JP4888343B2 - Led駆動回路 - Google Patents

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Description

本発明は、直流電源の電源電圧に応じたデューティ比でLEDをPWM駆動するLED駆動回路に関する。
特許文献1には、携帯電話機のイルミネーション用LED(Light Emitting Diode)の駆動制御方法が記載されており、特許文献2には、液晶ディスプレイ内のLEDのPWM駆動方法が記載されている。これらの構成においては、電源電圧が変動した場合、その電圧変動に応じて駆動電流も変動してLEDの発光輝度が変化してしまう問題がある。この対策として、変動する可能性のある電源電圧を定電圧回路により変動の小さい定電圧に変換し、この定電圧を印加してLEDに駆動電流を供給するということが行われている。しかし、この場合、定電圧回路を設ける必要があるため、回路規模が増大してしまう。
そこで、駆動電流の供給経路に直列に挿入されたスイッチング素子をPWM駆動し、電源電圧変動による駆動電流の変動を抑制する構成が考えられている。図7は、このような構成のLED駆動回路の一例を示している。図7に示すLED駆動回路1は、トランジスタT1、抵抗R1〜R6および半導体集積回路2から構成されており、バッテリなどの直流電源3から電源線5およびグランド線6を介してLED4に駆動電流Idを供給するようになっている。電源線5とグランド線6との間には、抵抗R1、LED4およびトランジスタT1が直列に接続されている。トランジスタT1のベース・エミッタ間には抵抗R2が接続されている。
半導体集積回路2は、A/D変換機能およびトランジスタT1をPWM駆動するための駆動信号を生成する機能を備えている。半導体集積回路2のA/D入力端子には、直流電源3の電圧VBATを抵抗R3、R4により分圧した電圧Vdetが抵抗R5を介して入力される。半導体集積回路2は、電圧VdetをA/D変換して得られるデジタル変換値に基づいて電圧VBATに応じたデューティ比を持つ駆動信号Sdを生成する。
この駆動信号Sdは、PWM出力端子から抵抗R6を介してトランジスタT1のベースに与えられる。駆動信号Sdのデューティ比は、電圧VBATが高い場合には小さく設定され、電圧VBATが低い場合には大きく設定される。これにより、電圧VBATが変動した場合でも駆動電流Idの変動が抑制され、LED4の発光輝度が一定に保たれるようになっている。
特開2004−072212号公報 特開2005−173523号公報
ところで、電圧VBATは、直流電源3に接続されている他の回路の負荷状況に応じて様々な周期で変動する。このため、電圧VBATの最大値と最小値との間の時間(変動時間)が駆動信号SdのPWM周期と近似することも考えられる。図8は、上記変動時間と駆動信号SdのPWM周期とが一致した場合の電圧VBATおよび駆動信号Sdの波形例を示している。なお、図8における上向きの矢印は、半導体集積回路2においてA/D変換を行うタイミングを示している。また、電圧VBATの電圧値は、Vtypを中心値として最大値Vmaxと最小値Vminとの間で周期的に変動するようになっている。
半導体集積回路2は、図8の時刻t0〜t5、…のそれぞれにおいて矢印のタイミングでA/D変換を行い電圧VBATの電圧値を検出している。これに対し、駆動信号Sdを出力するタイミング、つまり駆動信号SdのPWM周期の開始点は、時刻t1、t3、t5、…となっている。従って、電圧VBATの変動に応じて駆動信号Sdのデューティ比を変更する場合、このデューティ比の変更が反映された駆動信号Sdが出力されるタイミングは、電圧VBATの電圧値を検出したタイミングよりも遅れることになる。
