JP2010078267A - 空気調和機 - Google Patents

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Abstract

【課題】ダストボックスを昇降する際の負荷を軽減するともに、このダストボックス内の塵埃を容易に廃棄することができる空気調和機を提供すること。
【解決手段】本体ユニット1が空気中の塵埃を捕集するエアフィルタ40と、このエアフィルタ40上を移動して当該エアフィルタ40に付着した塵埃を除去するブラシユニット51とを備え、このブラシユニット51は、ブラシユニット本体61と、このブラシユニット本体61に着脱自在に支持されるダストボックス67とを備え、ブラシユニット51が所定位置に移動した場合、ダストボックス67と係合し、当該ダストボックス67をエアフィルタ40及びブラシユニット本体61に対して昇降可能に支持する吸込グリル30及び昇降ユニット35を備える。
【選択図】図10

Description

本発明は、空気中の塵埃を捕集するエアフィルタを備えた空気調和機に関する。
従来、熱交換器及び送風機を有する本体ユニットと、この本体ユニットの下方に配置される化粧パネルとを備えた空気調和機が知られている。この種の空気調和機では、化粧パネルの吸込グリルにエアフィルタを備え、このエアフィルタによって吸込グリルから吸い込んだ空気中に含まれる塵埃を捕集している。このため、エアフィルタには上記塵埃が捕集されて蓄積されるので、空気調和機の累積運転時間が長くなると、エアフィルタが目詰まりを起こし、通気抵抗の増加に伴って空気調和機の運転効率が低下する。
これを解消するために、エアフィルタが配置された吸込グリルを昇降可能とするとともに、エアフィルタに付着した塵埃を除去する回転ブラシと、この回転ブラシで除去した塵埃を捕集するダストボックスと、このダストボックス及び回転ブラシをエアフィルタに沿って移動させるガイドレール及び駆動モータと、を吸込グリル上に設けたものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2007−40689号公報
しかし、従来の構成では、吸込グリル上には、エアフィルタ、回転ブラシ、ダストボックス、ガイドレール及び駆動モータが配置されているため、この吸込グリルの重量が増加し、当該吸込グリルを昇降させる昇降モータへの負荷が増大するといった問題があった。更に、従来の構成では、ダストボックスには、回転ブラシ及びガイドレールが係合するとともに、これらダストボックス、回転ブラシ及びガイドレールの上方にはエアフィルタが配置されているため、ダストボックス内の塵埃を廃棄する場合には、エアフィルタを取り外した後に、ガイドレールからダストボックスを取り外すことを要し、廃棄作業が煩雑になるといった問題があった。
そこで、本発明は、上述した従来の技術が有する課題を解消し、ダストボックスを昇降する際の負荷を軽減するともに、このダストボックス内の塵埃を容易に廃棄することができる空気調和機を提供することを目的とする。
熱交換器及び送風機を有する本体ユニットと、この本体ユニットの下方に配置される化粧パネルとを備えた空気調和機において、前記本体ユニットは、空気中の塵埃を捕集するエアフィルタと、このエアフィルタ上を移動して当該エアフィルタに付着した塵埃を除去する除去装置とを備え、この除去装置は、除去装置本体と、この除去装置本体に着脱自在なダストボックスとを備え、前記除去装置が所定位置に移動した場合、前記ダストボックスと係合し、当該ダストボックスを前記エアフィルタ及び前記除去装置本体に対して昇降可能に支持する昇降手段を備えることを特徴とする。
この構成によれば、エアフィルタ及び除去装置本体を本体ユニットに残したまま、この除去装置本体から離脱したダストボックスが昇降されるため、昇降手段の負荷を軽減できるとともに、ダストボックス内の塵埃の廃棄を容易に行うことができる。
前記吸込グリルを前記本体ユニットに対して昇降可能に構成され、前記ダストボックスは、前記吸込グリルに着脱自在に配置されている構成としても良い。この構成によれば、ダストボックス内の塵埃を廃棄する際には、このダストボックスを吸込グリルとともに下降させ、当該ダストボックスを吸込グリルから離脱させるだけでよく、当該廃棄作業を軽減することができる。
