JP2010092955A - 部品実装機、吸着ノズル及び吸着ノズルの識別方法 - Google Patents

部品実装機、吸着ノズル及び吸着ノズルの識別方法 Download PDF

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Abstract

【課題】吸着ノズルが搭載ヘッドに取り付けられた状態のまま、その吸着ノズルの識別を行うことができる部品実装機、吸着ノズル及び吸着ノズルの識別方法を提供する。
【解決手段】吸着ノズル13が搭載ヘッドに取り付けられた状態で下方から視認可能となる吸着ノズル13の所定位置(鍔状部13bの下面)に、紫外光Lを受けて可視化される塗料で形成された識別マーク14を設けておき、搭載ヘッドに取り付けられた吸着ノズル13にブラックライト19からの紫外光Lを照射して識別マーク14を可視化し、その可視化した識別マーク14を吸着ノズル13の下方から可視光カメラである部品カメラ18により撮像し、得られた識別マーク14の画像に基づいて吸着ノズル13の識別処理を行う。
【選択図】図3

Description

本発明は、搭載ヘッドに取り付けられた吸着ノズルによって部品を吸着して基板に搭載する部品実装機、吸着ノズル及び吸着ノズルの識別方法に関するものである。
部品実装機は、部品の搭載対象となる基板を所定位置に位置決めするとともに、位置決めした基板に対して移動自在に設けられた搭載ヘッドにより、部品を基板に搭載する。この部品の搭載工程では、部品は、パーツフィーダによって所定の位置に供給された後、搭載ヘッドに着脱自在に取り付けられた吸着ノズルに吸着(ピックアップ)され、撮像面を上方に向けた部品カメラの上方を通過するときに撮像(部品認識)されてから、基板に搭載される。
このような部品実装機において、搭載ヘッドに取り付けられる吸着ノズルは、吸着する部品の種類等に応じて種々のものが用いられている。このため吸着ノズルには、その種類等を識別するための識別マークが設けられており、搭載ヘッドに取り付ける際には、識別マークをカメラによって撮像し、その撮像により得られた識別マークの画像(マークパターン)に基づいて吸着ノズルの識別処理を行って、誤った種類の吸着ノズルが搭載ヘッドに取り付けられることがないようにしている。
識別マークは、上記のように、搭載ヘッドに取り付けられる前にカメラによって撮像する必要があるため、吸着ノズルの上方から視認できる位置(例えば、吸着ノズルが備える鍔状部の上面)に設けられており、識別マークは、吸着ノズルがノズル保持台に保持されている状態で、撮像面を下方に向けたカメラによって撮像される。この識別マークの撮像を行うカメラは通常、搭載ヘッドに設けられた基板カメラ(基板上に設けられたマークを撮像するためのカメラ)が用いられる(特許文献1)。
特開2005−138260号公報
ところで、上記部品実装機による部品の搭載工程において部品搭載ミスが発生したような場合には、現在搭載ヘッドに取り付けられている吸着ノズルが本来搭載ヘッドに取り付けられるべき正しい吸着ノズルであるかどうかを確認する必要があり、搭載ヘッドに取り付けられた吸着ノズルの識別(種類等の確認)を改めて行わなければならないことがある。しかしながら、識別マークは上記のように、吸着ノズルの上方からは視認可能であるが、吸着ノズルが搭載ヘッドに取り付けられている状態では搭載ヘッドの一部によって隠れて視認することができないため、吸着ノズルを一旦ノズル保持台に戻してから、改めて基板カメラで撮像する必要があった。このため時間のロスが大きく、部品実装効率を低下させるおそれがあるという問題点があった。
そこで本発明は、吸着ノズルが搭載ヘッドに取り付けられた状態のまま、その吸着ノズルの識別を行うことができる部品実装機、吸着ノズル及び吸着ノズルの識別方法を提供することを目的とする。
請求項1に記載の部品実装機は、搭載ヘッドに取り付けられて部品の吸着を行い、搭載ヘッドに取り付けられた状態で下方から視認可能となる所定位置に、紫外光を受けて可視化される塗料で形成された識別マークが設けられた吸着ノズルと、搭載ヘッドに取り付け
られた吸着ノズルに紫外光を照射して識別マークを可視化する紫外光照射手段と、紫外光照射手段から照射される紫外光を受けて可視化された識別マークを吸着ノズルの下方から撮像する可視光カメラと、可視光カメラの撮像により得られた識別マークの画像に基づいて吸着ノズルの識別処理を行う識別処理部とを備えた。
