JP2010079608A - 情報配信システム、情報配信サーバ、情報配信方法および情報配信プログラム - Google Patents

情報配信システム、情報配信サーバ、情報配信方法および情報配信プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】利用者の行動履歴に基づいて、情報配信効果の低いエリアを除いて行動範囲を推定し、推定した行動範囲に関する情報を配信する情報配信システムを提供する。
【解決手段】情報配信システム1は、利用者の位置情報および利用者の移動地点間の移動手段情報を含む行動履歴を収集する行動履歴収集手段2と、行動履歴収集手段2が収集した行動履歴を登録する行動履歴登録手段3と、行動履歴に含まれる位置情報および移動手段情報から、移動手段に応じて異なる算出方法で利用者の行動範囲を推定する行動範囲推定手段4と、行動範囲推定手段4が推定した行動範囲内における情報を配信する情報配信手段5と、情報配信手段5が配信した情報を利用者に提供する情報閲覧手段6とを備えている。
【選択図】図12

Description

本発明は、利用者の行動履歴から行動範囲を推定し、購買などの行動を促進する情報を配信する情報配信システム、情報配信サーバ、情報配信方法および情報配信プログラムに関する。
行動履歴を解析し、行動範囲を推定して、利用者の行動を促進する情報を配信するシステムの一例が、特許文献1および特許文献2に記載されている。
特許文献1には、ユーザの通信場所に適した情報を適時に配信することが可能なコンテンツ配信サーバが記載されている。特許文献1に記載されたコンテンツ配信サーバは、通信情報収集部がユーザの端末から収集した時刻情報および通信位置情報に基づいて、予測位置決定部が所定の配信時刻の属する時間帯におけるユーザの端末の予測位置を予測し、コンテンツ選択部が予測位置に基づいてユーザに配信するコンテンツを選択する。
特許文献2には、移動するユーザの特定場所での滞在時間を解析して、ユーザが興味を持った可能性の高いコンテンツを推定する情報サービスシステムが記載されている。特許文献2に記載された情報サービスシステムは、センターデータベースに記録されている時間軸に沿った位置情報の系列のうち、レイアウトデータベースに記録されている対象物有効範囲内の位置情報の系列から移動速度を求め、あらかじめ設定された閾値以下ならばその場所に興味ありと判定する。
特開2005−130294号公報(段落0014) 特開2006−133903号公報(段落0073−0080)
特許文献1に記載されたコンテンツ配信サーバは、ユーザの端末から収集した時刻情報および通信位置情報に基づいて、通信時間が長い位置を配信時刻におけるユーザの予測位置とし、予測位置に基づいてユーザに配信するコンテンツを選択しているが、通信時間が長い位置に基づいて選択したコンテンツがユーザの興味を持つコンテンツとは限らない可能性がある。
また、特許文献2に記載された情報サービスシステムは、ユーザの滞在時間や移動速度を基にユーザが興味を持つ場所を判定しているが、例えば、ユーザが渋滞に巻き込まれて移動の途中経路における滞在時間が増加し、移動速度が低くなってしまった場合でも、ユーザがその場所に興味があると判定されてしまう可能性がある。
そこで、本発明は、利用者の行動履歴に基づいて、情報配信効果の低いエリアを除いて行動範囲を推定し、推定した行動範囲内から選択した情報を利用者に配信する情報配信システム、情報配信サーバ、情報配信方法および情報配信プログラムを提供することを目的とする。
本発明による情報配信システムは、利用者の位置情報および利用者の移動地点間の移動手段情報を含む行動履歴を収集する行動履歴収集手段と、行動履歴収集手段が収集した行動履歴を登録する行動履歴登録手段と、行動履歴に含まれる位置情報および移動手段情報から、移動手段に応じて異なる算出方法で利用者の行動範囲を推定する行動範囲推定手段と、行動範囲推定手段が推定した行動範囲内における情報を配信する情報配信手段と、情報配信手段が配信した情報を利用者に提供する情報閲覧手段とを備えたことを特徴とする。
本発明による情報配信サーバは、位置情報および移動手段情報から、移動手段に応じて異なる算出方法で利用者の行動範囲を推定する行動範囲推定手段と、行動範囲推定手段が推定した行動範囲内における情報を配信する情報配信手段と、情報配信手段が配信した情報の実績および利用者に提供した情報に対する評価を登録する評価実績登録手段と、評価実績登録手段が登録した評価実績から行動範囲内のエリアに重み付けを行う評価実績解析手段とを備えたことを特徴とする。
本発明による情報配信方法は、利用者の位置情報および利用者の移動地点間の移動手段情報を含む行動履歴を収集し、収集した行動履歴を登録し、行動履歴に含まれる位置情報および移動手段情報から、移動手段に応じて異なる算出方法で利用者の行動範囲を推定し、推定した行動範囲内における情報を配信し、配信した情報を利用者に提供することを特徴とする。
本発明による情報配信プログラムは、コンピュータに、利用者の位置情報および利用者の移動地点間の移動手段情報を含む行動履歴を収集して関連記憶手段に登録する処理と、関連記憶手段に登録された情報にアクセスして、利用者の移動手段に応じて異なる算出方法で利用者の行動範囲を推定する処理と、推定した利用者の行動範囲内における情報を閲覧手段に配信して利用者に提供する処理とを実行させることを特徴とする。
本発明によれば、利用者の行動履歴から移動手段に着目し、情報配信効果の低いエリアを除いて行動範囲を推定し、推定した行動範囲内から選択した情報を利用者に配信することができる。
実施形態1.
