JP2013196638A - 情報処理装置、情報処理方法、及び、プログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法、及び、プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】位置情報を用いたユーザ認証において、予定されていなかった行動をユーザがとった場合にユーザ認証が成功しなくなってしまうことを防止可能にする技術を提供する。
【解決手段】一側面に係る情報処理装置は、予め登録されたユーザの行動を示すスケジュール情報であって、該行動における基準となる基準位置と、該行動における移動手段と、を示すスケジュール情報を記憶する記憶部と、前記スケジュール情報により示される前記基準位置と前記移動手段とから前記ユーザの存在範囲を推定する推定部と、前記ユーザのユーザ認証のために前記ユーザの端末から送信される位置情報により示される前記ユーザの存在位置が推定した前記存在範囲に含まれる場合、該位置情報に基づく前記ユーザ認証が成功したと判断する認証部と、を備える。
【選択図】図9

Description

本発明は、情報処理装置、情報処理方法、及び、プログラムの技術に関する。
あらかじめ管理されている複数のチェックポイント(時間、ユーザの目的地までの移動途中の場所のGPS(Global Positioning System)データ等)で、それぞれの時間が来
た際に、CTIサーバから移動中のユーザに電話をかけ、その電話を受けたことを合図にしてユーザにGPSデータを送信させ、チェックポイントのGPSデータとユーザから送信されてきたGPSデータとをそれぞれ比較し、予定通りの移動を行ったとみなされた場合に、当該ユーザの認証が成功する技術がある(非特許文献1)。
長谷容子、外2名、「スケジュールとGPS情報を利用した認証方法の検討」、FIT(電子情報通信学会・情報処理学会)推進委員会、2004年8月20日、情報科学技術フォーラム一般講演論文集3(4)、p235−236
近年、位置情報を用いたユーザ認証技術として、滞在場所等を含むスケジュール情報を予めユーザに登録させ、当該登録させたスケジュール情報を元にユーザの認証を行うユーザ認証技術が開発されている。
これらのユーザ認証技術では、予め登録された滞在場所以外ではユーザ認証が成功しないため、例えば、ユーザが滞在先の周辺を散歩した場合等、予定されていなかった行動をユーザがとった場合にユーザ認証が成功しなくなってしまう問題点があった。
本発明は、一側面では、このような点を考慮してなされたものであり、位置情報を用いたユーザ認証において、予定されていなかった行動をユーザがとった場合にユーザ認証が成功しなくなってしまうことを防止可能にすることを目的とする。
本発明は、上述した課題を解決するために、以下の構成を採用する。
すなわち、本発明の一側面に係る情報処理装置は、予め登録されたユーザの行動を示すスケジュール情報であって、該行動における基準となる基準位置と、該行動における移動手段と、を示すスケジュール情報を記憶する記憶部と、前記スケジュール情報により示される前記基準位置と前記移動手段とから前記ユーザの存在範囲を推定する推定部と、前記ユーザのユーザ認証のために前記ユーザの端末から送信される位置情報により示される前記ユーザの存在位置が推定した前記存在範囲に含まれる場合、該位置情報に基づく前記ユーザ認証が成功したと判断する認証部と、を備える。
上記構成によれば、予め登録されたスケジュール情報により示されるユーザの行動における基準となる基準位置と当該行動における移動手段とにより、当該ユーザの存在範囲が推定される。そして、ユーザ認証の際にユーザ端末から送信される位置情報により示される当該ユーザの存在位置が推定した当該存在範囲に含まれる場合、当該位置情報に基づくユーザ認証は成功したと判断される。
ここで、基準位置と移動手段とから推定されるユーザの存在範囲は、予定されていなかった行動をユーザがとった場合における当該ユーザの行動範囲となりうる。
従って、位置情報を用いたユーザ認証において、予定されていなかった行動をユーザがとった場合にユーザ認証が成功しなくなってしまうことを防止することが可能となる。
また、上記一側面に係る情報処理装置の別の形態として、前記記憶部は、更に、前記行動の開始時刻と前記行動の維持される時間とを含む行動期間を示すスケジュール情報を記憶し、前記推定部は、前記基準位置と、前記移動手段と、前記行動期間と、から前記ユーザの存在範囲を推定してもよい。
また、上記一側面に係る情報処理装置の別の形態として、前記スケジュール情報により示される前記ユーザの行動が前記基準位置における滞在である場合に、前記推定部は、前記基準位置から、前記移動手段により与えられる移動速度に前記行動期間に含まれる前記行動の維持される時間を乗じた距離の半分の距離で規定される範囲を推定される前記存在範囲として求めてもよい。
また、上記一側面に係る情報処理装置の別の形態として、前記推定部は、前記半分の距離が、前記移動手段により設定される移動距離を超える場合、前記半分の距離に代えて、該移動距離で規定される範囲を求めてもよい。
また、上記一側面に係る情報処理装置の別の形態として、前記スケジュール情報により示される前記ユーザの行動が前記基準位置からの移動である場合に、前記推定部は、前記基準位置から、前記移動手段により与えられる移動速度に前記行動期間に含まれる前記開始時刻から前記ユーザ認証を受け付けた時刻までの時間を乗じた距離で規定される範囲を推定される前記存在範囲として求めてもよい。
また、上記一側面に係る情報処理装置の別の形態として、前記位置情報に基づく前記ユーザ認証が成功した後に、前記移動中に再度ユーザ認証を受け付けた場合に、前記推定部は、成功した前記ユーザ認証において前記端末から送信された位置情報により示される位置から、前記移動手段により与えられる移動速度に、成功した前記ユーザ認証から該再度受け付けたユーザ認証までの時間を乗じた距離で規定される範囲を推定される前記存在範囲として求めてもよい。
なお、上記一側面に係る情報処理装置の別の形態として、以上の各構成を実現する情報処理方法であってもよいし、プログラムであってもよいし、このようなプログラムを記録したコンピュータその他装置、機械等が読み取り可能な記憶媒体であってもよい。ここで、コンピュータ等が読み取り可能な記録媒体とは、プログラム等の情報を、電気的、磁気的、光学的、機械的、又は、化学的作用によって蓄積する媒体である。
