口4bの奥行き方向に間隔をおいて、かご出入口4bの間口方向に沿って一対の敷居溝が設けられている。また、かご床3には、かご敷居9から下方へ突出するようにエプロン10が取り付けられている。
かご出入口4bは、かごドア装置20によって開閉される。かごドア装置20は、ハンガプレート21、ハンガレール22、ドアモータ23、駆動プーリ24、第1高速側プーリ25、第2高速側プーリ26、第1低速側プーリ27、第2低速側プーリ28、駆動ロープ29、高速側ロープ30、低速側ロープ31、高速側ロープヒッチ32、低速側ロープヒッチ33、高速側ドアハンガ34、低速側ドアハンガ35、高速側かごドアパネル36、低速側かごドアパネル37、及びかご側係合機構40を有している。
ハンガプレート21は、かご室4の上部にかご出入口4bの間口方向に沿って設けられている。ハンガレール22は、ハンガプレート21の下端部にかご出入口4bの間口方向に沿って設けられている。ドアモータ23は、ハンガプレート21の上面部に取り付けられている。駆動プーリ24は、ドアモータ23の回転軸に取り付けられている。
第1高速側プーリ25及び第1低速側プーリ27は、ハンガプレート21におけるかご出入口4bの間口方向一端部(図1,2の左端部のハンガレール22の上方)に、回転自在に取り付けられている。また、第1高速側プーリ25及び第1低速側プーリ27は、同一回転軸に配置されており、互いに一体となって回転する。第1高速側プーリ25の外周面には、軸方向に間隔をおいて、駆動ロープ29及び高速側ロープ30の嵌合用の一対のロープ溝(図示せず)が設けられている。
第2高速側プーリ26及び第2低速側プーリ28は、ハンガプレート21におけるかご出入口4bの間口方向他端部(図2の右端部)に、回転自在に取り付けられている。また、第2高速側プーリ26及び第2低速側プーリ28は、同一回転軸に配置されており、互いに一体となって回転する。
駆動ロープ29は、駆動プーリ24の外周面と第1高速側プーリ25の外周面とに無端状に巻き掛けられている。高速側ロープ30は、第1高速側プーリ25の外周面と第2高速側プーリ26の外周面とに無端状に巻き掛けられている。低速側ロープ31は、第1低速側プーリ27の外周面と、第2低速側プーリ28の外周面とに無端状に巻き掛けられている。
高速側ロープヒッチ32の上端部は、高速側ロープ30に固定されている。低速側ロープヒッチ33の上端部は、低速側ロープ31に固定されている。高速側ドアハンガ34及び低速側ドアハンガ35の上部には、それぞれ複数のハンガローラが回転自在に取り付けられている。また、高速側ドアハンガ34及び低速側ドアハンガ35は、ハンガローラを介して、ハンガレール22から吊り下げられている。
高速側ドアハンガ34及び低速側ドアハンガ35のハンガローラは、ハンガレール22上を転動可能になっている。高速側ドアハンガ34の上部には、高速側ロープヒッチ32の下端部が固定されており、高速側ドアハンガ34は、高速側ロープヒッチ32を介して高速側ロープ30に接続されている。低速側ドアハンガ35の上部には、低速側ロープヒッチ33の下端部が固定されており、低速側ドアハンガ35は、低速側ロープヒッチ33を介して低速側ロープ31に接続されている。
高速側ドアハンガ34の下部には、高速側かごドアパネル36の上端部が固定されている。低速側ドアハンガ35の下部には、低速側かごドアパネル37の上端部が固定されている。即ち、高速側かごドアパネル36及び低速側かごドアパネル37は、それぞれ高速側ドアハンガ34及び低速側ドアハンガ35を介して、ハンガレール22から吊り下げられている。また、高速側かごドアパネル36及び低速側かごドアパネル37の下端部(の脚部材)は、かご敷居9の敷居溝に挿入されており、高速側かごドアパネル36及び低速側かごドアパネル37の下端部の開閉移動は、かご敷居9の敷居溝によって案内される。
ここで、ドアモータ23の駆動力は、駆動プーリ24、駆動ロープ29、第1高速側プーリ25、第2高速側プーリ26及び高速側ロープ30を介して、高速側ドアハンガ34及び高速側かごドアパネル36に伝わる。これと同時に、ドアモータ23の駆動力は、駆動プーリ24、駆動ロープ29、第1高速側プーリ25、第1低速側プーリ27、第2低速側プーリ28及び低速側ロープ31を介して、低速側ドアハンガ35及び低速側かごドアパネル37に伝わる。
このドアモータ23の駆動力によって、高速側かごドアパネル36及び低速側かごドアパネル37がかご出入口4bの間口方向へ開閉移動される。第1及び第2高速側プーリ25,26の直径は、第1及び第2低速側プーリ27,28の直径の約2倍に設定されている。これにより、高速側かごドアパネル36の移動速度は、低速側かごドアパネル37の移動速度の約2倍となっている。また、高速側かごドアパネル36の移動距離は、低速側かごドアパネル37の移動距離の約2倍となっている。
かご側係合機構40は、支持柱41、第1リンク支持金具42、第2リンク支持金具43、第1かご側リンク部材44、第2かご側リンク部材45、姿勢制御用リンク部材46、複数のピン47A〜47E、及びかご側係合部としての係合ベーンユニット48を有している。支持柱41は、かご敷居9とハンガプレート21との間を渡すように、鉛直方向に沿って配置されている。
第1リンク支持金具42は、L字状に折り曲げられており、L字第1面部42aとL字第2面部42bとを有している。L字第1面部42aは、支持柱41に取り付けられている。また、L字第1面部42aは、高速側及び低速側かごドアパネル36,37の2枚分の厚み寸法に対応するように、かご出入口4bの奥行き方向反かご室4側へ突出している。L字第2面部42bは、L字第1面部42aの先端箇所(図1,2の右端)から、高速側及び低速側かごドアパネル36,37のかご出入口4bの間口方向全閉位置側(図1,2の左方)へ向けて突出するように配置されている。
