JP3070905U - はとめを用いた接続構造 - Google Patents

はとめを用いた接続構造

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JP3070905U JP2000000653U JP2000000653U JP3070905U JP 3070905 U JP3070905 U JP 3070905U JP 2000000653 U JP2000000653 U JP 2000000653U JP 2000000653 U JP2000000653 U JP 2000000653U JP 3070905 U JP3070905 U JP 3070905U
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莞二 田中
正昭 日下
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 接続強度の高い、はとめを用いた接続構造を
提供する。 【解決手段】 はとめ30を用いた接続構造20におい
て、はとめ30は円筒状の本体32を含む。本体32の
先端部32aは中間部32bより細く形成され、中間部
32bは根元部32cより細く形成される。根元部32
cには、頭部34が形成される。はとめ30は、たとえ
ばデスクトレーを形成する側板16,接続片18aのは
とめ用穴16a,18aに入れられる。そして、はとめ
30の本体32は、その先端部32aの軸方向の中間部
が本体32の外側に座屈して2重になるようにかしめら
れる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
この考案ははとめを用いた接続構造に関し、特に、たとえばデスクトレーのコ ーナーの接続に用いられるはとめを用いた接続構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
図6は従来のデスクトレーのコーナーにおける接続構造の一例を示す断面図で あり、図7はそのデスクトレーのコーナーにおける接続構造の接続前の状態を示 す断面図解図である。このデスクトレーのコーナーにおける接続構造1は、紙や 合成樹脂からなる矩形状の底板の一辺に形成される側板2を含む。この側板2に は、接続片3が重ねられる。接続片3は、底板の一辺に隣接する他の一辺に形成 される他の側板の端部に形成される。なお、側板2および接続片3は、底板と同 様に紙や合成樹脂からなる。また、側板2および接続片3には、円形のはとめ用 穴2aおよび3aがそれぞれ形成される。これらのはとめ用穴2aおよび3aは 、重ね合わされる。そして、これらのはとめ用穴2aおよび3aには、金属から なるはとめ4が入れられる。はとめ4は、円筒状の本体5を含む。本体5におい て先端部5aの反対側の根元部5bには、リング状の頭部6が形成される。この はとめ4は、先端部5aがはとめ用穴2aおよび3aから出るように、本体5が はとめ用穴2aおよび3aに入れられる。そして、本体5の先端部5aが外側に 広がるようにかしめられる。それによって、デスクトレーのコナーにおいて側板 2および接続片3が接続される。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上述のはとめを用いた接続構造1では、先端部5aの端が外側 に広がるため、その部分から割れやすい接続構造となる。 さらに、上述のはとめを用いた接続構造1では、外側に広がった先端部分5a の肉厚が薄くなるため、接続強度が低下する。
【0004】 それゆえに、この考案の主たる目的は、接続強度の高い、はとめを用いた接続 構造を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この考案にかかるはとめを用いた接続構造は、筒状の本体と、本体の先端部の 反対側の根元部に形成される頭部とを含むはとめを用いた接続構造であって、本 体の先端部の軸方向の中間部が本体の外側に座屈して2重になるようにかしめら れた、はとめを用いた接続構造である。 はとめは、はとめの本体の先端部がはとめの根元部より細く形成されてもよい 。
【0006】 この考案にかかるはとめを用いた接続構造では、本体の先端部の軸方向の中間 部が本体の外側に座屈して2重になるようにかしめられるので、接続強度が強く なる。 また、はとめの本体の先端部が根元部より細いはとめを用いた場合、はとめの 本体をはとめ用穴に入れやすくなる。
【0007】 この考案の上述の目的、その他の目的、特徴および利点は、図面を参照して行 う以下の考案の実施の形態の詳細な説明から一層明らかとなろう。
【0008】
【考案の実施の形態】
図1はこの考案にかかるはとめを用いたデスクトレーの一例を示す斜視図であ る。図1に示すデスクトレー10は、下トレー12aおよび上トレー12bを含 む。下トレー12aは、紙や合成樹脂からなる長方形状の底板14を含む。底板 14の4辺には、短冊状の側板16がそれぞれ形成される。また、底板14の長 辺に形成される側板16の長手方向における両端には、略矩形状の接続片18が それぞれ形成される。これらの側板16および接続片18は、底板14と同様に 紙や合成樹脂からなる。接続片18は、底板14の短辺からのびる側板16に重 ねられる。
【0009】 図2は図1に示すデスクトレー10のコーナーにおける接続構造20を示す図 1の線II−IIにおける断面図であり、図3はそのデスクトレー10のコーナ ーにおける接続構造20の接続前の状態を示す断面図解図である。この接続構造 20は、重ねられる側板16および接続片18を含む。側板16および接続片1 8には、円形のはとめ用穴16aおよび18aがそれぞれ形成される。この場合 、はとめ用穴18aは、はとめ用穴16aより小さく形成される。これらのはと め用穴16aおよび18aは、重ねられる。
【0010】 そして、これらのはとめ用穴16aおよび18aには、たとえばポリカーボネ ートからなるはとめ30が入れられる。はとめ30は、円筒状の本体32を含む 。本体32において、先端部32aは中間部32bより細く形成され、中間部3 2bは根元部32cより細く形成される。この場合、本体32において、先端部 32aははとめ用穴16aおよび18aより細く形成され、中間部32bははと め用穴18aと略同じ直径に形成され、根元部32cははとめ用穴16aと略同 じ直径に形成される。また、本体32において、先端部32aと中間部32bと の間の部分33aは、テーパー状に形成される。同様に、本体32において、中 間部32bと根元部32cとの間の部分33bも、テーパー状に形成される。