図1は、本発明による情報配信システムの第1の実施形態(実施形態1)の構成の一例を示すブロック図である。図1を参照して、本発明の第1の実施形態における情報配信システムの構成を説明する。
情報配信システム500は、行動範囲管理部100、制御部200および入出力部300を含む。
行動範囲管理部100は、利用者の行動履歴から行動範囲を推定/拡張し、利用者に対する配信実績と評価実績から行動範囲のエリアの重み付けを行い。行動範囲を管理する。制御部200は、行動履歴を行動範囲部100に登録したり、行動範囲管理部100で管理されている行動範囲から利用者に情報を提供し、かつ利用実績や利用者の評価実績を行動範囲管理部100に登録したりする。入出力部300は、情報閲覧、および行動履歴収集を行う。
行動範囲管理部100は、位置履歴DB101、移動手段履歴DB102、行動範囲算出手段103、行動範囲拡張手段104、利用実績管理DB105、利用実績解析手段106、行動範囲登録手段107、行動範囲DB108および行動範囲取得手段109を含む。
位置履歴DB101は、制御部200の行動登録手段204によって登録される利用者の位置履歴を保持するデータベースである。位置履歴は、利用者が存在していた位置を示す情報と存在していた時刻を示す情報とが対応付けられたデータの集まりである。
移動手段履歴DB102は、位置履歴DB101に保持される利用者の位置履歴と関連して、制御部200の行動登録手段204によって登録される位置間で使用された移動手段を示す情報(移動手段情報)を保持するデータベースである。
行動範囲算出手段103は、位置履歴DB101および移動手段履歴DB102に保持される情報から、例えば、利用者が通過しただけなのに位置情報として保持されている場所のように、情報配信効果の低いエリアを除いて利用者の行動範囲を推定する。また、行動範囲拡張手段104から拡張された行動範囲の情報を受信すると、行動範囲登録手段107に送信する。
行動範囲拡張手段104は、位置履歴DB101に保持される利用者の位置履歴を基に、それまでの利用者が実際に行動していた範囲よりも広めに、利用者の行動範囲を拡張する。拡張した行動範囲の情報は、行動範囲算出手段103に送信される。なお、本実施形態では、行動範囲拡張手段104は行動範囲算出手段103とは独立して設けられているが、行動範囲算出手段103に含まれる形態としてもよい。なお、情報配信システムが行動範囲拡張手段104を備えていない場合にも、移動手段を考慮して行動範囲を算出することができる。
利用実績管理DB105は、制御部200から提供される情報の実績および利用者の評価情報を保持するデータベースである。
利用実績解析手段106は、利用実績管理DB105に保持される情報を解析し、行動範囲DB108に格納されている行動範囲内のエリアの見直し、または重み付け設定/変更を行う。
行動範囲登録手段107は、行動範囲算出手段103、行動範囲拡張手段104および利用実績解析手段105によって計算された行動範囲および行動範囲内のエリアの重みなどの情報を基に、登録情報を行動範囲DB108に新規登録したり修正したりする。
行動範囲DB108は、行動範囲登録手段107から登録される利用者の行動範囲および行動範囲内のエリアの重みを保持するデータベースである。
行動範囲取得手段109は、行動範囲DB108に保持される情報を基に、特定の利用者の行動範囲を抽出し、または特定のエリアを行動範囲とする利用者群を抽出し、制御部200の情報配信手段201に提供する。
制御部200は、情報配信手段201、コンテンツDB202、閲覧実績登録手段203および行動履歴登録手段204を含む。
情報配信手段201は、入出力部300からの要求に応じて、行動範囲管理部100の行動範囲取得手段109を通じて取得した特定の利用者の行動範囲または特定のエリアを行動範囲とする利用者群を基に、取得した行動範囲または利用者群のエリアに合致する情報をコンテンツDB202から取得する。そして、情報配信手段201は、コンテンツDB202から取得した情報を入出力部300の情報閲覧手段301に提供し、利用実績を行動範囲管理部100の利用実績管理DB105に登録する。
コンテンツDB202は、位置情報を備えたコンテンツを保持するデータベースである。コンテンツDB202に保持されるデータとして、コンテンツの識別子であるコンテンツIDとコンテンツが指し示す緯度経度の情報が必要であるが、それ以外にコンテンツに関わる情報があってもよい。
閲覧実績登録手段203は、入力部300の情報閲覧手段301から、利用者のコンテンツに対する評価を取得し、利用実績管理DB105に登録する。
行動履歴登録手段204は、入出力部300の行動履歴収集手段302から利用者の行動履歴を取得し、行動範囲管理部100の位置履歴DB101および移動手段履歴DB102に登録する。
