JP4781318B2 - 液晶表示装置 - Google Patents

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Description

本発明は、装置の電源オン又は動作モード等を示すLED(Light Emitting Diode)などの発光素子の明るさを、液晶パネルの明るさに応じて自動的に調整することができる液晶表示装置に関する。
液晶表示装置は、外部電圧の印加により制御可能な液晶物資により光の透過率を変化させることができる液晶パネルと、液晶パネルの背面に配されて光源をなすバックライトとを備える構成であり、バックライトから照射された光が液晶パネルを透過する透過率を制御することによって、液晶パネルに映像を表示するようにしてある。よって、液晶パネルの表示の明るさはバックライトの発光量を変化させることによって調整することができ、ユーザは好みに応じて液晶表示装置の明るさ設定を調整することができる。また、近年においては、液晶表示装置の周囲の明るさをセンサなどにより検出し、周囲の明るさに応じて自動的に液晶パネルの表示の明るさを変更する液晶表示装置が研究・開発され、実用化されている。
例えば、特許文献1においては、装置の筐体表面にフォトセンシティブ抵抗を配設して外界環境の光線強度を検出して抵抗値を変化させ、フォトセンシティブ抵抗を用いた分圧回路の出力を交流直流変換器に入力してフォトセンシティブ抵抗の抵抗値の変化を検出し、抵抗値の変化に応じてCPU(Central Processing Unit)がバックライト回路を制御する構成とすることにより、外界環境の光線強度に応じてバックライトの輝度を変化させることができるスクリーン光源調整装置が提案されている。
また、液晶表示装置には筐体の前面部分などに電源のオン/オフ又は装置の動作モード等を示すランプが設けられており、ランプには消費電力、光量及び寿命等の観点からLEDが用いられる場合が多い。これらのLEDを設けることによって、ユーザは液晶表示装置の電源の状態又は動作モード等を容易に認識することができる。
実用新案登録第3091817号公報
従来の液晶表示装置では、LEDの点灯の制御は液晶パネル及びバックライト等の制御とは独立して行われている。また、従来の液晶表示装置はLEDの明るさを調整する機能は備えておらず、点灯又は消灯の2段階でLEDを制御する構成である場合が多い。よって、上述のように周囲の明るさに応じて液晶パネルの表示の明るさを自動的に変更する機能を液晶表示装置が備える構成の場合に、ユーザが室内の電灯を消灯して周囲を暗くしたときに液晶表示装置は液晶パネルの表示の明るさをバックライトの発光量を変化させることで自動的に調整することができるが、LEDの発光量を調節することはできない。周囲の明るさ及び液晶パネルの表示の明るさが暗い状況において、LEDのみが明るく発光している場合、ユーザはLEDがまぶしく液晶パネルが見難いという問題があった。この問題に対して、LEDの発光量を予め低く設定しておくこともできるが、この場合には周囲が明るい状況において、ユーザはLEDが点灯しているか否かを確認することが難しいという問題が生じる。
本発明は、斯かる事情に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、バックライトを流れる電流によりLEDを発光させる構成とすることによって、バックライトの明るさに応じてLEDの明るさを自動的に変化させることができる液晶表示装置を提供することにある。
本発明に係る液晶表示装置は、液晶パネルへ光を照射するバックライトと、装置外部への光を発する発光素子とを備える液晶表示装置において、前記発光素子は、前記バックライトに直列に接続され、前記バックライトを流れる電流により発光するようにしてあり、装置外部の明るさを検知する検知手段と、該検知手段の検知結果に応じて、前記バックライトを流れる電流の量を調整する調整手段とを備えることを特徴とする。
また、本発明に係る液晶表示装置は、前記バックライトへの給電手段を備え、前記調整手段は、前記検知手段の検知結果に応じたデューティ比のパルス信号を出力し、前記給電手段を前記パルス信号にて制御するようにしてあることを特徴とする。