請求項2に記載の吸着ノズルは、部品実装機が備える搭載ヘッドに取り付けられて部品の吸着を行う吸着ノズルであって、搭載ヘッドに取り付けられた状態で下方から視認可能となる所定位置に、紫外光を受けて可視化される塗料で形成された識別マークが設けられた。
請求項3に記載の吸着ノズルの識別方法は、部品実装機が備える搭載ヘッドに取り付けられて部品の吸着を行う吸着ノズルの識別方法であって、吸着ノズルが搭載ヘッドに取り付けられた状態で下方から視認可能となる吸着ノズルの所定位置に、紫外光を受けて可視化される塗料で形成された識別マークを設けておき、搭載ヘッドに取り付けられた吸着ノズルに紫外光を照射して識別マークを可視化し、その可視化した識別マークを吸着ノズルの下方から可視光カメラにより撮像し、得られた識別マークの画像に基づいて吸着ノズルの識別処理を行う。
本発明では、搭載ヘッドに取り付けられた状態で吸着ノズルの下方から視認可能となる吸着ノズルの所定位置に、紫外光を受けて可視化される塗料で形成された識別マークが設けられる。そして、搭載ヘッドに取り付けられた吸着ノズルに紫外光を照射して識別マークを可視化し、その可視化した識別マークを吸着ノズルの下方から可視光カメラにより撮像し、得られた識別マークの画像に基づいて吸着ノズルの識別処理を行うようになっている。このため本発明によれば、吸着ノズルが搭載ヘッドに取り付けられた状態のまま(すなわち、搭載ヘッドに吸着ノズルを取り付けた後であっても、その吸着ノズルをノズル保持台に戻すことなく)、吸着ノズルの識別を行うことができる。
以下、図面を参照した本発明の実施の形態について説明する。図1は本発明の一実施の形態における部品実装機の平面図、図2及び図3は本発明の一実施の形態における部品実装機の部分拡大図、図4(a),(b)は本発明の一実施の形態における部品実装機が備える吸着ノズルの斜視図、図5は本発明の一実施の形態における部品実装機の制御系統を示すブロック図である。
図1において、部品実装機1は、基台2上に一対のベルトコンベアから成る基板搬送路3が設けられており、基板搬送路3の上方には2つの搭載ヘッド4がXYロボット5によって水平面内方向に移動自在に設けられている。ここでXYロボット5は、基板搬送路3による基板PBの搬送方向(X軸方向)と直交する水平面内方向(Y軸方向)に延びて設けられたY軸テーブル6と、X軸方向に延び、Y軸テーブル6に沿って移動自在に設けられた2つのX軸テーブル7と、各X軸テーブル7に沿って移動自在に設けられた計2つの移動ステージ8から成り、搭載ヘッド4は移動ステージ8に取り付けられている。
図2において、各搭載ヘッド4には中空円筒状の複数のノズルシャフト11が下方に延びて設けられており、各ノズルシャフト11の下端にはノズルホルダ12が設けられている。各ノズルホルダ12には、部品Pを吸着保持する(部品吸着用の)吸着ノズル13が着脱自在に取り付けられている。
図2及び図3において、ノズルホルダ12は一対の係止片12a及びこれら一対の係止片12aを開閉自在に弾性保持するバンド12bから成る。また、図4(a),(b)に
おいて、各吸着ノズル13は円筒状の被係止部13a、被係止部13aの下端に設けられた円盤状の鍔状部13b及び鍔状部13bの下面から下方に延びて設けられた円筒状のノズル主部13cを有して成る。被係止部13aの外周面には係止溝13dが形成されており、ノズルシャフト11の下端が吸着ノズル13の被係止部13a内に上方から入り込み、ノズルホルダ12が有する一対の係止片12aの下端部が係止溝13dに嵌入することで、吸着ノズル13はノズルシャフト11に取り付けられる。
図4(b)及び図3において、各吸着ノズル13の鍔状部13bの下面(すなわち、吸着ノズル13が搭載ヘッド4に取り付けられた状態で下方から視認可能となる位置)には、紫外光を受けて可視化される塗料で形成された識別マーク14が設けられている。
