JP2010086667A - 車両用灯具の点消灯制御装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 ノイズを含む検出信号の検出処理においてノイズの影響による誤検出を防止し、車両の運転時における安全性の向上を図ることである。
【解決手段】 点消灯制御装置1は、それぞれLED13−1〜13−3の異常を検出するための検出信号を出力する異常検出部5−1〜5−3と、前記各検出信号が一定の検出周期ごとに入力され入力された検出信号ごとに異なる検出タイミングで検出する制御部6とを有する。制御部6では、入力された前記各検出信号の検出タイミングから次の検出周期における検出タイミングまでの時間を前記複数の半導体光源ごとに取得周期とする場合に、前記複数の半導体光源ごとに少なくとも一つの取得周期が他の取得周期と異なるように検出処理プログラムを実行する。
【選択図】 図1
【解決手段】 点消灯制御装置1は、それぞれLED13−1〜13−3の異常を検出するための検出信号を出力する異常検出部5−1〜5−3と、前記各検出信号が一定の検出周期ごとに入力され入力された検出信号ごとに異なる検出タイミングで検出する制御部6とを有する。制御部6では、入力された前記各検出信号の検出タイミングから次の検出周期における検出タイミングまでの時間を前記複数の半導体光源ごとに取得周期とする場合に、前記複数の半導体光源ごとに少なくとも一つの取得周期が他の取得周期と異なるように検出処理プログラムを実行する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、車両用灯具の点消灯制御装置に関し、半導体光源の異常を判定する制御部を備えた車両用灯具の点消灯制御装置に関する。
一般に、車両用灯具の点消灯制御装置は、半導体光源と該半導体光源を駆動する駆動電流を制御する電流制御部とを有する複数の光源ユニットと、複数の光源ユニットにそれぞれ給電線を介して接続された制御ユニットとを備えて構成されている(例えば、特許文献1参照)。
制御ユニットは、それぞれ複数の光源ユニットの異常を検出する複数の異常検出部と各光源ユニットの異常判定を行う制御部とを有している。各異常検出部はそれぞれ各給電線を介して供給される各電流値又は各電圧値を検出し、検出された電流値又は電圧値を検出信号として制御部に送出する。各検出信号は一定の検出周期ごとに1回ずつ制御部に入力される。入力された各検出信号は検出信号ごとに異なる検出タイミングで検出され、各回における各検出信号の検出タイミングは同じとされている。光源ユニットの異常判定は検出された検出信号に基づいて行われる。
各検出信号の検出処理は制御ユニット内の制御部に内蔵されたCPU(Central Processing Unit)に予め記憶された検出処理プログラムを実行することにより行われる。
ところで、例えば、一つの半導体光源(以下、「第1の半導体光源」と呼ぶ。)に対応した第1の異常検出部から制御部に検出信号(以下、「検出信号A1」と呼ぶ。)が送出される。このとき検出信号A1が1回目の検出周期の長さに略同期したノイズを含んでいる場合には、2回目以降の検出周期において第1の異常検出部から送出された検出信号(以下、「検出信号A2」と呼ぶ。)が上記したノイズを含んでしまい、ノイズを含む検出信号が繰り返し検出されてしまう。
従って、ノイズの影響を受けた検出信号A2により対応する半導体光源が誤って異常であると判定されてしまう。このように誤った検出が行われてしまうと半導体光源が例えば一時的に消灯状態になってしまい車両の運転時における安全性が低下するという問題が生じる。
そこで、本発明はノイズを含む検出信号の検出処理においてノイズの影響による誤検出を防止し、車両の運転時における安全性の向上を図ることを課題とする。
本発明の一態様による車両用灯具の点消灯制御装置は、それぞれ複数の半導体光源に供給された電流又は電圧を検出して前記各半導体光源の異常をそれぞれ検出するための検出信号を出力する複数の異常検出部と、前記各検出信号が一定の検出周期の中で検出信号ごとに異なる検出タイミングで検出する制御部とを有し、入力された前記各検出信号の検出タイミングから次の検出周期における検出タイミングまでの時間を前記複数の半導体光源ごとに取得周期とする場合に、前記複数の半導体光源ごとに少なくとも一つの取得周期が他の取得周期と異なるようにしたものである。
従って、制御部によって、複数の半導体光源ごとに少なくとも一つの取得周期が他の取得周期と異なるように検出処理が行われる。
