JP2010087036A - シート剥離装置および剥離方法 - Google Patents

シート剥離装置および剥離方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2010087036A
JP2010087036A JP2008251657A JP2008251657A JP2010087036A JP 2010087036 A JP2010087036 A JP 2010087036A JP 2008251657 A JP2008251657 A JP 2008251657A JP 2008251657 A JP2008251657 A JP 2008251657A JP 2010087036 A JP2010087036 A JP 2010087036A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
peeling
adhesive sheet
pressing
tape
adherend
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2008251657A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5075780B2 (ja
Inventor
Yota Aoki
陽太 青木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Lintec Corp
Original Assignee
Lintec Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Lintec Corp filed Critical Lintec Corp
Priority to JP2008251657A priority Critical patent/JP5075780B2/ja
Publication of JP2010087036A publication Critical patent/JP2010087036A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5075780B2 publication Critical patent/JP5075780B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Container, Conveyance, Adherence, Positioning, Of Wafer (AREA)

Abstract

【課題】ウェハ等の被着体の起き上がりや割れを抑制しつつ、接着シートを被着体から円滑に剥離することができるシート剥離装置および剥離方法を提供すること。
【解決手段】押圧ヘッド43によってテープTおよび接着シートSを介してウェハWをテーブル2に向かって押圧した状態で、テープTを引っ張って接着シートSの端部をウェハWから剥離するすることで、テープTとともにウェハWが起き上がることを抑制することができ、接着シートSの端部をウェハWから確実に剥離することができる。さらに、接着シートSの端部を剥離してから全体剥離することで、全体剥離においてもウェハWが起き上がって割れてしまうことを確実に防止することができる。
【選択図】図4

