JP3925972B2 - エレベーターのドアー装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、出入口を引き戸により開閉するエレベーターのドアー装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
図7〜図12は、例えば実開昭59−128878号公報に示された従来のエレベーターのドアー装置を説明する図で、図7はエレベーター装置の横断平面図、図8は図7に示された乗場ドアー装置の背面図、図9は図7のかごドアー装置において引き戸が全開した状態を示す正面図、図10は図9の引き戸の吊り手箇所の拡大斜視図、図11は図7のドアー装置における不具合状況を説明する図9相当図、図12は図7のドアー装置における他の不具合状況を説明する図9相当図である。
【0003】
図において、1は昇降路、2は昇降路1に互いに離れて設けられた乗場、3は乗場を形成する乗場出入口、4は乗場出入口3を開閉する乗場ドアー装置で、ハンガーケース5、ハンガーケース5に設けられたレールからなる上部案内部材6、敷居からなる下部案内部材7、上部案内部材6と下部案内部材7を連結する柱8、二枚戸片開き形式の引き戸9、引き戸9の上縁部に締結されて上部案内部材6を転動するローラを有する吊り手10及び引き戸9の下縁部に装着されて下部案内部材7に移動可能に係合した戸の脚11によって構成されている。
【0004】
12はつり合おもりで、乗場ドアー装置4の戸袋側の昇降路1壁に沿って配置され、昇降路1に立設されたつり合おもり用レール13に案内されて昇降する。14はかごで、乗場出入口3に対応するかご出入口15が設けられ、昇降路1に立設されたかご用レール16に案内されて昇降する。
【0005】
17はかご出入口15を開閉するかごドアー装置で、かご出入口15上縁部に水平に設けられたレールからなる上部案内部材18、かごの敷居からなる下部案内部材19、二枚戸片開き形式の引き戸20、引き戸20の上縁部に締結されて上部案内部材18を転動するローラを有する吊り手21及び引き戸20の下縁部に装着されて下部案内部材19に移動可能に係合した戸の脚22によって構成されて、戸袋側が乗場ドアー装置4とこれに対向したつり合おもり用レール13との間に配置されている。
【0006】
従来のエレベーターのドアー装置は上記のように構成され、かご14が適宜な乗場2に対向すると、かご14の引き戸20と乗場2の引き戸9が係合される。そして、かご14の引き戸20が付勢されることによって、かご14の引き戸20と乗場2の引き戸9が一緒に開閉動作するようになっている。また、かご14の引き戸20が全開位置に配置された状態で、図9に示すように全ての吊り手21のローラ及び戸の脚22について、対応した上部案内部材18又は下部案内部材19との係合が保持されるようになっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
上記のような従来のエレベーターのドアー装置において、昇降路1が狭隘であること等の理由によって、かごドアー装置17の上部案内部材18、下部案内部材19の戸袋側縁部が、配置上で水平投影面においてつり合おもり用レール13のブラケット等の固定物と重合することがある。このような状態である場合には、かご14を昇降させることができず、エレベーターが設置不能になる。また、乗場ドアー装置4の戸袋側の柱8が昇降路1隅部の突出物に当たることがあって、エレベーターが設置不能になるという問題点があった。
【0008】
なお、昇降路1側の固定物を避けて上部案内部材18、下部案内部材19等を設けるため、これらの案内部材の戸袋側の端末をかご14の引き戸20等の全開位置における引き戸幅の中間位置に配置するように構成することが考えられる。しかし、図11に示す状態では吊り手21の戸袋側ローラと、戸袋側の戸の脚22が案内部材から逸脱する不具合がある。また、図12に示す状態では案内部材に係合した吊り手21のローラ、戸の脚22の相互間隔が狭くなる。このため、かご14の引き戸20の開閉動作が不安定になる。