第2リンク支持金具43も、第1リンク支持金具42と同様に、L字状に折り曲げられており、L字第1面部43aとL字第2面部43bとを有している。L字第1面部43aは、低速側かごドアパネル37の開方向側の側端部(図1,2の右端部)に取り付けられている。また、L字第1面部43aは、高速側かごドアパネル36の厚み寸法に対応するように、かご出入口4bの奥行き方向反かご室4側へ突出している。L字第2面部43bは、L字第1面部43aの先端箇所(図1,2の右端)から、低速側かごドアパネル37の閉方向の端部(図1,2の左方)へ向けて突出するように配置されている。
第1かご側リンク部材44、第2かご側リンク部材45及び姿勢制御用リンク部材46の長手方向両端部には、それぞれピン47A〜47Eの挿入用の取付孔(図示せず)が設けられている。第1かご側リンク部材44の一端部は、ピン47Aによって、第1リンク支持金具42のL字第2面部42bの上端箇所に取り付けられている。第1かご側リンク部材44は、ピン47Aを支点に回動可能になっている。
第2かご側リンク部材45の一端部は、ピン47Bによって、第2リンク支持金具43のL字第2面部43bの先端箇所(図1,2の左端)に取り付けられている。第2かご側リンク部材45は、ピン47Bを支点に回動可能になっている。第1かご側リンク部材44の他端部と、第2かご側リンク部材45の他端部とは、ピン47Cによって、互いに回動可能に接続されている。姿勢制御用リンク部材46の一端部は、ピン47Dによって、第1リンク支持金具42のL字第2面部42bの下端箇所に取り付けられている。姿勢制御用リンク部材46は、ピン47Dを支点に回動可能になっている。
図3は、図1の開放状態のかごドア装置20を示す正面図である。図3において、袖壁4aの奥行き方向反かご室4側の空間は、かご側戸袋を形成している。このかご側戸袋は、全開位置に配置されたときの高速側及び低速側かごドアパネル36,37の収納スペースである。
ここで、第1かご側リンク部材44、第2かご側リンク部材45及び姿勢制御用リンク部材46は、平行リンク機構であるかご側リンク機構を構成している。このかご側リンク機構は、かご側戸袋のうちかご出入口4bの間口方向外側の箇所と低速側かごドアパネル37との間を連結している。
また、かご側リンク機構は、高速側及び低速側かごドアパネル36,37の開閉移動範囲を避けるように(高速側及び低速側かごドアパネル36,37は、開閉移動範囲からかご出入口4bの奥行き方向反かご室4側にずらして)配置されている。つまり、高速側及び低速側かごドアパネル36,37の開閉移動範囲を避けるように配置されている。また、かご側リンク機構は、高速側及び低速側かごドアパネル36,37の開閉移動に伴って、かご出入口4bの間口方向へ向けて伸縮変形する。
次に、かご側係合機構40の係合ベーンユニット48について具体的に説明する。図4は、図1のかごドア装置20が閉鎖状態のときのかご側係合機構40を示す正面図である。図5は、図4のV部を拡大して示す正面図である。図6は、図1のかごドア装置20が開放状態のときのかご側係合機構40を示す正面図である。図7は、図6のVII部を拡大して示す正面図である。
図4〜7において、係合ベーンユニット48は、第1ベーン形成部材49、第2ベーン形成部材50、及びヒンジ51A,51Bを有している。第1ベーン形成部材49の形状は、断面L字状であり、L字第1辺部49aとL字第2辺部49bとを有している。L字第2辺部49bの上下方向中心部から上方に間隔をおいた箇所には、ピン47Cの挿入用の取付孔が設けられている。また、L字第2辺部49bの上下方向中心部から下方に間隔をおいた箇所には、ピン47Eの挿入用の取付孔が設けられている。
L字第2辺部49bは、ピン47Cによって、第1及び第2かご側リンク部材44,45の交点に回動可能に取り付けられている。また、L字第2辺部49bは、ピン47Eによって、姿勢制御用リンク部材46の他端部に回動可能に取り付けられている。第2ベーン形成部材50は、第1ベーン形成部材49のL字第2辺部49bの先端箇所に、ヒンジ51A,51Bによって回動可能に取り付けられている。つまり、第1ベーン形成部材49及び第2ベーン形成部材50は、断面コ字状の係合ベーンを形成している。
また、第2ベーン形成部材50は、第2ベーン形成部材のL字第1辺部49aに対向する対向面部50aと、第2ベーン形成部材のL字第2辺部49bから第2かご側リンク部材45(図5の奥側)へ向けて突出する突出面部50bとを有している。さらに、第2ベーン形成部材50は、ヒンジ51A,51Bを支点に、L字第1辺部49aの先端部に対して対向面部50aの先端部が接近・開離するように(コ字の一端部に対してコ字の他端部が接近・開離するように)回動可能になっている。
また、第1かご側リンク部材44、第2かご側リンク部材45及び姿勢制御用リンク部材46によるかご側リンク機構は、係合ベーンユニット48を鉛直方向(図の上下方向)に沿う状態で保持するとともに、係合ベーンユニット48をかご側戸袋内で支持する。さらに、高速側及び低速側かごドアパネル36,37が全開位置に配置されているときには、図4に示すように、第1及び第2かご側リンク部材44,45は、互いに伸びた状態となる。このときに、係合ベーンユニット48は、図2,4に示すように、かご側戸袋内で、低速側かごドアパネル37の開方向側の端部から、かご出入口4bの間口方向外側に間隔をおいて配置された状態となる。