Description

本発明は、被着体に貼付された接着シートを剥離するシート剥離装置および剥離方法に関する。
従来、半導体製造工程において、半導体チップを小型化するために半導体ウェハ(以下単にウェハという)の裏面を研削して薄くする工程がある。この研削工程においてはウェハの表面(回路が形成された面)に接着シートを接着するとともに、研削工程の後にこの接着シートはウェハから剥離される。そして、このような接着シートの剥離方法としては、剥離用テープを接着シートの端部に接着し、この剥離用テープを引っ張って接着シートをウェハから剥離する方法が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
一方、研削工程において、ウェハの内周部を外周部のよりも深く研削することで、外周部よりも内周部が薄く形成され、つまり外周部にリング状の凸部が形成された半導体ウェハが知られている(例えば、特許文献2参照)。
特開平11−16862号公報 特開2007−19379号公報
ところで、特許文献1に記載されたような従来の剥離方法では、接着シートの端部における剥離用テープの接着領域としては、ウェハの外周に沿った周方向の長さと、ウェハの中心に向かう径方向の長さ(特許文献1では、距離dであり、d≦3mm)とで規定され、この接着領域は、回路面が形成されることのない外周部の余剰領域を基に設定されている。
また、従来の剥離装置は、ウェハを保持するテーブルを有し、このテーブルに設けた吸引口等の吸引手段によって吸引することでウェハを保持するようになっている。
ここで、図7(A)に示すように、感熱接着性の接着剤を有する剥離用テープTを用いて接着シート91を剥離する場合、接着領域90に接着剤を溶着すると、接着剤は経時とともに硬化する傾向がある。このように硬化した剥離用テープTを引っ張って接着シート91の剥離を行うと、図7(B)に示すように、剥離用テープTで引っ張られた接着領域90が面状に同時に起き上がろうとする。その結果、接着領域90に隣り合うウェハWの境界部分W1に作用する応力が大きくなってしまい、境界部分W1でウェハWが剥離用テープTとともに起き上がってしまう。さらに、ウェハWの起き上がりが大きくなると、場合によってはウェハWが割れてしまう可能性もあった。
このようなウェハWの起き上がりや割れを防止するためには、接着領域90のウェハWの中心に向かう径方向の長さ(距離d0)を短くすれば、解消されるが、ウェハWの全面から接着シート91を剥離する張力にその接着力が耐えられず、剥離途中で剥離用テープTが接着シート91から分離してしまい、剥離不良を生じてしまうという不都合を生じる。特に、近年ウェハ外径が大型化するに伴い、接着シートの剥離に要する張力は大きくなる傾向にある。さらに、特許文献2に記載されたように内周部が薄く形成されたウェハでは、外周部の凸部WAのみがテーブルの吸引手段で吸引され、内周部が吸引されないために、ウェハ全体の吸引力が小さくなってウェハWの起き上がりが発生しやすくなる。
本発明は、以上のような不都合に着目して案出されたものであり、その目的は、ウェハ等の被着体の起き上がりや割れを抑制しつつ、接着シートを被着体から円滑に剥離することができるシート剥離装置および剥離方法を提供することにある。
前記目的を達成するため、本発明のシート剥離装置は、表面に接着シートが貼付された被着体と前記接着シートに貼付した剥離用テープとの相対移動によって前記被着体から前記接着シートを剥離するシート剥離装置であって、前記被着体を保持する保持手段と、前記剥離用テープを繰出す繰出手段と、前記繰出された剥離用テープを前記接着シートに押圧して貼付する貼付手段と、前記剥離用テープおよび接着シート、または接着シートを前記被着体に向かって押さえつける押え手段と、前記被着体と前記剥離用テープとを相対移動させる移動手段とを備え、前記貼付手段は、前記接着シートの端部に対応した貼付位置にて前記剥離用テープを当該接着シートに貼付し、前記押え手段が前記貼付位置よりも前記被着体の中央寄りの押圧位置にて、前記剥離用テープおよび接着シート、または接着シートを前記被着体に向かって押さえつけた状態において、前記移動手段により前記被着体と前記剥離用テープとを相対移動させて前記接着シートの端部を前記被着体から剥離する、という構成を採用している。
この際、本発明のシート剥離装置では、前記貼付手段は、前記貼付位置において、前記剥離用テープの接着領域を押圧して当該剥離用テープを前記接着シートの端部に貼付するとともに、前記押圧位置において、前記剥離用テープおよび接着シート、または接着シートの押圧領域を前記被着体に向かって押さえつけることで、前記押え手段として機能する押圧ヘッドを有して構成されることが好ましい。
また、本発明のシート剥離装置では、前記押圧ヘッドは、前記貼付位置と前記押圧位置との間で前記接着シートに対して相対移動可能に設けられていてもよいし、あるいは、前記押圧ヘッドは、前記貼付位置に対応した第1押圧ヘッドと、前記押圧位置に対応した第2押圧ヘッドとを有して構成されていてもよい。
