JP4763225B2 - Led駆動回路 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、携帯電話の液晶表示パネルのバックライト等に使用される白色LED等のLEDを駆動する回路に関し、特にLED用電源回路のノイズが検出照度に影響を与えないようにしたLED駆動回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
LED駆動回路として、図8に示す回路がある(例えば、特願平2002−172744号)。50は1チップで構成される回路部分である。このLED駆動回路では、周囲の明るさに応じた電流がフォトトランジスタからなる照度センサ51に流れると、その電流が抵抗52で照度電圧VSENSに変換されて照度レベル検出回路53に入力し、そこで間欠的にサンプリングされ、現在の照度が予め決めた複数の照度レベルの内のどのレベルに該当するかが検出される。そして、検出された照度レベルDOUTに応じて輝度設定レジスタ54で特定の輝度データを格納したレジスタが選択され、そのレジスタに設定されている輝度データが輝度制御回路55にセットされ、その輝度制御回路55から輝度信号BRIGHTがLED用電源回路56に出力し、白色LED57が前記輝度データに応じて調光駆動される。検出した照度レベルに応じて白色LED57を調光する方法としては、照度レベルが高いほど明るくなるように白色LED57を駆動する場合(図9の波形図)と、それと逆に、照度レベルが高いほど暗くなるように白色LED57を駆動する場合がある。59は照度センサ51の電源回路、60は発振回路、61は発振回路60で発振した信号を分周して各回路に供給する分周回路である。
【0003】
このLED駆動回路は、周囲の明るさに応じて白色LED57を駆動するので、携帯電話の液晶表示パネルのバックライト用等として好適となる。なお、輝度設定レジスタ54の内容は外部インターフェース58により外部から変更できるので、ユーザの用途に応じた輝度値を設定でき、周囲の明るさと白色LED57の輝度との関係を任意に調整することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、このLED駆動回路では、LED用電源回路56にスイッチングレギュレータやチャージポンプ等を使用する場合、そのLED用電源回路56で発生するノイズがセンサ用電源回路59の出力電圧VSOUTを変動させ、照度センサ51による周囲の明るさの検出が正確に行えなくなるという問題があった。
【0005】
すなわち、照度レベル検出回路53は間欠的に照度電圧VSENSをサンプリングして照度レベルを検出するため、センサ用電源回路59の出力電圧VSOUTに乗っているノイズによって、実際の照度より高く或いは低く検出する場合があった。
【0006】
例えば、図9に示すように、あるt1でサンプリングしたとき、ノイズにより誤った照度レベルDnが検出される場合があり、この場合は、その誤った照度レベルDnに基づいて輝度設定レジスタ54の輝度レジスタが選択され、その輝度で輝度制御回路55がLED用電源回路56を駆動するので、LED用の出力電圧VOUTが不足(又は過大)となる。
【0007】
また、センサ用電源回路59は常時給電されていたため、消費電流が増大するという問題もあった。
【0008】
さらに、図10に示すように、照度センサ51を携帯電話70の液晶表示パネル71の近傍に取り付けた場合、そのパネル71のバックライトとしての白色LED57の光が照度センサ51に入射し、その照度センサ51が周囲の明るさ(ランプ82による光83等)を正確に検出できなくなる。
【0009】
そこで、それを防止するために、照度センサ51をパネル71から離す、あるいは照度センサ51とパネル71の間を遮蔽する、等の対策が必要になるが、照度センサ51をパネル71から離すとパネル71の周囲の明るさを正確に検出できなくなり、また、照度センサ51とパネル71の間を遮蔽するには照度センサ51の設置部が段高になる等の問題があった。
【0010】
