JP3100874U - 書類綴じリング - Google Patents

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康晴 続木
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Abstract

【課題】 作業性に優れた書類綴じリングを提供する。
【解決手段】 樹脂で一体に成形され、且つ両端11、12が嵌脱自在に形成され、両端11、12が嵌合した状態で略環形状を備えつつ、両端を解放した状態で、略C字形状を備えた書類綴じリング1に、リング本体10の中央部分に弾力性を備えた弾性部13と、リング本体10の両側の端部周辺に比較的剛性の高い構造部14とを形成する。
【選択図】 図1

Description

本考案は、カード、および書類を綴じる書類綴じリングに関する。
この種の従来の書類綴じリングとして、特許文献1に開示されたリングがある。このリングは、プラスチック製の略C字状をなすリング部材と、このリング部材の両端部に回転可能に嵌合できる内径を持つプラスチック製の筒状の継手部材とからなり、上記リング部材の両端寄り部にはそれぞれ突起を設け、上記継手部材はその周壁一端寄りに抜止め用切欠きを有し、周壁他端に挿脱用切欠およびその挿脱用切欠内端と直角に連続する抜止め用切欠を有した構成で、上記継手部材の一端部内にリング部材の一端部を押し込むことで、その継手部材がその一端寄りの抜止め用切欠をリング部材一端寄りの突起に係合して抜け外れない状態で回動可能に取付けられるようになり、その取付け状態で継手部材の他端部にリング部材他端を挿入して該継手部材を小角度回動操作するだけで、前記リング部材他端よりの突起が継手部材周壁他端の挿脱用切欠を通ってその内端の抜止用切欠に係合して該リング部材他端がつなぎ止められ、更にその状態から上記とは逆に小角度回動操作して引張れば離脱するようになるものである。
実開昭59−118570号公報
しかしながら、上記従来技術のリングは、リング部材と継手部材が別部材で構成されているため、継手部材をリング部材に取付ける際に紛失しやすい上に、リング部材の端部に突起が設けられているため、カード、および書類などに設けられた孔にリング部材を通す際に、突起が孔に引っかかって孔を痛める可能性があり、作業性に優れるとは言い難かった。
そこで、本考案は、前記した課題を解決すべくなされたものであり、作業性に優れた書類綴じリングを提供することを目的とする。
請求項1の考案は、樹脂で一体に成形され、且つ両端が嵌脱自在に形成され、該両端が嵌合した状態で略環形状を備えつつ、該両端を解放した状態で、略C字形状を備えたリング本体に、このリング本体の中央部分に弾力性を備えた弾性部と、該リング本体の両側の端部周辺に比較的剛性の高い構造部が形成されたことを特徴とする。
請求項2の考案は、請求項1記載の書類綴じリングにおいて、前記リング本体に前記弾性部と構造部が同一素材で一体に形成され、且つそれぞれが異なる断面形状を備えることを特徴とする。
請求項3の考案は、請求項1、または請求項2記載の書類綴じリングにおいて、前記リング本体の一端側先端部に該リング本体の長手方向に沿って延設され、且つ該リング本体とほぼ同等の断面積を備えた嵌合凸部と、該リング本体の他端側先端部に該リング本体の長手方向に沿って穿孔され、且つ該嵌合凸部の断面形状とほぼ同一形状を有する嵌合穴を備えた嵌合凹部とが形成され、この嵌合穴に該嵌合凸部が挿入・嵌合されることを特徴とする。
請求項4の考案は、請求項1〜請求項3記載の書類綴じリングにおいて、
前記嵌合凹部の先端面が前記リング本体の長手方向に対して略垂直に形成され、且つ、該嵌合凹部の外形が滑らかに成形されていることを特徴とする。
請求項5の考案は、請求項1〜請求項4記載の書類綴じリングにおいて、前記リング本体の両端を解放した状態で一方の端部が他方の端部よりも外周側に位置しつつ、重なる略螺旋形状に形成されていることを特徴とする。
以上説明したように、請求項1の考案によれば、両端を解放した状態で略C字形状を有しつつ、両側の端部に比較的剛性の高い構造部が形成されたことにより、カード、および書類などに設けられた綴じ孔に端部を通すことが容易に行なえ、且つ十分な剛性を備えているので、リング本体をカード、および書類などに通した状態でもリング本体が変形しないので、カード、および書類などを支えることなく、新たなカード、および書類などの綴じ孔にリング本体を挿入することができる。
また、中央部分に弾力性を備えた弾性部にはヒンジ等の連結部が無いので、綴じ孔を痛めることがない
請求項2の考案によれば、弾性部と構造部が同一素材で一体に形成され、且つそれぞれが異なる断面形状を備えることで、製造工程を簡素化しつつ、弾性部と構造部とがそれぞれ所定の弾性と剛性とを備えることができる。
請求項3の考案によれば、嵌合凸部がリング本体と同等の断面積を備えたことにより、十分な強度を備えているので、嵌脱作業が繰り返された場合でも嵌合凸部が折れずに、作業不能になることが防止される。
請求項4の考案によれば、嵌合凹部の先端面がリング本体の長手方向に対して略垂直に形成され、且つ、嵌合凹部の外形が滑らかに成形されていることにより、カード、および書類などに設けられた綴じ孔に嵌合凹部を挿入する際に、束ねられた書類と書類の間に嵌合凹部の先端が挟まることがないので、書類綴じ作業性を改善することができる。