さらに、前記剥離用テープは、感熱接着性の接着テープであって、前記押圧ヘッドは、加熱手段によって加熱されるヒータヘッドであるとともに、前記押圧位置において前記剥離用テープおよび接着シート、または接着シートを前記被着体に向かって押圧する際に、加熱状態と非加熱状態とが切り替え制御可能に構成されていることが好ましい。
一方、本発明のシート剥離方法は、表面に接着シートが貼付された被着体と前記接着シートに貼付した剥離用テープとの相対移動によって前記被着体から前記接着シートを剥離するシート剥離方法であって、前記被着体を保持する保持工程と、前記剥離用テープを繰出す繰出工程と、前記接着シートの端部に対応した貼付位置にて前記繰出された剥離用テープの接着領域を押圧して貼付する貼付工程と、前記貼付位置よりも前記被着体の中央寄りの押圧位置にて前記剥離用テープおよび接着シート、または接着シートを前記被着体に向かって押さえつける押え工程と、前記剥離用テープおよび接着シート、または接着シートを前記被着体に向かって押さえつけた状態において、前記被着体と前記剥離用テープとを相対移動させて前記接着シートの端部を剥離する端部剥離工程と、前記端部剥離工程の後に、前記被着体と前記剥離用テープとを相対移動させて前記接着シートの全体を前記被着体から剥離する全体剥離工程とを備えることを特徴とする。
この際、本発明のシート剥離方法では、前記押圧位置に対応した前記剥離用テープの押圧領域を前記接着シートに貼付する2次貼付工程を備えることが好ましい。
以上のような本発明によれば、押え手段で剥離用テープおよび接着シート、または接着シートを被着体に向かって押さえつけた状態で、剥離用テープを引っ張って接着シートの端部を被着体から剥離するため、被着体が接着シートとともに起き上がることを防止することができる。このようにして接着シートの端部を剥離してから、接着シート全体を剥離するようにすれば、被着体端部の起き上がりを抑制して被着体の起き上がりや割れを防止しつつ、接着シートを被着体から確実かつ円滑に剥離することができる。そして、前記特許文献2のウェハのように、外周部の凸部のみが保持手段に吸引されて保持される被着体であっても、押え手段で被着体を押さえつつ接着シートの端部を剥離することで、その起き上がりを確実に防止することができる。
さらに、貼付手段を構成する押圧ヘッドを押え手段として機能させるように構成したことで、押え手段としての別部材を設ける必要がなくなり、シート剥離装置の構造が簡単化できる。
そして、貼付位置と押圧位置との間を移動するように押圧ヘッドを構成すれば、剥離用テープを接着シートに貼付する機能と、剥離用テープおよび接着シート、または接着シートを被着体に向かって押さえつける機能との2つの機能を単一の押圧ヘッドで実現できる。一方、貼付位置に対応した第1押圧ヘッドと、押圧位置に対応した第2押圧ヘッドとを有して押圧ヘッドを構成すれば、第1および第2の押圧ヘッドを前記2つの機能に応じた形状、寸法にすることで、各機能に対して最適化を図ることができる。
さらに、剥離用テープが感熱接着性の接着テープであれば、感圧接着性の接着テープに比較して高い接着力が得られるため、各接着領域の接着面積を小さくすることができ、被着体の起き上がりをさらに抑制することができる。そして、感熱接着性の接着テープを用いることで、所定の接着領域のみを正確に接着することができるうえ、常温で接着力がないため、感圧接着性の接着テープを採用したときのように装置各所に非接着処理を施すといった装置の構成に注意を払う必要がなくなる。
この際、押圧ヘッドであるヒータヘッドにおける加熱状態と非加熱状態とを切り替え可能に構成したことで、このヒータヘッドを非加熱状態とすることで単純な押え手段として機能させることができる。一方、押圧位置においても剥離用テープを接着シートに貼付する必要があれば加熱状態にすることで、剥離用テープの接着領域が拡大でき、より大きな張力に対しても切れることなく円滑に接着シートを剥離することができる。
以下、本発明の各実施形態を図面に基づいて説明する。
なお、第2実施形態以降において、次の第1実施形態で説明する構成部材と同じ構成部材、および同様な機能を有する構成部材には、第1実施形態の構成部材と同じ符号を付し、それらの説明を省略または簡略化する。
〔第1実施形態〕
図1は、第1実施形態に係るシート剥離装置1を示す側面図である。
図1において、シート剥離装置1は、被着体としてのウェハWの表面に貼付された接着シートSを剥離用テープであるテープTを用いて剥離する装置であって、ウェハWを保持する保持手段であるテーブル2と、テープTを繰出す繰出手段である繰出ユニット3と、繰出されたテープTを接着シートSに貼付する貼付手段である貼付ユニット4と、ウェハWとテープTとを相対移動させる移動手段5とを備えて構成されている。ここで、ウェハWは、例えば、前記特許文献2に記載されたように内周部が薄く、かつ外周部にリング状の凸部WAが形成され、薄く研削された内周部の表面(研削面の反対側)に回路が形成された半導体ウェハである。
