JP2011173533A - 鞍乗り型車両のスイングアーム構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、一側がストレート状アームで、他側がへの字状に曲げられ左右割りの鋳造品を溶接したスイングアームを備える鞍乗り型車両に、1本のクッションユニットをスイングアームの上面で、車幅方向の一側にオフセットした位置に取付ける場合に、スイングアームの剛性バランスを容易に確保することができる技術を提供することを課題とする。
【解決手段】鞍乗り型車両のスイングアーム構造において、への字状アーム97と直線状アーム99との間にクロスメンバ111が渡されている。直線状アーム99とへの字状アーム97は、これらのアーム97、99の車幅方向内側に開放した開放端157、158が、車両幅方向中心線Cよりもへの字状アーム97の側にオフセットされ、このオフセットされた箇所で接合される。
【選択図】図9

Description

本発明は、鞍乗り型車両のスイングアーム構造に関する。
鞍乗り型車両において、車輪を揺動自在に支持するスイングアームとして、様々な形状のスイングアームが提案されている。例えば、車輪を支持する左右のアーム形状が異なっているもの(例えば、特許文献1(第6図〜第9図)参照)、左右のアーム形状が同一形状のもの(例えば、特許文献2(図2)参照)、あるいは、左アームのみで車輪を支持するもの(特許文献3(図8)参照。)等が提案されている。
特許文献1の第7図〜第8図において、スイングアーム30(括弧付き数字は、各特許文献記載の符号を示す。要素名は一部変更した。以下同じ。)に、左のアーム31と、右のアーム32と、これらの左右のアーム31、32の間をつなぐクロスメンバ33と、が備えられ、左のアーム31は直線状に形成され、右のアーム32は上方へ湾曲させたヘの字状に形成されている。つまり、車両側面視で左右のアームの形状は異なっている。
特許文献1の第9図において、クロスメンバ33は、クロスメンバの全幅に渡って高さ方向上方に位置する右のアーム32から、下方に位置する左のアーム31へと斜めに下がるように設けられている。クロスメンバ33の上面となる上側クロスメンバと下面となる下側クロスメンバを互いに略平行に形成することで、クロスメンバにかかる応力は均一となるため、左右のアーム31、32の形状が異なっていても、スイングアーム30の剛性バランスを確保し易い。
特許文献2の図2において、アルミダイカスト製の左右のアーム半体2、3を車体幅方向中心線上で溶接してなる自動二輪車のスイングアーム15が開示されている。ここで、左右のアーム半体2、3は、型抜き方向を車幅方向に平行にした金型を用いて鋳造成形されている。このような構造であれば、アルミニウム鋳造により成形されたスイングアームを低コストで提供することができる。
特許文献3の図8において、鋳造製の片持ちスイングアーム26の上面に、1本のリヤクッションユニット27の上面で、車幅方向中心から一側にオフセットした位置に取付けられている車体後部構造が開示されている。このような車体後部構造では、リヤクッションユニット27に加わった力は、車幅方向の一側に寄った部分からスイングアーム26に入力される。特許文献3では、スイングアーム26は片持ち式であるため、左右のアームの剛性バランスを確保するという技術思想はない。
ここで、特許文献1に示されているように、一側が直線状のアームで、他側がヘの字状に形成されたアームを有するスイングアームを、特許文献2のような左右半割りの鋳造品とし、これらの左右半割りの鋳造品を突き合わせ溶接して製造する場合に、金型の抜き方向は車幅方向と平行な方向となるため、特許文献1のように、上側クロスメンバと下側クロスメンバとを互いに略平行に配置すると共に、クロスメンバ部をへの字アーム側からストレートアーム側へ車幅方向全体にわたって斜めに下がるように形成することは難しくなる。上側クロスメンバと下側クロスメンバとを互いに略平行に配置できないので、スイングアームの剛性バランスを容易に確保することは難しい。
さらに、特許文献1のような鞍乗り型車両に、例えば、特許文献3に示されている1本のリヤクッションユニットをスイングアームの上面で、車幅方向の一側にオフセットした位置に取付ける場合、スイングアームの剛性バランスは一層とり難いものとなる。
左右異形状のアームが備えられているスイングアームに1本のリヤクッションユニットを取付ける場合に、スイングアームの剛性バランスが容易に確保される技術があれば好適である。
特許第2673569号明細書 特許第4005883号明細書 特開2006−96266公報