本発明によれば、エアフィルタ及び除去装置本体を本体ユニットに残したまま、この除去装置本体から離脱したダストボックスが昇降されるため、昇降手段の負荷を軽減できるとともに、ダストボックス内の塵埃の廃棄を容易に行うことができる。
以下、本発明の一実施の形態を、図面を参照して説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係る天井埋込型空気調和機100の斜視図であり、図2は天井埋込型空気調和機100の分解斜視図である。また、図3は天井埋込型空気調和機100の断面図である。
天井埋込型空気調和機100は、図1乃至図3に示すように、箱形に形成された板金製の本体ユニット1を有し、この本体ユニット1と、フィルタチャンバ20と、化粧パネル21とが三段に重ねられて構成されている。
本体ユニット1の外側面には、図1に示すように、複数の吊り金具1Bが設けられており、各々の吊り金具1Bには、図3に示すように、天井面110に固定された吊下ボルト2がナット4(図1)によって固定され、これらの吊下ボルト2を介して、天井埋込型空気調和機100は天井面110から吊り下げ設置される。この場合、天井埋込型空気調和機100の化粧パネル21は、上記天井面110の下方に天井裏空間111を介して設けられる天井板112に配置されて被調和室に露出している。
図3に示すように、本体ユニット1の内部には、側板1A及び天面の内側に発泡スチロール製の断熱材3がほぼ全面にわたって配置されており、この断熱材3の内側に、送風機9、及び熱交換器11が収容されている。
送風機9は、シャフトを下向きに配置されたモータ5と、モータ5のシャフトに取り付けられたターボファン7とで構成されている。熱交換器11は、プレートフィン型の熱交換器であり、送風機9を取り囲むように配置される。
熱交換器11の下方には、熱交換器11の下面11Aを覆うように、発泡スチロール樹脂等の合成樹脂製のドレンパン13が配設され、ドレンパン13に溜まるドレンを外部に排出するドレンポンプ(図示略)が設けられている。
ドレンパン13は、本体ユニット1の側板1Aの内面に接するように配設され、ドレンパン13の中央には吸込開口14が開口し、周縁部には熱交換器11を通った送風機9の排気を通すための吹出開口15が形成されている。吸込開口14の上部には、吸込開口14を通った被調和室の空気を送風機9に案内するノズル17が取り付けられている。また、ドレンパン13には天井埋込型空気調和機100の制御回路や電源回路等を収容した電装ボックス(図示略)等の各種部品がねじ止めされている。
フィルタチャンバ20は、ドレンパン13の直下に重ねて配設されており、フィルタチャンバ20にはドレンパン13の吹出開口15に連通する通風孔25と、吸込開口14に連通する矩形状の吸込開口26とが形成されている。吸込開口26は、この吸込開口26の四辺に沿って形成される枠部26Aを備え、この枠部26Aには、図1及び図2に示すように、当該吸込開口26を通じて本体ユニット1に流入する被調和室内の空気中に含まれる塵埃を捕集するエアフィルタ40が嵌め込まれている。このエアフィルタ40は、網目状に形成されるフィルタ素材41と、このフィルタ素材41を支持する格子状に形成されたフィルタ支持枠42とを備え、これらフィルタ素材41とフィルタ支持枠42とが一体に形成されている。
本構成では、フィルタチャンバ20は、エアフィルタ40の風上側、すなわちエアフィルタ40の下面(捕集面)側に、当該エアフィルタ40に付着した塵埃を自動的に除去して掃除する掃除機構50を備える。この掃除機構50は、エアフィルタ40の下面を、図3に矢印Xで示す略水平方向に移動可能に構成されており、この移動の際に当該エアフィルタ40に付着した塵埃を除去するものである。この掃除機構50については後述する。
フィルタチャンバ20の下面には、被調和室内に露出する化粧パネル21がねじ(図示略)等により取り付けられている。化粧パネル21には、被調和室の空気を吸込む吸込口22と、熱交換器11を通った調和空気を被調和室に吹き出す吹出口23とが形成され、この吹出口23には、風向を変更するためのルーバ24が設けられている。
吸込口22はフィルタチャンバ20の吸込開口26に連通し、吹出口23はフィルタチャンバ20の通風孔25に連通する位置および形状に形成されている。