テーブル2は、図示しない吸引口を介してウェハWを吸着保持する平板状のテーブル本体21を備え、ウェハWの凸部WAをその下面側から吸着保持可能に構成されている。
繰出ユニット3は、図示しない離脱装置に支持されて上下移動可能に設けられた繰出ユニット本体31と、この繰出ユニット本体31に設けられた支持ローラ32およびガイドローラ33,34と、繰出ユニット本体31下部に設けられてテープTを下方から支持するテープ支持部35と、テープTを把持する一対の把持爪36を含むチャック部材37と、テープ支持部35の上方に設けられて繰り出されたテープTを切断するテープ切断部38とを備えて構成されている。テープTは、感熱接着性の接着テープであり、ロール状に巻取られた状態で支持ローラ32に支持されている。
テープ支持部35は、繰出ユニット本体31に固定されるブッシュ351と、このブッシュ351に進退自在に支持されるロッド352と、このロッド352の先端に固定されるとともにカッター溝353を有するテープ受け板354と、テープ受け板354をブッシュ351から突出する方向に付勢するコイルばね355とを有して構成されている。テープ切断部38は、テープTを切断するカッター刃381と、テープTを切断する際にカッター刃381を上下駆動させて当該カッター刃381をカッター溝353内に案内する上下用シリンダ382と、カッター刃381を図1中紙面直交方向に駆動してテープTを切断する切断用シリンダ383とを有して構成されている。
貼付ユニット4は、図示しないユニット支持部に支持されて図1中繰出ユニット3の左側に設けられている。この貼付ユニット4は、図示しない押圧用モータの出力軸41の下端部に設けられる押圧ヘッド42と、この押圧ヘッド42下端の押圧面部43を加熱する加熱手段としてのヒータ44とを備えて構成されている。押圧ヘッド42は、押圧用モータの駆動により下方に向かって押し下げられるようになっている。さらに、押圧ヘッド42は、図2(A),(B)に示すように、押圧面部43がウェハWの外周縁から外側にはみ出してテープTを接着シートSの端部に押圧して貼付する貼付位置と、図3(A),(B)に示すように、押圧面部43全体がウェハWの外周縁よりも内側で、かつウェハWの凸部WAの上側に位置してテープTを接着シートSに押圧する押圧位置との間を、ウェハWに対して左右に相対移動できるように構成されている。
移動手段5は、図1中繰出ユニット3の紙面奥側に設けられた単軸ロボット51、およびそのスライダ52と、テーブル本体21の下方に設けられた単軸ロボット53、およびそのスライダ54とから構成されている。単軸ロボット51は、図示しない支持部に支持されて上下方向に移動可能とされている。スライダ52には、チャック部材37が取り付けられ、このスライダ52は、図1中左右方向に移動可能とされるとともに、スライダ54には、テーブル本体21が取り付けられ、このスライダ54は、図1中左右方向に移動可能とされる。これにより、チャック部材37が接着シートSに貼付されたテープTを把持してウェハWとの相対移動を可能とし、当該ウェハWから接着シートSを剥離することができるようになっている。
次に、本実施形態における接着シートSの剥離方法として、シート剥離装置1の動作を図2〜図4も参照して説明する。
ウェハWから接着シートSを剥離する手順としては、先ず、図1に示すように、ウェハWをテーブル2の所定位置に保持する(保持工程)とともに、シート剥離装置1の各部を初期位置設定した状態において、テープ切断部38および貼付ユニット4が上方に移動して退避してから、単軸ロボット51を介してチャック部材37が繰出ユニット3に向かって移動する。そして、下方に位置する把持爪36がテープ受け板354に当接すると、テープ受け板354をブッシュ351方向に押し込み、テープTの先端を上下の把持爪36間に受け入れる。そして、チャック部材37は、把持爪36を閉じてテープTの先端を把持するとともに、テープTを把持したまま繰出ユニット3から離れる方向に移動し、テープTを所定長さ引き出して停止することで、繰出ユニット3からテープTを繰出す(繰出工程)。
次に、図2(A),(B)に示すように、チャック部材37とテープ受け板354との間にテープTが掛け渡された状態において、貼付ユニット4は、押圧用モータを作動させて貼付位置に位置する押圧ヘッド42を押し下げ、押圧ヘッド42の押圧面部43でテープTの中間部を下降させて接着シートSに押圧する。この際、押圧面部43は、ヒータ44により加熱され、テープTの接着領域R1を接着シートSに貼付する(1次貼付工程かつ貼付工程)。この1次貼付工程において接着される接着領域R1は、接着シートSの外周端縁に沿った領域であり、剥離方向(図1中右側へ向かう方向)に沿った方向(ウェハWの中心に向かう方向)における接着領域R1の貼付幅は、接着シートSの外端から約1mmに設定されている。
