JP2010090843A - ポンプ - Google Patents

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Abstract

【課題】バルブ装置の部材の引っ掛かりによるポンプの駆動トルクの上昇を防止することができるとともに、バルブ装置の応答性の向上を図ることができ、かつポンプの吐出脈動の低減を図ることができるポンプを提供する。
【解決手段】このポンプは、ハウジング5と流体収容空間30を有する流体移動手段6、7と吸入通路23と吐出通路24と吐出工程における吐出通路の流体圧力が所定以上の圧力になった場合に吐出通路24と吸入通路23とを連絡するためのバルブ装置9とを備えたポンプであって、バルブ装置9は、吐出通路24に連通する戻し吐出通路39、43と吸入通路23に連通する戻し吸入通路38、42とを仕切る弁座50と、この弁座50に接離可能に設けられたダイヤフラム53と、弁体57を介してダイヤフラム53を弁座50に押し付けるように付勢する付勢手段55、56とを備えている。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えば内燃機関等の潤滑油を吐出するためオイルポンプなどのポンプに関する。
内燃機関等の潤滑油を吐出するオイルポンプとしては、従来、例えば、2つのハウジングに挟まれた空間内に回転自在なアウターロータとインナーロータとを備え、駆動軸でインナーロータを回転させることによって、アウターロータとインナーロータとの間に形成されるオイル収容空間に収容したオイルをポンプ内で移動させ、その後外部に吐出するトロコイドポンプが知られている。
このオイルポンプでは、一方のハウジングとインナーロータやアウターロータとの接合面にはオイルが移動できる吹抜け(隙間)があり、吐出通路側のオイル圧力が高くなった時に、その吹抜けを介して吐出通路側のオイルが吸入通路に若干漏れるようなものとなっている。吐出通路におけるオイルの吐出圧力は、エンジン側の通路抵抗等により発生するが、オイルの温度やエンジン回転数等によって変動する。このため、吐出通路から吸入通路へのオイルの吹抜けがあると、吐出通路の吐出圧力が減少し、その結果所望のオイル吐出量が得られないという不具合が生じるおそれがある。
この不具合を解消するものとして、特許文献1には、所望のオイル吐出量を確保するとともに、異常振動の発生を防止するオイルポンプが開示されている。さらに、特許文献2には、特許文献1に記載のオイルポンプを改良したポンプであって、吐出通路と吸入通路とを連絡遮断するリリーフバルブは駆動軸をガイドとして移動させることにより、リリーフバルブの応答遅れの発生を無くして所望のオイル吐出量を確保するとともに、駆動トルクを低減できるようにしたポンプが開示されている。
図13に示すように、この特許文献2に記載のオイルポンプ(ポンプ)は第1ハウジング61と第2ハウジング62とを有する。これらの第1ハウジング61と第2ハウジング62との間に、流体移動手段としてのアウターロータ63およびインナーロータ64と、インナーロータ64を回転させるための駆動軸65と、リリーフバルブ66と、付勢手段であるスプリング67とを備えている。アウターロータ63とインナーロータ64との間には複数のオイル収容空間(流体収容空間)68(68a,68b,・・)が形成されている。
第2ハウジング62には、吸入ポートである吸入通路71吐出ポートである吐出通路72が形成されている。第1ハウジング61と、アウターロータ63やインナーロータ64の側面と、リリーフバルブ66との間に、リリーフバルブ66によって互いに区画される吸入連絡空間73と吐出連絡空間74と形成される。リリーフバルブ66は、吸入連絡空間73と吐出連絡空間74とを連絡または遮断するものである。吸入連絡空間73は、オイル収容空間68aを介して吸入通路71と連絡し、吐出連絡空間74は、オイル収容空間68bを介して吐出通路72と連絡している。吸入通路71や吐出通路72は、アウターロータ63やインナーロータ64を挟んでリリーフバルブ66と反対側に設けられている。
