JP2002092714A - 自動販売機およびその庫内冷却用冷凍機 - Google Patents

自動販売機およびその庫内冷却用冷凍機

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JP2002092714A
JP2002092714A JP2000281249A JP2000281249A JP2002092714A JP 2002092714 A JP2002092714 A JP 2002092714A JP 2000281249 A JP2000281249 A JP 2000281249A JP 2000281249 A JP2000281249 A JP 2000281249A JP 2002092714 A JP2002092714 A JP 2002092714A
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vending machine
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JP2000281249A
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Shinobu Numata
忍 沼田
Shinichi Maruyama
晋一 丸山
Kenzo Hagino
憲三 萩野
Hisanori Ishita
尚紀 井下
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Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
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  • Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】代替冷媒として可燃性のHC系冷媒などを用い
る冷凍機を搭載した自動販売機を対象に、冷媒漏れを検
知して冷凍機を停止させた後、冷凍機の修理,安全を確
認しない限り運転再開できないように規制して安全性を
高める。 【解決手段】自動販売機の本体ケースに冷媒漏洩検知用
のガスセンサ14、および庫内空気の排気手段を備え、
ガスセンサの検知信号を基に、冷凍機の冷媒ガスが庫内
に漏出した場合には冷凍機を運転停止するととも、庫内
に漏れ出た冷媒を庫内空気と一緒に外部に排気させるよ
うにしたものにおいて、冷凍機のコンプレッサ9aの電
源回路を、ガスセンサによる冷媒漏れ無し確認の信号と
冷媒漏れ箇所の修理完了を確認して手動で投入する再起
動スイッチ15のON動作とのAND条件で冷凍機を運
転再開させるセルフホールド回路として安全の確認なし
にコンプレッサが勝手に始動するのを防ぐ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、炭化水素系冷媒,
アンモニアなどの自然作動冷媒を用いた冷凍機を搭載
し、缶,壜,パックなどの商品をコールド商品として販
売する自動販売機に関する。
【0002】
【従来の技術】まず、頭記した自動販売機の基本構成を
図3に示す。図において、1は断熱筐体としてなる本体
ケース、2は前面外扉、2aは外扉2に設けた商品取出
口、3は断熱内扉であり、本体ケース1の庫内には例え
ばサーペンタイン式の商品収納ラック4,および前記商
品取出口2aに通じる商品搬出シュータ5のほか、庫内
底部には庫内ファン6と冷凍機の蒸発器7を組み合わせ
た冷却ユニット8が設置されており、前記蒸発器7は本
体ケース1のベース側に設置した冷凍機コンデンシング
ユニット9と組み合わせて冷凍サイクルを構成してい
る。なお、9aは冷凍機のコンプレッサ、9bは凝縮
器、9cはコンプレッサ9a,凝縮器9b,蒸発器7の
相互間を接続する冷媒配管である。
【0003】かかる構成になる自動販売機の販売,保冷
動作は周知であり、商品10は商品収納ラック4に収納
して販売適温に保冷され、販売指令に基づき商品収納ラ
ック4から払出し、シュータ5を経由して商品取出口2
aに送出される。また、冷凍機の保冷運転時には庫内空
気が本体ケース1の庫内後部側に仕切った吸込ダクト1
1を通じて冷却ユニット8に吸い込まれ、ここで蒸発器
7との熱交換により冷却された冷気がファン6を経て庫
