JP2010092730A - バッテリヒューズユニット用保護カバー及びその着脱方法 - Google Patents

バッテリヒューズユニット用保護カバー及びその着脱方法 Download PDF

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Abstract

【課題】バッテリヒューズユニットから保護カバー本体を片手で容易に取り外すことができるバッテリヒューズユニット用保護カバー及びその着脱方法を得る。
【解決手段】バッテリヒューズユニット1の上部に、上方から被せて装着されるバッテリヒューズユニット用保護カバー100であって、ヒューズユニット1の上面縁部3を側壁5よりも突出させて設けた係止凸部7と、下面に開口部を有し可撓性材料からなる箱状の保護カバー本体9と、開口部の縁部13にヒンジ15を介して接続され保護カバー本体9の内側に折り曲げられて先端部19が前記係止凸部7に下方から係止する係止板17と、前記係止板17に設けられ保護カバー本体側板23からの押圧にて内方へ撓み前記先端部19を前記係止凸部7から係止解除方向に変位させる屈曲部21とを設けた。
【選択図】図1

Description

本発明は、車載バッテリに直付けされるヒューズユニットに被せられ、外部との接触による短絡防止や水滴等の浸入による腐食を防止するバッテリヒューズユニット用保護カバー及びその着脱方法に関する。
従来、自動車に搭載されるバッテリにヒューズを接続し、バッテリポストに電線を介さずに直付けするヒューズユニットが提供されている(例えば特許文献1参照)。
このようなヒューズユニット等には、外部との接触による短絡や水滴等の浸入による腐食を防止するために、例えば合成樹脂からなる絶縁性の保護カバーが被せられる。
上記特許文献に開示されるカバーは、上壁と該上壁の外周縁から下方に向けて突出する周壁とからなり、下面を開口としている。カバーは、一方側がバッテリ端子に被せられるバッテリ端子収容部となるとともに、他方側が第1、第2ヒュージブルリンクに被せられるヒュージブルリンク収容部となり、バッテリ端子収容部の上壁とヒュージブルリンク収容部の上壁とを薄肉ヒンジ部で連結している。そして、カバーに設けた係止孔に第1、第2ヒュージブルリンクに設けた係止爪を係止して、カバーを第1、第2ヒュージブルリンクに係止固定していた。
特開2007−87823号公報
しかしながら、従来の保護カバーは、カバーに設けた係止孔にヒュージブルリンクに設けた係止爪を係止して、カバーを係止固定(嵌め殺し)していたため、取り外し作業では、ドライバ工具等を用いてこじりながら、若しくは両手を使って脱着しなければならないため、より作業性を考慮した係止構造が求められていた。また、バッテリケース、ヒューズユニット等は、一般的に絶縁材料である合成樹脂からなり、ドライバ等の金属工具を使用してこじれば、傷がつきやすく、脱着が度重なれば見栄えが低下し、亀裂を生じさせる虞もあった。
本発明は上記状況に鑑みてなされたもので、その目的は、バッテリヒューズユニットから片手で容易に(ワンタッチで)取り外すことができるバッテリヒューズユニット用保護カバー及びその着脱方法を提供することにある。
本発明に係る上記目的は、下記構成により達成される。
(1) ヒューズユニットの上面縁部を側壁よりも突出させて設けた係止凸部と、
下面に開口部を有し可撓性材料からなる箱状の保護カバー本体と、
前記開口部の縁部にヒンジを介して接続され該保護カバー本体の内側に折り曲げられて先端部が前記係止凸部に下方から係止する係止板と、
該係止板に設けられ保護カバー本体側板からの押圧にて内方へ撓み前記先端部を前記係止凸部から係止解除方向に変位させる屈曲部と、
を具備したことを特徴とするバッテリヒューズユニット用保護カバー。
