JP2011055177A - ヘッドホン装置 - Google Patents

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和朗 小暮
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Abstract

【課題】 ヘッドホンユニットをヘッドバンドに対し摺動可能で、かつ、ヘッドバンドの長手方向周りに回転可能として、収納保管、携帯などに便利としたヘッドホン装置を提案する。
【解決手段】
湾曲形成した2本の金属線11a、11bを有する帯状のヘッドバンド11の両側方にヘッドホンユニット21、22を取り付ける連結部23、24を摺動子と回転嵌合部とから構成し、前記摺動子は、円形断面の短柱状で、その端面側から前記金属線11a、11bを貫通させて前記金属線11a、11bを摺動可能とし、前記回転嵌合部は、ヘッドホンユニット21、22のハウジング背後に設け、前記摺動子に回転可能に嵌着した構成とし、ヘッドホンユニット21、22を前記連結部23、24によって、摺動可能で、かつ、回転可能に取り付けた構成としてある。
【選択図】図1

Description

本発明は、ヘッドバンドの長手方向に摺動可能に、かつ、ヘッドバンドの長手方向周りに回転可能に取り付けたヘッドホンユニットを備えたことを特徴とするヘッドホン装置に関する。
ヘッドバンドの両側方各々にヘッドホンユニットが取り付けられたヘッドホン装置が広く知られている。
図13及び図14はこの種のヘッドホン装置の第1従来例を示し、図13はヘッドホン装置の正面図、図14は同ヘッドホン装置の右側面図である。
図示するように、このヘッドホン装置は、ヘッドバンド11の両側方各々にヘッドホンユニット12、13が取り付けられた形態となっている。
そして、ヘッドバンド11は、2本の金属線11a、11bをCの字形に湾曲形成し、中程をカバー11cで覆い、両側方部分に金属線11a、11bが張り出している。
なお、金属線11a、11bの端部は、図示するように、Uの字状に一体に折り曲げられている。
また、右側のヘッドホンユニット12は、ハウジング12aの背後にネジ止めされた連結体14によってヘッドバンド11に取り付けられている。
そして、この連結体14には金属線11a、11bが貫通されており、この連結体14を金属線11a、11bに沿って摺動させてヘッドホンユニット12を図示矢印方向に摺動させるようになっている。
具体的には、連結体14には、金属線11a、11bを挿通させる開口溝が設けてあり、連結体14をネジ止めする前に、金属線11a、11bを開口溝に嵌入させた後、連結体14をハウジング12aにネジ止めするようになっている。
ヘッドホンユニット13も同様に、ハウジング13aの背後にネジ止めした連結体15にヘッドバンド11の金属線11a、11bを貫通させて摺動可能に取り付けられている。
なお、左側のヘッドホンユニット13も同様にハウジング13aにネジ止めした連結体15によってヘッドバンド11に取り付けられている。
上記のように取り付けられたヘッドホンユニット12、13は、音響出力面側が向き合う形態となっている。
つまり、ヘッドホンユニット12、13のハウジング12a、13aの前側に設けられた柔軟部材からなる耳当て部12b、13bが内向きとなり、それらの前面側が向き合っている。
その他、図示するコード16は、音響機器から音響信号を入力する信号線を示し、コード17は2つのヘッドホンユニット12、13を電気接続する信号線を示す。
上記したヘッドホン装置は、ヘッドホンユニット12、13を引き離す方向に左右の手で広げながらヘッドバンド11を頭部に装着すると、ヘッドバンド11の復元弾性力でヘッドホンユニット12、13が左右の耳に押し当たる。
そして、ヘッドホンユニット12、13を上下に摺動移動させて耳に適度に当接するように調節し、ヘッドホンユニットが出力する音響を聴取する。
上記したところの第1従来例のヘッドホン装置は、ヘッドホンユニット12、13がヘッドバンド11の長手方向には摺動可能であるが、ヘッドバンド11のバンド軸周り(ヘッドバンドの長手方向周り)には回転させることができない。
