JP2010085447A - 像振れ補正装置、撮像レンズユニット、及び光量制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】像振れ補正装置において、レンズを保持する可動保持部材を簡単な構造でかつ円滑に移動するように支持する。
【解決手段】開口部を有するベース10、レンズを保持すると共にベースに対向して配置される可動保持部材20、可動保持部材を覆うようにベースに固定されると共に開口部を有するカバー部材30、ベースとカバー部材の間において可動保持部材をレンズの光軸に垂直な平面内で移動自在に支持する支持機構、可動保持部材を光軸に垂直な第1方向及び第2方向に駆動する第1駆動機構50及び第2駆動機構60を備え、支持機構として、ベースとカバー部材の間において可動保持部材を磁石の反発力により支持する複数の磁石41,42,43を採用する。これによれば、支持機構として磁石を用いるため、構造の簡素化、部品種類の削減、装置の小型化等を達成することができる。
【選択図】図3

Description

本発明は、デジタルカメラや銀塩フィルム式カメラ等のレンズ鏡筒に搭載されて手振れ等による像振れを補正する像振れ補正装置、この像振れ補正装置を備えた撮像レンズユニット又は光量制御装置に関し、特に、レンズ鏡筒内においてシャッタユニットあるいはその他の機構と一緒に搭載される像振れ補正装置、撮像レンズユニット、及び光量制御装置に関する。
従来の像振れ補正装置としては、中央に開口部を有する略矩形状のベースと、ベースの前面に設けられた第1案内軸と、第1案内軸に沿って往復動自在に支持された第1可動部材と、第1案内軸と90度の方向に方向付けられて第1可動部材の前面に設けられた第2案内軸と、第2案内軸に沿って往復動自在に支持されかつレンズを保持する第2可動部材と、第1可動部材及び第2可動部材を一緒に第1案内軸の方向に往復動させる第1駆動装置と、第2可動部材を第2案内軸の方向に往復動させる第2駆動装置を備え、第1駆動装置及び第2駆動装置として、コイル及び磁石を含むボイスコイルモータを採用したものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、この装置においては、第1可動部材と第2可動部材が光軸方向に配列された二段構成となっているため、光軸方向において装置の大型化を招き、又第2駆動装置は第2可動部材だけを駆動するものの、第1駆動装置は第1可動部材だけでなく第2可動部材及び第2案内軸も一緒に駆動する必要があるため、第1可動部材だけを駆動する場合に比べてより大きな駆動力を発生しなければならず、第1駆動装置の大型化を招く。
さらに、第1駆動装置の駆動負荷と第2駆動装置の駆動負荷が異なるため、レンズを光軸に垂直な平面内で位置決めするための駆動制御が容易ではなく、レンズを保持した第2可動部材を移動自在に支持するものとして、第1案内軸,第1可動部材,及び第2案内軸を採用するため、構造が複雑であり、経時変化等により摺動抵抗の増加、駆動負荷の増加等を招く虞がある。
また、他の像振れ補正装置としては、開口部を有する略矩形状のベースと、ベースの前面四隅に植設されて光軸方向に伸長する4本の弾性支持部材(ワイヤ)と、4本の弾性支持部材の先端が連結されてレンズを保持する可動部材と、可動部材に設けられた第1磁石及び第1ヨークと、可動部材に設けられた第2磁石及び第2ヨークと、ベースとは異なる他の部材に固定されて可動部材の前方に配置され第1コイル及び第2コイルを保持する略矩形状の固定枠とを備え、第1磁石及び第1ヨーク並びに第1コイルにより第1駆動手段を構成し、第2磁石及び第2ヨーク並びに第2コイルにより第2駆動手段を構成し、第1駆動手段により可動部材を光軸に垂直な第1方向に駆動し、第2駆動手段により可動部材を光軸及び第1方向に垂直な第2方向に駆動するようにしたものが知られている(例えば、特許文献2参照)。
しかしながら、この装置においては、可動部材が、光軸方向に伸長する4本の弾性支持部材(ワイヤ)を用いてベースに支持され、さらに可動部材の前方において他の部材によりコイルを保持する固定枠が支持されているため、構造が複雑であり、光軸方向において装置の大型化を招き、又、4本の弾性支持部材の連結部がリンク状ではなくリジッドに連結されているため、可動部材(レンズ)が光軸に垂直な平面方向に移動させられるだけでなく光軸に対して傾斜する虞があり、可動部材を光軸に垂直な平面内において安定して移動させるのが容易ではない。
特開2007−286318号公報 特開2008−64846号公報
本発明は、上記の事情に鑑みて成されたものであり、その目的とするところは、構造の簡素化、レンズの光軸方向における装置の小型化及び薄型化等を図りつつ、摩擦力あるいは弾性反力等による駆動負荷を抑えて、手振れ等による像振れを高精度に補正することができる像振れ補正装置、この像振れ補正装置を備えた撮像レンズユニット及び光量制御装置を提供することにある。