入出力部300は、情報閲覧手段301および行動履歴収集手段302を含む。情報閲覧手段301は、制御部200の情報配信手段201から提供された情報を受信して利用者へ提示し、提示情報に対する利用者の評価を制御部200の閲覧実績登録手段203に通知する。行動履歴収集手段302は、利用者の行動履歴を収集し、制御部200の行動履歴登録手段204に提供する。
次に、本発明による第1の実施形態の情報配信システムの動作を説明する。まず、利用者の行動履歴から行動範囲を推定し、購買などの行動を促進する情報を配信する動作を、ステップA〜ステップDの4つのステップに分けて説明する。ステップAは、利用者の行動を検出して、利用者の行動履歴を行動範囲管理部100に登録するまでの動作を示す。ステップBは、利用者の行動範囲を推定し、行動範囲を行動範囲DBへ登録するまでの動作を示す。ステップCは、利用者の行動範囲に応じて提供する情報を選択し、利用者に情報を提供するまでの動作を示す。ステップDは、提供されたコンテンツに対する利用者の評価を登録し、評価をその後の行動範囲の選択に活用する動作を示す。
図2は、ステップAにおける情報配信システムの動作を示すフローチャートである。図1および図2を参照して、ステップAの動作について説明する。
行動履歴収集手段302は、利用者の位置情報を収集し(ステップA1)、収集した位置情報にステータスを付与する(ステップA2)。行動履歴収集手段302は、付与したステータスが終了点を示しているか判別し(ステップA3)、終了点を示していない場合には、ステップA1に戻って位置情報の収集を続ける。
ステップA3において、付与したステータスが終了点を示している場合には、行動履歴収集手段302は、それまでに収集した位置情報およびステータスを行動履歴としてまとめ(ステップA4)、行動履歴登録手段204に送信する。
行動履歴登録手段204は、行動履歴収集手段302から受信した行動履歴を位置履歴DB101および移動手段履歴DB102に登録する(ステップA5)。
図3は、ステップBにおける情報配信システムの動作を示すフローチャートである。図1および図3を参照して、ステップBの動作について説明する。
行動範囲算出手段103は、利用者の行動範囲の計算を開始するために、移動手段履歴DB102に移動手段履歴が存在するかどうかを確認する(ステップB1)。移動手段履歴DB102に移動手段履歴が存在しなかった場合には、行動範囲の計算を行う必要がないので、ステップBの動作を終了する。移動手段履歴DB102に移動手段履歴が存在した場合には、行動範囲算出手段103は、移動手段履歴DB102から、行動範囲の計算をまだ行っていない移動手段履歴データを1つ取得する(ステップB2)。
次に、行動範囲算出手段103は、取得した履歴が高速移動手段であるか、低速移動手段であるかを判断する(ステップB3)。
取得した履歴が高速移動手段である場合には、行動範囲算出手段103は、その開始地点および終了地点を、行動範囲候補地点として位置履歴DB102より取得する(ステップB4)。取得した履歴が低速移動手段である場合には、開始地点、終了地点および中間地点を、行動範囲候補地点として位置履歴DB102より取得する(ステップB4’)。
行動範囲算出手段103は、利用者が行動すると予想される範囲を推定するために、行動範囲拡張手段104に、ステップB4またはステップB4’で取得した行動範囲候補地点を送信する。
行動範囲拡張手段104は、受信した行動範囲候補地について、利用者がそれぞれの行動範囲候補地点付近に滞在していた時間を推定する(ステップB5)。行動範囲拡張手段104は、ある行動範囲候補地点における滞在時間の半分の時間を使って行動範囲候補地点から到達可能な範囲の中に、利用者が寄り道することができる行動範囲があるという考えを基に、拡張した行動範囲を推定する(ステップB6)。行動範囲拡張手段104は、拡張した行動範囲のデータを行動範囲算出手段103に送信し、行動範囲算出手段103は受信したデータを行動範囲登録手段107に送信する。
また、行動範囲拡張手段104を備えていない場合には、情報配信システムにおいて、行動範囲算出手段103が、ステップB6の行動範囲の推定を行う。例えば、行動範囲算出手段103は、ステップB4またはステップB4’で自らが取得した行動範囲候補地点から、所定の算出方法に従って行動範囲を推定し(ステップB6に相当)、行動範囲登録手段107に送信する。
行動範囲登録手段107は、受信したデータを行動範囲DB108に登録する。行動範囲登録手段107は、行動範囲算出手段103から受信した拡張した行動範囲と同様の行動範囲が、過去に行動範囲DB108に登録されているかどうかを判定する(ステップB7)。拡張した行動範囲が過去に登録された行動範囲と同様かどうかは、例えば、比較される行動範囲の中心が、予め決められた誤差の範囲内にあるかどうかによって判定される。