本発明によれば、位置情報を用いたユーザ認証において、予定されていなかった行動をユーザがとった場合にユーザ認証が成功しなくなってしまうことを防止可能にすることができる。
図1は、実施の形態に係るネットワーク接続例を示す。 図2は、実施の形態に係る情報処理装置によるユーザ認証における位置関係を例示する。 図3は、実施の形態に係る情報処理装置によるユーザ認証における位置関係を例示する。 図4は、実施の形態に係る情報処理装置によるユーザ認証における位置関係を例示する。 図5は、実施の形態に係る情報処理装置を例示する。 図6は、実施の形態に係るユーザ情報を例示する。 図7は、実施の形態に係るスケジュール情報を例示する。 図8は、実施の形態に係るスケジュール登録の処理手順の一例を示したフローチャートである。 図9は、実施の形態に係るスケジュール登録画面を例示する。 図10Aは、実施の形態に係るスケジュール登録の処理を例示する。 図10Bは、実施の形態に係るスケジュール登録の処理を例示する。 図11は、実施の形態に係るユーザ認証の処理手順の一例を示したフローチャートである。
以下、本発明の一側面に係る実施の形態(以下、「本実施形態」とも表記する)を、図面に基づいて説明する。ただし、以下で説明する本実施形態は、あらゆる点において本発明の例示に過ぎず、その範囲を限定しようとするものではない。本発明の範囲を逸脱することなく種々の改良や変形を行うことができることは言うまでもない。つまり、本発明の実施にあたって、本実施形態に応じた具体的構成が適宜採用されてもよい。
なお、本実施形態において登場するデータを自然言語により説明しているが、より具体的には、コンピュータが認識可能な疑似言語、コマンド、パラメタ、マシン語等で指定される。
§1 情報処理装置
図1は、本実施形態に係るネットワーク接続例を示す。本実施形態は、ネットワーク上のサーバ(情報処理装置1)にログインする際のユーザ認証に本発明が適用された一例を示す。情報処理装置1は、ネットワーク3を介したユーザ端末2からのアクセスに応じて、位置情報に基づいたユーザ認証を行う。
なお、本発明の適用範囲はこのような場合に限定される訳ではなく、例えば、情報処理装置1は、他のサーバに対するユーザ端末2のアクセスについてのユーザ認証を実行してもよい。また、本実施形態に係る情報処理装置1は、当該位置情報に基づいたユーザ認証と共に、パスワードを用いたユーザ認証も実行する。このように、情報処理装置1は、位置情報に基づいたユーザ認証と共に、位置情報以外の情報に基づいたユーザ認証を実行してもよい。
情報処理装置1は、予め登録されたユーザの行動を示すスケジュール情報であって、当該行動における基準となる基準位置と、当該行動における移動手段と、を示すスケジュール情報を記憶する。また、情報処理装置1は、当該スケジュール情報により示される基準位置と移動手段とからユーザの存在範囲を推定する。そして、情報処理装置1は、ユーザ認証のためにユーザ端末2から送信される位置情報により示される当該ユーザの存在位置が推定した存在範囲に含まれる場合、当該位置情報に基づくユーザ認証が成功したと判断する。
例えば、情報処理装置1は、徒歩、車、電車、飛行機等の移動手段に応じた所定の距離を設定値として有してもよい。この場合、情報処理装置1は、ユーザのスケジュール情報を参照し、参照したスケジュール情報により示される基準位置から当該移動距離手段に応
じた所定の距離内の範囲をユーザの存在範囲として推定してもよい。そして、情報処理装置1は、ユーザ端末2から送信される位置情報により示されるユーザの存在位置が推定した存在範囲に含まれる場合に、当該位置情報に基づくユーザ認証が成功したと判断してもよい。
また、情報処理装置1は、行動の開始時刻と当該行動の維持される時間とを含む行動期間を更に示すスケジュール情報を記憶してもよい。そして、情報処理装置1は、スケジュール情報により示される基準位置、移動手段、及び、行動期間からユーザの存在範囲を推定してもよい。この場合、例えば、情報処理装置1は、同一の移動手段であってもその行動期間が異なれば、異なる大きさの存在範囲を推定することができる。つまり、情報処理装置1は、移動手段と行動期間とによりユーザの存在範囲の大きさをより詳細に設定することが可能となる。
一例として、情報処理装置1は、スケジュール情報により示されるユーザの行動が基準位置における滞在である場合、当該基準位置から、移動手段により与えられる移動速度に行動期間に含まれる当該行動の維持される時間を乗じた距離の半分の距離で規定される範囲をユーザの存在範囲として推定してもよい。
図2は、このような推定方法でユーザの存在範囲を求める場合の情報処理装置1によるユーザ認証における位置関係を例示する。図2は、地図上における、基準位置40(A地点)、情報処理装置1が推定するユーザの存在範囲50、及び、ユーザの存在位置60の位置関係を示す。基準位置40は、スケジュール情報によって示される。また、基準位置40は、例えば、緯度及び経度によって2次元で表現される。なお、位置の表現方法は、このような2次元に限定されず、後述する3次元でもよい。
例えば、情報処理装置1は、スケジュール情報により示される移動手段により与えられる移動速度に行動期間に含まれる当該行動の維持される時間を乗じた距離の半分の距離R1を求める。移動手段により与えられる移動速度に行動期間に含まれる当該行動の維持される時間を乗じた距離を半分にする理由は、基準位置から出発して当該基準位置に戻ってくるまでの往復を考慮するためである。
情報処理装置1は、基準位置40から求めた距離R1により規定される範囲として、例えば、求めた距離R1を半径とし、基準位置40を中心とする円(ユーザの存在範囲50)を求める。そして、情報処理装置1は、ユーザの存在位置60が求めた円に含まれるか否かを判定することで、ユーザ認証を行う。
ここで、移動手段により与えられる移動速度とは、移動手段に応じて設定される移動速度である。移動手段に応じて設定される移動速度は、任意に設定されてよい。例えば、その移動手段における一般的な速度が、移動手段に応じて設定される移動速度として用いられてもよい。一例として、移動手段が徒歩である場合は、その移動速度として4km/hの速度が用いられてもよい。また、移動手段が車である場合、その移動速度として60km/hの速度が用いられてもよい。以下では、これらの速度を用いて説明する。
具体例として、スケジュール情報により示される移動手段が徒歩であり、当該行動の維持される時間が7時間である場合、情報処理装置1は、基準位置40を中心として、「4km/h」に「7h」を乗じた距離(28km)の半分の距離「14km」(距離R1)を半径とする円により規定される範囲をユーザの存在範囲50として推定する。
