JP2010085448A - 像振れ補正装置、撮像レンズユニット、及びカメラユニット - Google Patents
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Abstract
【解決手段】光軸方向に開口する開口部101を有する平板状のベース100、レンズを保持すると共にレンズの光軸に垂直な平面内で移動自在に支持された平板状の可動保持部材110、可動保持部材を光軸に垂直な第1方向に駆動するべく第1磁石及び第1コイルを含む第1駆動機構130、可動保持部材を光軸に垂直な第2方向に駆動するべく第2磁石及び第2コイルを含む第2駆動機構140、可動保持部材の位置を検出する検出手段170,180を備え、可動保持部材110はベースに隣接して移動自在に支持され、第1駆動機構130及び第2駆動機構140はレンズの光軸と直交する第1直線S1に対して線対称となる位置に配置されている。これによれば、装置の小型化及び薄型化を達成しつつ、手振れ等によるレンズの光軸のずれを高精度に補正することができる。
【選択図】図6
Description
また、第2駆動装置は第2可動部材だけを駆動するものの、第1駆動装置は第1可動部材だけでなく第2可動部材及び第2案内軸も一緒に駆動する必要があるため、第1可動部材だけを駆動する場合に比べてより大きな駆動力を発生しなければならず、第1駆動装置の大型化を招く。
さらに、第1駆動装置の駆動負荷と第2駆動装置の駆動負荷が異なるため、レンズを光軸に垂直な平面内で位置決めするための駆動制御が容易ではない。
また、ベースと可動部材は連結されていても、コイルを保持する固定枠は一体的に連結されていないため、像振れ補正装置としてモジュール化することができず、取り扱いが不便であると共に、一つの部材(例えばベース)を基準として、可動部材の第1磁石及び第2磁石と固定枠の第1コイル及び第2コイルをそれぞれ位置合わせすることができず、装置の組付け作業が面倒である。
さらに、第1駆動手段(の第1磁石及び第1ヨーク)と第2駆動手段(の第2磁石及び第2ヨーク)が、レンズに対して可動部材の片側にのみ配置されているため、第1駆動手段及び第2駆動手段は、レンズに対して対称的にではなく可動部材の一方側にのみ駆動力を及ぼすことになり、可動部材の傾斜すなわちレンズの傾斜を助長する傾向にある。
この構成によれば、第1駆動機構及び第2駆動機構の駆動力により、可動保持部材は、ベースに対して光軸に垂直な平面内で二次元的に移動させられ、手振れ等による像振れを高精度に補正することができる。
ここで、第1駆動機構及び第2駆動機構は、二段構成ではなく一つの可動保持部材を駆動すればよく、又、一つの可動保持部材に保持されたレンズの光軸と直交する第1直線に対して線対称に配置されているため、各々が受ける駆動負荷は同一であり、レンズを挟んで両側に駆動力を及ぼすため、可動保持部材を光軸に垂直な平面内において安定して円滑に駆動することができる。
さらに、可動保持部材が、ベースに隣接して移動自在に支持されているため、光軸方向における可動保持部材とベースの間隔を狭めることができ、光軸方向における装置の薄型化を達成することができる。
この構成によれば、可動保持部材とベースとがお互いに付勢バネで付勢されて、一方に形成された突起を他方に形成された受け面で摺動自在に受けることで、可動保持部材がベースに対して移動自在に支持されているため、構造の簡素化、部品点数の削減を達成しつつ、光軸方向における装置の薄型化を達成することができる。
この構成によれば、可動保持部材を第2直線の方向に長尺な形状とした場合に、第1コイル及び第2コイルを傾斜させることで、第1直線の方向において可動保持部材の寸法を小さくすることができ、光軸に垂直な方向における装置の小型化及び薄型化等を達成することができる。
この構成によれば、可動保持部材は、その円筒部がベースの開口部に挿入されかつ両側の平板部が光軸方向においてベースと隣接して対向するように配置されるため、複数のレンズを保持する場合であっても、可動保持部材をベースにより近付けて配置することができ、光軸方向において装置を薄型化することができる。