本発明の像振れ補正装置は、開口部を有するベースと、レンズを保持すると共にベースに対向して配置される可動保持部材と、可動保持部材を覆うようにベースに固定されると共に開口部を有するカバー部材と、ベースとカバー部材の間において可動保持部材をレンズの光軸に垂直な平面内で移動自在に支持する支持機構と、可動保持部材を光軸に垂直な第1方向に駆動する第1駆動機構と、可動保持部材を光軸に垂直な第2方向に駆動する第2駆動機構とを備えた像振れ補正装置であって、上記支持機構は、ベースとカバー部材の間において、可動保持部材を磁石の反発力により支持する複数の磁石を含む、ことを特徴としている。
この構成によれば、第1駆動機構及び第2駆動機構の駆動力により、可動保持部材は、ベース(及びカバー部材)に対して光軸に垂直な平面内で二次元的に移動させられ、手振れ等による像振れを高精度に補正することができる。
ここで、可動保持部材は、ベースとカバー部材との間で光軸方向において複数の磁石が生じる磁気的反発力により支持されているため、従来のような支持部材により支持される場合に比べて摩擦力等の発生を防止でき、それ故に、可動保持部材を光軸に垂直な平面内において安定して円滑に駆動することができる。
また、支持機構として磁石を用いるため、構造の簡素化、部品種類の削減、装置の小型化等を達成することができる。
上記構成において、ベース、可動保持部材、及びカバー部材は、光軸方向において相互に対向する面が平面に形成され、複数の磁石は、光軸方向において扁平な略矩形状に形成されている、構成を採用することができる。
この構成によれば、ベース、可動保持部材、カバー部材を光軸方向において近づけて配置することができ、光軸方向における装置の薄型化を達成することができる。
上記構成において、複数の磁石は、ベースの開口部の周りに配置された少なくとも3つのベース磁石と、カバー部材の開口部の周りにおいてベース磁石と光軸方向において対向するように配置された少なくとも3つのカバー磁石と、ベース磁石とカバー磁石の間に挟まれる位置において可動保持部材に設けられた少なくとも3つの中間磁石とを含む、構成を採用することができる。
この構成によれば、可動保持部材が駆動される範囲の何処に位置していても、磁石による磁気的反発力を光軸の周りにおいて略均一に維持することができ、可動保持部材の傾き等を確実に防止することができ、又、可動保持部材の駆動負荷を抑えることができる。
上記構成において、第1駆動機構は、ベースに固定された第1コイルと、可動保持部材に固定された第1磁石と、カバー部材に固定された第1位置センサとを含み、第2駆動機構は、ベースに固定された第2コイルと、可動保持部材に固定された第2磁石と、カバー部材に固定された第2位置センサとを含む、構成を採用することができる。
この構成によれば、可動保持部材に対して、支持機構の一部をなす磁石(中間磁石)と、第1駆動機構及び第2駆動機構の一部をなす第1磁石及び第2磁石だけを固定するため、可動保持部材に対して磁石の一体成形等を容易に行うことができ、生産性を向上させることができる。
上記構成において、ベースには、その開口部を開閉する羽根部材と、羽根部材を開閉駆動する電磁アクチュエータが設けられている、構成を採用することができる。
この構成によれば、電磁アクチュエータにより羽根部材(例えば、シャッタ羽根等)を開閉駆動することで、シャッタ機能を像振れ補正機能に追加することができる。
すなわち、像振れ補正機能に他の機能(シャッタ機能等)を加えた装置を提供することができる。
また、本発明の撮像レンズユニットは、撮像用の複数のレンズを含む撮像レンズユニットにおいて、上記構成をなす像振れ補正装置のいずれか一つを含む、ことを特徴としている。
この構成によれば、撮像用の複数のレンズが光軸方向に配置された構成において、上記の像振れ補正装置を含むことで、可動保持部材に保持される補正用のレンズが適宜駆動されて、手振れ等による像振れを円滑にかつ高精度に補正することができる。
すなわち、撮像用の複数のレンズに加えて、上記の像振れ補正機能を追加した撮像レンズユニットを提供することができる。
さらに、本発明の光量制御装置は、光量を制御する光量制御羽根部材と、光量制御羽根部材を駆動する駆動機構とを備えた光量制御装置において、上記構成をなす像振れ補正装置のいずれか一つを含む、ことを特徴としている。
この構成によれば、駆動機構により光量制御羽根部材(例えば、絞り開口をもつ絞り羽根、NDフィルタ羽根等)を駆動することで光量を適宜調整する絞り機能に加えて、可動保持部材に保持される補正用のレンズが適宜駆動されて、手振れ等による像振れを円滑にかつ高精度に補正することができる。
すなわち、光量制御機能に加えて、上記の像振れ補正機能を追加した光量制御装置を提供することができる。
上記構成をなす像振れ補正装置によれば、構造の簡素化、レンズの光軸方向における装置の小型化及び薄型化等を達成しつつ、摩擦力あるいは弾性反力等による駆動負荷を抑えて、手振れ等による像振れを高精度に補正することができる像振れ補正装置、撮像レンズユニット、光量制御装置を得ることができる。
以下、本発明の最良の実施形態について、添付図面を参照しつつ説明する。
図1ないし図7は、本発明に係る像振れ補正装置の一実施形態を示すものであり、図1は像振れ補正装置の分解斜視図、図2は像振れ補正装置の正面図、図3は像振れ補正装置の断面図、図4ないし図7は像振れ補正装置の動作を説明する(部分的に透視した)平面図及部分断面図である。
