JP2010084400A - 指詰防止具およびこれを装着した折戸 - Google Patents

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Abstract

【課題】折戸の連結部における戸板端部間への指の進入を簡単な構造で確実に防止でき、設置済みの折戸への後付けができ、かつ美観にもすぐれた指詰防止具を提供する。
【解決手段】指詰防止具20は、折戸10の連結支点11bの前方に配設される指詰防止カバー部21と、折り畳み展開が自在な中央折曲部22bを途中に備えた作動部22と、中央折曲部22bより延設され指詰防止カバー部21を前端部に支持した連結支持片25とを備え、作動部22は、連結支持片25を重合し中央折曲部22bで折り畳んだ状態にして、連結部11の前方から間隙13に挿入され、取付部24で戸板12の後面12dに固着されるとともに、その後は、折戸10の開、閉動作に伴って、中央折曲部22bが折戸10の連結支点11bに対し離反、近接するように折り畳み動作をなして、指詰防止カバー部21を折戸10の連結支点11bに対し近接、離反移動させる構造になっている。
【選択図】図1

Description

本発明は、折り畳み自在に連結した折戸の連結部に装着される指詰防止具およびこれを装着した折戸に関する。
折戸は、これを開くときには、隣接する2枚の戸板を連結した連結部が、ガイドレールよりも前方側に突出しながら、各戸板の連結端部の端部間は扇のように開いてゆき、戸板を完全に折り畳むまで開くと2枚の戸板が重なり合って、連結部における両方の端面はガイドレールに直交する方向を向く。一方、折戸を閉じるときには、連結部における2枚の戸板の端部間がはさみのように閉じてゆく。
折戸の連結部は、折戸の開閉によって上記のような動作をするため、従来では、折戸が開いた状態から、連結部における両戸板の端部間を手指で押えながら折戸を閉じようとすれば、狭まってゆく2枚の戸板の端部間に指が挟まれてしまう危険性があった。
また、折戸の連結部は蝶番などの連結部材で戸板が連結された構成とされ、この蝶番のヒンジピンを連結支点として折り畳み自在な構造となっており、この連結支点の上下方向に走る支軸にはわずかな幅間隔の間隙が形成される。特に、折戸が完全に開いた状態から閉状態に移行するまでの間は、連結部における戸板の端部間が開いた状態にあり、その状態では、2枚の戸板の端部の後方角部間に形成される上記間隙が前方に露出されている。この間隙は4〜5mm程度のものであり、大人では閉操作のときに指が挟まれるおそれはほとんどないが、乳幼児などではその間隙に指を挟まれるおそれがあった。
このような連結部における戸板の端部間や、支軸部分の間隙への指詰めを防止するために、種々の指詰防止具やそのような部材を連結部に設けた折戸が、種々提案されている(例えば、特許文献1を参照)。
特許文献1に記載の指詰防止手段は、戸板の端部間に膜のような軟質部材を折り畳み展開自在に介在させたもので、この軟質部材によって、折戸が閉動する際に連結支点の支軸部分にできる上記間隙を前方より遮蔽して、間隙への指の進入を防止する構造となっている。
実開昭63−23482号公報
しかしながら、上記文献記載のものでは、折戸の閉動時の上記間隙への指の進入は防止できても、軟質部材によって連結部における2枚の戸板の端面のすべてを隠す構造とはなっていないため、閉動時のこの端面間で指が挟まれることを完全には防止できない。
さらに、このものでは、折戸が閉じた状態で軟質部材を折り畳み重合した状態で介在させる必要があるため、軟質部材を適切に取り付けるためには折戸を閉じた状態のときに端部間に十分な隙間ができることを必要とする。したがって、隙間幅を十分に有さない既設の折戸への後付けは、ほとんど無理である。
また、このものでは、折戸が閉状態のときに、軟質部材が折り畳まれて収容されている幅広の隙間が前方に露出されるため、見映えはきわめて悪いものと想定される。