本発明は、一側がストレート状アームで、他側がへの字状に曲げられ左右割りの鋳造品を溶接したスイングアームを備える鞍乗り型車両に、1本のリヤクッションユニットをスイングアームの上面で、車幅方向の一側にオフセットした位置に取付ける場合に、スイングアームの剛性バランスを容易に確保することができる技術を提供することを課題とする。
請求項1に係る発明は、車両幅方向左右に左右のアームを有し、これらの左のアームの後部と右のアームの後部との間に後輪を支持すると共に車体側に揺動可能に支持されるスイングアームが備えられ、このスイングアームと車体フレームとの間に、この車体フレームとスイングアーム間を連結するリヤクッションユニットが設けられ、左右のアームのうちの一側のアームを、車両を側面から見たときに、直線状を呈する直線状アームとし、左右のアームのうちの他側のアームを、車両を側面から見たときに、への字状を呈するへの字状アームとし、このへの字状アームの上方に曲がる曲がり部の上面は、直線状アームの上面よりも上方に位置するように設定され、ヘの字状アームと直線状アームとの間に、傾斜面を有するクロスメンバが渡されている鞍乗り型車両のスイングアーム構造において、左右のアームは、各々、車幅方向内側に開放したコ字状断面を備え、リヤクッションユニットの下端は、スイングアームの上部で、車幅方向中心からへの字状アームの側へオフセットした位置に連結され、左右のアームの車幅方向内側に開放した開放端が、車両幅方向中心線よりもヘの字状アーム側にオフセットされ、このオフセットされた箇所で接合され、クロスメンバの上部に形成される傾斜面が車幅方向に車幅方向中心線よりもへの字状アーム側まで渡って設けられていることを特徴とする。
請求項2に係る発明は、への字状アームの側面に、車両を上から見たときに、リヤクッションの長手方向軸よりも車幅方向内側に湾曲する湾曲面が設けられていることを特徴とする。
請求項3に係る発明は、リヤクッションユニットの下端に設けられスイングアームの上部に連結される支持軸は、車幅方向で前記スイングアームと車体側のピボット軸との間に設けられているベアリングと重なるように配置されていることを特徴とする。
請求項4に係る発明は、への字状アームの車幅方向内側の面を内側面とするとき、この内側面にストッパ突部が一体的に形成され、このストッパ突部にキャリパブラケットが係合され、このキャリパブラケットに、後輪に制動力をかけるリヤブレーキキャリパが設けられていることを特徴とする。
請求項5に係る発明は、への字状アームの上方で、リヤクッションユニットよりも車両幅方向内側に、ブレーキキャリパとブレーキマスタシリンダとを接続するブレーキホースが延びていることを特徴とする。
請求項6に係る発明は、への字状アームの曲がり部の下面は、直線状アームの下面よりも上方に位置するように設定されると共に、クロスメンバの下部に形成される傾斜面が、への字状アームの側面から、直線状アームとの接合面まで設けられることを特徴とする。
請求項1に係る発明では、一側のアームがストレート状で、他側がへの字状に曲げられた左右割の鋳造品を溶接したスイングアームを備える鞍乗り型車両に、1本のリヤクッションユニットを、スイングアーム上面で、車幅方向の一側にオフセットした位置に取付ける場合において、左右のアームの車幅方向内側に開放した開放端が、車両幅方向中心線よりもヘの字状アーム側にオフセットされ、このオフセットされた箇所で接合されている。
左右アームの形状が互いに異形状であって、左右割りの鋳造型アームの開放端同士を接合してスイングアームを構成するときには、クロスメンバの上部を構成する上側クロスメンバの水平面に対する傾斜が部分的に大きくなる場合がある。しかし、上側クロスメンバの傾斜が部分的に大きくなると、クロスメンバの傾斜が大きい面に生ずる応力が傾斜が小さい面に生ずる応力と大きく異なってしまい、スイングアームの左右の剛性バランスがとり難くなるという問題があった。さらに、1本のリヤクッションユニットを、スイングアーム上面で車幅方向の一側にオフセットさせて取付ける場合、スイングアームの左右の剛性バランスは、さらにとり難くなるという問題がある。
この点、本発明では、クッションユニットの下端は、スイングアームの上部で、車幅方向でへの字状アーム側へオフセットした位置に連結され、左右のアームの開放端が、車両幅方向中心線よりもヘの字状アーム側にオフセットされ、このオフセット箇所で接合されているので、リヤクッションユニットが連結される上側クロスメンバの傾斜面を長くすることができ、傾斜面が長くなれば、水平面に対する傾斜が緩やかになる。リヤクッションからの荷重を受ける上側クロスメンバの傾斜が緩やかなものになれば、スイングアームの左右の剛性バランスをとり易くすることができるようになる。