これに対して、高速側及び低速側かごドアパネル36,37が全開位置に配置されているときには、図6に示すように、第1及び第2かご側リンク部材44,45は、互いに逆V字状に折れた状態となる。このときに、係合ベーンユニット48は、図3,6に示すように、かご側戸袋内で、高速側及び低速側かごドアパネル36,37とかご出入口4bの奥行き方向で重なった状態となる。
従って、係合ベーンユニット48は、かご側戸袋内で変位可能となっている。また、かご側リンク機構によって、低速側かごドアパネル37と係合ベーンユニット48との間は連結されており、低速側かごドアパネル37と係合ベーンユニット48とは、互いに連動される。
ここで、姿勢制御用リンク部材46のカム部46aの外周面と、第2ベーン形成部材50の突出面部50bとの当たり具合に応じて、第2ベーン形成部材50の第1ベーン形成部材49に対する角度、即ち係合ベーンの開度が変化する。具体的に、カム部46aの外周面には、カム部46aの中心(ピン47Eの挿入位置)からの距離が互いに異なるベーン開放部46b及びベーン閉鎖部46cが設けられている。
また、第2ベーン形成部材50の突出面部50bがカム部46aのベーン開放部46bに当接しているときには、図5に示すように、第2ベーン形成部材50の対向面部50aの先端部(断面コ字の一端部)は、第1ベーン形成部材49のL字第1辺部49aの先端部から開離した状態となる。
これに対して、第2ベーン形成部材50の突出面部50bがカム部46aのベーン閉鎖部46cに当接しているときには、図7に示すように、第2ベーン形成部材50の対向面部50aの先端部は、第1ベーン形成部材49のL字第1辺部49aに接近した状態となる。
次に、乗場ドア装置120の構成について説明する。図8は、乗場ドア装置120を示す斜視図である。なお、図8では、昇降路側から乗場ドア装置120を見た状態を示す。図8において、乗場出入口104bには、乗場三方枠108が設けられている。また、乗場出入口104bの床部には、乗場敷居109が設けられている。乗場敷居109の背面部(乗場出入口104bの奥行き方向昇降路側へ向けられた面)における乗場出入口104bの出入口幅に対応する箇所は、乗場出入口104bの奥行き方向反乗場側(かご室4側:図8の左下側)へ張り出すように乗場敷居張出部109aが設けられている。
また、乗場敷居109の背面部における乗場敷居張出部109aを除く箇所は、乗場敷居張出部109aよりも乗場出入口104bの奥行き方向乗場側へ引っ込むように、乗場敷居切り欠き部109bが設けられている。さらに、乗場敷居109の上面部には、乗場出入口104bの奥行き方向に間隔をおいて、一対の敷居溝が乗場出入口104bの間口方向に沿って設けられている。また、乗場出入口104bの床部には、乗場敷居109から下方へ突出するようにトーガード110が取り付けられている。さらに、乗場出入口104bは、乗場ドア装置120によって開閉される。
乗場ドア装置120は、ハンガプレート121、ハンガレール122、ハンガカバー123、第1高速側プーリ125、第2高速側プーリ126、第1低速側プーリ127、第2低速側プーリ128、高速側ロープ130、低速側ロープ131、高速側ロープヒッチ132、低速側ロープヒッチ133、高速側ドアハンガ134、低速側ドアハンガ135、高速側乗場ドアパネル136、低速側乗場ドアパネル137、乗場側係合機構140及び錠機構160を有している。
ハンガプレート121は、乗場出入口104bの上部の昇降路壁100(図9に示す)に、乗場出入口104bの間口方向に沿って設けられている。ハンガレール122は、ハンガプレート121の下端部に、乗場出入口104bの間口方向に沿って設けられている。ハンガカバー123は、ハンガプレート121の一部を覆うようにハンガプレート121に取り付けられている。
第1高速側プーリ125及び第1低速側プーリ127は、ハンガプレート121における乗場出入口104bの間口方向一端部(図8の右端部)のハンガレール122の上方に、回転自在に取り付けられている。また、第1高速側プーリ125及び第1低速側プーリ127は、同一回転軸に配置されており、互いに一体となって回転する。
第2高速側プーリ126及び第2低速側プーリ128は、ハンガプレート121における乗場出入口104bの間口方向他端部(図8の左端部)に、回転自在に取り付けられている。また、第2高速側プーリ126及び第2低速側プーリ128は、同一回転軸に配置されており、互いに一体となって回転する。高速側ロープ130は、第1高速側プーリ125の外周面と第2高速側プーリ126の外周面とに無端状に巻き掛けられている。低速側ロープ131は、第1低速側プーリ127の外周面と、第2低速側プーリ128の外周面とに無端状に巻き掛けられている。
高速側ロープヒッチ132の上端部は、高速側ロープ130に固定されている。低速側ロープヒッチ133の上端部は、低速側ロープ131に固定されている。高速側ドアハンガ134及び低速側ドアハンガ135の上部には、それぞれ複数のハンガローラが回転自在に取り付けられている。また、高速側ドアハンガ134及び低速側ドアハンガ135は、ハンガローラを介して、ハンガレール122から吊り下げられている。
