JP2013159266A - 自動二輪車 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、ピボットフレームとメインフレームとの接合部にかかる荷重入力を分散させ、車体フレームに適度な撓みをもたせる技術を提供することを課題とする。
【解決手段】ヘッドパイプから車両後方へ延びているメインフレーム25と、メインフレーム25に接合されリヤアーム30を揺動可能に支持するピボットフレーム35とが備えられている自動二輪車において、メインフレーム25は、モノフレームであって断面円形状を呈し、ピボットフレーム35よりも車両後方まで延び、ピボットフレーム35は、車両側面視で略T字状を呈するT字状部90を有し、このT字状部90の上部がメインフレーム25の長手軸方向に沿って溶接される。
【選択図】図6

Description

本発明は、車体フレームを備えた自動二輪車の改良に関する。
1本のメインフレームが車両後方へ延びている車体フレームを備えた自動二輪車が知られている(例えば、特許文献1(図2、図3)参照。)。
特許文献1の図2及び図3に示すように、車体フレーム(100)(括弧付き数字は、特許文献1記載の符号を示す。要素名は変更した。以下同じ。)は、ヘッドパイプ(110)と、ヘッドパイプ(110)から車両後方へ延びパイプ状を呈する左右のメインフレーム(120L、120R)と、左右のメインフレーム(120L、120R)の長手方向中間部に接続されると共に、この中間部から下方に延び板状を呈するピボットフレーム(160L、160R)とを有する。
ところで、特許文献1の技術では、左右のメインフレーム(120L、120R)とピボットフレーム(160L、160R)との接合部の長さは、各々、ピボットフレーム(160L、160R)上端部の車両長手方向長さとなる。このようにピボットフレーム(160L、160R)の接合部の長さが限られると、接合部に荷重が集中し易い。ピボットフレームとメインフレームの接合部にかかる荷重が分散され、車体フレーム各部に適度な撓みを維持させることができる技術があれば好適である。
特開2010−58762公報
本発明は、ピボットフレームとメインフレームとの接合部にかかる荷重入力を分散させ、車体フレームに適度な撓みをもたせる技術を提供することを課題とする。
請求項1に係る発明は、ステアリングシャフトを回動可能に支持するヘッドパイプと、このヘッドパイプから車両後方へ延びているメインフレームと、このメインフレームに接合されリヤアームを揺動可能に支持するピボットフレームとが備えられている自動二輪車において、メインフレームは、モノフレームであって断面円形状を呈し、ピボットフレームよりも車両後方まで延び、ピボットフレームは、車両側面視で略T字状を呈するT字状部を有し、このT字状部の上部がメインフレームの長手軸方向に沿って当接され、溶接されることを特徴とする。
請求項2に係る発明では、メインフレームは、長手軸方向中間部の断面形状が円形を呈する円形部であり、後端部の断面形状が長円を呈する長円部であり、T字状部の上部は、円形部に溶接されていることを特徴とする。
請求項3に係る発明では、ピボットフレームは、鋼板を絞り成形した左右一対の絞り成形プレートからなり、左右の絞り成形プレートを溶接することでピボットフレームを形成することを特徴とする。
請求項4に係る発明は、T字状部の下方且つ、リヤアームを揺動可能に支持するピボット軸の上方にてピボットフレームに、他の部分より車両長手方向の長さが短いくびれ部が設けられていることを特徴とする。
請求項5に係る発明では、メインフレームは、その長手軸方向の中間部が最下端となるように湾曲し、ピボットフレームは、メインフレームの最下端部分に溶接されていることを特徴とする。
請求項1に係る発明では、メインフレームは、モノフレームであって断面円形状を呈し、ピボットフレームよりも車両後方まで延びている。ピボットフレームのT字状部の上部がメインフレームの長手軸方向に沿って溶接されるので、ピボットフレームとメインフレームとの接合部の溶接長さをかせぎつつ、ピボットフレームからの入力を分散させ、車体フレームに適度なたわみを維持させることができる。また、T字状部の上部がメインフレームの長手軸方向に沿って当接されるので、溶接作業が容易に行える。