請求項2に係る発明では、への字状アームの側面に、リヤクッションの長手方向軸よりも車幅方向内側に湾曲する湾曲面が設けられている。
1つのリヤクッションユニットを車幅方向中心線に対しオフセット配置されている場合に、スイングアームが揺動すると、リヤクッションユニットが支えとなり、スイングアームの剛性は、リヤクッションユニットを配置する側に配置されているへの字状アームの方が高いものとなる。
本発明では、剛性の高いへの字状アームに車幅方向内側に湾曲する湾曲面が設けられているので、への字状アームの側の剛性が下げられ、左右のアームの剛性バランスを最適に保つことが可能になる。
請求項3に係る発明では、リヤクッションの長手方向軸は、スイングアームと車体側のピボット軸との間に設けられているベアリングと車幅方向で重なるように配置されている。
リヤクッションユニットの下方にベアリングが設けられているため、リヤクッションユニットの下方にベアリングが設けられていない場合に較べると、リヤクッションからの荷重をベアリングで受け易くすることができる。
請求項4に係る発明では、への字状アームの車幅方向内側に位置する内側面に、ストッパ突部が一体的に形成されているので、ストッパ突部を別体で設ける場合に較べると、部品点数を減らすことができる。併せて、キャリパブラケットの支持強度が高められる。
請求項5に係る発明では、ブレーキホースは、への字状アームの上方に延びている。このため、下方からの泥等の異物はへの字状アームに当たり、ブレーキホースに当たり難くなる。加えて、ブレーキホースは、リヤクッションユニットよりも車両幅方向内側に配置されている。このため、車両外側からの泥等の異物はリヤクッションユニットに当たり、ブレーキホースに当たり難くなる。すなわち、車両下方からの異物はへの字状アームにより防御され、車両外側からの異物はリヤクッションユニットにより防御されるので、ブレーキホースを泥はね等の異物から保護することができる。
請求項6に係る発明では、下側クロスメンバにおいて、への字状アーム側の幅が狭くても、傾斜面をへの字状アームの全幅に渡って長く設けることで、下側クロスメンバの傾斜面と上側クロスメンバの傾斜面とを略平行に形成することができ、スイングアームの左右の剛性バランスを容易に確保することができるようになる。
本発明に係る自動二輪車の左側面図である。 本発明に係る自動二輪車の車体構造を説明する分解斜視図である。 本発明に係る自動二輪車の車体中央部の左側面図である。 本発明に係る自動二輪車の車体中央部の右側面図である。 本発明に係る自動二輪車の車体構造を説明する平面図である。 本発明に係る自動二輪車のリヤスイングアームの平面図である。 図6の7矢視図である。 図6の8矢視図である。 図6の9−9線断面図である。 実施例及び比較例に係るリヤスイングアームの断面図である。 図6の11−11線断面図である。
以下、本発明の実施の形態について、詳細に説明する。図中および実施例において、「上」、「下」、「前」、「後」、「左」、「右」は、各々、自動二輪車に乗車する運転者から見た方向を示す。なお、図面は符号の向きに見るものとする。
本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
図1に示されているように、自動二輪車10は、車体フレーム11と、この車体フレーム11の前部を構成するヘッドパイプ12に設けられ前輪13を転舵可能に支持するフロントフォーク15と、車体フレーム11の後部に設けられるピボット軸17と、このピボット軸17から後方へ延びているスイングアーム18と、このスイングアーム18の後端部に取付けられる後輪21と、車体フレーム11に懸架される駆動源としてのエンジン22と、車体フレーム11の後部から後方へ延びているシートレール23と、このシートレール23に支持されると共に前輪13と後輪21の間に配置され乗員が着座する着座シート24と、を備える。着座シート24に乗員が跨って乗車するため、この種の車両は鞍乗り型車両と呼ばれる。
駆動源としてのエンジン22に、クランクケース27とこのクランクケース27から車両斜め上方に延びているシリンダ部28と、このシリンダ部28の上方に配置される吸気系部材29と、シリンダ部28の下方に延びておりカタライザ31、排気管32及び消音器33を含む排気系部材34と、シリンダ部28の前方に配置されるラジエータユニット35とが備えられている。
次に車体フレームの構成部材等について説明する。
