JP2002162296A - 温度感知センサー付きヒータ - Google Patents

温度感知センサー付きヒータ

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JP2002162296A
JP2002162296A JP2000359342A JP2000359342A JP2002162296A JP 2002162296 A JP2002162296 A JP 2002162296A JP 2000359342 A JP2000359342 A JP 2000359342A JP 2000359342 A JP2000359342 A JP 2000359342A JP 2002162296 A JP2002162296 A JP 2002162296A
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heater
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metal pipe
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Osamu Ozawa
修 小澤
Yukiyo Kawakami
幸世 川上
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Nihon Dennetsu Co Ltd
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Nihon Dennetsu Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 温度感知センサーの交換が容易にできるこ
と。 【解決手段】 温度感知素子33をセンサーパイプ34
内へ挿入する挿入口34aが口元部11a側に位置して
おり、リード部材35が前記センサーパイプ34内に配
置されかつ前記挿入口34aから外へ導出されており、
前記温度感知素子33を先方として前記リード部材35
を前記挿入口34aから前記センサーパイプ34の先端
内面に当接する位置まで挿入可能にかつ前記リード部材
を前記センサーパイプ34から引き出すことによって前
記センサーパイプ34内から前記温度感知素子33が取
り出し可能に前記センサーパイプ34内に収容されてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、金型の温度管理、
過昇防止、シール機の温度管理、液体収容器内や液体の
配管内の温度管理、凍結防止などに用いるヒータ本体の
温度を感知する温度感知センサーを備えている温度感知
センサー付きヒータに属する。
【0002】
【従来の技術】従来の温度感知センサー付きヒータは、
ヒータ本体の温度を感知するようヒータ本体内に設けた
温度感知素子を有する温度感知センサーを備えている。
ヒータ本体は、軸方向の一端が開口された口元部となっ
ている金属パイプと、金属パイプ内に充填した電気絶縁
性の充填物と、前記金属パイプの内面に離間しかつ金属
パイプの軸方向に対して平行に充填物を介して金属パイ
プ内に保持した発熱線と、発熱線の両端部に接続し金属
パイプ内から外へ導出した導電性の端子部材とを有して
いる。
【0003】温度感知センサーは、温度感知素子と、ヒ
ータ本体内で温度感知素子に接続しヒータ本体内から外
へ導出したリード部材とを有している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
温度感知センサー付きヒータでは、金属パイプの外側か
ら金属パイプをプレス加工、スエージング加工などを施
して、充填物を圧縮し充填密度を高くしているので、温
度感知センサーも金属パイプ内で充填物を介して強固に
固定されるため、温度感知センサーが故障した場合に温
度感知センサーのみを交換することができない。
【0005】それ故に本発明の課題は、客先の要求に応
じて温度感知センサーを選んで組み立てたり、交換する
ことが容易となる温度感知センサー付きヒータを提供す
ることにある。
【0006】また、本発明の課題は、強度的に使えなか
ったガラス封止タイプの温度感知素子の取り付けが可能
となる温度感知センサー付きヒータを提供することにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、ヒータ
本体と、該ヒータ本体の温度を感知するよう前記ヒータ
本体内に設けた温度感知素子を有する温度感知センサー
とを含み、前記ヒータ本体は、少なくとも軸方向の一端
