JPS6015931Y2 - リベツト - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、リベット軸体の端面を打ちつけ、扁平状に
変形させて、かしめるようにしたものである。

従来、段部を有するリベットは公知である。

使用上の欠点としては、板体を固定するのに、打ちつけ
方がわるいと、リベットの軸端が不良な潰れかたをした
り、緩みが生じたりしていた。

この考案は、上記の欠点をなくす目的で考案したもので
、これを図面について説明すれば、所要形状に軸頭２と
軸体３を形成したリベット１の端面４に、段差５を有す
る断面半球体状の突起部６を形成する。

この突起部６の頂点は、リベット軸体３の中心と同一の
位置にある。

上述のように構成して、リベット軸体３の端面４に形成
した突起部６を打ちつけることによって、端面４と突起
部６が扁平状に変形し、外方に拡がり、第３図に示すよ
うに板体Ａを容易にかしめることができる。

この考案に係るリベットによると、わるい打ちつけ方に
よって、リベット軸体の端面が不良化するような潰れか
たをすることもなく、また緩みから生じる固着の不良も
防止することが可能である。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本考案の斜視図である。 第２図は、本考案の断面図である。 第３図は、本考案の使用状態を示す断面図である。 １・・・・・・リベット、２・・・・・・軸頭、３・・
・・・・軸体、４・・・・・・端面、５・・・・・・段
差、６・・・・・・突起部。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. リベット軸体の端面に段差を有する断面半球体状の突起
   部を形成したリベット。