JP2010079258A - 電子写真用キャリア、電子写真用現像剤 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】芯材粒子の表面に被覆層を有する電子写真用キャリアにおいて、該被覆層を形成する樹脂が少なくともイソボニル基、及び、アダマンチル基の何れかを有する(メタ)アクリル酸エステルの単量体を用いて重合してなる重合体を含有することを特徴とする電子写真用キャリア。
【選択図】なし
Description
該被覆層を形成する樹脂が少なくともイソボニル基、及び、アダマンチル基の何れかを有する(メタ)アクリル酸エステルの単量体を用いて重合してなる重合体を含有することを特徴とする電子写真用キャリア。
該被覆層を形成する樹脂が少なくともイソボニル基、及び、アダマンチル基の何れかを有する(メタ)アクリル酸エステルの単量体を用いて重合してなる重合体を粒子状で含有していることを特徴とする前記1に記載の電子写真用キャリア。
本発明のキャリアは、芯材粒子の表面に被覆層を設けたもので、該被覆層が少なくともイソボニル基、及び、アダマンチル基の何れかを有する(メタ)アクリル酸エステルの単量体を用いて重合してなる重合体(以下、樹脂とも云う)を含有することを特徴とする。
本発明のキャリアは、芯材粒子の表面に被覆層を設けた構成のものである。
本発明に係る芯材粒子は、磁場によってその方向に強く磁化する物質、例えば鉄、フェライト、マグネタイトをはじめとする鉄、ニッケル、コバルト等の強磁性を示す金属あるいはこれらの金属を含む合金または化合物、強磁性元素を含まないが適当に熱処理することによって強磁性を示すようになる合金、例えばマンガン−銅−アルミニウムもしくはマンガン、銅、錫等のホイスラー合金とよばれる種類の合金または二酸化クロム等を用いることができる。
被覆層は、上記の樹脂を下記の方法で上記芯材粒子の表面に設けられた層である。尚、被覆層中には、必要に応じ荷電制御剤やトナーフィルミング防止剤等を添加して作製してもよい。
本発明のキャリアは、芯材粒子に、湿式コート法或いは乾式コート法、これを組み合わせた方法で被覆層を形成し、作製することができる。
本発明のキャリアは、該キャリアとトナーを用いる2成分現像剤に用いることができる。
2成分現像剤で用いるトナーは、高品質のプリント画像を得る点から体積基準におけるメディアン径(D50)が2.0〜8.0μm、形状係数が0.935〜0.990のものが好ましい。
=2π×(粒子の投影面積/π)1/2/(トナー粒子投影像の周囲長)
ここで、相当円とは、トナー粒子投影像と同じ面積を有する円のことであり、円相当径とは、該相当円の直径のことである。
本発明に係るトナーは、小粒径のトナーが得られるケミカル法で作製されたケミカルトナーが好ましい。
乳化会合法は、樹脂粒子を水系媒体中で塩析/融着させて調製する方法である。この方法としては、特に限定されるものではないが、例えば、特開平5−265252号公報や特開平6−329947号公報、特開平9−15904号公報に示す方法を挙げることができる。即ち、樹脂粒子と着色剤などの構成材料の分散粒子、或いは樹脂及び着色剤等より構成される粒子を複数以上塩析、凝集、融着させる方法、特に水中に、これらを乳化剤を用いて分散した後に、臨界凝集濃度以上の凝集剤を加え塩析させると同時に、形成された重合体自体のガラス転移点温度以上で加熱融着させて融着粒子を形成しつつ徐々に粒径を成長させ、目的の粒径となったところで水を多量に加えて粒径成長を停止し、更に加熱、撹拌しながら粒子表面を平滑にして形状を制御し、その粒子を含水状態のまま流動状態で加熱乾燥することにより、本発明に係るトナーを形成することができる。
(1)離型剤をラジカル重合性単量体に溶解或いは分散する溶解/分散工程
(2)樹脂粒子の分散液を調製するための重合工程
(3)水系媒体中で樹脂粒子と着色剤粒子を融着させてトナー母体粒子(会合粒子)を得る融着工程