次に、貼付ユニット4は、押圧用モータを作動させて押圧ヘッド42を上昇させるとともに、押圧ヘッド42を剥離方向に向かって押圧位置まで移動させてから、図3(A), (B)に示すように、再び押圧用モータを作動させて押圧ヘッド42を押し下げ、押圧面部43でテープTの接着領域R1よりも右側(ウェハWの中央寄り側)を下降させ、ウェハWの凸部WAの上側においてテープTおよび接着シートSを当該ウェハWに向かって押圧する(押え工程)。この際、押圧面部43は、再びヒータ44により加熱され、テープTの押圧領域R2を接着シートSに貼付する(2次貼付工程)。この2次貼付工程において接着される押圧領域R2は、接着領域R1よりもウェハWの中央寄りに位置するとともに、接着領域R1よりも広い接着面積を有して形成され、剥離方向に沿った方向における押圧領域R2の貼付幅は、約2mmに設定されている。
次に、図4(A)に示すように、テープ切断部38は、上下用シリンダ382によってカッター刃381をカッター溝353内に下降させ、切断用シリンダ383を駆動してカッター刃381によってテープTを切断する。一方、貼付ユニット4は、ヒータ44による加熱を停止して押圧ヘッド42の押圧面部43を非加熱状態にするとともに、押圧ヘッド42の押圧面部43でテープTおよび接着シートSをウェハWに向かって押さえつけ、テープTの押圧領域R2を押圧した状態を維持する。すなわち、押圧ヘッド42を押え手段として機能させる。そして、単軸ロボット51は、上方に移動するとともに、テープTの先端を把持した状態のチャック部材37を剥離方向に移動させ、テープTによって接着領域R1を引っ張ることで、接着シートSの端部をウェハWから剥離する(端部剥離工程)。この端部剥離工程において、接着シートSの端部がウェハWから剥離される距離は、接着領域R1の貼付幅と略同一に設定されている。そして、端部剥離工程の後、繰出ユニット3、テープ切断部38および貼付ユニット4は、上方に移動し、単軸ロボット51によるチャック部材37の移動経路から退避する。
次に、図4(B)に示すように、単軸ロボット51は、テープTの先端を把持した状態のチャック部材37を右方向に移動させ、単軸ロボット53(図1参照)は、テーブル2を左方向に移動させる。このように単軸ロボット51および単軸ロボット53によってテープTとウェハWとが互いに反対方向に移動し、テープTによって接着シートSを引っ張ることで、接着シートSを順次ウェハWから剥離していき、接着シートS全体を剥離する(全体剥離工程)。この後、剥離した接着シートSが接着されたテープTをチャック部材37から離脱させて回収するとともに、接着シートSを剥離したウェハWを適宜な搬送装置でテーブル2から搬出し、シート剥離装置1の各部を初期位置に復帰させて接着シートSの剥離手順が完了する。
以上のような本実施形態によれば、次のような効果がある。
すなわち、端部剥離工程において、押圧ヘッド42によってテープTおよび接着シートSをウェハWに向かって押圧した状態で、テープTを引っ張って接着シートSの端部(接着領域R1)をウェハWから剥離するすることで、テープTとともにウェハWが起き上がることを抑制することができ、接着シートSの端部をウェハWから確実に剥離することができる。
さらに、端部剥離工程で先に接着シートSの端部を剥離しているため、全体剥離工程においてウェハWが起き上がって割れてしまうことを確実に防止することができる。
〔第2実施形態〕
次に、本発明の第2実施形態を図5および図6に基づいて説明する。
図5(A),(B)には、シート剥離装置1Aの動作のうちの1次貼付工程が示され、図6(A),(B)には、2次貼付工程が示されている。
本実施形態のシート剥離装置1Aでは、貼付手段の構成が前記第1実施形態と相違するものの、その他の構成は、前記シート剥離装置1と略同様であり、このようなシート剥離装置1Aによっても、前記第1実施形態と同様の効果を得ることができる。
シート剥離装置1Aにおいて、貼付手段としての貼付ユニット4Aは、押圧用モータの出力軸41の下端部に設けられるヘッド支持部45と、このヘッド支持部45に上下移動可能に支持される第1押圧ヘッド46および第2押圧ヘッド48と、これら第1および第2の押圧ヘッド46,48下端の押圧面部47,49を加熱する加熱手段としてのヒータ44とを備えて構成されている。第1および第2の押圧ヘッド46,48は、それぞれヘッド支持部45の駆動により独立して上下移動可能とされるとともに、ヒータ44によって独立して加熱状態または非加熱状態が切り替え可能に構成されている。そして、第1押圧ヘッド46は、その押圧面部47がテープTの接着領域R1を接着シートSの端部に押圧して貼付する貼付位置に設けられ、第2押圧ヘッド48は、その押圧面部49がウェハWの外周縁よりも内側でテープTの押圧領域R2を接着シートSに押圧する押圧位置に設けられている。
このような構成のシート剥離装置1Aは、以下のような手順でウェハWから接着シートSを剥離する。