本発明車両用灯具の点消灯制御装置は、それぞれ複数の半導体光源に供給された電流又は電圧を検出して前記各半導体光源の異常をそれぞれ検出するための検出信号を出力する複数の異常検出部と、前記各検出信号が一定の検出周期の中で検出信号ごとに異なる検出タイミングで検出する制御部とを有し、入力された前記各検出信号の検出タイミングから次の検出周期における検出タイミングまでの時間を前記複数の半導体光源ごとに取得周期とする場合に、前記複数の半導体光源ごとに少なくとも一つの取得周期が他の取得周期と異なるようにしたことを特徴とする。
従って、少なくとも一つの取得周期が他の取得周期と異なっているので、検出信号のノイズの影響による誤検出を防止することができる。
請求項2に記載した発明にあっては、前記半導体光源が二つ設けられ、前記取得周期が前記検出周期より長い第1の取得周期と前記検出周期より短い第2の取得周期とからなり、前記第1の取得周期と前記第2の取得周期が交互に繰り返されるようにしたので、半導体光源が二つ設けられた場合における各検出信号のノイズの影響による誤検出を防止することができる。
請求項3に記載した発明にあっては、前記検出周期において第1〜第m(mは2以上の整数)の検出信号が前記制御部に入力されると1回の検出周期でm個の前記検出信号が検出され、1回の検出周期内における前記第1〜前記第mの検出信号の検出タイミングをそれぞれt1〜tmとし、1回の検出周期における前記第2〜前記第(m−1)の検出信号の検出タイミングが次の検出周期では第t3〜第tm又は第t1〜第tm−2であるので、半導体光源が複数設けられた場合における各検出信号のノイズの影響による誤検出を防止することができる。
請求項4に記載した発明にあっては、前記検出周期が第1〜第n(nは2以上の整数)の検出周期で構成されており、任意の回の検出周期において検出タイミングt1で検出された検出信号が次の検出周期において検出タイミングt2で検出され、前記任意の回の検出周期において検出タイミングtmで検出される検出信号が次の検出周期において検出タイミングt1で検出される。従って、半導体光源が複数設けられ、任意の回の検出周期の最後の検出タイミングで検出された信号が次の検出周期において最初の検出タイミングで検出されるので各検出信号のノイズの影響による誤検出を防止することができる。
請求項5に記載した発明にあっては、検出周期が第1〜第n(nは2以上の整数)の検出周期で構成されており、任意の回の検出周期において検出タイミングtmで検出された検出信号が次の検出周期において検出タイミングtm−1で検出され、前記任意の回の検出周期において検出タイミングt1で検出された検出信号が次の検出周期において検出タイミングtmで検出が行われる。従って、半導体光源が複数設けられ、任意の回の検出周期の最初の検出タイミングで検出された信号が次の検出周期において最後の検出タイミングで検出されるので各検出信号のノイズの影響による誤検出を防止することができる。
以下に、本発明の第1の実施の形態に係る車両用灯具の点消灯制御装置について説明する。図1は本発明の第1の実施の形態に係る点消灯制御装置の構成を示した図である。図2は第1の実施の形態に係る点消灯制御装置の動作を説明するためのフローチャートである。図3は異常検出における検出周期及び検出タイミングの一例を示した図である。
点消灯制御装置1は、図1に示すように、制御ユニット2と、複数、例えば、三つの光源ユニット3−1〜3−3を備えている。制御ユニット2は給電線S1−1〜S1−3を介して光源ユニット3−1〜3−3に接続されている。制御ユニット2は、入力回路4と、それぞれ光源ユニット3−1〜3−3に設けられた後述するLEDの異常を検出する異常検出部5−1〜5−3と、制御部6と、それぞれ光源ユニット3−1〜3−3を点消灯制御するスイッチ部SW1−1〜SW1−3とを備えている。
入力回路4はノイズフィルタとダンプサージなどのサージ保護素子(サージアブソーバ・パワーツェナー)を備えている。
異常検出部5−1〜5−3はそれぞれ電流検出回路(図示せず)及び電圧検出回路(図示せず)を備えている。異常検出部5−1〜5−3の入力側にはそれぞれスイッチ部SW1−1〜SW1−3が接続され、出力側にはそれぞれ給電線S1−1〜S1−3を介して光源ユニット3−1〜3−3が接続されている。