このことから、ヘッドホン装置の奥行き幅(ヘッドバンドの幅方向となる距離)がヘッドホンユニット12、13の直径(耳当て部の直径)に相当する距離幅となるため、収納保管や携帯する場合、或いは、運搬するときなどに嵩張るものとなる。
この問題を解決するため、現今では、ヘッドバンドのバンド軸周り方向にヘッドホンユニットを回転可能としたヘッドホン装置が提案されている。
この第2従来例のヘッドホン装置は、ヘッドバンドの端部とヘッドホンユニットとを筒軸で回転可能に連結すると共に、ヘッドホンユニットの前面をコイルバネの付勢力を利用してヘッドバンドの湾曲面に平面させるように回転させ、嵩張りの問題点を解決している。
使用する場合には、耳当て部を内向きなるようにヘッドホンユニットを回転させて、ヘッドバンドを頭部に装着する。
特開2008−205585号公報
上記した第1従来例のヘッドホン装置は、湾曲形成した2本の金属線11a、11bを設けたヘッドバンド11となっているので、頭部に対する適度な装着力を得るヘッドバンドとなる他、ヘッドホンユニットの連結部を上記の金属線11a、11bに摺動可能なものとして構成できるので、簡単な構成で使い易いヘッドホン装置となる。
しかしながら、このヘッドホン装置は、ヘッドホンユニットが回転できないので、収納保管や携帯する場合、或いは、運搬するときなどに嵩張るものとなる。
上記した第2従来例のヘッドホン装置は、ヘッドバンドに対しヘッドホンユニットが回転可能であるから、収納保管や携帯するときなどに嵩張ると言う問題は解決されているが、ただ、ヘッドバンドの端部にヘッドホンユニットを筒軸で回転可能に連結するため、ヘッドホンユニットの連結部品が多くなる他、連結構成が複雑なものとなる。
その上、ヘッドバンドに対しヘッドホンユニットが摺動しないため、ヘッドホンユニットを適度に装着するためには、ヘッドバンドとは別にヘッドベルトなどを設ける必要がある。
本発明は、上記した実情にかんがみ、ヘッドバンドに対し摺動可能で、かつ、回転することができるヘッドホンユニットを有するヘッドホン装置を構成簡単にして提案することを目的とする。
上記した目的を達成するため、本発明では第1の発明として、電気音響変換部を内蔵したヘッドホンユニットが、ヘッドバンドの両側方各々に取り付けられているヘッドホン装置において、金属線を湾曲形成した少なくとも2本の弾性材を有する帯状のヘッドバンドと、円形断面の短柱状に形成し、その端面側から前記ヘッドバンドの弾性材を貫通させ、非回転としてヘッドバンドを摺動可能とした摺動子と、前記ヘッドホンユニットのハウジング背後に設け、前記摺動子に回転可能に嵌着した回転嵌合部とから構成し、前記した摺動子と回転嵌合部とからなる連結部によって、ヘッドバンドの長手方向に摺動可能に、かつ、ヘッドバンドの長手方向周りに回転可能に取り付けたヘッドホンユニットを備えたことを特徴とするヘッドホン装置を提案する。
第2の発明としては、上記した第1の発明のヘッドホン装置において、金属線を湾曲形成した少なくとも2本の弾性材を有するヘッドバンドは、帯状弾性板を有するヘッドバンドとし、かつ、前記摺動子にはこの帯状弾性板を通す貫通孔を設けて構成したことを特徴とするヘッドホン装置を提案する。
第3の発明としては、上記した第1又は第2の発明のヘッドホン装置において、前記した連結部を構成する摺動子と回転嵌合部との一方に凹形部を、その他方に凸形部を設け、これら凹凸形部によって前記ヘッドホンユニットの回転範囲を定める回転規制部を形成したことを特徴とするヘッドホン装置を提案する。
第1の発明のヘッドホン装置は、ヘッドバンドの弾性材を貫通させ、ヘッドバンドを非回転として摺動可能とした摺動子と、ヘッドホンユニットのハウジングに設けて前記摺動子に回転可能に嵌着した回転嵌合部とでヘッドホンユニットの連結部を構成したので、ヘッドホンユニットをヘッドバンドに沿って摺動させて位置調整することができ、また、ヘッドホンユニットをヘッドバンドの長手方向周りに回転させて嵩張らない形態とすることができるから、収納保管や携帯、或いは、運搬するときなどに便利となる。