(4)トナー母体粒子の分散液を冷却する冷却工程
(5)冷却されたトナー母体粒子の分散液から当該トナー母体粒子を固液分離し、当該トナー母体粒子から界面活性剤などを除去する洗浄工程(6)洗浄処理されたトナー母体粒子を乾燥する乾燥工程
以下、各工程について説明する。
この工程は、ラジカル重合性単量体に離型剤を溶解或いは分散させて、当該離型剤のラジカル重合性単量体溶液を調製する工程である。
この重合工程の好適な一例においては、界面活性剤を含有した水系媒体中に、前記離型剤を溶解或いは分散含有したラジカル重合性単量体溶液を添加し、機械的エネルギーを加えて液滴を形成させ、次いで水溶性のラジカル重合開始剤からのラジカルにより当該液滴中において重合反応を進行させる。尚、前記水系媒体中に、核粒子として樹脂粒子を添加しておいても良い。
前記融着工程における融着の方法としては、重合工程により得られた樹脂粒子(着色または非着色の樹脂粒子)を用いた塩析/融着法が好ましい。また、当該融着工程においては、樹脂粒子や着色剤粒子とともに、離型剤粒子や荷電制御剤などの内添剤粒子なども融着させることができる。
この工程は、前記トナー母体粒子の分散液を冷却処理(急冷処理)する工程である。冷却処理条件としては、1〜20℃/minの冷却速度で冷却する。冷却処理方法としては特に限定されるものではなく、反応容器の外部より冷媒を導入して冷却する方法や、冷水を直接反応系に投入して冷却する方法を例示することができる。
この固液分離・洗浄工程では、上記の工程で所定温度まで冷却されたトナー母体粒子の分散液から当該トナー母体粒子を固液分離する固液分離処理と、固液分離されたトナーケーキ(ウェット状態にあるトナー母体粒子をケーキ状に凝集させた集合物)から界面活性剤や塩析剤などの付着物を除去する洗浄処理とが施される。ここに、濾過処理方法としては、遠心分離法、ヌッチェ等を使用して行う減圧濾過法、フィルタープレス等を使用して行う濾過法など特に限定されるものではない。
この工程は、洗浄処理されたトナーケーキを乾燥処理し、乾燥されたトナー母体粒子を得る工程である。この工程で使用される乾燥機としては、スプレードライヤー、真空凍結乾燥機、減圧乾燥機などを挙げることができ、静置棚乾燥機、移動式棚乾燥機、流動層乾燥機、回転式乾燥機、撹拌式乾燥機などを使用することが好ましい。乾燥されたトナー母体粒子の水分は、5質量%以下であることが好ましく、更に好ましくは2質量%以下とされる。尚、乾燥処理されたトナー母体粒子同士が、弱い粒子間引力で凝集している場合には、当該凝集体を解砕処理してもよい。ここに、解砕処理装置としては、ジェットミル、ヘンシェルミキサー、コーヒーミル、フードプロセッサー等の機械式の解砕装置を使用することができる。
結着樹脂を構成する重合性単量体としては公知のものを使用することができる。具体的には、スチレンとアクリル酸或いはメタクリル酸誘導体と、イオン性解離基を有するものを組み合わせて用いることが好ましい。
本発明に用いられる着色剤は、公知の無機または有機着色剤を使用することができる。尚、これらの着色剤は必要に応じて単独もしくは2つ以上を選択併用しても良い。また、着色剤の添加量はトナー全体に対して1〜30質量%、好ましくは2〜20質量%の範囲に設定するのが良い。
本発明に用いられる離型剤は、公知の化合物を用いることができる。離型剤はトナー全体に対して1〜15質量%、好ましくは3〜12質量%含有すると、良好な結果を得ることができる。
本発明に係るトナーには、必要に応じて荷電制御剤を添加することができる。荷電制御剤としては、公知の化合物を用いることができる。
本発明に係るトナーには、必要に応じて公知の外添剤をトナー粒子表面に付着させて用いることができる。公知の外添剤としては、種々の無機微子、有機微子及び滑剤を使用することができる。
本発明のキャリアは、2成分現像プロセスを採用したモノ黒画像を得る画像形成装置、カラー画像を得る画像形成装置に装填して用いられる。