図2に示されているように、車体フレーム11は、ヘッドパイプ12と、このヘッドパイプ12の上部から斜め後方へ延設される左右のメインフレーム37L、37Rと、これらの左右のメインフレーム37L、37Rの後部に接続されるとともに一部が車両高さ方向に延設される左右一対のセンターフレーム38L、38Rと、これらの左右一対のセンターフレーム38L、38Rの間に渡される第1クロスメンバ41及び第2クロスメンバ42と、左右のセンターフレーム38L、38Rに取付けられているピボットプレート43L、43Rと、ヘッドパイプ12の下部から下方へ延設される左右のダウンフレーム44L、44Rと、左メインフレーム37Lと左ダウンフレーム44Lの間に渡される第1左サブフレーム45L及び第2左サブフレーム46Lと、右メインフレーム37Rと右ダウンフレーム44Rの間に渡される第1右サブフレーム45R及び第2右サブフレーム46Rと、から構成されている。
クロスメンバとしての第1クロスメンバ41は、センターフレーム38L、38Rの上部に設けられ、第2クロスメンバ42は、センターフレーム38L、38Rの下端部に設けられ、この第2クロスメンバ42と第1クロスメンバ41の間で、センターフレーム38L、38Rが高さ方向に延設される位置に、ピボットプレート43L、43Rが取付けられている。
以下、エンジンを車体フレームに保持する役割をもつエンジンハンガについて説明する。
左右の第1エンジンハンガ51L、51Rは、各々、円柱状を呈し、左右のダウンフレーム44L、44Rの下端に接合されている部材であり、第1エンジンハンガ51L、51Rの内側でエンジンとの間に第1カラー部材61、61が配置されている。また、第1エンジンハンガ51L、51Rに、これらの第1エンジンハンガ51L、51R及び第1カラー部材61、61を貫通しエンジンを車体フレームに懸架する第1ハンガボルト65及びナット66が設けられている。
左右の第2エンジンハンガ52L、52Rは、各々、円柱状を呈する部材であり、左右のメインフレーム37L、37Rの後端に接合されている。第2エンジンハンガ52L、52Rに、これらの第2エンジンハンガ52L、52Rを貫通しエンジンを車体フレームに懸架する第2ハンガボルト67及びナット68が設けられている。
第3エンジンハンガ53L、53R(図手前側の符号53Lのみ示す。)は、左右のセンターフレーム38L、38Rから延ばされている板状部材であり、これらの左右の第3エンジンハンガ53L、53Rに、これらの左右の第3エンジンハンガ53L、53Rを貫通しエンジンを車体フレームに懸架する第3ハンガボルト69及びナット70が設けられている。第4エンジンハンガ54は、第2クロスメンバ42から延ばされている板状部材である。
この他、第1クロスメンバ41から車両前方にエンジン22を車体フレーム11に懸架するサブハンガ73が延設され、第1クロスメンバ41から車両後方にリヤクッション74の上端が取付けられるリヤクッション上部取付ステー75が延設されている。
すなわち、車体フレーム11に第1エンジンハンガ51〜第4エンジンハンガ54からなる複数のエンジンハンガ50が設けられ、これらの複数のエンジンハンガ50にエンジンを締結可能にした。
左右一対のセンターフレーム38L、38Rに備えられている左右のピボットプレート43L、43Rは、後輪を揺動可能に支持するスイングアーム18を取付ける部材であり、これらの左右のピボットプレート43L、43Rの間にスイングアーム18を配置し、このスイングアーム18及び左右のピボットプレート43L、43Rを貫通するピボット軸としてのスイングアームボルト77が設けられている。スイングアーム18と車体フレーム11の間にリヤクッション74が設けられている。
図3及び図4に示されているように、エンジン22のシリンダ部28は、第1エンジンハンガ51L、51Rによって支持され、エンジンのクランクケース27の上部は、第2エンジンハンガ52L、52R及び第3エンジンハンガ53L、53Rによって支持され、エンジンのクランクケース27の後部は、第4エンジンハンガ54によって支持されている。
なお、左のセンターフレーム38Lに左のステップブラケット81Lが取付けられ、この左のステップブラケット81Lの前部に運転者用ステップ82Lが取付けられ、この運転者用ステップ82Lの近傍にチェンジペダル83が設けられ、左のステップブラケット81Lの後部に同乗者用ステップ84Lが取付けられている。スイングアーム18の上方に駆動用チェーン85を覆うチェーンカバー86が設けられている。
次に、クッションユニットの上端を支持する構造について説明する。
