JP2010088461A - 台間ユニット - Google Patents

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Abstract

【課題】遊技台の受皿の位置や形状が機種によって異なっても、或いは遊技台の前面側に装飾が突出したり、遊技台や台間玉貸機に空気清浄装置等の設備が隣設されていても、遊技台の受皿に遊技玉を安定的に供給することができる台間ユニットを提供すること。
【解決手段】本体部2に取り付けられたノーズベース5にノーズ基部6を水平回動可能に取り付け、該ノーズ基部6に玉供給ノーズ7の基端部を略直角に折曲可能に取り付け、本体部2からノーズベース5及びノーズ基部6を経て玉供給ノーズ7へと供給されるパチンコ玉(遊技玉)を玉供給ノーズ7の先端部に開口する玉排出口11aから排出する台間玉貸機(台間ユニット)1において、玉供給ノーズ7をノーズ本体7Aと回動ノーズ7Bとで構成し、回動ノーズ7Bに玉排出口11aを開口させるとともに、該回動ノーズ7Bをノーズ本体7Aの先端に玉供給方向に対して直交する面で回動可能に取り付ける。
【選択図】図13

Description

本発明は、パチンコ店等の遊技場においてパチンコ台間に隣設される台間玉貸機や台間玉払出機等の台間ユニットに関するものである。
例えば、パチンコ玉(遊技玉)をパチンコ台に貸し出す台間玉貸機は、隣設するパチンコ台の受皿にパチンコ玉を計数しながら直接供給する装置であって、本体部に取り付けられたノーズベースにノーズ基部を水平回動可能に取り付け、該ノーズ基部に玉供給ノーズの基端部を略直角に折曲可能に取り付けて構成され、遊技客が貨幣を投入すると、その金額に応じた所定数のパチンコ玉を本体部からノーズベース及びノーズ基部を経て前記玉供給ノーズへと供給し、玉供給ノーズの先端部に開口する玉排出口からパチンコ台の受皿へとパチンコ玉を排出するものである。
斯かる台間玉貸機において、パチンコ台間の幅や設置状況、パチンコ台の外形寸法、特に最大突出部を含む厚さ寸法は機種によって異なることが多いことに鑑み、玉供給ノーズを長手方向に伸縮可能としたり、ノーズベースをパチンコ台の前面側に引き出すことができる構成が提案されている(例えば、特許文献1〜3参照)。
特開平10−156033号公報 特開2003−154152号公報 実用新案登録第2525134号公報
ところで、従来のパチンコ台等の遊技台は、ガラス面と台枠を含む盤面(前面)側が全て略平坦に設計されていたが、昨今、盤面の台枠に突出部分を有する装飾を施したり、従来とは異なる受皿を配した遊技台の開発が進められている。又、最近の遊技場においては、例えば、広い遊技空間を確保するために遊技台に隣設する台間玉貸機の設置位置をずらしたり、カードユニットや台間型の空気清浄装置等を遊技台や台間玉貸機に隣設することが行われている。
斯かる状況下においては、従来の台間玉貸機等の台間ユニットには以下のような問題が発生していた。
即ち、遊技台の受皿の位置や形状が機種によって異なるために受皿に遊技玉を供給することができなかったり、遊技台の前面側に突出した装飾、或いは遊技台や台間玉貸機に隣設されたカードユニットや台間型の空気清浄装置等の設備との干渉によって玉供給ノーズの玉排出口を遊技台の受皿の上方に位置決めすることができない場合があった。
本発明は上記問題に鑑みてなされたもので、その目的とする処は、遊技台の受皿の位置や形状が機種によって異なっても、或いは遊技台の前面側に装飾が突出したり、遊技台や台間玉貸機に空気清浄装置等の設備が隣設されていても、遊技台の受皿に遊技玉を安定的に供給することができる台間ユニットを提供することにある。
上記目的を達成するため、請求項1記載の発明は、本体部に取り付けられたノーズベースにノーズ基部を水平回動可能に取り付け、該ノーズ基部に玉供給ノーズの基端部を略直角に折曲可能に取り付け、前記本体部から前記ノーズベース及びノーズ基部を経て前記玉供給ノーズへと供給される遊技玉を前記玉供給ノーズの先端部に開口する玉排出口から排出する台間ユニットにおいて、前記玉供給ノーズをノーズ本体と回動ノーズとで構成し、前記回動ノーズに前記玉排出口を開口させるとともに、該回動ノーズを前記ノーズ本体の先端に玉供給方向に対して直交する面で回動可能に取り付けたことを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記回動ノーズの玉供給方向への回動抵抗よりも逆方向の回動抵抗を大きく設定する回動規制手段を設けたことを特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項3記載の発明において、前記回動規制手段は、前記ノーズ本体と前記回動ノーズとを爪係合させるとともに、前記ノーズ本体の爪の一方の傾斜面と、該爪に対面する前記回動ノーズ側の爪の一方の傾斜面と、を同一傾斜とし、且つ、両傾斜面の面接触によって前記回動ノーズの玉供給方向への回動抵抗よりも逆方向の回動抵抗を大きくしたことを特徴とする。
請求項5記載の発明は、請求項1〜4の何れかに記載の発明において、前記ノーズ本体を長手方向に2分割して固定ノーズと可動ノーズとし、可動ノーズを固定ノーズに対して長手方向にスライド可能に嵌合保持してノーズ本体を長手方向に伸縮可能に構成したことを特徴とする。