【0011】 さらに、はとめ30の本体32の根元部32cには、リング状の頭部34が形 成される。また、頭部34において本体32の先端部32a側には、円錐状の複 数の突起36が形成される。
【0012】 このはとめ30は、先端部32aがはとめ用穴16aおよび18aから出るよ うに、本体32がはとめ用穴16aおよび18aに入れられる。そして、はとめ 30は、本体32の先端部32aの軸方向の中間部が本体32の外側に座屈して 2重になるように、本体32の軸方向にかしめられる。したがって、先端部32 aの先端は、図6に示す従来例と相違して、本体32の軸中心側へ配置され、先 端部32a全体が2重に形成される。それによって、側板16および接続片18 が接続される。この場合、はとめ30の頭部34に形成した突起36は、側板1 6に食い込む。
【0013】 このはとめ30では、本体32の先端部32aが本体32の中間部32bより 細く形成されているので、本体32をはとめ用穴16aおよび18aに入れやす い。 また、このはとめ30では、本体32の先端部32aと中間部32bとの間の 部分33aがテーパー状に形成されているので、その部分33aがはとめ用穴1 6aおよび18aを規定する部分に引っかかりにくく、この点においても、はと め30の本体32をはとめ用穴16aおよび18aに入れやすい。 さらに、このはとめ30では、全体が合成樹脂で形成されているので、紙や合 成樹脂からなる側板16や接続片18などの他の部材と色をあわせやすく、しか も、廃棄して焼却する際に紙や合成樹脂からなる側板16や接続片18などの他 の部材と分別する必要がない。
【0014】 このはとめ30を用いた接続構造20では、はとめ30の本体32の先端部3 2aが座屈して2重になっているので、その先端部32aの端がほとんど広がら ず、はとめ30の本体32の先端部32aから割れにくい。 さらに、この接続構造20では、はとめ30の本体32の先端部32aが2重 になるようにかしめられているので、接続強度が強くなる。
【0015】 図4はデスクトレーのコーナーにおける接続構造の他の例を示す断面図であり 、図5はそのデスクトレーのコーナーにおける接続構造の接続前の状態を示す断 面図解図である。図4および図5に示すデスクトレーのコーナーにおける接続構 造20では、図2および図3に示すデスクトレーのコーナーにおける接続構造2 0と比べて、特に、はとめ用穴18aがはとめ用穴16aと同じ大きさに形成さ れ、はとめ30の本体32の中間部32bが本体32の根元部32cと同じ直径 に形成される。
【0016】 図4および図5に示す接続構造20およびはとめ30でも、図2および図3に 示す接続構造20およびはとめ30が奏する効果と同様の効果を奏する。
【0017】 なお、上述の接続構造20に用いられるはとめ30はポリカーボネートからな るが、はとめ30の材料としてポリアセタールやナイロンなど他の合成樹脂、そ れ以外にも、金属材料などが用いられてもよい。 また、上述の接続構造20に用いられるはとめ30としては、本体32の先端 部32a、中間部32bおよび根元部32cの直径が同じに形成されたものが用 いられてもよい。
【0018】 さらに、上述のはとめ30は、デスクトレーの接続構造に用いられているが、 他の接続構造に用いられてもよい。
【0019】
【考案の効果】
この考案によれば、接続強度の高い、はとめを用いた接続構造が得られる。 また、はとめの本体の先端部がはとめの根元部より細く形成されたはとめを用 いた場合、本体をはとめ用穴に入れやすくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案にかかるはとめを用いたデスクトレー
の一例を示す斜視図である。
【図2】図1に示すデスクトレーのコーナーにおける接
続構造を示す図1の線II−IIにおける断面図であ
る。
【図3】図2に示すデスクトレーのコーナーにおける接
続構造の接続前の状態を示す断面図解図である。
【図4】デスクトレーのコーナーにおける接続構造の他
の例を示す断面図である。
【図5】図4に示すデスクトレーのコーナーにおける接
続構造の接続前の状態を示す断面図解図である。
【図6】従来のデスクトレーのコーナーにおける接続構
造の一例を示す断面図である。
【図7】図6に示すデスクトレーのコーナーにおける接
続構造の接続前の状態を示す断面図解図である。
【符号の説明】
10 デスクトレー 12a 下トレー 12b 上トレー 14 底板 16 側板 16a はとめ用穴 18 接続片 18a はとめ用穴 20 接続構造 30 はとめ 32 本体 32a 先端部 32b 中間部 32c 根元部 34 頭部 36 突起

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筒状の本体、および前記本体の先端部の
    反対側の根元部に形成される頭部を含むはとめを用いた
    接続構造であって、 前記本体の先端部の軸方向の中間部が前記本体の外側に
    座屈して2重になるようにかしめられた、はとめを用い
    た接続構造。
  2. 【請求項2】 前記本体の先端部が前記本体の根元部よ
    り細く形成された、請求項1に記載のはとめを用いた接
    続構造。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013253638A (ja) * 2012-06-06 2013-12-19 Nippon Pop Rivets & Fasteners Ltd 補強カラー

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2013253638A (ja) * 2012-06-06 2013-12-19 Nippon Pop Rivets & Fasteners Ltd 補強カラー

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