なお、このような存在範囲50の求め方では、対象の行動が維持される時間が長くなればなるほど、存在範囲50が広くなってしまい、対象に含まれるユーザの数が増えるため
、位置情報に基づいてユーザ認証を行うメリットが少なくなってしまう。また、その場所(基準位置40)に滞在する場合に、ユーザが移動する範囲は限定的である場合が多い。
この点を考慮して、情報処理装置1は、求めた距離R1が、移動手段により設定される移動距離を超える場合、当該距離R1に代えて、当該移動手段により設定される移動距離で規定される範囲を求めてもよい。つまり、移動手段により設定される移動距離は、対象の場所(基準位置)にユーザが滞在している時に、当該移動手段によって移動する最大の距離として定められる。情報処理装置1は、このように設定される移動距離を用いることで、ユーザの存在範囲50が広くなりすぎることを防止してもよい。
また、一例として、情報処理装置1は、スケジュール情報により示されるユーザの行動が基準位置からの移動である場合に、当該基準位置から、移動手段により与えられる移動速度に、対象の行動の開始時刻からユーザ認証を受け付けた時刻までの時間を乗じた距離で規定される範囲をユーザの存在範囲として求めてもよい。
図3は、このような推定方法でユーザの存在範囲を求める場合の情報処理装置1によるユーザ認証における位置関係を例示する。図3は、地図上における、基準位置40(A地点)、情報処理装置1が推定するユーザの存在範囲51、及び、ユーザの存在位置60の位置関係を示す。なお、図3では、基準位置40から目的地70(C地点)へ経路71を利用してユーザが移動している状態が例示される。
例えば、情報処理装置1は、スケジュール情報により示されるユーザの移動手段により与えられる移動速度に対象の行動の開始時刻からユーザ認証を受け付けた時刻までの時間を乗じた距離R2を求める。なお、上記距離R1の求め方と異なり、距離R2を半分にしない理由は、対象の行動が移動であるため、基準位置から出発して当該基準位置に戻ってくるという往復を考慮しなくてもよいからである。
情報処理装置1は、基準位置40から求めた距離R2により規定される範囲として、例えば、求めた距離R2を半径とし、基準位置40を中心とする円(存在範囲51)を求める。そして、情報処理装置1は、ユーザの存在位置60が求めた円に含まれるか否かを判定することで、ユーザ認証を行う。
具体例として、スケジュール情報により示される移動手段が車であり、当該行動の開始時刻が「2012/02/07/17:00」、ユーザ認証を受け付けた時刻が「2012/02/07/18:00」である場合、情報処理装置1は、基準位置40を中心とし、「60km/h」に「1h」を乗じた距離(60km)(距離R2)を半径とする円で規定される範囲をユーザの存在範囲51として推定する。
なお、このような存在範囲51の求め方でも、存在範囲50の求め方と同様、行動の開始時刻とユーザ認証を受け付けた時刻との間隔が長くなればなるほど、存在範囲51が広くなってしまい、位置情報に基づいてユーザ認証を行うメリットが少なくなってしまう。
そこで、情報処理装置1は、位置情報に基づくユーザ認証が成功した後に、当該移動中に再度ユーザ認証を受け付けた場合、成功したユーザ認証においてユーザ端末2から送信された位置情報により示される位置から、当該移動手段により与えられる移動速度に、成功したユーザ認証から再度受け付けたユーザ認証までの時間を乗じた距離で規定される範囲をユーザの存在範囲として求めてもよい。情報処理装置1は、このようにユーザ認証が成功した時の情報をフィードバックすることで、ユーザの存在範囲51が広くなりすぎることを防止してもよい。
図3では、このような推定方法でユーザの存在範囲を求める場合の情報処理装置1によるユーザ認証における位置関係も例示する。図3におけるB地点(ログイン位置41)が、成功したユーザ認証においてユーザ端末2から送信された位置情報により示される位置の一例である。また、図3における距離R3が、この方法により求められる距離の一例である。情報処理装置1は、図3に示されるように、ログイン位置41から距離R3で規定される範囲として、ログイン位置41を中心として、距離R3を半径とする円(存在範囲52)を求めてもよい。
なお、情報処理装置1は、求めた距離R2又はR3が、移動手段により設定される移動距離を超える場合、距離R1の場合と同様、当該距離R2又はR3に代えて、当該移動手段により設定される移動距離で規定される範囲を求めてもよい。
また、図2及び図3では、位置が2次元で表現される場合において規定されるユーザの存在範囲について説明した。ただし、位置の表現方法は、図2及び図3に示されるような2次元に限定される訳ではない。例えば、緯度、経度、及び、高度が用いられることで、位置は、3次元で表現されてもよい。
図4は、位置が3次元で表現される場合の情報処理装置1によるユーザ認証における位置関係を例示する。例えば、情報処理装置1は、上記それぞれの状況において用いられる距離R1、R2、R3等を半径Rとし、基準位置40を中心とする球をユーザの存在範囲53として求めてもよい。
この場合、例えば、図2及び図3で示される2次元の場合ではユーザ認証が成功し得た地点D(位置72)や地点E(位置73)では、ユーザ認証が成功しなくなる。情報処理装置1は、このように緯度及び経度の他に高度を利用することで、更にユーザが存在し得る範囲を絞ることで、他のユーザのなりすましを防止してもよい。なお、位置73は、基準位置40近傍の上空であり、例えば、ユーザは、航空機に乗ることにより当該位置73に到達する。
このように、情報処理装置1は、予め登録されたスケジュール情報により示されるユーザの行動における基準となる基準位置と当該行動における移動手段とにより、当該ユーザの存在範囲を推定する。そして、情報処理装置1は、ユーザ認証の際にユーザ端末2から送信される位置情報により示される当該ユーザの存在位置が推定した当該存在範囲に含まれる場合、当該位置情報に基づくユーザ認証は成功したと判断する。
ここで、基準位置と移動手段とから推定されるユーザの存在範囲は、予定されていなかった行動をユーザがとった場合における当該ユーザの行動範囲となりうる。
従って、本実施形態に係る情報処理装置1は、このような情報処理を実現することで、位置情報を用いたユーザ認証において、予定されていなかった行動をユーザがとった場合にユーザ認証が成功しなくなってしまうことを防止することを可能にする。