高速側ドアハンガ134及び低速側ドアハンガ135のハンガローラは、ハンガレール122上を転動可能になっている。高速側ドアハンガ134の上部には、高速側ロープヒッチ132の下端部が固定されており、高速側ドアハンガ134は、高速側ロープヒッチ132を介して高速側ロープ130に接続されている。低速側ドアハンガ135の上部には、低速側ロープヒッチ133の下端部が固定されており、低速側ドアハンガ135は、低速側ロープヒッチ133を介して低速側ロープ131に接続されている。
高速側ドアハンガ134の下部には、高速側乗場ドアパネル136の上端部が固定されている。低速側ドアハンガ135の下部には、低速側乗場ドアパネル137の上端部が固定されている。即ち、高速側乗場ドアパネル136及び低速側乗場ドアパネル137は、それぞれ高速側ドアハンガ134及び低速側ドアハンガ135を介して、ハンガレール122から吊り下げられている。高速側乗場ドアパネル136及び低速側乗場ドアパネル137の下端部は、乗場敷居109の敷居溝に挿入されており、高速側乗場ドアパネル136及び低速側乗場ドアパネル137の下端部の移動は、敷居溝によって案内される。
ここで、昇降路壁100におけるかご1の袖壁4aと対向する箇所の空間は、乗場側戸袋を形成している。この乗場側戸袋は、全開位置に配置されたときの高速側及び低速側乗場ドアパネル136,137の収納スペースである。
また、かごドア装置20の場合と同様に、第1及び第2高速側プーリ125,126の直径は、第1及び第2低速側プーリ127,128の直径の約2倍に設定されている。これにより、高速側乗場ドアパネル136の移動速度は、低速側乗場ドアパネル137の移動速度の約2倍となっている。また、高速側乗場ドアパネル136の移動距離は、低速側乗場ドアパネル137の移動距離の約2倍となっている。
乗場側係合機構140は、支持柱141、第1リンク支持金具142、第2リンク支持金具143、第1乗場側リンク部材144、第2乗場側リンク部材145、第3乗場側リンク部材146、複数のピン147A〜147E、及び乗場側係合部としての係合ローラユニット148を有している。支持柱141は、乗場敷居109とハンガプレート121との間を渡すように、鉛直方向に沿って配置されている。
第1リンク支持金具142は、L字状に折り曲げられており、L字第1面部142aとL字第2面部142bとを有している。L字第1面部142aは、支持柱141に取り付けられている。また、L字第1面部142aは、高速側及び低速側乗場ドアパネル136,137の2枚分の厚み寸法に対応するように、乗場出入口104bの奥行き方向のかご室4側(図8の左方)へ向けて突出している。L字第2面部142bは、L字第1面部142aの先端箇所(図8の左側の端)から、高速側及び低速側乗場ドアパネル136,137における乗場出入口104bの間口方向全閉位置側(図8の右方)へ向けて突出するように配置されている。
第2リンク支持金具143も、第1リンク支持金具142と同様に、L字状に折り曲げられており、L字第1面部143aとL字第2面部143bとを有している。L字第1面部143aは、低速側乗場ドアパネル137の開方向側の側端部に取り付けられている。また、L字第1面部143aは、高速側乗場ドアパネル136の厚み寸法に対応するように、乗場出入口104bの奥行き方向のかご室4側へ向けて突出している。L字第2面部143bは、L字第1面部143aの先端箇所(図8の左側の端)から、低速側乗場ドアパネル137の閉方向の端部(図8の左方)へ向けて突出するように配置されている。
第1乗場側リンク部材144、第2乗場側リンク部材145及び第3乗場側リンク部材146の長手方向両端部には、それぞれピン147A〜147Eの挿入用の取付孔(図示せず)が設けられている。第1乗場側リンク部材144の一端部は、ピン147Aによって、第1リンク支持金具142のL字第2面部142bの上端箇所に取り付けられている。第1乗場側リンク部材144は、ピン147Aを支点に回動可能になっている。
第2乗場側リンク部材145の一端部は、ピン147Bによって、第2リンク支持金具143のL字第2面部143bの先端箇所(図1,2の左端)に取り付けられている。第2乗場側リンク部材145は、ピン47Bを支点に回動可能になっている。第1乗場側リンク部材144の他端部と、第2乗場側リンク部材145の他端部とは、ピン147Cによって、互いに回動可能に接続されている。第3乗場側リンク部材146の一端部は、ピン147Dによって、第1リンク支持金具142のL字第2面部142bの下端箇所に取り付けられている。第3乗場側リンク部材146は、ピン147Dを支点に回動可能になっている。
係合ローラユニット148は、第1ローラ取付板149、第2ローラ取付板150、一対のドライブローラ151A,151B、及びピン153を有している。第1ローラ取付板149の上端部は、ピン147Cによって、第1乗場側リンク部材144及び第2乗場側リンク部材145の交点に回動可能に取り付けられている。第1ローラ取付板149の下端部は、ピン147Eによって、第3乗場側リンク部材146に回動可能に取り付けられている。
第2ローラ取付板150は、一端部及び他端部を有する直線状のT字第1辺部150aと、T字第1辺部150aの中央部から一方向へ突出するT字第2辺部150bとを含んでいる。T字第1辺部150aの中央部には、ピン153の挿入用の取付孔が設けられている。第2ローラ取付板150は、ピン153によって、第1ローラ取付板149に回動可能に取り付けられている。一対のドライブローラ151A,151Bは、それぞれT字第1辺部150aの一端部及び他端部に回転自在に取り付けられている。