本発明の目的は、周囲照度の検出の際にLED用電源回路のノイズの影響を受けず、消費電力が低減でき、LEDの光が照度センサに影響を及ぼさないようにしたLED駆動回路を提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】
請求項1に係る発明は、照度センサと、該照度センサに電圧を供給するセンサ用電源回路と、前記照度センサで得られた照度電圧から照度レベルを検出する照度レベル検出回路と、該照度レベル検出回路で検出した照度レベルに応じて特定の調光データが選択される輝度設定レジスタと、該輝度設定レジスタで選択された調光データに応じてPWM信号を発生する輝度制御回路と、該輝度制御回路からのPWM信号によってLEDを調光駆動するLED用電源回路と、前記センサ用電源回路を制御する電源制御手段とを具備し、
前記電源制御手段は、前記PWM信号のオフ期間に前記センサ用電源回路にイネーブル信号を送って前記センサ用電源回路を動作させ、前記PWM信号のオン期間に前記センサ用電源回路に非イネーブル信号を送って前記センサ用電源回路を動作停止させることを特徴とするLED駆動回路とした。
請求項2にかかる発明は、照度センサと、該照度センサに電圧を供給するセンサ用電源回路と、前記照度センサで得られた照度電圧から照度レベルを検出する照度レベル検出回路と、該照度レベル検出回路で検出した照度レベルに応じて特定の調光データが選択される輝度設定レジスタと、該輝度設定レジスタで選択された調光データに応じて輝度信号を発生する輝度制御回路と、該輝度制御回路からの輝度信号によってLEDを調光駆動するスイッチングレギュレータからなるLED用電源回路と、前記センサ用電源回路を制御する電源制御手段とを具備し、前記電源制御手段は、前記スイッチングレギュレータのスイッチング素子のオン期間に前記センサ用電源回路にイネーブル信号を送って前記センサ用電源回路を動作させ、前記スイッチングレギュレータのスイッチング素子のオフ期間に前記センサ用電源回路に非イネーブル信号を送って前記センサ用電源回路を動作停止させることを特徴とするLED駆動回路とした。
請求項3にかかる発明は、照度センサと、該照度センサに電圧を供給するセンサ用電源回路と、前記照度センサで得られた照度電圧から照度レベルを検出する照度レベル検出回路と、該照度レベル検出回路で検出した照度レベルに応じて特定の調光データが選択される輝度設定レジスタと、該輝度設定レジスタで選択された調光データに応じてPWM輝度信号を発生する輝度制御回路と、該輝度制御回路からのPWM信号によってLEDを調光駆動するスイッチングレギュレータからなるLED用電源回路と、前記センサ用電源回路を制御する電源制御手段とを具備し、前記電源制御手段は、前記PWM信号のオフ期間に、前記スイッチングレギュレータのスイッチング素子のスイッチングを停止させ、且つ前記センサ用電源回路にイネーブル信号を送って前記センサ用電源回路を動作させ、前記PWM信号のオン期間に、前記スイッチングレギュレータのスイッチング素子のスイッチングを動作させ、且つ前記センサ用電源回路に非イネーブル信号を送って前記センサ用電源回路を動作停止させることを特徴とするLED駆動回路とした。
請求項4にかかる発明は、請求項1又は3のいずれかに記載のLED駆動回路において、前記PWM信号は、そのオフ期間が一定でオン期間が変化する信号であることを特徴とするLED駆動回路とした。
【0016】
【発明の実施の形態】
[第1の実施形態]
図1は本発明の第1の実施形態のLED駆動回路のブロック図、図2はその動作波形図である。10は1チップで構成される回路部分であり、センサ端子10aにはフォトトランジスタからなる照度センサ11と抵抗12が接続され、出力端子10bには直列接続の複数個の白色LED13と容量14が接続されている。10cは外部電源VDDが接続される電源端子、10dは照度センサ11が接続される電源端子、10eは外部制御端子、10fは接地端子である。
【0017】
15は照度センサ11に電源を供給する照度センサ用電源回路、16は白色LED13を調光駆動するLED用電源回路、17は発振回路、18はその発振回路17のクロック出力を入力して複数の周波数のクロックCLK1〜CLK3を発生する分周回路である。
