JP2023046440A - 鞍乗り型車両 - Google Patents

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Abstract

【課題】鞍乗り型車両においてクロスフレームとリヤフレームとの連結部への応力集中を抑制する。【解決手段】車体後方に延び、且つ、車幅方向に離間して配置される一対のリヤフレーム36を備える鞍乗り型車両であって、車幅方向に延びて一対のリヤフレーム36の後部42を連結し、鞍乗り型車両の高さ方向に関して、後部42のうち一方の端部である第1端部44、46に配置されるクロスフレーム48と、高さ方向に関して、後部42のうちクロスフレーム48が配置されない他方の端部である第2端部46、44からクロスフレーム48に向かって延びる一対の第1サブフレーム50と、を備える。【選択図】図2

Description

本発明は、鞍乗り型車両に関する。
特許文献1には、鞍乗り型車両が開示されている。この鞍乗り型車両は、2つのリヤステー(リヤフレーム)を備える。2つのリヤフレームの各々は、車体後方に延びる。2つのリヤフレームは車幅方向に関して一対に配置される。
上記の鞍乗り型車両は、第2クロスパイプをさらに備える。第2クロスパイプは、2つのリヤフレームの後端部に連結される。これにより、第2クロスパイプは、2つのリヤフレームを車幅方向に関して橋渡す。
特開2001-71973号公報
上記のリヤフレームと、第2クロスパイプとの連結部には、応力(ねじり応力)が集中しやすい。したがって、その連結部には、疲労が蓄積されやすい。
本発明は、上述した課題を解決することを目的とする。
本発明の態様は、車体後方に延び、且つ、車幅方向に離間して配置される一対のリヤフレームを備える鞍乗り型車両であって、前記車幅方向に延びて一対の前記リヤフレームの後部を連結し、鞍乗り型車両の高さ方向に関して、前記後部のうち一方の端部である第1端部に配置されるクロスフレームと、前記高さ方向に関して、前記後端部のうち前記クロスフレームが配置されない他方の端部である第2端部からクロスフレームに向かって延びる一対の第1サブフレームと、を備える。
本発明によれば、リヤフレームの剛性が向上する。また、第2端部からクロスフレームに向かって延びる一対の第1サブフレームが、クロスフレームとリヤフレームとの連結部への応力集中を抑制する。
図1は、実施形態に係る鞍乗り型車両の左側面図である。 図2は、図1の一対のリヤフレームの周辺を示す斜視図である。 図3は、変形例1に係る第1サブフレームを示す斜視図である。 図4は、変形例2に係るクロスフレームと、第1サブフレームと、第2サブフレームとを示す斜視図である。
[実施形態]
図1は、実施形態に係る鞍乗り型車両(車両)10の左側面図である。なお、車両10の右側面は、図示された左側面と対称である。
図1には、車両10のみならず、複数の矢印(DF、DL、DG、DB)が図示される。矢印DFは、車両10の進行方向(車体前方)を指す。矢印DLは、車両10の左方向(車幅方向の一方)を指す。矢印DGは、重力方向(高さ方向)を指す。進行方向と、左方向と、重力方向とは、互いに直交する。矢印DBは、車両10の後退方向(車体後方)を指す。後退方向は進行方向の反対方向である。
車両10は、前輪12と、2つのフロントフォーク14と、ヘッドパイプ16と、2つのメインフレーム18と、2つのロアフレーム20と、エンジン22とを備える。
なお、2つのフロントフォーク14は、左右一対に配置される。2つのメインフレーム18と、2つのロアフレーム20との各々も、左右一対に配置される。したがって、図1に図示されるフロントフォーク14と、メインフレーム18と、ロアフレーム20との各々の数は1である。
一対のフロントフォーク14は、前輪12を回転可能に支持する。ヘッドパイプ16は、一対のフロントフォーク14を回動可能に支持する。一対のメインフレーム18は、ヘッドパイプ16から下方に傾斜しつつ、車体後方に延びる。一対のロアフレーム20は、一対のメインフレーム18の下方に配置される。一対のロアフレーム20は、エンジン22を支持する。