請求項2に係る発明では、メインフレームは円径部と長円部とからなる。ピボットフレームのT字状部の上部は、長円部ではなく円形部にてメインフレームに溶接されている。長円部よりも曲率半径の大きな円形部であれば、メインフレームにピボットフレームが突き当てられる面積が大きくなるため、溶接作業が容易に行えるようになる。
請求項3に係る発明では、ピボットフレームは、鋼板を絞り成形した左右一対の絞り成形プレートを溶接することで形成される。鋼板であれば、材料費は低減される。加えて、鋼板を成形、溶接しピボットフレームとしたので、所定の剛性が容易に得られる。
請求項4に係る発明では、ピボットフレームに、くびれ部が設けられている。くびれ部は他の部位より断面積が小さく、他の部位より軽くなる。結果、ピボットフレームの材料費を低く抑えることができる。
請求項5に係る発明では、メインフレームの最下端部分に、ピボットフレームが溶接されるので、ピボットフレームが上へ延びる長さを短くできる。短くした分だけピボットフレームを小型化でき、併せて、ピボットフレームの軽量化が図れる。また、メインフレームの最下端部分に、シートを載置すれば、シート高さが高くならないので、乗員の乗り降りがし易い。
本発明に係る自動二輪車の左側面図である。 車体フレームの左側面図である。 車体フレームの平面図である。 ヘッドパイプとメインフレームとの接合部の分解斜視図である。 図2の5−5線矢視図である。 ピボットフレーム及びその周辺部の側面図である。 図6の7−7線矢視図である。 図6の8−8線矢視図である。 図6の9−9線矢視図である。 図6の10−10線矢視図である。 図6の11−11線矢視図である。 シートレールの平面図である。 図12の13−13線断面図である。 図12の14−14線断面図である。 車幅方向中心の要部断面図である。 エアクリーナボックスの配置構造を説明する斜視図である。 車体フレームの斜視図である。
以下、本発明の実施の形態について、詳細に説明する。図中及び実施例において、「上」、「下」、「前」、「後」、「左」、「右」は、各々、自動二輪車に乗車する運転者から見た方向を示す。なお、図面は符号の向きに見るものとする。
本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
図1に示すように、自動二輪車10に、車体フレーム11と、この車体フレーム11の前部に設けられ前輪13を操向可能に支持する前輪操向支持部15と、車体フレーム11の後部に設けられ後輪14を揺動可能に支持する後輪懸架部16と、前輪13と後輪14の間にて車体フレーム11に懸架され後輪14の駆動源となるエンジン17と、このエンジンの上方位置にて車体フレーム11に支持される燃料タンク18と、この燃料タンク18に連続して車両後方へ延びて車体フレーム11に支持され乗員が座るシート19とが備えられ、このシート19に乗員が跨って乗車する鞍乗型車両である。
前輪操向支持部15は、車体フレーム11のヘッドパイプ21に回動可能に支持されるステアリングシャフト22と、このステアリングシャフト22と一体的に設けられ乗員がハンドル操作を行う操向ハンドル23と、同じく、ステアリングシャフト22と一体的に設けられ前輪13を支えるフロントフォーク24とからなる。
フロントフォーク24の上部にヘッドライト51及びメータ盤52が取付けられる。車体フレーム11の後部を構成しシート19を支えるシートレール27に後輪14の泥をよけるリヤフェンダ53が取付けられ、このリヤフェンダ53にテールライト54が取付けられる。
エンジン17は、クランクケース61と、このクランクケース61から斜め前上方に延びているシリンダ部62からなるエンジン本体63と、外気を取り入れこの外気と燃料とを所定の割合でシリンダ部62に供給する吸気系65と、シリンダ部62で燃焼した後に生ずる排気ガスを導く排気系66とからなる。
吸気系65は、エアクリーナ71と、このエアクリーナ71の前方にてエアクリーナ71に連結され混合気を生成するキャブレター72と、キャブレター72から延びてシリンダ部62の後壁へ接続される吸気管73とからなり、車両長手方向後方から前方に向け、順に、エアクリーナ71、キャブレター72及びシリンダ部62が配置される。排気系66は、シリンダ部62の前壁から延びる排気管75と、この排気管75の下流側に接続される消音器76とからなる。