が開口された口元部となっている金属パイプと、該金属
パイプ内に充填した電気絶縁性の充填物と、前記金属パ
イプの内面に離間しかつ前記金属パイプの軸方向に対し
て平行に前記充填物を介して前記金属パイプ内に保持し
た発熱線と、該発熱線の両端部に接続し前記金属パイプ
内から外へ導出した導電性の端子部材とを有し、前記温
度感知センサーは前記ヒータ本体内で前記温度感知素子
に接続し前記ヒータ本体内から外へ導出したリード部材
とを有している温度感知センサー付きヒータにおいて、
前記口元部から前記金属パイプ内に前記軸方向に対して
平行に配設したセンサーパイプを有し、前記温度感知素
子を前記センサーパイプ内へ挿入する挿入口が前記口元
部側に位置しており、前記リード部材が前記センサーパ
イプ内に配置されかつ前記挿入口から外へ導出されてお
り、前記温度感知素子を先方として前記リード部材を前
記挿入口からセンサーパイプの先端内面に当接する位置
まで挿入可能にかつ前記リード部材を前記センサーパイ
プから引き出すことによって前記センサーパイプ内から
前記温度感知素子が取り出し可能に前記センサーパイプ
内に収容されていることを特徴とする温度感知センサー
付きヒータが得られる。
【0008】
【作用】本発明の温度感知センサー付きヒータでは、セ
ンサーパイプを挿入して埋め込んだヒータを製作して、
完成後に温度感知センサーをセンサーパイプ内に固定し
たものであり、客先の要求に応じて温度感知センサーを
選択して組む込むことが容易であり、各種温度感知セン
サーの中でも、今まで強度的に使えなかったガラス封止
タイプの温度感知素子(サーミスタなど)の取り付けが
可能となる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る温度感知セン
サー付きヒータの第1実施の形態例を説明する。図1
は、第1実施の形態例における温度感知センサー付きヒ
ータを示している。図2は、図1に示した温度感知セン
サーを示している。
【0010】図1及び図2を参照して、温度感知センサ
ー付きヒータは、ヒータ本体11と、ヒータ本体11の
温度を感知するようヒータ本体11に設けられている温
度感知素子33とを有している。
【0011】ヒータ本体11は、少なくとも軸方向の一
端が開口した口元部11aとなっている金属パイプ12
と、金属パイプ12内に充填した酸化マグネシア(Mg
o)もしくは酸化アルミニウム(Al)などの粉
末を充填して電気絶縁物とした充填物13と、金属パイ
プ12の内面に離間しかつ金属パイプ12の軸方向に対
して平行に充填物13を介して金属パイプ12内に保持
されているニッケル−クロム合金線のような発熱線14
と、発熱線14の両端部に接続し金属パイプ12内から
外へ導出した導電性の端子部材15とを有している。
【0012】なお、端子部材15は、2本あるが、図1
においては、2本からなる端子部材15のうち一方の端
子部材15の裏側にもう一方の端子部材15が位置して
いる。端子部材15には、ケーブル17が接続されてい
る。端子部材15とケーブル17との接続部分は、導電
性の接続部材18によって接続され、さらに電気絶縁性
の絶縁スリーブ19によって覆われている。
【0013】金属パイプ12の口元部11aを封止して
いる第1のヒータ封口部材21と、第1のヒータ封口部
材21に隣接して設けられているため、第2のヒータ封
口部材22と、第1及び第2のヒータ封口部材21,2
2に対向する口元部11aの奥部で金属パイプ12の内
周面に対向している絶縁性の第1のスペーサー部材2
3、及び第2のスペーサー部材24と、第1及び第2の
ヒータ封口部材21,22及び第1及び第2のスペーサ
ー部材23,24間で軸方向に設けられている軸方向に
長い寸法の電気絶縁性の碍子25とを有している。
【0014】第1のヒータ封口部材21としては、シリ
コンRTVゴム、エポキシ系接着剤、又はガラス材など
を採用し、第2のヒータ封口部材22としては、シリコ
ンRTVゴム、エポキシ系接着剤、又はガラス材等を採
用する。この実施の形態例にける第1及び第2のヒータ
封口部材21,22は、シリコンRTVゴム材とガラス
材とが軸方向に対して径方向で互いに対向して位置して
いる。
【0015】二本の端子部材15は、第1及び第2のヒ
ータ封口部材21,22、碍子25、第1及び第2のス
ペーサー部材23,24を貫通して発熱線14に接続し
ており、センサーパイプ34が第1及び第2のヒータ封
口部材21,22を貫通して碍子25へ挿通されてい
る。センサーパイプ34の先端は、第1のスペーサー部
材23側へ位置している。
【0016】さらに、温度感知センサー付きヒータは、