すなわち、図8の時刻t0において、A/D変換により検出された電圧VBATの電圧値は最大値Vmaxである。半導体集積回路2は、これに応じて駆動信号Sdのデューティ比を小さく変更する。このデューティ比の変更は、駆動信号Sdにおいて時刻t1を開始とするPWM周期で反映される。しかし、このデューティ比を小さく変更した駆動信号Sdが出力される期間(時刻t1〜t3)の電圧VBATは、中心値Vtypより低くなっている。つまり、電圧VBATが低下しているにもかかわらず、トランジスタT1の通電時間を短くしているため、この期間(時刻t1〜t3)におけるLED4の発光輝度は通常よりも低くなってしまう。
また、時刻t2において、A/D変換により検出された電圧VBATの電圧値は最小値Vminであるため、半導体集積回路2は、駆動信号Sdのデューティ比を大きく変更する。しかし、このデューティ比を大きく変更した駆動信号Sdが出力される期間(時刻t3〜t5)の電圧VBATは、中心値Vtypより高くなっている。つまり、電圧VBATが上昇しているにもかかわらず、トランジスタT1の通電時間を長くしているため、この期間(時刻t3〜t5)におけるLED4の発光輝度は通常よりも高くなってしまう。
このように、半導体集積回路2において、電圧VBATの検出タイミングに対し、駆動信号Sdのデューティ比の変更タイミングが遅れる。このため、直流電源3の電圧VBATの変動時間と駆動信号SdのPWM周期とが一致した場合にはLED4の発光輝度を調整するためのPWM駆動が逆効果となる。その結果、LED4のちらつきや明滅動作といった問題が生じてしまう。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、LEDをPWM駆動する際に電源電圧変動時間にかかわらずLEDの発光輝度を一定化できるLED駆動回路を提供することにある。
請求項1記載の手段によれば、電圧検出回路が直流電源の電源電圧をA/D変換して検出し、PWM駆動回路が電圧検出回路から出力されるデジタル変換値に基づいて電源電圧に応じたデューティ比を持つ駆動信号を生成する。このため、電源電圧の変動に応じて駆動信号のデューティ比を変更する場合には、従来技術と同様にデューティ比の変更タイミングの遅れが生じる場合がある。しかし、変動時間計測手段が電源電圧の最大値と最小値との間の時間である電源電圧変動時間を計測し、PWM駆動回路が電源電圧変動時間と駆動信号の周期(PWM周期)とが一致する場合には駆動信号のPWM周期を変更する。従って、PWM駆動回路は、電源電圧の変動時間とは異なるPWM周期の駆動信号によりスイッチング素子をオンオフし、LEDに供給される駆動電流の通断電を行う。このため、電源電圧の変動に基づく駆動電流の変動を抑えることができ、LEDの発光輝度の変動を抑制できる。
請求項2記載の手段によれば、PWM駆動回路は、駆動信号のPWM周期の開始直近におけるデジタル変換値に基づいて駆動信号のデューティ比を設定する。これにより、電源電圧の検出タイミングに対するデューティ比の変更タイミングの遅れを最小限にとどめることができ、電源電圧の変動に素早く追従してスイッチング素子の通断電を制御することが可能となる。従って、電源電圧の変動によるLEDの発光輝度の変動を一層抑制できる。
請求項3記載の手段によれば、PWM駆動回路は、電源電圧変動時間が駆動信号の周期と一致する場合には駆動信号の周期を電源電圧変動時間より短い周期に設定する。これにより、LEDのフリッカの発生を防止することができる。
請求項4記載の手段によれば、変動時間計測手段は、電源電圧の平均値に対応するデジタル変換値よりも大きい第1のしきい値および小さい第2のしきい値を設定し、これらしきい値に基づいて最大値と最小値を求める。この場合、平均値を算出する間隔に対応する周波数よりも低い周波数成分の電源電圧については、その都度の第1および第2のしきい値を適正に設定できる。従って、電源電圧の低域成分(または直流成分)の電圧値が、例えばLED駆動回路を起動する度に大きく異なるような場合でも、その都度、電源電圧の平均値を求めることにより、確実に電源電圧変動時間を計測できる。
請求項5記載の手段によれば、変動時間計測手段は、第1のしきい値より大きいデジタル変換値が連続する場合、これら連続するデジタル変換値のうち最も大きい値を最大値とする。また、第2のしきい値より小さいデジタル変換値が連続する場合にも、最大値の場合と同様にして最小値を求める。これにより、電源電圧の変動幅が一定でない場合でも、確実に最大値と最小値とを求め、電源電圧変動時間を計測できる。
