JP2010093559A - マイクロホンホルダー - Google Patents

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Abstract

【課題】マイクロホンの角度(向き)を変えるのに、騒音発生の少ないマイクロホンホルダーを提供する。
【解決手段】湾曲アーム状の先端部を押し開きつつホルダーベース7の狭持部71に嵌め込み可能な回転軸81を有している。マイクホルダ8の回転軸81には、その外周面の異なる角度位置に、滑らかな複数の凹部81a(凹凸)が形成されている。回転軸81の狭持部71への嵌め込みにより、狭持部71の突起71aが回転軸81の凹部81aに嵌まり込み安定する。マイクホルダ8の回転操作による角度変更は、狭持部71の突起71aと回転軸81の凹部81aとの間の摺動により、滑らかに行われるので、騒音発生を大幅に軽減できる。使用者は、マイクホルダ8の回転操作のみで、マイクロホンの集音方向(角度)を容易に変えることができる。
【選択図】図3

Description

本発明は、円筒型コンデンサーマイクロホンなどの小型マイクを、着用した衣服の胸元やネクタイなどに取り付けて使用するのに好適なマイクロホンホルダーの改良に関する。
講演や会議などの場においては、しばしば小型マイク(マイクロホン)を組み入れたマイクロホンホルダーが、出演者の衣服やネクタイなど、胸元にクリップ(clip)止めして使用される。
クリップ止め可能なマイクロホンは、ピンマイクロホンとも称され、これを装着した出演者などは、コードレスで送話できる。(例えば、特許文献1参照)。
マイクロホンを取り付けたマイクロホンホルダーは、使用者(出演者)がコードレスで送話できるので大変便利ではあるが、クリップ止めしたとき、マイクロホンの集音方向が使用者の口元に向いていないと良好に送話されないことになる。この不具合は、指向性マイクロホンの場合はもとより、無指向性マイクロホンの場合であっても高音域についていえることである。
使用者が、マイクロホンホルダーを衣服の胸元などに取り付けるとき、多くの場合、使用者が着用する服装などは、その時々によってまた使用者の好みによって個々に異なるものであるから、マイクロホンホルダーの衣服などへの装着場所ないしは装着位置を特定することは困難である。
また、使用者が、マイクロホンの向き(集音方向)を定め、位置決めを行って、マイクロホンホルダーを一旦は衣服の胸元などにクリップ止めしたとしても、実際に使用を始めるときには、必ずしも使用者の口元に集音方向が向いていないということもある。
また、クリップ止めの対象となる衣服などの縁の形状も種々雑多であるから、マイクロホンホルダーの向きとそれに取り付けられたマイクロホンの向きとが固定された状態では、クリップの位置決めは簡単ではない。また、使用している間に、クリップ止めが位置ずれしたり外れたりすることもある。
そこで、マイクロホンとクリップとの間の角度位置関係を適宜変更できるように、マイクロホンを取り付けるマイク保持部とクリップとの間にホルダーベースを設け、ホルダーベースとマイク保持部との間の角度位置関係を変えることができるようにしたマイクロホンホルダーがある。
図12、図13は、上記マイクロホンホルダーの従来例を示す。図12、図13に示すように、小型のマイクロホン1は、U字状で弾性を有してマイクロホン1を捕捉するマイク保持部2に装着され、そのマイク保持部2は、板状のホルダーベース3に連結されている。ホルダーベース3は小さなボルト4aによりクリップ4にねじ止め固定されている。
クリップ4は、タイピン型をなしていて、ばね4bのばね圧を利用することにより、使用者は着用した衣服などの縁に着脱することができる。
マイク保持部2とホルダーベース3との組み合わせ構造を、図12のA−A矢視断面図である図14を参照して説明する。