本発明は、このような事情を考慮して提案されたもので、その目的は、折戸の連結部における戸板端部間への指の進入を簡単な構造で確実に防止でき、設置済みの折戸への後付けができ、かつ美観にもすぐれた指詰防止具およびこれを装着した折戸を提供することにある。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の指詰防止具は、複数枚の戸板を、折り畳み自在に連結した折戸の連結部に装着される指詰防止具であって、折戸の連結部は、折戸を開いたときに、連結部における戸板の端部間に所定の間隙が形成される構造とされ、次のような構成となっている。
すなわち、この指詰防止具は、折戸の連結支点の前方に配設される指詰防止カバー部と、折り畳み展開が自在な中央折曲部を途中に備え、かつ戸板の後面に取り付けるための取付部を両側部に備えた作動部と、作動部の中央折曲部より平板状に延設され、指詰防止カバー部を前端部に固定、支持した連結支持片とを備えた構造とされ、作動部は、連結支持片が該作動部に挟まれて重合するように中央折曲部で折り畳んだ状態にして、折戸の連結部の前方から間隙に挿入され、作動部の取付部が、折戸の連結部において連結された2枚の戸板のそれぞれの後面に固着される構造になっているとともに、取付部が固着された後は、折戸の開、閉動作に伴って、中央折曲部が折戸の連結支点に対し離反、近接するように折り畳み動作をなし、これに伴って連結支持片を後、前に移動させて、指詰防止カバー部を折戸の連結支点に対し近接、離反移動させる構造になっていることを特徴とする。
請求項2に記載の指詰防止具は、作動部と、前記指詰防止カバー部と、前記連結支持片とが一体に成形されている。
請求項3に記載の指詰防止具は、作動部が中央折曲部を中央に有した作動片本体と、作動片本体の両端より延設されたシート状の一対の取付片よりなる取付部とより構成され、作動部が間隙に挿入される際には、一対の取付片が作動片本体の外側にさらに折り畳み重合される構成としている。
請求項4に記載の折戸は、複数枚の戸板を、折り畳み自在に連結させた連結部を有し、開いたときに、該連結部における戸板の端部間に所定の間隙が形成される折戸であって、請求項1〜3のいずれか1項に記載の指詰防止具を装着している。
本発明の指詰防止具および折戸によれば、折戸の閉動作に伴って、指詰防止具の作動部の中央折曲部が折戸の連結支点に対し近接するように折り畳み動作をなし、これに伴って指詰防止カバー部が折戸の連結支点に対し離反移動する構造になっているため、折戸の閉動作中に狭まってゆく戸板の端部間において、指詰防止カバー部が徐々に突出してゆく。そのため、折戸の閉操作時における戸板の端部間への指の進入を確実に防止できる。さらに、指詰防止カバー部で連結部の前方を隠す構成であるため、美観にもすぐれている。
また、この指詰防止具によれば、連結支持片を作動部に挟まれて重合するように中央折曲部で折り畳んだ状態にして、連結支点にできる戸板間の間隙に挿入して取付できる構成であるため、工場や現場などでの折戸への組付けが簡易に行え、既設の折戸への後付けも容易に行える。さらに、この指詰防止具は折戸への装着の際に、作動部と指詰防止カバー部と連結支持片とを一体にしておけば、部材を個別に装着したり、装着した後に部材間を結合したりする必要がなく、取付の手間がかからない。また、指詰防止具は指詰防止カバー部が一体化されているため、指詰防止カバー部を正しく簡易に位置決めでき、そのように指詰防止カバー部位置決めすることで指詰防止具を適切に配設することができる。
また、作動部と指詰防止カバー部と連結支持片とが一体成形された指詰防止具によれば、指詰防止具を安価に製造でき、折戸の製造コストも抑えられる。また、指詰防止具を一部材より構成できるので、取り扱いや保管など管理上の手間がほとんどかからない。
ついで、指詰防止具を折戸に装着する際にシート状の取付片を作動部本体の外側にさらに折り畳み重合するものでは、取付片を幅広にしても装着作業が容易に行える。また、取付片を大きくできるので、指詰防止具を戸板の後面に頑丈に固着できる。