このバッテリヒューズユニット用保護カバーによれば、係止板を内側に折り曲げた保護カバー本体がヒューズユニットに被せられると、ヒューズユニットの係止凸部が係止板のヒンジ側から先端に向かって相対移動し、係止板を通過すると同時に、弾性復元する係止板の先端部に係止凸部の係止下面が係止され、保護カバー本体がヒューズユニットから抜脱不能に係止(ロック)されて装着が完了する。手指で保護カバー本体側板が押圧されると、屈曲部が変形して先端部が係止解除方向へ変位し、係止板の先端部が係止凸部から係止解除され、保護カバー本体がヒューズユニットから脱着可能となる。
(2) (1)のバッテリヒューズユニット用保護カバーであって、
前記係止凸部が、上面縁部の両側にそれぞれ設けられ、
前記係止板が、前記開口部の平行な一対の両辺部にそれぞれ設けられたことを特徴とするバッテリヒューズユニット用保護カバー。
このバッテリヒューズユニット用保護カバーによれば、ヒューズユニットの両側面に設けられた一対の係止凸部に、保護カバー本体の開口部両辺部に設けられた一対の係止板が係止し、一組の係止板及び係止凸部を係合させる場合に比べ、係止距離が大きくなり、信頼性の高い係止及び係止解除が可能となる。
(3) (1)又は(2)のバッテリヒューズユニット用保護カバーであって、
前記屈曲部が、前記先端部と前記ヒンジの間に形成され前記保護カバー本体側板の裏面に頂部が当接するとともに裾部が徐々に離反して広がるく字状屈曲部であることを特徴とするバッテリヒューズユニット用保護カバー。
このバッテリヒューズユニット用保護カバーによれば、頂部が押圧されることで頂部を挟む一対の裾部が広がる。その裾部の係止板先端側となる一方に上記先端部を設けることにより、簡素な構造にて先端部が係止凸部から係止解除方向へ容易に変位可能となる。
(4) (1)〜(3)のいずれか1つのバッテリヒューズユニット用保護カバーであって、
前記係止凸部の係止下面と突出先端面との交わる角部に面取り部が設けられたことを特徴とするバッテリヒューズユニット用保護カバー。
このバッテリヒューズユニット用保護カバーによれば、鋭角の角部が存在するよりも、先端部の係止解除性がスムースとなる。なお、係止下面の先端部当接部位まで面取り部を拡大形成しなければ、角部が除去されることによる係止信頼性の低下はない。
(5) (1)〜(4)のいずれか1つのバッテリヒューズユニット用保護カバーであって、
前記係止凸部の係止下面が、前記側壁より離反するにしたがって下る傾斜面であることを特徴とするバッテリヒューズユニット用保護カバー。
このバッテリヒューズユニット用保護カバーによれば、先端部の係止する係止下面が下り勾配となることで、係止した先端部を係止凸部の基端側へ摺動させる分力が作用するようになり、振動や衝撃等により先端部が係止凸部の先端側へ移動することによる係止外れが生じ難くなる。
(6) (1)〜(5)のいずれか1つのバッテリヒューズユニット用保護カバーであって、
前記先端部が当接する係止凸部直下の前記側壁の上端部に、上方に向かって前記側壁から突出する方向へ傾斜する傾斜部が設けられたことを特徴とするバッテリヒューズユニット用保護カバー。
このバッテリヒューズユニット用保護カバーによれば、先端部(より正確には先端部に近接する屈曲部上側の裾部)が傾斜部に当接した状態となり、屈曲部の外方からの押圧により、裾部が傾斜部へと押しつけられると、裾部が傾斜部に沿って上方に摺動され、先端部が側壁から突出する方向へ移動される。これにより、屈曲部押圧時の先端部の係止解除性が良好となる。
(7) (1)〜(6)のいずれか1つのバッテリヒューズユニット用保護カバーであって、
前記保護カバー本体側板の裏面と保護カバー本体内部天井面との隅部に、下面が係止凸部上面に当接し、側面が係止凸部突出先端面に当接する逆L字状の当接座部が形成されたことを特徴とするバッテリヒューズユニット用保護カバー。