図14に示したように、マイク保持部2とホルダーベース3とは、マイク保持部2の回転中心軸(Z)方向に、シャフト(回転軸)5aを貫通させたボルト状の遊挿連結金具5を介して連結されている。シャフト5aのマイク保持部2側には、マイク保持部2との間にスプリング6が嵌め込まれている。スプリング6は、圧縮されることにより、マイク保持部2をホルダーベース3に押し込む方向に常時付勢している。
従って、スプリング6に抗して、マイク保持部2を矢印Y1方向に引き出すことにより、マイク保持部2をホルダーベース3から引き離すことができる。なお、マイク保持部2は弾性を有してU字状に形成されているので、マイクロホン1は、矢印Y2方向への押し込み操作によりマイク保持部2に装着される。
図14のB−B矢視断面図である図15に示すように、ホルダーベース3の正面側には、挿入されたシャフト5aの外側方向に向けて、放射状に45度間隔で8個の凹部3aが形成されている。
また図14のC−C矢視断面図である図16に示すように、マイク保持部2の背面側には、ホルダーベース3の凹部3aに対応するように、回転中心軸Zの周囲に放射状に、90度間隔で4個の凸部2aが形成されている。
従って、スプリング6により、マイク保持部2とホルダーベース3とは、マイク保持部2の凸部2aがホルダーベース3の凹部3aに嵌り込んだ状態で連結される。なお、図14において、符号dはマイク保持部2の凸部2aの高さを示している。
使用者が、マイク保持部2にマイクロホン1を装着した状態又は取り外した状態で、マイク保持部2のホルダーベース3(ないしはクリップ4)に対する相対角度(向き)を変えようとするときは、スプリング6は圧縮方向に付勢されているから、図17に示したように、スプリング6に抗して、マイク保持部2を凸部2aの高さdを超えて、矢印Y1方向引き出し、マイク保持部2の凸部2のホルダーベース3の凹部3aへの嵌め込みを解除する。
次に、使用者は、ホルダ2の凸部2のホルダーベース3の凹部3aに対する嵌め込みが解除された状態で、マイク保持部2を回転中心軸(Z)の廻りに(図17の矢印R方向に)回転させ、新たな角度位置で、マイク保持部2の凸部2aをホルダーベース3の凹部3aに合わせ、スプリング6の弾力により嵌めこみ連結する。
図18は、図12に示したマイク保持部2の角度位置から、図において左方向(反時計方向)に45度回転させて連結させた状態を示す。このときのマイク保持部2とホルダーベース3との連結状態の断面図を図19、図20にそれぞれ示している。なお図19及び図20は、図15及び図16にそれぞれ対応したものである。
特開2003−199182号公報
上記のように、従来のマイクロホンホルダーは、マイクロホン1あるいはマイクロホン1を取着したマイク保持部2と、マイク保持部2に連結されたホルダーベース3(あるいはクリップ4)との間の相対的な角度位置関係を変えるには、スプリング6に抗してマイク保持部2をホルダーベース3から引き離し、マイク保持部2を回転軸廻りに回転させて、新たにマイク保持部2の凸部2aをホルダーベース3の凹部3aに嵌め込ませるものであった。
従って、上記従来のマイクロホンホルダーは、マイク保持部2とホルダーベース3との連結に、スプリング6を嵌め込んだ遊挿連結金具5を有していて構造が複雑な上、使用者は、スプリング6に抗してマイク保持部2をホルダーベース3からの引き離し操作と、マイク保持部2の回転操作とを必要とした。
また、スプリング6の弾性力を利用して,マイク保持部2の凸部2aをホルダーベース3の凹部3aに落とし込み、嵌め込み連結させる構成であったので、マイク保持部2とホルダーベース3との間で大きな衝突音ないしは突部2aと凹部3aとの嵌まり合いによるクリック音が発生し、これらの音をマイクロホン1が拾って大きな騒音となるので改善が要望されている。
