JP2004283414A

JP2004283414A - 玉貸し機およびその排出装置

Info

Publication number: JP2004283414A
Application number: JP2003079791A
Authority: JP
Inventors: Yoshinori Ito; 義矩伊藤
Original assignee: Fuji Electric Retail Systems Co Ltd
Current assignee: Fuji Electric Retail Systems Co Ltd
Priority date: 2003-03-24
Filing date: 2003-03-24
Publication date: 2004-10-14

Abstract

【課題】ワンタッチで取り付けが可能で、容易に取り外すことができないようにした排出装置を有する玉貸し機を提供する。
【解決手段】排出装置は、玉貸し機１の前面に鉛直面に沿って旋回自在に取り付けられた玉排出ノズル回転軸部材３と、これに着脱自在な玉排出ノズル部材４と、これの先端に着脱自在な玉排出口部材５とを備え、１段階の鉛直方向の旋回動作でパチンコ機の前面から退避できるようにした。玉排出ノズル回転軸部材３および玉排出口部材５には、中央部の凹部１６により二股の形状になっている突起１５を有する二股内側フック１４が一体に形成され、玉排出ノズル部材４を挿入したときその掛止部１７が掛止されて容易に外れないワンタッチ組み付けを可能とし、取外し工具挿入溝１８に専用の治具を挿入することで掛止を解除できるようにした。
【選択図】図６

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は隣接するパチンコ機の間に個々のパチンコ機と１対１で対応させて配置される台間の玉貸し機に関し、特に玉貸し用パチンコ玉を、直接対応するパチンコ機の景品用パチンコ玉の受皿に供給するようにした玉貸し機およびその排出装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】
パチンコ遊技店においては、上段に景品用パチンコ玉の受皿と下段に景品交換用パチンコ玉の受皿を有するパチンコ機に対して、これに隣接する他のパチンコ機との間に投入金額に応じて貸し玉用パチンコ玉を排出する玉貸し機が１対１で設けられ、これらのパチンコ機と玉貸し機との対が島方向に連続して設置されている。
【０００３】
この各玉貸し機は、投入金額に応じて、玉貸し機の前面から対応するパチンコ機の景品用パチンコ玉の受皿に直接玉貸し用パチンコ玉を排出可能とした排出装置が設けられている。
【０００４】
図７は従来の台間の玉貸し機の全体構造を示す斜視図、図８は従来の台間の玉貸し機の排出装置の動作状態を示す図、図９は従来の台間の玉貸し機の排出装置における排出部を示す断面図である。
【０００５】
従来の台間の玉貸し機１０１は、隣接するパチンコ機の間に配置されることから、できるだけ幅が狭く構成されており、その前面には、排出装置１０２が設けられて、パチンコ機の上段に形成された景品用パチンコ玉の受皿に投入された金額に応じた数の玉貸し用パチンコ玉を排出可能に構成されている。
【０００６】
排出装置１０２は、本体前面に設けられた玉排出ノズル回転軸部材１０３と、この玉排出ノズル回転軸部材１０３を通過して排出された玉貸し用パチンコ玉を景品用パチンコ玉の受皿の上まで導くよう先端が下方に若干傾斜した樋状の玉排出ノズル部材１０４と、この玉排出ノズル部材１０４によって導かれた玉貸し用パチンコ玉を景品用パチンコ玉の受皿に確実に落下させる玉排出口延長部材１０５とを備え、樋状の玉排出ノズル部材１０４の上部には、玉排出ノズルカバー部材１０６によってカバーされている。
【０００７】
玉貸し機本体には、垂直旋回軸心を有し、図８に示したように、玉排出ノズル回転軸部材１０３が、玉貸し機本体に対して水平方向に旋回可能に取り付けられている。また、玉排出ノズル回転軸部材１０３には、水平旋回軸心を有し、玉排出ノズル部材１０４が、玉排出ノズル回転軸部材１０３に対して鉛直方向に旋回可能に取り付けられている。