発熱線14を外周面に巻着した絶縁性のボビン27と、
金属パイプ12の他端を閉口している閉口部の内面に設
けた第3のスペーサー部材29とを有している。
【0017】温度感知素子33の種類としては、熱電
対、サーミスタ、特にガラス封止タイプのサーミスタ、
PTセンサーなどがある。温度感知センサー31は、ヒ
ータ本体11内で温度感知素子31に接続されてヒータ
本体11内から外へ導出したリード部材35と、金属パ
イプ12の口元部11aから金属パイプ12内に軸方向
に対して平行に配設したセンサーパイプ34とを有して
いる。
【0018】さらに、温度感知センサー31は、センサ
ーパイプ34内へ挿入する挿入口34aが口元部11a
側に位置している。リード部材35は、センサーパイプ
34内に配置しかつ挿入口34aから外へ導出されてい
る。センサーパイプ34内には、温度感知素子33を先
方としてリード部材35を挿入口34aからセンサーパ
イプ34の先端内面に当接する位置まで挿入可能に収容
されている。また、センサーパイプ34内には、リード
部材をセンサーパイプ34から引き出すことによってセ
ンサーパイプ34内から温度感知素子33を取り出し可
能に収容されている。
【0019】この実施の形態例におけるセンサーパイプ
34内には、流動物37が収容されており、流動物37
を封止するようセンサーパイプ34の挿入口34aが封
口部材39によって封止されている。流動物37は酸化
マグネシウム若しくは酸化アルミニウムなどからなる粉
体のような電気絶縁粉である。封口部材39としては、
シリコンRTVゴム、エポキシ系接着剤、又はガラス材
等を採用する。
【0020】図3は、碍子25を図1の左側から見た図
である。碍子25において、符号25a,25bは、端
子部材15,15が挿入される端子挿入穴である。ま
た、符号25cは、センサーパイプ34が挿入されるセ
ンサー挿入穴である。図4は、ボビン27を図1の左側
から見た図である。ボビン27において、符号27a,
27bは、端子部材15が挿入される端子挿入穴であ
る。
【0021】この実施の形態例における温度感知センサ
ー付きヒータは、以下のように組み立てられる。まず、
発熱線14をボビン27に巻き付けたものを用意し、ボ
ビン27の端子挿入穴27a,27bに二本の端子部材
15を挿入する。次に、ボビン27の軸方向の両端に
は、第1乃至第3のスペーサー部材23,24、29を
設ける。即ち、ボビン27の端子挿入穴27a,27b
に端子部材15を挿入して発熱線14の両端部を端子部
材15のそれぞれに接続する。そして、第1のスペーサ
ー部材23に突き当たるように碍子25の端子挿入穴2
5a,25bへ端子部材15を挿入する。その後、碍子
25のセンサー挿入穴25cにセンサーパイプ34を挿
入し、金属パイプ12の口元部11a側から金属パイプ
12内へ挿入する。
【0022】なお、第1乃至第3のスペーサー部材2
3,24、29は、この実施の形態例における枚数に限
定されるものではない。また、第1及び第2のスペーサ
ー部材23,24には、口元部11a側から流入させる
粉状の充填物13をボビン27の周囲及び内部に充填で
きるように、外周部分に切り欠き形状の隙間が形成され
ている。さらに、センサーパイプ34は、プレス加工も
しくはスエージング加工による減径を含むパイプであ
る。
【0023】次に、絶縁物13を金属パイプ12内に充
填し、充填後にプレス加工もしくはスエージング加工に
よって金属パイプ12の外側から圧延する。この際、金
属パイプ12の全体を圧延する。さらに、口元部11a
を第1及び/又は第2のヒータ封口部材21,22によ
って封止する。
【0024】この実施の形態例における第1及び第2の
ヒータ封口部材21,22は、いずれか一方がガラス材
である、他方がシリコンRTVゴムを採用して封止シー
ルがなされている。次に、センサーパイプ34に温度感
知素子33を挿入した後、粉状の流動物37をセンサー
パイプ34内に入れて封口部材39によって挿入部34
aを封止する。
【0025】ここで、重要なことは、流動物37が流動
性をもった状態でセンサーパイプ31内に挿入すること
である。この点で、ヒータパイプ12内で発熱線14を
充填して固着する充填物13とは異なる。
【0026】なお、金属パイプ12内において、第2の
ヒータ封口部材22と、スペーサー部材23間にも充填
物13を充填するようにすると、碍子25が安定した位
置を保つことができる。
【0027】また、温度感知素子33に故障が生じた場
合には、封口部材34aを取り除き、センサーパイプ3
4から流動物37を流しだせば、リード部材35を引き