そこで本発明は、簡単な構成により、マイク保持部(マイクロホン)とホルダーベース(クリップ)との間の相対的な角度位置関係を容易に変えることができ、かつ騒音発生の少ないマイクロホンホルダーを提供することを目的とする。
第1の本発明は、板状のホルダーベースが固定されたクリップと、前記ホルダーベースに連結されマイクロホンを装着可能なマイク保持部とを具備するマイクロホンホルダーにおいて、上記ホルダーベースは、先端部の各対向面にそれぞれ突起を設けた湾曲アーム状の狭持部を有し、上記マイク保持部は、上記湾曲アーム状の先端部を押し開きつつ上記ホルダーベースの狭持部に嵌め込み可能な回転軸を備え、上記回転軸は、異なる回転角度位置で、上記狭持部の突起に嵌まり込ことができる複数の凹部を外周面に有することを特徴とする。
第2の本発明は、板状のホルダーベースが固定されたクリップと、前記ホルダーベースに連結され、マイクロホンを装着可能なマイク保持部とを具備するマイクロホンホルダーにおいて、上記ホルダーベースは、長手方向の端部で開口しつつ背面に突起を設けたU字状狭持部を有し、上記マイク保持部は、上記ホルダーベースのU字状狭持部に嵌り込み可能な回転軸と、この回転軸の異なる回転角度位置で、前記U字状狭持部の突起に嵌り込み可能な複数の凹部を円周方向に配列形成した鍔部とを有することを特徴とする。
上記のように、第1の本発明に係るマイクロホンホルダーは、ホルダーベースが、突起を設けた湾曲アーム状の保持部を有し、マイク保持部の回転軸は、異なる回転角度位置で上記保持部の突起に嵌まり込み可能な複数の凹部を外周面に有するので、マイク保持部とホルダーベースとの間の相対角度位置を、単なる滑らかな摺動(スライド)動作により容易に変えることができ、簡単な構成で、騒音発生を大幅に軽減できる。
また、第2の本発明に係るマイクロホンホルダーは、ホルダーベースが、突起を設けたU字状保持部を有し、マイク保持部には、異なる回転角度位置で前記U字状保持部の突起に嵌り込み可能な複数の凹部を円周方向に配列形成した鍔部を有するので、上記第1の本発明と同様に、マイク保持部とホルダーベースとの間の相対角度位置を、単なる滑らかな摺動動作により容易に変えることができ、簡単な構成で、騒音発生を大幅に軽減できる。
以下、本発明に係るマイクロホンホルダーの一実施例を図1ないし図11を参照して詳細に説明する。なお、図12ないし図20に示した従来のマイクロホンホルダーと同一構成は同一符号を付して詳細な説明は省略する。
図1は本発明に係るマイクロホンホルダーの第1の実施例を示した平面図、図2は図1のD−D矢視断面図、図3は図2の要部拡大図である。
図1ないし図3に示した第1の実施例に係るマイクロホンホルダーは、ボルト4aにより板状のホルダーベース7を固定したクリップ4と、ホルダーベース7に連結され、マイクロホン1を装着したマイク保持部8とを備えている。
ホルダーベース7は、潤滑性に優れたポリアセタール(polyacetal)樹脂製からなる。図2および図3に示したように、ホルダーベース7の長手方向の端部に、一対の湾曲アーム状の狭持部71を有し、その先端部の各対向面には、それぞれ突起71a,71aが内側に対向して設けられている。
マイク保持部8は、図1に示すようにフォーク状に形成され、このフォーク状のマイク保持部8を押し開きながらマイクロホン1を装着し、マイク保持部8の弾性力によってマイクロホン1を保持することができるようになっている。
マイク保持部8はまた、図1ないし図3に示すように、ホルダーベース7の狭持部71の先端部を押し開きつつ、上記狭持部71に嵌め込み可能な回転軸81を備えている。この回転軸81の外周面は、回転中心軸Zを中心とした回転角方向に凹部81a及び凸部81bがそれぞれ45度間隔のピッチで交互に繰り返して形成されている。上記凹部81a及び凸部81bは円滑な円弧を描いて連続的に形成され、上記回転軸81の異なる回転角度位置で、凹部81aに上記狭持部71の突起71a,71aが滑らかに嵌まり込み可能に構成されている。