リリーフバルブ66は、駆動軸65に嵌合する筒状部75と、筒状部75の一端と一体に形成されてインナーロータ64の側面と接触可能な端面部76と、端面部76と一体に形成されて筒状部75の外側に間隔を空けて配置される径大の外側筒状部77とから成る。リリーフバルブ66の筒状部75の内面は、駆動軸65の外面と嵌合摺接する形状や寸法に設定されている。すなわち、駆動軸65をリリーフバルブ66の開閉作動用のガイドとし、リリーフバルブ66はガイドである駆動軸65に沿って往復移動する。リリーフバルブ66の外側筒状部77は、吐出連絡空間74と吸入連絡空間73とを遮断するためのものであるが、その外側筒状部77の外面は第1ハウジング61と近接しているが接触しない状態に設定される。
吐出通路72内のオイル圧力が所定の圧力未満の状態(図13に示す状態)では、スプリング67の付勢力によって、リリーフバルブ66の端面部76がインナーロータ64に接触押圧させられる。リリーフバルブ66の端面部76がインナーロータ64と接触した状態においては、リリーフバルブ66(外側筒状部77)によって吸入連絡通路73と吐出連絡通路74とは遮断されている。一方、吐出通路72やオイル収容空間68bにおけるオイルの圧力が所定以上の圧力になった場合には、その圧力が吐出連絡通路74に及び、スプリング67に抗してリリーフバルブ66を図13で右方向に移動させる。これにより、リリーフバルブ66の端面部76とインナーロータ64の側面との間に連絡空間が現れ、この連絡空間を介して吐出連絡通路74と吸入連絡通路73とが連絡し、この結果、吐出通路72と吸入通路71とが連絡する。このように、吐出工程で吐出通路72やオイル収容空間68bに高い圧力が発生した場合でも、この高い圧力は連絡空間を介して吸入通路71に逃れるため、過大圧力によるオイルポンプの異常振動を防止することができ、所望のオイル吐出量を得ることができる。
WO2005/010369号公報 特開2007−187005号公報
しかしながら、特許文献2に記載のポンプでは、リリーフ圧が高い設定であったり、リリーフ流量が多くなると、バルブが傾いてこじれ力が発生し、駆動軸にサイドフォース(横向きにかかる力)が作用し、駆動トルクが高くなる虞がある。また、バルブ摺動部にクリアランスがあるため、液漏れや摺動抵抗が発生し、バルブの応答性が良くない。また、バルブが作動する圧力になるまで、バルブ作動によるダンピング(緩衝)が行われないという問題がある。
本発明は、前記事情に鑑みて為されたもので、バルブ装置の部材の引っ掛かりによるポンプの駆動トルクの上昇を防止することができるとともに、バルブ装置の応答性の向上を図ることができ、かつポンプの吐出脈動の低減を図ることができるポンプを提供することを目的とする。
前記目的を達成するために、請求項1に記載のポンプは、ハウジングと、前記ハウジング内に備えられるものであって流体収容空間を有する流体移動手段と、流体を前記ハウジングの内部に吸入するための吸入通路と、流体を前記ハウジング内から外部に吐出するための吐出通路と、吐出工程における前記吐出通路の流体圧力が所定の圧力未満の状態では前記吐出通路と前記吸入通路とを遮断するとともに吐出工程における前記吐出通路の流体圧力が所定以上の圧力になった場合に前記吐出通路と前記吸入通路とを連絡するためのバルブ装置と、を備えたポンプであって、前記バルブ装置は、前記吐出通路に連通する戻し吐出通路と前記吸入通路に連通する戻し吸入通路とを仕切る弁座と、この弁座に接離可能に設けられたダイヤフラムと、このダイヤフラムを前記弁座に押し付けるように付勢する付勢手段と、を備えていることを特徴とする。
請求項1に記載の発明においては、吐出通路内の流体の圧力が所定の圧力未満の状態では、付勢手段の付勢力によって、ダイヤフラムが弁座に押し付けられる。このバルブ装置が閉の状態では、戻し吐出通路と戻し吸入通路とが遮断されている。一方、吐出通路や流体収容空間における流体の圧力が所定以上の圧力になった場合には、その圧力が戻し吐出通路に及び、その圧力をダイヤフラムが受けてダイヤフラムが付勢部材の付勢力に抗して弁座から離間する。このバルブ装置が開の状態では、戻し吐出通路と戻し吸入通路とが連絡され、これにより吐出通路と吸入通路とが連絡する。このように、吐出工程で吐出通路や流体収容空間に高い圧力が発生した場合でも、この高い圧力は戻し吐出通路と戻し吸入通路を介して吸入通路に逃れるため、過大圧力によるポンプの異常振動を防止することができるとともに、所望の吐出圧力と所望の吐出量を得ることができる。