また、上記したヘッドホン装置は、第2の発明のように、2本の弾性材を有するヘッドバンドに換えて、帯状弾性板を有するヘッドバンドとして構成することができ、さらに、第3の発明のように、連結部を構成する摺動子と回転嵌合部との一方に凹形部を、その他方に凸形部を設け、これら凹凸形部によってヘッドホンユニットの回転範囲を定める回転規制部を形成することができる。
上記のように、本発明のヘッドホン装置は、ヘッドバンドに取り付けるヘッドホンユニットの取り付け部について、摺動子と回転嵌合部とからなる連結部として構成したので、部品点数の少ない簡単な構成で、摺動と回転が可能なヘッドホンユニットを備えるヘッドホン装置が提供できる。
本発明の1実施形態として示したヘッドホン装置の正面図である。 同ヘッドホン装置の右側面図である。 上記したヘッドホン装置に備えるヘッドホンユニットとヘッドバンドとの連結部を拡大して示した部分的な正面図である。 図3上のA―A線に沿って切断した拡大部分断面図である。 上記したヘッドホン装置に備えるヘッドホンユニットとヘッドバンドとの連結部を拡大して示した部分的な右側面図である。 図5上のB―B線に沿って切断した拡大部分断面図である。 上記したヘッドホン装置におけるヘッドホンユニットとヘッドバンドの連結部を分解して示した斜視図である。 上記したヘッドホン装置の連結部に備える摺動子の拡大斜視図である。 ヘッドホンユニットを回転させた状態を示す上記ヘッドホン装置の背面図である。 ヘッドホンユニットを回転させたときの連結部の動作を示す図4同様の拡大部分断面図である。 上記したヘッドホン装置を頭部に実際に装着した状態を示す説明図である。 ヘッドホン装置を頭部に実際に装着したときの上記連結部の動作を示す図4同様の拡大部分断面図である。 従来例として示したヘッドホン装置の正面図である。 図13に示した従来のヘッドホン装置の右側面図である。
次に、本発明の実施形態について図面に沿って説明する。
図1は、本発明の一実施形態と示したヘッドホン装置の正面図、図2は同ヘッドホン装置の側面図である。
このヘッドホン装置は、電気音響変換部を内蔵させたヘッドホンユニットとヘッドバンドとの連結部に特徴があり、その他は、図13、図14に示した従来のヘッドホン装置と同じ構成であるから、同一部材には同じ参照符号を付してそれらの説明は省略する。
本実施形態の右側のヘッドホンユニット21は連結部23によって、左側のヘッドホンユニット22は連結部24によって各々ヘッドバンド11に取り付けてあるが、これら連結部23、24は同構成であるので、連結部23について詳細に説明する。
連結部23は、図3、図4、図5、図6に拡大して示したように、ヘッドバンド11の金属線11a、11bを貫通させた摺動子25と、ヘッドホンユニット12のハウジング21aに設けた回転嵌合部26とから構成してある。
なお、図3はヘッドホンユニット21とヘッドバンド11の連結部23を拡大して示した部分的な正面図、図4は図3上のA―Aに沿って切断した部分拡大断面図、図5はヘッドホンユニット21とヘッドバンド11の連結部23を拡大して示した部分的な右側面図、図6は図5上のB―Bに沿って切断した部分拡大断面図である。
連結部23を形成する摺動子25は、図7の分解図より分かるように、半円状の第1、第2の接合体27、28からなり、これら第1、第2の接合体27、28は、図4及び図6に示すように、第2の接合体28から差し入れた小ネジ29によって一体的に接合固定して形成した短柱状のブロックとなっている。
なお、第1の接合体27には、位置決め凸部27a、ネジ孔27b、金属線11aと11bの挿通溝27c、27d、段形部27eが設けてある。
また、第2の接合体28には、位置決め凹部28a、ネジ孔28b、金属線11aと11bの挿通溝28c、28d、段形部28eが設けてある。
上記のように構成した摺動子25は、第1の接合体27の位置決め凸部27aを第2の接合体28の位置決め凹部28aに嵌合させてネジ29によってネジ止めすると、図8に示すように、第1、第2の接合体27、28の挿通溝27cと28cとで金属線11aの挿通孔が形成され、挿通溝27dと28dとで金属線11bの挿通孔が形成される。
