JP2010092135A - 自動販売機 - Google Patents

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Abstract

【課題】可燃性冷媒を用いた自動販売機において、冷媒漏洩センサの寿命を確保し、かつ迅速に冷媒漏洩を検知することを目的とする。
【解決手段】冷却専用庫53の熱交換器ベース54に漏洩検知センサ43を設置し、冷却加温庫51〜52と連通する導管42を備え、冷却加温庫51〜52内で漏洩した冷媒を導管42で冷却専用庫53へと導き、冷却専用庫53に備えた漏洩検知センサ43で冷媒漏洩を検知することで、冷却加温庫51〜52内に漏洩検知センサ43を配置することによっておこる、高温度環境下におかれる理由による漏洩検知センサ43の劣化を防止することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、缶飲料などの商品を冷却あるいは加温して販売する自動販売機において、冷却あるいは加温システムに使用する炭化水素冷媒が庫内に漏洩した場合に、冷媒漏洩を検知する自動販売機に関するものである。
近年、オゾン層保護および地球温暖化防止の観点から、イソブタンやプロパンなどの炭化水素からなる自然冷媒を使用した冷却システムが望まれている。自動販売機などの冷却貯蔵庫において、可燃性のある炭化水素を冷媒として使用する際には、防爆対応した電気部品などが用いられるが、さらに安全を高めるために、冷媒の漏洩を検知して冷却器を遮断することによって、漏洩量を抑制するものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
以下、図面を参照しながら従来の自動販売機を説明する。
図3は従来の自動販売機の前から見た内部構成を示す概略図である。図3において、自動販売機本体1内に断熱構造の複数の貯蔵庫2を備え、各貯蔵庫2の下方には機械室4が配置されている。各貯蔵庫2内には、蒸発器5、庫内ファン6がそれぞれ設けられ、各蒸発器5は冷凍回路に接続されている。機械室4には、冷凍回路を構成する圧縮機7、凝縮器8が配置され、圧縮機7の吐出側には凝縮器8の一端側が接続されている。さらに、凝縮器8の他端側は膨張弁9を介して第2の電磁弁11の一端側にそれぞれ接続されている。
貯蔵庫2内には、それぞれ商品収納コラム3が設置されている。また、貯蔵庫2は冷媒漏洩検知センサ12をそれぞれ蒸発器5の空気の下流側に有している。機械室4内の冷媒漏洩検知センサは室内を流通する空気の圧縮機7及び凝縮器8の下流側に配置され、冷媒を検知すると制御部に検知信号を出力されるようになっている。
また、前記自動販売機は冷媒漏洩検知センサ12の検知信号に基づいて冷凍回路の第1の電磁弁10及び圧縮機7をそれぞれ制御する制御部を備えている。制御部は、冷媒漏洩検知センサ12の検知信号が出力されると、各第1の電磁弁10と第2の電磁弁11とを閉鎖させて冷凍回路を複数に遮断するようになっている。
以上のように構成された自動販売機について、以下にその動作を説明する。
貯蔵庫2内で冷凍回路から冷媒が漏洩した場合、蒸発器5の下流側に配置した冷媒漏洩検知センサ12が漏洩を検知して、検知信号を制御部へと出力する。制御部は検知信号が出力されると、第1の電磁弁10および第2の電磁弁11を閉鎖して、冷凍回路を複数に遮断する。このことによって、冷媒が漏洩した際の漏洩量を最小限にすることができる。
特開2003−178361号公報
しかしながら、自動販売機において貯蔵庫2は冷却だけでなく加温される場合もあり、貯蔵庫2内に漏洩検知センサ12を配置することで、高温の環境下におかれることによってセンサが劣化するといった課題があった。また、各貯蔵庫2内に冷媒漏洩検知センサ12を配置することで貯蔵庫2の数と同じだけの冷媒漏洩検知センサ12が必要となり、コストが高くなるといった課題もある。