以下に、本発明の実施形態について添付図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の指詰防止具および折戸の第1の実施形態を示す図であり、折戸の設置状態を示す横断面図、および図中のX2に相当する箇所(折戸の連結部)の拡大部分横断面図であり、図2は図1のY1方向から見た折戸を閉じた状態の折戸の正面図、図3は図1のY2方向から見た折戸の背面図である。図4は、同指詰防止具の部分斜視図である。
この折戸10は、クローゼットの扉や、相互に隣接する居室間の開閉可能な間仕切りとして使用される。図例のものは、連結された一対の戸板12,12よりなる2組の折戸10,10が、敷居3に敷設されたガイドレール4上に、開閉移動可能に取り付けられている。
より具体的には、折戸10を構成する2枚の戸板12は、隣り合う端部12aが蝶番11aで回動可能に連結されているとともに、一方の戸板12の他方の端部12bが、柱1に取り付けた縦枠2にヒンジ結合され、他方の戸板12の他方の端部12bがレール4上に走行可能に取り付けられている。
このように、一方の戸板12を縦枠2にヒンジ結合したものでは、他方の戸板12をレール4上で移動させる場合には、蝶番11aによって、連結部11が移動しながら折戸10は開閉される。
なお、本発明の折戸は、折戸10を構成するいずれの戸板12もが縦枠2にヒンジ結合されず、両戸板12ともにレール4上を移動するものにも適用が可能である。また、折戸は一対の戸板よりなるものに限定されず、複数対が連結されたものであってもよい。その場合、レール4上でも戸板同士が連結されるが、その連結部は本明細書でいう連結部11には含まれない。
折戸10を構成する各戸板12においては、連結部11で連結され、開動作のときに突出する端部12aには、突出方向側の戸板12の前方角部12abが面取りされ、端面12aaには傾斜した面取り部12acが形成されている。折戸10が閉じているときには、2枚の戸板12には、面取り部12acが隣り合うことによって、戸板12の前面12cに上下に走る、断面視でV字状に漸開した縦溝14が形成される。なお、本明細書および特許請求の範囲では、折戸10の開操作により連結部11が突出する方向を前方と呼び、その反対方向を後方と呼ぶ。
また、連結部11の構成部材である蝶番11aは、2枚の戸板12の後面12dに、戸板12の一部を掘り込んで取り付けられ、その蝶番11aのヒンジピンが、連結部11において2枚の戸板12を折り畳み自在とした連結支点11bを構成する。
この蝶番11aは、本実施形態では図3に示すように、上下方向の上、下、中央の3箇所に取り付けられており、図1の拡大図に示すように、この蝶番11aをスムースに動作させるために、折戸10がある程度開いた状態では、2枚の戸板12の端部12a(後方角部12ad)間には、連結支点11bによってできる所定の間隙13が形成される。
さらに、この連結部11には、上記間隙13を通って、その前方と後方とに跨るように指詰防止具20が配設、固定されている。この指詰防止具20は、連結部11近傍の戸板12の後面12dで両端が固定されるシート状の作動部22と、この作動部22の中央折曲部22bより前方に向かうように平板状に延設された連結支持片25と、その連結支持片25の前端部に固定、支持された指詰防止カバー部21とを含んで構成される。
この作動部22は、中央折曲部22bで折り畳み展開可能となった作動部本体22aと、その両端に配された一対の取付片24とより構成されている。この一対の取付片24は、作動部本体22の両端に位置する取付折曲部22cを介して設けられ、2枚の戸板12のそれぞれの後面12dに固着するために平板状に形成されている。図1の拡大横断面図に示すように、折戸10が開いた状態では、この作動部22は、V字形状の作動部本体22aと、その両側の一対の取付片24とでW字形状をなしている。
なお、作動部22の取付部は平板状の取付片24に限られず、取り付けた後に作動部本体22aの中央折曲部22bが動作可能となるように固定できるものであれば、他の構造であってもよい。また、作動部を取り付けた状態でW字形状をなさず、取付片24が図1の例とは反対方向に折れ曲がって取り付けられるような取付態様であってもよい。