【0018】
19は所定期間に1回だけ間欠的にサンプリング動作する照度レベル検出回路であり、抵抗12に発生する照度電圧VSENSをサンプリングして、現在の照度が予め決めた複数個の離散的なレベルの内の何れに該当するかを検出する。20は複数個のレジスタに異なった調光データを格納した輝度設定レジスタであり、照度レベル検出回路19で検出された照度レベルに応じて、特定のレジスタが選択される。21は輝度制御回路であり、輝度設定レジスタ20で選択されたレジスタの調光データを入力してアナログの輝度信号BRIGHTを生成し、LED用電源回路16に入力する。22は輝度設定レジスタ20のレジスタ内容(調光データ)の一部又は全部を外部から書き換えるための外部インターフェースである。
【0019】
本実施形態では、上記した照度レベル検出回路19が上記のように分周回路18からのクロックCLK1を入力して間欠的なサンプリング動作を行うとき、この動作に応じたある時間幅をもつ信号を、センサ用電源回路15にはイネーブル信号EN1として供給し、LED用電源回路16にはインバータ23により反転したイネーブル信号EN2として供給する電源制御手段を設けている。より詳しくは、イネーブルEN1はそれがイネーブルのときは、センサ用電源回路15の立ち上がり時間を考慮して、照度レベル検出回路19のサンプリング点よりは若干前から立ち上がる信号となる。
【0020】
さて、センサ用電源回路15は、照度レベル検出回路19がサンプリング動作を行う間だけイネーブル信号EN1がイネーブルとなり動作して照度センサ11に電圧VSOUTを供給する。これにより、その周囲の明るさに応じた電流が照度センサ11に流れると、その電流が抵抗12で照度電圧VSENSに変換されて照度レベル検出回路19に取り込まれ、ここでサンプリングされ検出された照度レベルに応じて輝度設定レジスタ20で特定の調光データのレジスタが選択され、そのレジスタの調光データが輝度制御回路21にセットされ、その輝度制御回路21からは輝度信号BRIGHTが出力する。このとき、LED用電源回路16はイネーブル信号EN2が非イネーブルとなり、動作停止している。
【0021】
次に、照度レベル検出回路19のサンプリングの動作が終了すると、これに対応してイネーブル信号EN1が非イネーブルとなり、センサ用電源回路15も動作を停止するが、今度はイネーブル信号EN2がイネーブルとなりLED用駆動回路16が動作するので、輝度制御回路21から出力する輝度信号BRIGHTによってLED用電源回路16が動作し、白色LED13が調光駆動される。この白色LED13は前記のようにイネーブル信号EN2が非イネーブルのときは消灯しているが、その時間を数m秒以下に抑えれば、LED点灯のちらつきは防止できる。なお、検出した照度レベルに応じて白色LED13を調光する方法としては、照度レベルが高いほど明るくなるように白色LED13を駆動する場合(図2の波形図)と、それと逆に、照度レベルが高いほど暗くなるように白色LED57を駆動する場合がある。
【0022】
なお、動作復帰時や電源投入時は、図2(b)に示すように、まずセンサ用電源回路15と照度レベル検出回路19が動作して照度のサンプリングを行い、次にLED用電源回路16が動作する。
【0023】
以上から、このLED駆動回路は、周囲の明るさに応じて白色LED13を駆動するので、携帯電話の液晶表示パネルのバックライト等として好適となる。しかも、センサ用電源回路15が動作しているときはLED用電源回路16が動作を停止している、すなわち、LED用電源回路16はセンサ用電源回路15が動作を停止しているときにのみ動作している(図2の動作波形参照)ので、そのLED用電源回路16の動作により発生するノイズが照度レベル検出回路19での照度検出に影響を与えることはない。
【0024】
また、センサ用電源回路15が動作しているときは白色LED13が消灯しているので、照度センサ11がその白色LED13からの光の影響を受けることはなく、このため白色LED13のパネルの近傍に照度センサ11を配置することができる。また、照度センサ11には照度検出時にのみ給電が行われるので、消費電力が少なくて済む。