本発明は、従来の課題を解決するもので、より低コストでの冷媒漏洩検知と漏洩検知センサの劣化防止を可能にする自動販売機を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の自動販売機は、商品を貯蔵する商品収納コラムを有した複数の貯蔵庫の下方に、前記貯蔵庫内を冷却する冷却システムを収納した機械室を備えた自動販売機において、前記冷却システムに可燃性冷媒を用い、漏洩した冷媒を検知する漏洩検知センサを前記貯蔵庫のうち冷却専用庫内に設置すると共に、前記貯蔵庫内で漏洩した冷媒を前記漏洩検知センサで検知できるように前記貯蔵庫内と前記漏洩検知センサとを導管で連通させたものである。
これによって、漏洩検知センサを高温度下に配置することなく、また1つの漏洩検知センサにて全ての貯蔵庫の冷媒漏洩を検知することができ、より低コストでの冷媒漏洩検知と漏洩検知センサの劣化防止を可能にする。
本発明の自動販売機は、1個の冷媒漏洩検知センサで全ての貯蔵庫における冷媒漏洩を検知すると共に、漏洩検知センサの劣化を防止することができ、冷媒漏洩時でも安全を確保することができる。
本発明の請求項1に記載の発明は、商品を貯蔵する商品収納コラムを有した複数の貯蔵庫の下方に、前記貯蔵庫内を冷却する冷却システムを収納した機械室を備えた自動販売機において、前記冷却システムに可燃性冷媒を用い、漏洩した冷媒を検知する漏洩検知センサを前記貯蔵庫のうち冷却専用庫内に設置すると共に、前記貯蔵庫内で漏洩した冷媒を前記漏洩検知センサで検知できるように前記貯蔵庫内と前記漏洩検知センサとを導管で連通させたものであり、貯蔵庫内で冷媒が漏洩した時、冷媒は貯蔵庫内と冷却専用庫とを連通する導管を通り、冷却専用庫内に設置した漏洩検知センサで検知するので、低温化に設置した漏洩検知センサで冷媒漏洩を検知することができ、加温庫内に設置した場合の約50〜60℃の庫内加温の高温度環境下で生じる漏洩検知センサの劣化を防止することができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、漏洩検知センサは、貯蔵庫内の冷却システムの配管と干渉しないように配置したものであり、冷却ユニット着脱の際に、貯蔵庫内に設置されている熱交換器や、冷媒配管が漏洩検知センサにひっかかり着脱の妨げになることを防止でき、着脱性を向上することができる。
請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載の発明において、各導管ならびに漏洩検知センサーのハーネスをメインハーネスに固定するよう構成したものであり、冷却ユニット着脱の際に、貯蔵庫内に設置されている熱交換器や、冷媒配管が漏洩検知センサのハーネスや、各導管にひっかかり着脱の妨げになることを防止しながら漏洩冷媒を検知できる。
請求項4に記載の発明は、請求項1から3のいずれか一項に記載の発明において、漏洩検知センサは、貯蔵庫内の庫内空気循環ファンの風路外に配置されているものであり、漏洩検知センサが庫内空気の循環に対して抵抗となるのを防止し、冷却性能が低下するのを防止することができる。
請求項5に記載の発明は、請求項1から4のいずれか一項に記載の発明において、漏洩検知センサの設置庫内には導管を設置しないものであり、設置庫内での検知速度を上げるとともに低コストで冷媒検知を可能にすることができる。
請求項6に記載の発明は、請求項1から5のいずれか一項に記載の発明において、冷媒はイソブタンを用い、各導管の吸入部を前記貯蔵庫の下部に配置したものであり、可燃性冷媒は空気より比重が大きいという物性を利用して、庫内で漏れた可燃性冷媒を効率よく検知することができる。
以下、本発明による自動販売機の実施の形態について図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によってこの発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は本発明の実施の形態1における自動販売機を左右に切断して左側の切断面を右から見た場合の縦断面図である。図2は同実施の形態の自動販売機を上下に切断して下側の切断面を上から見た場合の平面断面図である。