内上部に向けて吹出し、商品収納ラック4に収納した商
品10を保冷する。
【0004】一方、近年になり、地球のオゾン層破壊,
温暖化の問題から、冷凍機の冷媒としてフロンに代わる
代替冷媒の採用が求められており、その代替冷媒として
炭化水素系の冷媒(プロパン,イソブタンなど),ある
いはアンモニアを採用した冷凍機,およびこの冷凍機を
搭載した自動販売機の開発が進められている。ところ
で、炭化水素系冷媒は総じて可燃性があり、またアンモ
ニアは弱燃性,毒性がある。そのために、冷凍機の運転
中に庫内側の蒸発器7,および蒸発器7に接続した冷媒
配管9cのパイプ亀裂,接続不良などが原因で庫内に冷
媒漏れが生じた場合に冷媒漏れをそのまま放置すると、
冷凍機の保冷機能が喪失するほか、殆ど密閉された本体
ケースの庫内に充満した可燃性の冷媒ガスが何らかの原
因で引火,爆発するおそれがあって危険である。
【0005】そこで、自動販売機の庫内に冷媒漏洩検知
センサ、および庫内空気を本体ケースより外部に排気す
る排気手段を装備し、冷媒漏洩検知センサの検知信号を
基に、運転中に冷媒の漏れが生じた場合には冷凍機を運
転停止するととも、庫内に漏出した冷媒ガスを庫内空気
とともに庫外へ排気,拡散させるような安全策を施した
自動販売機が本発明と同一出願人より特願平11−31
6419号として先に提案されている。
【0006】すなわち、図3において、本体ケース1の
背面にはダンパ12a付きの排気口12,およびダンパ
13a付きの外気吸入口13を設けるとともに、庫内に
は冷媒ガスの漏洩を検知するガスセンサ(例えば接触燃
焼式ガスセンサ)14を備えている。そして、運転中に
冷凍機の冷媒ガスが庫内に漏れ出たことをガスセンサ1
4が検知すると、その検知信号によりコンプレッサ9a
の電源回路をOFFにして冷凍機コンデンシングユニッ
ト9を運転停止するとともに、冷却ユニット8の庫内フ
ァン6を逆転させてその風圧でダンパ12aを外側に押
し開き、庫内に漏出した冷媒ガスを庫内空気と一緒に排
気口12を通じて外部に強制排気させる。なお、この排
気に伴い庫内側が負圧となるので外気吸入口13のダン
パ13aが開いて外気が庫内に流入するようになる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記提案を
実用化するには、自動販売機としての安全性確保の面か
ら冷凍機の運転管理について次記のような対応が必要で
ある。すなわち、冷凍機の運転中に不測な冷媒漏れが生
じて冷凍機を停止させた場合には、庫内に充満した冷媒
を排気手段により庫外に強制排気してガスセンサが冷媒
の漏れを検知しない状態に復帰しても、冷媒漏れ箇所の
修理が済むまでは冷凍機を運転停止のまま保持し、自動
販売機のロケーション先に出向いたサービスマンが冷媒
漏れの生じた冷凍機の冷媒配管を交換するなどの修理作
業を完了してその安全を確認しない限りは冷凍機が運転
再開できないようにする必要がある。さもないと、冷凍
機の点検,冷媒漏れ箇所の修理を行う以前に冷凍機が冷
媒不足のまま勝手に始動するおそれがある。
【0008】また、前記方式は本体ケースの庫内に漏れ
出た冷媒ガスを庫内に配備したガスセンサで検知すると
ともに、漏れ出た冷媒ガスを庫内空気と一緒に庫外に強
制排気するようにしているが、庫内,庫外側に限らず冷
凍機の冷媒配管(冷媒配管は接続部の不良,パイプ亀裂
などが生じ易い)から冷媒漏れが生じた場合に、冷媒ガ
スが周囲に逸散することがないように密閉スペースに封
じ込めたままガスセンサで冷媒漏れをいち早く検知でき
るようにすれば、冷凍機の冷媒漏れに対する自動販売機
の安全性をより一層高めることが可能である。
【0009】本発明は上記の点に鑑みなされたものであ
り、代替冷媒として炭化水素系冷媒,あるいはアンモニ
アを使用する冷凍機を搭載した自動販売機を対象に、第
1の目的は運転中に冷媒漏れを検知して冷凍機を強制停
止させた場合に、サービスマンが冷凍機の冷媒漏れ箇所
を修理した上でその安全を確認しない限りは冷凍機を運
転再開できないように規制し、また第2の目的は冷凍機
の冷媒配管から漏れた冷媒ガスを周囲に逸散させずに系
内に封じ込めたままいち早く検知できるようにして安全
性を高めた自動販売機,およびその庫内冷却用冷凍機の
配管構造を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的を達成す