識別マーク14は複数のマークパターンを形成することができる構成のものから成り、例えば、明暗の階調が与えられた複数の小領域の組み合わせから成るものが採用される。本実施の形態では、図4(b)に示すように、単純形状で高速な画像認識が容易なように、2×2のマトリクス状に並んだ升目(すなわち4つの升目)のものとしているが、識別マーク14は画像認識に適したものであればよく、升目は2×2の配列でなくてもよい(QRマークであってもよい)し、マトリクス状でなくてもよい。識別マーク14の形成方法は印刷等によるものであってもよいし、ラベルの貼り付けによるもの等であってもよい。
図1において、基板搬送路3のY軸方向の側方領域には部品Pを部品吸着位置15に供給する複数のパーツフィーダ16がX軸方向に並んで設けられている。各搭載ヘッド4には撮像面を下方に向けた基板カメラ17が設けられており、基台2上には撮像面を上方に向けた可視光カメラから成る部品カメラ18が設けられている。また、各部品カメラ18の近傍位置には、部品カメラ18の上方に斜めに紫外光Lを照射する紫外光照射手段としてのブラックライト19が設けられている(図3も参照)。
本実施の形態における部品実装機1において、基板搬送路3による基板PBの搬送及び位置決め動作は、部品実装機1が備える制御装置20(図5)が図示しないアクチュエータ等から成る基板搬送路作動機構21(図5)の作動制御を行うことによってなされる。パーツフィーダ16による部品吸着位置15への部品Pの供給動作は、制御装置20が図示しないアクチュエータ等から成るパーツフィーダ作動機構22(図5)の作動制御を行うことによってなされる。XYロボット5の作動による各搭載ヘッド4の移動動作は、制御装置20が図示しないアクチュエータ等から成るXYロボット作動機構23(図5)の作動制御を行うことによってなされる。各搭載ヘッド4が備える吸着ノズル13の昇降動作及び部品Pの吸着・離脱動作は、制御装置20が図示しないアクチュエータ等から成るノズル作動機構24(図5)の作動制御を行うことによってなされる。各ブラックライト19による紫外光Lの照射動作は、制御装置20が図示しないアクチュエータ等から成るブラックライト作動機構25(図5)の作動制御を行うことによってなされる。また、基板カメラ17及び部品カメラ18はそれぞれ制御装置20によって撮像動作制御がなされ、基板カメラ17及び部品カメラ18の撮像によって得られた画像データは、制御装置20に送られる(図5)。
図1において、基台2上には交換用の吸着ノズル13を保持するノズル保持台26が設けられている。このノズル保持台26には複数のノズル挿入孔26aが設けられており、交換用の吸着ノズル13は、このノズル挿入孔26aにノズル主部13cを上方から挿入させた立設姿勢でノズル保持台26に保持される。搭載ヘッド4(ノズルホルダ12)への吸着ノズル13の取り付け及び取り外しは、ノズル保持台26の上方に搭載ヘッド4を移動させて、ノズルシャフト11をノズル保持台26に対して昇降させることによって行う。
このような部品実装機1において、制御装置20は、外部(上流側の他の装置等)から基板PBが投入されたことを検知したら、基板搬送路3を作動させてその基板PBを部品実装機1内に搬入し(図1中に示す矢印A)、所定の作業位置に位置決めする。そして、搭載ヘッド4を水平面内で移動させて基板PBの上方に位置させ、基板PB上に設けられた基板マークM(図1及び図2参照)を基板カメラ17に撮像させ、得られた基板マークMの画像に基づいて、基板PBの基準位置からの位置ずれを求める。
制御装置20は基板PBの位置ずれを求めたら搭載ヘッド4をノズル保持台26の上方に移動させ、ノズルシャフト11をノズル保持台26に対して昇降させてノズルホルダ12に(すなわち搭載ヘッド4に)吸着ノズル13を取り付ける。制御装置20は、搭載ヘッド4に吸着ノズル13を取り付けたら、搭載ヘッド4をパーツフィーダ16の上方に移動させ、部品吸着位置15に供給される部品Pを吸着ノズル13に吸着させる。
制御装置20は、吸着ノズル13に部品Pを吸着させたら、その部品Pが部品カメラ18の直上に位置するように搭載ヘッド4を移動させて、部品カメラ18に部品Pの撮像を行わせ、得られた画像に基づいて部品認識を行うとともに、吸着ノズル13に対する部品Pの位置ずれ(吸着ずれ)を求める。
制御装置20は、吸着ノズル13に対する部品Pの位置ずれを求めたら、次いで搭載ヘッド4を基板PBの上方に移動させ、吸着ノズル13に吸着させている部品Pを基板PB上の目標搭載位置で離脱させてその部品Pを基板PB上に搭載する。部品Pの基板PB上への搭載時には、制御装置20は、基板PBの位置決め時に求めた基板PBの基準位置からの位置ずれと、部品認識時に求めた部品Pの吸着ノズル13に対する位置ずれが修正されるように、基板PBに対する吸着ノズル13の相対位置の補正動作を行う。