この構成によれば、レンズを保持する可動保持部材に第1コイル及び第2コイルを固定しているため、レンズの仕様(枚数、重さ等)に応じて第1コイル及び第2コイルの巻数等を変更する場合に、仕様に応じてモジュール化することができる。
この構成によれば、ベースに対して第1ヨーク及び第2ヨークを設けることで、第1駆動機構及び第2駆動機構の駆動負荷を増加させることなく、磁気効率を高めることができる。
この構成によれば、第1ヨーク及び第2ヨークが光軸方向において両側に配置される(又は両側に配置されると共に各ヨークの中心が第2直線上にある)ため、磁気効率をさらに高めることができる。
この構成によれば、撮像用の複数のレンズが光軸方向に配置された構成において、上記の像振れ補正装置を含むことで、可動保持部材に保持される補正用のレンズが適宜駆動されて、手振れ等による像振れを円滑にかつ高精度に補正することができる。
すなわち、撮像用の複数のレンズに加えて、上記の像振れ補正機能を追加した撮像レンズユニットを提供することができる。
この構成によれば、撮像素子を含むカメラユニットにおいて、上記の像振れ補正装置を含むことで、可動保持部材に保持される補正用のレンズが適宜駆動されて、手振れ等による像振れを円滑にかつ高精度に補正することができ、撮像素子により良好が撮影画像を得ることができる。
図1ないし図13は、本発明に係る像振れ補正装置の一実施形態を示すものであり、図1は像振れ補正装置が組み込まれたカメラユニットを搭載した携帯情報端末機を示す斜視図、図2はカメラユニットを示す斜視図、図3はカメラユニットのシステム図、図4はカメラユニットの断面図、図5は像振れ補正装置の斜視図、図6は像振れ補正装置の分解斜視図、図7は像振れ補正装置の断面図、図8及び図9は像振れ補正装置の一部を省略した斜視図、図10は像振れ補正装置の一部を省略した平面図、図11は像振れ補正装置に含まれる可動保持部材のベースと対向する側の面を示す図、図12は像振れ補正装置に含まれるベースの平面図、図13は像振れ補正装置の動作を説明する平面図である。
プリズム20は、図2及び図3に示すように、ユニットケース10の突出部11に収容されて、撮影窓P4から進入する被写体光の光軸L1を直角に屈曲させて光軸方向L2に導くようになっている。
レンズG1は、図2及び図3に示すように、光軸方向L1,L2においてプリズム20の後方に配置され、ユニットケース10の保持部12に固定されている。
すなわち、第1可動レンズ群30は、レンズ保持部材31、ガイドシャフト61にガイドされる被ガイド部32、回り止めシャフト62に摺動自在に係合されて光軸L2回りの回転が規制される被規制部33、リードスクリュー63に螺合されたナット65が当接するU字状係合部34等を備えている。
フィルタ40は、赤外線カットフィルタあるいはローパスフィルタ等であり、図2及び図3に示すように、光軸方向L2においてレンズG6の後方に配置され、ユニットケース10の保持部14に固定されている。
CCD50は、図2及び図3に示すように、光軸方向L2においてフィルタ40の後方に配置されて、ユニットケース10の保持部15に固定されている。
そして、像振れ補正装置Mは、図5ないし図7に示すように、ベース100、可動保持部材110、付勢バネ120、第1磁石131,第1コイル132,第1ヨーク133,134を含む第1駆動機構130、第2磁石141,第2コイル142,第2ヨーク143,144を含む第2駆動機構140、フレキシブル配線板150、ヨーク保持部材160、検出手段としての第1位置センサ170及び第2位置センサ180等を備えている。
嵌合孔102(及び嵌合孔102´)は、図12に示すように、第2直線S2と45度をなす直線S3の方向に長尺でかつ直線S3に垂直な直線S4´の方向に幅狭い略矩形状に形成されている。
嵌合孔103(及び嵌合孔103´)は、図12に示すように、第2直線S2と45度をなす直線S4の方向に長尺でかつ直線S4に垂直な直線S3´の方向に幅狭い略矩形状に形成されている。
そして、嵌合孔102(及び嵌合孔102´)と嵌合孔103(及び嵌合孔103´)は、図12に示すように、直線S1に対して線対称に形成されている。
すなわち、第1磁石131及び第1ヨーク133と第2磁石141及び第2ヨーク143は、ベース100上において、直線S1に対して線対称に配置されている。