この像振れ補正装置は、図1ないし図3に示すように、ベース10、光軸LをもつレンズGを保持する可動保持部材20、カバー部材30、可動保持部材20を光軸Lに垂直な平面内において移動自在に支持する支持機構としての複数の磁石40(3つのベース磁石41、3つの中間磁石42、3つのカバー磁石43)、可動保持部材20を光軸Lに垂直な第1方向に駆動するべく第1磁石51,第1コイル52,第1位置センサ53を含む第1駆動機構50、可動保持部材20を光軸Lに垂直な第2方向に駆動するべく第2磁石61,第2コイル62,第2位置センサ63を含む第2駆動機構60、電磁アクチュエータ70、電磁アクチュエータ70により開閉駆動される羽根部材としての2枚のシャッタ羽根81,82、シャッタ羽根81,82を覆うカバー部材90等を備えている。
ベース10は、図1ないし図3に示すように、外輪郭が略円板状をなすように形成されており、光軸L方向に開口する円形の開口部10a、可動保持部材20を可動に収容する凹部11、電磁アクチュエータ70を収容して固定する固定凹部12、電磁アクチュエータ70に含まれるロータ71を回動自在に支持する支軸13、ロータ71の駆動ピン71aを通す貫通孔14、カバー部材30を締結するネジBを捩じ込むネジ穴15、シャッタ羽根81,82を回動自在に支持する2つの支軸16,17、カバー部材90を締結するネジBを捩じ込むネジ穴18等を備えている。
凹部11は、図1及び図4に示すように、開口部10aの周りにおいて可動保持部材20の主面21と対向する平面状の底面11aを画定するように形成されている。そして、底面11aには、3つのベース磁石41,第1コイル52,及び第2コイル62が、各々の表面が露出する状態で成形(又は埋設)されるようになっている。すなわち、底面11aは、3つのベース磁石41の表面,第1コイル52の表面,及び第2コイル62の表面と面一になるように形成されている。
ここで、ベース10は、図4に示すように、一つのベース磁石41を光軸Lに直交する直線S1上に位置付け、他の2つのベース磁石41を直線S1に対して線対称な位置に位置付けて、さらに、第1コイル52及び第2コイル62を直線S1に対して線対称に位置付けて、それぞれ固定している。
固定凹部12は、電磁アクチュエータ70を収容すると共に、電磁アクチュエータ70に含まれるヨーク72を固定するように形成されている。
支軸13は、固定凹部12の領域において光軸L方向に突出して形成されており、ロータ71を回動自在に支持するようになっている。
貫通孔14は、ロータ71の回転角度(作動角)の範囲において、駆動ピン71aを非接触にて通すように形成されている。
支軸16,17は、光軸L方向において、支軸13とは反対側に向けて突出するように形成され、シャッタ羽根81,82をそれぞれ回動自在に支持するようになっている。
可動保持部材20は、図1ないし図4に示すように、光軸LをもつレンズGを嵌合して保持する円形の嵌合孔20a及び光軸L方向に向う平面状の主面21,22を画定するように平板状に形成されている。
そして、可動保持部材20は、主面21が光軸L方向においてベース10の底面11aと対向し、主面22がカバー部材30の主面31と対向するように配置され、3つの中間磁石42,第1磁石51及び第2磁石61が主面21,22に露出するように成形(又は埋設)されている。すなわち、主面21,22は、3つの中間磁石42の表面,第1磁石51の表面,及び第2磁石61の表面と面一になるように形成されている。
ここで、可動保持部材20は、図4に示すように、一つの中間磁石42を光軸Lに直交する直線S1上に位置付け、他の2つの中間磁石42を直線S1に対して線対称な位置に位置付けて、さらに、第1磁石51及び第2磁石61を直線S1に対して線対称に位置付けて、それぞれ固定している。
このように、可動保持部材20に対して、支持機構の一部をなす中間磁石42と、第1駆動機構50及び第2駆動機構60の一部をなす第1磁石51及び第2磁石61だけを固定するため、可動保持部材20に対して磁石の一体成形等を容易に行うことができ、生産性を向上させることができる。
カバー部材30は、図1ないし図3に示すように、外輪郭が円形をなす略平板状に形成されており、光軸L方向に開口する円形の開口部30a、可動保持部材20の主面22と対向する平面状の主面31、主面31から光軸L方向に突出して電磁アクチュエータ70を押えて固定する押え部32、第1位置センサ53及び第2位置センサ63を嵌合して固定する2つの嵌合孔33、カバー部材30を締結するネジBを通す円孔34等を備えている。
そして、カバー部材30は、主面31が光軸L方向において可動保持部材20の主面22と対向するように配置され、3つのカバー磁石43を主面31に露出するように成形(又は埋設)して固定し、又、第1位置センサ53及び第2位置センサ63を嵌合孔33に嵌合することにより固定している。すなわち、主面31は、3つのカバー磁石43の表面,第1位置センサ53の表面,及び第2位置センサ63の表面と面一になるように形成されている。