各電流検出回路は、例えば、スイッチ部SW1−1〜SW1−3に直列に接続されたシャント抵抗とベース同士が接続されたPNPトランジスタを含んで構成され、該PNPトランジスタのコレクタが制御部6に接続されている。電圧検出回路は、例えば、2つの抵抗を含んで構成され、前記2つの抵抗の間のノードが制御部6に接続されている。
スイッチ部SW1−1〜SW1−3としては、例えば、PMOSトランジスタ等のスイッチ素子が用いられている。
光源ユニット3−1〜3−3は、それぞれ電流制御部としてのスイッチングレギュレータ10−1〜10−3、制御回路11−1〜11−3、共振回路(ノイズフィルタ)12−1〜12−3及び半導体光源としてのLED13−1〜13−3を備えている。共振回路12−1〜12−3はそれぞれコイル及びコンデンサを備えている。
以下に、第1の実施の形態に係る点消灯制御装置の動作について説明する。
LED13−1〜13−3の点消灯は、それぞれスイッチ部SW1−1〜SW1−3のオンオフにより光源ユニット3−1〜3−3ヘの直流電圧の給電を制御することにより行われる。
異常検出回路5−1〜5−3は、それぞれ給電線S1−1〜S1−3を介してLED13−1〜13−3へ供給された電流値又は電圧値を検出する。検出された各電流値又は各電圧値はそれぞれLED13−1〜13−3の異常を検出するための検出信号として制御部6に内蔵されたCPU(図示せず)に送出される。
CPUは、それぞれ異常検出回路5−1〜5−3によって検出された検出信号に基づいてLED13−1〜13−3に異常があるか否かを判定する。
CPUによるLED13−1〜13−3の異常判定処理は、それぞれ一定の検出周期ごとに、それぞれ対応する検出信号を検出する検出処理プログラムと、検出された各検出信号に基づいて異常判定処理を行う異常判定プログラムとを実行することにより行われる。
以下に、例えば、二つのLED13−1、13−2の点消灯制御について説明する(図2及び図3参照)。このような上記例は、スイッチ部SW1−1、SW1−2がオンであり、SW1−3がオフであるような例である。尚、以下の説明において、異常検出部5−1、5−2から出力される検出信号をそれぞれ検出信号A、Bと呼ぶ。
図2におけるA検出及びB検出とはそれぞれ検出信号A、Bの検出を意味する。
図3におけるA及びBで示された区間はそれぞれ検出信号A、Bを検出する検出処理プログラムを実行する区間である。残りの区間は、対応する各LED13−1、13−2が異常であるか否かを判定する異常判定プログラムを実行する区間及びその他の制御プログラムを実行する区間である。
異常検出部5−1、5−2からそれぞれ検出信号A、Bが送出されたときに、図2に示す検出処理プログラムが実行される。この検出処理プログラムはn(nは2以上の整数)回以上の検出周期で実行される。
まず、CPUに内蔵されたカウンタ(図示せず)によってカウントアップし(ステップS101)、カウントが1より大きいか否かが判定される(ステップS102)。
1回目の検出周期においては、カウントが1であるので検出信号Aの検出が行われる(ステップS103)。このときの検出タイミングは図3に示すt1である。次に、検出信号Bの検出が行われる(ステップS104)。このときの検出タイミングはt2である。
検出信号Bの検出が終了すると、再びカウントアップが行われ、2回目の検出周期に移行する。2回目の検出周期においては、カウントがアップして2となり、検出信号Bの検出が行われる(ステップS105)。このときの検出タイミングはt1である。次に、検出信号Aの検出が行われる(ステップS106)。このときの検出タイミングはt2である。その後にカウンタがクリアされて初期状態に戻る(ステップS107)。
上記したように、ステップS103、104は1回目の検出周期で行われ、ステップS105、106は2回目の検出周期で行われる。その後は上記した処理がn回目の検出周期以降も繰り返される。
任意の回の検出周期における検出信号Aの検出タイミングから次の検出周期における検出タイミングまでの時間を取得周期とする。図3の例では、第1回目の検出周期における検出信号Aの検出タイミングから第2回目の検出周期における検出タイミングまでの時間が取得周期Ta1であり、第2回目の検出周期における検出信号Aの検出タイミングから第3回目の検出周期における検出タイミングまでの時間が取得周期Ta2である。検出信号Aの検出処理では取得周期Ta1と取得周期Ta2がn回目の検出周期以降も交互に繰り返される。