嵌合孔113(及び嵌合孔115)は、図10及び図11に示すように、第2直線S2と45度をなす直線S4の方向に長尺でかつ直線S4に垂直な直線S3´の方向に幅狭い略矩形状に形成されている。
そして、嵌合孔112(及び嵌合孔114)と嵌合孔113(及び嵌合孔115)は、図10及び図11に示すように、直線S1に対して線対称に形成されている。
すなわち、第1コイル132及び第1位置センサ170と第2コイル142及び第2位置センサ180は、可動保持部材110上において、直線S1に対して線対称に配置されている。
そして、図11に示すように、嵌合孔112の周りに形成された2つの突起118は、直線S3に対して線対称に配置され、嵌合孔113の周りに形成された2つの突起118は、直線S4に対して線対称に配置されている。
上記のように、可動保持部材110とベース100とは、付勢バネ120によりお互いに付勢されて、突起118が受け面108に摺動自在に当接して支持されているため、構造の簡素化、部品点数の削減を達成しつつ、光軸方向L2における装置の薄型化を達成することができる。
開口部161は、可動保持部材110が駆動される範囲内において、円筒部110aが非接触にて通過し得る内径寸法に形成されている。
第1磁石131は、図12に示すように、直線S3の方向に長尺な矩形形状に形成されて、ベース100の嵌合孔102に嵌合されて固定されている。そして、第1磁石131は、直線S3を通る面を境にN極とS極とに着磁されている。
第1コイル132は、図10に示すように、直線S3の方向に長軸及び直線S4´の方向に短軸をもつ略楕円環状をなすように形成されて、可動保持部材110の嵌合孔112に嵌合されて固定されている。そして、第1コイル132は、その中心C1が直線S2上に位置するように、かつ、その長軸が第2直線S2に対して45度の傾斜角度をなすように配置されている。
第1ヨーク133は、第1磁石131に接触した状態で第1磁石131と同等以上の面積をなし直線S3の方向に長尺な矩形形状に形成されて、図7に示すように、ベース100の嵌合孔102´に嵌合されて固定されている。
第1ヨーク134は、第1コイル132よりも大きい面積をなす矩形の平板状に形成されて、第1コイル132と光軸方向L2において所定隙間をおいて配置され、ヨーク保持部材160の嵌合孔162に嵌合されて固定されている。
第1ヨーク133は、第1磁石131及び第1コイル132と協働して磁気回路を形成するものであり、ベース100(の嵌合孔102´)に固定されているため、第1駆動機構130の駆動負荷を増加させることなく、磁気効率を高めることができる。
また、第1ヨーク134が、第1ヨーク133と協働して、光軸方向L2において第1磁石131及び第1コイル132を挟むように(すなわち、第1ヨーク133,134が両側に)配置されているため、磁気効率をさらに高めることができる。
第2磁石141は、図12に示すように、直線S4の方向に長尺な矩形形状に形成されて、ベース100の嵌合孔103に嵌合されて固定されている。そして、第2磁石141は、直線S4を通る面を境にN極とS極とに着磁されている。
第2コイル142は、図10に示すように、直線S4の方向に長軸及び直線S3´の方向に短軸をもつ略楕円環状をなすように形成されて、可動保持部材110の嵌合孔113に嵌合されて固定されている。そして、第2コイル142は、その中心C2が直線S2上に位置するように、かつ、その長軸が第2直線S2に対して45度の傾斜角度をなすように配置されている。
第2ヨーク143は、第2磁石141に接触した状態で第2磁石141と同等以上の面積をなし直線S4の方向に長尺な矩形形状に形成されて、図7に示すように、ベース100の嵌合孔103´に嵌合されて固定されている。
第2ヨーク144は、第2コイル142よりも大きい面積をなす矩形の平板状に形成されて、第2コイル142と光軸方向L2において所定隙間をおいて配置され、ヨーク保持部材160の嵌合孔163に嵌合されて固定されている。
第2ヨーク144は、第2磁石141及び第2コイル142と協働して磁気回路を形成するものであり、ベース100(の嵌合孔103´)に固定されているため、第2駆動機構140の駆動負荷を増加させることなく、磁気効率を高めることができる。