また、図示するように、第1の接合体27に形成した凹形部所と第2の接合体28とによって回転規制部となる凹形部27fが形成される。
他方、連結部23を形成する回転嵌合部26は、ヘッドホンユニット21のハウジング21aの背後に円形隆起させて貫通孔30を形成した円形隆起部31と、この円形隆起部31に対向するハウジング21aの内面に小ネジ32a、32bによって取付け固定した固定ブロック33とより形成してある。
そして、円形隆起部31には、貫通孔30の孔縁に沿って所定の長さで形成したフランジ31a、31b、円形隆起部内に突出させた回転規制部の凸形部31cが設けてある。(図4、図7参照)
他方、固定ブロック33には、上記した摺動子25の円周面を接合させる円形曲面部33a、この円形曲面部の両側に形成したフランジ33b、33c、ネジ孔32dが設けてある。(図7参照)
上記した連結部23の組み立ては、先ず、摺動子25を形成する第1の接合体27をハウジング21aの内側から円形隆起部32内に挿入し、第1の接合体27の段形部27eを貫通孔30のフランジ31e、31dに合わせるように嵌め込む。
その後、ヘッドバンド11の金属線11a、11bをその先端から円形隆起部31の貫通孔30内に挿入し、金属線11a、11bを挿入溝27c、27dに落入させる。
続いて、第2の接合体28をハウジング21aの内側から第1の接合体27に合わせるように押し当て、このとき、挿通溝28c、28d内に金属線11a、11bを落入させるようにし、その後、第2の接合体28のネジ孔28bから小ネジ29を差し入れてねじ込み第1、第2の接合体27、28を一体的に固定し、図4及び図6に示すところの摺動子25を形成する。
なお、金属線11aと11bの間隔は、第1、第2の接合体27、28の挿入溝27cと27dの間隔、28cと28dの間隔に合わせてあり、金属線11a、11bが円形隆起部31の貫通孔30内を通るようになっている。
さらに続いて、ハウジング21aの内側から固定ブロック33を組み込む。
すなわち、固定ブロック33のフランジ33b、33cを第2の接合体28の段形部28eに合わせるようにし、固定ブロック33のネジ孔33dから小ネジ32a、32bをねじ込み、固定ブロック33をハウジング21aの内面に固着させる。
上記した連結部23は、ヘッドバンド11の金属線11a、11bが摺動子25を貫通しているから、この摺動子25が金属線11a、11bに沿って非回転で摺動可能であり、したがって、ヘッドホンユニット21が図1の矢印A方向に移動可能となる。
また、この連結部23は、回転嵌合部26が摺動子25の外周面を回転可能である。
つまり、円形隆起部31のフランジ31a、31bと固定ブロック33のフランジ33b、33cが第1、第2の接合体27、28の段形部27e、28eに嵌合するから、摺動子25が円形隆起部31の内部から抜け出ない。
したがって、回転嵌合部26が摺動子26の外周を非移動で回転可能となるので、図1に示す矢印B方向、つまり、ヘッドホンユニット21をヘッドバンド11の長手方向周りに回転させることができる。
また、ヘッドホンユニット12が回転する場合、図4より分かるように、円形隆起部31に設けた凸形部31cが摺動子25の凹形部27fを移動する。
すなわち、図1に示すヘッドホンユニット21の回転状態では、凸形部31cが凹形部27fの一方壁面27faに当たり、ヘッドホンユニット21を回転させた限界位置では、凸形部31cが凹形部27fの他方壁面27fbに当接して、ヘッドホンユニット21の回転範囲を規制する。
以上は右側のヘッドホンユニット21の連結部23について説明したが、左側のヘッドホンユニット22の連結部24は同様な構成となっており、ヘッドバンド11の金属線11a、11bを摺動する摺動子と、この摺動子の外周面を回動可能な回転嵌合部とで構成してあり、ヘッドホンユニット22が金属線11a、11bに沿って移動可能で、かつ、ヘッドバンド11の長手方向周りに回転可能となっている。
したがって、上記したヘッドホン装置は、図1に示すように、耳当て部21b、22bを向き合わせるようにヘッドホンユニット21、22を回転させた第1のセット状態で頭部に装着し、音響を聴取することができる。