制御装置20は、このような一連の部品Pの搭載工程を、基板PBに搭載すべき全部品Pについて行ったら、基板搬送路3を作動させて、その基板PBを外部(下流側の装置等)に搬出する。
ところで、このような部品実装機1の部品Pの搭載工程において部品搭載ミスが発生したような場合には、現在搭載ヘッド4に取り付けられている吸着ノズル13が本来搭載ヘッド4に取り付けられるべき正しい吸着ノズル13であるかどうかを確認する必要があり、搭載ヘッド4に取り付けられた吸着ノズル13の識別(種類等の確認)を改めて行わなければならないことがある。このような場合には、制御装置20は、次の手順によって吸着ノズル13の識別を行う。
これには先ず、制御装置20は、搭載ヘッド4を移動させて、識別をしようとする吸着ノズル13を部品カメラ18の上方に位置させる。そして制御装置20は、ブラックライト作動機構25の作動制御を行ってブラックライト19を作動させ、吸着ノズル13に紫外光Lを照射して(詳細には、ブラックライト19からの紫外光Lにより吸着ノズル13の鍔状部13bの下面が照らされるようにして)、識別マーク14を可視化する(識別マーク可視化工程)。
吸着ノズル13が紫外光Lによって照射されて識別マーク14が可視化されたら、その可視化された識別マーク14を部品カメラ18に撮像させる(識別マーク撮像工程)。
部品カメラ18の撮像によって得られた識別マーク14の画像は前述のように制御装置20に送られるので、制御装置20は、部品カメラ18から送られた識別マーク14の画像に基づいて、その識別マーク14のマークパターンを読み取り、その読み取った識別マ
ークの画像(マークパターン)から吸着ノズル13の識別処理を行う(識別処理工程)。
制御装置20は、上記のようにして識別した識別マークの含まれるデータと、制御装置20と繋がる記憶装置20aに記憶されたデータとを比較して、識別マーク14の読み取りを行った吸着ノズル13が、搭載ヘッド4に本来取り付けられるべき正しい吸着ノズル13であるか否かどうかの判断を行う。その結果、制御装置20は、識別を行った吸着ノズル13が搭載ヘッド4に本来取り付けられるべき正しい吸着ノズル13でないと判定した場合には、部品実装機1に備えられたディスプレイやブザー等の報知器27(図5)を介してオペレータにその旨の報知を行う。この報知を受けたオペレータはノズル保持台26に保持されている吸着ノズル13を点検して正しい吸着ノズル13に置き換える等の処置を取ることができるので、搭載ヘッド4に吸着ノズル13が誤装着された状態で部品Pの搭載工程が続行される事態が防止される。
このように本実施の形態における吸着ノズル13は、搭載ヘッド4に取り付けられた状態で下方から視認可能となる所定位置に、紫外光Lを受けて可視化される塗料で形成された識別マーク14が設けられたものであり、本実施の形態における部品実装機1は、このような吸着ノズル13と、搭載ヘッド4に取り付けられた吸着ノズル13に紫外光Lを照射して識別マーク14を可視化する紫外光照射手段としてのブラックライト19と、ブラックライト19から照射される紫外光Lを受けて可視化された識別マーク14を吸着ノズル13の下方から撮像する可視光カメラとしての部品カメラ18と、部品カメラ18の撮像により得られた識別マーク14の画像に基づいて吸着ノズル13の識別処理を行う識別処理部としての制御装置20を備えたものとなっている。
また、本実施の形態における吸着ノズル13の識別方法は、部品実装機1が備える搭載ヘッド4に取り付けられて部品Pの吸着を行う吸着ノズル13の識別方法であり、吸着ノズル13が搭載ヘッド4に取り付けられた状態で下方から視認可能となる吸着ノズル13の所定位置(鍔状部13bの下面)に、紫外光Lを受けて可視化される塗料で形成された識別マーク14を設けておき、搭載ヘッド4に取り付けられた吸着ノズル13に紫外光Lを照射して識別マーク14を可視化し(識別マーク可視化工程)、その可視化した識別マーク14を吸着ノズル13の下方から可視光カメラとしての部品カメラ18により撮像し(識別マーク撮像工程)、得られた識別マーク14の画像に基づいて吸着ノズル13の識別処理を行う(識別処理工程)ようになっている。