また、指詰防止カバー部21は、ガイドレール4に略平行な平板形状をなし、前方にわずかに突出するように湾曲しており、裏側の中央位置で連結支持片25に連結、支持されている。また、この指詰防止カバー部21の両端には、裏側に小半円柱状に突出した突起部21aが形成されている。
指詰防止カバー部21は、後述するように、折戸10と作動部22の協働によって、折戸10の開動作に伴って連結支点11bに対し相対的に後に移動する一方、折戸10の閉動作に伴って連結支点11bに対し相対的に前に移動し、その移動中において、その両端の突起部21aが戸板12の端面12aaに近接あるいはわずかに接触しながら動作するが、突起部21aの周面が曲面形状とされているため、戸板の端面を傷めるおそれはほとんどない。
この指詰防止具20は、2枚の戸板12の連結部11を指詰防止カバー部21によって前方より覆って指の進入を防止するものであるが、本実施形態では、折戸10の全高にわたって設けたものではなく、図2,3に示すように、乳幼児等の指の進入が十分に防止できるように、幼児の身長に合わせて、戸板12の下端位置から、中央よりやや高い位置までに対応した長さのものが配設されている。
図2の正面図に示すように、指詰防止カバー部21は指詰防止具20の全長にわたって途切れることなく形成されており、戸板12の端部12aの面取り部12acによって形成される縦溝14を隠すように、折戸10の連結部11の前方に表れている。また図3の背面図に示すように、折戸10の後方には蝶番11aが取り付けられているため、作動部22は蝶番11aの取付箇所を除く部位に取付できるように部分的に形成されている。
本実施形態では、指詰防止具20は、指詰防止カバー部21、取付部24を含む作動部22、連結支持片25が樹脂等で一体成形されており、蝶番11aの取付位置に応じて作動部22と連結支持片25とを適宜切り取って使用することが望ましい。図2,3に示した指詰防止具20は、図4に示すように、指詰防止具20の上端部などで、作動部(取付片を含む)と連結支持片とが切り取られている。
この指詰防止具20の作動部22は、薄板状の樹脂シート体よりなり、折戸10に取り付けず、なんらの外力も加えない状態では、V字形状の作動部本体22aと、その両端より延設された一対の取付片24とが平面視でW字形状をなしている。つまり作動部22は、外力を加えない状態では、連結支持片25が延設された作動部本体22aの中央折曲部22bと、作動部本体22aと両側の取付片24との間の一対の取付折曲部22cとの3箇所で折れ曲がっている。
これらの折曲部22b、22cは、指詰防止具20が樹脂で一体成形されているため、作動部22に外力が付加されると折曲角度(折曲部の両片のなす角度。以下同様)が変動する一方、外力を取り除くと復帰弾性力によってもとの状態に戻る。つまり、この作動部22は、図4の矢印Aに示すように一対の取付片24の両側より押圧すると、折曲部22b、22cの折曲角度が徐々に小さくなり、作動部22は折り畳んだ状態となる一方、矢印Bに示すように一対の取付片24の両側を引き伸ばすと、折曲部22b、22cの折曲角度が徐々に大きくなり、作動部22は展開された状態となる。作動部22のこれら3箇所の折曲部22b、22cを除く平板部は、上記のような外力によってもほとんど変形されない。なお、指詰防止具は、上記のような外力を加えて折り畳んだり展開したりしても復帰弾性力が生じないものでもよく、少なくとも作動部本体22aの中央折曲部22bを除く平板部がある程度の不撓性を有していればよい。
これらの折曲部22b、22cのうち作動部本体22aの中央に形成されている中央折曲部22bは、指詰防止具20を折戸10に取り付けた後には、折戸10の開閉動作に伴って動作し、指詰防止カバー部21を前後に移動させるための連結作動部23を構成する。また、作動部本体22aと両取付片24との間の一対の取付折曲部22cは、折戸10の開閉動作に伴って上記連結作動部23を移動させるための動作支点を構成する。つまり、指詰防止具20を折戸10に取り付けることで、この連結作動部23と、両取付折曲部22cと、連結支点11bとよりなる四角形によってパンタグラフ状の機構(以下、パンタグラフ機構という。)が形成される。