請求項6記載の発明は、請求項5記載の発明において、前記可動ノーズの玉供給方向へのスライド抵抗を逆方向のスライド抵抗よりも大きく設定するスライド規制手段を設けたことを特徴とする。
請求項7記載の発明は、請求項6記載の発明において、前記可動ノーズと前記固定ノーズとを爪係合させるとともに、両者の少なくとも一方に形成された爪の玉供給方向への傾斜角度を逆方向の傾斜角度よりも大きく設定することによって前記スライド規制手段を構成したことを特徴とする。
請求項8記載の発明は、請求項7記載の発明において、前記固定ノーズの内側面に爪を形成するとともに、該爪の底面からの高さを遊技玉の半径よりも小さく設定したことを特徴とする。
請求項9記載の発明は、請求項1〜9の何れかに記載の発明において、前記ノーズベースを玉供給方向に2分割して固定ノーズベースと可動ノーズベースとし、可動ノーズベースを固定ノーズベースに対して玉供給方向にスライド可能に嵌合保持してノーズベースを玉供給方向に伸縮可能に構成したことを特徴とする。
請求項10記載の発明は、請求項9記載の発明において、前記可動ノーズベースの玉供給方向へのスライド抵抗を逆方向のスライド抵抗よりも大きく設定するスライド規制手段を設けたことを特徴とする。
請求項11記載の発明は、請求項10記載の発明において、前記可動ノーズベースと前記固定ノーズベースとを爪係合させるとともに、両者の少なくとも一方に形成された爪の玉供給方向への傾斜角度を逆方向の傾斜角度よりも大きく設定することによって前記スライド規制手段を構成したことを特徴とする。
請求項1記載の発明によれば、遊技台の受皿の位置や形状が機種によって異なったり、或いは遊技台の前面側に装飾が突出したり、遊技台や台間玉貸機等の台間ユニットに空気清浄装置等の設備が隣設されているために玉供給ノーズの玉排出口を遊技台の受皿の上方に位置決めすることができないような場合であっても、ノーズ本体の先端に取り付けられた回動ノーズを玉供給方向に対して直交する面で回動(首振り)させることによって、該回動ノーズに形成された玉排出口を遊技台の受皿方向に向けることができるため、該玉排出口から遊技台の受皿に遊技玉を確実且つ安定的に供給することができる。
請求項2記載の発明によれば、回動ノーズの回動角度(首振り角度)がストッパ手段によって所定の範囲内に制限されるため、回動ノーズが必要以上に回動して遊技玉が遊技台の受皿に供給されないで該回動ノーズから落下する等の問題が発生することがない。
請求項3及び4記載の発明によれば、所定角度に位置決めされた回動ノーズが遊技玉から受ける衝撃によって回動することなく所定の位置に固定されるため、該回動ノーズの玉排出口から遊技台の受皿に遊技玉が確実且つ安定的に供給される。
請求項5記載の発明によれば、機種によって遊技台の受皿の位置や形状が異なっていたり、遊技台や台間玉貸機等の台間ユニットに空気清浄機等の設備が隣設されていても、それに応じてノーズ本体を伸縮させることができるため、その先端に取り付けられた回動ノーズの玉排出口を遊技台の受皿の上方に位置決めすることができ、該排出口から遊技玉を遊技台の受皿に安定的に供給することができる。
請求項6及び7記載の発明によれば、伸縮によって所定の長さに調整されたノーズ本体が搬送中の遊技玉から受ける衝撃によって伸びることがないため、その先端に取り付けられた回動ノーズの玉排出口の位置がずれることがなく、該玉排出口から遊技玉を遊技台の受皿に安定的に供給することができる。
請求項8記載の発明によれば、固定ノーズの内側面に爪を形成したため、該爪にゴミや埃が付着することがなく、ノーズ本体の伸縮が安定的になされる。又、固定ノーズの内側面に形成された爪の底面からの高さを遊技玉の半径よりも小さく設定したため、該爪に搬送中の遊技玉が接触することがなく、搬送される遊技玉によって爪が損傷する等の不具合の発生が防がれる。
請求項9記載の発明によれば、遊技台の前面側に装飾が突出したり、遊技台や台間ユニットに隣設されたカードユニットや台間型の空気清浄装置等の設備が設置されているような場合には、可動ノーズベースを前面側(手前側)に引き出してノーズベース全体を伸ばすことができるため、玉供給ノーズと装飾や空気清浄装置等の設備との干渉を避けて玉排出口を遊技台の受皿の上方に位置決めすることができ、該排出口から遊技玉を遊技台の受皿に安定的に供給することができる。
請求項10及び11記載の発明によれば、ノーズベースの可動ノーズベースが搬送中の遊技玉から受ける衝撃によって移動してノーズベース全体が伸びて玉排出口の受皿に対する位置がずれることがないため、該玉排出口から遊技台の受皿に遊技玉が確実且つ安定的に供給される。
以下に本発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