請求項6記載の手段によれば、PWM駆動回路は、最大値と最小値との差が所定値以上であることを条件として駆動信号の周期の変更制御を実行する。LEDは、その種類に応じて駆動電流の変動に対する発光輝度の変動量が異なる。従って、駆動対象とするLEDの種類に合わせて、発光輝度の変動が問題となる場合にのみ駆動信号の周期の変更制御を実行するように上記所定値を設定すれば、問題となるレベルの発光輝度の変動を確実に抑制できる。また、問題とならないレベルの発光輝度の変動に対しては、上記周期の変更制御を実行しないので、その分PWM駆動回路の動作内容を簡単化することができる。
以下、本発明の一実施形態について図1〜図6を参照しながら説明する。
図1は、LED駆動回路の構成図であり、従来技術における図7と同一部分には同一符号を付している。図1に示すLED駆動回路11は、車載用のECU(図示せず)に搭載されるものであり、半導体集積回路12、NPN形のトランジスタT1(スイッチング素子に相当)および抵抗R1〜R6から構成されている。
直流電源3は、例えば車載用のバッテリであり、その両端は電源線5およびグランド線6に接続されている。電源線5とグランド線6との間には、抵抗R1、LED4およびトランジスタT1が直列に接続されている。トランジスタT1のベース・エミッタ間には、抵抗R2が接続されている。直流電源3は、LED駆動回路11が搭載されるECUに設けられた他の負荷回路13や上記ECUとは別のECU14などへの電源供給も行うようになっている。
半導体集積回路12は、A/D変換器15、変動時間計測部16、PWM駆動回路17、入力端子18および出力端子19を備えている。A/D変換器15のアナログ入力端子には、直流電源3の電圧VBAT(電源電圧)を抵抗R3、R4により分圧した電圧Vdetが抵抗R5および入力端子18を介して入力される。A/D変換器15は、電圧VdetをA/D変換し、そのデジタル変換値Daを電圧VBATの検出値として出力する。なお、本実施形態では、抵抗R3、R4およびA/D変換器15が電圧検出回路として機能する。
変動時間計測部16(変動時間計測手段に相当)は、タイマおよびメモリ(何れも図示せず)を備えている。変動時間計測部16は、A/D変換器15から与えられるデジタル変換値Daを、タイマにより測定した時間を示すデータDt(カウント値)と対応付けてメモリに保存することが可能となっている。変動時間計測部16には、図示しない制御回路から変動基準幅Vαおよび変動基準幅Vβが与えられている。
変動基準幅VαおよびVβは、後述する電圧VBATの最大値Vmaxおよび最小値Vminを求めるために用いられるものであり、駆動対象とするLED4の特性に応じた値に設定されている。変動時間計測部16は、メモリに保存されたデジタル変換値Daに基づいて電圧VBATの最大値Vmaxと最小値Vminとの間の時間ΔT(電源電圧変動時間)を計測し、その変動時間ΔTをPWM駆動回路17に出力する。
PWM駆動回路17は、駆動信号SdによりトランジスタT1をPWM駆動するものであり、デューティ比設定部20、周期設定部21および駆動信号生成部22から構成されている。デューティ比設定部20は、A/D変換器15から出力されるデジタル変換値Daに基づいて電圧VBATに応じた駆動信号Sdのデューティ比Don(本実施形態におけるデューティ比Donは、トランジスタT1をオンさせる期間を示す)を以下のとおり設定する。すなわち、電圧VBATが高い場合にはデューティ比Donを小さく設定し、電圧VBATが低い場合にはデューティ比Donを大きく設定する。