そして、この発明においては、ダイヤフラムが吐出圧力を受けてダイヤフラムが弁座から離間する構造のバルブ装置を備えているので、バルブ装置作動時にダイヤフラムが駆動軸等に引っ掛かるということがないため、バルブ装置の部材の引っ掛かりによる駆動トルクの上昇を防止することができるとともに、バルブ装置の部材の摺動抵抗が殆ど発生しないため、バルブ装置の応答性を向上させることができる。また、バルブ装置の閉時、すなわちダイヤフラムが弁座に押し付けられている時でも、ダイヤフラムによりポンプの脈動を吸収するダンパー効果を得ることができる。すなわち、バルブ装置が作動しない状態のときでも、ダイヤフラムによりダンピング(緩衝)を行なうことができる。さらに、仮に吐出圧力により、戻し吐出通路に面するダイヤフラムの部分が破れても、吐出圧力がダイヤフラムの裏側から背圧としてダイヤフラムの戻し吸入通路に面している部分に作用して、ダイヤフラムを弁座に押し付けるので、バルブ装置が作動しない状態に(バルブ装置が閉の状態に)維持され、吐出圧力が低下しない。
また、請求項2に記載のポンプは、請求項1に記載の発明において、前記ダイヤフラムは、弁体を介して前記付勢手段により付勢されて前記弁座に押し付けられることを特徴とする。
この請求項2に記載の発明においては、ダイヤフラムが弁体を介して付勢手段により付勢されるので、付勢手段の付勢力がダイヤフラムに直接作用せずに間接的に作用するため、ダイヤフラムの耐久性を向上させることができるとともに、弁体の形状等を工夫することにより容易にダイヤフラムを弁座に偏りなく均等に押し付けることができる。さらに、仮に吐出圧力により、戻し吐出通路に面するダイヤフラムの部分が破れても、吐出圧力が弁体の裏側から背圧として弁体に作用し、ダイヤフラムの戻し吸入通路に面している部分を確実に弁座に押し付けるので、バルブ装置が作動しない状態に(バルブ装置が閉の状態に)維持され、吐出圧力が低下しない。
また、請求項3に記載のポンプは、請求項1または請求項2に記載の発明において、前記流体移動手段における前記流体収容空間の一方側の開口位置に前記バルブ装置を備え、前記流体収容空間の他方側の開口位置に前記吐出通路および前記吸入通路を備えていることを特徴とする。
この請求項3に記載の発明においては、流体移動手段における流体収容空間の一方側の開口位置にバルブ装置が設けられ、流体収容空間の他方側の開口位置に吐出通路および吸入通路が設けられているので、バルブ装置の設置スペースを十分に確保することができるとともに、ポンプをコンパクトにできる。
また、請求項4に記載のポンプは、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の発明において、前記バルブ装置の前記弁座の内側に前記戻し吸入通路が形成されているとともに、前記弁座の周囲に前記戻し吐出通路が形成され、前記バルブ装置の閉時にこれらの戻し吸入通路および戻し吐出通路に臨むように前記ダイヤフラムが設けられていることを特徴とする。
この請求項4に記載の発明においては、バルブ装置の弁座の内側に戻し吸入通路が形成されているとともに、弁座の周囲に戻し吐出通路が形成され、前記バルブ装置の閉時にこれらの戻し吸入通路および戻し吐出通路に臨むようにダイヤフラムが設けられているので、弁座の口径がダイヤフラムの受圧有効径よりも小さく、戻し吐出通路に臨むダイヤフラムの部分が大きくなるため、吐出脈動に対するダイヤフラムのダンパー効果が大きい。また、弁座の周囲の戻し吐出通路から弁座の内側の戻し吸入通路に弁座の全周から流体が流出できるので、ダイヤフラムの移動量が小さくても、効率よく流体をリリーフすることができる。また、戻し吸入通路および戻し吐出通路に臨むようにダイヤフラムが設けられているので、流体の通路抵抗を低減でき、圧損を低減できる。
また、請求項5に記載のポンプは、請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の発明において、前記流体移動手段が、インナーロータとアウターロータから成ることを特徴とする。
この請求項5に記載の発明においては、流体移動手段がインナーロータとアウターロータから成るポンプであるので、請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の発明の効果を顕著に得ることができる。