このバッテリヒューズユニット用保護カバーによれば、先端部が係止凸部の係止下面に当接すると、同時に、係止凸部上面が当接座部の下面に当接するとともに、係止凸部突出先端面が当接座部の側面に当接する。係止凸部は、上下方向が当接座部下面と先端部とに当接し、横方向が当接座部側面に当接して移動規制される。つまり、装着状態でのガタツキが発生しなくなる。
(8) (1)〜(7)のいずれか1つのバッテリヒューズユニット用保護カバーの着脱方法であって、
保護カバー本体の下面開口部縁部にヒンジを介し接続した係止板を該保護カバー本体の内側に折り曲げ、
上面縁部を側壁よりも突出させた係止凸部を有するヒューズユニットに、上方から前記保護カバー本体を被せて前記係止板の先端部を前記係止凸部に下方から係止して装着する一方、保護カバー本体側板からの押圧にて前記係止板の屈曲部を内方へ撓めることで前記先端部を前記係止凸部から係止解除方向に変位させて前記保護カバー本体を前記ヒューズユニットから脱着可能とするバッテリヒューズユニット用保護カバーの着脱方法。
このバッテリヒューズユニット用保護カバーの着脱方法によれば、係止板の折り曲げられた保護カバー本体がヒューズユニットに被せられると、係止板の先端部に係止凸部の係止下面が係止され、保護カバー本体がヒューズユニットから抜脱不能に係止(ロック)されて装着が完了する。手指で保護カバー本体側板が押圧されると、屈曲部が変形して先端部を係止解除方向へ変位させ、係止板先端部と係止凸部が係止解除され、保護カバー本体がヒューズユニットから脱着可能となる。
本発明に係るバッテリヒューズユニット用保護カバーによれば、ヒューズユニットに係止凸部を設け、保護カバー本体にヒンジを介して係止板を接続し、保護カバー本体側板からの押圧にて先端部を係止凸部から係止解除方向に変位させる屈曲部を係止板に設けたので、手指で保護カバー本体側板を押圧しながら引き抜くことで、係止板と係止凸部の係止を解除し、バッテリヒューズユニットから保護カバー本体を片手で容易に(ワンタッチで)取り外すことができる。
本発明に係るバッテリヒューズユニット用保護カバーの着脱方法によれば、係止板を内側に折り曲げた保護カバー本体をヒューズユニットに上方から被せて装着する一方、保護カバー本体の側板を押圧することで、係止板の先端部を係止凸部から係止解除できるので、片手によるワンタッチでの着脱が可能となり、作業性を向上させることができる。
以下、本発明に係るバッテリヒューズユニット用保護カバー及びその着脱方法の好適な実施の形態について図面を参照して説明する。
図1は本発明に係るバッテリヒューズユニット用保護カバーの一部分を切り欠いた斜視図、図2は図1の分解正面図、図3(a)は図1に示した保護カバー本体を斜め上方から見た斜視図、(b)は斜め下方から見た斜視図、図4は係止状態における一部分を切り欠いた保護カバー本体をヒューズユニットと共に示した正面図である。
本実施の形態によるバッテリヒューズユニット用保護カバー(以下、単に「保護カバー」と称す。)100は、被着体であるバッテリヒューズユニット(以下、単に「ヒューズユニット」と称す。)、バッテリ、或いはその他のバッテリ接続部材を覆う用途に供せられる。本実施の形態では、被着体がヒューズユニット1である場合を例に説明するが、その他上記のものであっても良い。
ヒューズユニット1は、バッテリポスト(不図示)に接続したバッテリ端子に接続するバスバ(不図示)を樹脂製のハウジング(不図示)に収容固定してなる。ヒューズユニット1は、上面縁部3を側壁5,5よりも突出させて設けた係止凸部7,7を有している。