先ず、図5(A),(B)に示すように、第1押圧ヘッド46の押圧面部47でテープTの接着領域R1を接着シートSの端部に押圧し、テープTを加熱して貼付する(1次貼付工程かつ貼付工程)。次に、図6(A),(B)に示すように、ウェハWの凸部WAの上側において、第2押圧ヘッド48の押圧面部49でテープTを接着シートSにテープTの押圧領域R2を接着シートSに押圧し(押え工程)、テープTを加熱して貼付する(2次貼付工程)。この後、貼付ユニット4Aは、ヒータ44による加熱を停止して第2押圧ヘッド48の押圧面部49を非加熱状態にするとともに、この押圧面部49でテープTの押圧領域R2を押圧したままの状態を維持する。すなわち、第2押圧ヘッド48を押え手段として機能させる。この状態において、シート剥離装置1Aは、前記第1実施形態と同様の端部剥離工程を実施して接着シートSの端部をウェハWから剥離するとともに、第1実施形態と同様の全体剥離工程を実施して接着シートS全体をウェハWから剥離する。
以上のように、本発明を実施するための最良の構成、方法等は、前記記載で開示されているが、本発明は、これに限定されるものではない。すなわち、本発明は、主に特定の実施形態に関して特に図示され、かつ説明されているが、本発明の技術的思想および目的の範囲から逸脱することなく、以上述べた実施形態に対し、形状、材質、数量、その他の詳細な構成において、当業者が様々な変形を加えることができるものである。また、上記に開示した形状、材質などを限定した記載は、本発明の理解を容易にするために例示的に記載したものであり、本発明を限定するものではないから、それらの形状、材質などの限定の一部もしくは全部の限定を外した部材の名称での記載は、本発明に含まれるものである。
例えば、前記実施形態では、被着体が半導体ウェハである場合を示したが、被着体は半導体ウェハWに限定されるものではなく、ガラス板、鋼板、または、樹脂板等、その他の被着体も対象とすることができ、半導体ウェハは、シリコンウェハや化合物ウェハ等が例示でき、この被着体に貼付された接着シート(シート、フィルム、テープ等)を剥離する剥離装置や剥離方法にも本発明を適用することができる。
また、前記実施形態では、剥離用テープとして感熱接着性の接着テープであるテープTを用いたが、これに限らず、剥離用テープが感圧接着性の接着テープ等で構成されてもよいし、また、剥離対象の接着シートとして接着シートSを示したが、これに限らず、適宜なシート、フィルム、テープ等であってもよい。
また、前記実施形態では、剥離用テープTを接着シートSに貼付する工程としては、1次および2次の貼付工程を有し、接着シートSをウェハWから剥離する工程としては、端部剥離工程と全体剥離工程を有した剥離方法(剥離装置)を示したが、これに限らず、押え工程の後に行われる2次貼付工程を省略してもよく、さらには貼付工程および剥離工程をそれぞれ3回以上実施するものであってもよい。この際、前記第1実施形態のように移動可能な押圧ヘッドを有して貼付手段を構成する場合には、貼付工程を行う回数に合わせた適宜な貼付位置に押圧ヘッドを移動制御すればよいし、また、前記第2実施形態のように複数の押圧ヘッドを有して貼付手段を構成する場合には、貼付工程を行う回数に合わせた押圧ヘッドを設ければよい。
さらに、前記第1実施形態では、押圧ヘッド42を押え手段として用い、前記第2実施形態では、第2押圧ヘッド48を押え手段として用いたが、本発明における押え手段は、押圧ヘッドで構成されるものに限らず、押圧ヘッドとは別体で設けられた押え板などによって構成されていてもよい。
さらに、前記実施形態では、繰出手段として、帯状のテープTを供給するように図示、説明したが、テープTは帯状のものに限らず、例えば、テープTを適宜な長さにカットした枚葉のテープを採用してもよい。
また、前記実施形態では、ウェハWとテープTとの両方を移動させて相対移動させる移動手段5を構成したが、これに限らず、ウェハWとテープTとのいずれか一方のみを移動させるように移動手段5を構成してもよい。また、ウェハWとテープTとを相対移動させるのは、端部剥離工程および全体剥離工程の両方であってもよいし、いずれか一方であってもよい。
さらに、前記実施形態では、押え工程において、押圧ヘッド42がテープTおよび接着シートSをウェハWに向かって押圧する構成としたが、押圧ヘッド42が接着シートSのみをウェハWに向かって押圧する構成とし、この状態で端部剥離工程を行うように構成してもよい。
第1実施形態に係るシート剥離装置を示す側面図。 (A),(B)は、図1のシート剥離装置の動作説明図。 (A),(B)は、図2に続くシート剥離装置の動作説明図。 (A),(B)は、図3に続くシート剥離装置の動作説明図。 (A),(B)は、第2実施形態に係るシート剥離装置の動作説明図。 (A),(B)は、図5に続くシート剥離装置の動作説明図。 (A),(B)は、従来の不具合例を示す説明図。
符号の説明
1,1A シート剥離装置
2 テーブル(保持手段)
3 繰出ユニット(繰出手段)
4,4A 貼付ユニット(貼付手段)
5 移動手段
42 押圧ヘッド(押え手段)
44 ヒータ(加熱手段)
46 第1押圧ヘッド
48 第2押圧ヘッド(押え手段)
R1 接着領域
R2 押圧領域
S 接着シート
T テープ(剥離用テープ)
W ウェハ(被着体)