複数のエンジンハンガ50のうちの1つのエンジンハンガは、メインフレーム37L、37Rの下部に設けられているメインフレーム下部ハンガとしての第2エンジンハンガ52L、52Rであり、第1クロスメンバ41から前方に延びているサブハンガ73は、第2エンジンハンガ52L、52Rの後方に隣接する位置まで前方に延出され、エンジン22の後上部に、第2エンジンハンガ52L、52Rに締結されるメインフレーム締結ボス部91と、サブハンガ73に締結されるサブハンガ締結ボス部92と、が連続して形成されている。
サブハンガ73を第2エンジンハンガ52Rに近接配置すると共に、メインフレーム締結ボス部91とサブハンガ締結ボス部92とを連続して形成し、エンジン22に従来から設けられている高い剛性を有するエンジンハンガ用ボス部としてメインフレーム締結ボス部91にサブハンガ73を併せて締結するようにした。したがって、サブハンガ締結用ボス92を小さく抑えることができる。
なお、車両を右側方から見たときに、スイングアームの構成要素としての右アーム96の形状は、への字に形成されるへの字状アーム97となっており、左アーム95の形状とは異なる形状を有する。
右のセンターフレーム38Rに右のステップブラケット81Rが取付けられ、この右のステップブラケット81Rの前部に運転者用ステップ82Rが取付けられ、この運転者用ステップ82Rの近傍にブレーキペダル87が設けられ、右のステップブラケット81Rの後部に同乗者用ステップ84Rが取付けられている。
図5に示されているように、左右一対のセンターフレーム38L、38Rの間に、第1クロスメンバ41が設けられ、この第1クロスメンバ41の後部にリヤクッション74の上端が取付けられるリヤクッション上部取付ステー75(クッション上部取付ステー75)が接合され、クロスメンバとしての第1クロスメンバ41の前部で、且つ、クッション上部取付ステー75と隣接した位置に、エンジン22の後上部に締結されるサブハンガ73が接合されている。
クッションユニット74は、車幅方向中心から右側にオフセットして配置されている。
なお、クッションユニット74を車幅方向中心から左側にオフセットして配置することは差し支えない。
スイングアーム18の右側を構成するへの字状アーム97の上方で、クッションユニット74よりも車両幅方向内側に、ブレーキキャリパ105とブレーキマスタシリンダ106とを接続するブレーキホース107が延びている。
このブレーキホース107は、への字状アーム97の上方で、リヤクッション74よりも車両幅方向内側に延びているものである。
ブレーキホース107は、への字状アーム97の上方に延びている。このため、下方からの泥等の異物はへの字状アーム97に当たり、ブレーキホース107に当たり難くなる。加えて、ブレーキホース107は、リヤクッションユニット74よりも車両幅方向内側に配置されている。このため、車両外側からの泥等の異物はリヤクッションユニット74に当たり、ブレーキホース107に当たり難くなる。車両下方からの異物はへの字状アーム97により防御され、車両外側からの異物はリヤクッションユニット74により防御されるので、ブレーキホース107を泥はね等の異物から保護することができる。
図6〜図9では、スイングアームの詳細な構造について説明する。
図6に示されているように、車体側に設けたピボットプレート43L、43Rにスイングアーム18が揺動可能に備えられている。スイングアーム18は、車体側に支持されている。
スイングアーム18は、車両幅方向左右に設けられている左アーム95及び右アーム96と、これらの左右アーム95、96の前部に渡されるクロスメンバとしてのスイングアームクロスメンバ111とを有する。
左アームの後部113と右アームの後部114との間に後輪車軸115が渡され、この後輪車軸115に、回動自在に後輪21が支持されている。
後輪21は、ハブ部117を含むホイール118と、このホイール118の周囲に装着されるタイヤ119とからなる。ホイール118の右側面に、ブレーキデイスク122が取付けられ、ホイール118の左側面に、ダンパ部材123を介してリヤスプロケット124が取付けられている。リヤスプロケット124に、駆動用チェーン85が巻き掛けられている。
クロスメンバの上面125に、駆動用チェーン85をガイドするチェーンスライダ126が取付けられている。チェーンスライダ126は、車両後面視で逆T字状を呈し、座部127とこの座部127から上方に突設した断面矩形状のガイド部128と、スイングアーム18に固着される固着部129とからなり、ガイド部128が駆動用チェーン85の移動方向に沿って配設されることで、駆動用チェーン85をガイドする。固着部129にねじ部材131が設けられ、このねじ部材131をクロスメンバの上面125にねじ込むことで、チェーンスライダ126が固着される。