次に、車体フレームの構造について説明する。
図2に示すように、車体フレーム11は、ヘッドパイプ21と、このヘッドパイプ21から車両後方へ延びているメインフレーム25と、このメインフレームの後端26に接合され車両後方へ延びているシートレール27と、ヘッドパイプ21の下部に溶接される板状の補強部材31L、31R(図手前側の符号31Lのみ示す。)及びガセット32と、これらの補強部材31L、31R及びガセット32から斜め下後方へ延びているダウンフレーム33と、メインフレーム25に接合されリヤアーム(図1、符号30)を揺動可能に支持するピボットフレーム35と、シートレール27の左右に下方に延びるように溶接され車両側面視で略三角形の板状を呈するリヤクッションボルトブラケット42L、42R(図手前側の符号42Lのみ示す。)と、リヤクッションボルトブラケット42L、42Rとピボットフレーム35の間に掛け渡されるサブフレーム36L、36R(図手前側の符号36Lのみ示す。)とを主要素とする。メインフレームの後端26には、シートレールの前端部28が接合されている。リヤクッションボルトブラケット42L、42Rは、リヤクッションの上端が取付けられるリヤクッションボルト41L、41R(図手前側の符号41Lのみ示す。)を有する。
シートレール27とサブフレーム36L、36Rとの連結部を構成するリヤクッションボルトブラケット42L、42Rは、板状部材を曲げ加工した部材である。パイプ状のシートレール27にパイプ状のサブフレーム36L、36Rが直接接合されることなく、シートレール27にリヤクッションボルトブラケット42L、42Rを介してサブフレーム36L、36Rが接続される。パイプ状のシートレール27に、板状部材を加工したリヤクッションボルトブラケット42L、42Rが接合される。このため、パイプ状部材同士を接合する場合に較べて、十分な突き合わせ長さを確保できるため、溶接作業が容易に行える。また、リヤクッションボルトブラケット42L、42Rにパイプ状のサブフレーム36L、36Rが溶接されるため、十分な突き合わせ長さを確保でき、溶接作業が容易に行える。
補強部材31L、31Rに、車幅方向に延びて燃料タンク(図1、符号18)の前部を支えるタンク支持ピン78が溶接されている。ピボットフレーム35の前方にてメインフレーム25の上面にレギュレータ81を取付ける板状のレギュレータステー82が溶接され、このレギュレータステー82の後方にてメインフレーム25の上面に、燃料タンク18の後部及びシート(図1、符号19)の前部を固定するステー部材83が溶接される。
図3に示すように、メインフレーム25は、モノフレームであって、ピボットフレーム35よりも車両後方まで延びている。このメインフレームの後端26に、平面視で、車両前方に向かって閉塞し車両後方へ向かって開放するシートレール27が接合される。このシートレール27は、1本のパイプフレームを曲げた部材であり、平面視でU字状を呈している。閉塞している側のシートレールの前端部28がメインフレームの後端26に接合される。シートレール27は、車両長手方向に延びる左右の直線部103L、103Rを有し、車幅方向にて左右の直線部103L、103Rの間に、シートクロスパイプ44が渡されている。なお、本実施例のシートレールは、平面視でU字状を呈するが、車両後方へ向かって開放するV字状を呈するものであっても良い。
図1にて、メインフレーム25から下方に延びているピボットフレーム35に、車幅方向にピボット軸46が延び、このピボット軸46にリヤアーム30が揺動自在に支持される。リヤアーム30は、車両後方に延びており、リヤアームの後端30bに後輪14が取付けられ、リヤアームの後端30bとシートレール27の間に、リヤアーム30にかかるショックを緩和するリヤクッション40、40(図手前側の符号40のみ示す。)が渡される。シートレール27とピボットフレームとの連結部(リヤクッションボルトブラケット42L、42R)に、リヤクッションボルト41L、41Rが取付けられ、リヤクッションボルト41L、41Rにリヤクッションの上端40a、40aが取付けられる。ピボットフレーム35は、リヤアーム30を揺動可能に支持する部材といえる。