T字第2辺部150bの先端部には、伝動部材としてのワイヤ155の一端部155aが接続されている。ワイヤ155の表面(両端部を除く)は、チューブ(例えばビニールチューブ等)によって被覆されている。ワイヤ155の一端部155aの近傍箇所は、ワイヤ固定部材156によって、第2ローラ取付板150に固定されている。ここで、第2ローラ取付板150は、ワイヤ155によって引張力が加えられており、乗場ドア装置120の閉鎖状態においてT字第1辺部150aが鉛直方向に対して傾くように配置されている。
ここで、第1乗場側リンク部材144、第2乗場側リンク部材145及び第3乗場側リンク部材146は、平行リンク機構である乗場側リンク機構を構成している。この乗場側リンク機構は、乗場側戸袋のうち乗場出入口104bの間口方向外側の箇所と、低速側乗場ドアパネル137との間を連結している。また、乗場側リンク機構は、高速側及び低速側乗場ドアパネル136,137の開閉移動範囲から乗場出入口104bの奥行き方向かご室4側にずらして配置されている。つまり、乗場側リンク機構は、高速側及び低速側乗場ドアパネル136,137の開閉移動範囲を避けるように配置されている。また、乗場側リンク機構は、高速側及び低速側乗場ドアパネル136,137の開閉移動に伴って、乗場出入口104bの間口方向へ向けて伸縮変形する。
また、乗場側リンク機構は、係合ローラユニット148を鉛直方向(図の上下方向)に沿う状態で保持するとともに、係合ローラユニット148を乗場側戸袋内で支持する。さらに、高速側及び低速側乗場ドアパネル136,137が全開位置に配置されているときには、第1及び第2乗場側リンク部材144,145は、互いに伸びた状態となる。このときに、係合ローラユニット148は、乗場側戸袋内で、低速側乗場ドアパネル137の開方向側の端部から、乗場出入口104bの間口方向の全開位置側に間隔をおいて配置された状態となる。
これに対して、高速側及び低速側乗場ドアパネル136,137が全開位置に配置されているときには、第1及び第2乗場側リンク部材144,145は、互いに逆V字状に折れた状態となる。このときに、係合ローラユニット148は、乗場側戸袋内で、高速側及び低速側乗場ドアパネル136,137と、乗場出入口104bの奥行き方向で重なった状態となる。
従って、係合ローラユニット148は、乗場側戸袋内で変位可能となっている。また、乗場側リンク機構によって、低速側乗場ドアパネル137と係合ローラユニット148との間は連結されており、低速側乗場ドアパネル137と係合ローラユニット148とは、互いに連動される。
錠機構160は、受け金161、掛け金162、第1レバー163、第2レバー164、複数のレバー取付部材166A,166B、及び複数のピン167A〜167Dを有している。受け金161は、ハンガプレート121に固定されている。また、受け金161の先端部は、鈎状に形成されている。
掛け金162の長さ方向一端部は、鈎状に形成されており、受け金161の先端部と係合可能になっている。ここで、受け金161と掛け金162とが係合することによって、錠機構160が施錠状態となる。また、受け金161と掛け金162との係合が解除することによって、錠機構160が解錠状態となる。掛け金162の長さ方向の他端部及び中央部には、それぞれピン167C,167Dの挿入用の取付孔が設けられている。掛け金162は、掛け金取付部材(図示せず)及びピン167Dを介して、高速側ドアハンガ134の上部に回動可能に取り付けられている。
第1レバー163の長さ方向の中央部及び一端部(図8の右端部)には、それぞれピン167A,167Bの挿入用の取付孔が設けられている。第1レバー163は、ピン167Aによって、高速側乗場ドアパネル136の上部に回動可能に取り付けられている。第1レバー163の長さ方向の中央部と他端部との間には、ワイヤ155の他端部155bが接続されている。ワイヤ155の他端部155bの近傍は、ワイヤ止め部材165によって、高速側乗場ドアパネル136の上部に固定されている。
第2レバー164は、レバー取付部材166A,166Bによって、高速側ドアハンガ134に取り付けられている。レバー取付部材166A,166Bの断面形状は、ハット状であり、第2レバー164は、レバー取付部材166A,166Bに案内されて鉛直方向へ向けて変位可能となっている。
また、第2レバー164の長さ方向(図の上下方向)の一端部及び他端部には、それぞれピン167B,167Cの挿入用の取付孔が設けられている。第2レバー164の長さ方向の一端部は、ピン167Bによって、第1レバー163の長さ方向の一端部に回動可能に接続されている。第2レバー164の長さ方向の他端部は、ピン167Cによって、掛け金162の長さ方向の他端部に接続されている。
ここで、例えば、ワイヤ155によって第1レバー163が引っ張られると、第1レバー163の長さ方向の他端部(図8の左端部)が下がるように第1レバー163が回動される。そして、その第1レバー163の回動に伴って第2レバー164が下方へ変位され、その変位に伴って、掛け金162がピン167を支点に(図8の時計回りに)回動される。
この結果、掛け金162が回動されることによって、掛け金162と受け金161との係合が解除される。即ち、錠機構160が解錠状態となる。なお、高速側乗場ドアパネル136の第1レバー163の一端部近傍の箇所には、保守作業の際に乗場側から第1レバー163を操作するための鍵穴136aが設けられている。