【0009】
この発明は、かかる問題点を解消するためになされたものであり、狭隘な昇降路に容易に設置できて、引き戸の開閉動作を正常に案内することができるエレベーターのドアー装置を得ることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
この発明に係るエレベーターのドアー装置においては、水平方向に動作して出入口を開閉する引き戸と、長手が水平方向に配置されて上記出入口の上縁部に設けられて戸袋側の端末が全開位置における上記引き戸の戸幅の中間位置に配置された上部案内部材と、長手が水平方向に配置されて上記出入口の下縁部に設けられて戸袋側の端末が全開位置における上記引き戸の戸幅の中間位置に配置された下部案内部材と、上記引き戸の上縁部に設けられ長手が上記引き戸の幅寸法に対応した長さに形成されると共に、上記上部案内部材の長手に沿う方向に摺動可能に構成されて上記上部案内部材に係合され、上記引き戸が全開位置に移動したときに上記上部案内部材の戸袋側の端末から突出した位置に配置される上部案内体と、上記引き戸の下縁部に設けられ長手が上記引き戸の幅寸法に対応した長さに形成されると共に、上記下部案内部材に移動可能に係合され、上記引き戸が全開位置に移動したときに上記下部案内部材の戸袋側の端末から突出した位置に配置される下部案内体とが設けられる。
【0011】
また、この発明に係るエレベーターのドアー装置においては、上部案内体が、上部案内部材の上縁部及び下縁部にそれぞれ対向して配置された二片の案内子により構成されて引き戸の上縁部材に締結され、横断面における一側面に開口部が形成されて、この側面から引退して奥側に開口部幅よりも広い拡幅部が形成されて上部案内部材に係合する構造に構成される。
【0012】
また、この発明に係るエレベーターのドアー装置においては、上部案内体が無給油タイプの含油性材料によって製作される。
【0013】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
図1〜図5は、この発明の実施の形態の一例を示す図で、図1はエレベーター装置の横断平面図、図2は図1のA−A線断面図、図3は図1のかごドアー装置において引き戸が全開した状態を示す正面図、図4は図3のB−B線断面拡大図、図5は図3の引き戸の吊り手箇所の拡大斜視図である。図において、1は昇降路、2は昇降路1に互いに離れて設けられた乗場、3は乗場を形成する乗場出入口である。
【0014】
4は乗場出入口3を開閉する乗場ドアー装置で、乗場出入口3の上縁部に設けられたレールからなる上部案内部材23、乗場出入口3の下縁部に設けられた敷居からなる下部案内部材24、二枚戸片開き形式の引き戸9、詳細は後述するが引き戸9の上縁部に吊り手10を介して装着されて上部案内部材23に摺動可能に構成されて係合された上部案内体25及び詳細は後述するが引き戸9の下縁部に装着されて下部案内部材24に移動可能に係合した戸の脚からなる下部案内体26によって構成されている。
【0015】
なお、上部案内部材23及び下部案内部材24の戸袋側の端末は、全開位置における引き戸9の戸幅の中間位置に配置される。また、上部案内体25は、無給油タイプの含油性合成樹脂等によって製作され、横断面における一側面に開口部251が設けられて、この側面から引退して奥側に開口部251幅よりも広い拡幅部252が形成され、上部案内部材23の長手に沿う方向に摺動可能に構成されて拡幅部252により上部案内部材23に係合され、長手が引き戸9の幅寸法に対応した長さに形成されている。
【0016】