保護カバー100は、保護カバー本体9を有する。保護カバー本体9は、下面に開口部11を有し、可撓性材料からなる四角箱状に形成される。可撓性材料としては、耐熱性の塩化ビニールその他のプラスチック等の合成樹脂材料を好適に用いることができる。保護カバー本体9の開口部11の縁部13には、ヒンジ15を介して係止板17が接続される。ヒンジ15は、薄肉で形成された樹脂片からなり、係止板17を回動自在に接続する。係止板17は、ヒンジ15を介して保護カバー本体9と一体形成される。図3(b)に示すように、係止板17は、保護カバー本体9の内側に折り曲げられることで、図1,図4に示すように、先端部19が係止凸部7に下方から係止可能となる。
係止板17には屈曲部21が設けられ、屈曲部21は保護カバー本体側板23からの押圧にて内方へ撓み、先端部19を係止凸部7から係止解除方向(図4中、左側の係止板17では左方向、右側の係止板17では右方向)に変位させる。本実施の形態では、屈曲部21が、先端部19とヒンジ15の間に形成され、保護カバー本体側板23の裏面に頂部25が当接するとともに、裾部27,27が徐々に離反して広がるく字状屈曲部で形成されている。頂部25が押圧されることで、頂部25を挟む一対の裾部27,27が広がる。その裾部27,27の係止板先端側となる一方に上記の先端部19を設けることにより、簡素な構造にて先端部19が係止凸部7から係止解除方向へ容易に変位するようになっている。
本実施の形態では、係止凸部7,7が、ヒューズユニット1の上面縁部3の両側にそれぞれ設けられ、係止板17,17が、開口部11の平行な一対の両辺部29,29(図3(b)参照)にそれぞれ設けられている。ヒューズユニット1の両側面に設けられた一対の係止凸部7,7に、保護カバー本体9の開口部両辺部29,29に設けられた一対の係止板17,17が係止することで、一組の係止板17及び係止凸部7を係合させる場合に比べ、係止距離が大きくなり(二つの係止板17,17の係止変位量の合計となる)、信頼性の高い係止及び係止解除が可能となる。
保護カバー100では、図2に示すように、係止凸部7の係止下面7aと突出先端面7bとの交わる角部に面取り部Cが設けられている。面取り部Cが形成されることで、鋭角の角部が存在するよりも、先端部19の係止解除性がスムースとなる。なお、係止下面7aの先端部当接部位まで面取り部Cを拡大形成しなければ、角部が除去されることによる係止信頼性の低下はない。
また、係止凸部7の係止下面7aは、側壁5より離反するにしたがって下る傾斜面で形成されている。すなわち、係止下面7aの仮想延長線31は上面縁部3に平行な仮想線33に対し角度θ1傾斜している。先端部19の係止する係止下面7aが下り勾配となることで、係止した先端部19を係止凸部7の基端側へ摺動させる分力が作用するようになる。これにより、振動や衝撃等により先端部19が係止凸部7の先端側へ移動することによる係止外れが生じ難くなっている。
また、ヒューズユニット1には、先端部19が当接する係止凸部直下の側壁5,5に、上方に向かって側壁5,5から突出する方向へ傾斜する傾斜部35,35が設けられている。すなわち、傾斜部35は、側壁5に対し傾斜θ2の勾配を有している。保護カバー100のヒューズユニット1への装着時、係止する先端部19に近接する裾部27が傾斜部35に当接した状態となる。この状態で、屈曲部21の外方からの押圧により、裾部27が傾斜部35へと押しつけられると、裾部27が傾斜部35に沿って上方に向かって摺動し、その結果、先端部19が側壁5から突出する方向へ移動される。これにより、屈曲部押圧時の先端部19の係止解除性が良好となる。
さらに、図2に示すように、保護カバー本体側板23の裏面と保護カバー本体内部天井面37との隅部には、下面39が係止凸部上面(上面縁部3)に当接し、側面41が係止凸部突出先端面7bに当接する逆L字状の当接座部43が形成されている。先端部19が係止凸部7の係止下面7aに当接すると、同時に、係止凸部7の上面縁部3が当接座部43の下面39に当接するとともに、係止凸部突出先端面7bが当接座部43の側面41に当接する。これにより、係止凸部7,7は、上下方向が当接座部43の下面39と係止板17の先端部19とに当接し、横方向が当接座部43の側面41に当接して移動規制される。つまり、装着状態でのガタツキが発生しなくなっている。