車両10は、2つのピボットフレーム24と、ピボット軸部材26と、スイングアーム28と、後輪30と、ドライバシート32と、ハンドル34と、2つのリヤフレーム36とをさらに備える。なお、2つのピボットフレーム24と、2つのリヤフレーム36との各々は、左右一対に配置される。したがって、図1に図示されるピボットフレーム24とリヤフレーム36との各々の数は1である。
一対のピボットフレーム24は、一対のメインフレーム18と、一対のロアフレーム20とに連結される。一対のピボットフレーム24は、ピボット軸部材26を支持する。ピボット軸部材26は、スイングアーム28を揺動可能に支持する。
スイングアーム28は、後輪30を回転可能に支持する。ドライバシート32には、ドライバが着座する。ハンドル34はヘッドパイプ16に取り付けられる。ドライバシート32に着座したドライバは、ハンドル34を介して車両10を操舵する。
一対のリヤフレーム36は、ドライバシート32を支持する。一対のリヤフレーム36は、互いに離間して配置される(図2参照)。
一対のリヤフレーム36の各々は、上方リヤフレーム38と、下方リヤフレーム40と、連結リヤフレーム41とを有する。上方リヤフレーム38と下方リヤフレーム40とは、いずれも車体後方に延びる略柱状のフレームである。ただし、下方リヤフレーム40は、重力方向に関して上方リヤフレーム38よりも下方に配置される。連結リヤフレーム41は、重力方向に延びる略板状のフレームである。連結リヤフレーム41は、リヤフレーム36全体の後部42に位置する。
連結リヤフレーム41は、重力方向に関して、上方リヤフレーム38と、下方リヤフレーム40とを連結する。本実施形態の上方リヤフレーム38と下方リヤフレーム40とは、リヤフレーム36の後部42において、連結リヤフレーム41に溶接される。ただし、上方リヤフレーム38と下方リヤフレーム40とを連結リヤフレーム41に連結する方法は、溶接に限定されない。
なお、リヤフレーム36の後部42(連結リヤフレーム41)は、上端部44と下端部46とを含む。上端部44は、後部42のうち、重力方向に関して下端部46より上方の端部である。
図2は、図1の一対のリヤフレーム36の周辺を示す斜視図である。なお、以下の説明において言及されない要素は可能な限り図2から省略した。また、図2の矢印DRは、車両10の右方向(車幅方向の他方)を指す。
車両10は、クロスフレーム48と、2つの第1サブフレーム50と、第2サブフレーム52とをさらに備える。クロスフレーム48と、2つの第1サブフレーム50と、第2サブフレーム52とは、剛性を有する。
クロスフレーム48は、車幅方向に延びるフレームである。クロスフレーム48は、重力方向に関して、一対のリヤフレーム36の下端部46に配置される。
クロスフレーム48は、連結リヤフレーム41に溶接される。これにより、クロスフレーム48は、一対のリヤフレーム36の下端部46を連結する。ただし、クロスフレーム48と一対のリヤフレーム36の下端部46との連結方法は、溶接に限定されない。
一対のリヤフレーム36の間(内側)であってクロスフレーム48の上には空間(配置スペース)54が空いている。配置スペース54には、部材を配置することができる。その場合、クロスフレーム48は部材を支持する。配置スペース54に配置される部材は、例えばリヤフェンダーを支持するための支持部材である。ただし、配置スペース54には、上記支持部材以外の部材が必要に応じて配置されてもよい。例えば、ストップランプのハーネス、またはイモビキットが配置スペース54に配置されてもよい。
2つの第1サブフレーム50は、左右一対に配置されるフレーム群である。一対の第1サブフレーム50のうち左側の第1サブフレーム50は、右側の第1サブフレーム50よりも左側に配置される。これを踏まえ、以下においては、一対の第1サブフレーム50に関して冗長な説明を避けるために、一対の第1サブフレーム50のうち一方のみが主に説明される。
第1サブフレーム50は、第1延在部56と、第2延在部58とを有する。