過去に同様のデータが登録されていると判定された場合には、同一範囲が登録されていると見なし、行動範囲登録手段107は、行動範囲DB108に登録されている当該行動範囲について、中心点と半径を補正して登録し、行動出現回数を1カウントアップする(ステップB8)。過去に同様のデータが登録されていないと判定された場合には、行動範囲登録手段107は、同一範囲が登録されていないと見なし、行動範囲DB108に新規の行動範囲を登録する(ステップB9)。
行動範囲登録手段107が行動範囲DB108に行動範囲の登録を行った後、行動範囲算出手段103は、ステップ1に戻り、移動手段履歴DB102に移動手段履歴が存在するかどうかを確認する。移動手段履歴DBに移動手段履歴が存在する場合には、ステップBの動作を繰り返し、移動手段DBに移動手段履歴が存在しなければ、ステップBの動作を終了する。
図4は、ステップCにおける情報配信システムの動作を示すフローチャートである。図1および図4を参照して、ステップCの動作について説明する。
まず、入出力部300の情報閲覧手段301は、情報配信手段201に、利用者に適した情報の提供を要求する(ステップC1)。
情報配信手段201は、所定の利用者の行動範囲を調べるため、行動範囲取得手段109に利用者のIDを送信する。行動範囲取得手段109は、指定した利用者の行動範囲データを行動範囲DB108から取得し、リストとして情報配信手段201に送信する(ステップC2)。情報配信手段201は、受信したリストから利用者に適した行動範囲を選択し(ステップC3)、コンテンツDB202に記録されているコンテンツから、ステップC3で選択した行動範囲内で、利用者に提供するコンテンツを選択する(ステップC4)。
情報配信手段201は、実績管理DB105に、利用者に情報を提供した実績情報(例えば、セッションID、コンテンツIDおよび情報提供の根拠とした行動範囲IDなど)を記録する(ステップC5)。情報配信手段201は、情報閲覧手段301に、実績管理DB105に記録した実績情報から利用者に提供する情報を提供し、情報閲覧手段301は提供された情報を利用者に提供する(ステップC6)。
ステップA〜ステップCの動作によって、情報配信システム500は、利用者の行動範囲を踏まえて選択した情報を利用者に提供するが、ステップDでは提供された情報に対する利用者の評価情報を取得する。図5は、ステップDにおける情報配信システムの動作を示すフローチャートである。図1および図5を参照して、ステップDの動作について説明する。
利用者によって提供した情報が評価されると、情報閲覧手段301は、評価実績登録手段203に、評価対象のセッションID、コンテンツIDおよび評価値を送信する(ステップD1)。評価実績登録手段203は、受信した情報に沿って、実績管理DB105に登録されている該当セッションIDおよびコンテンツIDの行に評価値を設定する(ステップD2)。ステップD1〜ステップD2の処理によって、評価実績が実績管理DB105に登録される。
ここで、利用者からの評価実績を活用して行動範囲の選択に反映させる処理を行う。この一連の処理をステップD’とし、ステップD’は図5のステップD’1〜ステップD’5に示される動作によって実現され、任意の周期で実行される。ステップD’は、例えば、1日1回以上予め決められた時刻に開始される。
実績管理DB105に登録された評価実績を行動範囲に反映するために、実績解析手段106は実績管理DB105から、前回行ったステップD’の処理以降に追加された評価実績のデータを取得する(ステップD’1)。実績解析手段106は、セッションごとに取得した評価実績のデータを解析し、当該セッションの評価データを作成する(ステップD’2)。評価データは、例えば、[セッションID,行動範囲ID,評価値]の組み合わせで構成される。
次に、実績解析手段106は、評価データのセッションIDを利用者IDに変換して[利用者ID,行動範囲ID,評価値]の組み合わせとし、行動範囲登録手段107に送信する(ステップD’3)。行動範囲登録手段107は、受信データから、所定の利用者に該当する行動範囲IDの現在の評価値を取得し、情報配信回数等を考慮して重み付けを行った評価値を計算する(ステップD’4)。行動範囲登録手段107は、登録情報に対して、情報配信回数および計算した評価値を更新し、行動範囲DB108の登録内容を更新する(ステップD’5)。
以上の動作によって、利用者の評価に応じた重み付けをした行動範囲から利用者に情報を提供することができるようになる。
実施形態2.