図1は本発明に係る台間ユニットの一形態としての台間玉貸機の斜視図、図2は同台間玉貸機の玉供給ノーズの可動範囲を示す斜視図、図3は同台間玉貸機の玉供給部の側面図、図4は同玉供給部の平面図、図5は同玉供給部の平断面図,図6は図5のA部拡大詳細図、図7は図4のB−B線断面図、図8(a)〜(c)は図3のC−C線断面図、図9(a),(b)は図3のD−D線断面図、図10は玉供給部のノーズベースとノーズ基部の分解斜視図、図11(a),(b)はノーズベースとノーズ基部部分の断面斜視図、図12(a),(b)は同ノーズベースとノーズ基部部分の断面図、図13は玉供給部部分の玉供給ノーズの分解斜視図、図14は供給ノーズ先端の回動ノーズを回動(首振り)させてその玉排出口をパチンコ台の受皿の上方に開口させた状態を示す斜視図である。
本実施の形態に係る台間玉貸機1は、図14に示すように、遊技場に配列された複数台のパチンコ台(図には1つのみ図示)100に隣設されるものであって、図1に示すように、縦方向に長い幅の狭い本体部2の前面の上部には、遊技客が紙幣を投入するための細長い紙幣投入口3が開口しており、その下方には、紙幣投入口3から紙幣が投入されると、その金額に応じた個数のパチンコ玉50(図7及び図12参照)を図14に示すパチンコ台100の受皿101に供給するための玉供給部4が設けられている。
上記玉供給部4は、本体部2に取り付けられたノーズベース5にノーズ基部6を水平回動可能に取り付け、該ノーズ基部6に玉供給ノーズ7の基端部を略直角に折曲可能に取り付け、前記本体部2から前記ノーズベース5及びノーズ基部6を経て前記玉供給ノーズ7へと供給されるパチンコ玉50(図7及び図12参照)を前記玉供給ノーズ7の先端部に開口する玉排出口(本実施の形態では、後述の補助ノズル11の玉排出口11a)から排出するものである。
而して、本実施の形態に係る玉供給部4においては、図2に示すように、ノーズベース5は、玉供給方向に2分割された固定ノーズベース5Aと可動ノーズベース5Bとで構成されており、必要に応じて可動ノーズベース5Bをノーズ基部6と共に固定ノーズベース5Aに対してパチンコ台100の前面側(遊技客にとって手前側)に引き出すことができ、ノーズベース5全体は図2の矢印a方向に伸縮可能に構成されている。
又、前記玉供給ノーズ7は、その基端部がノーズ基部6に図2の矢印b方向に回動可能に支持されており、必要に応じて図2に破線にて示すように基端部を中心として略直角上方に折り曲げて略垂直に起立させることができるとともに、その基端部がノーズ基部6の中心を起点として図2の矢印c方向に略90°の角度範囲で水平に回動することができる。
更に、玉供給ノーズ7は、ノーズ本体7Aとその先端に図2の矢印d方向に回動(首振り)可能に取り付けられた回動ノーズ7Bとで構成されており、更にノーズ本体7Aは長手方向(玉供給方向)に2分割された固定ノーズ7A1と可動ノーズ7A2とで構成されており、可動ノーズ7A2は固定ノーズ7A1に対して長手方向にスライド可能に嵌合保持され、これによってノーズ本体7Aは図2に示す矢印e方向(長手方向)に伸縮可能に構成されている。
次に、玉供給部4を構成する前記ノーズベース5とノーズ基部6の構成の詳細を図5及び図10〜図12に基づいて説明する。
ノーズベース5は、前述のように2分割された固定ノーズベース5Aと可動ノーズベース5Bとで構成されており、固定ノーズベース5Aは図1に示す本体部2に固定されており、図10に示すように、その前面と背面には開口部5a,5bがそれぞれ形成され、底面上には複数の爪5cとガイド溝5d(図11(b)参照)が可動ノーズベース5Bのスライド方向(玉供給方向)に形成されている。又、図11及び図12に示すように、固定ノーズベース5Aの左右の側壁内面の上部には、可動ノーズベース5Bのスライド方向に水平に延びるリブ状のガイド突起5eが(図11及び図12には一方のみ図示)がそれぞれ突設されている。
他方、可動ノーズベース5Bは、固定ノーズベース5A内にその背面側の開口部5bから挿入されて収容されるものであって、図10に示すように、その左右の側壁外面の上部には、水平に延びる上下2本のリブ状突起5fによってガイド溝5g(図10には一方のみ図示)がそれぞれ形成されている。又、この可動ノーズベース5Bの前面には矩形状の開口部5hが形成されており、背面側はその全面が開口部5iとして開口している。そして、この可動ノーズベース5Bの底部には、図11及び図12に示すように、上下に撓み変形可能な舌片5jと該可動ノーズベース5Bのスライド方向に延びるガイド突起5k(図11参照)が形成されており、舌片5jの先端には固定ノーズベース5Aに形成された複数の前記爪5cに係合する1つの爪5mが形成されている。又、可動ノーズベース5Bの上面には円弧状のストッパ5nが突設されている。