次に、上記したバッテリヒューズユニット用保護カバーの着脱方法を説明する。
図5は係止解除状態における保護カバー本体の一部分を切り欠いた正面図である。
保護カバー100は、ヒューズユニット1に装着するに際し、先ず、保護カバー本体9の下面開口部11内に係止板17,17を折り曲げる。
次いで、係止板17,17を内側に配置した保護カバー本体9を、ヒューズユニット1に上方から被せる。保護カバー本体9をヒューズユニット1に被せると、ヒューズユニット1の係止凸部7,7が係止板17,17のヒンジ側から先端部19に向かって相対移動する。係止凸部7が上側の裾部27(図5参照)を通過する際、係止板17は外側へ弾性変形する。係止凸部7が係止板17,17を通過すると同時に、弾性復元する係止板17,17の先端部19,19が係止凸部7,7の係止下面7a,7aに係止する。これにより、保護カバー本体9がヒューズユニット1から抜脱不能に係止(ロック)されて装着が完了する。
一方、保護カバー本体9をヒューズユニット1から脱着するには、図5に示すように、手指の挟持力Fで保護カバー本体側板23,23を押圧し、屈曲部21,21の頂部25,25を内方へ撓める。頂部25,25を内方へ撓めることで、上側の裾部27を傾斜部35に沿って上方へ移動させ、係止板17,17の先端部19,19を係止凸部7,7から係止解除方向へ変位させる。この状態のまま、保護カバー本体9を上方へ引き抜き、保護カバー本体9をヒューズユニット1から離脱して脱着を完了する。
このように、保護カバー100の着脱方法では、係止板17,17を内側に折り曲げた保護カバー本体9をヒューズユニット1に上方から被せて装着する一方、保護カバー本体9の側板23,23を押圧することで、係止板17,17の先端部19,19を係止凸部7,7から係止解除できるので、片手によるワンタッチでの着脱が可能となる。
したがって、上記構成のバッテリヒューズユニット用保護カバー100によれば、ヒューズユニット1に係止凸部7,7を設け、保護カバー本体9にヒンジ15,15を介して係止板17,17を接続し、保護カバー本体側板23,23からの押圧にて先端部19,19を係止凸部7,7から係止解除方向に変位させる屈曲部21,21を係止板17,17に設けたので、手指で保護カバー本体側板23,23を押圧しながら引き抜くことで、係止板17,17と係止凸部7,7の係止を解除し、バッテリヒューズユニット1から保護カバー本体9を片手で容易に(ワンタッチで)取り外すことができる。この結果、保護カバー100の着脱作業性を向上させることができる。
また、係止板17,17の弾性変形により係止・係止解除を行うので、従来構造のように、工具を用いてこじる必要がなく、工具による傷つきを防止して、良好な見栄えを維持しながら、耐久性を向上させることができる。
本発明に係るバッテリヒューズユニット用保護カバーの一部分を切り欠いた斜視図である。 図1の分解正面図である。 (a)は図1に示した保護カバー本体を斜め上方から見た斜視図、(b)は斜め下方から見た斜視図である。 係止状態における一部分を切り欠いた保護カバー本体をヒューズユニットと共に示した正面図である。 係止解除状態における保護カバー本体の一部分を切り欠いた正面図である。
符号の説明
1 ヒューズユニット
3 上面縁部、係止凸部上面
5 側壁
7 係止凸部
7a 係止凸部の係止下面
7b 突出先端面
9 保護カバー本体
11 開口部
13 開口部の縁部
15 ヒンジ
17 係止板
19 先端部