次に、動作について説明する。図9は、閉鎖状態のときのかごドア装置20及び乗場ドア装置120を示す平面図である。図10は、図9のX部を拡大して示す平面図である。図11は、図9の係合ベーンユニット48及び係合ローラユニット148と錠機構160とを示す正面図である。図12は、開放状態のときのかごドア装置20及び乗場ドア装置120の一部を示す平面図である。図13は、図12のXIII部を拡大して示す平面図である。なお、図11(a)は、錠機構160をかご1側から見た状態を示し、図11(b)は、係合ベーンユニット48及び係合ローラユニット148を乗場側から見た状態を示す。
まず、図9,10に示すように、ドライブローラ151Bが、第1ベーン形成部材49によって、かご出入口4b及び乗場出入口104bの間口方向の外側(図9,10の右側)に向けて押圧されると、第2ローラ取付板150が鉛直方向に対して回動され、ドライブローラ151Aの外周面が第2ベーン形成部材50と接触する。ここで、係合ローラユニット148の第2ローラ取付板150が回動することによって、ワイヤ155が引っ張られる。そして、ワイヤ155を介して、錠機構160における第1レバー163が回動され、第2レバー164を介して、掛け金162が回動されて、掛け金162と受け金161との係合が解除される。従って、錠機構160が解錠状態となる。
また、錠機構160が解錠状態となってから、ドライブローラ151A,151Bがかご出入口4b及び乗場出入口104bの間口方向の反外側に向けて押圧されると、姿勢制御用リンク部材46が回動される。そして、カム部46aのベーン閉鎖部46cが第2ベーン形成部材50の突出面部50bに当たると、第2ベーン形成部材50が第1ベーン形成部材49に対して回動される。この結果、ドライブローラ151A,151Bが第1ベーン形成部材49及び第2ベーン形成部材50によって挟み込まれ、係合ベーンユニット48及び係合ローラユニット148が互いに係合状態となり、互いに連動して変位される。
そして、低速側かごドアパネル37の開方向への移動に伴って、かご側リンク機構が縮むように変形し、その変形に伴って、係合ベーンユニット48がかご出入口4b及び乗場出入口104bの間口方向の外側へ変位される。これとともに、係合ローラユニット148がかご出入口4b及び乗場出入口104bの間口方向の外側へ変位される。そして、係合ローラユニット148の変位に追従するように、乗場側リンク機構が縮むように変形し、低速側乗場ドアパネル137が開方向へ移動される。
また、低速側乗場ドアパネル137が開方向への移動に伴って、各プーリ75〜78及び各ベルト80,81を介して、高速側乗場ドアパネル136に開閉駆動力が伝わり、低速側乗場ドアパネル137とともに高速側乗場ドアパネル136が開方向へ移動される。従って、高速側及び低速側かごドアパネル36,37の開閉移動に連動して、高速側及び低速側乗場ドアパネル136,137が開閉移動される。
ここで、全開位置に配置されているときの各ドアパネル36,37,136,137が閉方向へ移動する際の動作は、各部材の変位・回動・移動の向きが、各ドアパネル36,37,136,137が開方向へ移動する際の向きの反対となる。その他の動作については、各ドアパネル36,37,136,137が開方向へ移動する際の動作と同様である。
上記のようなエレベータドアの係合装置では、係合ベーンユニット48がかご側戸袋に設けられそのかご側戸袋内で変位可能であり、係合ローラユニット148が乗場側戸袋に設けられその乗場側戸袋内で変位可能である。この構成により、かご出入口幅及び乗場出入口幅内での係合用スペースを不要としつつ、建物のスペース効率の低下を抑えることができる。これとともに、乗場ドア装置120を開放させてかご1を昇降させた場合であっても、特許文献2に示すようなものとは異なり、係合ローラユニット148によってかご1の昇降が阻害されないことにより、乗客の救出作業や保守作業の円滑化を図ることができる。
また、かご敷居9と乗場敷居109との間の隙間が縮小されることにより、台車やワゴン等がかご敷居9と乗場敷居109との間の隙間を渡る際に、その台車やワゴン等の揺れを抑えることができる。これに加えて、かご敷居9と乗場敷居109との間を渡る際の乗客のつまずきの発生を低減させることができる。
さらに、低速側かごドアパネル37が開方向へ移動する際のかご側リンク機構の変形に応じて、第2ベーン形成部材50が、係合ベーンの断面コ字の先端部同士が接近するように回動し、第1ベーン形成部材49とともにドライブローラ151A,151Bを挟み込む。この構成により、かご1が乗場を通過する際には、係合ベーンユニット48と係合ローラユニット148との間にクリアランス(余裕幅)を確保することができる。一方、かごドア装置20及び乗場ドア装置120の開閉時には、ドライブローラ151A,151Bが第1及び第2係合ベーン形成部材49,50によって挟み込まれて、係合ベーンユニット48と係合ローラユニット148とがより強固に係合することによって、乗場ドア装置120に対するかごドア装置20の連動の追従性を向上させることができる(連動の遅れやずれの発生を抑えることができる)。
また、係合ベーンユニット48の変位に伴って第2ローラ取付板150が鉛直方向に対して回動することによって、錠機構160が解錠状態となる。この構成により、乗場ドア装置120が閉鎖状態から開放状態に切り替わる際の係合ローラユニット148の一連の変位によって、錠機構160を円滑に解錠することができる。
さらに、第2ローラ取付板150の回動がワイヤ155を介して錠機構160に伝動される。この構成により、係合ローラユニット148が錠機構160から離れた位置に配置され、かつ錠機構160から独立して係合ローラユニット148が変位する構成であっても、安定して錠機構160を解錠することができる。
実施の形態2.