図5〜7は、折戸10の閉動時の連結部11の状態遷移(図1のX1の状態からX2の状態を経て全閉(図1中の左側の折戸の状態X3に相当する)状態までの遷移)を、図順にしたがって時系列に示した連結部11の部分横断面図である。なお、これらの図では、指詰防止具取付用のビスの図示も省略している。
折戸10がほぼ全開した状態では、2枚の戸板12が重なり合うように折り畳まれ、端部12aの端面12aaが前方を向いている。指詰防止具20の作動部22は、それらの戸板12に挟まれて折戸10と同様に折り畳まれている一方、指詰防止カバー部21は、2枚の戸板12の端面12aaに近接した位置に配置されている(図5(a)を参照)。なお、指詰防止具20は、後述する装着方法によって、図5(a)で示した位置に位置決めされて装着されることが望ましい。
その後、折戸10を徐々に閉じてゆくと、折戸10の閉動作に伴って、作動部22の3つの折曲部22b、22cが開いて作動部22が展開してゆき、それとともに、パンタグラフ機構を形成している菱形形状に近い四角形は、縦長の状態から横長の状態へと変形してゆく(図5(b)、図6、図7を参照)。つまり、作動部22の連結作動部23は折戸10の閉動作に伴って連結部11の連結支点11bに近接する動作をなす。
このように、作動部22の連結作動部23(中央折曲部22b)が連結支点11bに近づいてゆくことで連結支持片25が前方に押し出され、それに伴って連結支持片25の前端部に設けた指詰防止カバー部21も、狭まってゆく2枚の戸板の端面12aaに挟まれるように前方に突出してゆき、折戸10が全閉すると、2枚の戸板12の面取り部12acで形成された縦溝14を左右に跨ぐように、戸板12の前面12dに近接する位置で停止する(図5(b)、図6、図7を参照)。
以上のように、指詰防止カバー部21は折戸10の閉動作中において、開き度合いが徐々に狭まってゆく戸板12の端面12aa間を塞ぐように、指詰防止カバー部21の両端が両戸板12の端面と近接し、あるいはわずかに接触しながら擦り動いてゆく。そのため、連結支点11bにできる間隙13を含む端部間の危険空間への指の進入を確実に防止できる。
また、折戸10が全閉状態では、指詰防止カバー部21が面取り部12acによってできる縦溝14を前方より覆うので見映えもよい。折戸10の全高にわたって指詰防止カバー部21を設ければ、全閉時には縦溝14が隠れる箇所と露出される箇所とが混在して表面に表れないため、指詰防止具20によって美観が損なわれることはほとんどない。
さらに、この指詰防止具20によれば、一体に形成されているため、一部材を連結部11に付加するだけで安全な折戸10を構成することができる。また、樹脂等で一体成形すれば、指詰防止具20自体を安価に製造でき、また一部材で構成しているので保管や在庫管理に手間がかからない。なお、作動部(取付片を含む)のみ、あるいは作動部と連結支持片とを一体に形成してもよい。その場合も作動部の取付は簡易に行え、製造コストを抑えられる。
また、指詰防止具20は、上記のような理由から樹脂により一体成形することが望ましいが、平板状の不撓性の4部材をシートで覆って、3箇所で折曲自在に形成したW字形の一体シート体で構成してもよい。
なお、本実施形態の指詰防止具20は、弾性樹脂で一体成形されたものであるため、折り畳み展開によって折戸の開閉動作に抗する復帰弾性力を生じるが、それらの復帰弾性力は折戸を開から閉に、あるいは閉から開に復帰させるものでないことはいうまでもない。
一方、折戸10の開動作については図示を省略しているが、開動作中では指詰防止具20は閉動作とは逆の動作をする。すなわち、指詰防止具20は、折戸10の開動作に伴って、パンタグラフ機構が動作して、連結支持片25が端部12a間を後方に移動するとともに、指詰防止カバー部21が折戸10の連結支点11bに対し近づくように移動する。