21 屈曲部
23 保護カバー本体側板
25 頂部
27 裾部
29 開口部の平行な一対の両辺部
35 傾斜部
37 保護カバー本体内部天井面
39 下面
41 側面
43 当接座部
100 保護カバー(バッテリヒューズユニット用保護カバー)
C 面取り部

Claims (8)

  1. ヒューズユニットの上面縁部を側壁よりも突出させて設けた係止凸部と、
    下面に開口部を有し可撓性材料からなる箱状の保護カバー本体と、
    前記開口部の縁部にヒンジを介して接続され該保護カバー本体の内側に折り曲げられて先端部が前記係止凸部に下方から係止する係止板と、
    該係止板に設けられ保護カバー本体側板からの押圧にて内方へ撓み前記先端部を前記係止凸部から係止解除方向に変位させる屈曲部と、
    を具備したことを特徴とするバッテリヒューズユニット用保護カバー。
  2. 請求項1記載のバッテリヒューズユニット用保護カバーであって、
    前記係止凸部が、上面縁部の両側にそれぞれ設けられ、
    前記係止板が、前記開口部の平行な一対の両辺部にそれぞれ設けられたことを特徴とするバッテリヒューズユニット用保護カバー。
  3. 請求項1又は請求項2記載のバッテリヒューズユニット用保護カバーであって、
    前記屈曲部が、前記先端部と前記ヒンジの間に形成され前記保護カバー本体側板の裏面に頂部が当接するとともに裾部が徐々に離反して広がるく字状屈曲部であることを特徴とするバッテリヒューズユニット用保護カバー。
  4. 請求項1〜請求項3のいずれか1項記載のバッテリヒューズユニット用保護カバーであって、
    前記係止凸部の係止下面と突出先端面との交わる角部に面取り部が設けられたことを特徴とするバッテリヒューズユニット用保護カバー。
  5. 請求項1〜請求項4のいずれか1項記載のバッテリヒューズユニット用保護カバーであって、
    前記係止凸部の係止下面が、前記側壁より離反するにしたがって下る傾斜面であることを特徴とするバッテリヒューズユニット用保護カバー。
  6. 請求項1〜請求項5のいずれか1項記載のバッテリヒューズユニット用保護カバーであって、
    前記先端部が当接する係止凸部直下の前記側壁の上端部に、上方に向かって前記側壁から突出する方向へ傾斜する傾斜部が設けられたことを特徴とするバッテリヒューズユニット用保護カバー。
  7. 請求項1〜請求項6のいずれか1項記載のバッテリヒューズユニット用保護カバーであって、
    前記保護カバー本体側板の裏面と保護カバー本体内部天井面との隅部に、下面が係止凸部上面に当接し、側面が係止凸部突出先端面に当接する逆L字状の当接座部が形成されたことを特徴とするバッテリヒューズユニット用保護カバー。
  8. 請求項1〜請求項7のいずれか1項記載のバッテリヒューズユニット用保護カバーの着脱方法であって、
    保護カバー本体の下面開口部縁部にヒンジを介し接続した係止板を該保護カバー本体の内側に折り曲げ、
    上面縁部を側壁よりも突出させた係止凸部を有するヒューズユニットに、上方から前記保護カバー本体を被せて前記係止板の先端部を前記係止凸部に下方から係止して装着する一方、保護カバー本体側板からの押圧にて前記係止板の屈曲部を内方へ撓めることで前記先端部を前記係止凸部から係止解除方向に変位させて前記保護カバー本体を前記ヒューズユニットから脱着可能とするバッテリヒューズユニット用保護カバーの着脱方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2020151271A1 (zh) * 2019-01-24 2020-07-30 柳海强 一种新能源汽车电池快装装置

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