なお、ユーザ端末2は、ネットワークを介してデータの送受信を行うことが可能なコンピュータである。例えば、ユーザ端末2は、ネットワーク接続が可能なPC(Personal Computer)やスマートフォン等の携帯電話である。
また、ユーザ端末2は、位置情報を取得可能なコンピュータである。例えば、ユーザ端末2は、GPS衛星からのGPS信号に基づいて、位置情報を取得してもよい。この場合、ユーザ端末2は、当該GPS信号を受信し、受信したGPS信号に基づいて自身の位置を算出することが可能なコンピュータである。この場合、算出されるユーザ端末2の位置
が、ユーザの存在する存在位置として用いられる。
また、例えば、ユーザ端末2は、入力装置を介したユーザの入力に基づいて、位置情報を取得してもよい。この場合、ユーザ端末2を操作してユーザにより入力される住所や建物名等が、ユーザの存在する存在位置として用いられる。
位置が2次元で表現される場合、ユーザ端末2が取得する位置情報は、ユーザが存在すると推認される位置の緯度及び経度を示す。また、位置が3次元で表現される場合、ユーザ端末2が取得する位置情報は、ユーザが存在すると推認される位置の緯度、経度、及び、高度を示す。
なお、情報処理装置1とユーザ端末2との間における情報の伝達は、例えば、3G(3rd Generation)ネットワーク、インターネット、電話網、及び、専用網等のネットワーク3を介したデータ通信で実現される。ネットワーク3の種類は、各データ通信に応じて、適宜選択される。
<構成例>
図5は、本実施形態に係る情報処理装置1の構成例を示す。情報処理装置1は、図5に示されるとおり、そのハードウェア構成として、バス13に接続される、記憶部11、制御部12、入出力部14、及び、通信部15等を有する。
記憶部11は、制御部12で実行される処理で利用される各種データ及びプログラムを記憶する(不図示)。また、記憶部11は、ユーザ情報21及びスケジュール情報22を記憶する。なお、記憶部11は、例えば、ハードディスク、フラッシュメモリ等の記憶装置によって実現される。
図6は、ユーザ情報21を例示する。図6に例示されるテーブルの1レコードにより示される情報が、1ユーザのユーザ情報21に該当する。図6に例示されるユーザ情報には、ユーザID、パスワード、自宅位置(緯度・経度)、自宅付近の移動手段、最終ログイン位置、及び、最終ログイン時刻を示す情報が含まれる。
ユーザIDは、ユーザを識別するために用いられる。パスワードは、位置情報に基づいたユーザ認証と共に実行されるユーザ認証に用いられる。
自宅位置(緯度・経度)は、ユーザにより登録された、ユーザの自宅の位置を示す。また、自宅付近の移動手段は、ユーザにより登録された、ユーザが自宅に滞在している時に利用する移動手段を示す。
本実施形態に係る情報処理装置1は、後述するとおり、ユーザによって指定されたイベントの存在しない時間帯について、ユーザは自宅に滞在すると推定して、当該自宅滞在に係るイベントを補充し、スケジュール情報を作成する。自宅位置(緯度・経度)を示す情報及び自宅付近の移動手段を示す情報は、当該イベントの補充に利用される。なお、図4に示されるように位置を3次元で表現する場合は、自宅位置(緯度・経度)を示す情報には、更に、高度が含まれる。後述する最終ログイン位置についても同様である。
最終ログイン位置は、ユーザが最終にログインした時の位置を示す。また、最終ログイン時刻は、ユーザが最終にログインした時刻を示す。最終ログイン位置及び最終ログイン時刻は、前述のユーザの存在範囲52を求める際に利用される。
なお、情報処理装置1は、ユーザ端末2からユーザ認証のリクエストを受け付け、その
受け付けたユーザ認証が成功した場合に、この際にユーザ端末2から送信された位置情報と当該ユーザ認証を受け付けた時刻とによって、最終ログイン位置及び最終ログイン時刻を更新する。これにより、最終ログイン位置及び最終ログイン時刻は、最新の状態が維持される。
図7は、ユーザ(user001)のスケジュール情報22を例示する。スケジュール情報2
2は、予め登録され、対象のユーザの行動を示す。スケジュール情報22は、当該ユーザの行動における基準となる基準位置と、当該行動における移動手段と、を示す。また、スケジュール情報22は、更に、当該ユーザの行動の開始時刻と当該行動の維持される時間とを含む行動期間を示してもよい。本実施形態に係るスケジュール情報22は、当該行動期間を示すために、後述する、滞在開始時刻と滞在終了時刻とを含む。
本実施形態に係るスケジュール情報22を示すテーブルには、ユーザの滞在に関する行動のイベント(滞在イベントとも称する)を示すレコードが登録される。そして、スケジュール情報22を示すテーブルに登録されていない時間帯が、当該時間帯の前に接する滞在イベントの滞在場所から当該時間帯の後に接する滞在イベントの滞在場所へユーザが移動している時間帯を示す。なお、スケジュール情報22は、ユーザの滞在に関する行動と、滞在場所間の移動に関する行動が特定できればよく、このような形式に限定されるものではない。
図7で例示されるスケジュール情報22は、「2012/02/07/10:00」から「2012/02/07/17:00」までA園に滞在し、その後、「2012/02/07/17:00」から「2012/02/07/19:00」までの間にA園から自宅に移動し、「2012/02/07/19:00」から「2012/02/08/7:00」まで自宅
に滞在するユーザのスケジュールを示す。
図7に例示されるスケジュール情報22には、イベントID、位置(緯度・経度)、滞在開始時刻、滞在終了時刻、行きの移動手段、帰りの移動手段、現地移動手段、及び、タイトルを示す情報が含まれる。
イベントIDは、スケジュールに含まれるイベントを識別するために用いられる。また、タイトルは、ユーザにより設定される、イベントの名称を示す。例えば、滞在場所の名称等がタイトルとして設定される。
位置(緯度・経度)は、対象の滞在イベントにおける滞在場所を示し、当該対象の滞在イベントにおける基準位置を示す。なお、図4に示されるように位置を3次元で表現する場合は、位置(緯度・経度)を示す情報には、更に、高度が含まれる。
滞在開始時刻は、対象の滞在イベントが開始する時刻を示す。また、滞在終了時刻は、対象の滞在イベントが終了する時刻を示す。つまり、滞在開始時刻から滞在終了時刻までの時間が、ユーザの滞在状態が維持される時間である。