第1延在部56は、第1サブフレーム50のうち、リヤフレーム36の上端部44から車幅方向に沿って、一対のリヤフレーム36の間に向かって延びる部分である。なお、一対の第1サブフレーム50のうち左方の第1サブフレーム50の第1延在部56は、一対のリヤフレーム36のうち左方のリヤフレーム36の上端部44から延びる。また、一対の第1サブフレーム50のうち右方の第1サブフレーム50の第1延在部56は、一対のリヤフレーム36のうち右方のリヤフレーム36の上端部44から延びる。
第1延在部56は、連結リヤフレーム41に溶接される。これにより、第1延在部56と上端部44とは連結される。ただし、第1延在部56と上端部44との連結方法は、溶接に限定されない。
第1延在部56は、車幅方向に沿って、クロスフレーム48の方に斜めに延びる。ただし、第1延在部56は、車幅方向に平行に延びてもよい。
第2延在部58は、第1サブフレーム50のうち、車幅方向に関して第1延在部56からクロスフレーム48に向かって延びる部分である。第2延在部58は、第1延在部56から車幅方向に対して斜めに延びる。
第2延在部58は、クロスフレーム48のうち、一対のリヤフレーム36の間に溶接される。これにより、第2延在部58とクロスフレーム48とは連結される。ただし、第2延在部58とクロスフレーム48との連結方法は、溶接に限定されない。
第1延在部56が重力方向の負荷を受ける場合において、第1延在部56と、リヤフレーム36との連結部(溶接部)57には、負荷に基づく応力が印加される。しかし、第1延在部56は、第2延在部58と、クロスフレーム48とに支持される。したがって、連結部57に応力が集中することが抑制される。したがって、第1延在部56は、重力方向に沿った負荷を受けても、変形しにくい。第1延在部56が変形しにくいことで、結果として、リヤフレーム36が変形しにくくなる。すなわち、リヤフレーム36の剛性が向上する。また、リヤフレーム36とクロスフレーム48との連結部(溶接部)59にも、応力が印加される。この応力は、例えばクロスフレーム48自体の荷重と、クロスフレーム48上に配置される部材の荷重とに基づく力である。ここで、クロスフレーム48は、第1サブフレーム50を介してリヤフレーム36と連結されている。これにより、連結部59に応力が集中することが抑制される。
第2延在部58は、クロスフレーム48のうち、車幅方向に関してできるだけ中央寄りの部位に連結されると、好ましい。これにより、第2延在部58とクロスフレーム48との連結点と、リヤフレーム36とクロスフレーム48と連結部59とをできるだけ離すことができる。その結果、連結部59への応力集中がより抑制される。
なお、第1延在部56と第2延在部58とは、鈍角αをなすと好ましい(図2参照)。その理由は、第1延在部56から第2延在部58の方に負荷が伝達されやすいからである。また、リヤフレーム36が、車幅方向に関して第1延在部56と第2延在部58とに支持されるからである。これにより、リヤフレーム36の剛性がさらに向上する。
また、第1延在部56と第2延在部58とは、互いに一体成型されると好ましい。その理由は、車両10の部品点数の増加が抑制されるからである。また、第1延在部56と第2延在部58とが一体成型された第1サブフレーム50は、例えば板状部材を折り曲げることで、容易に製造可能である。その場合、部品の製造コストを節約することもできる。
さらに、上記の第1サブフレーム(一対の第1サブフレーム)50は、クロスフレーム48上の領域(配置スペース54)を複数の小領域(541、542、543)に仕切る。つまり、配置スペース54が、左方の第2延在部58よりも左方の小領域541と、右方の第2延在部58よりも右方の小領域543と、2つの第2延在部58の間の小領域542とに仕切られる。これにより、複数の部材を互いに隔離しつつ配置スペース54に配置することが可能になる。
第2サブフレーム52は、車幅方向に延びることで一対の第1サブフレーム50を接続するフレームである。なお、図2の第2サブフレーム52は、重力方向に関して、一対の第1サブフレーム50に重ねて配置される。また、第2サブフレーム52は、一対の第1サブフレーム50の第1延在部56にネジ留めされる。