るために、本発明によれば、断熱筐体としてなる本体ケ
ースの庫内に商品収納ラック、および冷媒に炭化水素系
冷媒あるいはアンモニアを用いた冷凍機の蒸発器と庫内
ファンを組み合わせた冷却ユニットを装備し、該冷却ユ
ニットを経由して庫内に冷気を循環通風して商品収納ラ
ックの収納商品を保冷するようにした自動販売機であっ
て、本体ケースの庫内に配した冷媒漏洩検知用のガスセ
ンサ、および庫内空気を外部に強制排出する排気手段を
備え、前記ガスセンサの検知信号を基に、庫内に冷凍機
の冷媒ガスが漏出した場合には冷凍機を運転停止すると
とも、庫内に漏れ出た冷媒を庫内空気と一緒に外部に排
気させるようにしたものにおいて、前記冷凍機のコンプ
レッサ電源回路に、ガスセンサによる冷媒漏れ無し確認
の信号と冷媒漏れ箇所の修理完了を確認して手動で投入
する再起動スイッチのON動作とのAND条件で冷凍機
を運転再開させるセルフホールド回路を備えるものとす
る(請求項1)。
【0011】上記により、ガスセンサが冷媒漏れの発生
を検知して冷凍機のコンプレッサを強制停止した場合に
は、庫内に漏出した冷媒ガスを排気手段により外部に排
気してガスセンサが検知しない状態に復帰しても、サー
ビスマンが冷媒漏れ箇所の修理を行って安全を確認した
上で、再起動スイッチを投入しない限りは冷凍機のコン
プレッサが勝手に始動することはなく、これにより冷凍
機の運転トラブルを回避して安全性を確保できる。
【0012】また、第2の目的を達成するために、本発
明によれば、冷凍機の冷媒配管を冷媒が通流する内管
と、該内管を囲繞して気密シールした保護外管からなる
内外二重管となした上で、保護外管をガスセンサを備え
たセンサユニットに連通させ、冷媒配管の内管から漏出
した冷媒をガスセンサで検知するようにし(請求項
2)、具体的には前記のセンサユニットは独立した気密
封止形のユニットケースにガスセンサを収容し、かつ前
記ユニットケースから引出したガス導管を介して冷媒配
管の保護外管に連通接続する構成とする(請求項3)。
【0013】かかる構成によれば、冷凍機の冷媒配管か
ら冷媒の漏れが生じても、漏れた冷媒ガスは保護外管の
中に封じ込められて庫内などの周囲に拡散することがな
く、また内管から保護外管側に漏出した冷媒ガスは、保
護外管の管内スペースと連通するセンサユニットに備え
たガスセンサでいち早く検知し、このガスセンサの検知
信号で冷凍機を停止させるなどの対応措置をとることか
でき、これにより冷媒の漏洩に対してより一層高い安全
性を確保できる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図
1,図2に示す実施例で説明する。なお、実施例の図中
で図3に対応する部材には同じ符号を付してその説明は
省略する。 〔実施例1〕図1は本発明の請求項1に対応した実施例
を示し、(a) 図は冷媒ガスの漏れ発生時における冷凍機
の運転動作を表すフローチャート、(b) 図はコンプレッ
サ電源回路の(a) 図の動作に対応したシーケンス制御の
原理図である。
【0015】すなわち、図1(b) において、冷凍機のコ
ンプレッサ9aの電源回路には、電磁接触器16の励磁
コイルと直列に図3で述べたガスセンサ14の検知信号
で作動するリレー接点(常閉接点)14aおよび手動で
投入する自動復帰形の再起動スイッチ(押釦スイッチ)
15が接続されている。なお、リレー接点14aは、ガ
スセンサ14が冷媒ガス漏れを検知しない状態では接点
ON,冷媒ガスの漏れを検知すると接点OFFになる。
また、16aは再起動スイッチ15に対する自己保持接
点、16bはコンプレッサ9aをON/OFFする開閉
接点である。さらに、図示実施例ではガスセンサ14の
電源回路には電磁リレー17を接続し、そのリレー接点
(a接点)17aを前記した電磁接触器16の励磁コイ
ルと直列に接続している。
【0016】かかる構成で、ガスセンサ14は常時使用
状態に維持し、冷凍機の運転中に冷媒配管のジョイント
不良,パイプの亀裂などが原因で冷媒漏れが発生し、そ
の冷媒漏れをガスセンサ14を検知してリレー接点14
aが開くと、電磁接触器16がOFF動作してコンプレ
ッサ9aを強制停止するとともに、図3で述べた排気手
段が作動して自動販売機の庫内に漏出した冷媒ガスを庫
内空気と一緒に外部に強制排気する。また、電磁接触器