また、第2ヨーク144が、第2ヨーク143と協働して、光軸方向L2において第2磁石141及び第2コイル142を挟むように(すなわち、第2ヨーク143,144が両側に)配置されているため、磁気効率をさらに高めることができる。
また、第1コイル132及び第2コイル142は、各々の中心C1,C2がレンズG3,G4,G5の光軸L2及び第1直線S1に直交する第2直線S2上に位置するように配置され、又、各々の長軸が、第2直線に対して所定の傾斜角度をなすように配置されているため、可動保持部材110を第2直線S2の方向に長尺な形状とした場合に、第1コイル132及び第2コイル142を傾斜させることで、第1直線S1の方向において可動保持部材110の寸法を小さくすることができ、可動保持部材20を光軸L2に垂直な平面内において安定して円滑に駆動することができると共に、光軸L2に垂直な方向(第1直線S1の方向)における装置の小型化及び薄型化等を達成することができる。
さらに、第1磁石131及び第2磁石141はベース100に固定され、第1コイル132及び第2コイル142は可動保持部材110に固定されている、すなわち、レンズG3,G4,G5を保持する可動保持部材110に第1コイル132及び第2コイル142を固定しているため、レンズの仕様(枚数、重さ等)に応じて第1コイル132及び第2コイル142の巻数等を変更する場合に、仕様に応じてモジュール化することができる。
そして、フレキシブル配線板150は、ユニットケース10内を屈曲自在に配設されて、駆動回路85及び位置検出回路86に電気的に接続されている。
また、図13(a)に示すように、ベース100の開口部101の中心と可動保持部材110上のレンズG3,G4,G5の光軸L2とが一致している状態から、一例として可動保持部材110(レンズG3,G4,G5)を下方にシフトさせる場合は、第1駆動機構130に第1方向(直線S4´の方向)の斜め下向きに駆動力を発生させ、又、第2駆動機構140に第2方向(直線S3´の方向)の斜め下向きに駆動力を発生させる。これにより、可動保持部材110は、図13(c)に示すように、直線S1の方向の下向きに移動させられる。
すなわち、この実施形態においては、可動保持部材110´のベース100と対向する側の面において、3つの突起118´が設けられている。
3つの突起118´は、可動保持部材110´がベース100に隣接した状態で移動自在に支持されるべく、ベース100の受け面108に対して摺動自在に当接するように形成されている。
また、上記実施形態においては、複数の突起118,118´を受け面108に常時摺動自在に当接させる手法として、付勢バネ120を採用した場合を示したが、これに限定されるものではなく、付勢力を及ぼさないで両者の離脱を規制する規制機構あるいはガイド機構を採用してもよい。
上記実施形態において、第1コイル132及び第2コイル142は、略楕円形状に形成したものを示したが、これに限定されるものではなく、直線部を含む長辺及び短辺からなる略矩形の環状に規制されたものを採用してもよい。
これによれば、撮像用の複数のレンズが光軸方向に配置された構成において、上記の像振れ補正装置を含むことで、可動保持部材20に保持される補正用のレンズG3,G4,G5が適宜駆動されて、手振れ等による像振れを円滑にかつ高精度に補正することができる。すなわち、撮像用の複数のレンズに加えて、上記の像振れ補正機能を追加した撮像レンズユニットを提供することができる。
P 携帯情報端末機
P1 筐体
P2 表示部
P3 操作ボタン
P4 撮影窓
U カメラユニット
10 ユニットケース
11 突出部
12,13,14,15 保持部
20 プリズム
G1,G2,G3,G4,G5,G6 レンズ
30 第1可動レンズ群
31 レンズ保持部材
32 被ガイド部
33 被規制部
34 U字状係合部
40 フィルタ
50 CCD
60 第1駆動ユニット
61 ガイドシャフト
62 回り止めシャフト
63 リードスクリュー
64 モータ
65 ナット
66 コイルスプリング
70 第2駆動ユニット
71 ガイドシャフト
72 回り止めシャフト