先ず、樹脂粒子を作製した。
界面活性剤としてドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウムを0.3質量部含有する水溶液媒体中で、乳化重合法によりイソボニルアクリレート/メチルメタアクリレート(共重合比20/80)の共重合体を合成し、限外濾過装置を用いて水洗し、その後スプレードライヤーで乾燥し、ガラス転移点120℃、数平均一次粒径が20nmのイソボニルアクリレートを有する「樹脂粒子1」を作製した。
界面活性剤としてドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウムを0.3質量部含有する水溶液媒体中で、乳化重合法によりアダマンチルアクリレート/メチルメタアクリレート(共重合比50/50)の共重合体を合成し、限外濾過装置を用いて水洗し、その後スプレードライヤーで乾燥し、ガラス転移点123℃、数平均一次粒径が60nmのアダマンチルアクリレートを有する「樹脂粒子2」を作製した。
界面活性剤としてドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウムを0.3質量部含有する水溶液媒体中で、乳化重合法によりイソボニルアクリレート/メチルメタアクリレート(共重合比70/30)の共重合体を合成し、限外濾過装置を用いて水洗し、その後スプレードライヤーで乾燥し、ガラス転移点158℃、数平均一次粒径が80nmのイソボニルアクリレートを有する「樹脂粒子3」を作製した。
界面活性剤としてドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウムを0.3質量部含有する水溶液媒体中で、乳化重合法によりアダマンチルアクリレート/メチルメタアクリレート(共重合比90/10)の共重合体を合成し、限外濾過装置を用いて水洗し、その後スプレードライヤーで乾燥し、ガラス転移点137℃、数平均一次粒径が150nmのアダマンチルアクリレートを有する「樹脂粒子4」を作製した。
界面活性剤としてドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウムを0.3質量部含有する水溶液媒体中で、乳化重合法によりイソボニルアクリレート/アダマンチルアクリレート/メチルメタアクリレート(共重合比30/30/40)の共重合体を合成し、限外濾過装置を用いて水洗し、その後スプレードライヤーで乾燥し、ガラス転移点138℃、数平均一次粒径が490nmのイソボニルアクリレートとアダマンチルアクリレートを有する「樹脂粒子5」を作製した。
界面活性剤としてドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウムを0.3質量部含有する水溶液媒体中で、乳化重合法によりイソボニルアクリレート/メチルメタアクリレート(共重合比10/90)の共重合体を合成し、限外濾過装置を用いて水洗し、その後スプレードライヤーで乾燥し、ガラス転移点113℃、数平均一次粒径が120nmのイソボニルアクリレートを有する「樹脂粒子6」を作製した。
界面活性剤としてドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウムを界面活性剤として0.3質量部含有する水溶液媒体中で、乳化重合法によりイソボニルアクリレート重合体を合成し、限外濾過装置を用いて水洗し、その後スプレードライヤーで乾燥し、ガラス転移点180℃、数平均一次粒径が120nmのイソボニルアクリレート単独の「樹脂粒子7」を作製した。
界面活性剤としてドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウムを0.3質量部含有する水溶液媒体中で、乳化重合法によりイソボニルアクリレート/メチルメタアクリレート(共重合比8/92)の共重合体を合成し、限外濾過装置を用いて水洗し、その後スプレードライヤーで乾燥し、ガラス転移点110℃、数平均一次粒径が120nmのイソボニルアクリレートを有する「樹脂粒子8」を作製した。