第2サブフレーム52は、一対の第1サブフレーム50を支持する。これにより、一対の第1サブフレーム50が、より安定する。その結果、一対の第1サブフレーム50に連結されたクロスフレーム48も、より安定する。したがって、連結部59への応力集中が、さらに抑制される。
また、第2サブフレーム52は、一対の第1サブフレーム50にネジ留めされる。この場合、一対の第1サブフレーム50と第2サブフレーム52とが溶接される場合と比較して、一対の第1サブフレーム50に第2サブフレーム52を着脱させることが容易である。すなわち、車両10の組立と部品交換とが容易である。
なお、他車両の不要パーツが、第2サブフレーム52として車両10に流用されてもよい。これにより、部品の調達コストの増大が抑制される。
[変形例]
以下には、上記実施形態に係る変形例が記載される。ただし、上記実施形態と重複する説明は、以下の説明では可能な限り省略される。上記実施形態で説明済の構成要素には、特に断らない限り、上記実施形態と同一の参照符号が流用される。
(変形例1)
図3は、変形例1に係る第1サブフレーム501を示す斜視図である。
第1サブフレーム50の形状は実施形態(図2参照)に限定されない。例えば第1サブフレーム501は、上端部44からクロスフレーム48に向かって真っ直ぐに延びる(図3参照)。第1サブフレーム501は、クロスフレーム48を支持する。また、第1サブフレーム501は、第2サブフレーム52と互いに支持し合う。
なお、第1サブフレーム501は、一対のリヤフレーム36の間に向かって斜めに延びる。これにより、第1サブフレーム501は、車幅方向に関して、リヤフレーム36を支持する。したがって、リヤフレーム36の剛性がさらに向上する。
ただし、第1サブフレーム501は、上端部44からクロスフレーム48に向かって、重力方向に平行に延びてもよい。
第2サブフレーム52の形状は、一対の第1サブフレーム501を接続するために、適宜変更されてもよい。
(変形例2)
図4は、変形例2に係るクロスフレーム481と、第1サブフレーム502と、第2サブフレーム521とを示す斜視図である。
クロスフレーム481は、一対のリヤフレーム36の上端部44(連結部591)に連結される。この場合、第1サブフレーム502は、リヤフレーム36の下端部46(連結部571)からクロスフレーム481に向かって延びる。
一対の第1サブフレーム502は、第1延在部56と、第2延在部58とを有する。第1延在部56は、上端部44でなく下端部46から延びる。しかし、リヤフレーム36から車幅方向に延びる点で、第1延在部56は実施形態(図2参照)と同じである。第2延在部58は、第1延在部56から重力方向に沿ってクロスフレーム481(48)に延びる点で、実施形態(図2参照)と同じである。
本変形例においても、第1延在部56と第2延在部58とは鈍角αをなすと好ましい。これにより、第2延在部58から第1延在部56の方に負荷が伝達されやすくなる。
一対の第1サブフレーム502は、クロスフレーム481を下方から支持する。したがって、クロスフレーム481とリヤフレーム36との連結部591に応力が集中することが抑制される。
第2サブフレーム521は、クロスフレーム481よりも下方において、一対の第1サブフレーム502を接続する。これにより、一対の第1サブフレーム502が安定する。その結果、連結部591への応力集中がより抑制される。
(変形例3)
一対のリヤフレーム36の各々が有するフレームの数は、実施形態(上方リヤフレーム38、下方リヤフレーム40、連結リヤフレーム41)に限定されない。例えば一対のリヤフレーム36の各々は、単一のフレームからなってもよい。また、一対のリヤフレーム36の各々は、車体後方に延びる略柱状のフレームを3つ以上有してもよい。
なお、リヤフレーム36が有するフレーム数を増やすことで、重力方向に関してリヤフレーム36が幅長化する可能性がある。しかし、第1サブフレーム50(501、502)は、仮にリヤフレーム36が重力方向に幅長であっても、クロスフレーム48(481)を支持できる。したがって、第1サブフレーム50(501、502)は、仮にリヤフレーム36が重力方向に幅長であっても、連結部59への応力集中を抑制できる。