Claims (7)

  1. 表面に接着シートが貼付された被着体と前記接着シートに貼付した剥離用テープとの相対移動によって前記被着体から前記接着シートを剥離するシート剥離装置であって、
    前記被着体を保持する保持手段と、
    前記剥離用テープを繰出す繰出手段と、
    前記繰出された剥離用テープを前記接着シートに押圧して貼付する貼付手段と、
    前記剥離用テープおよび接着シート、または接着シートを前記被着体に向かって押さえつける押え手段と、
    前記被着体と前記剥離用テープとを相対移動させる移動手段とを備え、
    前記貼付手段は、前記接着シートの端部に対応した貼付位置にて前記剥離用テープを当該接着シートに貼付し、
    前記押え手段が前記貼付位置よりも前記被着体の中央寄りの押圧位置にて、前記剥離用テープおよび接着シート、または接着シートを前記被着体に向かって押さえつけた状態において、前記移動手段により前記被着体と前記剥離用テープとを相対移動させて前記接着シートの端部を前記被着体から剥離することを特徴とするシート剥離装置。
  2. 前記貼付手段は、前記貼付位置において、前記剥離用テープの接着領域を押圧して当該剥離用テープを前記接着シートの端部に貼付するとともに、前記押圧位置において、前記剥離用テープおよび接着シート、または接着シートの押圧領域を前記被着体に向かって押さえつけることで、前記押え手段として機能する押圧ヘッドを有して構成されることを特徴とする請求項1に記載のシート剥離装置。
  3. 前記押圧ヘッドは、前記貼付位置と前記押圧位置との間で前記接着シートに対して相対移動可能に設けられていることを特徴とする請求項2に記載のシート剥離装置。
  4. 前記押圧ヘッドは、前記貼付位置に対応した第1押圧ヘッドと、前記押圧位置に対応した第2押圧ヘッドとを有して構成されていることを特徴とする請求項2に記載のシート剥離装置。
  5. 前記剥離用テープは、感熱接着性の接着テープであって、
    前記押圧ヘッドは、加熱手段によって加熱されるヒータヘッドであるとともに、前記押圧位置において前記剥離用テープおよび接着シート、または接着シートを前記被着体に向かって押圧する際に、加熱状態と非加熱状態とが切り替え制御可能に構成されていることを特徴とする請求項2から請求項4のいずれかに記載のシート剥離装置。
  6. 表面に接着シートが貼付された被着体と前記接着シートに貼付した剥離用テープとの相対移動によって前記被着体から前記接着シートを剥離するシート剥離方法であって、
    前記被着体を保持する保持工程と、
    前記剥離用テープを繰出す繰出工程と、
    前記接着シートの端部に対応した貼付位置にて前記繰出された剥離用テープの接着領域を押圧して貼付する貼付工程と、
    前記貼付位置よりも前記被着体の中央寄りの押圧位置にて前記剥離用テープおよび接着シート、または接着シートを前記被着体に向かって押さえつける押え工程と、
    前記剥離用テープおよび接着シート、または接着シートを前記被着体に向かって押さえつけた状態において、前記被着体と前記剥離用テープとを相対移動させて前記接着シートの端部を剥離する端部剥離工程と、
    前記端部剥離工程の後に、前記被着体と前記剥離用テープとを相対移動させて前記接着シートの全体を前記被着体から剥離する全体剥離工程とを備えることを特徴とするシート剥離方法。
  7. 前記押圧位置に対応した前記剥離用テープの押圧領域を前記接着シートに貼付する2次貼付工程を備えることを特徴とする請求項6に記載のシート剥離方法。
JP2008251657A 2008-09-29 2008-09-29 シート剥離装置および剥離方法 Active JP5075780B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008251657A JP5075780B2 (ja) 2008-09-29 2008-09-29 シート剥離装置および剥離方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008251657A JP5075780B2 (ja) 2008-09-29 2008-09-29 シート剥離装置および剥離方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010087036A true JP2010087036A (ja) 2010-04-15
JP5075780B2 JP5075780B2 (ja) 2012-11-21