スイングアーム18の前端に、スイングアームボルト77が貫通するスイングアームボルト支持部132、132が設けられ、スイングアームボルト支持部132、132に、ベアリング133L、133Rが嵌合されて、スイングアームボルト77を軸にスイングアーム18を揺動可能にした。
クロスメンバ111に、クロスメンバの上面125を構成する上側クロスメンバ135が設けられ、この上側クロスメンバ135の上面で、車幅方向右寄りに、スイングアームリヤクッション74の下端が取付けられるクッションユニット支持部136が設けられている。このクッションユニット支持部136に貫通穴137が開けられ、この貫通穴137に支持軸138が設けられている。すなわち、支持軸138は、リヤクッションユニット74の下端に設けられスイングアーム18の上部に連結される。
支持軸138は、車幅方向でスイングアーム18と車体側のピボット軸17との間に設けられているベアリング133Rと重なる位置に配置されている。
リヤクッションユニット74の下方にベアリング133Rが設けられているため、リヤクッションユニット74の下方にベアリングが設けられていない場合に較べると、リヤクッション74からの荷重をベアリング133Rで受け易くすることができる。
右アーム96としてのへの字状アーム97の車幅方向内側の面を内側面98とするとき、この内側面98にストッパ突部141が一体的に形成され、このストッパ突部141にキャリパブラケット142が係合され、このキャリパブラケット142に後輪21に制動力をかけるリヤブレーキキャリパ140が設けられている。
への字状アーム97の車幅方向内側に位置する内側面98に、ストッパ突部141が一体的に形成されているので、ストッパ突部141を別体で設ける場合に較べると、部品点数を減らすことができる。併せて、キャリパブラケットの支持強度(剛性)が高められる。
図7に示されているように、左アーム95は、車両を左側面から見たときに、直線状に設けられる直線部143を有する直線状アーム99とした。
スイングアーム18の車両幅方向左側に、チェーンカバー(図3、符号86)が取付けられるカバーステー148が突設されている。
左アーム95の前部に、図表から裏方向へ向け延びており右のアームに至るクロスメンバ111が設けられている。このクロスメンバ111は、図手前側に平坦面151を有し、この平坦面151に図面表から裏方向へ連続してせり上がる傾斜面152を有する。
図6に戻って、平坦面151に、チェーンスライダ126が設けられ、駆動用チェーン85がガイドされるので、スイングアーム18が揺動したとき等に、駆動用チェーン85が傾斜面152に当たることを防止することができる。
図8に示されているように、右アーム96は、車両を右側面から見たときに、への字状に設けられるへの字状アーム97とし、このへの字アーム97の上端に、クッションユニット支持部136が設けられている。
図6に戻って、への字状アームの側面153に、車両を上から見たときに、リヤクッションの長手方向軸よりも車幅方向内側に湾曲する湾曲面154が設けられている。
1つのリヤクッションユニット74が車幅方向中心線Cに対しオフセット配置されている場合に、スイングアーム18が揺動すると、リヤクッションユニット74が支えとなり、スイングアーム18の剛性は、リヤクッションユニット74が設けられている側に配置されているへの字状アーム97の方が高いものとなる。すると、への字状アーム97の剛性が、直線状アーム99に較べ高くなり、左右の剛性バランスがとり難くなる。
この点、本発明では、剛性の高いへの字状アーム97に車幅方向内側に湾曲する湾曲面154が設けられているので、への字状アーム97の側の剛性が下げられ、左右アーム95、96の剛性バランスを最適に保つことが可能になる。
図9に示すように、リヤクッションユニット74の下端は、スイングアーム18の上部で、車幅方向中心からへの字状アーム97の側へオフセットした位置に連結され、左アーム95及び右アーム96は、各々、車幅方向内側に開放したコ字状断面を備え、への字状アーム97の上方に曲がる曲がり部166の上面166aは、直線状アーム99の上面99aよりも上方に長さ(H1)だけ上方に位置するように設定され、左右アーム95、96の車幅方向内側に開放した開放端157、158が、車両幅方向中心線Cよりもへの字状アーム97側に長さδだけオフセットされ、このオフセットされた箇所で接合されている。直線状アーム99の内面に、車幅方向中央へ延ばされている補強リブ169が設けられている。
