JP2010083301A - 自動二輪車のエンジン懸架構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、エンジン懸架時において、エンジンの支持剛性を高めることができる自動二輪車のエンジン懸架構造を提供することを課題とする。
【解決手段】車体フレーム11に懸架されるエンジン12と、車体フレーム11の一部を構成し車体フレーム11の前部に上下に延びているダウンフレーム18L、18Rと、このダウンフレーム18L、18Rとエンジン12の間を連結しエンジン12を車体フレーム11にマウントするマウントプレート39と、が備えられている自動二輪車のエンジン懸架構造において、ダウンフレーム18L、18Rは、2本垂下するように設けられ、マウントプレート39は、2本のダウンフレーム18L、18Rの間に挟持されている。
【選択図】図4

Description

本発明は、自動二輪車のエンジン懸架構造の改良に関する。
車体フレームを構成しエンジンの前部が取り付けられるダウンチューブが備えられている自動二輪車のエンジン懸架構造が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
特開平6−247365号公報(図2)
特許文献1の図2において、車体の前部に、1本のダウンチューブ6(符号は同公報のものを流用する。以下、同じ。)が下方に延設され、このダウンチューブ6にマウントプレート7を介してエンジン1の前部が取り付けられている。
しかし、エンジン1の前部は、マウントプレート7を介して1本のダウンチューブ6に取り付けられているので、例えば、エンジンの機種変更によりエンジン重量が増加する場合などの場合において、エンジンの支持剛性をより確保したい場合があった。
本発明は、エンジン懸架時において、エンジンの支持剛性を高めることができる自動二輪車のエンジン懸架構造を提供することを課題とする。
請求項1に係る発明は、車体フレームと、この車体フレームに懸架されるエンジンと、車体フレームの一部を構成しこの車体フレームの前部に上下に延びているダウンフレームと、このダウンフレームとエンジンに形成されるハンガ部の間を連結しエンジンを車体フレームにマウントするマウントプレートと、が備えられている自動二輪車のエンジン懸架構造において、ダウンフレームは、車両の幅方向に、2本垂下するように設けられ、マウントプレートは、2本のダウンフレームの間に挟持されるように取り付けられていることを特徴とする。
請求項2に係る発明では、マウントプレートは、ハンガ部側に開放されたコ字状に形成されるコ字部を備え、このコ字部でハンガ部を挟持し、取り付けるようにしたことを特徴とする。
請求項3に係る発明は、エンジンの前面に設けた排気ポートに、排気管が接続され、この排気管は、前方に延出された後、後方に屈曲するように形成されるとともに、マウントプレートの上方を通過し、2本のダウンフレームの間を通過するように配置されていることを特徴とする。
請求項1に係る発明では、ダウンフレームは、車両の幅方向に、2本垂下するように設けられているので、1本のダウンフレームが設けられている場合に較べると、ダウンフレームの曲げ剛性および捩り剛性を高めることができる。ダウンフレームの剛性が高まれば、エンジンの支持剛性を高めることができる。
加えて、エンジンとダウンフレームとの間に介在されるマウントプレートは、2本のダウンフレームの間に挟持するように取り付けられている。
マウントプレートは、2本のダウンフレームによって外方から支持されているので、マウントプレートが1本のダウンフレームによって支持されている場合に較べると、エンジンの前部をバランス良く支持することができ、エンジンの支持剛性を一層高めることができる。
請求項2に係る発明では、マウントプレートは、コ字部を備え、このコ字部でハンガ部を挟持しハンガ部に取り付けるようにした。かかるコ字部であれば、エンジンに設けたハンガ部の幅方向長さが短い場合でも、マウントプレート形状が複雑化することを抑えることができる。マウントプレート形状の複雑化が抑えられれば、マウントプレートのコスト低減が図れるとともにその軽量化を図ることができる。