【０００８】
このように、排出装置１０２は、鉛直旋回軸心により玉排出ノズル部材１０４を水平方向に旋回可能にしたことにより、メンテナンスなどでパチンコ機前面のガラス板を前方に開放するときに、排出装置１０２が前方へ水平旋回することができるようにして、ガラス板がぶつかることによる損傷を防止している。また、排出装置１０２は、水平旋回軸心により玉排出ノズル部材１０４を鉛直方向に旋回可能にしたことにより、パチンコ機の前方へ飛び出している玉排出ノズル部材１０４を鉛直方向に退避させることができ、遊技者等の動作に支障を及ぼすことがないようにしている。
【０００９】
このような構成の玉貸し機において、図９に示したように、玉貸し機１０１の内部の玉計数機を通過した玉貸し用パチンコ玉１０７は、玉排出ノズル回転軸部材１０３の中を通り、樋状の玉排出ノズル部材１０４の樋状部分を直線的に転動していって、玉排出口延長部材１０５から景品用パチンコ玉の受皿へ落下し、補給するようになっている（たとえば、特許文献１参照。）。
【００１０】
【特許文献１】
実用新案登録第２５２５１３４号公報（段落番号〔００１８〕〜〔００１９〕，図１）
【００１１】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の玉貸し機では、パチンコ機を前方へ開放するときの対応は排出装置を鉛直旋回軸心により水平方向に旋回をさせ、更に、排出装置を途中より水平旋回軸心により鉛直方向に旋回させる２段階の動作が必要であるため、可動関節が多く、それに伴い構造が複雑になるという問題点があった。
【００１２】
さらに、排出装置の樋状の玉排出ノズル部材は剛体であり、遊技者が直接取り扱う部分でもあるので、排出装置が損傷を受けた場合に、貸し玉機全体を交換するのではなく、部分的に交換したいという要望もある。
【００１３】
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、排出装置をワンタッチで取り付けが可能で、容易に取り外すことができないようにした玉貸し機を提供することを目的とする。
【００１４】
【課題を解決するための手段】
本発明では上記問題を解決するために、上段に景品用パチンコ玉の第１の受皿と下段に景品交換用パチンコ玉の第２の受皿を有するパチンコ機の横に併置され、投入金額に応じて貸し玉用パチンコ玉を前記第１の受皿に排出する玉貸し機において、前記玉貸し機の前面に鉛直面に沿って旋回自在に取り付けられた玉排出ノズル回転軸部材と、前記玉排出ノズル回転軸部材に着脱自在であって、前記貸し玉用パチンコ玉を前記第１の受皿の上部へ案内する玉排出ノズル部材と、前記玉排出ノズル部材の先端に着脱自在であって、前記玉排出ノズル部材を通過してきた前記貸し玉用パチンコ玉を前記第１の受皿に案内する玉排出口部材と、を有する排出装置を備えていることを特徴とする玉貸し機が提供される。
【００１５】
このような玉貸し機によれば、排出装置は、玉貸し機の前面に鉛直面に沿って旋回自在に取り付けられた玉排出ノズル回転軸部材に着脱自在な玉排出ノズル部材を設け、その玉排出ノズル部材には、玉排出口部材が着脱自在に取り付けられていることにより、１段階の鉛直方向の旋回動作でパチンコ機の前面から退避することができ、玉排出ノズル回転軸部材に対して、玉排出ノズル部材が着脱容易になっている。
【００１６】
本発明は、また、玉排出ノズル回転軸部材および玉排出口部材に一体に形成された内側フックによって玉排出ノズル部材を掛止させて容易に外れないようにし、その掛止状態は専用の治具で掛止を解除するようにして、容易に取り外すことができないようにしており、これにより、遊技中に排出装置が外されるなどのいたずらや外された後の不正行為を防ぐことができる。
【００１７】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。