出す作業のみによって温度感知素子33を取り出すこと
が可能である。
【0028】さらに、正常に動作する新たな温度感知素
子33をセンサーパイプ34へ挿入し、流動物37をセ
ンサーパイプ34へ入れてから、封口部材39によって
挿入部34aを封止すればよい。
【0029】図5乃至図7は、温度感知センサー付きヒ
ータを機器に取り付ける場合に付属品を装備した状態を
示している。なお、図5乃至図7の説明においては、温
度感知センサー付きヒータについては、第1実施の形態
例と同じであるため、付属品についてのみ説明する。
【0030】図5乃至図7において、温度感知センサー
付きヒータの口元部11aの外周面、及びケーブル17
と端子部材15と、これらを接続している接続部材18
の露出部分は、シリコン系絶縁スリーブ19によって絶
縁し、さらにシリコンPTVゴムのような封止材41を
介してキャップ42が設けられている。この封止材41
とキャップ42とによって、温度感知センサー付きヒー
タは防水構造になされている。
【0031】また、封止材41によって封止せずに、キ
ャップ42のみの場合もあり、このときは、防滴構造と
なる。そして、口元部11aの後方の金属パイプ12に
おける外周面には、機器に温度感知センサー付きヒータ
を取り付けるためのフランジ43が設けられている。ケ
ーブル17の先端には、圧着端子51が取り付けられて
いる。リード部材35の先端には、リード端子53が取
り付けられている。
【0032】このような構成の温度感知センサー付きヒ
ータにおいても、付属部品である封止材41とキャップ
42とを取り除き、封口部材34aを取り除き、センサ
ーパイプ34から流動物37を流しだせば、リード部材
35を引き出す作業のみによって温度感知素子33を取
り出すことが可能である。
【0033】図8及び図9は、温度感知センサー付きヒ
ータにおける第2実施の形態例を示している。なお、第
2実施の形態例において、第1実施の形態例の部品と同
じ機能を果たす部分には、同じ符号を付して説明する。
【0034】図8及び図9における温度感知センサー付
きヒータは、金属パイプ12の口元部11aを封止した
電気絶縁性の第1及び第2のヒータ封口部材21,22
と、第1及び第2のヒータ封口部材21,22に対向す
る口元部11aの奥部で金属パイプ12の内周面に対向
している電気絶縁性の第1及び第2のスペーサー部材2
3とを有している。
【0035】端子部材15は、第1及び第2のヒータ封
口部材21,22、碍子25、第1及び第2のスペーサ
ー部材23を貫通して発熱線14に接続している。セン
サーパイプ34は、第1及び第2のヒータ封口部材2
1,22を貫通して碍子25へ挿通されている。センサ
ーパイプ34の先端は、ボビン27内へ位置している。
ボビン27には、二本の端子部材15を挿入する端子挿
入穴27a,27bと、センサーパイプ34を挿入する
パイプ挿入穴27cが形成されている。
【0036】この実施の形態例における温度感知センサ
ー付きヒータは、以下のように組み立てられる。まず、
発熱線14をボビン27に巻き付けたものを用意し、図
9に示すボビン27の端子挿入穴27a,27bに二本
の端子部材15を挿入する。次に、ボビン27の軸方向
の両端には、第1乃至第3のスペーサー部材23,2
4、29を設ける。即ち、ボビン27の端子挿入穴27
a,27bに端子部材15を挿入して発熱線14の両端
部を端子部材15のそれぞれに接続する。
【0037】そして、センサーパイプ34をボビン27
のパイプ挿入穴27cへ挿入し、金属パイプ12の口元
部11a側から金属パイプ12内へ挿入する。なお、こ
の実施の形態例においても、第1乃至第3のスペーサー
部材23,24、29は、枚数が限定されるものではな
く、第1及び第2のスペーサー部材23,24には、口
元部11a側から流入させる粉状の充填物13をボビン
27の周囲及び内部に充填できるように、外周部分に切
り欠き形状の隙間が形成されている。
【0038】次に、絶縁物13を金属パイプ12内に充
填し、充填後にプレス加工もしくはスエージング加工に
よって金属パイプ12の外側から圧延する。この際、金
属パイプ12の全体を圧延する。さらに、口元部11a
を第1及び/又は第2のヒータ封口部材21,22によ
って封止する。この実施の形態例における第1及び第2
のヒータ封口部材21,22は、いずれか一方がガラス
材である、他方がシリコンRTVゴムを採用して封止シ
ールがなされている。
【0039】次に、センサーパイプ34に温度感知素子
33を挿入した後、粉状の流動物37をセンサーパイプ
34内に入れて封口部材39によって挿入部34aを封