加えて、エンジン機種を変更する場合に、ハンガ部の幅方向長さに合わせて、コ字部の幅を変更するだけで済むので、エンジンの機種変更に柔軟に対応し易くなる。
さらに、マウントプレートをダウンフレームに取り付ける場合に、マウントプレートの側方から、ダウンフレーム取付部へ容易に手を入れることができる。ダウンフレーム取付部へ容易に手を入れることができるので、組立生産性が損なわれる心配はない。
請求項3に係る発明では、エンジンの前面に設けた排気ポートに、前方に延出される排気管が接続されているので、シリンダヘッド内の排気ガスの流れをより円滑にすることができる。排気ガスの流れがより円滑になれば、排気効率を高めることが可能になる。
本発明を実施するための最良の形態を添付図に基づいて以下に説明する。図中および実施例において、「上」、「下」、「前」、「後」、「左」、「右」は、各々、自動二輪車に乗車する運転者から見た方向を示す。なお、図面は符号の向きに見るものとする。
図1は本発明に係る自動二輪車の左側面図であり、自動二輪車10は、車体フレーム11の中央部にエンジン12が配置され、車体フレーム11の前端にフロントフォーク13が操舵可能に支持され、車体フレーム11の後部下部に上下スイング可能にスイングアーム14L、14R(手前側の符号14Lのみ示す。以下同じ。)が支持されている。
車体フレーム11は、ヘッドパイプ16と、このヘッドパイプ16から後下方に延設されている左右のメインフレーム17L、17R(手前側の符号17Lのみ示す。以下同じ。)と、左右のメインフレーム17L、17Rよりも下方に前端部が取り付けられヘッドパイプ16から後下方に延設されている左右のダウンフレーム18L、18R(手前側の符号18Lのみ示す。以下同じ。)と、メインフレーム17L、17Rの後部から、各々、後方へ延設されているシートレール19L、19R(手前側の符号19Lのみ示す。以下同じ。)と、メインフレーム17L、17Rの下部に設けられピボット軸22を有するピボットプレート23L、23R(手前側の符号23Lのみ示す。以下同じ。)と、メインフレーム17L、17Rの後下部とシートレール19L、19Rの中間部に掛け渡されるサブフレーム25L、25Rと、を主要な構成要素とする。26L、26R(手前側の符号26Lのみ示す。以下同じ。)はエンジン12の斜め前方に設けられメインフレーム17L、17Rとダウンフレーム18L、18Rの間に掛け渡された第1補助フレーム、27L、27R(手前側の符号27Lのみ示す。以下同じ。)はメインフレーム17L、17Rとサブフレーム25L、25Rの間に設けられている第2補助フレームである。
ヘッドパイプ16は、フロントフォーク13が回動可能に取り付けられた部分であり、フロントフォーク13は、上部に操舵ハンドル31、下部に前輪32が取り付けられている。メインフレーム22は、前部に燃料を貯める燃料タンク33が跨るように取り付けられ、後部にピボットプレート23L、23Rが取り付けられている。
ピボットプレート23L、23Rから後方に先端部に駆動輪としての後輪34を回転自在に支持するスイングアーム14L、14Rが延設され、スイングアーム14L、14Rの先端部とシートレール19L、19Rの中間部の間にリヤクッション36L、36R(手前側の符号36Lのみ示す。以下同じ。)が掛け渡されている。
車体フレーム11は、前輪32を操舵可能に支持し後輪34を揺動自在に支持するとともに、前輪32と後輪34の間にエンジン12を懸架し、このエンジン12の上方で、且つ、車体フレーム11の上部に燃料タンク33が取り付けられている部材である。
ダウンフレーム18L、18Rは、マウントプレート39を介してエンジン12の前部を支持する部材である。
エンジン12は、車体フレーム11に懸架されており、後部に変速機41が一体的に設けられ、軸線42が前傾に配置されているシリンダ43にシリンダヘッド44が設けられ、このシリンダヘッド44の後部に吸気装置46が接続され、シリンダヘッド44の前部に排気装置47が接続されている。45はシリンダヘッドカバーである。なお、シリンダの軸線42方向は、略垂直方向であっても良い。
以下、エンジン12の懸架構造について説明する。