また、化粧パネル21には、吸込口22に嵌合する吸込グリル30と、吸込グリル30を4本の吊紐36、37、38、39によって昇降自在に支持する昇降ユニット35とが取り付けられている。本実施形態では、吸込グリル30と昇降ユニット35とを備えて昇降手段が構成される。吸込グリル30の中央には室内空気を吸い込む吸込口31が形成され、この吸込グリル30が吸込口22に嵌合した状態で吸込口31が吸込開口26に連通する。
昇降ユニット35は、化粧パネル21の内側、すなわちフィルタチャンバ20側の面に、板金製のステー(図示略)を介して取り付けられ、4本の吊紐36〜39を繰り出し、或いは巻き戻すことにより、所定の範囲で吸込グリル30を昇降させる。
吸込グリル30は、その一辺に2本の吊紐36、37が固定され、他辺に2本の吊紐38、39が固定されている。昇降ユニット35は、吊紐36、37の繰り出し及び巻き戻しを行う第1機構(図示略)と、吊紐38、39の繰り出し及び巻き戻しを行う第2機構(図示略)と、これら第1機構及び第2機構を制御する制御基板(図示略)とを、一つの筐体に収納したものである。
吊紐36〜39は、その一端がそれぞれ吸込グリル30の裏面、すなわち図1中上側の面に固定され、他端は、化粧パネル21の裏面に設けられたガイド55,56によって水平方向に転向され、昇降ユニット35内に収容される。
上記の第1機構は、吊紐36、37が巻き回されるボビン(図示略)、ボビンを回転させるギア(図示略)及びモータ(図示略)を内蔵し、このモータの正転或いは逆転動作によってボビンが正方向または逆方向に回転され、吊紐36、37の繰り出し或いは巻き戻しが行われる。同様に、吊紐38、39の他端は第2機構が備えるボビン(図示略)に巻き回され、第2機構が有するモータの正転或いは逆転動作がギアを介してボビンに伝達され、ボビンが正方向または逆方向に回転されて、吊紐38、39の繰り出し或いは巻き戻しが行われる。
また、吸込グリル30上には、図3に示すように、上記昇降ユニット35と対向する一方の辺30Aとは反対側に位置する、他方の辺30Bに沿って支持台座57が設けられている。支持台座57は、吸込グリル30を昇降させる際に、後述するブラシユニット51のダストボックス67と係合して、当該ダストボックス67を支持するものである。
このように構成される天井埋込型空気調和機100は、図示しない室外機から供給される冷媒を熱交換器11に通して、熱交換器11を蒸発器または凝縮器として機能させ、図3に示すように、送風機9の動作によって吸込口31から被調和室の室内空気を吸い込み、吸込開口26、吸込開口14、及びノズル17を通して室内空気を熱交換器11に通して冷却または加熱し、調和空気とする。そして、天井埋込型空気調和機100は、送風機9の動作によって、調和空気を吹出開口15及び通風孔25を通して吹出口23から被調和室に吹き出し、被調和室を冷房または暖房する。
次に、掃除機構50について説明する。
掃除機構50は、図1に示すように、エアフィルタ40の全幅に渡って延在する横長のブラシユニット(除去装置)51と、このブラシユニット51をエアフィルタ40の下面で移動可能に支持する一対のガイドレール52L,52Rとを備える。これらガイドレール52L,52Rは、長尺の角柱状に形成されており、その上面には、当該ガイドレール52L,52Rの全長に亘ってラックギア(図示略)が形成されている。また、ガイドレール52L,52Rは、その両端部がそれぞれフィルタチャンバ20の枠部26Aから垂下されるステー53,53に連結されている。
掃除機構50は、天井埋込型空気調和機100の運転が停止している時間帯に、エアフィルタ40の下面を往復移動して、このエアフィルタ40に付着した塵埃を自動的に除去して当該エアフィルタ40を掃除するものである。天井埋込型空気調和機100の運転中には、ブラシユニット51は、通風を阻害しない待機位置(例えば、昇降ユニット35の上方)に位置している。
図4は、ブラシユニット51の外観斜視図であり、図5は、図4の状態から上側ケースを外した状態を示す斜視図である。