周期設定部21は、図示しない制御回路から与えられる指令値Stに基づいて駆動信号SdのPWM周期Tdの初期値を設定する。PWM周期Tdは、LED4の点滅が人の目に見えてしまう値(例えば10msを超える値)にはできない。また、LED4の動作がトランジスタT1のスイッチング動作に追従できないような値(例えば2ms未満)にもできない。本実施形態におけるPWM周期Tdの初期値は、上記理由により制限される範囲内の値、例えば4ms(250Hz)に設定されている。また、周期設定部21は、設定したPWM周期Tdが変動時間計測部16から出力される変動時間ΔTと一致する場合には、駆動信号SdのPWM周期Tdの値を上記した制限範囲(10ms(100Hz)〜2ms(500Hz))内で変更する制御を行う。
駆動信号生成部22は、デューティ比設定部20により設定されたデューティ比Donおよび周期設定部21により設定されたPWM周期Tdを持つ駆動信号Sdを生成する。なお、本実施形態では、PWM周期Tdの開始点の直近における電圧VBATを検出したデジタル変換値Daに基づいて設定されたデューティ比Donを用いる。この駆動信号Sdは、駆動信号生成部22のPWM出力端子から出力端子19および抵抗R6を介してトランジスタT1のベースに与えられる。
上記した構成により、直流電源3の電圧VBATに応じたデューティ比Donを持つ駆動信号Sdに従ってトランジスタT1がオンオフされ、直流電源3からLED4に供給される駆動電流Idの通断電が行われる。従って、電圧VBATが高い場合には通電時間が短くなり、電圧VBATが低い場合には通電時間が長くなる。これにより、電圧VBATが変動した場合でも駆動電流Idの変動が抑制されるため、LED4の発光輝度が一定に保たれる。
次に、本実施形態の作用について図2〜図6も参照して説明する。変動時間計測部16は、予め定められた所定時間毎に電圧VBATの変動時間ΔTを計測する。図2は、変動時間計測部16による変動時間ΔTの計測にかかわる制御内容を示すフローチャートである。図3は、電圧VBATの波形の一例を示している。なお、波形に重ねて表された黒丸は、A/D変換器15によるA/D変換のタイミングを示している。
例えば、図3における時刻t8の時点で変動時間ΔTの計測が実行される場合について、図2のフローチャートに従って説明する。変動時間計測部16は、メモリに保存された時刻t0〜t8までの時間データDtおよびデジタル変換値Daを読み出す(ステップS1)。そして、読み出したデジタル変換値Daからその平均値Vaveを算出する(ステップS2)。算出した平均値Vaveと変動基準幅VαおよびVβとから下記(1)および(2)式に示すような第1のしきい値VTHおよび第2のしきい値VTLを設定する(ステップS3)。
第1のしきい値VTH=Vave+Vα …(1)
第2のしきい値VTL=Vave−Vβ …(2)
ステップS1にて読み出したデジタル変換値Daから第1のしきい値VTHを超える値を抽出し(ステップS4)、以下のように最大値を求める。図3(a)のようにVTHを超える値が複数あり(ステップS5で「YES」)、且つ連続する場合(ステップS6で「YES」)には、それらのうち、最も大きい値を最大値Vmaxとする(ステップS7)。図3(b)のようにVTHを超える値が1つしかない場合(ステップS5で「NO」)には、VTHを超える値を最大値Vmaxとする(ステップS8)。また、図示しないが、VTHを超える値が複数あっても連続しない場合(ステップS5で「YES」、ステップS6で「NO」)もステップS8に進む。
ステップS1にて読み出したデジタル変換値Daから第2のしきい値VTL未満の値を抽出し(ステップS9)、以下のように最小値を求める。図3(a)のようにVTL未満の値が複数あり(ステップS10で「YES」)、且つ連続する場合(ステップS11で「YES」)には、それらのうち、最も小さい値を最小値Vminとする(ステップS12)。図3(b)のようにVTL未満の値が1つしかない場合(ステップS10で「NO」)には、VTL未満の値を最小値Vminとする(ステップS13)。また、図示しないが、VTL未満の値が複数あっても連続しない場合(ステップS14で「YES」、ステップS11で「NO」)もステップS13に進む。