上述のように構成された可動ノーズベース5Bは、図11及び図12に示すように、その左右の側壁外面に形成されたガイド溝5gに固定ノーズベース5Aの左右の側壁内面に突設されたガイド突起5eが嵌合するとともに、下部に形成されたガイド突起5kが固定ノーズベース5Aの底面に形成されたガイド溝5dに嵌合することによって、固定ノーズベース5A内に玉供給方向(図11及び図12の左右方向)にスライド可能に収容されており、その底部に設けられた舌片5jの先端に形成された爪5mは固定ノーズベース5Aに形成された複数の爪5cの1つに係合している。このように、爪5c,5m同士が係合することによって可動ノーズベース5Bのスライドにはクリック感が与えられるが、本実施の形態では、可動ノーズベース5Bの玉供給方向(図12の右方向)へのスライド抵抗を逆方向のスライド抵抗よりも大きく設定するスライド規制手段が設けられている。具体的には、スライド規制手段は、固定ノーズベース5A側に形成された複数の各爪5cの玉供給方向への傾斜角度を逆方向の傾斜角度よりも大きく設定することによって構成されている。尚、図11及び図12において、(a)ノーズベース5の最収縮状態を示し、(b)は最伸張状態を示しており、ノーズベース5はこれら2つの状態の範囲で伸縮することができる。そして、図11(b)及び図12(b)に示すように可動ノーズベース5Bが最大限引き出された状態(最伸張状態)では、該可動ノーズベース5Bに上面に突設されたストッパ5nが固定ノーズベース5Aの上部内壁に当接して可動ノーズベース5Bのそれ以上の引き出しを阻止している。
そして、可動ノーズベース5B内には、可動玉通路部材8と前記固定ノーズベース5Aに結着された固定玉通路部材9及び可動玉通路部材8に水平回動可能に支持されるノーズ基部6が組み込まれている。
上記可動玉通路部材8と固定玉通路部材9の内部には、図12に示すように、パチンコ玉50が通過する玉通路8a,9aがそれぞれ形成されており、可動玉通路部材8の前面側底部にはノーズ基部6を回動可能に支持する円板状の支持部8cが一体に形成されている。又、可動玉通路部材8の左右の側壁内面には水平方向に延びるガイド突起8bが一体に突設されている。
一方、固定玉通路部材9は、前述のように固定ノーズベース5Aに固定される部材であって、その前面側の左右には、可動玉通路部材8内に挿入される上下2本ずつの突起9bが前方に向かって水平に突設されており、各上下の突起9bの間には水平方向に延びるガイド溝9cがそれぞれ形成されている。
又、前記ノーズ基部6は、図10に示すように、円柱状の本体6Aの側部に樋状の固定部6Bを突設して構成されており、該固定部6Bの左右の側壁の外面には一体を成すピン状の支軸6aと扇形の嵌合突起6bが突設されるとともに、ピン状のストッパ軸6cが突設されている。そして、ノーズ基部6の内部には、図5に示すように玉供給ノーズ7がノーズ基部6を中心として水平に回動して直角に折り曲げられたときに可動玉通路部材8の玉通路8aに連通する玉通路6dが形成されている。
而して、ノーズ基部6は、その本体6Aの下部が可動玉通路部材8の支持部8c上に回動可能に支持され、その上部が図10に示すキャップ10によって支持されており、キャップ10は可動玉通路部材8の上部に取り付けられている。そして、ノーズ基部6が組み付けられた可動玉通路部材8の背面側の開口部からは固定玉通路部材9がその突起9bを先にして挿入され、このとき、図11及び図12に示すように、可動玉通路部材8の左右の側壁内面に突設されたガイド突起8bは固定玉通路部材9の左右のガイド溝9cに嵌合している。
上述のようにノーズ基部6を回動可能に支持する可動玉通路部材8は、可動ノーズベース5B内に組み込まれ、ノーズ基部6の樋状の固定部6Bは、図1に示すように、可動ノーズベース5Bの前面側の開口部5hから外部に突出している。そして、可動玉通路部材8に組み込まれた固定玉通路部材9は、図11及び図12に示すように、その上下が固定ノーズベース5Aに取り付けられる。従って、可動ノーズベース5Bは、可動玉通路部材8とこれに支持されたノーズ基部6と共に固定ノーズベース5A及び固定玉通路部材9に対して玉供給方向(図12の左右方向)にスライドすることができる。
次に、前記玉供給ノーズ7の構成の詳細を図3〜図10及び図13に基づいて説明する。 玉供給ノーズ7は、前述のようにノーズ本体7Aとその先端に回動(首振り)可能に取り付けられた回動ノーズ7Bとで構成されており、ノーズ本体7Aは長手方向(玉供給方向)に2分割された固定ノーズ7A1と可動ノーズ7A2とで構成されており、可動ノーズ7A2は固定ノーズ7A1に対して長手方向にスライド可能に嵌合保持され、これによってノーズ本体7Aは図2に示す矢印e方向(長手方向)に伸縮可能に構成されている。
ここで、図13に示すように、固定ノーズ7A1は上下に2分割された樋状の固定ノーズ半体7A11,7A12同士を接合一体化して構成されている。即ち、下側の固定ノーズ7A12の左右の側壁外面の長手方向の2箇所には係合突起7a(図には片側のみ図示)がそれぞれ突設されており、上側の固定ノーズ半体7A11の左右の側壁外面の対応する2箇所には係合孔7b(図には片側のみ図示)が形成されている。
而して、下側の固定ノーズ半体7A12の上に上側の固定ノーズ半体7A11を被せ、上側の固定ノーズ半体7A11に形成された前記係合孔7bに下側の固定ノーズ半体7A12に突設された係合突起7aを係合させることによって、上下の固定ノーズ半体7A11,7A12を接合一体化して矩形ダクト状の固定ノーズ7A1を組み立てることができる。
ところで、上側の固定ノーズ半体7A11の左右の側壁内面の前端には縦リブ状のストッパ7cが一体に突設されている。尚、図示しないが、固定ノーズ半体7A11の上壁内面の幅方向中央にはガイド溝が長手方向に形成されている。