すなわち、図3に示したように、マイク保持部8の回転軸81の外周面は、それぞれ8個の凹凸が順次均等に配列形成されているので、ホルダーベース7の狭持部71の突起71a,71aはそれぞれ、回転軸81の上下方向から角度φ(22.5度)変位して位置したマイク保持部8の凹部81a,81aに合致して嵌り込み、マイク保持部8を安定に保持することができる。
ホルダーベース7の狭持部71の突起71a,71aは、狭持部71の有する弾性力により、回転軸81の回転に対応して、その回転軸81の凸部81bと凹部81a(すなわち、山と谷)に滑らかに追従するように作用する。とりわけ、この実施例におけるマイク保持部8の回転軸81は、ポリカーボネート樹脂製とし、潤滑性に優れたホルダーベース7とは異なる材質を採用したことにより、また、凸部81bと凹部81aを円滑な円弧で連続させたことにより、両者間に良好な摩耗性および摺動性を得ることができる。
また、図3に示したように、ホルダーベース7の狭持部71に嵌め込まれたマイク保持部8の回転軸81は、狭持部71の有する弾性力により、各突起71a,71aが(図示上下方向から1個開口側に変移した)回転軸81の凹部81aに嵌り込んで押し込むことになり、その結果、回転軸81の(図視左方)先端部は狭持部71の開口底部Qに当接する。このように、回転軸81は、ホルダーベース7の狭持部71により、一定圧力のもと、3点(3か所)での保持(ホールド)を受けるのでバランス良く安定する。なお、図面上では明確に表されていないが、回転軸81と狭持部71は上記3点で当接し、回転軸81の他の突起81bと挟持部71の内周面との間には隙間が生じている。
さらにまた、ホルダーベース7の狭持部71の開口底部Qは滑らかな弧を描き、回転軸81の凸部81bとは線接触して安定するように形成されているが、この開口底部Q位置に凹部を形成し、その凹部に回転軸81の凸部81bが嵌まり込むように構成して、マイク保持部8の安定度がより高まるようにしても良い。
なお、マイク保持部8の回転軸81の外周面に形成される凹凸の数(すなわち角度ピッチ)を変えたときは、それに対応して、狭持部71の突起71a,71a位置も変えて設ければ良い。
図1において、符号Hは、クリップ4からマイクロホン1までの高さを示したものであり、図3において、符号aは凹部81aを形成した回転軸81の径の長さを示している。
図4は、ホルダーベース7の狭持部71がマイク保持部8を保持していないとき、すなわち、フリーな状態での狭持部71を示した正面図である。ここで、狭持部71の突起71a,71a先端面(接線方向)と狭持部71の開口底部Qを通って描く円の径をbとし、図3に示したように、マイク保持部2の回転軸21の凹部を通る円の径をaとしたとき、b<aとなっている。この条件のもと、ホルダーベース7はマイク保持部8を安定的に捕捉し保持できる。
また、上記説明では、ホルダーベース7をポリアセタール樹脂製、マイク保持部8の回転軸81をポリカーボネート樹脂製としたが、反対に、ホルダーベース7をポリカーボネート樹脂製、マイク保持部8をポリアセタール樹脂製としても良い。
以上説明したように、この実施例のマイクロホンホルダーによれば、マイク保持部8を、回転軸81の回転中心軸(Z)廻りにクリック回転させたとき、ホルダーベース7の狭持部71は、マイク保持部8の回転軸81の外周面に配列形成された凹部81aに順次滑らかに嵌まり込む。
このように、マイク保持部8におけるクリック回転操作では、マイク保持部8の回転軸81の外周面に形成された凹凸(81a,81b)とホルダーベース7の狭持部71の突起71a,71aとの間の滑らかな摺動(スライディング)によるので、騒音発生は小さく抑えられる。