スイングアームクロスメンバ111は、上面と下面とに傾斜面152、155を有し、クロスメンバ111の上部に形成される傾斜面152が車幅方向に車幅方向中心線Cよりもへの字状アーム97側まで渡って設けられている。同様に、クロスメンバ111の下部に形成される傾斜面155が、への字状アーム97の側面153から、直線状アーム99との接合面168まで設けられている。
さらに、への字状アーム97の曲がり部166の下面166bは、直線状アーム99の下面99bよりも長さ(H2)だけ上方に位置するように設定されている。
以上に述べた鞍乗り型車両のスイングアーム構造の作用を次に述べる。
図10(a)に実施例が示されており、一側のアームがストレート状アーム99(直線状アーム99)で、他側がへの字状に曲げられたへの字アーム97(への字状アーム97)とする左右割の鋳造品を溶接したスイングアーム18を備える鞍乗り型車両に、1本のリヤクッションユニット(図9、符号74)を、スイングアーム上面を構成しているクロスメンバの上面125で、車幅方向の一側にオフセットした位置に取付ける場合において、左右アーム95、96の車幅方向内側に開放した開放端157、158が、車両幅方向中心線よりもへの字状アーム97の側にオフセットされ、このオフセットされた箇所で接合されている。
図10(b)に比較例が示されており、左右のアームの開放端157B、158Bは、通常、車幅方向中心に設けられている場合が多く、開放端157B、158Bが車幅方向中心Cに設けられていると、クロスメンバ111Bの上部を構成する上側クロスメンバ135Bの水平面に対する傾斜角度(θb)を中心線からへの字状アーム側へオフセットしたときの傾斜角度(θa)よりも大きな角度(θa<θb)にする必要がある。しかし、上側クロスメンバ135Bの傾斜角度(θb)が大きくなると、クロスメンバの傾斜面に生ずる応力が傾斜していない部分に生ずる応力と大きく異なってしまい、スイングアーム左右の剛性バランスがとり難くなるという問題があった。
図10(a)に戻って、左右のアームの開放端157、158が、車両幅方向中心線Cよりもへの字状アーム97の側に長さδだけオフセットされ、このオフセット箇所で接合されているので、クッション荷重を受ける上側クロスメンバの傾斜面152が長くなり、傾斜面152が長くなれば、水平面に対する傾斜角度(θa)が緩やかなものになる。上側クロスメンバの傾斜面152の傾斜角度(θa)が緩やかなものになれば、下側クロスメンバ134の傾斜面155と上側クロスメンバの傾斜面152とを略平行に形成することができる。上側及び下側クロスメンバ134、135が互いに略平行に形成されれば、略平行に形成されていない場合に較べると、クロスメンバの傾斜面に生ずる応力に大きな相違は生じなくなり、その分、スイングアーム18の左右の剛性バランスを容易に確保することができるようになる。
また、下側クロスメンバ134において、への字状アーム97側の幅が狭くても、傾斜面155をへの字状アーム97の全幅に渡って長く設けることで、下側クロスメンバ134の傾斜面155と上側クロスメンバ135の傾斜面152とを略平行に形成することができ、スイングアームの左右の剛性バランスを容易に確保することができるようになる。
次に、チェーンスライダの変形例について説明する。
図11に示されているように、チェーンスライダ126の後端に、コ字状のフック部162が設けられ、このフック部162を左アーム95に付設した係合部162に係合させた。フック部162は、座部127の後端から下方に垂下した縦部164と、この縦部164から座部127にフランジ状に延びている係合部162へ向け折返すように延びている折込部165とからなる。
チェーンスライダ126にフック部162が設けられていれば、ねじ部材(図6、符号131)を増やすことなく、チェーンスライダ126の後端を確実にスイングアーム18へ取付けることができる。したがって、部品点数の増加及び組付工数の増加が抑えられる。
尚、本発明は、実施の形態では自動二輪車に適用したが、鞍乗り型3輪車(3輪バギー)や鞍乗り型4輪車(4輪バギー)にも適用可能であり、一般の鞍乗り型車両に適用することは差し支えない。
本発明は、左右のアームの形状が異なっているスイングアームが備えられている自動二輪車に好適である。