また、本発明に係る液晶表示装置は、前記発光素子を複数備える場合に、各発光素子の点灯/消灯を制御する点灯制御手段と、前記バックライトへの給電手段と、該点灯制御手段による前記発光素子の点灯状態に応じて、前記バックライトの故障を検出する故障検出手段とを備え、前記故障検出手段が故障を検出した場合に、前記給電手段による前記バックライトへの給電を停止するようにしてあることを特徴とする。
本発明においては、液晶パネルへの光を発するバックライトを流れる電流、所謂管電流を、電源オン/オフなどを示すために外部への光を発するLEDなどの発光素子に供給することによって、発光素子を発光させる。換言すれば、バックライトに直列に発光素子を接続する構成とすればよい。液晶パネルの表示の明るさはバックライトの発光量で調整されるが、これによりバックライトの管電流が変化する。即ち、液晶パネルの表示が暗くバックライトの発光量が少ない場合には管電流は少なく、液晶パネルの表示が明るくバックライトの発光量が多い場合には管電流は多い。よって、バックライトの明るさに応じて発光素子へ供給される管電流が増減するため、バックライトの発光量に応じて発光素子の発光量を変化させることができる。即ち、バックライトの発光量が少ない場合には発光素子の発光量を少なく、バックライトの発光量が多い場合には発光素子の発光量を多くすることができる。
また、本発明においては、液晶表示装置の外部の明るさを検知し、外部の明るさに応じてバックライトを流れる電流の量の調整を行う。これにより、外部の明るさに応じて液晶パネルの明るさを調整することができる。また、上述のように、発光素子に供給される電流の量を調整することができるため、発光素子の発光量を外部の明るさに応じて調整することができる。
また、本発明においては、検知した外部の明るさに応じたデューティ比のパルス信号を生成する。バックライトへの電力供給を例えばインバータ回路を用いて行う場合に、生成したパルス信号をインバータ回路へ入力することによってインバータ回路の制御を行うことができ、バックライトへの供給される電力量を調整して、バックライトの管電流を調整することができる。
また、本発明においては、バックライトの故障を検出してバックライトへの給電を停止する。バックライトの故障の検出はバックライトの管電流が流れる検出用抵抗に加わる電圧値などを測定することによって行うことができる。ただし、バックライトの管電流を発光素子に供給する構成であるため、発光素子を複数備える場合には、各発光素子が点灯しているか否かに応じて検出用抵抗に加わる電圧値が変化する虞がある。よって、各発光素子の点灯状態を考慮して故障の検出を行うことによって、誤検出の発生を防止することができる。
本発明による場合は、バックライトを流れる電流により発光素子を発光させる構成とすることによって、バックライトの明るさに応じて発光素子へ供給される管電流が増減し、バックライトの発光量に応じて発光素子の発光量を変化させることができるため、液晶パネルの表示の明るさに応じて発光素子の明るさを調整することができる。よって、周囲が暗く、液晶パネルの表示が暗い状況において、ユーザは発光素子の発光により液晶パネルに表示された映像の視聴を妨げられることがなく、液晶表示装置による快適な映像の視聴を実現することができる。また、従来の液晶表示装置ではバックライトと発光素子とを別に駆動しており、発光素子への電力供給を別に行う必要があったが、本発明の液晶表示装置では発光素子をバックライトの管電流を用いて発光させることができるため、発光素子のための電力供給手段を別に搭載する必要がなく、回路規模を縮小することができると共に、消費電力を低減することができる。
以下、本発明をその実施の形態を示す図面に基づき具体的に説明する。図1は、本発明に係る液晶表示装置の構成を示す回路図であり、バックライトの点灯に関係する回路のみを抽出して図示してある。図において1はバックライトであり、液晶表示装置には複数のバックライト1が液晶パネル9の裏面に配設してある。バックライト1が液晶パネル9へ光を照射し、液晶パネル9の各画素が光の透過率を変化させることによって、液晶表示装置は液晶パネル9に映像を表示することができる。
複数のバックライト1は並列に接続してある。液晶表示装置はバックライト1に電力を供給して駆動するインバータ回路4を備えており、インバータ回路4の出力が並列接続されたバックライト1の一側(入力側)に接続してある。また、液晶表示装置は外部の明るさを検知してバックライト1の明るさを変化させる機能を有しており、この機能を実現するために外部の光を検知する光検知部2と、この検知結果に応じてインバータ回路4を制御するPWM(Pulse Width Modulation)回路3とを備えている。