さらに、マイクロホンホルダーを装着する使用者は、クリック回転操作のみで、マイクロホン1の集音方向を、たとえば図5の平面図に示した方向に、容易に変更可能である。
また、この実施例によれば、従来のようにマイク保持部8の軸方向に、長さの長いボルト状の遊挿連結金具5などを組み込まないので、図1に示したようにクリップ4からマイクロホン1の先端までの高さHは小さくて済み、それだけ全体のコンパクト化が可能である。
次に、図6ないし図11に示す本発明の第2の実施例に係るマイクロホンホルダーについて説明する。図6は、第2の実施例に係るマイクロホンホルダーの正面図、図7はその平面図である。この第2の実施例に係るマイクロホンホルダーの上記第1の実施例との相違点は、ホルダーベース7とマイク保持部8にあるので、その相違点を特に説明する。
この第2の実施例に係るマイクロホンホルダーにおいて、板状のホルダーベース7は、図8の正面図、図9の要部平面図に示したように、一端部において長手方向に開口し、かつ先端部の背面に突起72aを設けたU字状狭持部72を有している。U字状狭持部72は、前後方向(すなわち、クリップ4に向けて)弾性力を備えている。
一方、マイク保持部8は、図10の平面図に示したように、回転軸82とその回転軸82の先端に固着された円盤状の鍔部83とを有している。鍔部83には、図11に図10のE−E矢視断面図を示したように、回転軸82の任意に選択された回転角度位置で、U字状保持部72の突起72aに嵌合し得るように、円周方向に滑らかな凹部83aが複数配列形成されている。
図9に示すように、マイク保持部8は、その回転軸8を、ホルダーベース7で弾性を有するU字状狭持部72にこれを角度θに反らせつつ嵌め込み可能であり、マイク保持部8の回転軸8を上記狭持部72にはめ込むことにより、鍔部83の凹部83aは、U字状狭持部72の突起72aに嵌合して安定する。
図11に示すように、この実施例では鍔部83の回転軸83の凹部83aが、回転中心軸Zから放射状に8個形成されているが、ホルダーベース7におけるU字状狭持部72の突起72a,72aの角度位置に対応できるのであれば、適宜の数に設定できる。
この第2の実施例のマイクロホンホルダーにおいても、図7に示したように、ホルダーベース7に捕捉されたマイク保持部8は、回転中心軸Z中心でのクリック回転操作のみで、マイクロホン1の集音方向を容易に変更することができる。
なお、この実施例において、ホルダーベース7はポリアセタール樹脂製とし、マイク保持部8の鍔部83をポリカーボネート樹脂製としたが、ホルダーベース7をポリカーボネート樹脂製、マイク保持部8の鍔部83をポリアセタール樹脂製としても良い。
以上説明したように、この第2の実施例のマイクロホンホルダーを衣服などに装着して用いるユーザーは、マイク保持部8のクリック回転操作のみで、マイクロホン1の集音方向の変えることができる。また、マイク保持部8のクリック回転操作では、マイク保持部8における鍔部83の凹部83aが、滑らかに摺動(スライディング)してホルダーベース7の突起42aに嵌まり込むので、騒音発生は抑制され、マイクロホン1による雑音の集音は回避される。
なお、上記各実施例において、マイク保持部8の回転軸81,82は、棒状であるように示しているが、筒状体であっても良い。
以上要するに、上記各実施例に係るマイクロホンホルダーによれば、簡単かつコンパクトな構成により、マイク保持部とホルダーベースとの間は滑らかな摺動により連結角度の変更が可能となり、騒音発生を大幅に軽減できる。また、使用者はマイク保持部の単なる回転操作という簡単な操作のみで容易に集音方向を変更できるものであり、実用に際して得られる効果大である。