10…鞍乗り型車両(自動二輪車)、11…車体フレーム、17…ピボット軸、18…スイングアーム、21…後輪、74…クッションユニット、95…左アーム(直線状アーム)、96…右アーム(ヘの字状アーム)、98…への字状アームの内側面、99…直線状アーム、99a…直線状アームの上面、99b…直線状アームの下面、106…ブレーキマスタシリンダ、107…ブレーキホース、111…クロスメンバ(スイングアームクロスメンバ)、113…左アームの後部、114…右アームの後部、133R…ベアリング、138…支持軸、140…リヤブレーキキャリパ、141…ストッパ突部、142…キャリパブラケット、154…湾曲面、157…左アームの開放端、158…右アームの開放端、166…曲がり部、166a…曲がり部の上面、166b…曲がり部の下面。

Claims (6)

  1. 車両幅方向左右に左アーム(95)と右アーム(96)とを有し、これらの左アーム(95)の後部と右アーム(96)の後部との間に後輪(21)を支持すると共に車体側に揺動可能に支持されるスイングアーム(18)が備えられ、このスイングアーム(18)と車体フレーム(11)との間に、この車体フレーム(11)と前記スイングアーム(18)間を連結するクッションユニット(74)が設けられ、前記左右のアーム(95、96)のうちの一側のアームを、車両を側面から見たときに、直線状を呈する直線状アーム(99)とし、前記左右のアーム(95、96)のうちの他側のアームを、車両を側面から見たときに、への字状を呈するへの字状アーム(97)とし、このへの字状アーム(97)の上方に曲がる曲がり部(166)の上面は、前記直線状アーム(99)の上面よりも上方に位置するように設定され、前記への字状アーム(97)と前記直線状アーム(99)との間に、傾斜面を有するクロスメンバ(111)が渡されている鞍乗り型車両のスイングアーム構造において、
    前記左右のアーム(95、96)は、各々、車幅方向内側に開放したコ字状断面を備え、
    前記クッションユニット(74)の下端は、前記スイングアーム(18)の上部で、車幅方向中心から前記への字状アーム(97)の側へオフセットした位置に連結され、
    前記左右のアーム(95、96)の車幅方向内側に開放した開放端が、車両幅方向中心線よりも前記への字状アーム(97)側にオフセットされ、このオフセットされた箇所で接合され、
    前記クロスメンバ(111)の上部に形成される傾斜面が車幅方向に車幅方向中心線よりも前記への字状アーム(97)側まで渡って設けられていることを特徴とする鞍乗り型車両のスイングアーム構造。
  2. 前記への字状アーム(97)の側面に、車両を上から見たときに、前記クッションユニット(74)の長手方向軸よりも車幅方向内側に湾曲する湾曲面(154)が設けられていることを特徴とする請求項1記載の鞍乗り型車両のスイングアーム構造。
  3. 前記クッションユニット(74)の下端に設けられ前記スイングアーム(18)の上部に連結される支持軸(138)は、車幅方向で前記スイングアーム(18)と車体側のピボット軸(17)との間に設けられているベアリング(133L、133R)と重なるように配置されていることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の鞍乗り型車両のスイングアーム構造。
  4. 前記への字状アーム(97)の車幅方向内側の面を内側面とするとき、この内側面にストッパ突部(141)が一体的に形成され、このストッパ突部(141)にキャリパブラケット(142)が係合され、このキャリパブラケット(142)に、後輪(21)に制動力をかけるリヤブレーキキャリパ(140)が設けられていることを特徴とする請求項1、請求項2又は請求項3記載の鞍乗り型車両のスイングアーム構造。
  5. 前記への字状アーム(97)の上方で、前記クッションユニット(74)よりも車両幅方向内側に、前記リヤブレーキキャリパ(140)とブレーキマスタシリンダ(106)とを接続するブレーキホース(107)が延びていることを特徴とする請求項4記載の鞍乗り型車両のスイングアーム構造。
  6. 前記への字状アーム(97)の曲がり部(166)の下面は、前記直線状アーム(99)の下面よりも上方に位置するように設定されると共に、
    前記クロスメンバ(111)の下部に形成される傾斜面が、前記への字状アーム(97)の側面から、前記直線状アーム(99)との接合面まで設けられることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項記載の鞍乗り型車両のスイングアーム構造。
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