図１は本発明の台間の玉貸し機の全体構造を示す斜視図、図２は排出装置の動作状態を示す図、図３は排出装置が鉛直方向に退避したときの状態を示す断面図、図４は排出装置の関節部分を示す部分拡大断面図である。
【００１８】
本発明による台間の玉貸し機１は、その前面に、連結部２を有し、その連結部２に玉排出ノズル回転軸部材３が鉛直方向にのみ旋回可能に取り付けられている。この玉排出ノズル回転軸部材３には、玉貸し用パチンコ玉を景品用パチンコ玉の受皿の上まで導く玉排出ノズル部材４が着脱自在に取り付けられ、この玉排出ノズル部材４の先端部には、玉排出口部材５が着脱自在に取り付けられている。そして、この玉排出口部材５には、玉出口延長部材６が吊設されている。この連結部２、玉排出ノズル回転軸部材３、玉排出ノズル部材４、玉排出口部材５および玉出口延長部材６により、玉貸し機１の排出装置を構成している。
【００１９】
この排出装置は、図２に示したように、連結部２に取り付けられた玉排出ノズル回転軸部材３が鉛直方向に旋回可能になっている。これにより、玉貸し用パチンコ玉を景品用パチンコ玉の受皿に補給するときには、玉排出ノズル回転軸部材３を水平よりも若干先端が下方へ傾斜した状態まで旋回することができる。また、遊技中あるいはメンテナンスなどパチンコ機のガラス板を開けるときは、玉排出ノズル回転軸部材３を旋回させて起立させることができる。
【００２０】
玉排出ノズル回転軸部材３は、図３に示したように、その基部に円筒状の関節部材７が一体に形成され、その外周の一部には、玉排出ノズル回転軸部材３の旋回範囲に相当する範囲にわたって波形に形成された係合部８を有している。連結部２には、その関節部材７の係合部８に係合されるラッチ部９が設けられている。また、その玉排出ノズル回転軸部材３と一体に形成された関節部材７は、図４に示したように、内側については、玉貸し用パチンコ玉１０が通過する連結部２の水平旋回軸心を有する筒状部１１に回動自在に遊嵌され、外側は、同じ水平旋回軸心を有する軸１２が連結部２のカバー１３に一体に形成された軸受に支持されている。
【００２１】
したがって、排出装置は、その水平旋回軸心を中心に鉛直方向に旋回することができ、排出装置を鉛直方向に旋回することにより、関節部材７の係合部８における谷の部分にラッチ部９が係合されることによって、排出装置を旋回させたときに、排出装置を略水平位置と略鉛直位置とに止めることができ、旋回途中で排出装置を手から離してしまったときに、旋回してしまわないようそれらの間の適当な位置とに止めることができる。このようにして、パチンコ機の前方へ飛び出している排出装置を鉛直方向に退避させることができ、これにより遊技者等の動作に支障を及ぼすことがないようにしている。
【００２２】
また、玉排出ノズル回転軸部材３は、筒状部１１に回動自在に遊嵌される側は開口されていて、玉貸し機１の内部の図示しない玉計数機を通過した玉貸し用パチンコ玉１０を受け入れ、矢印で示したように流れて、玉排出ノズル部材４の方へ引き渡すことができる。
【００２３】
図５は排出装置の詳細を示す水平断面図、図６は玉排出ノズル部材の玉排出ノズル回転軸部材への取り付け方法を示す部分拡大斜視図である。
排出装置の玉排出ノズル部材４は、パイプ形状を有していて、柔軟性のある樹脂やゴムなどの弾性部材によって形成されるか、あるいは、図示のように、長手方向に肉厚を変化させて蛇腹管の構造にすることにより柔軟性を持たせている。これにより、鉛直方向にしか旋回しない排出装置が水平状態に置かれた状態にあるとき、メンテナンスなどでパチンコ機前面のガラス板が前方に開放されることにより当たったとしても、玉排出ノズル部材４は水平方向に屈曲してその衝撃を吸収することができるので、ガラス板または排出装置が破損してしまうことを防止することができる。
【００２４】