図6は、本発明による情報配信システムの第2の実施形態(実施形態2)の構成の一例を示すブロック図である。図6を参照して、本発明の第2の実施形態における情報配信システムの構成を説明する。
第2の実施形態では、情報配信システム501の入出力部300は、ネットワーク400を経由して制御部200に接続される。入出力部300は、パーソナルコンピュータ等の端末装置である。制御部200と行動範囲管理部100とは一つの情報配信サーバに搭載されていてもよい。
情報閲覧手段301が利用者に情報を提供する場合および行動履歴収集手段302から利用者の行動履歴を収集する場合に、入出力部300は、ネットワーク400を介して制御部200とデータのやり取りを行う。なお、情報配信システム501の構成および処理は、入出力部300と制御部200との間のデータ送受信がネットワーク400を介して行われることを除いて、第1の実施形態の情報配信システム500の構成および処理と同じである。
次に、具体的な実施例を説明する。すなわち、第1の実施形態の情報配信システム500および第2の実施形態の情報配信システム501の具体的な動作例を説明する。
まず、ステップAの動作について説明する。ステップA1において、行動履歴収集手段302は、利用者の位置情報を収集する。位置情報の収集は、一般的には、定期的に利用者が保持している端末装置に内蔵されているGPS受信機で判定された位置情報を自動的に取得することによって行われる。しかし、他の位置情報の収集のタイミングおよび収集方法であってもよい。
ステップA2において、行動履歴収集手段302は、収集した位置情報にステータスを付与する。ステータスは、利用者の判断に従って付与されたり、自動的に付与されるが、付与する方法は特定の方法に限定されない。
ステップA4において、行動履歴収集手段302は、付与したステータスが終了点を示している場合には、それまでに収集した位置情報およびステータスを行動履歴としてまとめる。図7は、行動履歴の具体的な一例を示した説明図である。図7に示されたデータの4カラム目は、位置履歴のステータスを示す情報であり、移動手段と位置の種別を示すデータである。開始点を示すステータスを持つ情報から終了点を示すステータスを持つ情報までを1つのまとまった行動履歴として扱う。図7のステータス定義では、開始点は「0」、終了点は「1」で定義されている。よって、例えば、図7に示された情報でいうと、[緯度3,経度3,日時3,0]から[緯度7,経度7,日時7,100]の情報は、1つのまとまった行動履歴となり、終了点のステータス「100」の定義から、徒歩で移動した行動履歴を示していると分かる。
ステップA5において、行動履歴登録手段204は、行動履歴収集手段302から受信した行動履歴を位置履歴DB101および移動手段履歴DB102に登録する。図8は、位置履歴DBのテーブル、移動手段履歴DBのテーブルおよび行動履歴のデータの一例を示す説明図である。図8(A)には、位置履歴DB101のテーブルの一例が示されている。図8(B)には、移動手段履歴DB102のテーブルの一例が示されている。図(C)には、行動履歴のデータの一例が示されている。なお、図8(A)および図8(B)には、図8(C)に示されたデータを処理した結果が反映されている。また、図8(A)において、例えば、「139.745418」は、「139°745418’」を意味している。
行動履歴登録手段204は、まず、行動履歴の最初のデータとして、図8(C)の1行目に示されたデータを処理し、移動手段履歴DBに登録を行う。図8(B)に示す例では、行動履歴IDとして「200708311000083」が、利用者IDとして「USER1」が割り当てられて、登録される。処理された行動履歴の最初のデータは、位置履歴DB101にも登録される。図8(A)に示す例では、点IDとして「200708310002963」が割り当てられ、緯度、経度および日時情報とともに登録される。同様にして、行動履歴登録手段204は、図8(C)の2〜4行目に示されたデータを処理して、位置履歴DB101に登録する。図8(C)の4行目に示されたデータのステータスは終了点を示しているので、行動履歴登録手段204は、図8(C)の4行目に示されたデータの処理および位置履歴DB101への登録が終わると、移動手段履歴DB102に、開始点ID、終了点IDおよび移動手段を登録する。なお、開始点IDは開始点ステータスを含むデータ(図8(C)の1行目のデータ)の点IDに相当し、終了点IDは終了点ステータスを含むデータ(図8(C)の4行目のデータ)の点IDに相当する。以上の処理によって、1つの行動履歴が登録される。
次に、ステップBの動作について説明する。ステップB3において、行動範囲算出手段103は、取得した履歴が高速移動手段であるか、低速移動手段であるかを判断する。本実施例においては、図7のステータス定義に示される移動手段を示す数字が10以上であった場合には高速移動手段、9以下であった場合には低速移動手段と見なす。また、高速移動手段の場合には、開始点および終了点のみを行動範囲候補地点と考え、低速移動手段の場合には、全ての点を行動範囲候補地点とする。なお、図7のステータス定義で「99移動なし」と示される場合にも、全ての点を行動範囲候補地点とする。なお、本実施例では、駆動装置(モータやエンジンなど)を有する移動手段を高速移動手段とし、駆動装置を有していない移動手段(徒歩を含む)を低速移動手段とするが、他の基準(例えば、所定の速度)に従って、高速移動手段と低速移動手段とを定義してもよい。
ステップB5において、行動範囲拡張手段104は、行動範囲算出手段103から受信した行動範囲候補地について、利用者がそれぞれの行動範囲候補地点付近に滞在していた時間を推定する。滞在時間は、行動範囲候補地点を記録した時刻を中心として、前後に行動範囲候補地点の付近にいた時間を計測する。測位誤差を考慮して、半径100m程度の範囲内であれば行動範囲候補地点の付近にいたものとみなす。