(変形例4)
第2延在部58は、第1延在部56からクロスフレーム48に向かって、重力方向に平行に延びてもよい。
(変形例5)
第2延在部58は、第1延在部56と一体成型されなくてもよい。この場合、第1延在部56と第2延在部58とは、別途容易される連結部材を介して、互いに連結される。
(変形例6)
一対の第1サブフレーム50と第2サブフレーム52との連結方法は、ネジ留めに限定されない。例えば、一対の第1サブフレーム50と第2サブフレーム52とは溶接されてもよい。
(変形例7)
第2サブフレーム52は、省略されてもよい。
なお、本発明は、上述した実施形態、および変形例に限らず、本発明の要旨を逸脱することなく、種々の構成を取り得る。
[実施形態から得られる発明]
上記実施形態および変形例から把握しうる発明について、以下に記載する。
車体後方に延び、且つ、車幅方向に離間して配置される一対のリヤフレーム(36)を備える鞍乗り型車両(10)であって、前記車幅方向に延びて一対の前記リヤフレーム(36)の後部(42)を連結し、鞍乗り型車両(10)の高さ方向に関して、前記後部(42)のうち一方の端部である第1端部(44、46)に配置されるクロスフレーム(48、481)と、前記高さ方向に関して、前記後部(42)のうち前記クロスフレーム(48、481)が配置されない他方の端部である第2端部(46、44)から前記クロスフレーム(48、481)に向かって延びる一対の第1サブフレーム(50、501、502)と、を備える。
これにより、クロスフレームとリヤフレームとの連結部への応力集中が抑制される。
一対の前記第1サブフレーム(50、501、502)は、一対の前記リヤフレーム(36)の内側に向かって延びてもよい。これにより、クロスフレームとリヤフレームとの連結部から内側で、第1サブフレームがクロスフレームに支持されることで、さらに、クロスフレームとリヤフレームとの連結部への応力集中が抑制される。
一対の前記第1サブフレーム(50、502)の各々は、前記第2端部(46、44)から一対の前記リヤフレーム(36)の内側に向かって延びる第1延在部(56)と、前記第1延在部(56)から前記クロスフレーム(48、481)に向かって延びる第2延在部(58)と、を有してもよい。これにより、第2延在部が第1延在部を重力方向に関して支持する。
前記第2延在部(58)は、前記車幅方向に関して斜めに延びてもよい。これにより、第2延在部とクロスフレームとの連結部と、リヤフレームとクロスフレームとの連結部とを、できるだけ離すことが可能になる。その結果、クロスフレームとリヤフレームとの連結部への応力集中をより抑制することが可能になる。
一対の前記第1サブフレーム(50、502)の各々において、前記第1延在部(56)と前記第2延在部(58)とは一体成型されてもよい。これにより、部品点数の増加と、部品の製造コストの増加とが抑制される。
前記鞍乗り型車両(10)は、一対の前記第1サブフレーム(50、501、502)を接続する第2サブフレーム(52、521)をさらに備えてもよい。これにより、一対のリヤフレームの剛性がさらに向上する。また、第1サブフレームが連結されて安定するので、クロスフレームとリヤフレームとの連結部への応力集中がより抑制される。
前記第1端部(44、46)は、前記高さ方向に関して前記リヤフレーム(36)の下端部(46)でもよい。これにより、クロスフレーム上に、一対のリヤフレームに囲われた配置スペース(後述)が確保される。その場合、クロスフレームは、部材の支持台として活用可能である。
前記クロスフレーム(48)は、前記クロスフレーム(48)上に部材を配置可能な配置スペース(54)を有し、一対の前記リヤフレーム(36)と、一対の前記第1サブフレーム(50、501)とは、前記配置スペース(54)を仕切ってもよい。これにより、配置スペースは、複数の部材が互いに隔離されつつ配置されることを許容する。