本発明のポンプによれば、吐出工程で吐出通路や流体収容空間に高い圧力が発生した場合でも、この高い圧力を戻し吐出通路と戻し吸入通路を介して吸入通路に逃がすことができて、過大圧力によるポンプの異常振動を防止することができるとともに、所望の吐出圧力と所望の吐出量を得ることができる。そして、本発明のポンプによれば、バルブ装置の部材の引っ掛かりによるポンプの駆動トルクの上昇を防止することができるとともに、バルブ装置の応答性の向上を図ることができ、さらにポンプの吐出脈動の低減を図ることができる。
以下、本発明の実施の形態を添付図面を参照しつつ説明する。
図1〜図9は、本発明の実施の形態に係るポンプを示す図であって、図1(a)はポンプの左側面図、図1(b)は図1(a)のA−A線に沿う断面図、図1(c)はポンプの右側面図であり、図2(a)は第1ハウジングの左側面図、図2(b)は図2(a)のB−B線に沿う断面図、図2(c)は第1ハウジングの右側面図であり、図3(a)は第2ハウジングの左側面図、図3(b)は図3(a)のC−C線に沿う断面図、図3(c)は第2ハウジングの右側面図であり、図4(a)は第3ハウジングの左側面図、図4(b)は図4(a)のD−D線に沿う断面図、図4(c)は第3ハウジングの右側面図であり、図5(a)は第4ハウジングの左側面図、図5(b)は図5(a)のE−E線に沿う断面図、図5(c)は第4ハウジングの右側面図であり、図6はポンプを左側から見た斜視図であり、図7はポンプを左側から見た分解斜視図であり、図8はポンプを右側から見た斜視図であり、図9はポンプを右側から見た分解斜視図である。
このポンプは、エンジン潤滑用のオイルポンプであって、トロコイドポンプである。このポンプは、第1ハウジング1と第2ハウジング2と第3ハウジング3と第4ハウジング4とかなるハウジング5を備えている。ハウジング5内には、流体移動手段としてのアウターロータ6およびインナーロータ7と、インナーロータ7を回転させるための駆動軸8と、バルブ装置9とが設けられている。
ハウジング5は、第2ハウジングの右側に蓋部材としての第1ハウジングが突き合わされてこれらの第2ハウジング2と第1ハウジング1とがねじ11(この例では1個)により固定されるとともに、第3ハウジング3の左側に蓋部材としての第4ハウジング4が突き合わされてこれらの第3ハウジング3と第4ハウジング4とがねじ12(この例では3個)により固定され、さらに第2ハウジング2と第3ハウジングが突き合わされ、そして第1ハウジング1、第2ハウジング2、第3ハウジング3および第4ハウジング4の各貫通孔13、14、15、16を貫通するねじ(この例では3個;図示せず)により、一体的にエンジンに固定される。なお、図6〜図9の斜視図においては、ねじ12により第2ハウジング2、第3ハウジング3および第4ハウジング4が一体的に固定された図となっている。
第1ハウジング1は、板状の本体部21とこの本体部21の中央部に形成されたボス部22とを備えており、本体部21には、ボス部22を挟んで両側にそれぞれ吸入口を形成する横断面形状が概略円弧状の吸入通路23と吐出口を形成する横断面形状が概略円弧状吐出通路24が設けられている。
第2ハウジング2は、有底筒状に形成されている。第2ハウジング2の開口側と第1ハウジング1とが当接し、第2ハウジング2の開口が第1ハウジング1により閉塞されている。この第2ハウジング2内には、筒状のアウターロータ6と筒状のインナーロータ7とが収容されており、これらのアウターロータ6とインナーロータ7との間には、複数のオイル収容空間(流体収容空間)30(30a,30b,・・)が形成されている。
アウターロータ6は、その内面に複数個(この例では5個)の凸部31と凹部32とを有するものである。このアウターロータ6は、第2ハウジング2に形成された円筒内面33の中心線Pを中心に、円筒内面33に摺接しながら回転可能となっている。
インナーロータ7の中心部には駆動軸8が挿入されており、この駆動軸8は第1ハウジング1のボス部22を貫通し、外部に突出している。インナーロータ7は、駆動軸8を貫通して挿入されたピン34の両端部がインターロータ7の嵌合部35に嵌合されることにより、駆動軸8とともに回転するようになっている。駆動軸8の中心線Qは、アウターロータ6の回転中心である中心線Pに対して偏心している。駆動軸8は、駆動源(図示せず)により回転駆動される。インナーロータ7の外面には、アウターロータ6の凸部31と噛み合う複数個(この例では4個)の突起部36を有している。