【0025】
さらに、このLED駆動回路は主要部をなす回路部分10を1チップで構成でき、外部接続部品は照度センサ11、抵抗12、白色LED13のみと少なくなる。さらに、輝度設定レジスタ20のレジスタ内の調光データを外部インターフェース22を介して外部から設定変更できるので、周囲の明るさと白色LED13の輝度との関係を任意に調整することができる。
【0026】
[第2の実施形態]
図3は第2の実施形態のLED駆動回路の回路図である。図1に示した第1の実施形態のLED駆動回路と同じ要素には同じ符号を付けた。10Aは1チップの回路部分である。ここでは、輝度設定レジスタ20の複数のレジスタの内から選択された1つのレジスタの調光データによって、輝度制御回路21Aにおいて対応したPWM信号が発生するようにし、このPWM信号によってLED用駆動回路16Aが駆動されるようにした。白色LED13はPWMのデューティ比に応じて調光制御される。
【0027】
このときは、PWM信号を照度レベル検出回路19にも取り込ませ、そのPWM信号がオフとなる期間中にその照度レベル検出回路19がサンプリング動作するようにする。また、PWM信号がオフになる期間に連動してこの照度レベル検出回路19からイネーブル信号EN1をセンサ用電源回路15に出力させる電源制御手段を設ける。
【0028】
以上により、照度レベル検出回路19て照度レベルのサンプリングが行なわれるときは、LED用電源回路16Aによる白色LED13の駆動は行われないので、第1の実施形態の場合と同様に、LED用電源回路16Aで発生するノイズが照度レベル検出回路19での照度検出に影響を与えることはない。その他の作用効果は、第1の実施形態と同じである。
【0029】
なお、センサ用電源回路15の動作や照度レベル検出回路15のサンプリングは、PWM信号の毎回のオフ期間毎に実行させる必要はなく、PWM信号のオフ期間の複数回当り1回実行して良い。この場合は、そのオフ期間をカウンタ等によりカウントして、予め決めたカウント数毎に実行させればよい。
【0030】
また、この第2の実施形態では、PWM信号を、そのオフ期間が一定でオン期間が照度レベル検出回路19で検出された照度レベルに応じて変化するように(図4(a)の動作波形参照)動作させれば、照度レベル検出回路19がその検出に比較的長い時間を必要とする回路の場合に好適である。また、照度レベル検出回路19が比較的短時間で照度レベルを検出できる回路の場合には、周波数一定でオン期間とオフ期間の割合が変化する(図4(b)の動作波形参照)PWM信号としても良い。
【0031】
また、PWM信号のオフ期間が短い場合には、センサ用電源回路15の出力電圧VSOUTが完全に立ち上がるまでにそのオフ期間が終了することもあり得るので、図4(a)、(b)に示すように、照度レベル検出回路19によるサンプリングが行われる前回のオフ開始時に立ち上がり、サンプリングの行われたオフ期間の次回のオフ期間の開始時に立ち下がるような時間幅の電圧VSOUTが発生されるようなイネーブル信号EN1を作成して、センサ用電源回路15に供給しても良い。このようなイネーブル信号EN1は、PWM信号のオフ期間をカウンタ等でカウントすることにより容易に作成可能である。
【0032】
[第3の実施形態]
図5は第3の実施形態のLED駆動回路の回路図である。10Bは1チップの回路部分である。ここでは、LED用電源回路16Bとして、スイッチングレギュレータを使用する。また、白色LED13に流れる電流を検出する帰還抵抗24を接続し、ここで発生する電圧VFBを端子10gからLED用電源回路16Bに帰還させる。LED用電源回路16Bでは、分周回路18からのクロックCLK3を入力して、そのクロックCLK3によってスイッチング駆動し、輝度制御回路21からの輝度信号BRIGHTによって出力電圧VOUTを制御する。また、照度レベル検出回路19は、LED用電源回路16Bに入力するクロックCLK3と同じクロックを入力し、そのクロックCLK3のオンする時間中(後記するようにスイッチング素子のオン期間中)に照度をサンプリングする動作を行うようにする。さらに、この照度レベル制御回路19の動作信号を取り込み、照度レベル制御回路19の動作時にのみセンサ用電源回路15を動作させるイネーブル信号EN1を発生する電源制御手段を設ける。