光検知部2は、例えばCdS(硫化カドミウム)などの光の受光量に応じて抵抗値が変化する検知素子2aと抵抗R2とを設置電位及び電源電位の間に直列に接続して構成することができる。検知素子2aは、液晶表示装置の筐体の表面部分などに配設されて、筐体外部の光を受光できるようにしてある。また、検知素子2aは、光の受光量が多い場合には抵抗値が低く、受光量が少ない場合には抵抗値が高くなるように変化する。よって、抵抗R2の抵抗値及び検知素子2aの抵抗値の比により分圧された電圧を光検知部2の出力とすることにより、光の受光量が多い場合には出力電圧値が低く、受光量が少ない場合には出力電圧値が高くなる。光検知部2の出力電圧は光の検知結果としてPWM変換回路3に入力される。
PWM変換回路3は、入力された電圧値に応じたパルス幅のパルス信号を出力する回路である。図2は、PWM変換回路3の一構成例を示す回路図であり、図3は、PWM変換回路3の動作を説明するための模式図である。PWM変換回路3は、アンプ31、抵抗R30及び三角波発生回路32を有している。PWM変換回路3は、光検知部2の出力電圧はアンプ31の非反転入力端子に入力され、三角波発生回路32が出力する三角波が抵抗R30を介してアンプ31の反転入力端子に入力された構成である。
三角波発生回路32は、一定周期の三角波を出力する回路であり、2つのアンプ33及び34、3つの抵抗R31、R32及びR33、並びに1つのコンデンサC30等により構成してある。アンプ34は、反転入力端子が接地電位に接続してあり、出力端子が抵抗R32を介して非反転入力端子に接続してある。また、アンプ34の出力端子は抵抗R31を介してアンプ33の反転入力端子に接続してある。アンプ33は、非反転入力端子が接地電位に接続してあり、出力端子がコンデンサC30を介して反転入力端子に接続してある。また、アンプ33の出力端子は抵抗R33を介してアンプ34の非反転入力端子に接続してある。この三角波発生回路32は、アンプ34によるシュミット回路と、アンプ33による積分回路とを組み合わせたものであり、アンプ33が三角波を出力する。三角波発生回路32が出力する三角波(図2中のA点での波形)が図3(b)に示してある。
PWM変換回路3のアンプ31は、2つの電圧を比較する比較器として動作するものであり、非反転入力端子に入力された基準の電圧より反転入力端子に入力された電圧が高い場合には”L”を出力し、非反転入力端子に入力された基準の電圧より反転入力端子に入力された電圧が低い場合には”H”を出力するようにしてある。図3(a)には光検知部2からアンプ31の非反転入力端子に入力される入力電圧の一例が示してあり、このときのアンプ31の出力電圧(PWM信号)を図3(c)に示してある。図示のように、光検知部2の出力電圧を三角波発生回路32の三角波が超える場合にはアンプ31が”L”を出力し、超えない場合には”H”を出力するため、PWM信号のデューティ比が変化し、光検知部2からの入力電圧が高い場合に”L”期間が短いパルス信号となり、入力電圧が低い場合に”L”期間が長いパルス信号となる。即ち、PWM変換回路3は、液晶表示装置の外部が暗い場合に”L”期間が短いパルス信号を出力し、外部が明るい場合に”L”期間が長いパルス信号を出力するようにしてある。
PWM変換回路3が出力するパルス信号は、インバータ回路4に入力されて、インバータ回路4の動作を制御するようにしてある。インバータ回路4は、振幅が数千Vの発振電圧を生成してバックライト1に与えることによって、バックライト1を点灯させる回路である。図4は、インバータ回路4の一構成例を示す回路図である。インバータ回路4は、振幅が数十Vの発振電圧を生成する発振回路47、生成された発振電圧を昇圧する昇圧トランス40、及び発振回路47による発振電圧の生成を停止させる停止制御回路45等により構成してある。また、インバータ回路4には約12Vの電源が供給されており、電源及び接地電位の間にコンデンサC41が設けてある。