実施の形態1では、かごドア装置20がそれぞれ高速側及び低速側かごドアパネル36,37を有し、乗場ドア装置120がそれぞれ高速側及び低速側乗場ドアパネル136,137を有していた。これに対して、実施の形態2では、かごドア装置220は、高速側、中速側及び低速側かごドアパネル236,237,238を有しており、乗場ドア装置320は、高速側、中速側及び低速側乗場ドアパネル336,337,338を有している。つまり、実施の形態1では、かごドア装置20及び乗場ドア装置120がそれぞれ2枚片開き式ドアであったが、実施の形態2では、かごドア装置220及び乗場ドア装置320がそれぞれ3枚片開き式ドアである。
図14は、この発明の実施の形態2によるかごドア装置の一部を示す正面図である。図15は、図14の高速側かごドアパネル234が全開位置に配置された状態を示す正面図である。図16は、図14の各かごドアパネル236〜238と各乗場ドアパネル336〜338とが全閉位置に配置された状態を示す平面図である。図17は、図14の各かごドアパネル236〜238と各乗場ドアパネル336〜338とが全開位置に配置された状態を示す平面図である。
ここで、図14〜図17に示す実施の形態2の各部材は、中速側かごドアパネル237、低速側かごドアパネル238、中速側乗場ドアパネル337、低速側乗場ドアパネル338及びピン247Fを除いて、実施の形態1の各部材に対応している。また、図14〜図17に示す実施の形態2の各部材の符号は、実施の形態1の各部材の符号に200を加算したものである。
さらに、実施の形態2のかごドア装置及び乗場ドア装置は、3枚片開き式ドアに対応するように、一対の中速用プーリ、中速用ベルト、及び中速側ドアパネル用のドアハンガを有している(いずれも図示せず)。また、中速用プーリの径は、低速用プーリの径の1.5倍に設定されており、高速用プーリの径は、低速用プーリの径の3倍に設定されている。
図14〜図17において、実施の形態2の第1リンク支持金具242のL字第一面部(実施の形態1のL字第1面部42aに相当する部分)は、高速側、中速側及び低速側かごドアパネル236,237,238の3枚分の厚み寸法に対応するように、かご出入口の奥行き方向外側へ突出している。
また、実施の形態2の第2リンク支持金具243のL字第1面部(実施の形態1のL字第1面部43aに相当する部分)は、中速側かごドアパネル237の開方向側の側端部(図14,15の右端部)に取り付けられている。なお、乗場側係合機構の第1及び第2リンク支持金具342,343についても、第1及び第2リンク支持金具242,243と同様の構成となっている。
さらに、実施の形態2の係合ベーンユニット248の第1ベーン形成部材249のL字第2辺部(実施の形態1におけるL字第2辺部49bに相当する部分)は、ピン247Eによって、第1かご側リンク部材244に取り付けられている。また、係合ベーンユニット248の第1ベーン形成部材249のL字第2辺部は、第1かご側リンク部材244における第2かご側リンク部材245との交点(ピン247Cの挿入箇所)よりもかご出入口の間口外側(図14の右側)にずらした位置に配置されている。従って、係合ベーンユニット248は、第1かご側リンク部材244における第2かご側リンク部材249との交点よりもかご出入口の間口方向外側にずらした位置に配置されている。
なお、係合ローラユニット348の第1ローラ取付板(実施の形態1の第1ローラ取付板149に相当する部材)も、係合ベーンユニット248と同様に、第1乗場側リンク部材344における第2乗場側リンク部材345との交点よりも、乗場出入口の間口方向外側にずらした位置に配置されている。従って、係合ローラユニット348は、第1乗場側リンク部材344における第2乗場側リンク部材345との交点よりも、乗場出入口の間口方向外側にずらした位置に配置されている。他の構成及び動作は、実施の形態1と同様である。
上記のようなエレベータドアの係合装置では、係合ベーンユニット248が第1かご側リンク部材244における第2かご側リンク部材249との交点よりも、かご出入口の間口方向外側にずらした位置に配置されている。また、係合ローラユニット348が第1乗場側リンク部材344における第2乗場側リンク部材345との交点よりも、乗場出入口の間口方向外側にずらした位置に配置されている。この構成により、実施の形態2のかご側戸袋及び乗場側戸袋におけるかご出入口及び乗場出入口の間口方向スペースが、実施の形態1のかご側戸袋及び乗場側戸袋のかご出入口及び乗場出入口間口方向スペースに比べて狭くなっているが、係合ベーンユニット248及び係合ローラユニット348のかご出入口及び乗場出入口の間口方向への移動距離(ストローク)を調整可能となる。この結果、係合ベーンユニット248及び係合ローラユニット348の動作範囲をそれぞれかご側戸袋及び乗場側戸袋内に収めることができる。つまり、かごドア装置及び乗場ドア装置が3枚片開き式ドアであっても、実施の形態1と同様の効果を得ることができる。
なお、実施の形態1,2では、この発明のエレベータドアの係合装置を片開き式のエレベータドアに適用した例について説明した。しかしながら、この発明のエレベータドアの係合装置は、両開き式(中央開き式)のエレベータドアにも適用できる。この場合、かご出入口及び乗場出入口の間口方向の一方に配置されたかごドアパネル及び乗場ドアパネルと、かご出入口及び乗場出入口の間口方向の他方に配置されたかごドアパネル及び乗場ドアパネルとのそれぞれに、係合部及びリンク機構を設けてもよい。また、かご出入口及び乗場出入口の間口方向の一方に配置されたかごドアパネル及び乗場ドアパネルのみに係合部及びリンク機構を設けて、その連動機構を介して、かご出入口及び乗場出入口の間口方向の他方のかごドアパネル及び乗場ドアパネルに開閉駆動力を加えてもよい。
さらに、実施の形態1では、2枚のドアパネルを用いた例を示し、実施の形態2では3枚のドアパネルを用いた例を示した。しかしながら、ドアパネルの枚数は、この例に限定するものではなく、1枚又は4枚以上であってもよい。例えば、4枚片開き式ドアや4枚両開き式ドアにこの発明のエレベータドアの係合装置を適用してもよい。