このように、本実施の形態における部品実装機1、吸着ノズル13又は吸着ノズル13の識別方法では、搭載ヘッド4に取り付けられた状態で吸着ノズル13の下方から視認可能となる吸着ノズル13の所定位置(鍔状部13bの下面)に、紫外光Lを受けて可視化される塗料で形成された識別マーク14が設けられる。そして、搭載ヘッド4に取り付けられた吸着ノズル13に紫外光Lを照射して識別マーク14を可視化し、その可視化した識別マーク14を吸着ノズルの下方から可視光カメラである部品カメラ18により撮像し、得られた識別マーク14の画像に基づいて吸着ノズル13の識別処理を行うようになっている。このため、吸着ノズル13が搭載ヘッド4に取り付けられた状態のまま(すなわち、搭載ヘッド4に吸着ノズル13を取り付けた後であっても、その吸着ノズル13をノズル保持台26に戻すことなく)、吸着ノズル13の識別(種類等の確認)を行うことができる。
なお、本実施の形態では、可視光カメラとして、吸着ノズル13に吸着された部品Pを部品Pの下方から撮像する部品認識用の部品カメラ18を用いているが、識別マーク14は可視光のもとでは可視化されないので、部品カメラ18を用いて部品Pの撮像を行った場合であっても、部品Pの撮像時に部品Pとともに識別マーク14が撮像されるようなことはなく、部品カメラ18本来の機能の発揮が妨げられるような弊害は発生しない。
これまで本発明の実施の形態について説明してきたが、本発明は上述の実施の形態に示したものに限定されない。例えば、上述の実施の形態では、紫外光を受けて可視化される塗料で形成された識別マーク14は吸着ノズル13の鍔部13bに設けられていたが、識別マーク14が設けられる箇所は、搭載ヘッド4に取り付けられた状態の吸着ノズル13の下方から視認可能となる位置であればどこでもよく、必ずしも鍔部13bでなくてもよい。
吸着ノズルが搭載ヘッドに取り付けられた状態のまま、その吸着ノズルの識別を行うことができる部品実装機、吸着ノズル及び吸着ノズルの識別方法を提供する。
本発明の一実施の形態における部品実装機の平面図 本発明の一実施の形態における部品実装機の部分拡大図 本発明の一実施の形態における部品実装機の部分拡大図 (a)(b)本発明の一実施の形態における部品実装機が備える吸着ノズルの斜視図 本発明の一実施の形態における部品実装機の制御系統を示すブロック図
符号の説明
1 部品実装機
4 搭載ヘッド
13 吸着ノズル
14 識別マーク
18 部品カメラ(可視光カメラ)
19 ブラックライト(紫外光照射手段)
20 制御装置(識別処理部)
P 部品
L 紫外光

Claims (3)

  1. 搭載ヘッドに取り付けられて部品の吸着を行い、搭載ヘッドに取り付けられた状態で下方から視認可能となる所定位置に、紫外光を受けて可視化される塗料で形成された識別マークが設けられた吸着ノズルと、搭載ヘッドに取り付けられた吸着ノズルに紫外光を照射して識別マークを可視化する紫外光照射手段と、紫外光照射手段から照射される紫外光を受けて可視化された識別マークを吸着ノズルの下方から撮像する可視光カメラと、可視光カメラの撮像により得られた識別マークの画像に基づいて吸着ノズルの識別処理を行う識別処理部とを備えたことを特徴とする部品実装機。
  2. 部品実装機が備える搭載ヘッドに取り付けられて部品の吸着を行う吸着ノズルであって、搭載ヘッドに取り付けられた状態で下方から視認可能となる所定位置に、紫外光を受けて可視化される塗料で形成された識別マークが設けられたことを特徴とする吸着ノズル。
  3. 部品実装機が備える搭載ヘッドに取り付けられて部品の吸着を行う吸着ノズルの識別方法であって、吸着ノズルが搭載ヘッドに取り付けられた状態で下方から視認可能となる吸着ノズルの所定位置に、紫外光を受けて可視化される塗料で形成された識別マークを設けておき、搭載ヘッドに取り付けられた吸着ノズルに紫外光を照射して識別マークを可視化し、その可視化した識別マークを吸着ノズルの下方から可視光カメラにより撮像し、得られた識別マークの画像に基づいて吸着ノズルの識別処理を行うことを特徴とする吸着ノズルの識別方法。
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