発振回路47は、NPN型のトランジスタTr42、抵抗R43〜R46及びコンデンサC42、C43等により構成されている。抵抗R43及びR44は電源及び接地電位の間に直列に接続してあり、抵抗R43及びR44の中点がトランジスタTr42のベースに接続してある。直列に接続されたコンデンサC42及びC43は、抵抗R44に並列に接続してある(即ち、トランジスタTr42及び接地電位の間に、コンデンサC42及びC43が直列に接続してある)。抵抗R45及びR46は、トランジスタTr42のエミッタ及び接地電位の間に直列に接続してあり、抵抗R45及びR46の中点とコンデンサC42及びC43の中点とが接続してある。また、トランジスタTr42のコレクタは、昇圧トランス40の一次巻線41に接続してある。
昇圧トランス40は、一次巻線41及び二次巻線42の巻数比に応じて交流電圧(電流)の昇圧を行うものである。一次巻線41の一端は電源に接続してあり、他端は発振回路47のトランジスタTr42のコレクタに接続してある。一次巻線41の両端はコンデンサC44を介して接続してある。また、二次巻線42の一端はインバータ回路4の出力としてあり、他端は接地電位に接続してある。二次巻線42の両端はコンデンサC45を介して接続してある。発振回路47は、昇圧トランス40の一次巻線41及びコンデンサC44の共振を利用して発振を行うようにしてある。
発振回路47にて一次巻線41に生じた数十Vの発振電圧により、昇圧トランス40の二次巻線42には振幅が数千Vの発振電圧が生じ、数千Vの発振電圧がインバータ回路4から出力され、この発振電圧の供給によりバックライト1が点灯する。ただし、インバータ回路4は発振電圧を間歇的に出力するようにしてあり、発振電圧の出力期間を変化させることによってバックライト1の点灯の明るさを変化させることができるようにしてある。インバータ回路4の間歇的な発振動作はPWM変換回路3のPWM信号により制御されており、インバータ回路4はPWM信号が”L”の場合に発振電圧を出力し、”H”の場合に発振を停止するようにしてある。
インバータ回路4は、停止制御回路45によりPWM変換回路3からのPWM信号に応じて発振回路47の動作を停止させるようにしてある。停止制御回路45は、NPN型のトランジスタTr41及び抵抗R41、R42等で構成してある。PWM変換回路3からのPWM信号は、抵抗R41を介してトランジスタTr41のベースに入力されている。トランジスタTr41のベースは抵抗R42を介して接地電位に接続してあり、エミッタは接地電位に接続してある。また、トランジスタTr41のコレクタは、発振回路47のトランジスタTr42のベースに接続してある。これにより、PWM信号が”H”の場合にトランジスタTr41がオンしてトランジスタTr42のベース電位を低下させるため、発振回路47の発振を停止させることができる。
図5は、インバータ回路4の動作を説明するための模式図であり、(a)に停止制御回路45に入力されるPWM信号を示し、(b)に発振回路47による発振波形(トランジスタTr42のコレクタ側の波形)を示し、(c)にインバータ回路4の出力波形を示してある。図示のように、PWM信号が”L”の場合に発振回路47が動作してインバータ回路4が発振電圧を出力し、PWM信号が”H”の場合に発振回路47が停止してインバータ回路4は発振電圧を出力しない。上述のように、PWM変換回路3は、液晶表示装置の外部が暗い場合に”L”期間が短いPWM信号を出力し、外部が明るい場合に”L”期間が長いPWM信号を出力するため、外部が明るいほどインバータ回路4は長期間に亘って発振電圧を出力し、バックライト1が明るく発光する。
インバータ回路4から振幅が数千Vの発振電圧が与えられたバックライト1は点灯し、バックライト1には点灯に伴って電流(所謂、管電流)が流れる。バックライト1の管電流は、抵抗R6を介して一又は複数のLED6に与えられると共に、エラー検出用の抵抗R5に与えられる。即ち、直列に接続された抵抗R6及びLED6がスイッチ部7に複数接続されてLED点灯部8を構成し、バックライト1及びLED点灯部8がインバータ回路4及び接地電位の間に直列に接続してあると共に、LED点灯部8に並列にエラー検出用の抵抗R5が接続してある。これにより、液晶表示装置に備えられたLED6は、バックライト1の管電流により点灯することができる。