車体フレーム11の前部に上下にダウンフレーム18L、18Rを延ばし、これらのダウンフレームの先端51L、51R(手前側の符号51Lのみ示す。以下同じ。)にマウントプレート39が取り付けられ、このマウントプレート39に、エンジン12の前部に形成した前ハンガ部52、53が取り付けられ、メインフレーム17L、17Rに設けた上下のエンジンブラケット54L、54R、55L、55R(手前側の符号54L、55Lのみ示す。以下同じ。)に、エンジン12の後部に形成した後ハンガ部56、57が取り付けられている。ハンガ部は、前ハンガ部52、53と後ハンガ部56、57とから構成されている。
ダウンフレーム18L、18Rは、車両の幅方向に、2本垂下するように設けられている。
本実施例において、ダウンフレーム18L、18Rは、断面円形の菅部材としたが、断面形状は矩形の中実部材などでも差し支えない。
吸気装置46は、一端がシリンダヘッド44に接続された吸気管59と、この吸気管59の他端に一端が接続されている燃料供給装置61と、この燃料供給装置61の他端にコネクテイングチューブ62を介して接続されたエアクリーナ63とからなる。
排気装置47は、シリンダヘッド44の前部に一端が接続されてエンジン12の前方から下方そして後方に延びる排気管65と、この排気管65の他端に接続されて後方に延びる消音器66と、排気管65の途中に介在される触媒ユニット67とからなる。
車体の後部構造について説明すると、車体フレーム11の一部を構成し乗員シート71を支持するシートレール19L、19Rが左右に延設され、これらの左右のシートレール19L、19Rに、乗員が走行中などにつかむことができる。リヤグリップ72が取り付けられ、シートレール19L、19Rの一部およびリヤグリップ72の一部を覆うカバー部材の構成要素としてのリヤカバー部材73が備えられている。
図中、75はスタータモータ、76L、76R(手前側の符号76Lのみ示す。以下同じ。)はエンジン12の上方を覆う第1サイドカバー、77L、77R(手前側の符号77Lのみ示す。以下同じ。)はエアクリーナ54の側方を覆う第2サイドカバー、78L、78R(手前側の符号78Lのみ示す。以下同じ。)は第3サイドカバー、79はヘッドライト、80は計器ユニット、81はフロントフェンダ、83はテールライト(テールライトユニット)である。
図2は本発明に係る自動二輪車のエンジン懸架構造の要部側面図であり、ダウンフレームの先端51L、51Rの内側に、上下に、複数の第1締結部材111、111を介してマウントプレート39が取り付けられ、このマウントプレート39の内側に、上下に、2本の第2締結部材112を介してエンジン12の前部に形成した前ハンガ部52、53が取り付けられている。
マウントプレート39の下部に、少なくとも、その一部をマウントプレート39で覆うように、スタータモータ75がエンジン12に取り付けられている。
図3は本発明に係る自動二輪車のエンジン懸架構造を説明する正面図、図4は図3の4−4線断面図である。以下、図2〜4を参照して説明を行う。
ダウンフレーム18L、18Rは、車両の幅方向に、2本垂下するように設けられ、2本のダウンフレーム18L、18Rの間に挟持されるように、マウントプレート39が取り付けられている。
マウントプレート39は、平面視で、断面略コ字状を呈し、閉じ側を前方に、開き側を後方に向け配置されているとともに、ハンガ部の側に開放されたコ字状に形成されるコ字部114を備えている。このコ字部114でハンガ部の構成要素としての前ハンガ部52を挟持し、マウントプレート39を前ハンガ部52に取り付けるようにした。
なお、前ハンガ部52の下側に設けた前ハンガ部53は、上側に設けた前ハンガ部52と同様な構成を有するため、前ハンガ部53の説明は省略する。
上記のような断面略コ字状を呈するコ字部114であれば、エンジン12に設けた前ハンガ部52、53の幅方向長さが短い場合でも、マウントプレート39の形状が複雑化することを抑えることができる。マウントプレート39の形状の複雑化が抑えられれば、マウントプレート39のコスト低減が図れるとともに軽量化を図ることができる。