一対の前記リヤフレーム(36)の各々は、前記車体後方に延びる上方リヤフレーム(38)と、前記高さ方向に関して前記上方リヤフレーム(38)よりも下方で前記車体後方に延び、前記後部(42)において前記上方リヤフレーム(38)と連結される下方リヤフレーム(40)と、を有してもよい。これにより、リヤフレームが重力方向に幅長であっても、第1サブフレームを設けることで、リヤフレームの剛性を向上させることができる。
10…鞍乗り型車両
36…リヤフレーム(一対のリヤフレーム)
38…上方リヤフレーム 40…下方リヤフレーム
42…リヤフレームの後部
44…上端部(第1端部、第2端部)
46…下端部(第2端部、第1端部)
48、481…クロスフレーム
50、501、502…第1サブフレーム(一対の第1サブフレーム)
52、521…第2サブフレーム
54…配置スペース 56…第1延在部
58…第2延在部

Claims (9)

  1. 車体後方に延び、且つ、車幅方向に離間して配置される一対のリヤフレーム(36)を備える鞍乗り型車両(10)であって、
    前記車幅方向に延びて一対の前記リヤフレーム(36)の後部(42)を連結し、鞍乗り型車両(10)の高さ方向に関して、前記後部(42)のうち一方の端部である第1端部(44、46)に配置されるクロスフレーム(48、481)と、
    前記高さ方向に関して、前記後部(42)のうち前記クロスフレーム(48、481)が配置されない他方の端部である第2端部(46、44)から前記クロスフレーム(48、481)に向かって延びる一対の第1サブフレーム(50、501、502)と、
    を備える、鞍乗り型車両(10)。
  2. 請求項1に記載の鞍乗り型車両(10)であって、
    一対の前記第1サブフレーム(50、501、502)は、一対の前記リヤフレーム(36)の内側に向かって延びる、鞍乗り型車両(10)。
  3. 請求項2に記載の鞍乗り型車両(10)であって、
    一対の前記第1サブフレーム(50、502)の各々は、
    前記第2端部(46、44)から一対の前記リヤフレーム(36)の内側に向かって延びる第1延在部(56)と、
    前記第1延在部(56)から前記クロスフレーム(48、481)に向かって延びる第2延在部(58)と、
    を有する、鞍乗り型車両(10)。
  4. 請求項3に記載の鞍乗り型車両(10)であって、
    前記第2延在部(58)は、前記車幅方向に関して斜めに延びる、鞍乗り型車両(10)。
  5. 請求項3または4に記載の鞍乗り型車両(10)であって、
    一対の前記第1サブフレーム(50、502)の各々において、前記第1延在部(56)と前記第2延在部(58)とは一体成型されている、鞍乗り型車両(10)。
  6. 請求項1~5のいずれか1項に記載の鞍乗り型車両(10)であって、
    一対の前記第1サブフレーム(50、501、502)を接続する第2サブフレーム(52、521)をさらに備える、鞍乗り型車両(10)。
  7. 請求項1~6のいずれか1項に記載の鞍乗り型車両(10)であって、
    前記第1端部(46)は、前記高さ方向に関して前記リヤフレーム(36)の下端部(46)である、鞍乗り型車両(10)。
  8. 請求項7に記載の鞍乗り型車両(10)であって、
    前記クロスフレーム(48)は、前記クロスフレーム(48)上に部材を配置可能な配置スペース(54)を有し、
    一対の前記リヤフレーム(36)と、一対の前記第1サブフレーム(50、501)とは、前記配置スペース(54)を仕切る、鞍乗り型車両(10)。
  9. 請求項1~8のいずれか1項に記載の鞍乗り型車両(10)であって、
    一対の前記リヤフレーム(36)の各々は、
    前記車体後方に延びる上方リヤフレーム(38)と、
    前記高さ方向に関して前記上方リヤフレーム(38)よりも下方で前記車体後方に延び、前記後部(42)において前記上方リヤフレーム(38)と連結される下方リヤフレーム(40)と、
    を有する、鞍乗り型車両(10)。
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