その後、最大値Vmaxと最小値Vminとの差が所定値Va以上であるか否かを確認し(ステップS14)、所定値Va以上である場合(YES)には、ステップS15に進む。所定値Va未満である場合(ステップS14で「NO」)には、ΔT=0とし(ステップS16)、処理を終了する。
このように、最大値Vmaxと最小値Vminとの差(電圧VBATの変動幅)を確認する理由は以下のとおりである。すなわち、LED4は、その種類に応じて発光輝度変動が問題となり得る印加電圧の変動幅が異なる。従って、本実施形態における所定値Vaは、駆動対象のLED4の発光輝度変動が問題となり得る場合の電圧VBATの変動幅に相当する値に設定されている。ステップS16においてΔT=0とするのは、電圧VBATの変動幅が問題ない値(所定値Va未満)である場合に、後述するPWM周期Tdの変更制御が実行されないようにするためである。
ステップS15では、電圧VBATの最大値Vmaxと最小値Vminとに対応付けられた各時間データDtの差から、最大値Vmaxと最小値Vminとの間(時刻t2〜t6の間)の変動時間ΔTを求める。なお、上記した変動時間ΔTの計測は、LED駆動回路11の起動毎に実行したり、直流電源3に接続される負荷回路13やECU14の状態が大きく変化した場合に実行したりするように構成してもよい。
なお、変動時間計測部16は、図3に示すような電圧VBATの変動が周期的な場合だけでなく、電圧VBATが不規則に変動する場合であっても、図2に示すフローチャートに従い変動時間ΔTを計測することができる。
続いて、LED駆動回路11によるLED4の駆動についてPWM駆動回路17の動作を主体に説明する。図4は、PWM駆動回路17の周期設定部21の制御内容を示すフローチャートである。まず、変動時間ΔT(電圧VBATの最大値Vmaxと最小値Vminとの間の時間)が、駆動信号SdのPWM周期Tdと一致する場合について説明する。図5は、このような場合の一例を示しており、電圧VBATおよび駆動信号Sdの波形図である。なお、図5における黒丸は、A/D変換器15によるA/D変換のタイミングを示している。
PWM周期Tdの変更制御が実行される前の期間(図5の時刻t5以前)において、トランジスタT1は、PWM駆動回路17により以下のように駆動される。時刻t1を開始とするPWM周期Tdにおける駆動信号Sdのデューティ比Donは、その直近の検出値である時刻t0の電圧値(VmaxとVaveとの間の値)に応じて例えば「0.3」に設定される。時刻t3を開始とするPWM周期Tdにおける駆動信号Sdのデューティ比Donは、その直近の検出値である時刻t2の電圧値(VaveとVminとの間の値)に応じて例えば「0.7」に設定される。
このように設定されたデューティ比Donを持つ駆動信号Sdが出力される期間のうち、時刻t1〜t3の間の電圧VBATの電圧値は、常に平均値Vaveよりも低い値である。しかし、このときのデューティ比Donは「0.3」と小さくなっているため、電圧VBATの低下による駆動電流Idの低下は抑えられない。また、時刻t3〜t5の間の電圧VBATの電圧値は、常に平均値Vaveよりも高い値である。しかし、このときのデューティ比Donは「0.7」と大きくなっているため、電圧VBATの上昇による駆動電流Idの上昇は抑えられない。
この場合における周期設定部21の動作を図4のフローチャートに従って説明する。図5の時刻t5の時点で変動時間ΔTの計測が実行されると、周期設定部21は、変動時間計測部16から出力される変動時間ΔTと、その時点で設定されているPWM周期Tdとを比較する(図4のステップU1)。この場合、変動時間ΔTは4ms(250Hz)であり、PWM周期Tdの初期値(4ms)と一致する(YES)ので、ステップU2に進む。そして、PWM周期Tdの値を、2/3倍した値(つまり周波数を1.5倍した値)である約2.67ms(375Hz)に変更し(図4のステップU2)、処理を終了する。なお、変更後のPWM周期Tdの値が2ms以上になるのであれば、ステップU2における倍率を例えば1/2倍に変更してもよい。