玉排出ノズル部材４は、それぞれ玉排出ノズル回転軸部材３および玉排出口部材５に挿入することによって取り付けられる。玉排出ノズル部材４が挿入される玉排出ノズル回転軸部材３の円筒部は、その内側に２つの二股内側フック１４が対向した状態で一体に形成されている。この二股内側フック１４は、その先端に内向きに突出した突起１５を有し、その突起１５は、その中央部に凹部１６が形成されていて二股の形状になっている。玉排出ノズル部材４が挿入される玉排出口部材５についても、同じ構造を有している。
【００２５】
玉排出ノズル部材４は、玉排出ノズル回転軸部材３に挿入されたときに、二股内側フック１４の突起１５が掛止される掛止部１７が一体に形成されている。玉排出ノズル部材４はまた、二股内側フック１４の突起１５に形成された凹部１６と合う位置に、その掛止部１７から長手方向内方に延びる取外し工具挿入溝１８が形成されている。
【００２６】
これにより、玉排出ノズル部材４を玉排出ノズル回転軸部材３および玉排出口部材５に挿入すると、二股内側フック１４の突起１５が掛止部１７を乗り越えて取外し工具挿入溝１８側に嵌るようになるので、ワンタッチで取り付けができる。このとき、玉排出ノズル部材４は、突起１５が掛止部１７に引っ掛かっているので、容易に取り外すことはできない。
【００２７】
玉排出ノズル部材４を取り外すときには、取外し工具挿入溝１８に専用の取外し工具を挿入して掛止状態を解除する。すなわち、取外し工具を取外し工具挿入溝１８に挿入して押し込む。これにより、取外し工具の先端が二股内側フック１４の突起１５に形成された凹部１６に当接して二股内側フック１４の突起１５を内側から押し上げ、その状態で、玉排出ノズル部材４を引き抜くことによって玉排出ノズル回転軸部材３から取り外すことができる。つまり、専用の取外し工具を使わないで玉排出ノズル部材４を容易に取り外すことはできないのである。したがって、遊技中に排出装置が外されるなどのいたずらや外された後の不正行為を未然に防ぐことができる。
【００２８】
また、玉排出ノズル部材４は、容易に着脱が可能であるため、何らかの原因で破損した場合に、この玉排出ノズル部材４だけを容易に交換することができ、玉排出口部材５が破損した場合も、その部分だけを交換することが可能になる。
【００２９】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明では、玉貸し機の排出装置を、互いに着脱自在な玉排出ノズル回転軸部材、玉排出ノズル部材、玉排出口部材で構成し、特に玉排出ノズル回転軸部材および玉排出口部材に一体構造の内側フックを有することでこれらに玉排出ノズル部材をワンタッチで組付けることができる。
【００３０】
また、玉排出ノズル部材に、フックの二股形状の突起の凹部と合うように溝を設けることで、専用治具なしでは、その溝に何らかの工具を挿入し、フックの引っ掛りを解除するということができないので、遊技中にこれらの部材の取外しによるいたずらや外された後の不正行為を防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の台間の玉貸し機の全体構造を示す斜視図である。
【図２】排出装置の動作状態を示す図である。
【図３】排出装置が鉛直方向に退避したときの状態を示す断面図である。
【図４】排出装置の関節部分を示す部分拡大断面図である。
【図５】排出装置の詳細を示す水平断面図である。
【図６】玉排出ノズル部材の玉排出ノズル回転軸部材への取り付け方法を示す部分拡大斜視図である。
【図７】従来の台間の玉貸し機の全体構造を示す斜視図である。
【図８】従来の台間の玉貸し機の排出装置の動作状態を示す図である。
【図９】従来の台間の玉貸し機の排出装置における排出部を示す断面図である。
【符号の説明】
１玉貸し機
２連結部
３玉排出ノズル回転軸部材
４玉排出ノズル部材
５玉排出口部材
６玉出口延長部材
７関節部材
８係合部
９ラッチ部
１０玉貸し用パチンコ玉
１１筒状部
１２水平旋回軸心を有する軸
１３カバー
１４二股内側フック
１５突起
１６凹部
１７掛止部
１８取外し工具挿入溝

Claims