推定した滞在時間の半分を使って行動範囲候補地点から到達可能な範囲は、利用者が寄り道できる範囲であり、行動範囲を拡張することができるエリアであると考える。よって、ステップB6において、行動範囲拡張手段104は、滞在時間の半分に人が徒歩で移動する平均速度(例えば、分速80m)を掛け合わせた距離を拡張した行動範囲の半径とし、行動範囲候補地点を中心として、拡張した行動範囲を推定する。ただし、滞在時間が長時間である場合には、家、職場、食事等の店舗に滞在していると想定されるので、、将来、その滞在時間を行動範囲を拡張するために使うと考えにくい。よって、滞在時間が予め設定した時間(例えば1時間)を超えた場合には、滞在時間をデフォルト値に設定して行動範囲を決定する(例えば、10分のデフォルト値の場合は、行動範囲は半径400mのエリアとする)。以上の計算によって、拡張した行動範囲が、[行動範囲候補地点緯度,同経度,半径m]のデータ形式で示される。
ステップB7〜ステップB9において、行動範囲登録手段107は、拡張した行動範囲と同様の行動範囲が、過去に行動範囲DB108に登録されているかどうかを判定し、判定結果に従って行動範囲の補正や登録を行う。図9は、行動範囲DB108のテーブルの一例を示す説明図である。図9に示された1行のデータは、行動範囲IDで一意の1つの行動範囲を示し、行動範囲は、利用者IDごとに、任意の領域を複数持つことができる。また、行動範囲DB108に登録されるデータには、行動履歴としての出現頻度(行動出現回数)、当該行動範囲のコンテンツが情報として提供された回数(情報提供回数)およびステップDの説明で後述する情報配信実績による行動範囲の重み付けのための情報(利用者評価値)なども含まれている。なお、拡張した行動範囲と同様の行動範囲が過去に行動範囲DB108に登録されているかどうかは、比較される行動範囲の中心が、予め決められた誤差(例えば、それぞれ100mなど)の範囲内にあるかで判定される。
次に、ステップCの動作について説明する。ステップC2において、行動範囲取得手段109は、行動範囲DB108より、指定した利用者の行動範囲データを取得し、リストとして情報配信手段201へ送信する。行動範囲DB108より取得する行動範囲データのデータ形式は、図9に示したデータ形式と同様であり、取得条件を追加することによって、複数の行動範囲データを取得できる。
ステップC3〜ステップC4において、情報配信手段201は、利用者に適した行動範囲を選択し、コンテンツDB202に記録されているコンテンツから、選択した行動範囲内で、利用者に提供するコンテンツを選択する。そして、ステップC5において、情報配信手段201は、実績管理DB105に、利用者に情報を提供した実績情報を記録する。
図10は、実績管理DBのテーブルおよび実績管理DBに記録されるデータの一例を示す説明図である。図10(A)には、実績管理DBにおいてセッション情報を管理するテーブルの一例が示されている。情報配信手段201は、ステップC3〜ステップC4の処理で、利用者に提供する情報を選択すると、ステップC5において、図10(A)に示されるようなセッション情報を作成する。情報配信手段201は、提供先の利用者IDとセッションを生成した日時を登録して、セッションIDを割り当てる。図10(B)には、実績管理情報DB105において実績情報を管理するテーブルの一例が示されている。情報配信手段201は、セッションIDに対応させて、利用者に提供するコンテンツIDおよびコンテンツを提供する根拠となった行動範囲IDを登録する。ステップC5において、図10(B)では、「評価」以外の項目が登録される。図10(C)には、実績管理DB105に記録される登録データの一例が示されている。なお、図10(A)および図10(B)には、図10(C)に示されたデータを処理した結果が反映されている。
図11は、コンテンツDB202に記録されているデータの一例を示す説明図である。情報配信手段201は、ステップC3において、情報配信対象の行動範囲を選択すると、ステップC4において、その行動範囲が示す中心点と半径内に含まれているコンテンツをコンテンツDB202に記録されているデータから検索する。検索の際には、実績管理DB105とコンテンツDB202とで、コンテンツが指し示す緯度、経度および行動範囲が一致するようにマッチングする。ステップC6において、情報配信手段201は、情報閲覧手段301に、セッションIDおよびコンテンツIDのリスト、さらに必要に応じて、コンテンツを提供する根拠となった行動範囲を提供する。以上の処理によって、利用者に提供する情報が行動範囲の選択の上で決定される。
次にステップDの処理、特に、利用者からの評価実績を活用して行動範囲の選択に反映させるステップD’の処理の動作を説明する。
ステップD’2において、実績解析手段106は、セッションごとに取得した評価実績のデータを解析し、当該セッションIDの評価データを作成する。ステップD’3においては、実績解析手段106は、評価データのセッションIDを利用者IDに変換して行動範囲登録手段107に送信する。ステップD’5においては、行動範囲登録手段107が、実績解析手段106から受信したデータを基に、情報配信回数等による重み付けを行った評価値を計算し、行動範囲DB108の登録内容を更新する。ここで、具体的な評価データとして、図10(B)の各項目に示されたように、行動範囲ID「00000001」におけるコンテンツID「C02」の評価値は「0.3」とし、行動範囲ID「00000002」におけるコンテンツID「C04」の評価値は「0.1」であるとする。