また、本実施形態に係るスケジュール情報22では、対象の滞在イベントと当該対象の滞在イベントの次に発生する滞在イベントとの間の時間が、対象の滞在場所から次の滞在場所へユーザが移動している時間を示す。つまり、対象の滞在イベントの滞在終了時刻が、ユーザの移動開始時刻である。また、対象の滞在イベントの滞在終了時刻から対象の滞在イベントの次の滞在イベントの滞在開始時刻までの時間が、ユーザの移動状態が維持される時間である。そして、当該移動における基準位置は、対象の滞在イベントの位置(緯度・経度)によって示される滞在場所である。つまり、ユーザの行動が移動である場合の基準位置は、当該移動に係る時間帯の前に存在する滞在イベントの位置(緯度・経度)である。
行きの移動手段は、対象の滞在イベントの滞在場所への移動手段を示す。行きの移動手段により、当該対象の滞在イベントの前の滞在イベントの滞在場所から対象の滞在イベントの滞在場所への移動における移動手段が特定される。また、帰りの移動手段は、対象の滞在イベントの滞在場所からの移動手段を示す。帰りの移動手段により、対象の滞在イベントの滞在場所から対象の滞在イベントの次の滞在イベントの滞在場所への移動における移動手段が特定される。また、現地移動手段は、対象の滞在イベントの滞在場所における移動手段を示す。
なお、図6及び図7では、ユーザ情報21及びスケジュール情報22は、それぞれ、テーブル形式のデータで表現されている。ただし、ユーザ情報21及びスケジュール情報22のデータ形式は、それぞれ、テーブル形式に限定されるものではなく、実施の形態に応じて適宜選択されてよい。また、本実施形態では、ユーザ情報21及びスケジュール情報22は、記憶部11に格納されている。しかしながら、ユーザ情報21及びスケジュール情報22は、それぞれ、NAS(Network Attached Storage)等の独立した装置に格納されてもよい。
図5に戻り、制御部12は、マイクロプロセッサ又はCPU(Central Processing Unit)等の1又は複数のプロセッサと、当該1又は複数のプロセッサの処理に利用される周
辺回路(ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、インタフェース回路等)と、を有する。制御部12は、記憶部11に格納されている各種データ及びプログラムを実行することにより、本実施形態における情報処理装置1の処理を実現する。ROM、RAM等は、制御部12内のプロセッサが取り扱うアドレス空間に配置されているという意味で主記憶装置と呼ばれてもよい。
図5に示されるとおり、制御部12は、推定部31、認証部32、及び、スケジュール処理部33を含む。推定部31、認証部32、及び、スケジュール処理部33は、例えば、記憶部11に格納されたプログラム等が制御部12の周辺回路であるRAM等に展開され、制御部12のプロセッサにより実行されることによって実現される。
推定部31は、スケジュール情報22により示される基準位置と移動手段とからユーザの存在範囲を推定する。また、認証部32は、ユーザ端末2から送信される位置情報により示されるユーザの存在位置が推定したユーザの存在範囲に含まれる場合、当該位置情報に基づくユーザ認証が成功したと判定する。他方、認証部32は、ユーザ端末2から送信される位置情報により示されるユーザの存在位置が推定したユーザの存在範囲に含まれない場合、当該位置情報に基づくユーザ認証は失敗したと判定する。
なお、推定部31は、スケジュール情報22により示される基準位置と、移動手段と、行動期間と、からユーザの存在範囲を推定してもよい。
また、スケジュール情報22により示されるユーザの行動が基準位置における滞在である場合に、推定部31は、当該基準位置から、移動手段により与えられる移動速度に行動期間に含まれる当該行動の維持される時間を乗じた距離の半分の距離で規定される範囲を推定されるユーザの存在範囲として求めてもよい。
また、推定部31は、当該半分の距離が、移動手段により設定される移動距離を超える場合、当該半分の距離に代えて、当該移動距離で規定される範囲を推定されるユーザの存在範囲として求めてもよい。
また、スケジュール情報22により示されるユーザの行動が基準位置からの移動である
場合に、推定部31は、当該基準位置から、移動手段により与えられる移動速度に、行動期間に含まれる当該行動の開始時刻からユーザ認証を受け付けた時刻までの時間を乗じた距離で規定される範囲を推定されるユーザの存在範囲として求めてもよい。
また、当該位置情報に基づくユーザ認証が成功した後に、当該移動中に再度ユーザ認証を受け付けた場合に、推定部31は、当該成功したユーザ認証においてユーザ端末2から送信された位置情報により示される位置から、移動手段により与えられる移動速度に、当該成功したユーザ認証から再度受け付けたユーザ認証までの時間を乗じた距離で規定される範囲を推定されるユーザの存在範囲として求めてもよい。
スケジュール処理部33は、ユーザからの入力を受け付けて、スケジュール情報22の作成及び更新を行う。詳細は、後述する。
入出力部14は、情報処理装置1の外部に存在する装置とデータの送受信を行うための1又は複数のインタフェースである。入出力部14は、例えば、入力装置及び出力装置等のユーザインタフェースと接続するためのインタフェース、若しくは、USB(Universal Serial Bus)メモリ等の装置とUSB接続するためのインタフェース、又は、これらのインタフェースの組合せである。入出力部14は、例えば、不図示のユーザインタフェース(タッチパネル、テンキー、キーボード、マウス、ディスプレイ等の入出力装置)と接続してもよい。
通信部15は、ネットワーク3を介して、他の装置とデータ通信を行うための1又は複数のインタフェースである。本実施形態では、情報処理装置1は、当該通信部15により、ユーザ端末2とデータ通信を行う。つまり、情報処理装置1は、当該通信部15により、ユーザ端末2から送信される位置情報を受信する。
本実施形態に係る情報処理装置1は、これらの構成を備える装置である。情報処理装置1は、例えば、PC等の汎用コンピュータや仮想環境のコンピュータであってもよい。
§2 動作例
次に、図8、図9、図10A、図10B、及び、図11を用いて、本実施形態に係る情報処理装置1の動作例を説明する。
<ユーザ登録>
図8は、本実施形態に係る情報処理装置1におけるユーザ登録の処理手順の一例を示したフローチャートである。図8及び後述する図11のフローチャートでは、ステップを「S」と略称する。