本発明に係るマイクロホンホルダーの第1の実施例を示した平面図である。 図1に示したマイクロホンホルダーのD−D矢視断面図である。 図2に示した断面図の要部拡大図である。 図3に示したホルダーベースの正面図である。 図1に示したマイクロホンホルダーで、マイク保持部の角度を変えたときの平面図である。 本発明に係るマイクロホンホルダーの第2の実施例を示した正面図である。 図6に示したマイクロホンホルダーの平面図である。 図6に示したホルダーベースの正面図である。 図7に示したホルダーベースの動作状態を示した平面図である。 図7に示したマイク保持部の平面図である。 図10のE−E矢視断面図である。 従来のマイクロホンホルダーを示した正面図である。 図12に示したマイクロホンホルダーの平面図である。 図12に示したマイクロホンホルダーのA−A矢視要部断面図である。 図14に示したマイクロホンホルダーのB−B矢視断面図である。 図14に示したマイクロホンホルダーのC−C矢視断面図である。 図14に示したマイクロホンホルダーでマイク保持部を引き出したときの断面図である。 図12に示したマイクロホンホルダーでマイク保持部の角度を変えたときの要部平面図である。 図15において、マイク保持部の角度を変えたときの断面図である。 図16において、マイク保持部の角度を変えたときの断面図である。
符号の説明
1 マイクロホン
2 マイク保持部
3 ホルダーベース
4 クリップ
4a ボルト
5 遊挿連結金具
5a シャフト
6 スプリング
7 ホルダーベース
71 狭持部
71a突起
72 U字状狭持部
72a突起
8 マイク保持部
81 回転軸
81a凹部
81b凸部
82 回転軸
83 鍔部
83a凹部
Q 開口底部

Claims (6)

  1. 板状のホルダーベースが固定されたクリップと、前記ホルダーベースに連結されマイクロホンを装着可能なマイク保持部とを具備するマイクロホンホルダーにおいて、
    上記ホルダーベースは、先端部の各対向面にそれぞれ突起を設けた湾曲アーム状の狭持部を有し、
    上記マイク保持部は、上記湾曲アーム状の先端部を押し開きつつ上記ホルダーベースの狭持部に嵌め込み可能な回転軸を備え、
    上記回転軸は、異なる回転角度位置で、上記狭持部の突起に嵌まり込ことができる複数の凹部を外周面に有することを特徴とするマイクロホンホルダー。
  2. 上記ホルダーベースの狭持部は、3点で上記マイク保持部の回転軸を保持することを特徴とする請求項1に記載のマイクロホンホルダー。
  3. 上記ホルダーベースの狭持部は、湾曲底部に上記マイク保持部の回転軸周面の一部を受け入れる凹部を有することを特徴とする請求項1または請求項2に記載のマイクロホンホルダー。
  4. 上記ホルダーベースの狭持部の材質と、上記マイク保持部の回転軸の材質とは互いに異なることを特徴とする請求項1ないし請求項3のうちのいずれか1項に記載のマイクロホンホルダー。
  5. 板状のホルダーベースが固定されたクリップと、前記ホルダーベースに連結され、マイクロホンを装着可能なマイク保持部とを具備するマイクロホンホルダーにおいて、
    上記ホルダーベースは、長手方向の端部で開口しつつ背面に突起を設けたU字状狭持部を有し、
    上記マイク保持部は、上記ホルダーベースのU字状狭持部に嵌り込み可能な回転軸と、この回転軸の異なる回転角度位置で、前記U字状狭持部の突起に嵌り込み可能な複数の凹部を円周方向に配列形成した鍔部とを有することを特徴とするマイクロホンホルダー。
  6. 上記ホルダーベースのU字状狭持部の材質と、上記マイク保持部の回転軸の材質とは互いに異なることを特徴とする請求項5に記載のマイクロホンホルダー。
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