この発明の実施の形態1によるエレベータのかごを示す斜視図である。 図1の閉鎖状態のかごドア装置を示す正面図である。 図1の開放状態のかごドア装置を示す正面図である。 図1のかごドア装置が閉鎖状態のときのかご側係合機構を示す正面図である。 図4のV部を拡大して示す正面図である。 図1のかごドア装置が開放状態のときのかご側係合機構を示す正面図である。 図6のVII部を拡大して示す正面図である。 乗場ドア装置を示す斜視図である。 閉鎖状態のときのかごドア装置及び乗場ドア装置を示す平面図である。 図9のX部を拡大して示す平面図である。 図9の係合ベーンユニット及び係合ローラユニットと錠機構とを示す正面図である。 開放状態のときのかごドア装置及び乗場ドア装置の一部を示す平面図である。 図12のXIII部を拡大して示す平面図である。 この発明の実施の形態2によるかごドア装置の一部を示す正面図である。 図14の高速側かごドアパネルが全開位置に配置された状態を示す正面図である。 図14の各かごドアパネルと各乗場ドアパネルとが全閉位置に配置された状態を示す平面図である。 図14の各かごドアパネルと各乗場ドアパネルとが全開位置に配置された状態を示す平面図である。
符号の説明
4b かご出入口、20,220 かごドア装置、36 高速側かごドアパネル、37 低速側かごドアパネル、40 かご側係合機構、44,244 第1かご側リンク部材、45,245 第2かご側リンク部材、46,246 姿勢制御用リンク部材、48,248 係合ベーンユニット(かご側係合部)、49 第1ベーン形成部材、50 第2ベーン形成部材、104b 乗場出入口、120,320 乗場ドア装置、136 高速側乗場ドアパネル、137 低速側乗場ドアパネル、140 乗場側係合機構、144,344 第1乗場側リンク部材、145,345 第2乗場側リンク部材、146 第3乗場側リンク部材、148,348 係合ローラユニット、151A,151B ドライブローラ、155 ワイヤ(伝動部材)、160 錠機構、236 高速側かごドアパネル、237 中速側かごドアパネル、238 低速側かごドアパネル、336 高速側乗場ドアパネル、337 中速側乗場ドアパネル、338 低速側乗場ドアパネル。

Claims (5)

  1. かご出入口を開閉するかごドア装置のかごドアパネルと、乗場出入口を開閉する乗場ドア装置の乗場ドアパネルとを同期して開閉移動させるためのエレベータドアの係合装置であって、
    前記かごドア装置が開放状態のときの前記かごドアパネルの収納スペースであるかご側戸袋に設けられ、前記かごドアパネルの移動範囲を避けるように前記かご側戸袋内で変位可能なかご側係合部、
    前記かごドアパネルと前記かご側係合部との間を連結し、前記かごドアパネルと前記かご側係合部とを連動させるかご側リンク機構、
    前記乗場ドア装置が開放状態のときの前記乗場ドアパネルの収納スペースである乗場側戸袋に設けられ、前記乗場側戸袋内で前記乗場ドアパネルの移動範囲を避けるように変位可能であり、前記かご側係合部と係合されることによって前記かご側係合部の変位とともに変位される乗場側係合部、及び
    前記乗場ドアパネルと前記乗場側係合部との間を連結し、前記乗場ドアパネルと前記乗場側係合部とを連動させる乗場側リンク機構
    を備えることを特徴とするエレベータドアの係合装置。
  2. 前記かご側係合部は、
    断面L字状の第1ベーン形成部材、及び
    前記第1ベーン形成部材とともに断面コ字状の係合ベーンを形成するように前記第1ベーン形成部材に接続され、前記係合ベーンの断面コ字の先端部同士が接近・開離するように前記第1ベーン形成部材に対して回動可能な第2ベーン形成部材
    を有し、鉛直方向に沿って配置された係合ベーンユニットであり、
    前記乗場側係合部は、前記係合ベーンの断面コ字の内面に沿って回転可能なドライブローラを有するローラユニットであり、
    前記第2ベーン形成部材は、前記かごドアパネルが開方向へ移動した際に前記かご側リンク機構が変形したことに応じて、前記係合ベーンの断面コ字の先端部同士が接近するように回動し、前記第1ベーン形成部材とともに前記ドライブローラを挟み込む
    ことを特徴とする請求項1記載のエレベータドアの係合装置。
  3. 前記乗場側係合部は、前記乗場ドアパネルに対して回動可能となっており、かつ前記乗場ドア装置の錠機構に伝動部材を介して接続されており、前記かご側係合部の変位に伴って回動することによって、前記錠機構を施錠状態から解錠状態に切り換える
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のエレベータドアの係合装置。
  4. 前記伝動部材は、チューブによって被覆されたワイヤである
    ことを特徴とする請求項3記載のエレベータドアの係合装置。
  5. 前記かご側リンク機構は、
    一端部が前記かご側戸袋における前記かご出入口の間口方向外側の箇所に設けられ、その一端部を支点に回動可能な第1かご側リンク部材、及び
    一端部が前記かごドアパネルに回動可能に接続され、他端部が前記第1かご側リンク部材の他端部に回動可能に接続された第2かご側リンク部材
    を有しており、
    前記かご側係合部は、前記第1かご側リンク部材における前記第2かご側リンク部材との交点よりも前記かご出入口の間口方向外側にずらした位置に配置されており、
    前記乗場側リンク機構は、
    一端部が前記乗場側戸袋における前記乗場出入口の間口方向外側の箇所に設けられ、その一端部を支点に回動可能な第1乗場側リンク部材と、
    一端部が前記乗場ドアパネルに回動可能に接続され、他端部が前記第1乗場側リンク部材の他端部に回動可能に接続された第2乗場側リンク部材と
    を有しており、
    前記乗場側係合部は、前記第1乗場側リンク部材における前記第2乗場側リンク部材との交点よりも前記乗場出入口の間口方向外側にずらした位置に配置されている
    ことを特徴とする請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載のエレベータドアの係合装置。
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