アウターロータ6の内面とインナーロータ7の外面との間に、複数のオイル収容空間(液体収容空間)30が形成される。そして、駆動軸8が回転すると、インナーロータ7とアウターロータ6とが回転し、それに伴ってインナーロータ7とアウターロータ6とで形成される複数のオイル収容空間30はそれぞれ、形状と容積を変えながら駆動軸8と同方向に回転移動する。
また、第2ハウジング2の底壁部37には、戻し吸入口を形成する第1戻し吸入通路38と戻し吐出口を形成する第1戻し吐出通路39とが設けられている。第1戻し吸入通路38の戻し吸入口および第1戻し吐出通路39はそれぞれ、第1ハウジング1の吸入通路23および吐出通路24にほぼ対応する位置に形成され、そして吸入通路23および吐出通路24にオイル収容空間30を介して連通している。第1戻し吐出通路39は、吐出通路24とほぼ同様の横断面形状が概略円弧状に形成されている。第1戻し吸入通路38は、その戻し吸入口側は吸入通路23とほぼ同様の形状の概略円弧状に形成されているが、底壁部37の外面に向かうにつれて次第に扇形状に広がっている。
第3ハウジング3は、有底筒状に形成されている。この第3ハウジング3の底壁部41の外面と第2ハウジング2の底壁部37の外面とが当接している。底壁部41には、第1戻し吸入通路38に直接接続された第2戻し吸入通路42と第1戻し吐出通路39に直接接続された第2戻し吐出通路43が形成されている。第2戻し吸入通路42は、第1戻し吸入通路38(第2ハウジング2)側が概略扇形板状に形成され、第4ハウジング4側が円柱状に形成されている。この第2戻し吸入通路42の第4ハウジング4側の円柱状部分は、底壁部41の中央部に形成されているとともに、この円柱状部分の開口は第3ハウシング3の第4ハウジング4側の端面より少し引っこんで(奥側に)位置している。第2戻し吸入通路42の第2ハウジング2側の概略扇板状の部分は、第2ハウジング2の第1戻し吸入通路38の第3ハウジング3側の概略扇形状の部分よりも、底壁部41の中央部の半円の分だけ大きく形成されているが、その他の部分はほぼ同様に形成されて、第1戻し吸入通路38に直接連通している。
第2戻し吐出通路43は、第1戻し吐出通路39(第2ハウジング2)側が第1戻し吐出通路39とほぼ同形の横断面形状の概略円弧板状に形成されて、第1戻し吐出通路39に直接連通している。一方、第2戻し吐出通路43の第4ハウジング4側は、第2戻し吸入通路42の第4ハウジング4側の円柱状の部分と同軸でかつこの円柱状部分よりも大きい横断面形状の円板状に形成されている。第2戻し吐出通路43の円板状の部分と概略円弧板状の部分との間は、第2戻し吸入通路42の円柱状の部分の周囲を取り囲むようにして、概略円筒状に形成されている。この第2戻し吐出通路43の概略円筒状の部分のうち、第2戻し吐出通路43の第2ハウジング2側の概略円弧板状の部分に連通する横断面形状が円弧形状の部分は、これ以外の概略扇形板状の部分よりも第4ハウジング4側から見て深く形成されている。この円弧形状の部分は、第2戻し吐出通路43の概略円弧板状の部分よりも横断面積が広く形成されている。
第2戻し吸入通路42と第1戻し吸入通路38とにより戻し吸入通路が構成され、また第2戻し吐出通路43と第1戻し吐出通路39により戻し吐出通路が構成されている。第2戻し吸入通路42の円柱状の部分を形成する第3ハウジング3の円筒状の部分における第4ハウジング4側の端面は、戻し吸入通路(第2戻し吸入通路42)と戻し吐出通路(第2戻し吐出通路43)とを仕切るための弁座50を形成している。
第4ハウジング4は、板状の部材であり、外周側の周辺の円環板状の取付部51と中央部側の概略有底円筒状のばね収容部52とを備えている。第4ハウジング4は、取付部51が第3ハウジング3の端面に突き合わせられて、第3ハウジング3に取り付けられている。