LED6は、液晶表示装置の筐体の前面部分などに配されて筐体の外側へ光を放出し、液晶表示装置の電源のオン/オフ又は装置の動作モード等をユーザに知らせるためのランプとして用いられる。LED6の点灯/消灯は、液晶表示装置の動作モードなどに応じて制御部10にて判断され、制御部10がスイッチ部7に切替信号を与えることで制御するようにしてある。スイッチ部7はLED6への管電流の導通/非導通を個別に切り替えることができるようにしてあり、LED6の点灯/消灯を個別に制御することができるようにしてある。
バックライト1を流れる管電流の電流量は、バックライト1の明るさに応じて増減する。よって、光検知部2の検知結果に応じてPWM変換回路3及びインバータ回路4によりバックライト1の明るさが調整された場合には、これに伴ってバックライト1の管電流が増減する。また、バックライト1の管電流の増減に伴って、LED6に供給される電流の電流量が増減する。バックライト1の明るさが増加された場合には管電流は増加し、LED6に供給される電流の電流量が増加するため、LED6の明るさが増加される。また、バックライト1の明るさが低減された場合には管電流は減少し、LED6に供給される電流の電流量が減少するため、LED6の明るさは低減される。よって、液晶パネル9の表示が明るい場合にはLED6が明るく点灯し、液晶パネル9の表示が暗い場合にはLED6が暗く点灯する。
また、液晶表示装置は、バックライト1の故障などを検出するためのエラー検出部5を備えている。エラー検出部5は、LED点灯部8に並列に接続されたエラー検出用の抵抗R5に流れる電流の電流値又は抵抗R5に加わる電圧値等を測定して、測定結果と予め定められた閾値とを比較することによって、エラーを検出するようにしてある。エラー検出部5は検出結果を制御部10へ通知するようにしてある。
ただし、液晶表示装置がLED6を複数備えている場合、LED6の点灯数によりエラー検出部5の測定結果が変化する。例えば、LED6の点灯数が多い場合には抵抗R5を流れる電流量が低下し、抵抗R5に加わる電圧が低下する。このため、制御部10はLED6の点灯数を通知する制御信号をエラー検出部5に与えるようにしてあり、エラー検出部5は制御部10からの制御信号に応じて検出のための閾値を変更するようにしてある。
また、本実施の形態の液晶表示装置は上述のように光検知部2の検知結果に応じてバックライト1の明るさを調整する機能を有しているため、バックライト1の管電流の電流量が変化する。よって、エラー検出部5が検出に用いる閾値は、この場合の管電流の電流量の変化を考慮したものであることが好ましい。例えば、抵抗R5に加わる電圧の上限値及び下限値の2つの閾値を予め記憶しておき、この上限値及び下限値の範囲内に抵抗R5に加わる電圧値が収まるか否かによりエラーの検出を行う構成とすることができる。又は、光検知部2の検知結果を制御部10に通知し、制御部10が検知結果に応じてエラー検知部5を制御して、エラー検出のための閾値を変更する構成としてもよい。
また、制御部10は、エラー検出部5によりエラーが検出された場合には、インバータ回路4の動作を停止させてバックライト1を消灯するようにしてある。図4に示したインバータ回路4の回路図には、制御部10の制御により発振を停止する回路は図示を省略してあるが、この回路はPWM信号により発振を停止する停止制御回路45と同様の回路を用いることで実現できる。ただし、停止制御回路45と異なる構成の回路であってもよい。
図6は、本発明に係る液晶表示装置の制御部10が行う処理の手順を示すフローチャートであり、液晶表示装置のバックライト1及びLED6の制御に係る処理を示してある。まず制御部10は、例えばユーザの操作により液晶表示装置の動作モードの切替などが行われて、LED6の点灯/消灯を切り替える必要のある動作状態の変化があったか否かを調べる(ステップS1)。状態変化がある場合には(S1:YES)、制御部10はスイッチ部7を制御してLED6の点灯/消灯を切り替えるスイッチ切替をおこない(ステップS2)、切替内容をエラー検出部5へ通知し(ステップS3)、ステップS1へ戻る。これにより、エラー検出回路5は判定の閾値を変更して適切なエラー検出を行うことができる。
また、ステップS1にて状態変化がない場合には(S1:NO)、更に制御部10はエラー検出部5にてエラーが検出されたか否かを調べる(ステップS4)。エラーが検出されない場合(S4:NO)、制御部10はステップS1へ戻って、状態の変化又はエラーの検出があるまで待機する。エラーが検出された場合(S4:YES)、制御部10はインバータ回路4の動作を停止して(ステップS5)、バックライト1を消灯し、処理を終了する。