ブラシユニット51は、図4に示すように、一対のガイドレール52L,52R上に配置されるブラシユニット本体(除去装置本体)61を備え、このブラシユニット本体61は、下側ケース62とこの下側ケース62に組み合わされる上側ケース63とを備えて構成される。ブラシユニット本体61は、図5に示すように、下側ケース62の全幅に渡って延在する横長の回転ブラシ64を備え、図4に示すように、上側ケース63の上面63Aには、当該回転ブラシ64の外周部が上側ケース63の外側に向けて突出する開口部63Bが形成されている。
また、ブラシユニット本体61には、このブラシユニット本体61の一端側61Aに配置されて回転ブラシ64を回転駆動するブラシ駆動機構65と、当該ブラシユニット本体61の他端側61Bに配置されて当該ブラシユニット本体61をガイドレール52L,52R上で移動させる移動機構66とを備える。
ブラシ駆動機構65は、図5に示すように、下側ケース62にねじ止めされているブラシ駆動モータ71と、当該下側ケース72に収容されてブラシ駆動モータ71の駆動軸に設けられたピニオン(図示略)に噛合う第1変速車73と、この第1変速車73と同軸上に設けられる第2変速車74と、この第2変速車74に噛合う第3変速車75と、この第3変速車75と同軸上に設けられる第4変速車76とを備え、この第4変速車76が回転ブラシ64の一方の軸端部に設けたピニオン77に噛合っている。これら第1変速車73〜第4変速車76は、ブラシ駆動モータ71の回転数を回転ブラシ64用の回転数まで減速させる減速車として機能するとともに、回転ブラシ64の回転方向を規定する。ブラシ駆動モータ71は、図5中の矢印A方向(反時計周り方向)に回転駆動するように制御され、このブラシ駆動モータ71の回転が上記第1変速車73〜第4変速車76を介することにより、減速されて回転ブラシ64に伝達されるため、この回転ブラシ64は、図5中の矢印B方向(時計周り方向)に回転される。これにより、エアフィルタ40に付着した塵埃がエアフィルタ40の回転により掻き落とされ、この掻き落とされた塵埃はブラシユニット本体61の内部に捕集される。
移動機構66は、図5に示すように、下側ケース62にねじ止めされている移動用モータ81と、当該下側ケース72に収容されて移動用モータ81の駆動軸に設けられたピニオン(図示略)に噛合う第5変速車82と、この第5変速車82と同軸上に設けられる第6変速車83と、この第6変速車83に噛合う第7変速車84と、この第7変速車84と同軸上に設けられる第8変速車85と、この第8変速車85に噛合う第9変速車86と、この第9変速車86と同軸上に設けられる第10変速車87とを備え、この第10変速車87が一方のガイドレール52Rのラックギアに噛合うピニオン88と噛合っている。このピニオン88には、下側ケース62の幅方向に亘って設けられる回転軸89の一端が連結され、この回転軸89の他端には上記ピニオン88と同径、同歯数のピニオン90が連結されている。このピニオン90は、他方のガイドレール52Lのラックギアに噛合っている。これらラックギア上をピニオン88,90が回転することによって、図3に示すように、ブラシユニット51を、エアフィルタ40の下面に沿って当該エアフィルタ40の一端側40Aから他端側40Bまで移動させることができる。
第5変速車82〜第10変速車87は、移動用モータ81の回転数をブラシユニット51がガイドレール52L,52R上を移動するのに適した回転数まで減速させる減速車として機能するとともに、ガイドレール52L,52Rのラックギアに噛合うピニオン88,90の回転方向を規定する。
移動用モータ81は、図5中の矢印C方向(時計周り方向)もしくは矢印D方向(反時計周り方向)に選択的に回転駆動するように制御される。移動用モータ81を矢印C方向に駆動させると、この移動用モータ81の回転は、第5変速車82〜第10変速車87を介して減速されるとともに、同一の回転方向のままピニオン88、90に伝達される。これにより、ブラシユニット51はガイドレール52L,52R上を矢印X1方向に移動する。同様に、移動用モータ81を矢印D方向に駆動させると、この移動用モータ81の回転は、第5変速車82〜第10変速車87を介して減速されつつ、同一の回転方向のままピニオン88、90に伝達される。これにより、ブラシユニット51はガイドレール52L,52R上を矢印X2方向に移動する。
ブラシユニット51は、図6に示すように、回転ブラシ64の下方に、この回転ブラシ64で掻き落とした(除去した)塵埃を収容するダストボックス67を備える。このダストボックス67は、図1に示すように、ガイドレール52L,52R間に配置され、後述するようにブラシユニット本体61に着脱自在に設けられている。