【0033】
図6はスイッチングレギュレータからなるLED用電源回路16Bの具体的な回路図である。161はMOSFETからなるスイッチング素子、162はクロックCLK3を入力してスイッチング素子161のオン期間を制御する制御回路、163は容量、164はコイル、165は整流用のショットキーダイオード、166,167は誤差増幅器、168,169は基準電圧Va,Vbの電源、170はスイッチング素子161に流れる電流ISWを検出する抵抗である。
【0034】
スイッチングレギュレータは、スイッチング素子161がオフするときのノイズが最も多くなるので、本実施形態では、前記したようにLED用電源回路16Bのスイッチング素子161がオンしている期間に照度レベル制御回路19で照度をサンプリングするようにし、またセンサ用電源回路15もスイッチング素子161がオンしている期間だけ動作するようにして、照度検出時にLED用電源回路16Bによるノイズの影響を受けないようにする。
【0035】
なお、このLED用電源回路16Bは、白色LED13に流れる電流により発生する帰還電圧VFBと輝度信号BRIGHTにより制御される電源168の電圧Vaの差を誤差増幅器166で検出し、その差が無くなるように制御回路162によりスイッチング素子161のスイッチングを制御して、出力電圧VOUTを決める。抵抗170はスイッチング素子161が飽和しないように流れる電流ISWを制御するためのもので、そこに発生した電圧と電源169の基準電圧Vbとの差を誤差増幅器167で検出して制御回路162に入力する。
【0036】
図7は図6のLED駆動回路の動作波形図である。スイッチング素子161がオンする毎に照度をサンプリングする必要はないので、ここでも、スイッチング素子161の複数回のオンに1回の割合で照度レベル検出回路19がサンプリングするようにしている。また、センサ用電源回路15がサンプリングの行われる時点の前のスイッチング素子161のオフ期間開始からサンプリングの行われた時点の次のスイッチング素子161のオフ期間の開始までの期間だけ動作するように、イネーブル信号EN1を作成して、電圧VSOUTを出力している。
【0037】
なお、図6のLED用電源回路16Bは、これを図1のLED用電源回路16に適用することもできる。この場合は、イネーブル信号EN2によって図6の回路の電源VDDをオン/オフすれば良い。
【0038】
また、図6のLED用電源回路16Bは、図3のLED用電源回路16Aに適用することもできる。この場合は、輝度信号BRIGHTをカットして電源168の電圧Vaを固定値とし、PWM信号を制御回路162に入力させて、クロック信号CLK3によるスイッチング素子161のスイッチング動作(100KHz〜1MHz)の動作期間と停止期間をPWM信号(100Hz〜200Hz)によって制御させる。すなわち、PWM信号のオフ期間は、スイッチング素子161のスイッチング動作を停止させる。
【0039】
[その他の実施形態]
なお、以上の実施形態では、白色LED13を駆動する場合について説明したが、有色LEDでも同様に制御することができることは勿論である。
【0040】
【発明の効果】
以上から本発明によれば、LED用電源回路で発生するノイズによる照度レベル検出回路への悪影響を回避することができる。またLEDの光が照度センサに影響することも避けることできるので、照度センサをLEDのパネルの近くに配置することができる。さらに、照度センサには照度レベル検出時のみ給電されるので、消費電力が少なくて済む。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1の実施形態のLED駆動回路のブロック図である。
【図2】 図1のLED駆動回路の動作波形図である。
【図3】 第2の実施形態のLED駆動回路のブロック図である。
【図4】 図3のLED駆動回路の動作波形図である。
【図5】 第3の実施形態のLED駆動回路のブロック図である。