ステップ101では、制御部12により、ユーザ登録が受け付けられる。制御部12は、当該ユーザ登録のために、ユーザ情報の入力を受け付ける。ユーザは、ユーザ端末2の入力装置を操作して、図6に示されるような情報を入力する。制御部12は、当該入力された情報に基づいて、当該ユーザに係るユーザ情報21を作成し、記憶部11に格納する。
ステップ102では、スケジュール処理部33により、スケジュール登録が受け付けられる。具体的には、スケジュール処理部33は、スケジュールのうち滞在イベントに関する情報の入力を受け付ける。
図9は、滞在イベントの登録に際して、ユーザ端末2の表示画面を例示する。なお、図9に示される登録に係る滞在イベントは、図7のイベントID「ev00001」のレコードに
より示される滞在イベントに対応する。
ユーザは、ユーザ端末2を操作して、図9に示される画面上で、スケジュールを登録する日を指定する。そして、ユーザは、指定した日に予定されている滞在イベントに関する情報を各項目欄に入力する。そして、各項目への入力が完了し、ボタン81が押下されると、スケジュール処理部33は、各項目に入力された情報に基づいて、図7に示されるレコードを作成し、スケジュール情報22に係るテーブル作成の準備を行う。
なお、図9に示されるボタン80を押下すると、ユーザ端末2の表示装置には、地図が表示される。スケジュール処理部33は、当該表示される地図上において滞在場所の指定を受け付けてもよい。また、スケジュール処理部33は、住所等により、滞在場所の指定を受け付けてもよい。滞在場所の指定方法は、適宜、実施の形態の応じて選択される。
また、例えば、スケジュール処理部33は、定期的に発生する滞在イベント(例えば、出勤)をユーザに登録させるための表示画面を提供してもよい。この場合、本実施形態では、スケジュール処理部33は、定期的に繰り返されるイベントそれぞれのレコードを作成する。
ステップ103では、スケジュール処理部33により、ステップ102で受け付けた滞在イベントのレコードの他、自宅滞在に係る滞在イベントのレコードが補充される。当該自宅滞在に係る滞在イベントの補充について、図10A及び図10Bを用いて説明する。
図10Aは、当該自宅滞在に係る滞在イベントの補充処理の一例を示す。まず、スケジュール処理部33は、ステップ102において受け付けたイベントA(滞在イベント)の時間帯(1)を特定する。
次に、スケジュール処理部33は、イベントAにおいて登録された行きの移動手段及び帰りの移動手段それぞれにより、自宅からイベントAの滞在場所への移動に係る時間及びイベントAの滞在場所から自宅への移動に係る時間を推定する。それぞれの時間を推定すると、スケジュール処理部33は、推定したそれぞれの時間に基づいて、自宅からイベントAの滞在場所への移動の時間帯(2A)及びイベントAの滞在場所から自宅への移動の時間帯(2B)を特定する。
そして、スケジュール処理部33は、残りの時間帯について、ユーザは自宅に滞在すると推定して、ユーザ情報21を参照して、自宅滞在に係る滞在イベントの時間帯(3)を特定する。自宅滞在の時間帯(3)を推定すると、スケジュール処理部33は、特定した自宅滞在に係る滞在イベントの時間帯(3)とユーザ情報21とから、スケジュール情報22を示すテーブルに登録する、自宅滞在に係る滞在イベントのレコードを作成する。
図10Bは、ステップ102において2つの滞在イベント(図10AのイベントAとイベントB)のレコードが作成された場合における自宅滞在に係る滞在イベントの補充処理の一例を示す。この場合、スケジュール処理部33は、イベントA及びイベントBに挟まれる時間帯(4)が、ユーザの移動に係る時間帯であるか、又は、ユーザの自宅滞在に係る時間帯であるか推定してもよい。
例えば、スケジュール処理部33は、イベントAに係る帰りの移動手段及びイベントBに係る行きの移動手段それぞれにより、イベントAの滞在場所から自宅への移動に係る時間と、自宅からイベントBの滞在場所への移動に係る時間と、を推定する。
そして、スケジュール処理部33は、イベントAの滞在終了時刻からイベントBの滞在
開始時刻までの時間(時間帯(4))が、推定したそれぞれの時間の合計よりも所定の時間以上長いか否かを判定する。
イベントAの滞在終了時刻からイベントBの滞在開始時刻までの時間が、推定したそれぞれの時間の合計よりも所定の時間以上長いと判定された場合、スケジュール処理部33は、時間帯(4)は、ユーザの自宅滞在に係る時間帯であると推定してもよい。つまり、スケジュール処理部33は、時間帯(4)において、ユーザがイベントAの滞在場所から自宅に戻り、自宅に滞在した後、自宅からイベントBの滞在場所に移動すると推定してもよい。
他方、イベントAの滞在終了時刻からイベントBの滞在開始時刻までの時間が、推定したそれぞれの時間の合計よりも所定の時間以上長くはないと判定された場合、スケジュール処理部33は、時間帯(4)は、ユーザの移動に係る時間帯であると推定してもよい。
この場合、スケジュール処理部33は、時間帯(4)における移動手段について、次のような推定を行ってもよい。イベントAの帰りの移動手段とイベントBの行きの移動手段とに同じ移動手段が登録されている場合、スケジュール処理部33は、時間帯(4)における移動手段は、当該イベントAの帰りの移動手段及びイベントBの行きの移動手段として登録されている移動手段であると推定してもよい。
他方、イベントAの帰りの移動手段とイベントBの行きの移動手段とに異なる移動手段が登録される場合がある。このような場合を考慮して、スケジュール処理部33は、イベントAの帰りの移動手段及びイベントBの行きの移動手段を無視してもよい。そして、スケジュール処理部33は、移動手段の種類を特定せず、イベントAの滞在場所からイベントBの滞在場所までの距離をイベントAの終了時刻からイベントBの開始時刻までの時間(時間帯(4)の間の時間)で割った速度の移動手段でユーザは移動していると推定してもよい。
なお、スケジュール処理部33は、イベントA及びイベントBに挟まれる時間帯(4)が、ユーザの移動に係る時間帯であるか、又は、ユーザの自宅滞在に係る時間帯であるか、ユーザに問い合わせることで特定してもよい。
ステップ104では、スケジュール処理部33によって、スケジュール情報22の登録が行われる。スケジュール処理部33は、これまでの処理で登録を受け付けたユーザのために空のテーブルを用意し、これまでに作成した滞在イベントのレコードを用意した空のテーブルに登録する。そして、スケジュール処理部33は、これまでに作成した滞在イベントのレコードを登録したテーブル形式のデータを記憶部11に格納することで、当該ユーザのスケジュール情報22を登録する。