図において、自動販売機本体21の前面には、サンプル商品を展示し、金銭授受や商品搬出を行う外扉22が開閉自在に配置され、自動販売機本体21の内部には飲料缶などの商品を貯蔵する貯蔵庫23がある。貯蔵庫23と自動販売機本体21との間で、貯蔵庫23の周囲にはウレタン発泡材などからなる断熱壁として背面パネル24、上面パネル25、下面パネル26を配置している。
貯蔵庫23の前面の断熱壁として、上下に分割された上部内扉27と下部内扉28とを備え、貯蔵庫23の前面をそれぞれ独立して開閉自在に構成されている。また下部内扉28には庫内と連通する商品搬出口29が設けられている。
また外扉22には商品取出し口30が備えられ、商品搬出口29の前方に配置している。貯蔵庫23内の上部には吊り下げ金具32を配置し、缶飲料などの商品を収納する複数の商品収納コラム33,34,35を吊り下げることですべての商品を収納している。そして商品販売時には商品収納コラム33〜35の下方に配置し、商品搬出口29に向かって傾斜配置したシュート31上を商品が転がって商品搬出口29を通って商品取出し口30に至り、利用者は搬出された商品を受け取る。
また貯蔵庫23は庫内ウレタン発泡材や真空断熱材から成る仕切り板50により、分割され、商品収納コラム33〜35の下方で、シュート31に区画されて、冷却加温室51〜52、と少なくとも1つの冷却専用室53を備え、冷却加温室51〜52には電気ヒータ36、庫内ファン37、室内熱交換器38、室内熱交換器38の結露水排水機構でもある、熱交換器ベース54を設置し、冷却専用室53には庫内ファン37、室内熱交換器38を設置している。具体的には冷却専用室53の後方から前方に向かって室内熱交換器38、庫内ファン37の順に熱交換器ベース54上にほぼ直線上に配置している。また貯蔵庫23の下方には下面パネル26によって区画された機械室60が配置され、内部には圧縮機39、機械室ファン40、庫外熱交換器41、膨張手段(図示せず)等からなる冷却システムが備えられており、連絡配管55により、圧縮機39ならびに庫外熱交換器41と室内熱交換器38とを連通して冷却ユニット56を形成しており、故障時などに冷却ユニット56を自動販売機本体21より着脱させるようになっている。
そして圧縮機39の運転により、貯蔵庫23内の室内熱交換器38が冷却され、庫内ファン37で冷気が商品に伝わることで商品は冷却される。商品の冷却は約3℃に設定されている。また電気ヒータ36への通電や冷媒回路の切替えにより室内熱交換器38を放熱器として使用することで貯蔵庫23を加温することができ、加温時は約55℃に商品を加温維持されている。
このような冷却加温システムの冷媒としては、オゾン破壊係数が0で、地球温暖化係数が小さく環境への影響が極めて少ない可燃性冷媒であるイソブタンを使用している。また、機械室ファン40は冷却加温システムの冷媒が機械室60内で漏洩した際に備えて常時連続運転としている。
そして貯蔵庫23の最下部には導管42を備え、冷却専用室53に設けた漏洩検知センサ43と連結している。導管42は、銅管、鉄管、ステンレス管、樹脂からなるホースなどを使用できるが、冷媒通路部がつぶれないような配慮が必要である。
本実施の形態では、貯蔵庫23内で漏洩した冷媒(イソブタン)を漏洩検知センサ43で検知できるように冷却加温庫51〜52内と冷却専用庫53内とを導管42で連通させたのである。
本実施の形態の場合は、樹脂製の導管42を使用している。導管42の内径はより大きいほうが吸入抵抗が小さくなり、漏洩冷媒の検知がしやすくなり良いが、冷却加温室51〜52と冷却専用庫53との熱リークを考慮して、導管42の大きさには制限がある。具体的には庫内仕切り板50の下方に形成された切欠き部内を通る寸法になっているので、内径3〜5mm程度の導管42を使用している。
そして導管42は電気ヒータ36の前方に、すなわち内扉28と電気ヒータ36の間に、始点となる開口部が来るように配置され、庫内仕切り板50の下方を通って冷却専用庫53方向へ導管42を構成している。そして冷却専用庫53の下方に取付けられた冷媒の漏洩検知センサ43に終点が連結されている。