第3ハウジング3と第4ハウジング4との間には、円板状のダイヤフラム53が設けられている。すなわち、ダイヤフラム53の外周部には、横断面形状がほぼ円形のリング状の挟持部54が形成されており、第3ハウジング3の端面と第4ハウジング4の取付部51とにより形成されたリング状の溝部54Aに、この挟持部54が収容されかつ挟持されている。このダイヤフラム53は、第2戻し吐出通路43および戻し第2吸入通路42に臨むように設けられている。すなわち、ダイヤフラム53は、第3ハウジング3の第4ハウジング4側の開口を塞ぐように設けられており、これにより弁座50に接触および離間可能となっており、ダイヤフラム53が弁座50から離間しているときには、ダイヤフラム53が第2戻し吐出通路43全体に面しており、ダイヤフラム53が弁座50に押し付けられて接しているときには、ダイヤフラム53が第2戻し吐出通路43および第2戻し吸入通路42の全体に面するようになっている。ダイヤフラム53が弁座50に接しているときには、戻し吐出通路43と第2戻し吸入通路42とが仕切られる。
第4ハウシング4のばね収容部52内には、付勢部材としてのばね(圧縮コイルばね)55、56が収容されている。これらのばね55、56は、弁体57を介してダイヤフラム53を弁座50に押し付けるように付勢している。すなわち、ダイヤフラム53の弁座50と反対側の中央部には、板状の弁体57が配置されており、この弁体57とばね収容部52の底面との間に、ばね55、56の介在されている。弁体57は、ダイヤフラム53に接触する円形の本体部57aと、この本体部57aの中央部からばね収容部52の底面に向けて直角に突出する円筒部57bと、本体部57aの外周縁部からばね収容部52の底面側に向けて直角に折り曲げられた折曲部57cとを備えており、ばね55、56は、円筒部57bの外側と折曲部57cの内側の間に互いに間隔をおいて設けられ、本体部57aを弁座50に向けて付勢している。弁座50とダイヤフラム53と弁体57とばね55、56によりバルブ装置9が構成される。
このポンプにおいては、吐出通路24内のオイルの圧力が所定の圧力未満の状態では、ばね55、56の付勢力によって、ダイヤフラム53が弁座50に押し付けられている。このようなバルブ装置9が閉の状態では、戻し吐出通路(第2戻し吐出通路43)と戻し吸入通路(第2戻し吸入通路42)とが遮断されている。一方、吐出通路24やオイル収容空間30におけるオイルの圧力が所定以上の圧力になった場合には、その圧力が戻し吐出通路に及び、その圧力をダイヤフラム53が受けてダイヤフラム53がばね55、56の付勢力に抗して弁座50から離間する。このようなバルブ装置9が開の状態では、戻し吐出通路(第2戻し吐出通路43)と戻し吸入通路(第2戻し吸入通路42)とが連通し、これにより吐出通路24と吸入通路23とが連通する。このように、ポンプの吐出工程で吐出通路24やオイル収容空間30に高い圧力が発生した場合でも、この高い圧力は戻し吐出通路と戻し吸入通路を介して吸入通路23に逃れるため、過大圧力によるポンプの異常振動を防止することができるとともに、所望の吐出圧力と所望の吐出量を得ることができる。
このポンプにあっては、ダイヤフラム53が吐出圧力を受けてダイヤフラム53が弁座50から離間する構造のバルブ装置9が設けられているので、バルブ装置9の作動時にダイヤフラム53が駆動軸8等に引っ掛かるということがないため、バルブ装置の部材の引っ掛かりによる駆動トルクの上昇を防止することができるとともに、バルブ装置の部材の摺動抵抗が殆ど発生しないため、バルブ装置9の応答性を向上させることができる。
また、バルブ装置9の閉時、すなわちダイヤフラム53が弁座50に押し付けられている時でも、ダイヤフラム53によりポンプの脈動を吸収するダンパー効果を得ることができる。すなわち、バルブ装置9が作動しない状態のときでも、ダイヤフラム53によりダンピング(緩衝)を行なうことができる。この効果は、脈動が大きいトロコイドポンプにおいては特に有効である。
さらに、仮に吐出圧力により、戻し吐出通路(第2戻し吐出通路43)に面するダイヤフラム53の部分が破れても、吐出圧力がダイヤフラム53の裏側から背圧としてダイヤフラム53の戻し吸入通路(第2戻し吸入通路42)に面している部分に作用して、ダイヤフラム53を弁座50に押し付けるので、バルブ装置9が作動しない状態に(バルブ装置9が閉の状態に)維持され、吐出圧力が低下しない。
また、ダイヤフラム53が弁体57を介してばね55、56により付勢されるので、ばね55、56の付勢力がダイヤフラム53に直接作用せずに間接的に作用するため、ダイヤフラムの耐久性を向上させることができるとともに、弁体57の形状等を工夫することにより容易にダイヤフラム53を弁座50に偏りなく均等に押し付けることができる。