同様に、第1回目の検出周期における検出信号Bの検出タイミングから第2回目の検出周期における検出タイミングまでの時間が取得周期Tb1であり、第2回目の検出周期における検出信号Bの検出タイミングから第3回目の検出周期における検出タイミングまでの時間が取得周期Tb2である。検出信号Bの検出処理では取得周期Tb1と取得周期Tb2がn回目の検出周期以降も交互に繰り返される。
取得周期Ta1と取得周期Ta2を加算した時間を検出周期の回数である2で割った時間(Ta)は1回の検出周期の時間となる。同様に、取得周期Tb1と取得周期Tb2を加算した時間を検出周期の回数である2で割った時間(Tb)も1回の検出周期となりTaと同じ時間となる。
従って、上記したように互いに長さの異なる取得周期Ta1、Ta2又は取得周期Tb1、Tb2が交互に繰り返されているので、例えば、1回目の検出周期における検出信号Aに検出周期の長さに略同期したノイズが含まれていた場合でも、2回目以降の検出周期における検出信号Aはノイズの影響を受けることがない。このため検出信号Aのノイズの影響による誤検出を防止することができる。
以下に、本発明の第2の実施の形態に係る車両用灯具の点消灯制御装置について説明する。図4は第2の実施の形態に係る点消灯制御装置の動作を説明するためのフローチャートである。図5は異常検出における検出周期及び検出タイミングの一の例を示した図である。
第2の実施の形態は、例えば、五つのLEDの点消灯制御についての例である。以下の説明では五つのLEDが異常であるか否かを検出する検出信号をそれぞれ検出信号A、B、C、D、Eと呼ぶ。図4におけるA検出〜E検出はそれぞれ検出信号A〜Eの検出を意味する。図5におけるA〜Eで示された区間はそれぞれ検出信号A〜Eを検出する検出処理プログラムを実行する区間である。残りの区間は対応する各LEDが異常であるか否かを判定する異常判定プログラムを実行する区間及びその他の制御プログラムを実行する区間である。t1〜t5はそれぞれ検出信号A〜Eの検出タイミングである。
五つの異常検出部からそれぞれ検出信号A〜Eが送出されたときに、図4に示す検出処理プログラムが実行される。この検出処理プログラムはn(nは2以上の整数)回の検出周期で実行される。
まず、CPUに内蔵されたカウンタ(図示せず)によってカウントアップし(ステップS201)、現在のカウントがいくつであるのか判定される(ステップS202)。1回目の検出周期においては、カウントが1である(ステップS203)ので検出信号A、B、C、D、Eの順番で検出が行われる(ステップS204)。このときの検出信号A〜Eの検出タイミングは図5に示すようにそれぞれt1〜t5である。
検出信号A、B、C、D、Eの検出が終了すると、再びカウントアップが行われ、2回目の検出周期に移行する。2回目の検出周期においては、カウントがアップして2となり(ステップS205)、検出信号E、A、B、C、Dの順に検出が行われる(ステップS206)。このときの検出タイミングはそれぞれt1〜t5である。
検出信号E、A、B、C、Dの検出が終了すると、再びカウントアップが行われ、3回目の検出周期に移行する。3回目の検出周期においては、カウントがアップして3となり(ステップS207)、検出信号D、E、A、B、Cの順に検出が行われる(ステップS208)。このときの検出タイミングはそれぞれt1〜t5である。
検出信号D、E、A、B、Cの検出が終了すると、再びカウントアップが行われ、4回目の検出周期に移行する。4回目の検出周期においては、この後にカウントがアップして4となり(ステップS209)、検出信号C、D、E、A、Bの順に検出が行われる(ステップS210)。このときの検出タイミングはそれぞれt1〜t5である。
検出信号C、D、E、A、Bの検出が終了すると、再びカウントアップが行われ、5回目の検出周期に移行する。5回目の検出周期においては、この後にカウントがアップして5となり(ステップS211)、検出信号B、C、D、E、Aの順に検出が行われる(ステップS212)。このときの検出タイミングはそれぞれt1〜t5である。検出信号B、C、D、E、Aの検出が終了した後にステップS213でカウントが4より大きくなるのでカウンタがクリアされて初期状態に戻る(ステップS214)。
上記したように、ステップS203、204は1回目の検出周期で実行され、ステップS205、206は2回目の検出周期で実行され、ステップS207、208は3回目の検出周期で実行され、ステップS209、210は4回目の検出周期で実行され、ステップS211、212は5回目の検出周期で実行される。その後は上記したカウント1〜5に対応した処理がn回目の検出周期以降も繰り返される。
