JP2010080273A - シーズヒータ - Google Patents

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JP2010080273A
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thermocouple
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Yoshitoshi Nagano
恵俊 永野
Kenji Kato
憲司 加藤
Mayumi Hachiya
真弓 蜂谷
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Sakaguchi Dennetsu KK
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Sakaguchi Dennetsu KK
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Abstract

【課題】従来のシーズヒータは熱電対が劣化した場合には、シーズヒータごと交換しなければならないという欠点があった。
【解決手段】本発明のシーズヒータは、筒状金属シースと、この金属シース内に挿入した、発熱コイルと、この発熱コイル内に挿入した金属中空管と、この中空管内に挿脱自在ならしめた温度検出手段とよりなることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明はシーズヒータ、特に長期に亘って安定して温度制御のできるシーズヒータに関するものである。
従来のシーズヒータは、図3に示すように、ステンレス系の金属からなる有底筒状金属シース1の開口部2を介して上記金属シース1の中心部分に筒状のコイルボビン3を挿入し、上記コイルボビン3の外周に発熱線を巻回せしめて発熱コイル5を形成し、上記コイルボビン3内に2本のヒーターリード6をそれぞれ互いに離間して挿通し上記発熱コイル5の一端及び他端に接続せしめ、また、上記コイルボビン3内に熱電対7を挿通し、上記金属シース1及びコイルボビン3内にマグネシア等の耐熱性絶縁物8を充填した後、上記金属シース1の開口部2をシール材9で塞ぎ、これをスエージング(縮径)して形成している。
上記従来のシーズヒータにおいては、発熱コイル5への通電によるヒータの昇温を上記熱電対7にて検出し、温度制御器(図示せず)により上記発熱コイル5に対する通電量を制御し、これによりシーズヒータを適正温度に保持している。
従来のシーズヒータとしては、例えば、特許文献1がある。
特公平8−1825号
然しながら、上記従来のシーズヒータにおけるコイルボビン3内の熱電対7はスエージングにより周囲が固められ、上記シーズヒータから上記熱電対7を抜き差しできないため、シーズヒータを長期間使用して熱電対が劣化し、正しい温度表示ができなくなっても熱電対のみの交換ができず、シーズヒータを長期に亘って使用することはできないという欠点があった。
本発明は上記のような欠点を除くようにしたものである。
本発明のシーズヒータは、筒状金属シースと、この金属シース内に挿入した発熱コイルと、この発熱コイル内に挿入した金属中空管と、この中空管内に挿脱自在ならしめた温度検出手段とよりなることを特徴とする。
上記筒状金属シースは、有底筒状金属シースであり、上記中空管の一端が上記筒状金属シースの底に固定され、他端が上記有底筒状金属シースの開放端より外部に突出していることを特徴とする。
上記筒状金属シースは、一端及び他端開放の筒状金属シースであり、上記中空管の一端及び他端が上記筒状金属シースの一端及び他端開放端より夫々外部に突出している事を特徴とする。
本発明のシーズヒータによれば、スエージング後であっても、シーズヒータの金属中空管の開口を介して、シーズヒータ内に熱電対を抜き差しでき、シーズヒータの長期間の使用により熱電対が劣化し正しい温度表示ができなくなった場合は、その熱電対を取り出し新しい熱電対との交換が容易にできるので、シーズヒータを長期に亘って使用できるという大きな利益がある。
以下図面によって本発明の実施例を説明する。
