JP2010077921A - 内燃機関のバルブ特性制御装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】バルブ特性が目標バルブ特性値となるように流体量制御手段を制御する制御手段を、排気側バルブのバルブ特性を変更する制御量が吸気側バルブのバルブ特性を変更する制御量より小さくなるように構成し、クランクシャフトに於ける駆動抵抗の増大や流体供給源の大型化を招くことなく、吸気側バルブ作動機構と排気側バルブ作動機構とが同時に作動するときでも、吸気側バルブ作動機構をその応答性を損なうことなく制御することができ、内燃機関の出力低下を防止する。
【選択図】図8
Description
妨げる方向に働き、排気側バルブのバルブタイミング作動機構ではイニシャル位置からのバルブタイミング遅角作動方向への作動をアシストする方向へ働き、排気側よりも吸気側のバルブタイミング作動機構の応答性が低下する傾向にある。従って、内燃機関の加速時に於いて、双方のバルブタイミング可変機構を同時に作動させる場合に、吸気側バルブのバルブタイミング作動機構の応答性の低下が顕著に現れる。
段により検出された運転状態に基づいて前記吸気側バルブと前記排気側バルブのバルブ特性についての目標バルブ特性値を夫々算出する目標バルブ特性算出手段と、前記夫々のバルブ特性が前記夫々の目標バルブ特性値となるように前記流体量制御手段を制御する制御手段と備えた内燃機関のバルブ特性制御装置であって、前記流体量制御手段は、電磁ソレノイドに供給される制御電流に基づいて前記流体量を制御するように構成され、前記制御手段は、前記排気側バルブ作動機構に供給する流体量を制御する前記制御電流の制御値を、前記吸気側バルブ作動機構に供給する流体量を制御する制御電流の制御値よりも小さく設定することを特徴とするものである。
この発明に於いて、目標バルブ特性値を漸次変化させるとは、目標バルブ特性値を階段状に順次増大若しくは階段状に順次減少させる場合、又は、目標バルブ特性値を滑らかに順次増大若しくは滑らかに順次減少させる場合の、何れの場合をも含むものである。
この発明に於いて、望ましくは、前記制御手段は、前記流体供給源から前記吸気側バルブ作動機構及び前記排気側バルブ作動機構の双方へ供給される流体量が所定値より少ない
領域、若しくは前記内燃機関の回転数が所定値より低い領域、若しくは流体の温度が所定値より低い領域に於いて、前記排気側バルブ作動機構に供給する流体量を制御する制御ゲインを前記吸気側バルブ作動機構に供給する流体量を制御する制御ゲインよりも小さく設定するように構成される。この場合、吸気側バルブ作動機構と排気側バルブ作動機構が同時に作動するときであっても、クランクシャフトに於ける駆動抵抗の増大や流体供給源の大型化を招くことなく、吸気側バルブ作動機構をその応答性を損なうことなく制御することができ、内燃機関の出力低下を抑制することが可能となると共に、前記流体供給源から前記吸気側バルブ作動機構及び前記排気側バルブ作動機構の双方へ供給される流体量が所定値以上の領域、若しくは前記内燃機関の回転数が所定値以上の領域、若しくは流体の温度が所定値以上の領域では、これら双方のバルブ作動機構の同時動作時であっても吸気側バルブ作動機構の応答性低下への影響が小さいため、前記排気側バルブ作動機構に供給する流体量を制御する制御ゲインを、前記吸気側バルブ作動機構に供給する流体量を制御する制御ゲインと同等として排気側バルブ作動機構の応答性の低下を防ぐことが可能となる。
この発明に於いて、望ましくは、前記制御手段は、前記流体供給源から前記吸気側バルブ作動機構及び前記排気側バルブ作動機構の双方へ供給される流体量が所定値より少ない領域、若しくは前記内燃機関の回転数が所定値より低い領域、若しくは流体の温度が所定値より低い領域に於いて、前記排気側バルブ作動機構に供給する流体量を制御する前記制御電流の制御値を、前記吸気側バルブ作動機構に供給する流体量を制御する制御電流の制御値よりも小さく設定するように構成される。この場合、吸気側バルブ作動機構と排気側バルブ作動機構が同時に作動するときであっても、クランクシャフトに於ける駆動抵抗の増大や流体供給源の大型化を招くことなく、吸気側バルブ作動機構をその応答性を損なうことなく制御することができ、内燃機関の出力低下を抑制することが可能となると共に、前記流体供給源から前記吸気側バルブ作動機構及び前記排気側バルブ作動機構の双方へ供給される流体量が所定値以上の領域、若しくは前記内燃機関の回転数が所定値以上の領域、若しくは流体の温度が所定値以上の領域では、これら双方のバルブ作動機構の同時動作時であっても吸気側バルブ作動機構の応答性低下への影響が小さいため、前記排気側バルブ作動機構に供給する流体量を制御する前記制御電流の制御値を、前記吸気側バルブ作動機構に供給する流体量を制御する制御電流の制御値と同等として排気側バルブ作動機構の応答性の低下を防ぐことが可能となる。