上記には五つのLEDの点消灯制御の例について示したが、上記した例において、1回の検出周期で第1〜第m(mは2以上の整数)のm個の検出信号がCPUに入力されるとすると、1回の検出周期内における第1〜第mの検出信号の検出タイミングをそれぞれt1〜tmとする検出処理がn回繰り返されることになる。このとき任意の回の検出周期において検出タイミングt1で検出された検出信号が次の検出周期において検出タイミングt2で検出され、前記任意の回の検出周期において検出タイミングtmで検出される検出信号が次の検出周期において検出タイミングt1で検出される。
即ち、上記した例では、1回目の検出周期において検出タイミングt1で検出された検出信号Aが2回目の検出周期において検出タイミングt2で検出され、1回目の検出周期において検出タイミングt5で検出された検出信号Eが2回目の検出周期において検出タイミングt1で検出される。
従って、上記した検出処理プログラムを実行すれば、上記したように、LED
ごとに少なくとも一つの取得周期が他の取得周期とは異なり、例えば、1回目の
検出周期における検出信号Aに検出周期の長さに略同期したノイズが含まれていた場合でも、2回目の検出周期における検出信号Aはノイズの影響を受けることがない。このため検出信号Aのノイズの影響による誤検出を防止することができる。
ごとに少なくとも一つの取得周期が他の取得周期とは異なり、例えば、1回目の
検出周期における検出信号Aに検出周期の長さに略同期したノイズが含まれていた場合でも、2回目の検出周期における検出信号Aはノイズの影響を受けることがない。このため検出信号Aのノイズの影響による誤検出を防止することができる。
以下に、本発明の第3の実施の形態に係る車両用灯具の点消灯制御装置について説明する。図6は第3の実施の形態に係る点消灯制御装置の動作を説明するためのフローチャートである。図7は異常検出における検出周期及び検出タイミングの一例を示した図である。
第3の実施の形態は、五つのLEDを点消灯制御している点では上記した第2の実施の形態と同じであるが、2回目の検出周期以降の検出信号A〜Eの検出の順番が異なる。
五つの異常検出部からそれぞれ検出信号A〜Eが送出されたときに、図6に示す検出処理プログラムが実行される。この検出処理プログラムはn(nは2以上の整数)回以上の検出周期で実行される。
まず、CPUに内蔵されたカウンタ(図示せず)によってカウントアップし(ステップS301)、現在のカウントがいくつであるのか判定される(ステップS302)。1回目の検出周期においては、カウントが1である(ステップS303)ので検出信号A、B、C、D、Eの順番で検出が行われる(ステップS304)。このときの検出信号A〜Eの検出タイミングは図7に示すようにそれぞれt1〜t5である。
検出信号A、B、C、D、Eの検出が終了すると、再びカウントアップが行われ、2回目の検出周期に移行する。2回目の検出周期においては、カウントがアップして2となり(ステップS305)、検出信号B、C、D、E、Aの順に検出が行われる(ステップS306)。このときの検出タイミングはそれぞれt1〜t5である。
検出信号B、C、D、E、Aの検出が終了すると、再びカウントアップが行われ、3回目の検出周期に移行する。3回目の検出周期においては、カウントがアップして3となり(ステップS307)、検出信号C、D、E、A、Bの順に検出が行われる(ステップS308)。このときの検出タイミングはそれぞれt1〜t5である。
検出信号C、D、E、A、Bの検出が終了すると、再びカウントアップが行われ、4回目の検出周期に移行する。4回目の検出周期においては、この後にカウントがアップして4となり(ステップS309)、検出信号D、E、A、B、Cの順に検出が行われる(ステップS310)。このときの検出タイミングはそれぞれt1〜t5である。
検出信号D、E、A、B、Cの検出が終了すると、再びカウントアップが行われ、5回目の検出周期に移行する。5回目の検出周期においては、この後にカウントがアップして5となり(ステップS311)、検出信号E、A、B、C、Dの順に検出が行われる(ステップS312)。このときの検出タイミングはそれぞれt1〜t5である。検出信号E、A、B、C、Dの検出が終了した後にステップS313でカウントが4より大きくなるのでカウンタがクリアされて初期状態に戻る(ステップS314)。