リヤクッションボルトブラケット42L、42Rに、リヤクッションの上端40a、40aが各々取付けられる。リヤクッション40、40にかかる荷重をシートレール27とサブフレーム36L、36Rの両方の部材で受けることができる。結果、シートレール27にかかる荷重を分散させることができる。
シートレール27の上方に、乗員が座るシート19が備えられ、シートレールの前端部28よりも前方に、シートの前端20が配置される。シート取付構造の詳細については後述する。
ダウンフレーム33の下端にエンジンハンガ47が取付けられ、このエンジンハンガ47にクランクケースの前部61aが支持され、ピボットフレーム35でクランクケースの後部61bが支持される。
次に、ヘッドパイプとダウンフレームとの連結部の構造について説明する。
図4に示すように、ヘッドパイプ21の斜め後下方に、ダウンフレーム33をその長手軸がヘッドパイプ21の斜め後下方へ延びるように配置し、このダウンフレーム33とメインフレーム25とヘッドパイプ21とに渡されるようにコ字断面状の補強部材31を車両後方から当てヘッドパイプ21及びメインフレーム25に溶接し、ダウンフレーム33の軸直角方向下方からコ字断面状のガセット32を、ダウンフレーム33及び補強部材31へ当て、ガセット32をヘッドパイプ21、ダウンフレーム33及び補強部材31に溶接する。
補強部材及びガセットの溶接構造は、図2に示すように、補強部材31とガセット32とが溶接され、ガセット32とヘッドパイプ21とが溶接されると共にガセット32とダウンフレーム33とが溶接される。補強部材31は、ヘッドパイプ21とメインフレーム25とに溶接される。
ダウンフレーム33は、ヘッドパイプ21やメインフレーム25と離間している。次図にて、ダウンフレーム33周りの溶接構造について説明する。
次に、ダウンフレーム33と補強部材31とガセット32との間の構造を説明する。
図5に示すように、ダウンフレーム33は、補強部材31とガセット32とで囲われるように保持される。補強部材31の外方からガセット32が被せられ、このガセット32の車幅方向左右端部に沿って、補強部材31との間の境界部に溶接が施されている。
以下、図6〜11では、ピボットフレーム及びその周辺部の構造等について説明する。
図6に示すように、車両前後に延びている断面円形パイプ状のメインフレーム25は、このメインフレーム25の後部にて車幅方向に徐々に潰れていき、後述する図9に示すように、後端部26が断面長円形状を呈するものとなる。メインフレーム25は、その長手軸方向の中間部25mが最下端となるように湾曲している。断面円形状の領域にてメインフレーム25の長手軸方向に沿ってピボットフレーム35が溶接されている。ピボットフレーム35は、メインフレーム25の最下端25bの部分に溶接されている。
メインフレーム25の最下端25b部分に、ピボットフレーム35が溶接される。メインフレーム25の最下端25b部分に、ピボットフレーム35が溶接されるので、ピボットフレーム35が上へ延びる長さを短くできる。短くした分だけピボットフレーム35を小型化でき、併せて、ピボットフレーム35の軽量化が図れる。また、メインフレーム25の最下端部分25bの近傍に、シート19を載置すれば、シート19高さが高くならないので、乗員の乗り降りがし易い。
次に、ピボットフレームが接合されるピボットフレーム接合部について説明する。
図7及び図8に示すように、上端が断面L字状に成形された左のピボット板の一端38Lに、同じく、上部が断面L字状に成形された右のピボット板の一端38Rを重ね、重ねた部分に沿って溶接を施した。ピボットフレーム35の左右上端部を構成する左右のピボット板の上端39L、39Rは、メインフレーム25の長手軸方向に沿って延びており、これらの左右上端39L、39Rとメインフレーム25との境界部に溶接が施される。
図9に示すように、メインフレーム25は、長手軸方向中間部25mの断面形状が円形を呈する円形部87であり、シートレールの前端部(図6、符号28)が接合されるメインフレームの後端26の断面形状が車幅方向に幅広い長円を呈する長円部88である。
図6にて、ピボットフレーム35は、その上部が車両側面視でメインフレームの長手軸方向に沿って延びて略T字状を呈するT字状部90を有し、このT字状部の上部(上端部91)がメインフレーム25の長手軸方向に沿って当接され、溶接される。T字状部の上部(上端部91)は、メインフレーム25の円形部87に溶接されている。