これにより、対象のユーザのユーザ情報21及びスケジュール情報22が登録され、ユーザ登録が完了する。情報処理装置1は、登録されたユーザ情報21及びスケジュール情報22を用いて、ユーザ認証を実行する。
<ユーザ認証>
図11は、本実施形態に係る情報処理装置1におけるユーザ認証の処理手順の一例を示したフローチャートである。
ステップ201では、制御部12により、ユーザ端末2からのログインが受け付けられる。制御部12は、当該ログインの受付において、ユーザ端末2からユーザID、パスワード、及び、位置情報を取得する。
ステップ202では、制御部12により、スケジュール情報22が参照される。制御部12は、ユーザ端末2から取得したユーザIDによりログインに係るユーザを識別して、スケジュール情報22を参照する。
ステップ203では、推定部31により、ユーザの行動状態が特定される。推定部31は、参照したスケジュール情報22により示されるユーザのスケジュールにおいて、ログインを受け付けた時刻(ログイン時刻)が滞在イベントの存在する時刻か否かを判定することで、ユーザの行動状態を特定する。具体的には、推定部31は、滞在開始時刻から滞在終了時刻までの時間帯がログイン時刻を含む滞在イベントを示すレコードが存在するか否かを判定することで、ユーザの行動状態を特定する。
ログイン時刻に滞在イベントが存在する場合、推定部31は、当該滞在イベントの滞在場所(基準位置)にユーザは滞在している状態にあると推定する。他方、ログイン時刻に滞在イベントが存在しない場合、推定部31は、ログイン時刻の前に存在する滞在イベントの滞在場所から当該ログイン時刻の後に存在する滞在イベントの滞在場所へユーザは移動している状態にあると推定する。
ステップ204では、推定部31により、ユーザの存在範囲が推定される。本実施形態に係る推定部31は、ステップ203により推定したユーザの行動状態に応じて、ユーザの存在範囲を求める。
推定部31が、滞在イベントの滞在場所にユーザが滞在している状態にあるとステップ203で推定したとする。この場合、推定部31は、当該滞在イベントを示すレコードの位置(緯度・経度)、滞在開始時刻、滞在終了時刻、及び、現地移動手段を示す情報を参照する。そして、推定部31は、現地移動手段により示される移動手段に対して設定された移動速度に滞在開始時刻から滞在終了時刻までの時間を乗じた積の半分を距離R1として求める。推定部31は、位置(緯度・経度)により示される滞在場所(基準位置)を中心とし、求めた距離R1を半径とする円を当該ユーザの存在範囲50として求める。
なお、推定部31は、求めた距離R1が、当該移動手段によって移動する最大の距離として設定された移動距離(最大移動距離と称してもよい)を超える場合、当該距離R1に代えて、当該移動距離を半径とする円をユーザの存在範囲50として求めてもよい。これにより、推定部31は、推定するユーザの存在範囲50が広くなりすぎることを防止してもよい。
また、推定部31が、ログイン時刻の前に存在する滞在イベントの滞在場所から当該ログイン時刻の後に存在する滞在イベントの滞在場所へユーザが移動している状態にあるとステップ203で推定したとする。この場合、推定部31は、ログイン時刻の前に存在する滞在イベントを示すレコードの位置(緯度・経度)、滞在終了時刻、及び、帰りの移動手段を示す情報を参照する。
ここで、ログイン時刻よりも手前で、かつ、一番近い滞在終了時刻を持つレコードにより示される滞在イベントがログイン時刻の前に存在する滞在イベントである。また、ログイン時刻よりも後で、かつ、一番近い滞在開始時刻を持つレコードにより示される滞在イベントがログイン時刻の後に存在する滞在イベントである。
推定部31は、帰りの移動手段により示される移動手段に対して設定された移動速度に、ログイン時刻の前に存在する滞在イベントの滞在終了時刻からログイン時刻までの時間を乗じた積を距離R2として求める。そして、推定部31は、ログイン時刻の前に存在す
る滞在イベントの位置(緯度・経度)により示される基準位置を中心とし、求めた距離R2を半径とする円を当該ユーザの存在範囲51として求める。
なお、推定部31は、例えば、ユーザが当該移動中にログインしていた場合、このような距離R2ではなく、上述した距離R3を求めてもよい。この場合、推定部31は、ログイン時刻の前に存在する滞在イベントを示すレコードの帰りの移動手段、並びに、当該ユーザのユーザ情報21に含まれる最終ログイン位置、及び、最終ログイン時刻を示す情報を参照する。
そして、推定部31は、参照した帰りの移動手段により示される移動手段に対して設定された移動速度に参照した最終ログイン時刻により示される時刻からログイン時刻までの時間を乗じた積を距離R3として求める。推定部31は、参照した最終ログイン位置により示される位置(基準位置)を中心とし、求めた距離R3を半径とする円を当該ユーザの存在範囲52として求める。
なお、推定部31は、徒歩、車、電車、飛行機等の移動手段に応じた所定の距離を設定値として有してもよい。この場合、推定部31は、当該設定値により上記距離R1〜R3を規定してもよい。
また、推定部31は、位置が3次元で表現されている場合、ユーザの存在範囲を球で求めてもよい。
また、推定部31は、ユーザの存在範囲を円又は球ではなく、地図情報、鉄道の路線情報等を利用して求めてもよい。例えば、推定部31は、地図情報により示される道路、建物等を考慮するとユーザはどの範囲まで移動可能かを判定することで、ユーザの存在範囲を求めてもよい。
ステップ205では、認証部32により、ユーザ認証が行われる。認証部32は、ステップ201で取得した位置情報により示されるユーザの存在位置がステップ204で推定されたユーザの存在範囲に含まれるか否かを判定する。また、認証部32は、ステップ201で取得したパスワードが認証に係るユーザのユーザ情報21に登録されたパスワードと一致するか否かを判定する。これらの判定により、認証部32は、ユーザ認証が成功するか否かを判定する(ステップ206)。
ステップ201で取得されたユーザの存在位置がステップ204で推定された存在範囲に含まれ、ステップ201で取得されたパスワードが登録されたパスワードと一致する場合、認証部32によるユーザ認証は成功する(ステップ206のYES)。その他の場合、認証部32によるユーザ認証は失敗する(ステップ206のNO)。ユーザ認証が失敗したと判定された場合、処理は、終了する。他方、ユーザ認証が成功した場合、処理は、ステップ207に進む。