ここで、カバー部材30は、一つのカバー磁石43を光軸Lに直交する直線S1上に位置付け、他の2つのカバー磁石43を直線S1に対して線対称な位置に位置付けて、さらに、第1位置センサ53及び第2位置センサ63を直線S1に対して線対称に位置付けて、それぞれ固定している。
3つのベース磁石41は、図1ないし図4に示すように、光軸L方向において扁平な略矩形形状に形成されており、光軸L方向においてN極とS極に二分割して着磁されている。
そして、3つのベース磁石41は、N極側の表面がベース10の底面11aと面一で露出するように成形(又は埋設)されている。
ここで、3つのベース磁石41の配置関係は、図4に示すように、一つのベース磁石41が光軸Lに直交する直線S1上に位置付けられ、他の2つのベース磁石41が直線S1に対して線対称な位置に位置付けられている。
3つの中間磁石42は、図1ないし図4に示すように、光軸L方向において扁平な略矩形形状に形成されており、光軸L方向においてN極とS極に二分割して着磁されている。
そして、3つの中間磁石42は、可動保持部材20に対して、N極側の表面が主面21と面一で露出しかつS極側の表面が主面22と面一で露出するように成形(又は埋設)されている。
ここで、3つの中間磁石42の配置関係は、図4に示すように、一つの中間磁石42が光軸Lに直交する直線S1上に位置付けられ、他の2つの中間磁石42が直線S1に対して線対称な位置に位置付けられている。
3つのカバー磁石43は、図1ないし図4に示すように、光軸L方向において扁平な略矩形形状に形成されており、光軸L方向においてN極とS極に二分割して着磁されている。
そして、3つのカバー磁石43は、S極側の表面がカバー部材30の主面31と面一で露出するように成形(又は埋設)されている。
ここで、3つのカバー磁石43の配置関係は、図4に示すように、ベース磁石41及び中間磁石42と同様に、一つのカバー磁石43が光軸Lに直交する直線S1上に位置付けられ、他の2つのカバー磁石43が直線S1に対して線対称な位置に位置付けられている。
上記ベース磁石41、中間磁石42、カバー磁石43は、お互いの対向面積が同一となるように、全て同一形状に形成されている。
そして、ベース10の開口部10aの周りには、3つのベース磁石41が配置され、カバー部材30の開口部30aの周りには、3つのベース磁石41と光軸L方向においてそれぞれ対向するように3つのカバー磁石43が配置され、ベース磁石41とカバー磁石43の間に挟まれて対向するように可動保持部材20のレンズGの周りには、3つの中間磁石42が配置された構成となっている。
これによれば、可動保持部材20は、第1駆動機構50及び第2駆動機構60により駆動される範囲の何処に位置していても、中間磁石42がベース磁石41及びカバー磁石43から光軸Lの周りにおいて略均一に磁気的反発力を受けて、ベース10及びカバー部材30と非接触の状態で移動自在に支持される。したがって、可動保持部材20の傾き等を確実に防止しつつ、可動保持部材20を光軸Lに垂直な平面内で移動自在に支持することができる。
ここで、可動保持部材20は、複数の磁石40が生じる磁気的反発力により非接触にて支持されているため、従来のような支持部材により(接触した状態で)支持される場合に比べて摩擦力等の発生を防止でき、それ故に、可動保持部材20を光軸Lに垂直な平面内において安定して円滑に駆動することができる。また、支持機構として磁石40を用いるため、構造の簡素化、部品種類の削減、装置の小型化等を達成することができる。
また、ベース10、可動保持部材20、及びカバー部材30は、光軸L方向において相互に対向する面が平面に形成され、複数の磁石40も光軸L方向において扁平な略矩形状に形成されているため、図3に示すように、ベース10、可動保持部材20、カバー部材30を光軸L方向において近づけて配置することができ、光軸L方向における装置の薄型化を達成することができる。
第1駆動機構50は、図1ないし図3に示すように、可動保持部材20に固定された第1磁石51、ベース10に固定された第1コイル52、カバー部材30に固定された第1位置センサ53を含むボイスコイルモータとして形成されている。
第1磁石51は、図1ないし図3に示すように、光軸L方向において扁平な略矩形形状に形成され、第1コイル52と対向する位置に配置されている。そして、第1磁石51は、図2及び図3に示すようにN極とS極と二分割して着磁されている。
第1コイル52は、図1ないし図4に示すように、略楕円環状をなすと共に光軸L方向において扁平となるように形成されており、ベース磁石41の近傍において(直線S1と略45度の傾斜角度をなす)直線S2上に並ぶように配置されている。
第1位置センサ53は、例えば磁束密度の変化を検出して電気信号として出力するホール素子であり、図1及び図3に示すように、カバー部材30の嵌合孔33に嵌合されて固定されている。そして、第1位置センサ53は、第1磁石51と対向する位置に配置され、可動保持部材20が相対的に移動することによって生じる磁束密度の変化を検出することで、位置の変化を検出するようになっている。
すなわち、第1駆動機構50は、第1コイル52に対する通電をオン/オフすることにより、光軸Lに垂直な第1方向すなわち直線S2に垂直な方向(直線S3に平行な方向)に電磁駆動力を発生するようになっている。