また、下部案内体26は、下部案内部材24の案内溝に移動可能に嵌合されて係合され、長手が引き戸9の幅寸法に対応した長さに形成されている。
12はつり合おもりで、乗場ドアー装置4の戸袋側の昇降路1壁に沿って配置され、昇降路1に立設されて後述するブラケットにより支持されたつり合おもり用レール13に案内されて昇降する。
【0017】
27はブラケットで、乗場出入口3が設けられた昇降路1の壁及びこの壁に対面した昇降路1の壁からそれぞれ突設されて昇降路1の高さ方向に互いに離れ、かつ乗場出入口3から上下方向に離れて配置されて、つり合おもり用レール13を支持する。14はかごで、乗場出入口3に対応するかご出入口15が設けられ、昇降路1に立設されたかご用レール16に案内されて昇降する。
【0018】
17はかご出入口15を開閉するかごドアー装置で、かご出入口15上縁部に水平に設けられたレールからなる前述と同様な上部案内部材23、かごの敷居からなる前述と同様な下部案内部材24、二枚戸片開き形式の引き戸20、引き戸20の上縁部に設けられた吊り手21を介して装着されて対応した上部案内部材23に係合した前述と同様な上部案内体25及び引き戸20の下縁部に装着されて下部案内部材24に係合した前述と同様な下部案内体26によって構成されて、戸袋側が乗場ドアー装置4とこれに対向したつり合おもり用レール13の間に配置されている。
【0019】
上記のように構成されたエレベーターのドアー装置において、かご14が適宜な乗場2に対向するとかご14の引き戸20と乗場2の引き戸9が係合される。そして、かご14の引き戸20が付勢されることによって、かご14の引き戸20と乗場2の引き戸9が一緒に開閉動作するようになっている。また、乗場2の引き戸9及びかご14の引き戸20が全開位置に配置された状態で、上部案内部材23及び下部案内部材24の戸袋側端末は、引き戸9,20の全開位置における戸袋側縁部よりも引退した位置に配置される。
【0020】
したがって、引き戸9,20の全開時に水平投影面において、つり合おもり用レール13のブラケット27と引き戸9,20の戸袋側縁部が重合する状態であっても、戸閉時にはブラケット27と上部案内部材23及び下部案内部材24の戸袋側端末との間に空隙が形成される。このため、狭い間口の昇降路1にかご14及びつり合おもり12を図1に示すように配置しても、引き戸20が戸閉したかご14を正常に昇降させることができる。
【0021】
また、前述の図8における乗場ドアー装置4の戸袋側の柱8がなく、乗場ドアー装置4の戸袋側における突出物が全開した乗場2の引き戸9の戸袋側縁部である。このため、少なくとも戸袋側の柱8の相当寸法について、昇降路1隅部の突出物があっても容易に乗場ドアー装置4を設置することができる。したがって、狭隘な昇降路1に容易に設置できるエレベーターのドアー装置を得ることができる。
【0022】
また、引き戸9,20の全開時には上部案内部材23及び下部案内部材24の戸袋側端末から上部案内体25及び下部案内体26が突出して配置される。しかし、引き戸9,20の開閉行程の大部分において上部案内体25及び下部案内体26の長手の全体が、上部案内部材23及び下部案内部材24にそれぞれ案内される。このため、引き戸9,20の開閉動作を安定よく、また静粛に正常状態で案内することができる。
【0023】
また、上部案内部材23及び下部案内部材24の戸袋側の端末が、全開位置における引き戸9,20の戸幅の中間位置に配置されるので、上部案内部材23及び下部案内部材24の全長が短くなる。また、前述の図8における乗場ドアー装置4の戸袋側の柱8が省略されることによりエレベーターのドアー装置の製作費を低減することができる。また、上部案内体25が無給油タイプの含油合成樹脂等によって製作されて上部案内部材23に面接触して摺動するので、引き戸9,20の開閉移動を円滑化、静粛化することができる。
【0024】
実施の形態2.