【図6】 図5のLED駆動回路のLED用電源回路のブロック図である。
【図7】 図5のLED駆動回路の動作波形図である。
【図8】 従来のLED駆動回路のブロック図である。
【図9】 図8のLED駆動回路の動作波形図である。
【図10】 携帯電話にLED駆動回路を適用したときの説明図である。
【符号の説明】
10,10A,10B:LED駆動回路、11:照度センサ、12:抵抗、13:白色LED、14:容量、15:センサ用電源回路、16,16A,16B:LED用電源回路、17:発振回路、18:分周回路、19:照度レベル検出回路、20:輝度設定レジスタ、21,21A:輝度制御回路、22:外部インターフェース、23:インバータ、24:抵抗
161:スイッチング素子、162:制御回路、163:容量、164:コイル、165:ショットキーダイオード、166,167:誤差増幅器、168,169:電源、170:抵抗

Claims (4)

  1. 照度センサと、該照度センサに電圧を供給するセンサ用電源回路と、前記照度センサで得られた照度電圧から照度レベルを検出する照度レベル検出回路と、該照度レベル検出回路で検出した照度レベルに応じて特定の調光データが選択される輝度設定レジスタと、該輝度設定レジスタで選択された調光データに応じてPWM信号を発生する輝度制御回路と、該輝度制御回路からのPWM信号によってLEDを調光駆動するLED用電源回路と、前記センサ用電源回路を制御する電源制御手段とを具備し、
    前記電源制御手段は、前記PWM信号のオフ期間に前記センサ用電源回路にイネーブル信号を送って前記センサ用電源回路を動作させ、前記PWM信号のオン期間に前記センサ用電源回路に非イネーブル信号を送って前記センサ用電源回路を動作停止させることを特徴とするLED駆動回路。
  2. 照度センサと、該照度センサに電圧を供給するセンサ用電源回路と、前記照度センサで得られた照度電圧から照度レベルを検出する照度レベル検出回路と、該照度レベル検出回路で検出した照度レベルに応じて特定の調光データが選択される輝度設定レジスタと、該輝度設定レジスタで選択された調光データに応じて輝度信号を発生する輝度制御回路と、該輝度制御回路からの輝度信号によってLEDを調光駆動するスイッチングレギュレータからなるLED用電源回路と、前記センサ用電源回路を制御する電源制御手段とを具備し、
    前記電源制御手段は、前記スイッチングレギュレータのスイッチング素子のオン期間に前記センサ用電源回路にイネーブル信号を送って前記センサ用電源回路を動作させ、前記スイッチングレギュレータのスイッチング素子のオフ期間に前記センサ用電源回路に非イネーブル信号を送って前記センサ用電源回路を動作停止させることを特徴とするLED駆動回路。
  3. 照度センサと、該照度センサに電圧を供給するセンサ用電源回路と、前記照度センサで得られた照度電圧から照度レベルを検出する照度レベル検出回路と、該照度レベル検出回路で検出した照度レベルに応じて特定の調光データが選択される輝度設定レジスタと、該輝度設定レジスタで選択された調光データに応じてPWM信号を発生する輝度制御回路と、該輝度制御回路からのPWM信号によってLEDを調光駆動するスイッチングレギュレータからなるLED用電源回路と、前記センサ用電源回路を制御する電源制御手段とを具備し、
    前記電源制御手段は、前記PWM信号のオフ期間に、前記スイッチングレギュレータのスイッチング素子のスイッチングを停止させ、且つ前記センサ用電源回路にイネーブル信号を送って前記センサ用電源回路を動作させ、前記PWM信号のオン期間に、前記スイッチングレギュレータのスイッチング素子のスイッチングを動作させ、且つ前記センサ用電源回路に非イネーブル信号を送って前記センサ用電源回路を動作停止させることを特徴とするLED駆動回路。
  4. 請求項1又は3のいずれかに記載のLED駆動回路において、
    前記PWM信号は、そのオフ期間が一定でオン期間が変化する信号であることを特徴とするLED駆動回路。
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