第2駆動機構60は、図1ないし図3に示すように、可動保持部材20に固定された第2磁石61、ベース10に固定された第2コイル62、カバー部材30に固定された第2位置センサ63を含むボイスコイルモータとして形成されている。
第2磁石61は、図1ないし図3に示すように、光軸L方向において扁平な略矩形形状に形成され、第2コイル62と対向する位置に配置されている。そして、第2磁石61は、図2及び図3に示すようにN極とS極と二分割して着磁されている。
第2コイル62は、図1ないし図3に示すように、略楕円環状をなすと共に光軸L方向において扁平となるように形成されており、ベース磁石41の近傍において(直線S1と45度の傾斜角度をなす)直線S3上に並ぶように配置されている。
第2位置センサ63は、例えば磁束密度の変化を検出して電気信号として出力するホール素子であり、図1及び図3に示すように、カバー部材30の嵌合孔33に嵌合されて固定されている。そして、第2位置センサ63は、第2磁石61と対向する位置に配置され、可動保持部材20が相対的に移動することによって生じる磁束密度の変化を検出することで、位置の変化を検出するようになっている。
すなわち、第2駆動機構60は、第2コイル62に対する通電をオン/オフすることにより、光軸Lに垂直な第2方向すなわち直線S3に垂直な方向(直線S2に平行な方向)に電磁駆動力を発生するようになっている。
電磁アクチュエータ70は、図1ないし図3に示すように、所定の角度範囲を回転するロータ71、ロータ71の外周面に対向する第1磁極部及び第2磁極部をもつU字状のヨーク72、ヨーク72の一方の腕に外嵌されたボビン73、ボビン73の周りに巻回された励磁用のコイル74等を備えている。
ロータ71は、ベース10の支軸13により回動自在に支持され、その駆動ピン71aが貫通孔14を通してベース10の底面11aと反対の面から突出するように配置されている。
ヨーク72は、ベース10の固定凹部12に嵌め込まれて固定されている。
そして、電磁アクチュエータ70は、ベース10の固定凹部12に収容された後にカバー部材30の押え部32により押し付けられて保持されている。
シャッタ羽根81,82は、図1ないし図3に示すように、支軸16,17が通される円孔81a,82a、駆動ピン71aが通される長孔81b,82bをそれぞれ有し、ベース10の反対側の面に隣接して配置され、円孔81aに支軸16が通され、円孔82aに支軸17が通され、長孔81b、82bに駆動ピン71aが通されて回動自在に支持されている。
そして、ロータ71が回動して、駆動ピン71aが所定の角度範囲を往復動することにより、シャッタ羽根81,82は、協働して開口部10aを開閉するようになっている。尚、シャッタ羽根81,82は、ベース10に設けられたストッパ(不図示)により、開放位置と閉鎖位置に位置決めされるようになっている。
カバー部材90は、図1及び図3に示すように、外輪郭が円形をなす略平板状に形成されており、光軸L方向に開口する円形の開口部90a、カバー部材90を締結するネジBを通す円孔91等を備えている。
そして、カバー部材90は、シャッタ羽根81,82を覆うようにベース10に対向して配置され、ネジBによりベース10に固定されて、ベース10と協働してシャッタ羽根81,82が移動する羽根室を画定している。
次に、上記像振れ補正装置の補正動作について、図4ないし図7を参照しつつ簡単に説明すると、先ず、図4に示すように、ベース10の開口部10aの中心と可動保持部材20上のレンズGの光軸Lとが一致している状態から、図5に示すように、可動保持部材20(レンズG)を上方にシフトさせる場合は、第1駆動機構50において第1方向(直線S2に垂直な斜め右上向き方向)に駆動力を発生させ、又、第2駆動機構60において第2方向(直線S3に垂直な斜め左上向き方向)に駆動力を発生させる。これにより、可動保持部材20は、直線S1の方向の上向きに移動させられる。このとき、3つの中間磁石42は、それぞれ対応する3つのベース磁石41及びカバー磁石43から磁気的反発力を受けて、ベース10及びカバー部材30と非接触の状態で移動自在に支持されている。
また、図4の状態から、図6に示すように、可動保持部材20(レンズG)を斜め右上向きにシフトさせる場合は、第1駆動機構50において第1方向(直線S2に垂直な斜め上向き方向)に駆動力を発生させる。このとき、3つの中間磁石42は、それぞれ対応する3つのベース磁石41及びカバー磁石43から磁気的反発力を受けて、ベース10及びカバー部材30と非接触の状態で移動自在に支持されている。
さらに、図4の状態から、図7に示すように、可動保持部材20(レンズG)を斜め左上向きにシフトさせる場合は、第2駆動機構60において第2方向(直線S3に垂直な斜め左上向き方向)に駆動力を発生させる。このとき、3つの中間磁石42は、それぞれ対応する3つのベース磁石41及びカバー磁石43から磁気的反発力を受けて、ベース10及びカバー部材30と非接触の状態で移動自在に支持されている。