ピボットフレーム35の上部(上端部91)がメインフレーム25の長手軸方向に沿って当接され、溶接されるので、ピボットフレーム35とメインフレーム25との間の溶接長さをかせぎつつ、ピボットフレーム35からの入力を分散させることができる。結果、車体フレーム11に適度なたわみを維持させることができる。また、T字状部の上部(上端部91)がメインフレーム25の長手軸方向に沿って当接されるので、溶接作業が容易に行え、溶接時の生産性を高めることができる。
さらに、T字状部の上部(上端部91)は、長円部88ではなく円形部87に溶接されている。長円部88に較べて曲率半径が大きい円形部87に溶接が施される。円形部87であれば、T字状部の上部(上端部91)が突き合わされる面積が大きくなるので、溶接作業が容易に行える。
図10に示すように、T字状部の中間部92にてピボットフレーム35に、他の部分より車両長手方向の長さが短いくびれ部93が設けられている。くびれ部93は、他の部分に較べ細く小さい。くびれ部93の断面は、断面略ロ字状の形状をもつ。くびれ部93は、断面コ字状に成形される左のピボット板37Lと、断面コ字状に成形される右のピボット板37Rとを各々車幅方向中心側へ開放する向きに配置し、左のピボット板37Lに、左のピボット板37Lよりも車両前後方向に長いサイズをもつ右のピボット板37Rを、左のピボット板37Lより右のピボット板37Rが外方に位置するように重ね、右のピボット板37Rの端部に沿って、左のピボット板37Lと右のピボット板37Rの間に溶接を施したものである。
図6にて、ピボットフレーム35において、他の部分に較べて荷重負荷の小さい部分をくびれ部93としたので、ピボットフレーム35の軽量化が図れ、ピボットフレーム35の材料費を低く抑えることができる。
次に、サブフレームが接合されるサブフレーム接合部について説明する。
図11に示すように、ピボットフレーム35の下部は前述のように水平断面上で略コ字状を呈し、ピボットフレームの左右壁95L、95Rは、一部を車幅方向中心側に凹ませ左右のサブフレームの前端が係合可能な左右凹部96L、96Rを有する。
上述したように、ピボットフレーム35は、鋼板を成形した左右のピボット板37L、37R(左右の絞り成形プレート)を互いに溶接することにより形成される。すなわち、ピボットフレーム35は、鋼板を成形し溶接してなる。鋼板であれば材料費は低減される。加えて、鋼板を成形しピボットフレーム35としたので、所定の剛性が比較的容易に得られる。
以上、図6〜11から、ピボットフレーム35は、鋼板を絞り成形した左のピボット板37Lと、同じく鋼板を絞り成形した右のピボット板37Rとを接合してなり、水平断面で上部が略ロ字状を呈し、水平断面で中間部が略ロ字状を呈するくびれ部93を有し、水平断面で下部がコ字状を呈する部材であることが説明された。
以下、図12〜14では、シートレールの構造について詳細に説明する。
図12に示すように、シートレール27は、第1のパイプ部材101を車両平面視で略U字状に曲げ、図13に示すように、第1のパイプ部材101の車両後方に延びる左右の直線部103L、103Rに、車両後方から、第1のパイプ部材101の内径に嵌る外径をもつ第2のパイプ部材102、102を挿入し、図14に示すように、左右の直線部103L、103Rの後部は、車幅方向から潰すように形成することで、空間のない縦長の部材に成形される。第1のパイプ部材101の車両後方に延びる左右の直線部103L、103Rに、車両後方から第2のパイプ部材102を挿入することで、左右の直線部103L、103Rの剛性を高めるようにした。
次に、燃料タンク支持構造及びシート支持構造等について説明する。
図15に示すように、燃料タンク18は、その前部が左右の補強部材31L、31Rに溶接され車幅方向水平に延びている軸状のタンク支持ピン78によって支持され、燃料タンク18の後部に後方へ突設される突設ステー105がステー部材83へ延ばされ、突設ステー105の上方から締結部材106で突設ステー105がメインフレーム25へ締結される。