又、下側の固定ノーズ半体7A12の基端部には左右の支持部7dが立設されており、各支持部7dには円孔状の軸孔7eと扇状の嵌合孔7fが連設されるとともに、円孔状の嵌合孔7gが貫設されている。又、下側の固定ノーズ半体7A12の底面の幅方向中央には長手方向に延びるガイド突起7hが形成されており、左右の側壁内面には複数の爪7i(図13には一方のみ図示)が長手方向に形成されている。ここで、図7に示すように、爪7iの底面からの高さはパチンコ玉50の半径よりも小さく設定されている。
他方、可動ノーズ7A2も上下に2分割された樋状の可動ノーズ半体7A21,7A22同士を接合一体化して構成されている。即ち、下側の可動ノーズ7A22の左右の側壁外面の長手方向の2箇所には係合突起7j(図には片側のみ図示)がそれぞれ突設されており、上側の可動ノーズ半体7A21の左右の側壁外面の対応する2箇所には係合孔7k(図には片側のみ図示)が形成されている。
而して、下側の可動ノーズ半体7A22の上に上側の可動ノーズ半体7A21を被せ、上側の可動ノーズ半体7A21に形成された前記係合孔7kに下側の可動ノーズ半体7A22に突設された係合突起7jを係合させることによって、上下の可動ノーズ半体7A21,7A22を接合一体化して矩形ダクト状の可動ノーズ7A2を組み立てることができる。
ところで、上下の可動ノーズ半体7A21,7A22の各先端部には半リング状の支持部半体7C1,7C2がそれぞれ一体に形成されており、上側の支持部半体7C1の左右2箇所には係合孔7m(図13には一方のみ図示)が形成され、下側の支持部半体7C2の左右2箇所には係合突起7n(図13には一方のみ図示)が突設されており、前述のように上下の可動ノーズ半体7A21,7A22が接合一体化されると、下側の支持部半体7C2に突設された係合突起7nが上側の支持部半体7C1に形成された係合孔7mに係合して図8及び図9に示すように可動ノーズ7A2の先端にリング状の支持部7Cが形成される。
ここで、上側の可動ノーズ半体7A21の後端の左右には、後方に向かって広がる二股状のガイド部7oがそれぞれ形成され、左右側壁の外面には縦リブ状のストッパ7pが形成されている。又、可動ノーズ半体7A21の後端部上面の幅方向中央にはガイド突起7qが長手方向に部分的に形成され、前端部に形成された支持部半体7C1の内周面には、図8及び図9にも示すように、複数の爪7rが周方向に部分的に形成されている。
他方、下側の可動ノーズ半体7A22の後端の左右には、後方に向かって広がる二股状のガイド部7sと爪7tがそれぞれ形成され、底部の幅方向中央にはスリット状のガイド溝7uが長手方向に部分的に形成されている。又、可動ノーズ半体7A21,7A22の各先端にそれぞれ形成された支持部半体7C1,7C2の内面には嵌合溝7vがそれぞれ形成されており、各嵌合溝7vの相対向する左右の端部には略垂直面状のストッパ面7v1(図9参照)がそれぞれ形成されている。
而して、上下の可動ノーズ半体7A21,7A22が接合一体化されることによって構成される可動ノーズ7A2は、その外側から固定ノーズ半体7A11,7A12を被せ、これらの固定ノーズ半体7A11,7A12を前述のように接合一体化することによって固定ノーズ7A1内に玉供給方向にスライド可能に収容保持されるが、このとき、上側の可動ノーズ半体7A21の上面に突設されたガイド突起7qは固定ノーズ半体7A11の上壁内面に形成された不図示のガイド溝に嵌合し、下側の可動ノーズ半体7A22に形成されたガイド溝7uには固定ノーズ半体7A12に突設されたガイド突起7hが嵌合する(図5及び図6参照)。尚、固定ノーズ7A1に可動ノーズ7A2がスライド可能に嵌合保持されることによって、玉供給ノーズ7は玉供給方向に伸縮可能となるが、図3及び図7に示すように、玉供給ノーズ7は玉供給方向に向かって下がるよう傾斜している。
又、図6に詳細に示すように、下側の可動ノーズ半体7A22の後端部の左右に形成された爪7tは固定ノーズ半体7A12の左右の側壁内面に形成された複数の爪7iの1つの係合している。このように、爪7i,7t同士が係合することによって可動ノーズ7A2のスライドにはクリック感が与えられるが、本実施の形態では、可動ノーズ7A2の玉供給方向(図3〜図7の右方向)へのスライド抵抗を逆方向のスライド抵抗よりも大きく設定するスライド規制手段が設けられている。具体的には、スライド規制手段は、固定ノーズ7A1側に形成された複数の各爪7iの玉搬送方向への傾斜角度を逆方向の傾斜角度よりも大きく設定することによって構成されている。尚、可動ノーズ7A2の固定ノーズ7A1からの抜けは、該可動ノーズ7A2側に形成された左右の前記ストッパ7pが固定ノーズ7A1側に形成された左右のストッパ7cに当接することによって防がれる。
次に、前記回動ノーズ7Bの構成とその支持構造を図8、図9及び図13に基づいて説明する。
回動ノーズ7Bには円筒の軸部7B1が水平に突設されており、該軸部7B1の一部はL字状の溝7wによって切り欠かれている。そして、軸部7B1のL字状の溝7wによってバネ性が付与されたバネ部7xの端部には爪7yが形成されている。又、軸部7B1の後端外周の相対向する2箇所にはリブ状の係合突起7zが一体に突設されている。尚、回動ノーズ7Bの下方に向かって開口する開口部には、図5及び図7に示すように、パチンコ玉50を図14に示すパチンコ台100の受皿101へとガイドするための補助ノズル11が嵌合保持されている。