さらに、仮に吐出圧力により、戻し吐出通路(第2戻し吐出通路43)に面するダイヤフラム53の部分が破れても、吐出圧力が弁体57の裏側から背圧として弁体75に作用し、ダイヤフラム53の戻し吸入通路(第2戻し吸入通路42)に面している部分を確実に弁座50に押し付けるので、バルブ装置9が作動しない状態に(バルブ装置9が閉の状態に)維持され、吐出圧力が低下しない。
また、トロイダルポンプのアウターロータ6およびインナーロータ7におけるオイル収容空間30の一方側の開口位置にバルブ装置9が設けられ、オイル収容空間30の他方側の開口位置に吐出通路24および吸入通路23が設けられているので、バルブ装置9の設置スペースを十分に確保することができるとともに、ポンプをコンパクトにすることができる。
また、バルブ装置9の弁座50の内側に第2戻し吸入通路42が形成されているとともに、弁座50の外側周囲に第2戻し吐出通路43が形成され、バルブ装置9の閉時にこれらの第2戻し吸入通路42および第2戻し吐出通路43の全体に面するようにダイヤフラム53が設けられているので、弁座50の口径がダイヤフラム53の受圧有効径よりも小さく、第2戻し吐出通路43に臨むダイヤフラムの部分が大きくなるため、吐出脈動に対するダイヤフラム53のダンパー効果が大きい。
また、弁座50の周囲の第2戻し吐出通路43から弁座50の内側の第2戻し吸入通路42に弁座50の全周からオイルが流出できるので、ダイヤフラム53の移動量が小さくても、効率よくオイルをリリーフすることができる。また、第2戻し吸入通路42および第2戻し吐出通路43に面するようにダイヤフラム53が設けられているので、オイルの通路抵抗を低減でき、圧損を低減できる。
図10および図11は、図1の本発明に係るポンプと図13の従来のポンプとの比較実験をした結果を示す図であって、図10は吐出圧と吐出量との関係を示す図であり、図11は吐出圧と駆動トルクとの関係を示す図である。
これらの図から分かるように、ダイヤフラムを用いた本発明のポンプとピストンバルブを用いた従来のポンプとを比較すると、従来のポンプでは、オイルの吐出量が低下してしまう高回転域(5000rpm)においても、本発明のポンプでは一定圧力(400kPa)まで吐出量が低下していない。また、本発明のポンプは従来のポンプに比べて、各回転域(1000rpm、3000rpm、5000rpm)において、駆動トルクが低減している。
なお、前述の実施の形態においては、本発明をオイルポンプとして説明したが、本発明はオイルポンプに限らず、各種のポンプに適用することができる。このため、オイル以外の各種流体に適用することができる。
また、前述の実施の形態においては、インナーロータ7やアウターロータ6の一方側の側面にバルブ装置9を配置し、他方側の側面に吸入通路23吐出通路4を配置したが、これに限らず他の場所に適当に配置にしても良い。
また、前述の実施の形態においては、流体移動手段としてアウターロータ6とインナーロータ7を用いてトロコイドポンプとしたが、他の形式のものでもよく、例えば、内接形ギヤポンプやべーンポンプなどの容積型ポンプにしてもよい。
また、前述の実施の形態では、弁座50の内側に戻し吸入通路を形成し、外側周囲に戻し吐出通路を形成したが、戻し吐出通路を周囲全体ではなく、一部に形成してもよい。さらに、前述の実施の形態では、弁座50の内側に戻し吸入通路を形成し、外側戻し吐出通路を形成したが、弁座50の内側に戻し吐出通路を形成し、外側に戻し吸入通路を形成するようにしてもよい。
また、前述の実施の形態では、ダイヤフラム53を弁体57を介して付勢手段55、56により弁座50に押し付けるようにしたが、弁体57を省略するようにしてもよい。
また、前述の実施の形態では、ダイヤフラム53が弁座50に直接当たるようにしたが、図12に示すように、ダイヤフラム53の弁座50側の面の中央部に、金属製の平板状のプレート58を配置し、このプレート58が弁座50に当たるようにしてもよい。このようにすると、ダイヤフラム53が弁座50に直接当たる場合に生ずるダイヤフラム53の摩耗や損傷等を防止することができる。プレート58は、このプレート58に設けられた棒状の突起部59がダイヤフラム53および弁体57の本体部57aを貫通して、突起部59の先端部がかしめられる(潰される)ことにより、ダイヤフラム53をプレート58と弁体53との間に挟んだ状態でプレート58が弁体57に固定される。プレート58を弁体57に固定する手段としては、かしめの他にナット等の固定手段を用いることもできる。なお、ダイヤフラム53と弁体57とは、溶着するか接着剤等により固定しておいてもよいし、あるいは固定しなくてもよい。