上記のように、可動保持部材20は、第1駆動機構50及び第2駆動機構60の駆動力により、ベース10(及びカバー部材30)に対して光軸Lに垂直な平面内で二次元的に移動させられ、手振れ等による像振れが高精度に補正される。また、可動保持部材20は、ベース10とカバー部材30との間で光軸L方向において複数の磁石40が生じる磁気的反発力により非接触にて支持されているため、摩擦力等の発生を防止でき、光軸Lに垂直な平面内において安定して円滑に駆動される。
図8ないし図12は、本発明に係る像振れ補正装置の他の実施形態を示すものであり、前述の実施形態に対して複数の磁石40´(3つのベース磁石41´、3つの中間磁石42´、3つのカバー磁石43´)を変更したものであり、前述の実施形態と同一の構成については同一の符号を付してその説明を省略する。
3つのベース磁石41´は、図8ないし図12に示すように、光軸L方向において扁平な略矩形形状に形成されており、光軸Lに垂直な方向においてN極とS極に二分割して着磁されている。
3つの中間磁石42´は、図8ないし図12に示すように、光軸L方向において扁平な略矩形形状に形成されており、光軸Lに垂直な方向おいてN極とS極に二分割して着磁されている。
3つのカバー磁石43´は、図8ないし図12に示すように、光軸L方向において扁平な略矩形形状に形成されており、光軸Lに垂直な方向においてN極とS極に二分割して着磁されている。
次に、上記像振れ補正装置の補正動作について、図9ないし図12を参照しつつ簡単に説明すると、先ず、図9に示すように、ベース10の開口部10aの中心と可動保持部材20上のレンズGの光軸Lとが一致している状態から、図10に示すように、可動保持部材20(レンズG)を上方にシフトさせる場合は、第1駆動機構50において第1方向(直線S2に垂直な斜め右上向き方向)に駆動力を発生させ、又、第2駆動機構60において第2方向(直線S3に垂直な斜め左上向き方向)に駆動力を発生させる。これにより、可動保持部材20は、直線S1の方向の上向きに移動させられる。このとき、3つの中間磁石42´は、それぞれ対応する3つのベース磁石41´及びカバー磁石43´から磁気的反発力を受けて、ベース10及びカバー部材30と非接触の状態で移動自在に支持されている。
また、図9の状態から、図11に示すように、可動保持部材20(レンズG)を斜め右上向きにシフトさせる場合は、第1駆動機構50において第1方向(直線S2に垂直な斜め上向き方向)に駆動力を発生させる。このとき、3つの中間磁石42´は、それぞれ対応する3つのベース磁石41´及びカバー磁石43´から磁気的反発力を受けて、ベース10及びカバー部材30と非接触の状態で移動自在に支持されている。
さらに、図9の状態から、図12に示すように、可動保持部材20(レンズG)を斜め左上向きにシフトさせる場合は、第2駆動機構60において第2方向(直線S3に垂直な斜め左上向き方向)に駆動力を発生させる。このとき、3つの中間磁石42´は、それぞれ対応する3つのベース磁石41´及びカバー磁石43´から磁気的反発力を受けて、ベース10及びカバー部材30と非接触の状態で移動自在に支持されている。
上記のように、可動保持部材20は、第1駆動機構50及び第2駆動機構60の駆動力により、ベース10(及びカバー部材30)に対して光軸Lに垂直な平面内で二次元的に移動させられ、手振れ等による像振れが高精度に補正される。また、可動保持部材20は、ベース10とカバー部材30との間で光軸L方向において複数の磁石40´が生じる磁気的反発力により非接触にて支持されているため、摩擦力等の発生を防止でき、光軸Lに垂直な平面内において安定して円滑に駆動される。
図13ないし図17は、本発明に係る像振れ補正装置のさらに他の実施形態を示すものであり、前述の実施形態に対して複数の磁石40´´(3つのベース磁石41´´、3つの中間磁石42´´、3つのカバー磁石43´)を変更したものであり、前述の実施形態と同一の構成については同一の符号を付してその説明を省略する。
3つのベース磁石41´´は、図13ないし図17に示すように、光軸L方向において扁平な略矩形形状に形成されており、光軸Lに垂直な方向においてS極とN極に二分割して着磁されている。
3つの中間磁石42´´は、図13ないし図17に示すように、光軸L方向において扁平な略矩形形状に形成されており、光軸L及び光軸Lに垂直な方向おいてN極とS極に四分割して着磁されている。
3つのカバー磁石43´は、前述実施形態と同様に、光軸L方向において扁平な略矩形形状に形成されており、光軸Lに垂直な方向においてN極とS極に二分割して着磁されている。
次に、上記像振れ補正装置の補正動作について、図14ないし図17を参照しつつ簡単に説明すると、先ず、図14に示すように、ベース10の開口部10aの中心と可動保持部材20上のレンズGの光軸Lとが一致している状態から、図15に示すように、可動保持部材20(レンズG)を上方にシフトさせる場合は、第1駆動機構50において第1方向(直線S2に垂直な斜め右上向き方向)に駆動力を発生させ、又、第2駆動機構60において第2方向(直線S3に垂直な斜め左上向き方向)に駆動力を発生させる。これにより、可動保持部材20は、直線S1の方向の上向きに移動させられる。このとき、3つの中間磁石42´´は、それぞれ対応する3つのベース磁石41´´及びカバー磁石43´から磁気的反発力を受けて、ベース10及びカバー部材30と非接触の状態で移動自在に支持されている。