図7は、ブラシユニット51と支持台座57とを示す側断面図であり、図8は、ブラシユニット51が支持台座57上に移動した状態を示す側断面図である。これら図7、図8では変速車等の記載を省略している。
ダストボックス67は、図7に示すように、上面が開放した箱状に形成され、ブラシユニット本体61に着脱自在に構成されている。
具体的には、ダストボックス67の側面67A,67Bには、これら側面67A,67Bから外方に突出した突出部(第1の係合部)68,69が形成されている。これら突出部68,69は、側面67A,67Bの長手方向に沿って設けられ、断面が丸みを帯びた円弧状の外形をなしている。
一方、ブラシユニット本体61は、下側ケース62の下面から下方に延びる一対の支持板62A,62Bを備える。これら支持板62A,62Bは弾性を有し、上記ダストボックス67の幅と略同一の間隔をあけて、下側ケース62の長手方向に沿って設けられている。そして、支持板62A,62Bの内側の面には、上記した突出部68,69と略同形状をなして当該突出部68,69が嵌る凹部(第1の係合部)62A1,62B1がそれぞれ形成されている。
このため、ダストボックス67をブラシユニット本体61の支持板62A,62B間に配置し、ダストボックス67を上方に移動させると、ダストボックス67の側面67A,67Bに形成された突出部68,69が、ブラシユニット本体61の支持板62A,62Bに形成された凹部62A1,62B1に嵌ることにより、ダストボックス67がブラシユニット本体61に装着される。
また、ダストボックス67を下方に移動させると、上記突出部68,69により支持板62A,62Bが外側に湾曲するため、これら支持板62A,62Bに形成された凹部62A1,62B1から突出部68,69が外れることにより、ダストボックス67はブラシユニット本体61から離脱される。
また、ダストボックス67の一方の側面67Aには、突出部68の下方に、断面矩形状の係止片(第2の係合部)70が形成されている。この係止片70は、ブラシユニット51が移動する水平方向と略平行に形成されており、当該ブラシユニット51が所定位置まで移動した際に、支持台座57と係合するようになっている。
本実施形態では、所定位置とは、ブラシユニット51が進行方向を反転する位置であり、当該ブラシユニット51の移動可能な範囲の終端に相当する位置をいう。ブラシユニット51が所定位置に至ったか否かは、ガイドレール52L,52Rに設けられた不図示のリミットスイッチの動作により判別している。
支持台座57は、台座本体80の上面から上方に延びる立ち壁93を備え、この立ち壁には、ダストボックス67の側面67Aに形成された係止片70が挿入される孔部(第2の係合部)82が形成されている。この孔部94は、係止片70が確実に挿入されるように係止片70よりも僅かに大きく形成されている。
また、台座本体80の高さHは、吸込グリル30の上面と、ブラシユニット51の下面(すなわちダストボックス67の下面)との隙間と略同等に形成されている。このため、ブラシユニット51を支持台座57に接近する方向(図中X2方向)に動作し、このブラシユニット51が所定位置に移動すると、ダストボックス67は、台座本体80上に載置されるとともに、当該ダストボックス67の係止片70が、支持台座57の立ち壁93に形成された孔部94に挿入されることにより、当該ダストボックス67が吸込グリル30に係合される。この場合、支持台座57は、ブラシユニット51が進入する側の角部80Aが面取り加工され、支持台座57とブラシユニット51(特にダストボックス67)との干渉を防止している。
また、ブラシユニット51を支持台座57から離間する方向(図中X1方向)に移動させると、ダストボックス67の係止片70が支持台座57の孔部94から抜けることにより、ダストボックス67と吸込グリル30との係合が解除される。
また、ダストボックス67内には回転ブラシ64の全幅に渡って延在する塵埃剥離板58が設けられている。この塵埃剥離板58は、ダストボックス67をブラシユニット本体61に装着した際に、その先端が回転ブラシ64の外周面に略沿う方向に屈曲して当該回転ブラシ64に接触する爪部(不図示)を備えている。回転ブラシ64が回転すると、この回転ブラシ64と上記爪部とが接触し、回転ブラシ64に付着した塵埃200が剥離してダストボックス67に収容される。