このようにPWM周期Tdが変更されたことにより、図5の時刻t5以降においては、PWM周期Tdの方が変動時間ΔTよりも短くなる。このため、トランジスタT1は、PWM駆動回路17により以下のように駆動される。時刻t5を開始とするPWM周期Tdにおける駆動信号Sdのデューティ比Donは、その直近の検出値である時刻t4の電圧値(VmaxとVaveとの間の値)に応じて例えば「0.3」に設定される。時刻t7を開始とするPWM周期Tdにおける駆動信号Sdのデューティ比Donは、その直近の検出値である時刻t6の電圧値(Vmin)に応じて例えば「0.9」に設定される。時刻t10を開始とするPWM周期Tdにおける駆動信号Sdのデューティ比Donは、その直近の検出値である時刻t9の電圧値(VmaxとVaveとの間の値)に応じて例えば「0.3」に設定される。
このように設定されたデューティ比Donを持つ駆動信号Sdが出力される期間のうち、時刻t5〜t8の間の電圧VBATの電圧値は、常に平均値Vaveよりも低い値である。この電圧VBATが低下する期間のうち、時刻t5〜t7のデューティ比は「0.3」と小さくなっているが、時刻t7〜t8のデューティ比Donは「0.9」と大きくなっている。このため、時刻t5〜t8の期間全体として見れば、PWM周期Tdを変更する前(時刻t1〜t3)に比べ、電圧VBATの低下による駆動電流Idの低下は抑制される。
また、時刻t8〜t11の間の電圧VBATの電圧値は、常に平均値Vaveよりも高い値である。この電圧VBATが上昇する期間のうち、時刻t8〜t10のデューティ比Donは「0.9」と大きくなっているが、時刻t10〜t11のデューティ比Donは「0.3」と小さくなっている。このため、時刻t8〜t11の期間全体として見れば、PWM周期Tdを変更する前(時刻t5以前)に比べ、電圧VBATの上昇による駆動電流Idの上昇は抑制される。
続いて、電圧VBATの変動時間ΔTが駆動信号SdのPWM周期Tdと一致しない場合について説明する。図6は、このような場合の一例を示す図5相当図であり、(a)はPWM周期Tdよりも変動時間ΔTの方が長い場合、(b)はPWM周期Tdよりも変動時間ΔTの方が短い場合を示している。図6の場合においても、図5の場合と同様に変動時間ΔTとPWM周期Tdとが比較される(図4のステップU1)。図6(a)の場合、変動時間ΔTは8ms(125Hz)であり、PWM周期Tdは初期値の4ms(250Hz)である。このようにPWM周期Tdの方が変動時間ΔTよりも短く、これらは一致しない(ステップU1で「NO」)ので、PWM周期Tdの値を変更することなく処理を終了する。
上記のとおり、変動時間ΔTとPWM周期Tdとが一致しない場合、PWM周期Tdの変更制御(図4のステップU2)は実行されない。しかし、図6(a)の場合にはPWM周期Tdの方が変動時間ΔTよりも短いため、図5におけるPWM周期Tdの変更制御実行後の状態と同様の状態である。従って、電圧VBATの検出値(デジタル変換値Da)に応じて駆動信号Sdのデューティ比Donが変更されることで、電圧VBATの変動による駆動電流Idの変動は抑制される。
また、図6(b)の場合、変動時間ΔTは2ms(500Hz)であり、PWM周期Tdは4ms(250Hz)である。このように、これらは一致しない(ステップU1で「NO」)ので、PWM周期Tdの変更制御(図4のステップU2)は実行されない。さらに、この場合、電圧VBATの変動時間ΔTよりも駆動信号SdのPWM周期Tdの方が長いため、駆動信号Sdのデューティ比Donの変更を行ったとしても、電圧VBATの時間ΔT(2ms)における変動による駆動電流Idの変動は抑制されない。しかし、このデューティ比Donの変更制御(デューティ制御)は常に実行されており、PWM周期Tdよりも長い期間の変動に対しては有効に機能する。従って、電圧VBATが、2msで変動するとともにPWM周期Td(4ms)よりも長い期間で変動している場合には、長い期間での変動による駆動電流Idの変動は抑制される。
以上説明したように、本実施形態によれば次のような効果を奏する。