図6は、この発明の他の実施の形態の一例を示す図で、前述の図4相当図である。図において、図1〜図5と同符号は相当部分を示し、25は上部案内体で、無給油タイプの含油性合成樹脂等によって製作されて上部案内部材23の上縁部及び下縁部にそれぞれ対向して二片の案内子28が配置されて、横断面における一側面に開口部251が設けられて、この側面から引退して奥側に開口部251幅よりも広い拡幅部252が形成される。
【0025】
そして、吊り手10,21の延長部分に案内子28がそれぞれボルト29によって締結され、二片の案内子28からなる上部案内体25は上部案内部材23の長手に沿う方向に摺動可能に構成されて拡幅部252により上部案内部材23に係合され、長手が引き戸9の幅寸法に対応した長さに形成されている。
【0026】
上記のような構成による上部案内体25が設けられたエレベーターのドアー装置においても、乗場2の引き戸9及びかご14の引き戸20が全開位置に配置された状態で、上部案内部材23及び下部案内部材24の戸袋側端末は、引き戸9,20の全開位置における戸袋側縁部よりも引退した位置に配置される。
【0027】
また、引き戸9,20の全開時には上部案内部材23及び下部案内部材24の戸袋側端末から上部案内体25及び下部案内体26が突出して配置されるものの、引き戸9,20の開閉行程の大部分において上部案内体25及び下部案内体26の長手の全体が、上部案内部材23及び下部案内部材24にそれぞれ案内される。したがって、詳細な説明を省略するが図6の実施の形態においても、図1〜図5の実施の形態と同様な作用が得られる。
【0028】
また、図6の実施の形態において、上部案内体25が吊り手10,21の延長部分にボルト29によって締結された二片の案内子28によって構成されている。このため、エレベーターの保守作業時に案内子28の締結を解除することにより、容易に引き戸9,20を取り外すことができ、また損耗時に案内子28をボルト29を介して容易に交換することができる。したがって、保守作業を能率化することができる。
【0029】
なお、図1〜図5の実施の形態及び図6の実施の形態において、上部案内部材23を無給油タイプの含油合成樹脂等によって製作し、また上部案内体25を鋼材等の金属材料によって製作する。このように構成されたエレベーターのドアー装置であっても、図1〜図5の実施の形態又は図6の実施の形態と同様な作用を得ることができる。
【0030】
【発明の効果】
この発明は以上説明したように、水平方向に動作して出入口を開閉する引き戸と、長手が水平方向に配置されて上記出入口の上縁部に設けられて戸袋側の端末が全開位置における上記引き戸の戸幅の中間位置に配置された上部案内部材と、長手が水平方向に配置されて上記出入口の下縁部に設けられて戸袋側の端末が全開位置における上記引き戸の戸幅の中間位置に配置された下部案内部材と、上記引き戸の上縁部に設けられ長手が上記引き戸の幅寸法に対応した長さに形成されると共に、上記上部案内部材の長手に沿う方向に摺動可能に構成されて上記上部案内部材に係合され、上記引き戸が全開位置に移動したときに上記上部案内部材の戸袋側の端末から突出した位置に配置される上部案内体と、上記引き戸の下縁部に設けられ長手が上記引き戸の幅寸法に対応した長さに形成されると共に、上記下部案内部材に移動可能に係合され、上記引き戸が全開位置に移動したときに上記下部案内部材の戸袋側の端末から突出した位置に配置される下部案内体とを設けたものである。
【0031】
これによって、引き戸が全開位置に配置された状態で、上部案内部材及び下部案内部材の戸袋側端末は、引き戸全開位置における戸袋側縁部よりも引退した位置に配置される。したがって、引き戸の全開時に水平投影面において、つり合おもり用レールのブラケット等の昇降路の固定物と引き戸の戸袋側縁部が重合する状態であっても、戸閉時には昇降路の固定物と上部案内部材及び下部案内部材の戸袋側端末との間に空隙が形成される。このため、狭い間口の昇降路にかご及びつり合おもりを配置しても、引き戸が戸閉したかごを正常に昇降させることができる。
【0032】
また、乗場ドアー装置の戸袋側に柱がなく、乗場ドアー装置の戸袋側の突出物が全開した乗場の引き戸の戸袋側縁部であるので、少なくとも戸袋側の柱の相当寸法について、昇降路隅部の突出物があっても容易に乗場ドアー装置を設置することができる。したがって、狭隘な昇降路に対するエレベーターのドアー装置の設置を容易化する効果がある。