ステップ207では、制御部12によって、ユーザ情報21が更新される。制御部12は、成功したユーザ認証のログインを受け付けたログイン時刻で最終ログイン時刻を更新する。また、制御部12は、成功したユーザ認証のログインを受け付けた際にユーザ端末2から受信した位置情報で最終ログイン位置を更新する。当該更新を行う理由の一つは、上記距離R3を求めるためである。
なお、スケジュール処理部33は、当該ユーザ情報21の更新に際して、スケジュール情報22を更新してもよい。
例えば、推定部31が、ログイン時刻の前に存在する滞在イベントの滞在場所から当該ログイン時刻の後に存在する滞在イベントの滞在場所へユーザが移動している状態にあるとステップ203で推定したとする。
この場合、スケジュール処理部33は、ステップ201で受け付けた位置情報と当該ログイン時刻の後に存在する滞在イベントを示すレコードの位置(緯度・経度)とから、ユーザの残りの移動距離を推定する。また、スケジュール処理部33は、ログイン時刻の前に存在する滞在イベントを示すレコードの帰りの移動手段により示される移動手段に対して設定された移動速度で当該残りの移動距離を除した商を残りの移動にかかる時間として求める。
そして、ログイン時刻からログイン時刻の後に存在する滞在イベントを示すレコードの滞在開始時刻までの時間を残りの移動にかかる時間が超えるとする。このとき、スケジュール処理部33は、ログイン時刻に当該残りの移動に係る時間を加えた時刻で、ログイン時刻の後に存在する滞在イベントを示すレコードの滞在開始時刻を更新してもよい。
ステップ208では、スケジュール処理部33により、スケジュール変更が受け付けられる。ユーザは、スケジュール変更を希望する場合、当該スケジュール変更に係る情報を入力する。これに応じて、スケジュール処理部33は、スケジュール情報22を示すテーブルに登録された滞在イベントのレコードの追加、削除、変更等を行う。上述のスケジュール情報22の作成と同様に説明可能であるため、ここでは説明を省略する。
§3 補足
以上、本発明の実施の形態を詳細に説明してきたが、前述までの説明はあらゆる点において本発明の例示に過ぎず、その範囲を限定しようとするものではない。本発明の範囲を逸脱することなく種々の改良や変形を行うことができることは言うまでもない。
1…情報処理装置、2…ユーザ端末、3…ネットワーク、
11…記憶部、12…制御部、
21…ユーザ情報、22…スケジュール情報、
31…推定部、32…認証部、33…スケジュール処理部、
40…基準位置、41…ログイン位置、50、51、52、53…存在範囲、
60…存在位置、70…目的地、71…経路、
80、81…ボタン

Claims (8)

  1. 予め登録されたユーザの行動を示すスケジュール情報であって、該行動における基準となる基準位置と、該行動における移動手段と、を示すスケジュール情報を記憶する記憶部と、
    前記スケジュール情報により示される前記基準位置と前記移動手段とから前記ユーザの存在範囲を推定する推定部と、
    前記ユーザのユーザ認証のために前記ユーザの端末から送信される位置情報により示される前記ユーザの存在位置が推定した前記存在範囲に含まれる場合、該位置情報に基づく前記ユーザ認証が成功したと判断する認証部と、
    を備える、
    情報処理装置。
  2. 前記記憶部は、更に、前記行動の開始時刻と前記行動の維持される時間とを含む行動期間を示すスケジュール情報を記憶し、
    前記推定部は、前記基準位置と、前記移動手段と、前記行動期間と、から前記ユーザの存在範囲を推定する、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記スケジュール情報により示される前記ユーザの行動が前記基準位置における滞在である場合に、前記推定部は、前記基準位置から、前記移動手段により与えられる移動速度に前記行動期間に含まれる前記行動の維持される時間を乗じた距離の半分の距離で規定される範囲を推定される前記存在範囲として求める、
    請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記推定部は、前記半分の距離が、前記移動手段により設定される移動距離を超える場合、前記半分の距離に代えて、該移動距離で規定される範囲を求める、
    請求項3に記載の情報処理装置。
  5. 前記スケジュール情報により示される前記ユーザの行動が前記基準位置からの移動である場合に、前記推定部は、前記基準位置から、前記移動手段により与えられる移動速度に前記行動期間に含まれる前記開始時刻から前記ユーザ認証を受け付けた時刻までの時間を乗じた距離で規定される範囲を推定される前記存在範囲として求める、
    請求項2に記載の情報処理装置。
  6. 前記位置情報に基づく前記ユーザ認証が成功した後に、前記移動中に再度ユーザ認証を受け付けた場合に、前記推定部は、成功した前記ユーザ認証において前記端末から送信された位置情報により示される位置から、前記移動手段により与えられる移動速度に、成功した前記ユーザ認証から該再度受け付けたユーザ認証までの時間を乗じた距離で規定される範囲を推定される前記存在範囲として求める、
    請求項5に記載の情報処理装置。
  7. 予め登録されたユーザの行動を示すスケジュール情報であって、該行動における基準となる基準位置と、該行動における移動手段と、を示すスケジュール情報を記憶する記憶部を備えるコンピュータが、
    前記スケジュール情報により示される前記基準位置と前記移動手段とから前記ユーザの存在範囲を推定するステップと、
    前記ユーザのユーザ認証のために前記ユーザの端末から送信される位置情報により示される前記ユーザの存在位置が推定した前記存在範囲に含まれる場合、該位置情報に基づく前記ユーザ認証が成功したと判断するステップと、
    を実行する情報処理方法。
  8. 予め登録されたユーザの行動を示すスケジュール情報であって、該行動における基準となる基準位置と、該行動における移動手段と、を示すスケジュール情報を記憶する記憶部を備えるコンピュータに、
    前記スケジュール情報により示される前記基準位置と前記移動手段とから前記ユーザの存在範囲を推定するステップと、
    前記ユーザのユーザ認証のために前記ユーザの端末から送信される位置情報により示される前記ユーザの存在位置が推定した前記存在範囲に含まれる場合、該位置情報に基づく前記ユーザ認証が成功したと判断するステップと、
    を実行させるためのプログラム。
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