次に、動作について説明する。
深夜時間帯等、天井埋込型空気調和機100の運転が停止している場合に、上記した掃除機構50が動作される。この掃除機構50の移動用モータ81を動作されると、この移動用モータ81の回転が複数の変速車を介して、ピニオン88,90に伝達され、このピニオン88,90の回転によって、ブラシユニット51がガイドレール52L,52R上を往復移動する。
また、ブラシ駆動モータ71が動作されると、図7に示すように、このブラシ駆動モータ71の回転が複数の変速車を介して、回転ブラシ64に伝達され、当該回転ブラシ64が図中矢印B方向に回転する。この回転ブラシ64の回転により、エアフィルタ40に付着した塵埃200は回転ブラシ64に掻き落とされ、この回転ブラシ64に付着する。そして、回転ブラシ64に付着した塵埃200は、塵埃剥離板58によって、回転ブラシ64から剥離されてダストボックス67内に収容される。
本実施形態では、天井埋込型空気調和機100の運転時間が所定時間(例えば3ヶ月)に至ったら、ダストボックス67内に所定量以上の塵埃が収容されているとして、塵埃の排出動作が実行される。
具体的には、ブラシユニット51は、図7に示すように、ガイドレール52L,52R上を支持台座57に接近する方向(図中X2方向)に移動する。そして、ブラシユニット51が支持台座57の上方に移動すると、図8に示すように、ダストボックス67が支持台座57の台座本体80上に載置されるとともに、当該ダストボックス67の係止片70が、支持台座57の立ち壁93に形成された孔部94に挿入されることにより、当該ダストボックス67が吸込グリル30に係合される。
続いて、ダストボックス67が吸込グリル30に係合した状態で、昇降ユニット35を動作させて当該吸込グリル30を降下させる。吸込グリル30が下方(図9中Y1方向)に移動すると、この吸込グリル30に係合するダストボックス67も下方に移動する。すると、ダストボックス67の側面67A,67Bに形成された突出部68,69により支持板62A,62Bが外側(図9中Z方向)に湾曲するため、図9に示すように、これら支持板62A,62Bに形成された凹部62A1,62B1から突出部68,69が外れることにより、ダストボックス67はブラシユニット本体61から離脱される。
この場合、ダストボックス67は、台座本体80上に載置されるとともに、当該ダストボックス67の係止片70が、支持台座57の立ち壁93に形成された孔部94に挿入されているため、ダストボックス67の転倒が防止される。
このように、図10に示すように、エアフィルタ40及びブラシユニット本体61をフィルタチャンバ20に残したまま、ダストボックス67を吸込グリル30とともに降下させることができる。このため、ダストボックス67を吸込グリル30の支持台座57から取り外して、当該ダストボックス67内の塵埃を簡単に廃棄することができる。
ダストボックス67内の塵埃の廃棄が終了したら、このダストボックス67を、再び吸込グリル30の支持台座57に取り付け、吸込グリル30を上昇((図9中Y2方向)させる。すると、ダストボックス67の突出部68,69により、ブラシユニット本体61の支持板62A,62Bが外側(図9中Z方向)に湾曲する。そして、突出部68,69が凹部62A1,62B1に嵌ると、上記支持板62A,62Bは元の状態に復元するため、ダストボックス67がブラシユニット本体61に装着される。
ダストボックス67がブラシユニット本体61に装着されると、ブラシユニット51は、図7に示すように、ガイドレール52L,52R上を支持台座57から離間する方向(図中X1方向)に移動する。そして、ブラシユニット51が待機位置に至ると、塵埃の排出動作が終了する。