PWM駆動回路17において、デューティ比設定部20がデジタル変換値Daに基づいて電圧VBATに応じたデューティ比Donを設定し、変動時間計測部16がデジタル変換値Daに基づいて電圧VBATの最大値と最小値との間の変動時間ΔTを計測する。また、周期設定部21は、設定したPWM周期Tdが変動時間ΔTと一致する場合にはPWM周期Tdの値を変更する。そして、駆動信号生成部22は、デューティ比DonおよびPWM周期Tdを持つ駆動信号Sdを生成する。このように構成されたPWM駆動回路17は、常に直流電源3における電圧VBATの最大値Vmaxと最小値Vminとの間の変動時間ΔTとは異なるPWM周期Tdを持つ駆動信号Sdを出力する。このため、電圧VBATの変動に基づく駆動電流Idの変動が抑制され、LED4の発光輝度の変動を抑制できる。
デューティ比設定部20は、PWM周期Tdの開始直近におけるデジタル変換値Daに基づいて駆動信号Sdのデューティ比Donを設定する。これにより、A/D変換器15による電圧VBATの検出タイミングに対するデューティ比Donの変更タイミングの遅れを最小限にとどめることができ、電圧VBATの変動に素早く追従してトランジスタT1の通断電を制御できる。従って、電圧VBATの変動によるLED4の発光輝度の変動を一層抑制できる。
周期設定部21は、電圧VBATの変動時間ΔTが駆動信号SdのPWM周期Tdと一致する場合には駆動信号SdのPWM周期Tdを2/3倍し(図4のステップU2)、変動時間ΔTより短い周期に変更する。これにより、電圧VBATの変動に基づくLED4のフリッカの発生を防止することができる。
変動時間計測部16は、電圧VBATの所定時間における平均値Vaveを算出し、この平均値VaveとLED4の特性に応じた変動基準幅VαおよびVβとから第1のしきい値VTHおよび第2のしきい値VTLを設定する。そして、これらしきい値VTHおよびVTLに基づいて電圧VBATの最大値Vmaxおよび最小値Vminを求める。この場合、平均値Vaveを算出する間隔(所定時間)に対応する周波数よりも低い周波数成分の電圧VBATについては、その都度のしきい値VTHおよびVTLを適正に設定できる。従って、電圧VBATの低域成分(または直流成分)の電圧値が、例えばLED駆動回路11を起動する度に大きく異なるような場合でも、その都度、平均値Vaveを求めることにより、確実に変動時間ΔTを計測できる。
変動時間計測部16は、第1のしきい値VTHより大きいデジタル変換値Daが連続する場合、これらのうち最も大きい値を最大値Vmaxとする。また、第2のしきい値VTLより小さいデジタル変換値Daが連続する場合にも、最大値Vmaxの場合と同様にして最小値Vminを求める。これにより、電圧VBATの変動レベルが一定でない場合でも、確実に最大値Vmaxと最小値Vminとを求め、変動時間ΔTを計測できる。
周期設定部21は、最大値Vmaxと最小値Vminとの差(電圧VBATの変動幅)が所定値Va以上であることを条件として駆動信号SdのPWM周期Tdの変更制御を実行する。また、所定値Vaは、駆動対象のLED4の発光輝度変動が問題となり得る場合の電圧VBATの変動幅に相当する値に設定されている。これにより、問題となるレベルのLED4の発光輝度の変動を確実に抑制できる。また、問題とならないレベルの発光輝度の変動に対しては、上記PWM周期Tdの変更制御を実行しないので、その分PWM駆動回路17の動作内容を簡単化することができる。
なお、本発明は上記し且つ図面に記載した実施形態に限定されるものではなく、次のような変形または拡張が可能である。
変動時間計測部16の制御において、図2のステップS14およびS16は省略してもよい。すなわち、電圧VBATの変動幅が小さい場合にも変動時間ΔTを計測するようにしてもよい。また、変動時間計測部16は、図2に示した制御内容を実行する構成でなくてもよく、最大値Vmaxと最小値Vminとの間の変動時間ΔTを計測するように構成されていればよい。