止する。ここで、重要なことは、流動物37が流動性を
もった状態でセンサーパイプ31内に挿入することであ
る。この点で、ヒータパイプ12内で発熱線14を充填
して固着する充填物13とは異なる。
【0040】温度感知素子33に故障が生じた場合に
は、封口部材34aを取り除き、センサーパイプ34か
ら流動物37を流しだせば、リード部材35を引き出す
作業のみによって温度感知素子33を取り出すことが可
能である。
【0041】さらに、正常に動作する新たな温度感知素
子33をセンサーパイプ34へ挿入し、封口部材39に
よって挿入部34aを封止すればよい。
【0042】なお、この実施の形態例においては、カー
トリッジタイプのヒータを説明したが、金属パイプ12
の一方のみに口元部11aがあるが、シーズヒータのよ
うなヒータにおいては、金属パイプ12の両端に口元部
11aが存在するものである。このようなシーズヒータ
においても本願発明を適用できることは言うまでもな
い。
【0043】
【発明の効果】以上、実施の形態例によって説明したよ
うに、本発明の温度感知センサー付きヒータによれば、
センサーパイプを組み込んだヒータ本体をプレスまたは
スエージング加工した後に、センサーパイプに温度感知
素子を挿入するため、プレスもしくはセージングによる
サーミスタ、特にガラス封止タイプのサーミスタの割れ
が発生しない。
【0044】また、ヒータが標準品として先に製作して
おき、客先の要求に応じて温度感知センサーを選んで組
み立てることも容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る温度感知センサー付きヒータの第
1実施の形態例示す断面図である。
【図2】図1に示した温度感知センサー付きヒータを示
す断面図である。
【図3】図1に示した絶縁部材を示す正面図である。
【図4】図1に示したボビンを示す正面図である。
【図5】図1に示した温度感知センサー付きヒータの付
属部品を示す側面図である。
【図6】図5のVI−VI線断面図である。
【図7】図5の要部の断面図である。
【図8】本発明に係る温度感知センサー付きヒータの第
2実施の形態例示す断面図である。
【図9】図9に示したボビンを示す正面図である。
【符号の説明】 11 ヒータ本体 11a 口元部 12 金属パイプ 13 充填物 14 発熱線 15 端子部材 17 ケーブル 18 接続部材 21 第1のヒータ封口部材 22 第2のヒータ封口部材 23 第1のスペーサー部材 24 第2のスペーサー部材 25 碍子 25a,25b,27a,27b 端子挿入穴 25c,27c センサーパイプ挿入穴 27 ボビン 31 温度感知センサー 33 温度感知素子 34 センサーパイプ 34a 挿入口 35 リード部材 37 流動物 39 封口部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2F056 CE01 QC01 QC04 QC09 QC11 QC12 QC18 3K092 PP11 PP13 PP20 QA01 QB02 QB27 QC18 QC30 QC38 QC43 QC44 RA01 RA02 RB04 RB05 RB23 RC02 RC06 RC08 RC10 RC16 RC17 RD02 RD16 TT01 TT37 UA05 UA06 UA17 UA18 VV03 VV31

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ヒータ本体と、該ヒータ本体の温度を感
    知するよう前記ヒータ本体内に設けた温度感知素子を有
    する温度感知センサーとを含み、前記ヒータ本体は、少
    なくとも軸方向の一端が開口された口元部となっている
    金属パイプと、該金属パイプ内に充填した電気絶縁性の
    充填物と、前記金属パイプの内面に離間しかつ前記金属
    パイプの軸方向に対して平行に前記充填物を介して前記
    金属パイプ内に保持した発熱線と、該発熱線の両端部に
    接続し前記金属パイプ内から外へ導出した導電性の端子
    部材とを有し、前記温度感知センサーは前記ヒータ本体
    内で前記温度感知素子に接続し前記ヒータ本体内から外
    へ導出したリード部材とを有している温度感知センサー
    付きヒータにおいて、 前記口元部から前記金属パイプ内に前記軸方向に対して
    平行に配設したセンサーパイプを有し、前記温度感知素
    子を前記センサーパイプ内へ挿入する挿入口が前記口元
    部側に位置しており、前記リード部材が前記センサーパ