なお、この第1のセット状態では、連結部23に備えた円形隆起部31の凸形部31cは一方壁27faに当接する。他方の連結部24についても同様の動作となる。
図1の第1のセット状態から、右側のヘッドホンユニット21を90度の範囲で左回転し、左側のヘッドホンユニット22を90度の範囲で右回転させ、これらヘッドホンユニット21、22の耳当て部21b、22bを平行させると、図9に示す第2のセット状態となる。
この第2のセット状態では、ヘッドホン装置の奥行き幅が縮小するので、嵩張らないヘッドホン装置となり、収納保管、携帯、運搬などに便利なヘッドホン装置となる。
図10は、ヘッドホンユニット12を第2のセット状態に回動させたときの連結部23の動作を示した図4同様の部分拡大断面図である。
連結部24も同様の動作となる。
上記したヘッドホン装置は、ヘッドホンユニット21、22が回転可能であるので、頭部に装着することによって、ヘッドホンユニット21、22の耳当て部21b、22bが、図11に示すように耳40aの耳介に沿って傾斜するようになる。
すなわち、図11に示すように、耳40aの耳介は後方が高く、前方に向かって低くなっているから、ヘッドホンユニット21、22の耳当て部21b、22bがその耳介に圧接するため、ヘッドホンユニット21、22が図示するθのように顔面側に傾く。
この結果、ヘッドホンユニット21、22が耳40aに対し適度な角度で圧接し、出力される音響が効果的に外耳道に導かれる。
なお、図11はヘッドホン装置を装着した状態を頭部40の上方から見た説明図、図12は図11に示したように傾斜したヘッドホンユニット21の連結部23を示す図4同様の部分拡大断面図である。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、ヘッドバンド11を構成する金属線は2本に限らず3本などの複数本とすることができ、また、ヘッドバンド11の金属線11a、11bに換えて帯状弾性板を用いることができる。
なお、ヘッドバンド11に帯状弾性板を設ける場合は、この帯状弾性板を貫通させる貫通孔を摺動子25に設ける。
本発明は、ヘッドバンドを頭部に装着し、ヘッドバンドに取り付けたヘッドホンユニットを耳に当接させて音響を聴取するヘッドホン装置に適用する。
11 ヘッドバンド
11a、11b 金属線
21、22 ヘッドホンユニット
21a、22a ハウジング
23、24 連結部
25 摺動子
26 回転嵌合部
27 第1の接合体
28 第2の接合体
31 円形隆起部
33 固定ブロック















Claims (3)

  1. 電気音響変換部を内蔵したヘッドホンユニットが、ヘッドバンドの両側方各々に取り付けられているヘッドホン装置において、
    金属線を湾曲形成した少なくとも2本の弾性材を有する帯状のヘッドバンドと、
    円形断面の短柱状に形成し、その端面側から前記ヘッドバンドの弾性材を貫通させ、非回転としてヘッドバンドを摺動可能とした摺動子と、
    前記ヘッドホンユニットのハウジング背後に設け、前記摺動子に回転可能に嵌着した回転嵌合部とから構成し、
    前記した摺動子と回転嵌合部とからなる連結部によって、ヘッドバンドの長手方向に摺動可能に、かつ、ヘッドバンドの長手方向周りに回転可能に取り付けたヘッドホンユニットを備えたことを特徴とするヘッドホン装置。
  2. 請求項1に記載したヘッドホン装置において、
    金属線を湾曲形成した少なくとも2本の弾性材を有するヘッドバンドは、帯状弾性板を有するヘッドバンドとし、かつ、前記摺動子にはこの帯状弾性板を通す貫通孔を設けて構成したことを特徴とするヘッドホン装置。
  3. 請求項1又は2に記載したヘッドホン装置において、
    前記した連結部を構成する摺動子と回転嵌合部との一方に凹形部を、その他方に凸形部を設け、これら凹凸形部によって前記ヘッドホンユニットの回転範囲を定める回転規制部を形成したことを特徴とするヘッドホン装置。






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