上段に景品用パチンコ玉の第１の受皿と下段に景品交換用パチンコ玉の第２の受皿を有するパチンコ機の横に併置され、投入金額に応じて貸し玉用パチンコ玉を前記第１の受皿に排出する玉貸し機において、
前記玉貸し機の前面に鉛直面に沿って旋回自在に取り付けられた玉排出ノズル回転軸部材と、
前記玉排出ノズル回転軸部材に着脱自在であって、前記貸し玉用パチンコ玉を前記第１の受皿の上部へ案内する玉排出ノズル部材と、
前記玉排出ノズル部材の先端に着脱自在であって、前記玉排出ノズル部材を通過してきた前記貸し玉用パチンコ玉を前記第１の受皿に案内する玉排出口部材と、
を有する排出装置を備えていることを特徴とする玉貸し機。
前記玉排出ノズル回転軸部材および前記玉排出口部材は、前記貸し玉用パチンコ玉が通過する通路内に突出するよう一体に形成された内側フックを有し、前記玉排出ノズル部材が挿入されたときには前記玉排出ノズル部材の外周面に形成された凹部が前記内側フックにより掛止されるようにしたことを特徴とする請求項１記載の玉貸し機。
前記内側フックは、内側に突出した突起の中央部を凹設して二股形状にしたことを特徴とする請求項２記載の玉貸し機。
前記玉排出ノズル部材は、その外周面に、前記玉排出ノズル回転軸部材および前記玉排出口部材の前記内側フックが掛止される掛止部から前記突起の中央部が凹設された部分に合わせて長手方向に延びていて前記内側フックによる掛止状態を解除することができる専用治具を挿入するための溝を有していることを特徴とする請求項２記載の玉貸し機。
前記玉排出ノズル部材は、柔軟性のある弾性部材によって形成されたパイプ部材であることを特徴とする請求項１記載の玉貸し機。
前記玉排出ノズル部材は、長手方向に肉厚を変化させて蛇腹管の構造にすることにより柔軟性を持たせたパイプ部材であることを特徴とする請求項１記載の玉貸し機。
上段に景品用パチンコ玉の第１の受皿と下段に景品交換用パチンコ玉の第２の受皿を有するパチンコ機の横に併置され、投入金額に応じて貸し玉用パチンコ玉を貸し出す玉貸し機に設けられて貸し出された前記貸し玉用パチンコ玉を前記第１の受皿に排出する玉貸し機の排出装置において、
前記玉貸し機の前面に鉛直面に沿って旋回自在に取り付けられた玉排出ノズル回転軸部材と、
前記玉排出ノズル回転軸部材に着脱自在であって、前記貸し玉用パチンコ玉を前記第１の受皿の上部へ案内する玉排出ノズル部材と、
前記玉排出ノズル部材の先端に着脱自在であって、前記玉排出ノズル部材を通過してきた前記貸し玉用パチンコ玉を前記第１の受皿に案内する玉排出口部材と、
を備えていることを特徴とする玉貸し機の排出装置。
前記玉排出ノズル回転軸部材および前記玉排出口部材は、前記貸し玉用パチンコ玉が通過する通路内に突出するよう一体に形成された内側フックを有し、前記玉排出ノズル部材が挿入されたときには前記玉排出ノズル部材の外周面に形成された凹部が前記内側フックにより掛止されるようにしたことを特徴とする請求項７記載の玉貸し機の排出装置。
前記内側フックは、内側に突出した突起の中央部を凹設して二股形状にしたことを特徴とする請求項８記載の玉貸し機の排出装置。
前記玉排出ノズル部材は、その外周面に、前記玉排出ノズル回転軸部材および前記玉排出口部材の前記内側フックが掛止される掛止部から前記突起の中央部が凹設された部分に合わせて長手方向に延びていて前記内側フックによる掛止状態を解除することができる専用治具を挿入するための溝を有していることを特徴とする請求項８記載の玉貸し機の排出装置。
前記玉排出口部材は、その先端に、前記玉排出ノズル部材を通過してきた前記貸し玉用パチンコ玉を前記第１の受皿に落下させる玉出口延長部材が吊設されていることを特徴とする請求項７記載の玉貸し機の排出装置。
前記玉排出ノズル部材は、柔軟性のある弾性部材によって形成されたパイプ部材であることを特徴とする請求項７記載の玉貸し機の排出装置。
前記玉排出ノズル部材は、長手方向に肉厚を変化させて蛇腹管の構造にすることにより柔軟性を持たせたパイプ部材であることを特徴とする請求項７記載の玉貸し機の排出装置。