    イプ内に配置されかつ前記挿入口から外へ導出されてお
    り、前記温度感知素子を先方として前記リード部材を前
    記挿入口からセンサーパイプの先端内面に当接する位置
    まで挿入可能にかつ前記リード部材を前記センサーパイ
    プから引き出すことによって前記センサーパイプ内から
    前記温度感知素子が取り出し可能に前記センサーパイプ
    内に収容されていることを特徴とする温度感知センサー
    付きヒータ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の温度感知センサー付きヒ
    ータにおいて、前記金属パイプの前記口元部を封止した
    電気絶縁性のヒータ封口部材と、該ヒータ封口部材に対
    向する前記口元部の奥部で前記金属パイプの内周面に対
    向している電気絶縁性のスペーサー部材と、前記ヒータ
    封口部材及び前記スペーサー部材間で前記軸方向に設け
    た電気絶縁性の碍子とを有し、前記端子部材が前記ヒー
    タ封口部材、前記碍子、前記スペーサー部材を貫通して
    前記発熱線に接続しており、前記センサーパイプが前記
    ヒータ封口部材を貫通して前記碍子へ挿通されており、
    前記センサーパイプの先端が前記スペーサー部材側へ位
    置していることを特徴とする温度感知センサー付きヒー
    タ。
  3. 【請求項3】 ヒータ本体と、該ヒータ本体の温度を感
    知するよう前記ヒータ本体内に設けた温度感知素子を有
    する温度感知センサーとを含み、前記ヒータ本体は、少
    なくとも軸方向の一端が開口した口元部となっている金
    属パイプと、該金属パイプ内に充填した電気絶縁性の充
    填物と、前記金属パイプの内面に離間しかつ前記金属パ
    イプの軸方向に対して平行に前記充填物を介して前記金
    属パイプ内に保持した発熱線と、該発熱線の両端部に接
    続し前記金属パイプ内から外へ導出した導電性の端子部
    材とを有し、前記温度感知センサーは前記ヒータ本体内
    で前記温度感知素子に接続し前記ヒータ本体内から外へ
    導出したリード部材とを有している温度感知センサー付
    きヒータにおいて、 前記口元部から前記金属パイプ内に前記軸方向に対して
    平行に配設したセンサーパイプを有し、前記温度感知セ
    ンサーを前記センサーパイプ内へ挿入する挿入口が前記
    口元部側に位置しており、前記リード部材が前記センサ
    ーパイプ内に配置されかつ前記挿入口から外へ導出され
    ており、前記温度感知素子を先方として前記リード部材
    を前記挿入口からセンサーパイプの先端内面に当接する
    位置まで挿入可能にかつ前記リード部材を前記センサー
    パイプから引き出すことによって前記センサーパイプ内
    から前記温度感知素子を取り出し可能に前記センサーパ
    イプ内に収容されており、 前記発熱線を外周面に巻着した電気絶縁性のボビンを有
    し、前記ボビンには前記軸方向に前記センサーパイプを
    位置させるセンサー取付穴が形成されており、前記端子
    部材が前記ヒータ封口部材及び前記スペーサー部材を貫
    通して前記発熱線に接続しており、前記センサーパイプ
    が前記ヒータ封口部材を貫通して前記スペーサー部材及
    び前記ボビンの前記センサー取付穴に挿通されて前記ボ
    ビンの所望位置に前記センサーパイプの先端が位置して
    いることを特徴とする温度感知センサー付きヒータ。
  4. 【請求項4】 請求項1又は2記載の温度感知センサー
    付きヒータにおいて、前記センサーパイプ内に流動物が
    収容されており、該流動物を封止するよう前記センサー
    パイプの挿入口が封口部材によって封止されていること
    を特徴とする温度感知センサー付きヒータ。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の温度感知センサー付きヒ
    ータにおいて、前記流動物が電気絶縁粉であることを特
    徴とする温度感知センサー付きヒータ。
  6. 【請求項6】 請求項2、3又は4記載の温度感知セン
    サー付きヒータにおいて、前記ヒータ封口部材、前記封
    口部材がシリコンRTVゴム、エポキシ系接着剤、又は
    ガラス材から選択された一種又は二種であることを特徴
    とする温度感知センサー付きヒータ。
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