以上のように、本実施形態の指詰防止具20を使用すれば、指詰防止折戸を簡易に製造できるが、さらに指詰防止対策がなされていない既設の折戸へ後付けすることも容易にできる。図8,9は、本指詰防止具の折戸の連結部への取付手順を示す概略部分横断面図であり、取付手順を図8(a)、(b)、図9(a)、(b)、(c)の順に時系列に示している。
指詰防止具10を取り付ける際には、まず2枚の戸板12の後方角部12ad間に十分な間隙13ができるように、折戸10を開いた状態にしておく。一方、その折戸10に装着する指詰防止具20は、蝶番11aの取付位置に合わせてあらかじめ作動部22と連結支持片25の一部を切り取っておき、その作動部22を3つの折曲部22b、22cで折り畳んで、連結支持片25を2つに折れ曲がった作動部本体22aで挟み込み、さらにその外側に一対の取付片24を折り畳み重合させて、5層の板材よりなる重合板体30を形成しておく(図8(a)を参照)。
指詰防止具20は、この重合板体30が連結支点11bにできる間隙13に挿入できるように、作動部本体22、取付片24、連結支持片25のそれぞれは所定の厚さに形成されている。なお、重合板体30の厚さが間隙13よりも薄いものが望ましいが、弾性変形させて挿入できるものであれば、同程度の厚さあるいは重合板体30のほうがやや厚いものであってもよい。
指詰防止具20は、図4の説明において先述したように、作動部22が復帰状態でW字形のものを使用するため、取付片24の外側より挟持部材(不図示)などで挟み込んで弾性力を付勢させた状態で重合させておく。なお、手指で重合板体30を挟み込み保持させておいてもよい。
このように、重合板体30を形成させた指詰防止具20を、折戸10の連結部11の前方より連結支点11bにできた間隙13に、指詰防止カバー部21の両側の突起21aが戸板12の端面12aaに当接するまで挿入してから、後方に回って、高さ方向の位置合わせを行い、挟持部材を外して、取付片24を戸板12の後面12dに両面テープ(不図示)などで仮止めする(図8(a)、(b)および図9(a)、(b)を参照)。
その後、折戸10の開閉動作を繰り返しながら、指詰防止カバー部21が端面12aaに引っかかることなく動作するか、パンタグラフ機構が正常に作動するかなどを確認し、正常動作を確認できれば、折戸10を完全に閉じた状態にして、取付片24を戸板12にビス31で固定する(図9(c)を参照)。
このように、指詰防止具20は作動部22を折り畳んで形成される重合板体30が間隙13に前方から挿入、装着できる構成であるため、工場や現場での取付作業など折戸10の組立が簡易に行える。また、既設の折戸への後付けであっても、折戸を取り外すことなく簡易に作業が行える。また、指詰防止具20は作動部22を間隙13の厚さ程度の薄板状に折り畳んでおけるので、指詰防止具20を戸板12に取り付ける前の段階では、取り扱いがしやすい。さらに、指詰防止カバー部21を別体にしておき、装着時に一体化する構成であってもよく、そうすることで、取り扱いや保管がよりしやすい。
また、一対の取付片24を折り畳んで重合させてから、戸板12へ装着できる構成であるため、取付片の幅広ものでもスムースに作業でき、幅広の取付片で頑丈に取り付けることによって、折戸の開閉動作の繰り返しによっても指詰防止具を外れることを防止できる。
さらに、この指詰防止具は、折戸に装着する際には作動部と指詰防止カバー部と連結支持片とともに一体に結合されているため、部材を個別に装着したり、装着した後に部材間を結合したりする必要がなく、取付の手間がかからない。また、指詰防止具は指詰防止カバー部が一体化されているため、上記のように指詰防止カバー部を戸板12の端面12aaに当接するまで挿入するだけで正しく位置決めでき、そのように指詰防止カバー部位置決めすることで指詰防止具を適切に配設することができる。
図10,11は、本発明の指詰防止具の第2の実施形態を示す図で、指詰防止具の折戸の連結部への取付手順を示す概略部分横断面図であり、取付手順を図10(a)、(b)、図11(a)、(b)、(c)の順に時系列に示している。なお以下には、本実施形態の特徴的な構造を説明するが、第1の実施形態と同様の構造については同一の符号を付してその説明は省略する。