評価実績を初めて活用して行動範囲に登録する場合には、当該利用者における行動範囲の重み付けは、提供回数がそれぞれ1回、評価値は、図10(B)に示された評価値と同値とする。すでに行動範囲に登録されたことがある場合には、一例として、[(既存の提供回数×既存の重み付け+Σ新規登録の評価値)÷(既存の提供回数+新規登録数)]に相当する値を計算して平均の重みを付けるとする。なお、[Σ新規登録の評価値]は、初めて行動範囲に登録を行った評価値の総計を意味する。
以上のように設定/推定した評価値は、行動範囲DB108の登録内容に反映され、ステップC3において、情報配信手段201が行動範囲取得手段109から受信する、行動範囲データのリストに含まれる。このリストを基にして、情報配信手段201が、利用者に適した行動範囲を選択する際に、フィルタリングまたは重み付けを行うことができる。例えば、現在地から近いエリアが行動範囲リストに含まれている場合であっても、該当エリアの行動範囲の評価値が負値であれば、フィルタリングを掛けて利用者に提供する行動範囲として選択しない、とすることができる。
図12は、本発明による情報配信システムの主要部を示すブロック図である。図12に示すように、情報配信システム1は、利用者の位置情報および利用者の移動地点間の移動手段情報を含む行動履歴を収集する行動履歴収集手段2と、行動履歴収集手段2が収集した行動履歴を登録する行動履歴登録手段3と、行動履歴に含まれる位置情報および移動手段情報から、移動手段に応じて異なる算出方法で利用者の行動範囲を推定する行動範囲推定手段4(図1に示す行動範囲算出手段103および行動範囲拡張手段104に相当)と、行動範囲推定手段4が推定した行動範囲内における情報を配信する情報配信手段5と、情報配信手段5が配信した情報を利用者に提供する情報閲覧手段6とを備えている。そのような情報配信システムでは、利用者の行動履歴から移動手段に着目し、情報配信効果の低いエリアを除いて行動範囲を推定し、推定した行動範囲内から選択した情報を利用者に配信することが可能になる。また、実施形態1および実施形態2で示したように、評価実績を登録し、評価実績を利用して行動範囲のエリア内に重み付けをする手段を追加することで、利用者の評価に応じた重み付けをした行動範囲から利用者に情報を提供することが可能になる。
また、上記の各実施形態および実施例では、以下の(1)〜(6)に示すような情報配信システムも示されている。
(1)情報配信手段が配信した情報の実績および利用者に提供した情報に対する評価を登録する評価実績登録手段(例えば、評価実績登録手段203)と、評価実績登録手段が登録した評価実績から行動範囲内のエリアに重み付けを行う評価実績解析手段(例えば、実績解析手段106に)とを備えた情報配信システム。そのように構成された情報配信システムでは、利用者の評価を行動範囲内のエリアに反映し、利用者にとって情報配信効果が高いと考えられる行動範囲の見直しができるようになる。
(2)情報配信手段は、行動範囲内のエリアに重み付けがされている場合には、行動範囲内の配信する情報にも重み付けを行って配信する情報配信システム。例えば、実施例のステップD’の動作によって実現される。そのように構成された情報配信システムでは、利用者の評価が反映された行動範囲内を基に利用者に配信する情報が選択される。すなわち、各利用者にとって情報配信効果が高いと考えられるエリアを考慮したコンテンツの配信が可能になる。
(3)行動範囲推定手段は、移動手段を高速移動手段と判断した場合と低速移動手段と判断した場合とで、異なる行動範囲候補地点を選択して行動範囲を推定する情報配信システム。例えば、実施例のステップB3の動作によって実現される。そのように構成された情報配信システムでは、例えば、電車で移動する際の通過エリアのように、利用者にとって情報配信効果の低いと考えられるエリアを除いて行動範囲を推定することができる。
(4)行動範囲推定手段は、行動履歴で保持している位置情報の履歴を基に、利用者の行動範囲を拡張する行動範囲拡張手段(例えば、行動範囲拡張手段104)を含む情報配信システム。そのように構成された情報配信システムでは、過去の行動履歴に記録されていない行動範囲であっても、利用者にとって情報配信効果が高いと考えられる行動範囲として、行動範囲を拡張することができる。
(5)行動範囲拡張手段は、利用者が同一エリアに滞在している滞在時間を位置情報の履歴から検出し、滞在時間に比例して利用者の行動範囲を拡張する情報配信システム。例えば、実施例のステップB6の動作によって実現される。そのように構成された情報配信システムでは、利用者が普段頻繁に訪れるエリアからエリアの滞在時間を利用して訪問可能な場所にまで行動範囲を拡張できる。すなわち、行動範囲を利用者にとって情報配信効果が高いと考えられる行動範囲に拡張することができる。
(6)行動範囲拡張手段は、利用者が同一エリアに滞在している滞在時間を位置情報の履歴から検出し、滞在時間に比例して利用者の行動範囲を拡張するが、滞在時間が所定の閾値を超えた場合には、行動範囲を拡張しない情報配信システム。例えば、実施例のB6の動作において、デフォルト値を変更することによって実現される。そのように構成された情報配信システムでは、例えば、家や職場にいる時のように、利用者が所定のエリアにおける滞在時間を行動範囲の拡張のために使うとは考えにくく、利用者にとって行動範囲の拡張効果が低いと考えられるエリアを、行動範囲の拡張対象から除くことができる。
本発明によれば、移動中の利用者に、カーナビゲーションシステムや携帯端末で情報を検索、推薦するためのシステムといった用途に適用できる。