16のOFF動作により自己保持接点16aも開いて自
己保持機能も停止する。さらに、ガス漏れ監視中にガス
センサ14の電源回路が故障してガスセンサ14への通
電が絶たれてガス漏れ検知が行えない状態になった場合
には、電磁リレー17のリレー接点17aが開き,電磁
接触器16がOFF動作してコンプレッサ9aを安全の
ために緊急停止する。
【0017】この場合に、強制排気により庫内の冷媒ガ
ス濃度が低レベルに低下してガスセンサ14の出力信号
が“冷媒漏れなし”となってリレー接点14aがONに
復帰しても、この時点では自己保持接点16aはOFF
のままであり、したがって電磁接触器16の励磁コイル
には通電せず、コンプレッサ9aは停止の状態を維持し
ている。
【0018】ここで、サービスマンがロケーション先の
自動販売機に出向いて冷凍機を点検し、不良な蒸発器,
冷媒配管を交換するなどして冷媒漏れ箇所の修理を行っ
て運転再開可能と判断した上で、サービスマンが押釦を
押して再起動スイッチ15をONにすると、電磁接触器
16のコイルが励磁されてコンプレッサ9aが始動す
る。また、同時に自己保持接点16aはONとなるの
で、再起動スイッチ15が自動復帰してOFFになって
もコンプレッサ9aは運転を継続する。
【0019】つまり、冷凍機の運転再開に際しては、ガ
スセンサ14と再起動スイッチ15とのAND条件で安
全を確認しない限りはコンプレッサ9aを起動させるこ
とができず、これにより冷凍機の運転トラブルを防いで
高い安全性を確保できる。 〔実施例2〕次に、本発明の請求項2に対応する実施例
の構成を図2で説明する。この実施例においては、図3
に示した冷凍機の冷媒配管9cを冷媒が通流する内管9
c-1と、該内管9c-1を囲繞してその両端を気密シール
した保護外管9c-2からなる内外二重管となした上で、
保護外管9c-2をガスセンサ14を備えたセンサユニッ
ト16にガス導管17を介して連通接続し、冷媒配管の
内管9c-1から保護外管9c-2に漏出した冷媒をガスセ
ンサ14で検知するようにしている。
【0020】ここで、前記のセンサユニット16は気密
構造のユニットケース16aにガスセンサ14を収容し
てそのリード線14aをハーメチックシール部16bよ
り引出し、ユニットケースのマニホールド管部16cか
ら分岐して引出したガス導管17を冷凍機回路の各区間
(コンプレッサ−凝縮器,凝縮器−蒸発器,および蒸発
器−コンプレッサの各区間)に対応する冷媒配管9cの
保護外管9c-2に連通接続するようにしている。なお、
センサユニット16のユニットケース16aの内部空
間,および該ケースに連通する冷媒配管9cの内管9c
-1と保護外管9c-2との間の空間には、ガスセンサ14
が接触燃焼式センサである場合に空気(大気圧)が封入
されている。また、ガスセンサ14の故障に対応して冗
長性を高めるために、センサユニット16には予備のガ
スセンサも一緒に組付けておくのがよい。
【0021】かかる構成で、冷凍機の運転中に冷媒配管
9cに冷媒漏れが発生して内管9c-1から保護外管9c
-2に冷媒ガスが流出すると、冷媒ガスは内管9c-1と保
護外管9c-2との間の空間からガス導管17を通じてセ
ンサユニット16のユニットケース内に拡散し、ガスセ
ンサ14にていち早く検知される。そして、ガスセンサ
14が冷媒漏れを検知すると、冷媒配管9cから“冷媒
漏れあり”と判断して自動販売機に知らせるとともに、
実施例1と同様に冷凍機のコンプレッサを運転停止して
安全の確保を図る。
【0022】この実施例によれば、冷媒配管9cの内管
9c-1から漏出した冷媒ガスは周囲に逸散することな
く、二重管の保護外管9c-2との間の空間に閉じ込めた
状態でガスセンサ14により冷媒ガス漏れを検知するこ
とができ、それだけ高い安全性が確保できる。
【0023】
【発明の効果】以上述べたように、代替冷媒として炭化
水素系冷媒,あるいはアンモニアを用いた庫内冷却用の
冷凍機を搭載した自動販売機を対象に、本発明によれば
次記の効果を奏する。 (1) 請求項1の発明によれば、運転中に冷媒漏れを検知
して冷凍機を強制停止させた場合に、サービスマンが冷
凍機の冷媒漏れ箇所を修理した上でその安全を確認しな
い限りは冷凍機を運転再開できないように規制したこと
により、庫内に漏出した冷媒ガスを外部に排気してガス
センサが検知しない状態に復帰しても、サービスマンが