周期設定部21の制御において、図4のステップU1では、電圧VBATの変動時間ΔTと駆動信号SdのPWM周期Tdとが一致するか否かの判断を行うようにしたが、変動時間ΔTとPWM周期Tdとの差を求め、この差が所定値未満であれば変動時間ΔTとPWM周期Tdとが近似すると判断するようにしてもよい。周期設定部21は、変動時間ΔTとPWM周期Tdとが一致する場合に、制限範囲(2ms〜10ms)内でPWM周期Tdを長くするように変更してもよい。また、電圧VBATの変動時間ΔTよりも駆動信号SdのPWM周期Tdの方が長い場合に、制限範囲(2ms〜10ms)内でPWM周期Tdを変動時間ΔTよりも短くなるように変更してもよい。
デューティ比設定部20は、必ずしもPWM周期Tdの開始直近のデジタル変換値Daではなく、それ以前のデジタル変換値Daに基づいて駆動信号Sdのデューティ比Donを設定するようにしてもよい。
本発明のLED駆動回路は、車載用途に限らず、LEDを発光させるための駆動回路全般に適用可能である。
本発明の一実施形態を示すLED駆動回路の構成図 変動時間計測部の制御内容を示すフローチャート 電源電圧の波形図 周期設定部の制御内容を示すフローチャート 電源電圧変動時間と駆動信号の周期とが一致する場合の電源電圧および駆動信号の波形図 電源電圧変動時間と駆動信号の周期とが一致しない場合の図5相当図 従来技術を示す図1相当図 図5相当図
符号の説明
図面中、3は直流電源、4はLED、11はLED駆動回路、15はA/D変換器(電圧検出回路)、16は変動時間計測部(変動時間計測手段)、17はPWM駆動回路、R3、R4は抵抗(電圧検出回路)、T1はトランジスタ(スイッチング素子)を示す。

Claims (6)

  1. 直流電源からLEDに供給される駆動電流の通断電を行うスイッチング素子と、
    前記直流電源の電源電圧をA/D変換して検出する電圧検出回路と、
    前記電圧検出回路から出力されるデジタル変換値に基づいて前記電源電圧に応じたデューティ比を持つ駆動信号を生成し、その駆動信号により前記スイッチング素子をオンオフするPWM駆動回路とを備えたLED駆動回路において、
    前記電源電圧の最大値と最小値との間の時間である電源電圧変動時間を計測する変動時間計測手段を設け、
    前記PWM駆動回路は、前記変動時間計測手段により計測された前記電源電圧変動時間が前記駆動信号の周期と一致する場合には前記駆動信号の周期を変更することを特徴とするLED駆動回路。
  2. 前記PWM駆動回路は、前記駆動信号の周期の開始直近における前記デジタル変換値に基づいて前記電源電圧に応じたデューティ比を設定することを特徴とする請求項1記載のLED駆動回路。
  3. 前記PWM駆動回路は、前記電源電圧変動時間が前記駆動信号の周期と一致する場合には前記駆動信号の周期を前記電源電圧変動時間より短い周期に変更することを特徴とする請求項1または2記載のLED駆動回路。
  4. 前記変動時間計測手段は、
    前記電源電圧の平均値に対応するデジタル変換値よりも大きい第1のしきい値および小さい第2のしきい値を設定し、
    前記電圧検出回路から出力されるデジタル変換値のうち、前記第1のしきい値より大きい値を最大値とし、前記第2のしきい値未満の値を最小値として前記電源電圧変動時間を計測することを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載のLED駆動回路。
  5. 前記変動時間計測手段は、
    前記第1のしきい値より大きいデジタル変換値が連続する場合、これら連続するデジタル変換値のうち最も大きい値を最大値とし、
    前記第2のしきい値未満のデジタル変換値が連続する場合、これら連続するデジタル変換値のうち最も小さい値を最小値として前記電源電圧変動時間を計測することを特徴とする請求項4記載のLED駆動回路。
  6. 前記PWM駆動回路は、前記最大値と前記最小値との差が所定値以上であることを条件として、前記駆動信号の周期の変更制御を実行することを特徴とする請求項4または5記載のLED駆動回路。
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