本発明の実施の形態に係るポンプを示す図であって、(a)はポンプの左側面図、(b)は(a)のA−A線に沿う断面図、(c)はポンプの右側面図である。 同、(a)は第1ハウジングの左側面図、(b)は(a)のB−B線に沿う断面図、(c)は第1ハウジングの右側面図である。 同、(a)は第2ハウジングの左側面図、(b)は(a)のC−C線に沿う断面図、(c)は第2ハウジングの右側面図である。 同、(a)は第3ハウジングの左側面図、(b)は(a)のD−D線に沿う断面図、(c)は第3ハウジングの右側面図である。 同、(a)は第4ハウジングの左側面図、(b)は(a)のE−E線に沿う断面図、(c)は第4ハウジングの右側面図である。 同、ポンプを左側から見た斜視図である。 同、ポンプを左側から見た分解斜視図である。 同、ポンプを右側から見た斜視図である。 同、ポンプを右側から見た分解斜視図である。 本発明に係るポンプと従来のポンプとの比較実験をした結果を示す図であって、吐出圧と吐出量との関係を示す図である。 本発明に係るポンプと従来のポンプとの比較実験した結果を示す図であって、吐出圧と駆動トルクとの関係を示す図である。 ダイヤフラム部にプレートを用いた場合のポンプの断面図である。 従来のポンプを示す断面図である。
符号の説明
5 ハウジング
6 アウターロータ(流体移動手段)
7 インナーロータ(流体移動手段)
9 バルブ装置
23 吸入通路
24 吐出通路
30 オイル収容空間(液体収容空間)
38 第1戻し吸入通路(戻し吸入通路)
39 第1戻し吐出通路(戻し吐出通路)
42 第2戻し吸入通路(戻し吸入通路)
43 第2戻し吐出通路(戻し吐出通路)
50 弁座
53 ダイヤフラム
55、56 ばね(付勢手段)
57 弁体

Claims (5)

  1. ハウジングと、前記ハウジング内に備えられるものであって流体収容空間を有する流体移動手段と、流体を前記ハウジングの内部に吸入するための吸入通路と、流体を前記ハウジング内から外部に吐出するための吐出通路と、吐出工程における前記吐出通路の流体圧力が所定の圧力未満の状態では前記吐出通路と前記吸入通路とを遮断するとともに吐出工程における前記吐出通路の流体圧力が所定以上の圧力になった場合に前記吐出通路と前記吸入通路とを連絡するためのバルブ装置と、を備えたポンプであって、
    前記バルブ装置は、前記吐出通路に連通する戻し吐出通路と前記吸入通路に連通する戻し吸入通路とを仕切る弁座と、この弁座に接離可能に設けられたダイヤフラムと、このダイヤフラムを前記弁座に押し付けるように付勢する付勢手段と、を備えていることを特徴とするポンプ。
  2. 前記ダイヤフラムは、弁体を介して前記付勢手段により付勢されて前記弁座に押し付けられることを特徴とする請求項1に記載のポンプ。
  3. 前記流体移動手段における前記流体収容空間の一方側の開口位置に前記バルブ装置を備え、前記流体収容空間の他方側の開口位置に前記吐出通路および前記吸入通路を備えていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のポンプ。
  4. 前記バルブ装置の前記弁座の内側に前記戻し吸入通路が形成されているとともに、前記弁座の周囲に前記戻し吐出通路が形成され、前記バルブ装置の閉時にこれらの戻し吸入通路および戻し吐出通路に臨むように前記ダイヤフラムが設けられていることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のポンプ。
  5. 前記流体移動手段が、インナーロータとアウターロータから成ることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載のポンプ。
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