嵌合凸部が挿入される嵌合凹部は十分な太さを備えているので、カード、および書類などに設けられた綴じ孔に嵌合凹部を挿入する際に、束ねられた書類と書類の間に嵌合凹部の先端が挟まることがないので、さらに書類綴じ作業性を改善することができる。
請求項5の考案によれば、一端側の端部(嵌合凹部)の先端を綴じ孔に引っかけるようにして挿入することができるので、孔を揃えた複数枚のカード、および書類を一方の手で持った状態で、他方の手で綴じ孔に一端側の端部を挿入して、書類を綴じることができる。
また、嵌合凸部と嵌合凹部を嵌合した状態で、嵌合凸部は書類綴じリングの半径方向に引張られ、嵌合凹部は書類綴じリングの中心方向に引張られるように保持されるので、嵌合力が高まり、嵌合部分が不用意に脱落することを防止することができる。
以下、本考案の実施形態を図面に基づいて説明する。図1は本考案の実施形態であり、書類綴じリングの両端を解放した状態を示す正面図、図2は書類綴じリングの両端を嵌合した状態を示す正面図である。
本実施形態の書類綴じリング1は、綴じ孔が開けられた、複数のカード、および書類を綴じるために用いられるもので、図1に示されるように、リング本体10の両端11、12を解放した状態で、カード、および書類の綴じ孔にリング本体10を挿入し、両端11、12を嵌合してリング本体10を閉じ、図2に示される状態にすることで複数のカード、および書類を束ねる。
図1,図2に示されるように、本実施形態の書類綴じリング1は、樹脂で一体に成形され、且つ両端11、12が嵌脱自在に形成され、両端11、12が嵌合した状態で略環形状を備えつつ、両端11、12を解放した状態で略C字形状を備え、さらに、一方の端部として後述される嵌合凹部11が他方の端部として後述される嵌合凸部12よりも外周側に位置しつつ、重なる略螺旋形状に形成されている。
また、リング本体10の長手方向の中央部分には、弾力性を備えた弾性部13が形成され、リング本体10の両側の端部周辺には、比較的剛性の高い構造部14が形成されている。
弾性部13は、略円形断面を備え、所定の強度と弾性力を備えるように、弾性部13を形成する樹脂の材質に応じて、断面積が設定されている。
また、構造部14は、略円形断面を備え、所定の強度と剛性を備えるように、構造部14を形成する樹脂の材質に応じて断面積が設定されている。
嵌合凸部12は、リング本体10の一端側先端部にリング本体10の長手方向に沿って略円柱形状に延設され、リング本体10を構成する弾性部13と同一の断面形状を備えつつ、先端が丸く成形されている。
嵌合凹部11は、リング本体10の他端側先端部に略円筒形状に形成され、リング本体10の長手方向に沿って、嵌合凸部12の直径と同じ穴径を備えた嵌合穴15が設けられている。また、嵌合凹部11は、その先端面16がリング本体10の長手方向に対して略垂直に形成され、且つ、先端面16と嵌合凹部11の側壁17とが曲面で滑らかに連続して成形されている。
そして、この嵌合穴15に嵌合凸部12が挿入され、嵌合穴15と嵌合凸部12との摩擦によって、嵌合凸部12と嵌合凹部11とが嵌脱自在に嵌合されている。
このように構成された書類綴じリング1は、両端11、12を解放した状態で略C字形状を有しつつ、両側の端部に構造部14が形成されたことにより、カード、および書類などに設けられた綴じ孔に端部を通すことが容易に行なえ、且つ十分な剛性を備えているので、リング本体をカード、および書類などに通した状態でもリング本体が変形しないので、カード、および書類などを支えることなく、新たなカード、および書類などの綴じ孔にリング本体を挿入することができる。
また、中央部分に弾力性を備えた弾性部13には、ヒンジ等の連結部が無いので、綴じ孔を痛めることがない。
弾性部13と構造部14が同一素材で一体に形成され、且つそれぞれが異なる断面形状を備えることで、製造工程を簡素化しつつ、弾性部13と構造部14とがそれぞれ所定の弾性と剛性とを備えることができる。
嵌合凸部12がリング本体10と同等の断面積を備えたことにより、十分な強度を備えているので、嵌脱作業が繰り返された場合でも嵌合凸部12が折れずに、作業不能になることが防止される。
嵌合凹部11の先端面16がリング本体10の長手方向に対して略垂直に形成され、且つ、嵌合凹部11の外形が滑らかに成形されていることにより、カード、および書類などに設けられた綴じ孔に嵌合凹部11を挿入する際に、束ねられた書類と書類の間に嵌合凹部11の先端が挟まることがないので、書類綴じ作業性を改善することができる。
嵌合凸部12が挿入される嵌合凹部11は十分な太さを備えているので、カード、および書類などに設けられた綴じ孔に嵌合凹部11を挿入する際に、束ねられた書類と書類の間に嵌合凹部11の先端が挟まることがないので、さらに書類綴じ作業性を改善することができる。
嵌合凹部11の先端を綴じ孔に引っかけるようにして挿入することができるので、孔を揃えた複数枚のカード、および書類を一方の手で持った状態で、他方の手で綴じ孔に嵌合凹部11の先端を挿入して、書類を綴じることができる。
また、嵌合凸部12と嵌合凹部11を嵌合した状態で、嵌合凸部12は書類綴じリング1の半径方向に引張られ、嵌合凹部11は書類綴じリング1の中心方向に引張られるように保持されるので、嵌合力が高まり、嵌合部分が不用意に脱落することを防止することができる。
本考案の一実施形態を示し、書類綴じリングの両端を解放した状態を示す正面図である。 本実施形態の書類綴じリングの両端を嵌合した状態を示す正面図である。
符号の説明
1…書類綴じリング
10…リング本体
11…嵌合凹部
12…嵌合凸部
13…弾性部
14…構造部
15…嵌合穴
16…先端面