【0033】
また、引き戸の全開時には上部案内部材及び下部案内部材の戸袋側端末から上部案内体及び下部案内体が突出して配置される。しかし、引き戸の開閉行程の大部分において案内部の長手の全体が、上部案内部材及び下部案内部材にそれぞれ案内される。したがって、引き戸の開閉動作を安定よく、また静粛に正常状態で案内する効果がある。
【0034】
また、この発明は以上説明したように、上部案内体を、上部案内部材の上縁部及び下縁部にそれぞれ対向して配置された二片の案内子によって構成して引き戸の上縁部材に締結し、横断面における一側面に開口部が形成されて、この側面から引退して奥側に開口部幅よりも広い拡幅部が形成されて上部案内部材に係合した構造に構成したものである。
【0035】
そして、上部案内体が二片の案内子によって構成されて引き戸の上縁部材に締結されている。このため、エレベーターの保守作業時に案内子の締結を解除することにより、容易に引き戸を取り外すことができ、また損耗時に締結を解除することにより案内子を容易に交換することができる。したがって、保守作業を能率化する効果がある。
【0036】
また、この発明は以上説明したように、上部案内体を無給油タイプの含油性材料によって製作したものである。
【0037】
そして、上部案内体が無給油タイプの含油合成樹脂等によって製作されて上部案内部材に面接触して摺動する。このため、引き戸の開閉移動を円滑化、静粛化する効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1を示す図で、エレベーター装置の横断平面図。
【図2】 図1のA−A線断面図。
【図3】 図1のかごドアー装置において引き戸が全開した状態を示す正面図。
【図4】 図3のB−B線断面拡大図。
【図5】 図3の引き戸の吊り手箇所の拡大斜視図。
【図6】 この発明の実施の形態2を示す図で、前述の図4相当図。
【図7】 従来のエレベーターのドアー装置を説明する図で、エレベーター装置の横断平面図。
【図8】 図7の乗場ドアー装置の背面図。
【図9】 図7のかごドアー装置において引き戸が全開した状態を示す正面図。
【図10】 図9の引き戸の吊り手箇所の拡大斜視図。
【図11】 図7のドアー装置における不具合状況を説明する図9相当図。
【図12】 図7のドアー装置における他の不具合状況を説明する図9相当図。
【符号の説明】
3 出入口、9 引き戸、15 出入口、20 引き戸、23 上部案内部材、24 下部案内部材、25 上部案内体、251 開口部、252 拡幅部、26 下部案内体、28 案内子。
Claims (3)
- 水平方向に動作して出入口を開閉する引き戸と、長手が水平方向に配置されて上記出入口の上縁部に設けられて戸袋側の端末が全開位置における上記引き戸の戸幅の中間位置に配置された上部案内部材と、長手が水平方向に配置されて上記出入口の下縁部に設けられて戸袋側の端末が全開位置における上記引き戸の戸幅の中間位置に配置された下部案内部材と、上記引き戸の上縁部に設けられ長手が上記引き戸の幅寸法に対応した長さに形成されると共に、上記上部案内部材の長手に沿う方向に摺動可能に構成されて上記上部案内部材に係合され、上記引き戸が全開位置に移動したときに上記上部案内部材の戸袋側の端末から突出した位置に配置される上部案内体と、上記引き戸の下縁部に設けられ長手が上記引き戸の幅寸法に対応した長さに形成されると共に、上記下部案内部材に移動可能に係合され、上記引き戸が全開位置に移動したときに上記下部案内部材の戸袋側の端末から突出した位置に配置される下部案内体とを備えたエレベーターのドアー装置。
- 上部案内体を、上部案内部材の上縁部及び下縁部にそれぞれ対向して配置された二片の案内子により構成して引き戸の上縁部材に締結し、横断面における一側面に開口部が形成されて、この側面から引退して奥側に開口部幅よりも広い拡幅部が形成されて上記上部案内部材に係合する構造に構成したことを特徴とする請求項1記載のエレベーターのドアー装置。
- 上部案内体を、無給油タイプの含油性材料によって製作されたものとしたことを特徴とする請求項1及び請求項2のいずれか一つに記載のエレベーターのドアー装置。
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