73 リードスクリュー
74 モータ
75 ナット
76 コイルスプリング
80 制御システム
81 マイクロコンピュータ
82,83 モータ駆動回路
84 CCD駆動回路
85 駆動回路
86 位置検出回路
87 角速度検出回路
M 像振れ補正装置
S1 第1直線
S2 第2直線
S3 直線
S3´ 直線(第2方向)
S4 直線
S4´ 直線(第1方向)
100 ベース
101 開口部
102,102´,103,103´ 嵌合孔
104 被ガイド部
105 被規制部
106 U字状係合部
107 掛止部
108 受け面
110,110´ 可動保持部材
110a 円筒部
111 平板部
112,113,114,115 嵌合孔
117 掛止部
118,118´ 突起
120 付勢バネ
130 第1駆動機構
131 第1磁石
132 第1コイル
133,134 第1ヨーク
140 第2駆動機構
141 第2磁石
142 第2コイル
143,144 第2ヨーク
150 フレキシブル配線板
151,152 接続部
160 ヨーク保持部材
161 開口部
162,163 嵌合孔
170 第1位置センサ(検出手段)
180 第2位置センサ(検出手段)
Claims (9)
- 開口部を有する略平板状のベースと、
レンズを保持すると共にレンズの光軸に垂直な平面内で移動自在に支持された略平板状の可動保持部材と、
前記可動保持部材を光軸に垂直な第1方向に駆動するべく第1磁石及び第1コイルを含む第1駆動機構と、
前記可動保持部材を光軸に垂直な第2方向に駆動するべく第2磁石及び第2コイルを含む第2駆動機構と、
前記可動保持部材の位置を検出する検出手段と、を備え、
前記可動保持部材は、前記ベースに隣接して移動自在に支持され、
前記第1駆動機構及び第2駆動機構は、前記レンズの光軸と直交する第1直線に対して線対称となる位置に配置されている、
ことを特徴とする像振れ補正装置。 - 前記可動保持部材及びベースの一方は、光軸方向に突出する複数の突起を有し、
前記可動保持部材及びベースの他方は、前記突起を摺動自在に受ける受け面を有し、
前記可動保持部材及びベースには、前記突起を前記受け面に向けて付勢する付勢バネが張設されている、
ことを特徴とする請求項1に記載の像振れ補正装置。 - 前記第1コイル及び第2コイルは、長軸及び短軸をもつ略楕円環状をなすように形成されると共に、各々の中心がレンズの光軸及び前記第1直線に直交する第2直線上に位置するように配置され、
前記第1コイルの長軸及び第2コイルの長軸は、前記第2直線に対して所定の傾斜角度をなすように配置されている、
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の像振れ補正装置。 - 前記可動保持部材は、レンズを保持する円筒部と、前記円筒部の両側から前記第2直線の方向に延出する平板部とを有し、
前記円筒部は、前記ベースの開口部に非接触にて挿入されている、
ことを特徴とする請求項3に記載の像振れ補正装置。 - 前記第1磁石及び第2磁石は、前記ベースに固定され、
前記第1コイル及び第2コイルは、前記可動保持部材に固定されている、
ことを特徴とする請求項1ないし4いずれかに記載の像振れ補正装置。 - 前記ベースには、前記第1磁石及び第1コイルと協働して磁気回路を形成する第1ヨークと、前記第2磁石及び第2コイルと協働して磁気回路を形成する第2ヨークが、固定されている、
ことを特徴とする請求項1ないし5いずれかに記載の像振れ補正装置。 - 前記第1ヨークは、光軸方向において前記第1磁石及び第1コイルを挟んだ両側に配置され、
前記第2ヨークは、光軸方向において前記第2磁石及び第2コイルを挟んだ両側に配置されている、
ことを特徴とする請求項6に記載の像振れ補正装置。 - 撮像用の複数のレンズを含む撮像レンズユニットにおいて、
請求項1ないし7いずれか一つに記載の像振れ補正装置を含む、
ことを特徴とする撮像レンズユニット。 - 撮像素子を含むカメラユニットにおいて、
請求項1ないし7いずれか一つに記載の像振れ補正装置を含む、
ことを特徴とするカメラユニット。
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