Family

ID=42250751

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008251657A Active JP5075780B2 (ja) 2008-09-29 2008-09-29 シート剥離装置および剥離方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5075780B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012104514A (ja) * 2010-11-05 2012-05-31 Lapis Semiconductor Co Ltd 半導体ウエハの製造方法及び半導体ウエハ
JP2019192803A (ja) * 2018-04-26 2019-10-31 株式会社ディスコ テープ剥離装置
JP2021089950A (ja) * 2019-12-03 2021-06-10 株式会社東京精密 シート剥離装置

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1116862A (ja) * 1997-06-20 1999-01-22 Lintec Corp シート剥離装置および方法
JP2006032678A (ja) * 2004-07-16 2006-02-02 Tokyo Seimitsu Co Ltd フィルム剥離方法およびフィルム剥離装置
JP2006041160A (ja) * 2004-07-27 2006-02-09 Lintec Corp シート剥離装置及び剥離方法
JP2007220703A (ja) * 2006-02-14 2007-08-30 Enzan Seisakusho Co Ltd 半導体チップ分離装置

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1116862A (ja) * 1997-06-20 1999-01-22 Lintec Corp シート剥離装置および方法
JP2006032678A (ja) * 2004-07-16 2006-02-02 Tokyo Seimitsu Co Ltd フィルム剥離方法およびフィルム剥離装置
JP2006041160A (ja) * 2004-07-27 2006-02-09 Lintec Corp シート剥離装置及び剥離方法
JP2007220703A (ja) * 2006-02-14 2007-08-30 Enzan Seisakusho Co Ltd 半導体チップ分離装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012104514A (ja) * 2010-11-05 2012-05-31 Lapis Semiconductor Co Ltd 半導体ウエハの製造方法及び半導体ウエハ
JP2019192803A (ja) * 2018-04-26 2019-10-31 株式会社ディスコ テープ剥離装置
JP2021089950A (ja) * 2019-12-03 2021-06-10 株式会社東京精密 シート剥離装置
JP7432345B2 (ja) 2019-12-03 2024-02-16 株式会社東京精密 シート剥離装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP5075780B2 (ja) 2012-11-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101579783B1 (ko) 시트 박리 장치
JP2008166459A (ja) 保護テープ貼付方法と装置
JP6473359B2 (ja) シート剥離装置
JP5075780B2 (ja) シート剥離装置および剥離方法
KR101497639B1 (ko) 시트 첩부 장치 및 첩부 방법
WO2017038468A1 (ja) シート剥離装置および剥離方法
JP2009026904A (ja) シート貼付装置及び貼付方法
JP5238390B2 (ja) シート剥離装置および剥離方法
JP2010028062A (ja) シート剥離装置および剥離方法
JP2009032853A (ja) シート貼付装置及び貼付方法
WO2017038470A1 (ja) シート剥離装置および剥離方法
JP3200938U (ja) シート剥離装置
JP2010147123A (ja) シート剥離装置及び剥離方法
JP5113658B2 (ja) シート剥離装置および剥離方法
JP5159650B2 (ja) シート貼付装置および貼付方法
JP5250464B2 (ja) シート剥離装置および剥離方法
JP6476027B2 (ja) シート剥離装置および剥離方法、並びに、シート転写装置
JP6573802B2 (ja) シート貼付装置およびシート貼付方法
JP2006186151A (ja) テープ剥離方法と装置
JP5203895B2 (ja) シート剥離装置及び剥離方法
JP5918928B2 (ja) シート剥離装置および剥離方法
JP6255279B2 (ja) シート貼付装置および貼付方法
JP2015035452A (ja) シート貼付装置及びシート貼付方法
JP5103322B2 (ja) シート剥離装置および剥離方法
JP2017050363A (ja) シート剥離装置および剥離方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110606

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120315

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120321

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120521

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120814

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120827

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5075780

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150831

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250