而して、回動ノーズ7Bは、図5及び図7に示すように、その軸部7B1が可動ノーズ7A2の先端部の前記支持部7C内に挾持され、パチンコ玉50の搬送方向に対して直交する面で回動可能に支持されている。このとき、図8及び図9に示すように、回動ノーズ7Bの軸部7B1に形成された爪7yは可動ノーズ7A1の支持部半体7C1の内周に形成された複数の爪7rの1つに係合しており、回動ノーズ7Bの軸部7B1に形成された係合突起7zは可動ノーズ半体7A21,7A22の支持部半体7C1,7C2の内周にそれぞれ形成された嵌合溝7vに嵌合している。
上述のように回動ノーズ7Bが可動ノーズ7A2に対して回動(首振り)可能に支持されることによって、該回動ノーズ7Bは図8(a)に示す垂直状態(補助ノズル11の玉排出口11aが真下に向く状態)から図8(b),(c)に示す角度範囲で左右に回動(首振り)が可能であるが、爪7r,7y同士が係合することによって回動ノーズ7Bの回動(首振り)にはクリック感が与えられる。
ところで、本実施の形態では、回動ノーズ7Bの玉供給方向(図9(a)の矢印方向(反時計方向))への回動抵抗よりも逆方向の回動抵抗を大きく設定する回動規制手段が設けられている。具体的には、本実施の形態では、可動ノーズ7A2側の爪7rの一方の傾斜面(図中右方の面)と、該爪7rに対面する回動ノーズ7B側の爪7yの一方の傾斜面(図中右方の面)とを同一傾斜とし、両接触面が面接触することによって、回動ノーズ7Bを所定角度に固定することができる。併せて、回動ノーズ7Bのバネ部7xがその基端部を起点として撓み変形することによって、該バネ部7xの先端に形成された爪7yはバネ部7xの基端部を起点として径方向内外方に移動する。
補助ノーズ11の玉排出口11aが真下に開口している図9(a)に示す状態から回動ノーズ7Bを矢印方向に回す場合には、爪7yは可動ノーズ7A2側の爪7rとの係合によって径方向内方(爪7rとの係合を解除する方向)へと移動するため、回動ノーズ7Bを玉供給方向に図9(b)に示す位置まで容易に回動させて玉排出口11aを図14に示すようにパチンコ台100の受皿101の上方に開口させることができる。
他方、図9(b)に示す状態から回動ノーズ7Bを矢印方向(時計方向)へ回す場合には、可動ノーズ7A2側の爪7rの一方の傾斜面と、該爪7rに対面する回動ノーズ7B側の爪7yの一方の傾斜面とが同一傾斜として形成されているため、両接触面が面接触し、回動ノーズ7Bの玉搬送方向とは反対方向(図9(b)の矢印方向)への回動抵抗が大きくなり、図14に示すパチンコ100の受皿101へと排出されるパチンコ玉50による衝撃や重量等によっても回動ノーズ7Bの図9(b)に示す状態が維持できる。
又、回動ノーズ7Bの左右への回動範囲は、該回動ノーズ7Bの軸部7B1に形成された係合突起7zの端面7z1が可動ノーズ7A2の内周に形成された嵌合溝7vのストッパ面7v1に当接することによって図8(b),(c)に示す角度範囲に規制される。即ち、本実施の形態では、回動ノーズ7B側の係合突起7zの端面7z1と可動ノーズ7A2側の支持部7Cに形成された嵌合溝7vのストッパ面7v1が回動ノーズ7Bの回動角を規制するストッパ手段を構成している。
而して、以上のように構成された玉供給ノーズ7は、図13に示すように、固定ノーズ7Aの支持部7dをノーズ基部6の固定部6Bに外嵌し、ノーズ基部6の固定部6Bに突設された左右の支軸6aと嵌合突起6bを固定ノーズ半体7A12の支持部7dの左右に形成された軸孔7eと嵌合孔7fにそれぞれ嵌合させることによって支軸6aを中心として上方へ回動して折り曲げられ、図2に鎖線にて示すように略垂直に起立することができる。尚、玉供給ノーズ7の回動角は、ノーズ基部6側の嵌合突起6bが固定ノーズ7A1側の嵌合孔7f内を移動する範囲に規制され、該玉供給ノーズ7が図3に示すように略水平に倒されている状態では、ノーズ基部6の固定部6Bの左右に突設されたストッパ軸6cが可動ノーズ7A2側に形成された嵌合孔7gに嵌合することによって玉供給ノーズ7の略水平な姿勢が保持される。
以上のように構成された台間玉貸機1において、図14に示す本体部2の前面上部に開口する紙幣投入口3から遊技客が紙幣を投入すると、その金額に応じた数のパチンコ玉50が玉供給部4によってパチンコ台100の受皿101に供給される。即ち、パチンコ玉50は、本体部2から固定玉通路部材9の玉通路9aと可動玉通路部材8の玉通路8aを通ってノーズ基部6へと搬送されるが、玉供給ノーズ7が図5に示すようにノーズ基部6を中心として水平に略90°回動されて平面視直角に折り曲げられると、ノーズ基部6の玉通路6dが可動玉通路部材8の玉通路8aに連通するため、パチンコ玉50は、ノーズ基部6の玉通路6dを通って玉供給ノーズ7に沿って搬送され、回動ノーズ7Bに保持された補助ノズル11の玉排出口11aからパチンコ台100の受皿101へと落下して供給される。