本発明による情報配信システムの第1の実施形態(実施形態1)の構成の一例を示すブロック図である。 ステップAにおける情報配信システムの動作を示したフローチャートである。 ステップBにおける情報配信システムの動作を示したフローチャートである。 ステップCにおける情報配信システムの動作を示したフローチャートである。 ステップDにおける情報配信システムの動作を示したフローチャートである。 本発明による情報配信システムの第2の実施形態(実施形態2)の構成の一例を示すブロック図である。 行動履歴の具体的な一例を示した説明図である。 位置履歴DBのテーブル、移動手段履歴DBのテーブルおよび行動履歴のデータの一例を示した説明図である。 行動範囲DB108のテーブルの一例を示した説明図である。 実績管理DBのテーブルおよび実績管理DBに記録されるデータの一例を示した説明図である。 コンテンツDB202に記録されているデータの一例を示した説明図である。 本発明による情報配信システムの主要部を示すブロック図である。
符号の説明
1 情報配信システム
2 行動履歴収集手段
3 行動履歴登録手段
4 行動範囲推定手段
5 情報配信手段
6 情報閲覧手段
100 行動範囲管理部
200 制御部
300 入出力部
500,501 情報配信システム
101 位置履歴DB
102 移動手段履歴DB
103 行動範囲算出手段
104 行動範囲拡張手段
105 実績管理DB
106 実績解析手段
107 行動範囲登録手段
108 行動範囲DB
109 行動範囲取得手段
201 情報配信手段
202 コンテンツDB
203 評価実績登録手段
204 行動履歴登録手段
301 情報閲覧手段
302 行動履歴収集手段
400 ネットワーク

Claims (14)

  1. 利用者の位置情報および利用者の移動地点間の移動手段情報を含む行動履歴を収集する行動履歴収集手段と、
    前記行動履歴収集手段が収集した行動履歴を登録する行動履歴登録手段と、
    前記行動履歴に含まれる位置情報および移動手段情報から、移動手段に応じて異なる算出方法で利用者の行動範囲を推定する行動範囲推定手段と、
    前記行動範囲推定手段が推定した行動範囲内における情報を配信する情報配信手段と、
    前記情報配信手段が配信した情報を利用者に提供する情報閲覧手段と
    を備えたことを特徴とする情報配信システム。
  2. 情報配信手段が配信した情報の実績および情報閲覧手段が利用者に提供した情報に対する評価を登録する評価実績登録手段と、
    前記評価実績登録手段が登録した評価実績から行動範囲内のエリアに重み付けを行う評価実績解析手段と
    を備えた請求項1記載の情報配信システム。
  3. 情報配信手段は、行動範囲内のエリアの重みに応じて、行動範囲内の配信する情報に重み付けする
    請求項1または請求項2記載の情報配信システム。
  4. 行動範囲推定手段は、移動手段が高速移動手段であると判断した場合と低速移動手段であると判断した場合とで、異なる行動範囲候補地点を選択して行動範囲を推定する
    請求項1から請求項3のうちいずれか1項に記載の情報配信システム。
  5. 行動範囲推定手段は、行動履歴で保持している位置情報の履歴を基に、利用者の行動範囲を拡張する行動範囲拡張手段を含む
    請求項1から請求項4のうちいずれか1項に記載の情報配信システム。
  6. 行動範囲拡張手段は、
    利用者が同一エリアに滞在している滞在時間を位置情報の履歴から検出し、滞在時間に比例して利用者の行動範囲を拡張する
    請求項5記載の情報配信システム。
  7. 行動範囲拡張手段は、
    利用者が同一エリアに滞在している滞在時間が所定の閾値を超えた場合には、行動範囲を拡張しない
    請求項6記載の情報配信システム。
  8. 位置履歴と移動手段履歴で保持している情報から行動範囲を推定する行動範囲推定手段と、
    利用者の行動範囲内の情報を配信する情報配信手段と、
    行動範囲における情報配信の実績と評価を登録する評価実績登録手段と、
    評価実績から行動範囲内のエリアに重み付けを行う利用実績解析手段と
    を備えたことを特徴とする情報配信サーバ。
  9. 利用者の位置情報および利用者の移動地点間の移動手段情報を含む行動履歴を収集し、
    収集した行動履歴を登録し、
    行動履歴に含まれる位置情報および移動手段情報から、移動手段によって異なる算出方法で利用者の行動範囲を推定し、
    推定した行動範囲内における情報を配信し、
    配信した情報を利用者に提供する
    ことを特徴とする情報配信方法。
  10. 配信した情報の実績および利用者に提供した情報に対する評価を登録し、
    登録した評価実績から行動範囲内のエリアに重み付けを行う
    請求項9記載の情報配信方法。
  11. 移動手段を高速移動手段と判断した場合と低速移動手段と判断した場合とで、異なる行動範囲候補地点を選択して行動範囲を推定する
    請求項9または請求項10記載の情報配信方法。
  12. 行動範囲を推定する際に、行動履歴で保持している位置情報の履歴を基に利用者の行動範囲を拡張する
    請求項9から請求項11のうちのいずれか1項に記載の情報配信方法。
  13. コンピュータに、
    利用者の位置情報および利用者の移動地点間の移動手段情報を含む行動履歴を収集して関連記憶手段に登録する処理と、
    前記関連記憶手段に登録された情報にアクセスして、利用者の移動手段によって異なる算出方法で利用者の行動範囲を推定する処理と、
    推定した利用者の行動範囲内における情報を閲覧手段に配信して利用者に提供する処理と
    を実行させるための情報配信プログラム。
  14. コンピュータに、
    閲覧手段に配信した情報の実績および閲覧手段が利用者に提供した情報に対する評価を、実績評価記憶手段に登録する処理と、
    前記実績評価記憶手段に登録した評価実績から行動範囲内のエリアに重み付けを行う処理とを実行させる
    請求項13記載の情報配信プログラム。
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