以上説明したように、本実施形態によれば、熱交換器11及び送風機9を有する本体ユニット1と、この本体ユニット1の下方に配置される化粧パネル21とを備え、本体ユニット1は、空気中の塵埃を捕集するエアフィルタ40と、このエアフィルタ40上を移動して当該エアフィルタ40に付着した塵埃を除去するブラシユニット51とを備え、このブラシユニット51は、ブラシユニット本体61と、このブラシユニット本体61に着脱自在に支持されるダストボックス67とを備え、ブラシユニット51が所定位置に移動した場合、ダストボックス67と係合し、当該ダストボックス67をエアフィルタ40及びブラシユニット本体61に対して昇降可能に支持する吸込グリル30及び昇降ユニット35を備えるため、エアフィルタ40及びブラシユニット本体61を本体ユニット1に残したまま、このブラシユニット本体61から離脱したダストボックス67が昇降されることにより、昇降ユニット35の負荷を軽減できるとともに、ダストボックス67内の塵埃の廃棄を容易に行うことができる。
また、本実施形態によれば、水平方向に移動するブラシユニット51と、上下方向(鉛直方向)に移動する吸込グリル30とを備え、ブラシユニット51は、ダストボックス67とブラシユニット本体61とを上下方向に係脱自在な突出部68、69及び支持板62A,62Bの凹部62A1,62B1とを備え、吸込グリル30の支持台座57がダストボックス67と水平方向に係脱自在な孔部94及び係止片70とを備えるため、ブラシユニット51と吸込グリル30の動作を組み合わせることにより、簡単な構成で、ダストボックス67をブラシユニット本体61から離脱させるとともに、当該ブラシユニット本体61に装着させることができる。
また、本実施形態によれば、吸込グリル30を本体ユニット1に対して昇降可能に構成され、ダストボックス67は、吸込グリル30に着脱自在に配置されているため、このダストボックス67内の塵埃を廃棄する際には、このダストボックス67を吸込グリル30とともに下降させ、当該ダストボックス67を吸込グリル30から離脱させるだけでよく、当該廃棄作業を軽減することができる。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、種々の変更実施が可能である。例えば、上記実施形態では、ダストボックス67を吸込グリル30とともに昇降させる構成について説明したが、ダストボックス67の4隅に吊紐を設け、このダストボックス67のみを昇降させる構成としても良い。
本発明の実施の形態に係る天井埋込型空気調和機の斜視図である。 天井埋込型空気調和機の分解斜視図である。 天井埋込型空気調和機の断面図である。 ブラシユニットの外観斜視図である。 図4の状態から上側ケースを外した状態を示す斜視図である。 ブラシユニットの側面図である。 ブラシユニットと支持台座とを示す側断面図である。 ブラシユニットが支持台座上に移動した状態を示す側断面図である。 ダストボックスがブラシユニット本体から離脱した状態を示す側断面図である。 ダストボックスを吸込グリルとともに下降させた状態を示す天井埋込型空気調和機の断面図である。
符号の説明
1 本体ユニット
9 送風機
11 熱交換器
20 フィルタチャンバ
21 化粧パネル
22 吸込口
30 吸込グリル
30A 辺
30B 辺
31 吸込口
35 昇降ユニット
36〜38 吊紐
40 エアフィルタ
51 ブラシユニット(除去装置)
57 支持台座
61 ブラシユニット本体(除去装置本体)
62A、62B 支持板
62A1、62B1 凹部
64 回転ブラシ
68、69 突出部
70 係止片
80 台座本体
93 立ち壁
94 孔部
100 天井埋込型空気調和機(空気調和機)

Claims (2)

  1. 熱交換器及び送風機を有する本体ユニットと、この本体ユニットの下方に配置される化粧パネルとを備えた空気調和機において、
    前記本体ユニットは、空気中の塵埃を捕集するエアフィルタと、このエアフィルタ上を移動して当該エアフィルタに付着した塵埃を除去する除去装置とを備え、
    この除去装置は、除去装置本体と、この除去装置本体に着脱自在に支持されるダストボックスとを備え、
    前記除去装置が所定位置に移動した場合、前記ダストボックスと係合し、当該ダストボックスを前記エアフィルタ及び前記除去装置本体に対して昇降可能に支持する昇降手段を備えることを特徴とする空気調和機。
  2. 前記昇降手段は、前記化粧パネルの吸込グリルを前記本体ユニットに対して昇降可能に構成されたことを特徴とする請求項1に記載の空気調和機。
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