而して、本実施の形態では、パチンコ台100の受皿101の位置や形状が機種によって異なったり、或いはパチンコ台100の前面側に装飾が突出したり、パチンコ台100や台間玉貸機1に空気清浄装置等の設備が隣設されているために玉供給ノーズ7の先端に取り付けられた補助ノズル11の玉排出口11aをパチンコ台100の受皿101の上方に位置決めすることができないような場合であっても、玉供給ノーズ7のノーズ本体7A(可動ノーズ7A2)の先端に取り付けられた回動ノーズ7Bを玉供給方向に対して直交する面内で回動(首振り)させることによって、図14に示すように該回動ノーズ7B(本実施の形態では補助ノズル11)に形成された玉排出口11aをパチンコ台100の受皿101の方向に向けることができるため、該玉排出口11aからパチンコ台100の受皿101にパチンコ玉50を確実且つ安定的に供給することができる。
そして、回動ノーズ7Bの回動角度(首振り角度)がストッパ手段によって所定の範囲内に制限されるため、回動ノーズ7Bが必要以上に回動してパチンコ玉50がパチンコ台100の受皿に供給されないで該回動ノーズ7Bから落下する等の問題が発生することがない。
又、本実施の形態では、回動ノーズ7Bの玉供給方向への回動を規制する回動規制手段を設けたため、所定角度に位置決めされた回動ノーズ7Bがパチンコ玉50から受ける衝撃によって回動することなく所定の位置に固定され、この結果、該回動ノーズ7B(本実施の形態では補助ノズル11)の玉排出口11aからパチンコ台100の受皿101にパチンコ玉50が確実且つ安定的に供給される。
更に、本実施の形態では、機種によってパチンコ台100の受皿101の位置や形状が異なっていたり、遊技台や台間玉貸機の台間ユニットに空気清浄機等の設備が隣設されていても、それに応じて玉供給ノーズ7のノーズ本体7Aを伸縮させることができるため、その先端に取り付けられた回動ノーズ7B(本実施の形態では補助ノズル11)の玉排出口11aをパチンコ台100の受皿101の上方に位置決めすることができる。そして、本実施の形態では、可動ノーズ7A2の玉供給方向へのスライド抵抗を逆方向のスライド抵抗よりも大きく設定するスライド規制手段を設けたため、伸縮によって所定の長さに調整されたノーズ本体7Aがパチンコ玉50から受ける衝撃によって伸びることがなく、その先端に取り付けられた回動ノーズ7B(本実施の形態では補助ノズル11)の玉排出口11aの位置がずれることがなく、該玉排出口11aからパチンコ玉50をパチンコ台100の受皿101に安定的に供給することができる。
そして、本実施の形態では、固定ノーズ7A1の内側面に爪7iを形成したため、該爪7iにゴミや埃が付着することがなく、ノーズ本体7Aの伸縮が安定的になされる。又、固定ノーズ7A1の内側面に形成された爪7iの底面からの高さをパチンコ玉50の半径よりも小さく設定したため、該爪7iにパチンコ玉50が接触することがなく、搬送されるパチンコ玉50によって爪7iが損傷する等の不具合の発生が防がれる。
更に、本実施の形態では、パチンコ台100の前面側に装飾が突出したり、パチンコ台100や台間玉貸機1に隣設されたカードユニットや台間型の空気清浄装置等の設備が設置されているような場合には、可動ノーズベース5Bを前面側(手前側)に引き出してノーズベース全体5を伸ばすことができるため、玉供給ノーズ7の装飾や空気清浄装置等の設備との干渉を避けて玉排出口11aをパチンコ台100の受皿101の上方に位置決めすることができ、該玉排出口11aからパチンコ玉50をパチンコ台100の受皿101に安定的に供給することができる。又、可動ノーズベース5Bを前面側(手前側)に引き出した分だけ玉排出口11aが受皿101から外れてしまう場合には、玉排出口11aが受皿101から外れない位置まで回動ノーズ7Bを回動させて位置決めすることによってパチンコ玉50を受皿101に確実且つ安定的に供給することができる。
又、本実施の形態では、可動ノーズベース5Bの玉搬送方向へのスライド抵抗を逆方向のスライド抵抗よりも大きく設定するスライド規制手段を設けたため、ノーズベース5の可動ノーズベース5Bが搬送中のパチンコ玉50から受ける衝撃によって移動してノーズベース5全体が伸びることがない。このため、玉排出口11aのパチンコ台100の受皿101に対する位置がずれることがなく、該玉排出口11aからパチンコ台100の受皿101にパチンコ玉50が確実且つ安定的に供給される。
尚、以上は本発明を特に台間玉貸機に対して適用した形態について説明したが、本発明は、計数して預かった遊技玉を払い出す台間玉払出機等の他の台間ユニットに対しても同様に適用可能であることは勿論である。
本発明に係る台間玉貸機の斜視図である。 本発明に係る台間玉貸機の玉供給ノーズの可動範囲を示す斜視図である。 本発明に係る台間玉貸機の玉供給部の側面図である。 本発明に係る台間玉貸機の玉供給部の玉供給部の平面図である。 本発明に係る台間玉貸機の玉供給部の玉供給部の平断面図である。 図5のA部拡大詳細図である。 図4のB−B線断面図である。 (a)〜(c)は図3のC−C線断面図である。 (a),(b)は図3のD−D線断面図である。 本発明に係る台間玉貸機のノーズベースとノーズ基部の分解斜視図である。 (a),(b)は本発明に係る台間玉貸機のノーズベースとノーズ基部部分の断面斜視図である。 (a),(b)は本発明に係る台間玉貸機のノーズベースとノーズ基部部分の断面図である。 本発明に係る台間玉貸機の玉供給ノーズの分解斜視図である。 本発明に係る台間玉貸機において供給ノーズ先端の回動ノーズを回動(首振り)させてその玉排出口をパチンコ台の受皿の上方に開口させた状態を示す斜視図である。