漏洩検知センサ43について説明する。漏洩検知センサ43は、冷却専用庫53内の熱交換器ベース54の天面にスポット溶接等で取付けられた基板部43aに、漏洩検知センサ部43bを固定し、漏洩検知センサ部43bの全面を覆うように樹脂製のカバー部43cで覆っている。このとき、熱交換器ベース54上は連絡配管55が通っており、且つ室内熱交換器38の前部は庫内空気の循環風路61となっているため、それらを避けて、熱交換器ベース54の端部に基盤部43aを設置する。
そしてカバー部43cの上面にカバー孔部が貯蔵庫の数だけ形成されており、カバー孔部に導管42が挿入されている。また導管42は各冷却加温庫51〜52の数に対応して複数個設けられている。
本実施の形態の場合、貯蔵庫全3室のうち、冷却加温庫51〜52は2室なので導管42は各冷却加温庫51〜52の前方下部に2本備えられている。また、カバー孔のうちのひとつは開放となっており、冷却専用庫53内と連通している。すなわち1個の漏洩検知センサ43で複数の貯蔵庫23の漏洩に対応できる構造としている。
また、各導管42は、他の導管42と冷媒通路が内部で繋がらずに、それぞれ独立した配管として構成されているので、一方の貯蔵庫23内で漏れた冷媒が導管内を通るとき、漏洩検知センサ43に冷媒がすべて導かれず、一部の漏れた冷媒が他の貯蔵庫の導管42に逆流するのを防止することができる。
また、各導管42、ならびに漏洩検知センサ43のセンサハーネスは庫内を横断しているメインハーネス58に固定することでメインハーネス58の自動販売機本体21への取り付けが冷却ユニット56より先に行われるため、冷却ユニット56着脱の際に各導管42、ならびにセンサハーネスが室内熱交換器28や、連絡配管55にひっかからないため、安定した冷却ユニット56の着脱が行える。
そして上部内扉27に外気吸入口62、吸入ファン63を備えている。ここで、外気吸入口62、吸入ファン63は上部内扉27に設けているが、これは、貯蔵庫23の中で、配管の溶接箇所があり最もガスリーク箇所として可能性が高い蒸発器38と対角の最も離れた場所であり、外気導入と完全な庫内空気置換に最も適している。さらに、上部内扉27は外扉22で保護されているため、防犯上の心配がなく、軽量で簡単な構造で外気吸入口62を形成することができる。
ここで、貯蔵庫23の内外に設置された電気部品は、自販機工業会自主基準(JVMA2B001、附属書2「冷却ユニットの安全」)に示した要件を満足するように、防爆構造を有している。この防爆構造は、冷却加温システムから冷媒が漏洩した場合に電気部品が着火源とならないようにするものであり、漏洩した冷媒を拡散する構造や表面温度を低く抑える構造、火炎が外部に伝播しない簡易防爆構造などを含む。
以上のように構成された実施の形態1の自動販売機について、以下にその動作を説明する。
貯蔵庫23内の商品を冷却あるいは加温する場合は、冷却システムあるいは冷却加温システムを稼動して庫内ファン37を運転して商品を所定の温度となるように制御している。しかし、夜間の販売が少ない場合は、省エネのため冷却システムや庫内ファン37をタイマーで一時停止させる場合もある。また、夏場の消費電力量がピークとなる昼間にピークカット運転として、冷却システムや庫内ファン37を一時停止させる場合もある。
つまり、庫内ファン37は運転している場合だけでなく、停止している場合もある。冷却加温室51〜52内に配置された庫内熱交換器38あるいは冷却加温システムの配管などが破損して冷媒が漏洩すると、庫内ファン37が停止している場合は、イソブタンの比重は空気よりも重いために、冷却加温室51〜52の底部を這うようにして拡散する。そして漏洩冷媒は冷却加温室51〜52の前方の下部から導管42を通ってセンサ収納部43へと流出し漏洩検知センサ45が漏洩を検知する。
一方、庫内ファン37が運転中に冷媒が漏洩すると、イソブタンは貯攪拌されるが攪拌された冷媒は同様に冷却加温室51〜52の前方の下部から導管42を通って漏洩検知センサ43へと導かれ漏洩検知センサ43が漏洩を検知する。導管42を短くして管内抵抗を少なくしているので冷媒の漏洩をより早く確実に検知することができる。また、冷却専用庫53に漏洩検知センサ43を設置し、カバー孔を開放しているため、冷却専用庫53で漏洩した冷媒はより早く検知することができる。