以上の構成の液晶表示装置においては、液晶表示装置のバックライト1及びLED6を直列に接続することによって、バックライト1を流れる管電流によりLED6を点灯することができる。よって、光検知部2、PWM変換回路3及びインバータ回路4によりバックライト1の明るさが調整された場合には、バックライト1を流れる管電流の電流量が変化し、これに伴ってLED6を流れる管電流の電流量が変化するため、LED6の明るさがバックライト1の明るさに応じて調整される。よって、周囲が暗い状態ではバックライト1による液晶パネル9の表示の明るさが低減されると共に、電源オン/オフなどを示すLED6の明るさが低減されるため、ユーザは液晶表示装置による快適な映像の視聴を行うことができる。
また、バックライト1の管電流をLED6の駆動電流とすることができるため、LED6を点灯させるための専用の電力供給源を液晶表示装置が搭載する必要がない。よって、従来の液晶表示装置と比較して、回路規模を縮小することができると共に、消費電力を低減することができる。また、液晶表示装置がLED6を複数備える場合には、各LED6の点灯/消灯の状態を考慮してエラー検出部5がエラー検出を行う構成とすることにより、バックライト1の故障検出を確実に行うことができる。
なお、本実施の形態においては、液晶表示装置がエラー検出部5を備えてバックライト1の故障を検出する構成としたが、これに限るものではなく、液晶表示装置がエラー検出部5を備えず、バックライト1の故障検出を行わない構成としてもよい。また、エラー検出部5によりエラーが検出された場合に、制御部10がインバータ回路4を停止する構成としたが、これに限るものではなく、エラーが検出された場合に、例えば警告音を出力する又は液晶パネル9にエラーメッセージを表示する等の他の処理を行ってもよい。また、図2に示したPWM変換回路3の回路構成は一例であってこれに限るものではなく、同様に図4に示したインバータ回路4の回路構成は一例であってこれに限るものではない。
本発明に係る液晶表示装置の構成を示す回路図である。 PWM変換回路の一構成例を示す回路図である。 PWM変換回路の動作を説明するための模式図である。 インバータ回路の一構成例を示す回路図である。 インバータ回路の動作を説明するための模式図である。 本発明に係る液晶表示装置の制御部が行う処理の手順を示すフローチャートである。
符号の説明
1 バックライト
2 光検知部(検知手段)
2a 検知素子
3 PWM変換回路(調整手段)
4 インバータ回路(印加手段)
5 エラー検出部(故障検出手段)
6 LED(発光素子)
7 スイッチ部
8 LED点灯部
9 液晶パネル
10 制御部(点灯制御手段)

Claims (3)

  1. 液晶パネルへ光を照射するバックライトと、装置外部への光を発する発光素子とを備える液晶表示装置において、
    前記発光素子は、前記バックライトに直列に接続され、前記バックライトを流れる電流により発光するようにしてあり、
    装置外部の明るさを検知する検知手段と、
    該検知手段の検知結果に応じて、前記バックライトを流れる電流の量を調整する調整手段と
    を備えること
    を特徴とする液晶表示装置。
  2. 前記バックライトへの給電手段を備え、
    前記調整手段は、前記検知手段の検知結果に応じたデューティ比のパルス信号を出力し、前記給電手段を前記パルス信号にて制御するようにしてあること
    を特徴とする請求項に記載の液晶表示装置。
  3. 前記発光素子を複数備える場合に、
    各発光素子の点灯/消灯を制御する点灯制御手段と、
    前記バックライトへの給電手段と、
    該点灯制御手段による前記発光素子の点灯状態に応じて、前記バックライトの故障を検出する故障検出手段と
    を備え、
    前記故障検出手段が故障を検出した場合に、前記給電手段による前記バックライトへの給電を停止するようにしてあること
    を特徴とする請求項1又は請求項に記載の液晶表示装置。
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