また、図14の状態から、図16に示すように、可動保持部材20(レンズG)を斜め右上向きにシフトさせる場合は、第1駆動機構50において第1方向(直線S2に垂直な斜め上向き方向)に駆動力を発生させる。このとき、3つの中間磁石42´´は、それぞれ対応する3つのベース磁石41´´及びカバー磁石43´から磁気的反発力を受けて、ベース10及びカバー部材30と非接触の状態で移動自在に支持されている。
さらに、図14の状態から、図17に示すように、可動保持部材20(レンズG)を斜め左上向きにシフトさせる場合は、第2駆動機構60において第2方向(直線S3に垂直な斜め左上向き方向)に駆動力を発生させる。このとき、3つの中間磁石42´´は、それぞれ対応する3つのベース磁石41´´及びカバー磁石43´から磁気的反発力を受けて、ベース10及びカバー部材30と非接触の状態で移動自在に支持されている。
上記のように、可動保持部材20は、第1駆動機構50及び第2駆動機構60の駆動力により、ベース10(及びカバー部材30)に対して光軸Lに垂直な平面内で二次元的に移動させられ、手振れ等による像振れが高精度に補正される。また、可動保持部材20は、ベース10とカバー部材30との間で光軸L方向において複数の磁石40´´が生じる磁気的反発力により非接触にて支持されているため、摩擦力等の発生を防止でき、光軸Lに垂直な平面内において安定して円滑に駆動される。
上記実施形態においては、支持機構を構成する複数の磁石として、光軸L方向に二分割して着磁された磁石40(ベース磁石41、中間磁石42、カバー磁石43)、光軸Lに垂直な方向に二分割して着磁された磁石40´(ベース磁石41´、中間磁石42´、カバー磁石43´)又は磁石40´´(ベース磁石41´´)、さらには、光軸L方向及び光軸Lに垂直な方向に四分割して着磁された磁石40´´(中間磁石42´´)を示したが、これに限定されるものではなく、磁気的な反発力を発生する着磁形態であれば、着磁方向を変更してもよく、又、その他の着磁形態を適用してもよい。
上記実施形態においては、第1駆動機構50の第1磁石51及び第2駆動機構60の第2磁石61として、光軸Lに垂直な方向においてのみ二分割された着磁形態を示したが、これに限定されるものではなく、第1位置センサ53及び第2位置センサ63のセンシング感度を高めるために、その他の着磁形態を適用してもよい。
上記実施形態においては、磁石40,40´、40´´を樹脂成形等により一体的に形成する場合を示したが、これに限定されるものではなく、別途に形成した後に組み込んでもよい。
上記実施形態においては、複数の磁石40,40´,40´´として、3つのベース磁石41,41´,41´´、3つの中間磁石42,42´,42´´、3つのカバー磁石43,43´を設けた場合を示したが、着磁方向を変更してもよく、又、4つ以上のベース磁石、中間磁石、カバー磁石を設けてもよい。
上記実施形態においては、支持機構を構成する複数の磁石同士が非接触にて配置された場合を示したが、これに限定されるものではなく、非接触が望ましいものの、方向安定性を高めるために摩擦力の影響を受けない程度に案内部材を設けてもよい。
上記実施形態においては、像振れ補正装置について示したが、撮像用の複数のレンズを含む撮像レンズユニットにおいて、上記構成をなす像振れ補正装置を含む構成を採用してもよい。
これによれば、撮像用の複数のレンズが光軸方向に配置された構成において、上記の像振れ補正装置を含むことで、可動保持部材20に保持される補正用のレンズGが適宜駆動されて、手振れ等による像振れを円滑にかつ高精度に補正することができる。すなわち、撮像用の複数のレンズに加えて、上記の像振れ補正機能を追加した撮像レンズユニットを提供することができる。
上記実施形態においては、像振れ補正装置について示したが、光量を制御する光量制御羽根部材と、光量制御羽根部材を駆動する駆動機構とを備えた光量制御装置において、上記構成をなす像振れ補正装置含む構成を採用してもよい。
これによれば、駆動機構により光量制御羽根部材(例えば、絞り開口をもつ絞り羽根、NDフィルタ羽根等)を駆動して光量を適宜調整する絞り機能に加えて、可動保持部材20に保持される補正用のレンズGが適宜駆動されて、手振れ等による像振れを円滑にかつ高精度に補正することができる。すなわち、光量制御機能に加えて、上記の像振れ補正機能を追加した光量制御装置を提供することができる。
以上述べたように、本発明の像振れ補正装置は、構造の簡素化、レンズの光軸方向における装置の小型化及び薄型化等を達成しつつ、摩擦力あるいは弾性反力等による駆動負荷を抑えて、手振れ等による像振れを高精度に補正することができるため、デジタルカメラや銀塩フィルム式カメラのレンズ鏡筒において適用できるのは勿論のこと、携帯電話機、携帯型音楽プレーヤ等の携帯情報端末機に搭載されるカメラユニット、あるいはその他の携帯型の光学機器等においても有用である。