漏洩検知センサ43が冷媒漏洩を検知すると、吸入ファン63が動作し、外気吸入口62より、外気を吸い込み、その動圧により冷媒濃度を低下させながら、商品搬出口29などから漏洩した冷媒を外部へ徐々に排出する。
また、導管42で各貯蔵庫23と漏洩検知センサ43近傍とを連通することで、冷却専用庫53に設けた1個の漏洩検知センサ43で全ての貯蔵庫23での冷媒漏洩を検知することができるので、各貯蔵庫23に漏洩検知センサ43を配置するよりもより低コストで冷媒漏洩検知ができると共に、約50℃〜60℃に加温された冷却加温室51〜52の下部に漏洩検知センサ43を配置することによっておこる漏洩検知センサ43の劣化を防止することができる。
また、本実施例においては、貯蔵庫23外に配置された冷却加温システムの配管などが破損して冷媒が漏洩した場合に備えて、機械室ファン40を常時連続運転としたが、漏洩検知センサ43が冷媒漏洩を検知した場合のみ機械室ファン40を運転してもよい。
また、本実施例においてはヒータ36を用いて冷却加温室51〜52を加温する構成としたが、冷却加温室51〜52内の庫内熱交換器38を凝縮器として、庫外熱交換器41を蒸発器として用い、凝縮の廃熱で冷却加温室51〜52を加温する構成(ヒートポンプ方式)としても、庫内熱交換器38で漏洩した冷媒をより早く検知する同様の効果が期待できる。
以上のように、本発明にかかる自動販売機は、貯蔵庫下方から導管で機械室の漏洩検知センサまで連通することで、貯蔵庫内部で冷媒が漏洩した際に、貯蔵庫の外部に配置した漏洩検知センサで貯蔵庫内部での冷媒漏洩をより早く検知することができるので、可燃性冷媒を使用したショーケースや業務用冷凍冷蔵庫などの冷蔵あるいは冷凍機器における冷媒漏洩検知にも適用可能である。
本発明の実施の形態1における自動販売機を左右に切断した場合の縦断面図 同実施の形態の自動販売機を上下に切断した場合の平面断面図 従来の自動販売機の前から見た内部構成を示す概略図
符号の説明
21 自動販売機本体
23 貯蔵庫
37 庫内ファン
42 導管
43 漏洩検知センサ
53 冷却専用庫
56 冷却ユニット
58 メインハーネス
60 機械室
61 循環風路

Claims (6)

  1. 商品を貯蔵する商品収納コラムを有した複数の貯蔵庫の下方に、前記貯蔵庫内を冷却する冷却システムを収納した機械室を備えた自動販売機において、前記冷却システムに可燃性冷媒を用い、漏洩した冷媒を検知する漏洩検知センサを前記貯蔵庫のうち冷却専用庫内に設置すると共に、前記貯蔵庫内で漏洩した冷媒を前記漏洩検知センサで検知できるように前記貯蔵庫内と前記漏洩検知センサとを導管で連通させたことを特徴とした自動販売機。
  2. 漏洩検知センサは、貯蔵庫内の冷却システムの配管と干渉しないように配置したことを特徴とする請求項1に記載の自動販売機。
  3. 各導管ならびに漏洩検知センサーのハーネスをメインハーネスに固定するよう構成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の自動販売機。
  4. 漏洩検知センサは、貯蔵庫内の庫内空気循環ファンの風路外に配置したことを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の自動販売機。
  5. 漏洩検知センサの設置庫内には導管を設置しないことを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の自動販売機。
  6. 冷媒はイソブタンを用い、各導管の吸入部を前記貯蔵庫の下部に配置したことを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載の自動販売機。
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