冷媒漏れ箇所の修理を行って安全を確認した上で、再起
動スイッチを投入しない限りは冷凍機のコンプレッサが
勝手に始動することはなく、これにより冷凍機の運転再
開を安全な状態で行うことができる。
【0024】(2) また、請求項2,3の発明によれば、
冷凍機の冷媒配管から漏れた冷媒ガスを周囲に逸散させ
ずに系内に封じ込めたままガスセンサにより冷媒漏れを
いち早く検知することができ、これにより冷媒の漏洩に
対してより一層高い安全性を確保できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1に対応した説明図であり、
(a) は冷媒ガスの漏れ発生時における冷凍機の運転動作
を表すフローチャート、(b) は(a) 図の動作に対応した
コンプレッサの電源回路図
【図2】本発明の実施例2に対応した冷凍機の冷媒配管
系の構造図
【図3】冷凍機から庫内に漏出した冷媒ガスの検知,お
よび排気手段を装備した自動販売機の構成断面図
【符号の説明】
1 本体ケース 4 商品収納ラック 6 庫内ファン 7 冷凍機の蒸発器 8 冷却ユニット 9 冷凍機のコンデンシングユニット 9a コンプレッサ 10 商品 14 ガスセンサ 15 再起動スイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G07F 9/10 101 G07F 9/10 101B (72)発明者 萩野 憲三 神奈川県川崎市川崎区田辺新田1番1号 富士電機株式会社内 (72)発明者 井下 尚紀 神奈川県川崎市川崎区田辺新田1番1号 富士電機株式会社内 Fターム(参考) 3E044 AA01 CC10 DB16 FB11 FB12 3L045 AA02 BA01 CA02 DA02 EA01 GA07 HA01 KA08 KA11 LA05 LA17 MA00 NA03 PA03 PA04 PA06

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】断熱筐体としてなる本体ケースの庫内に商
    品収納ラック、および冷媒に炭化水素系冷媒あるいはア
    ンモニアを用いた冷凍機の蒸発器と庫内ファンを組み合
    わせた冷却ユニットを装備し、該冷却ユニットを経由し
    て庫内に冷気を循環通風して商品収納ラックの収納商品
    を保冷するようにした自動販売機であって、本体ケース
    の庫内に配した冷媒漏洩検知用のガスセンサ、および庫
    内空気を外部に強制排出する排気手段を備え、前記ガス
    センサの検知信号を基に、庫内に冷凍機の冷媒ガスが漏
    出した場合には冷凍機を運転停止するととも、庫内に漏
    れ出た冷媒を庫内空気と一緒に外部に排気させるように
    したものにおいて、前記冷凍機のコンプレッサ電源回路
    に、ガスセンサによる冷媒漏れ無し確認の信号と冷媒漏
    れ箇所の修理完了を確認して手動で投入する再起動スイ
    ッチのON動作とのAND条件で冷凍機を運転再開させ
    るセルフホールド回路を備えたことを特徴とする自動販
    売機。
  2. 【請求項2】断熱筐体としてなる本体ケースの庫内に商
    品収納ラック,およびファン付き冷却ユニットを装備
    し、該冷却ユニットを経由して庫内に冷気を循環通風し
    て商品収納ラックの収納商品を保冷するようにした自動
    販売機の庫内冷却用冷凍機であり、該冷凍機の冷媒とし
    て炭化水素系冷媒もしくはアンモニアを用いたものにお
    いて、冷凍機の冷媒配管を冷媒が通流する内管と、該内
    管を囲繞して気密シールした保護外管からなる内外二重
    管となした上で、保護外管をガスセンサを備えたセンサ
    ユニットに連通させ、冷媒配管の内管から漏出した冷媒
    をガスセンサで検知するようにしたことを特徴とする自
    動販売機の庫内冷却用冷凍機。
  3. 【請求項3】請求項2記載の冷凍機において、センサユ
    ニットが独立した気密封止形のユニットケースにガスセ
    ンサを収容し、かつ前記ユニットケースから引出したガ
    ス導管を介して冷媒配管の保護外管に連通接続したこと
    を特徴とする自動販売機の庫内冷却用冷凍機。
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