加えて、車体フレーム11に懸架するエンジン機種を変更する場合に、前ハンガ部52、53の幅方向長さに合わせて、コ字部114の幅を変更するだけで済むので、エンジンの機種変更に柔軟に対応させ易くすることができる。
コ字部114は、前壁115と、この前壁115の端部から後方に延びている左右の側壁116L、116Rとから構成される。なお、左右の側壁116L、116Rの端部から外方に左右のフランジ117L、117Rが延びており、これらの左右のフランジ117L、117Rをエンジンの前面に当てることで、マウントプレート39の取付位置を所定位置に合わせ易くでき、組付作業性を高めるようにした。
図2を併せて参照して、側壁116L、116Rの上部に、第1締結部材111、111が通る第1貫通孔121・・・(・・・は複数を示す。以下同じ。)が開けられ、これらの第1貫通孔121・・・の内側には、第1締結部材111、111を止めるナット123・・・が溶接止めにて設けられている。
また、側壁116L、116Rの下部に、第2締結部材112、112が通る第2貫通孔122・・・が開けられている。
以下、ハンガ部とマウントプレートの間の取付構造、ダウンフレームとマウントプレートの間の取付構造および排気管とダウンフレームの間の配置関係について説明する。
先ず、エンジン12に形成されるハンガ部52とマウントプレート39との間の取付構造について説明する。
前ハンガ部の一方を構成し上側に設けた前ハンガ部52に、懸架用の穴125、125が開けられ、上ハンガ部52の外側面52uに、コ字部114に設けた側壁116L、116Rの内側面126L、126Rを当て、懸架用の穴125、125に第2締結部材112を差し込んで、他方の側でハンガナット128により固定する。
かかる構成であれば、マウントプレート39をエンジン12に形成したハンガー部52に取り付ける際に、マウントプレート39の側方から、ハンガの側壁116L、116Rに設けた第2締結部材112およびハンガナット128へ容易に手を入れ、締付作業を行うることができる。ハンガの側壁116L、116Rへ容易に手を入れられるので、エンジン懸架に係る組立生産性が損なわれる心配はない。
なお、下側に設けた前ハンガ部53は、上側に設けた前ハンガ部52と同様な構成および作用を有しており、前ハンガ部53の説明は省略する。
次に、ダウンフレーム18L、18Rとマウントプレートとの間の取付構造について説明する。ダウンフレーム18L、18Rに、水平方向に貫通されるとともに溶接により取り付けられる第1締結部材111、111が通る孔部131・・・をもつ筒状のカラー部材132・・・が設けられている。
ダウンフレーム18L、18Rに取り付けたカラー部材132・・・の孔部131・・・に、マウントプレート39の貫通孔121・・・を合わせ、左右外側から第1締結部材111、111を孔部131・・・に差し込んで締め付けることで、ダウンフレーム18L、18Rに、マウントプレート39を容易に取り付けることができる。
上記構成であれば、マウントプレート39をダウンフレーム18L、18Rに取り付ける場合に、マウントプレート39の側方から、ダウンフレームの側壁116L、116Rに設けた第1締結部材111・・・へ容易に手を入れ締付作業を行うことができる。ダウンフレームの側壁116L、116Rへ容易に手を入れられるので、組立生産性が損なわれる心配はない。
次に、排気管とダウンフレームの間の配置関係について説明する。
エンジン12の前面を構成するシリンダヘッドの前面134に設けた排気ポート135に、排気管65が接続され、この排気管65は、前方に延出された後、後方に屈曲するように形成されるとともに、2本のダウンフレーム18L、18Rの間を通過するように配置されている。
従来、ヘッドパイプから1本のダウンフレームが垂下されている場合には、排気管とダウンフレームとの干渉を避けるため、シリンダヘッドに形成される排気ポートを側方に配置しており、この場合、理想的なポート形状が得られない場合があった。
これに対して、本発明では、エンジン12のシリンダヘッド44の前面に設けた排気ポートを前方に形成しても、排気管65は、ダウンフレームと干渉することなく、2本のダウンフレーム18L、18Rの間を通過するように配置するため、排気管の取り回しによる排気ポート形状への影響を可及的に抑制して、排気効率を高めることができる。