次に、シート19の前端部にてシート底板からシートステー107が下方に延びた後、前方に延びており、このシートステー107に車両後方に向け図示せぬ切欠部が形成され、この切欠部を突設ステー105の上面と締結部材106との間に挟むようにして、メインフレーム25へシート19の前端部が固定される。
次に、シート荷重受け部(支持部)の構造等について説明する。
図16に示すように、シートレール27の長手軸方向中間部に車幅方向にシートクロスパイプ44が延び、このシートクロスパイプ44の上に、弾性部材で形成されシート19の荷重を受ける第1荷重受け部111が設けられる。第1荷重受け部111の車両前方にてシートレール27の直線部103L、103R上の前端に、弾性部材で形成されシート19の荷重を受ける左右の第2荷重受け部112L、112Rが設けられる。図15を併せて参照し、シート19は、車幅方向に延びるリヤクロスメンバ(シートクロスパイプ44)に取付けた第1荷重受け部111とシートレール27の直線部103L、103Rの上に取付けた左右の第2荷重受け部112L、112Rとに載置される。
車幅方向中心にてリヤクロスメンバ(シートクロスパイプ44)に、第1荷重受け部111を設けたので、大きな荷重のかかり易い車幅方向中心の荷重を確実に支持することができる。また、シート19は、少なくとも、第1荷重受け部111と第2荷重受け部112L、112Rとで支持される。上記複数の荷重受け部111、112L、112Rでシート19を支持するようにしたので、シート19をより確実に支持させることができる。
図15にて、シートレール27の上方に、乗員が座るシート19が備えられ、シートレールの前端部28よりも前方に、シートの前端20が配置される。そして、シートの前端20に設けたシートステー107は、ステー部材83及び締結部材106により締結されることにより、メインフレーム25で支持される。
シート19の前部は、シートステー107を介してメインフレーム25で支持され、シート19の後部は、荷重受け部111、112L、112Rを介してシートレール27で支持される。シート19をメインフレーム25とシートレール27との両方で支持すれば、シート荷重を分散して支持させることができ、シートレール27への荷重負担を減らすことができる。シートレール27への荷重負担が減れば、シートレール27周辺部の部材の剛性を低くするなどフレーム部材の最適化ができ、車体フレーム11の軽量化を図ることができる。
次に、エアクリーナボックスの取付構造等について説明する。
図16にて、エンジンに入る空気を清浄にするエアクリーナボックス(エアクリーナ71)は、ステー部材83に固着した小ステー114に、車幅方向左側から水平に小締結部材116をねじこむことで、ステー部材83を介してメインフレーム25へ取付けられている。図15にて、エアクリーナ71の上下左右は、メインフレーム25とサブクロスパイプ121とピボットフレーム35とリヤフェンダ53とによって囲われるように配置されるので、これらの部材によってエアクリーナ71を保護することができる。
次に、車体フレームの構成要素について補足説明を行う。
図17に示すように、左右のサブフレーム36L、36Rの間に、サブクロスパイプ121が渡される。ピボットフレーム35の下端部近傍にて左右壁95L、95Rの間に、ロアクロス部材122が渡され、このロアクロス部材122の上方にて左右壁95L、95Rの間に、ピボット軸(図1、符号46)が通るピボットカラー123が渡されている。この他、ピボットフレーム35の下部にて左右壁95L、95Rの間に、エンジン(図1、符号17)を懸架するハンガボルト125、126が渡されている。
以上に述べた本発明の自動二輪車の作用を次に述べる。
シートレール27は、パイプフレームを曲げた部材であり、このシートレールの前端部28をメインフレームの後端26に接合させた。
シートレールの閉塞部(前端部28)は、メインフレームの後端26に直接接合されるため、メインフレーム25に、別途、シートレール27を接合するためのブラケット等は不要になる。加えて、シートレール27は、1本のパイプを曲げるだけで良いため、2本のシートレールに較べて部品点数を削減することができる。加えて、車体フレーム11の生産性を向上させることができる。