界面活性剤としてドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウムを0.3質量部含有する水溶液媒体中で、乳化重合法によりメチルメタアクリレートの重合体を合成し、限外濾過装置を用いて水洗し、その後スプレードライヤーで乾燥し、ガラス転移点105℃、数平均一次粒径が120nmのメチルアクリレートを有する「樹脂粒子9」を作製した。
シクロヘキシルメタクリレート/メチルメタアクリレート(共重合比50/50)の共重合体を準備した。
メチルメタアクリレート/スチレン(共重合比60/40)の共重合体を準備した。
粒径60μmで飽和磁化63emu/gのCu−Znフェライト粒子からなる「芯材粒子」を準備した。
湿式コート法と乾式コート法でキャリアを作製した。
「樹脂粒子1」5質量部をトルエン300質量部に溶解した「被覆樹脂溶液」を調製した。
キャリア11の作製で用いた被覆用樹脂を、表3に記載のように変更した以外は同様にして「キャリア12〜20」を作製した。
図1の撹拌羽根付き高速撹拌混合機に「芯材粒子」を100質量部と「樹脂粒子1」2量部を配合し、120℃で30撹拌混合して、機械的衝撃力の作用を使用して芯材粒子の表面に被覆層を形成し、被覆層の膜厚が1.0μmのキャリアを作製した。尚、被覆層の膜厚は、前記の方法により測定して得られた値である。
キャリア51の作製で用いた被覆用樹脂を、表4に記載のように変更した以外は同様にして「キャリア52〜60」を作製した。
下記の方法で、トナーを作製した。
〔コア用樹脂粒子の作製〕
(1)第1段重合
撹拌装置、温度センサ、冷却管、窒素導入装置を取り付けた反応容器において、スチレン110.9質量部、n−ブチルアクリレート52.8質量部、メタクリル酸12.3質量部の混合液に離型剤としてパラフィンワックス「HNP−57」(日本精鑞社製)を93.8質量部添加し、80℃に加温し溶解した。
上記のようにして得られた「樹脂粒子C1」に、過硫酸カリウム5.1質量部をイオン交換水197質量部に溶解させた開始剤溶液を添加し、80℃の温度条件下にスチレン282.2質量部、n−ブチルアクリレート134.4質量部、メタクリル酸31.4質量部、n−オクチルメルカプタン6.6質量部からなる単量体混合液を1時間かけて滴下した。滴下終了後、2時間にわたり加熱撹拌することにより第2段重合(外層の形成)を行った後、28℃まで冷却し、「コア用樹脂粒子」を得た。
撹拌装置、温度センサ、冷却管、窒素導入装置を付けた反応容器にポリオキシエチレン(2)ドデシルエーテル硫酸ナトリウム2.0質量部をイオン交換水3000質量部に溶解させた界面活性剤溶液を仕込み、窒素気流下230rpmの撹拌速度で撹拌しながら、内温を80℃に昇温させた。
ドデシル硫酸ナトリウム10質量%の水溶液900質量部を撹拌しながら、「モーガルL」の210質量部を徐々に添加し、次いで、撹拌装置「クレアミックス」(エム・テクニック社製)を用いて分散処理することにより、着色剤粒子の分散液を作製した。これを、「着色剤分散液」とする。この着色剤分散液中の着色剤粒子の平均分散径を動的光散乱式粒度分析計「マイクロトラックUPA150」(日機装(株)製)を用いて測定したところ、150nmであった。
(塩析/融着(会合・融着)工程)(コア部の形成)
420.7質量部(固形分換算)の「コア用樹脂粒子」とイオン交換水900質量部と「着色剤分散液」200質量部とを、温度センサ、冷却管、窒素導入装置、撹拌装置を取り付けた反応容器に入れて撹拌した。容器内の温度を30℃に調整した後、この溶液に5モル/Lの水酸化ナトリウム水溶液を加えてpHを9に調整した。