Claims (5)

  1. 樹脂で一体に成形され、且つ両端が嵌脱自在に形成され、該両端が嵌合した状態で略環形状を備えつつ、
    該両端を解放した状態で、略C字形状を備えたリング本体に、
    このリング本体の中央部分に弾力性を備えた弾性部と、
    該リング本体の両側の端部周辺に比較的剛性の高い構造部とが形成されたことを特徴とする書類綴じリング。
  2. 請求項1記載の書類綴じリングにおいて、
    前記リング本体に前記弾性部と構造部が同一素材で一体に形成され、且つそれぞれが異なる断面形状を備えたことを特徴とする書類綴じリング。
  3. 請求項1、または請求項2記載の書類綴じリングにおいて、
    前記リング本体の一端側先端部に該リング本体の長手方向に沿って延設され、且つ該リング本体とほぼ同等の断面積を備えた嵌合凸部と、
    該リング本体の他端側先端部に該リング本体の長手方向に沿って穿孔され、且つ該嵌合凸部の断面形状とほぼ同一形状を有する嵌合穴を備えた嵌合凹部とが形成され、
    この嵌合穴に該嵌合凸部が挿入・嵌合されることを特徴とする書類綴じリング。
  4. 請求項1〜請求項3記載の書類綴じリングにおいて、
    前記嵌合凹部の先端面が前記リング本体の長手方向に対して略垂直に形成され、且つ、該嵌合凹部の外形が滑らかに成形されていることを特徴とする書類綴じリング。
  5. 請求項1〜請求項4記載の書類綴じリングにおいて、
    前記リング本体の両端を解放した状態で一方の端部が他方の端部よりも外周側に位置しつつ、重なる略螺旋形状に形成されていることを特徴とする書類綴じリング。
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