この指詰防止具20は、作動部22の両側部の取付片24が図8,9のものより幅寸法を小さく形成されており、折戸10の連結部11の間隙13に挿入する際には、一対の取付片22を作動部本体22aに対して折り畳まずに装着作業ができるようになっている。つまり、図10(a)に示すように、作動部22を折り畳んで形成される重合板体30は、中央で折れ曲がって2片となった(取付片24を含む)作動部22と、それに挟まれる連結支持片25とよりなる3層構造となっている。
この指詰防止具20は、作動部22と連結支持片25とを折り畳んで重合板体30状にした状態で間隙13に挿入した後は、一対の取付片24を弾性復帰させ、あるいは手で折り曲げてW字形としてから、その両取付片24のそれぞれを両戸板12の後面12dに仮止めする。なお、その後の作業工程は図8,9のものと同様であるため、説明は省略する。
このような指詰防止具20の構成によれば、装着時に取付片24を折り畳まなくてもよいため、第1の実施形態のもの(図8、9を参照)よりも作動部22を厚く形成できる。
図12〜14は、本発明の指詰防止具および折戸の第3の実施形態の説明図であり、同折戸の閉動時の連結部の状態を図順にしたがって時系列に示した連結部の部分横断面図である。なお以下には、本実施形態の特徴的な構造を説明するが、第1の実施形態と同様の構造については同一の符号を付してその説明は省略する。
この折戸10は、連結部11における両戸板12の端部12aの前方角部12abが上下方向の全長にわたって切り欠かれており、折戸10を閉じた状態では両戸板12の切欠き凹所12nが向かい合って水平方向に連通し、1つの連成凹所40を形成している(図14(b)を参照)。この切欠き凹所12nを形成することで形成された前面側の上下方向に沿った突起は、折戸10を開くときに操作する取っ手12oを構成する。
また、この折戸10に装着される指詰防止具20は、図1〜9に示したものと概ね同じ構造であるが、指詰防止カバー部21は、折戸10が開いた状態で両戸板12の指詰防止具20の取付端部12mの端面12maを隠し、かつ折戸10を閉じた状態で連成凹所40に収容される程度に幅広に構成されている(図12(a)および図14(b)を参照)。
この連成凹所40によれば、折戸10を閉じた状態で指詰防止カバー部21を収容できるため、幼児などによる指詰防止具20へのいたずらを防止できる。また、折戸10を閉じた状態で指詰防止カバー部21による前方への出っ張りがないため、見映えがよい。特に、折戸10を閉じた状態では、両戸板12の取っ手12oによって連成凹所40の開口41が狭められて、指詰防止カバー部21の両端が隠れるので、指詰防止具20を取り付けていることがほとんどわからない。
また、この折戸10の閉動時における指詰防止具20は、図12〜14に示すように図5〜7に示したものと概ね同様の動作をする。すなわち、指詰防止具20は、折戸10の閉動作に伴って、作動部22の3つの折曲部22b、22cが開いて作動部22全体が展開してゆき、それとともに、パンタグラフ機構を形成している四角形が縦長の状態から横長の状態へと変形してゆく。
このように、指詰防止カバー部21が、閉動作中に開き度合いが徐々に狭まってゆく戸板12の取付端部12mの端面12ma間を常時隠しているため、連結支点11bにできる間隙13を含む危険空間への指の進入を確実に防止できる。また、この折戸10によれば、折戸10の前面に取っ手12oが形成されているため、指詰防止カバー部21の前面が直接、押し操作される可能性が低く、安全性は高い。
なお、折戸10の開動作については図示を省略しているが、指詰防止具20は閉動作とは逆の動作をなす。すなわち、指詰防止具20は、折戸10の開動作に伴って、パンタグラフ機構が動作して、連結支持片25が後に移動するとともに、指詰防止カバー部21が折戸10の連結支点11bに対し近接移動するように動作する。