符号の説明
1 台間玉貸機(台間ユニット)
2 本体部
3 紙幣投入口
4 玉供給部
5 ノーズベース
5A 固定ノーズベース
5B 可動ノーズベース
5a,5b 開口部
5c 爪
5d ガイド溝
5e ガイド突起
5f リブ状突起
5g ガイド溝
5h,5i 開口部
5j 舌片
5k ガイド突起
5m 爪
5n ストッパ
6 ノーズ基部
6A ノーズ基部の本体
6B ノーズ基部の固定部
6a 支軸
6b 嵌合突起
6c ストッパ軸
6d 玉通路
7 玉供給ノーズ
7A ノーズ本体
7A1 固定ノーズ
7A11 固定ノーズ半体(上側)
7A12 固定ノーズ本体(下側)
7A2 可動ノーズ
7A21 可動ノーズ半体(上側)
7A22 可動ノーズ半体(下側)
7B 回動ノーズ
7B1 回動ノーズの軸部
7C ノーズ本体の支持部
7C1 支持部半体(上側)
7C2 支持部半体(下側)
7a 係合突起
7b 係合孔
7c ストッパ
7d 支持部
7e 軸孔
7f,7g 嵌合孔
7h ガイド突起
7i 爪
7j 係合突起
7k,7m 係合孔
7n 係合突起
7o ガイド部
7p ストッパ
7q ガイド突起
7r 爪
7s ガイド部
7t 爪
7u ガイド溝
7v 係合溝
7v1 係合溝のストッパ面
7w 溝
7x バネ部
7y 爪
7z 係合突起
7z1 係合突起の端面
8 可動玉通路部材
8a 玉通路
8b ガイド突起
8c 支持部
9 固定玉通路部材
9a 玉通路
9b 突起
9c ガイド溝
10 キャップ
11 補助ノズル
11a 玉排出口
50 パチンコ玉(遊技玉)
100 パチンコ台
101 パチンコ台の受皿

Claims (11)

  1. 本体部に取り付けられたノーズベースにノーズ基部を水平回動可能に取り付け、該ノーズ基部に玉供給ノーズの基端部を略直角に折曲可能に取り付け、前記本体部から前記ノーズベース及びノーズ基部を経て前記玉供給ノーズへと供給される遊技玉を前記玉供給ノーズの先端部に開口する玉排出口から排出する台間ユニットにおいて、
    前記玉供給ノーズをノーズ本体と回動ノーズとで構成し、前記回動ノーズに前記玉排出口を開口させるとともに、該回動ノーズを前記ノーズ本体の先端に玉供給方向に対して直交する面で回動可能に取り付けたことを特徴とする台間ユニット。
  2. 前記回動ノーズの回動角を規制するストッパ手段を設けたことを特徴とする請求項1記載の台間ユニット。
  3. 前記回動ノーズの玉供給方向への回動抵抗よりも逆方向の回動抵抗を大きく設定する回動規制手段を設けたことを特徴とする請求項1又は2記載の台間ユニット。
  4. 前記回動規制手段は、前記ノーズ本体と前記回動ノーズとを爪係合させるとともに、前記ノーズ本体の爪の一方の傾斜面と、該爪に対面する前記回動ノーズ側の爪の一方の傾斜面と、を同一傾斜とし、且つ、両傾斜面の面接触によって前記回動ノーズの玉供給方向への回動抵抗よりも逆方向の回動抵抗を大きくしたことを特徴とする請求項3記載の台間ユニット。
  5. 前記ノーズ本体を長手方向に2分割して固定ノーズと可動ノーズとし、可動ノーズを固定ノーズに対して長手方向にスライド可能に嵌合保持してノーズ本体を長手方向に伸縮可能に構成したことを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載の台間ユニット。
  6. 前記可動ノーズの玉搬送方向へのスライド抵抗を逆方向のスライド抵抗よりも大きく設定するスライド規制手段を設けたことを特徴とする請求項5記載の台間ユニット。
  7. 前記可動ノーズと前記固定ノーズとを爪係合させるとともに、両者の少なくとも一方に形成された爪の玉供給方向への傾斜角度を逆方向の傾斜角度よりも大きく設定することによって前記スライド規制手段を構成したことを特徴とする請求項6記載の台間ユニット。
  8. 前記固定ノーズの内側面に爪を形成するとともに、該爪の底面からの高さを遊技玉の半径よりも小さく設定したことを特徴とする請求項7記載の台間ユニット。
  9. 前記ノーズベースを玉供給方向に2分割して固定ノーズベースと可動ノーズベースとし、可動ノーズベースを固定ノーズベースに対して玉供給方向にスライド可能に嵌合保持してノーズベースを玉供給方向に伸縮可能に構成したことを特徴とする請求項1〜8の何れかに記載の台間ユニット。
  10. 前記可動ノーズベースの玉供給方向へのスライド抵抗を逆方向のスライド抵抗よりも大きく設定するスライド規制手段を設けたことを特徴とする請求項9記載の台間ユニット。
  11. 前記可動ノーズベースと前記固定ノーズベースとを爪係合させるとともに、両者の少なくとも一方に形成された爪の玉供給方向への傾斜角度を逆方向の傾斜角度よりも大きく設定することによって前記スライド規制手段を構成したことを特徴とする請求項10記載の台間ユニット。
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