次いで、65℃において「シェル用樹脂粒子」を50質量部(固形分換算)添加し、更に塩化マグネシウム・6水和物2質量部をイオン交換水1000質量部に溶解した水溶液を、10分間かけて添加した後、70℃まで昇温し、1時間にわたり撹拌を継続し、「コア部」の表面に「シェル用樹脂粒子」を融着させた後、75℃で20分熟成処理を行い、シェル層を形成した。
着色粒子を含有する水溶液をバスケット型遠心分離機「MARKIII型式番号60×40」(松本機械社製)で固液分離し、着色粒子のウェットケーキを形成した。該ウェットケーキを、前記バスケット型遠心分離機で濾液の電気伝導度が5μS/cmになるまで水洗浄し、その後「フラッシュジェットドライヤー」(セイシン企業社製)に移し、水分量が0.5質量%となるまで乾燥して「着色粒子」を作製した。得られた着色粒子1は、コア・シェル構造を有する個数基準におけるメディアン径(D50)が6.5μm、形状係数が、0.955の粒子であった。
上記で作製した「着色粒子」100質量部に、「複合酸化物粒子1」を0.15質量部と疎水性シリカ微粒子(数平均一次粒径=10nm)を0.6質量部添加し、「ヘンシェルミキサー」(三井三池化工社製)を用いて、周速35m/secで25分間混合して、「トナー」を作製した。
上記で作製した「キャリア11〜20、51〜60」の各々とトナーの組み合わせでトナー濃度が5質量%になるよう低速混合機を用い混合して「2成分現像剤11〜20、51〜60」を作製した。
評価用画像形成装置としては「bizhub 750」(コニカミノルタビジネステクノロジーズ社製)を準備した。
画像カブリは、低温低湿(10℃、20%RH)のプリント環境で、100万枚プリント時に、印字されていないプリント用紙(白紙)の濃度を20カ所、画像濃度を測定し、その平均値を白紙濃度とし、次に、無地画像のプリントがなされたプリント用紙の白地部分を同様に20カ所、画像濃度を測定し平均濃度を算出し、その平均濃度から前記白紙濃度を引いた値をカブリ濃度として評価した。測定は反射濃度計「RD−918」(マクベス社製)を用いて行った。尚、画像カブリは0.010以下を合格とする。
画像濃度は、高温高湿(30℃、80%RH)のプリント環境で、100万枚プリント時の画像濃度で評価した。画像濃度は、べた黒画像部の濃度を反射濃度計「RD−918(マクベス社製)」を用いて12点測定し、その平均値を画像濃度として評価した。尚、画像濃度は1.35以上を合格とする。
帯電量の変動は、低温低湿(10℃、20%RH)と高温高湿(30℃、80%RH)のプリント環境で100万枚プリント後の現像剤中のトナーの帯電量を測定し、環境による帯電量の変動で評価した。
11 原稿載置台
12 原稿搬送ローラ
500 定着装置
A 画像読み取り部
B 画像処理部
C 画像形成部
D 記録材搬送部
P 転写材
Claims (3)
- 芯材粒子の表面に被覆層を有する電子写真用キャリアにおいて、
該被覆層を形成する樹脂が少なくともイソボニル基、及び、アダマンチル基の何れかを有する(メタ)アクリル酸エステルの単量体を用いて重合してなる重合体を含有することを特徴とする電子写真用キャリア。 - 芯材粒子の表面に被覆層を有する電子写真用キャリアにおいて、
該被覆層を形成する樹脂が少なくともイソボニル基、及び、アダマンチル基の何れかを有する(メタ)アクリル酸エステルの単量体を用いて重合してなる重合体を粒子状で含有していることを特徴とする請求項1に記載の電子写真用キャリア。 - 請求項1又は2に記載の電子写真用キャリアと乳化重合法により作製されたトナーを有することを特徴とする電子写真用現像剤。
Priority Applications (1)
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JP2009153561A JP2010079258A (ja) | 2008-09-01 | 2009-06-29 | 電子写真用キャリア、電子写真用現像剤 |
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