本発明の第一の実施例のシーズヒータは、図1に示すように、ステンレス系の金属からなる有底円筒状の金属シース1と、上記金属シース1の開口部2を介して上記金属シース1の中心部に挿入した筒状のコイルボビン3と、上記コイルボビン3の外周に巻回した発熱線からなる発熱コイル5と、上記発熱コイル5の一端及び他端にそれぞれ接続せしめた2本のヒーターリード6と、上記金属シース1の開口部2を塞ぐシール材9と、上記コイルボビン3内を貫通した、一端を上記金属シース1の底に溶接などにより固定せしめ、他端を上記シール材9を介して上記金属シース1の開口部2から外部へ突出せしめた金属製の中空管10と、上記金属シース1と上記コイルボビン3内に充填せしめた耐熱絶縁物8と、上記中空管10内にその他端開口部11から挿入せしめた熱電対7とにより構成する。
本発明の実施例1のシーズヒータは上記のような構成であるから、スエージング後であっても、上記中空管10の他端開口部11を介して、上記中空管10内に熱電対7を抜き差しできるので、シーズヒータの長期間の使用により熱電対が劣化し正しい温度表示ができなくなっても、その熱電対を取り出し新しい熱電対との交換が容易であるので、シーズヒータを長期に亘って使用できるという大きな利益がある。
また、上記中空管10の一端は上記金属シース1の底に溶接等により固定せしめたので、スエージング時に上記中空管10の一端が上記金属シース1の底から離れてしまい、上記中空管10の一端から絶縁物が上記中空管10内に入って上記中空管10内が絶縁物により埋まってしまうことを防止することができる。また、縮径による中空管10の軸方向の伸び移動を方向付けできる。
なお、上記発熱コイル5はコイルボビン3に巻回せしめたが、コイルボビン3を省略せしめてもよい。
本発明の実施例2のシーズヒータは、図2に示すように、ステンレス系の金属からなる両端開放の円筒状の金属シース4と、上記金属シース4の中心部に挿入した筒状のコイルボビン3と、上記コイルボビン3の外周に巻回した発熱線からなる発熱コイル5と、上記発熱コイル5の一端及び他端にそれぞれ接続せしめた2本のヒーターリード6と、上記金属シース4の一端及び他端開口を塞ぐシール材9、12と、上記コイルボビン3内及び上記シール材9、12を貫通して、一端及び他端を夫々上記金属シース4の一端及び他端部外へ突出せしめた金属製の中空管13と、上記金属シース4と上記コイルボビン3内に充填せしめた耐熱絶縁物8と、上記中空管13の一端開口部14又は他端開口部11から挿入せしめた熱電対7とにより構成する。
本発明の実施例2のシーズヒータは上記のような構成であるから、スエージング後であっても、上記中空管13の開口部11、14を介して、上記中空管13内に熱電対7を抜き差しできるので、シーズヒータの長期間の使用により熱電対が劣化し正しい温度表示ができなくなっても、その熱電対を取り出し新しい熱電対との交換が容易であるので、シーズヒータを長期に亘って使用できるという大きな利益がある。
なお、上記発熱コイル5はコイルボビン3に巻回せしめたが、コイルボビン3を省略せしめてもよい。
本発明のシーズヒータの断面図である。 本発明のシーズヒータの他の実施例の断面図である。 従来のシーズヒータの断面図である。
符号の説明
1 金属シース
2 開口部
3 コイルボビン
4 金属シース
5 発熱コイル
6 ヒーターリード
7 熱電対
8 絶縁物
9 シール材
10 中空管
11 他端開口部
12 シール材
13 中空管
14 一端開口部

Claims (3)

  1. 筒状金属シースと、この金属シース内に挿入した発熱コイルと、この発熱コイル内に挿入した金属中空管と、この中空管内に挿脱自在ならしめた温度検出手段とよりなることを特徴とするシーズヒータ。
  2. 上記筒状金属シースが有底筒状金属シースであり、上記中空管の一端が上記筒状金属シースの底に固定され、他端が上記有底筒状金属シースの開放端より外部に突出していることを特徴とする請求項1記載のシーズヒータ。
  3. 上記筒状金属シースが一端及び他端開放の筒状金属シースであり、上記中空管の一端及び他端が上記筒状金属シースの一端及び他端開放端より夫々外部に突出している事を特徴とする請求項1記載のシーズヒータ。
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Citations (4)

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JPS553124U (ja) * 1978-06-16 1980-01-10
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