特に、吸気装置46をエンジン12の後方に配置する車両の場合、車両前面視にて排気ポート135を2本のダウンフレーム18L、18Rの間に形成することにより、車両上面視にてエンジンを中心に吸気装置と排気ポートを直線上に配置できるため、エンジン出力を向上させることができる。
以上に述べた自動二輪車のエンジン懸架構造の作用を次に述べる。
ダウンフレーム18L、18Rは、車両の幅方向に、2本垂下するように設けられ、マウントプレート39は、2本のダウンフレーム18L、18Rの間に挟持されるように取り付けられている。
ダウンフレーム18L、18Rは、車両の幅方向に、2本垂下するように設けられているので、1本のダウンフレームが設けられている場合に較べると、ダウンフレーム18L、18Rの曲げ剛性および捩り剛性を大幅に高めることができる。ダウンフレーム18L、18Rの剛性が高まれば、エンジン12の支持剛性を高めることができる。
加えて、エンジン12とダウンフレーム18L、18Rとの間に介在されるマウントプレート39は、2本のダウンフレーム18L、18Rの間に挟持するように取り付けられている。
マウントプレート39は、2本のダウンフレーム18L、18Rによって外方から支持されているので、マウントプレートが1本のダウンフレームによって支持されている場合に較べると、エンジン12の前部をバランス良く支持することができ、エンジン12の支持剛性を一層高めることができる。
この他、本発明のマウントプレート39は、コ字部114が、上方から下方に延設された後、スタータモータ75の下方を覆う位置まで後方に延設されているので、左右はもとより、前方および下方からスタータモータ75を保護することができる。
マウントプレート39をスタータモータ75のガード部材として利用するようにしたので、スタータモータ75の耐久性を高めることができる。
尚、本発明は、実施の形態では自動二輪車に適用したが、三輪車にも適用可能であり、一般の車両に適用することは差し支えない。
本発明は、ダウンフレームにマウントプレートを介してエンジンが取り付けられる構造を有する自動二輪車に好適である。
本発明に係る小型車両の左側面図である。 本発明に係る自動二輪車のエンジン懸架構造の要部側面図である。 本発明に係る自動二輪車のエンジン懸架構造を説明する正面図である。 図3の4−4線断面図である。
符号の説明
10…自動二輪車、11…車体フレーム、12…エンジン、18L、18R…ダウンフレーム、39…マウントプレート、51L、51R…ダウンフレームの先端、52…ハンガ部(前ハンガ部)、53…ハンガ部(前ハンガ部)、65…排気管、114…コ字部、135…排気ポート。

Claims (3)

  1. 車体フレームと、この車体フレームに懸架されるエンジンと、前記車体フレームの一部を構成しこの車体フレームの前部に上下に延びているダウンフレームと、このダウンフレームと前記エンジンに形成されるハンガ部の間を連結し前記エンジンを前記車体フレームにマウントするマウントプレートと、が備えられている自動二輪車のエンジン懸架構造において、
    前記ダウンフレームは、車両の幅方向に、2本垂下するように設けられ、
    前記マウントプレートは、前記2本のダウンフレームの間に挟持されるように取り付けられていることを特徴とする自動二輪車のエンジン懸架構造。
  2. 前記マウントプレートは、前記ハンガ部側に開放されたコ字状に形成されるコ字部を備え、このコ字部で前記ハンガ部を挟持し、取り付けるようにしたことを特徴とする請求項1記載の自動二輪車のエンジン懸架構造。
  3. 前記エンジンの前面に設けた排気ポートに、排気管が接続され、
    この排気管は、前方に延出された後、後方に屈曲するように形成されるとともに、前記マウントプレートの上方を通過し、前記2本のダウンフレームの間を通過するように配置されていることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の自動二輪車のエンジン懸架構造。
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