本発明に係る像振れ補正装置の一実施形態を示す分解斜視図である。 図1に示す像振れ補正装置においてカバー部材を省略した平面図である。 図1に示す像振れ補正装置の断面図である。 図1に示す像振れ補正装置の主要部分を示す透視平面図及び部分断面図である。 図1に示す像振れ補正装置の動作を説明するための主要部分を示す透視平面図及び部分断面図である。 図1に示す像振れ補正装置の動作を説明するための主要部分を示す透視平面図及び部分断面図である。 図1に示す像振れ補正装置の動作を説明するための主要部分を示す透視平面図及び部分断面図である。 本発明に係る像振れ補正装置の他の実施形態を示す断面図である。 図8に示す像振れ補正装置の主要部分を示す透視平面図及び部分断面図である。 図8に示す像振れ補正装置の動作を説明するための主要部分を示す透視平面図及び部分断面図である。 図8に示す像振れ補正装置の動作を説明するための主要部分を示す透視平面図及び部分断面図である。 図8に示す像振れ補正装置の動作を説明するための主要部分を示す透視平面図及び部分断面図である。 本発明に係る像振れ補正装置のさらに他の実施形態を示す断面図である。 図13に示す像振れ補正装置の主要部分を示す透視平面図及び部分断面図である。 図13に示す像振れ補正装置の動作を説明するための主要部分を示す透視平面図及び部分断面図である。 図13に示す像振れ補正装置の動作を説明するための主要部分を示す透視平面図及び部分断面図である。 図13に示す像振れ補正装置の動作を説明するための主要部分を示す透視平面図及び部分断面図である。
符号の説明
B ネジ
G レンズ
L 光軸
10 ベース
10a 開口部
11 凹部
11a 底面
12 固定凹部
13 支軸
14 貫通孔
15 ネジ穴
16,17 支軸
18 ネジ穴
20 可動保持部材
20a 嵌合孔
21,22 主面
30 カバー部材
30a 開口部
31 主面
32 押え部
33 嵌合孔
34 円孔
40,40´,40´´ 複数の磁石
41,41´,41´´ ベース磁石
42,42´,42´´ 中間磁石
43,43´ カバー磁石
50 第1駆動機構
51 第1磁石
52 第1コイル
53 第1位置センサ
60 第2駆動機構
61 第2磁石
62 第2コイル
63 第2位置センサ
70 電磁アクチュエータ
71 ロータ
71a 駆動ピン
72 ヨーク
73 ボビン
74 励磁用のコイル
81,82 シャッタ羽根(羽根部材)
81a,82a 円孔
81b,82b 長孔
90 カバー部材
90a 開口部
91 円孔

Claims (7)

  1. 開口部を有するベースと、レンズを保持すると共に前記ベースに対向して配置される可動保持部材と、前記可動保持部材を覆うように前記ベースに固定されると共に開口部を有するカバー部材と、前記ベースと前記カバー部材の間において前記可動保持部材をレンズの光軸に垂直な平面内で移動自在に支持する支持機構と、前記可動保持部材を光軸に垂直な第1方向に駆動する第1駆動機構と、前記可動保持部材を光軸に垂直な第2方向に駆動する第2駆動機構と、を備えた像振れ補正装置であって、
    前記支持機構は、前記ベースと前記カバー部材の間において、前記可動保持部材を磁石の反発力により支持する複数の磁石を含む、
    ことを特徴とする像振れ補正装置。
  2. 前記ベース、前記可動保持部材、及び前記カバー部材は、光軸方向において相互に対向する面が平面に形成され、
    前記複数の磁石は、光軸方向において扁平な略矩形状に形成されている、
    ことを特徴とする請求項1に記載の像振れ補正装置。
  3. 前記複数の磁石は、前記ベースの開口部の周りに配置された少なくとも3つのベース磁石と、前記カバー部材の開口部の周りにおいて前記ベース磁石と光軸方向において対向するように配置された少なくとも3つのカバー磁石と、前記ベース磁石と前記カバー磁石の間に挟まれる位置において前記可動保持部材に設けられた少なくとも3つの中間磁石と、を含む、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の像振れ補正装置。
  4. 前記第1駆動機構は、前記ベースに固定された第1コイルと、前記可動保持部材に固定された第1磁石と、前記カバー部材に固定された第1位置センサとを含み、
    前記第2駆動機構は、前記ベースに固定された第2コイルと、前記可動保持部材に固定された第2磁石と、前記カバー部材に固定された第2位置センサとを含む、
    ことを特徴とする請求項1ないし3いずれかに記載の像振れ補正装置。
  5. 前記ベースには、前記開口部を開閉する羽根部材と、前記羽根部材を開閉駆動する電磁アクチュエータが設けられている、
    ことを特徴とする請求項1ないし4いずれかに記載の像振れ補正装置。
  6. 撮像用の複数のレンズを含む撮像レンズユニットにおいて、
    請求項1ないし5いずれか一つに記載の像振れ補正装置を含む、
    ことを特徴とする撮像レンズユニット。
  7. 光量を制御する光量制御羽根部材と、前記光量制御羽根部材を駆動する駆動機構と、を備えた光量制御装置において、
    請求項1ないし5いずれか一つに記載の像振れ補正装置を含む、
    ことを特徴とする光量制御装置。
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