本発明の指詰防止具および折戸の第1の実施形態の説明図であり、同折戸の設置状態を示す横断面図、および図中のX2に相当する箇所の拡大部分横断面図である。 図1のY1方向から見た同折戸の正面図である。 図1のY2方向から見た同折戸の背面図である。 同指詰防止具の部分斜視図である。 同折戸の閉動時の折戸の連結部の状態を時系列に示した説明図であり、(a)、(b)は同折戸(連結部)の拡大部分横断面図である。 (a)、(b)は、図5よりもさらに閉動された状態の同折戸(連結部)の拡大部分横断面図である。 (a)、(b)は、図6よりもさらに閉動された状態の同折戸(連結部)の拡大部分横断面図である。 (a)、(b)は、指詰防止具の折戸の連結部への取付手順を示す概略部分横断面図である。 (a)〜(c)は、指詰防止具の折戸の連結部への取付手順を示す概略部分横断面図である。 本発明の指詰防止具の第2の実施形態を示す説明図であり、(a)、(b)は折戸の連結部への取付手順を示す概略部分横断面図である。 (a)〜(c)は、同指詰防止具の取付手順を示す概略部分横断面図である。 本発明の指詰防止具および折戸の第3の実施形態の説明図であり、(a)、(b)は同折戸(連結部)の拡大部分横断面図である。 (a)、(b)は、図12よりもさらに閉動された状態の同折戸(連結部)の拡大部分横断面図である。 (a)、(b)は、図13よりもさらに閉動された状態の同折戸(連結部)の拡大部分横断面図である。
符号の説明
10 折戸
11 連結部
11a 蝶番
11b 連結支点
12 戸板
12a 連結端部
12aa 端面
12ab 前方角部
12ac 面取り部
12ad 後方角部
12b 他の端部
12c 前面
12d 後面
13 間隙
14 縦溝
20 指詰防止具
21 指詰防止カバー部
21a 突起部
22 作動部
22a 作動部本体
22b 中央折曲部
22c 取付折曲部
23 連結作動部
24 取付片(取付部)
25 連結支持片
30 重合板体
31 ビス
(以下は第3の実施形態に関するもの)
12m 取付端部
12ma 取付端部の端面
12n 切欠き凹所
12o 取っ手
40 連成凹所
41 開口

Claims (4)

  1. 複数枚の戸板を、折り畳み自在に連結した折戸の連結部に装着される指詰防止具であって、
    前記折戸の連結部は、前記折戸を開いたときに、該連結部における前記戸板の端部間に所定の間隙が形成される構造とされ、
    前記折戸の連結支点の前方に配設される指詰防止カバー部と、
    折り畳み展開が自在な中央折曲部を途中に備え、かつ前記戸板の後面に取り付けるための取付部を両側部に備えた作動部と、
    前記作動部の中央折曲部より平板状に延設され、前記指詰防止カバー部を前端部に固定、支持した連結支持片とを備えた構造とされ、
    前記作動部は前記連結支持片が該作動部に挟まれて重合するように前記中央折曲部で折り畳んだ状態にして、前記折戸の連結部の前方から前記間隙に挿入され、該作動部の取付部が、前記折戸の連結部において連結された2枚の戸板のそれぞれの後面に固着される構造になっているとともに、該取付部が固着された後は、前記折戸の開、閉動作に伴って、前記中央折曲部が前記折戸の連結支点に対し離反、近接するように折り畳み動作をなし、これに伴って前記連結支持片を後、前に移動させて、前記指詰防止カバー部を前記折戸の連結支点に対し近接、離反移動させる構造になっていることを特徴とする指詰防止具。
  2. 請求項1において、
    前記作動部と、前記指詰防止カバー部と、前記連結支持片とが一体に成形されている指詰防止具。
  3. 請求項2において、
    前記作動部は、前記中央折曲部を中央に有した作動片本体と、該作動片本体の両端より延設されたシート状の一対の取付片よりなる前記取付部とより構成され、
    前記作動部が前記間隙に挿入される際には、前記一対の取付片が、前記作動片本体の外側にさらに折り畳み重合される構成としている指詰防止具。
  4. 複数枚の戸板を、折り畳み自在に連結させた連結部を有し、開いたときに、該連結部における戸板の端部間に所定の間隙が形成される折戸であって、
    請求項1〜3のいずれか1項に記載の指詰防止具を装着した折戸。
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