図15にて、メインフレーム25の円形部87の下方に、ピボットフレーム35が延びていると共に、ピボットフレーム35がメインフレーム25の円形部87に接合され、このピボットフレーム35の後方に位置する長円部88にてメインフレーム25に、シートレールの前端部28が接合されている。ピボットフレーム35とシートレール27とは、メインフレーム25の異なる位置で接合されるので、部材同士を突き合わせし易くできると共に溶接作業性を高めることができる。
また、車幅方向に幅広い長円を呈するメインフレーム後端26に、シートレールの前端部28が接合される。
従来、円形パイプフレーム同士の溶接は、双方の部材の端部が曲率をもっているため、量産工程で、所定公差内をもって均一に突き合わせることは難しい。そのため、均一に突き合わせることを容易にするため、例えば、平面をもつ鞍状部材を介在させていた。
この点、本発明では、メインフレーム後端26の断面形状に平面部(図9、符号118、118)が含まれているので、これらの平面部118、118を利用してパイプ部材同士を均一に突き合わせ、溶接させ易くできる。結果、溶接に係る生産性を高めることができる。
エアクリーナボックス71は、シートレールの前端部28よりも前方のメインフレーム25の後部に配置される。このメインフレーム25の後部の断面形状は、円形から車幅方向に幅広い長円へ徐々に変化しているため、エアクリーナボックス71の上方空間を広くとることができる。結果、エアクリーナボックス71の容量を大きく確保し易くできる。
尚、本発明は、実施の形態では自動二輪車に適用したが、三輪車にも適用可能であり、一般の鞍乗型車両に適用することは差し支えない。
本発明は、自動二輪車に好適である。
10…自動二輪車、21…ヘッドパイプ、22…ステアリングシャフト、25…メインフレーム、25m…メインフレームの中間部、26…メインフレームの後端、30…リヤアーム、35…ピボットフレーム、37L、37R…絞り成形プレート(左右のピボット板)、46…ピボット軸、87…円形部、88…長円部、90…T字状部、93…くびれ部。

Claims (5)

  1. ステアリングシャフト(22)を回動可能に支持するヘッドパイプ(21)と、このヘッドパイプ(21)から車両後方へ延びているメインフレーム(25)と、このメインフレーム(25)に接合されリヤアーム(30)を揺動可能に支持するピボットフレーム(35)とが備えられている自動二輪車(10)において、
    前記メインフレーム(25)は、モノフレームであって断面円形状を呈し、前記ピボットフレーム(35)よりも車両後方まで延び、
    前記ピボットフレーム(35)は、車両側面視で略T字状を呈するT字状部(90)を有し、このT字状部(90)の上部が前記メインフレーム(25)の長手軸方向に沿って当接され、溶接されることを特徴とする自動二輪車。
  2. 前記メインフレーム(25)は、長手軸方向中間部の断面形状が円形を呈する円形部(87)であり、後端(26)の断面形状が長円を呈する長円部(88)であり、
    前記T字状部(90)の上部は、前記円形部(87)に溶接されていることを特徴とする請求項1記載の自動二輪車。
  3. 前記ピボットフレーム(35)は、鋼板を絞り成形した左右一対の絞り成形プレート(37L、37R)からなり、
    前記左右の絞り成形プレート(37L、37R)を溶接することで前記ピボットフレーム(35)を形成することを特徴とする請求項1又は請求項2記載の自動二輪車。
  4. 前記T字状部(90)の下方且つ、前記リヤアーム(30)を揺動可能に支持するピボット軸(46)の上方にて前記ピボットフレーム(35)に、他の部分より車両長手方向の長さが短いくびれ部(93)が設けられていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項記載の自動二輪車。
  5. 前記メインフレーム(25)は、その長手軸方向の中間部(25m)が最下端となるように湾曲し、前記ピボットフレーム(35)は、前記メインフレーム(25)の最下端部分に溶接されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項記載の自動二輪車。
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