上記したように、ステップS303、304は1回目の検出周期で実行され、ステップS305、306は2回目の検出周期で実行され、ステップS307、308は3回目の検出周期で実行され、ステップS309、310は4回目の検出周期で実行され、ステップS311、312は5回目の検出周期で実行される。その後は上記したカウント1〜5に対応した処理がn回目の検出周期以降も繰り返される。
上記には五つのLEDの点消灯制御の例について示したが、上記した例において、1回の検出周期で第1〜第m(mは2以上の整数)のm個の検出信号がCPUに入力されるとすると、1回の検出周期内における第1〜第mの検出信号の検出タイミングをそれぞれt1〜tmとする検出処理がn回繰り返されることになる。このとき任意の回の検出周期において検出タイミングtmで検出された検出信号が次の検出周期において検出タイミングtm−1で検出され、前記任意の回の検出周期において検出タイミングt1で検出される検出信号が次の検出周期において検出タイミングtmで検出される。
即ち、上記した例では、1回目の検出周期において検出タイミングt5で検出された検出信号Eが2回目の検出周期において検出タイミングt4で検出され1回目の検出周期において検出タイミングt1で検出された検出信号Aが第2の検出周期において検出タイミングt5で検出される。
従って、上記した異常検出プログラムを実行すれば、LEDごとに少なくとも一つの取得周期が他の取得周期とは異なり、例えば1回目の検出周期における検出信号Aに検出周期の長さに略同期したノイズが含まれていた場合でも、2回目の検出周期における検出信号Aはノイズの影響を受けることがない。このため検出信号Aのノイズの影響による誤検出を防止することができる。
上記した各実施の形態は、本発明を好適に実施した形態の一例に過ぎず、本発明は、その主旨を逸脱しない限り、種々変形して実施することが可能なものである。
1…点消灯制御装置、5−1〜5−3…異常検出部、6…制御部(CPU含む)、13−1〜13−3…LED
Claims (5)
- それぞれ複数の半導体光源に供給された電流又は電圧を検出して前記各半導体光源の異常をそれぞれ検出するための検出信号を出力する複数の異常検出部と、
前記各検出信号が一定の検出周期の中で検出信号ごとに異なる検出タイミングで検出する制御部とを有し、
入力された前記各検出信号の検出タイミングから次の検出周期における検出タイミングまでの時間を前記複数の半導体光源ごとに取得周期とする場合に、前記複数の半導体光源ごとに少なくとも一つの取得周期が他の取得周期と異なるようにした
ことを特徴とする車両用灯具の点消灯制御装置。 - 前記半導体光源が二つ設けられ、
前記取得周期が前記検出周期より長い第1の取得周期と前記検出周期より短い第2の取得周期とからなり、
前記第1の取得周期と前記第2の取得周期が交互に繰り返されるようにした
ことを特徴とする請求項1に記載の車両用灯具の点消灯制御装置。 - 前記検出周期において第1〜第m(mは2以上の整数)の検出信号が前記制御部に入力されると1回の検出周期でm個の前記検出信号が検出され、
1回の検出周期内における前記第1〜前記第mの検出信号の検出タイミングをそれぞれt1〜tmとし、
1回の検出周期における前記第2〜前記第(m−1)の検出信号の検出タイミングが次の検出周期では第t3〜第tm又は第t1〜第tm−2である
ことを特徴とする請求項1に記載の車両用灯具の点消灯制御装置。 - 前記検出周期が第1〜第n(nは2以上の整数)の検出周期で構成されており、
任意の回の検出周期において検出タイミングt1で検出された検出信号が次の検出周期において検出タイミングt2で検出され、前記任意の回の検出周期において検出タイミングtmで検出される検出信号が次の検出周期において検出タイミングt1で検出される
ことを特徴とする請求項3に記載の車両用灯具の点消灯制御装置。 - 検出周期が第1〜第n(nは2以上の整数)の検出周期で構成されており、
任意の回の検出周期において検出タイミングtmで検出された検出信号が次の検出周期において検出タイミングtm−1で検出され、前記任意の回の検出周期において検出タイミングt1で検出された検出信号が次の検出周期において検出タイミングtmで検出が行われる
ことを特徴とする請求項3に記載の車両用灯具の点消灯制御装置。
Priority Applications (3)
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