増大や流体供給源の大型化を招くことなく、吸気側バルブ作動機構と排気側バルブ作動機構とが同時に作動するときでも、吸気側バルブ作動機構をその応答性を損なうことなく制御することができ、内燃機関の出力低下を抑制することが可能となる。
この発明に於いて、望ましくは、前記目標バルブ特性算出手段は、前記流体供給源から前記吸気側バルブ作動機構及び前記排気側バルブ作動機構の双方へ供給される流体量が所定値より少ない領域、若しくは前記内燃機関の回転数が所定値より低い領域、若しくは流体の温度が所定値より低い領域に於いて、前記排気バルブの目標バルブ特性値を漸次変化させるように構成される。この場合、吸気側バルブ作動機構と排気側バルブ作動機構が同時に作動するときであっても、クランクシャフトに於ける駆動抵抗の増大や流体供給源の大型化を招くことなく、吸気側バルブ作動機構をその応答性を損なうことなく制御することができ、内燃機関の出力低下を抑制することが可能となると共に、前記流体供給源から前記吸気側バルブ作動機構及び前記排気側バルブ作動機構の双方へ供給される流体量が所定値以上の領域、若しくは前記内燃機関の回転数が所定値以上の領域、若しくは流体の温度が所定値以上の領域では、これら双方のバルブ作動機構の同時動作時であっても吸気側バルブ作動機構の応答性低下への影響が小さいため、前記排気バルブの目標バルブ特性値を漸次変化させないようにして排気側バルブ作動機構の応答性の低下を防ぐことが可能となる。
以下、この発明の実施の形態1に係る内燃機関のバルブ特性制御装置について説明する。図1は、この発明の実施の形態1に係る内燃機関のバルブ特性制御装置を、車輌用内燃機関としてガソリンエンジン(以下、エンジンと称する)に適用した場合の、エンジンシステムの構成を示す概略構成図である。図1に於いて、エンジンシステムは、大別して、エンジン10、吸気側カムシャフト11、排気側カムシャフト12、これらのカムシャフト11、12に夫々設けられた吸気側バルブタイミング可変機構(以下、吸気側VVT機構と称する)13、及び排気側バルブタイミング可変機構(以下、排気側VVT機構と称する)14、クランクシャフト15、吸気側VVT機構13及び排気側VVT機構14を制御するための電子制御装置(以下、ECUと称する)16を備えている。
ランクシャフト15の回転に伴って駆動され、オイルパン18に貯留されている流体としてのオイルを吸引し吐出する。オイルポンプ62から吐出されたオイルは、オイルフィルタ61を介して、吸気側OCV60からベアリングキャップ34の各オイル孔54、55に選択的に圧送される。
転に伴い各ロータ81a、82aが回転して、その歯が電磁ピックアップ81b、82bの前方を通過する毎にパルス状の各カム角信号ステップSGIN2、ステップSGEX2をそれぞれ出力する。
制御することにより、吸気側OCV60のスプール75をケーシング70内の任意の位置へ移動させる。例えば、吸気側バルブ23が所定のバルブタイミングをもって開閉している状態から、CPU85が50%よりも大きなデューティ比DIPDをもって電磁ソレノイド79を通電制御することにより、図3に示すように、スプール75はスプリング78の付勢力に抗して前方へ移動し「進角位置」に達する。
する。
響の無い、(−1[degCA])及び(1[degCA])程度の値に設定される。
分ゲインIDgainを乗算し、微分値IVdを演算する。ここで、偏差の前回値ΔIP[i-1]とは、所定時間毎に実行される図5の処理の前回に演算された偏差ΔIPのことで
ある。微分ゲインも、比例ゲイン同様に設定されており、ROM86に記憶される。
に加算し、積分値IDAiを求める。ここで、積分ゲインIIgainは、比例ゲイン、微分ゲインと同様予め設定された値である。又、積分値の前回値IDAi[i-1]は、所定
タイミング毎に実行される図7の処理の前回に演算された積分値である。次に、ステップS802に於いて、保持電流学習値IAlrnに積分値IDAiを加算して、制御電流値IAiを算出し、その制御電流値IAiをステップS803にて吸気側OCV60の電磁ソレノイド79に出力する。
スポンスが良好となる。
の微分ゲインIDgain_exも、ステップS901に於ける比例ゲイン同様に、吸気側VVT機構13の制御を示す図6のフローチャートのステップS702で用いられるゲインIDgainよりも小さな値としてROM86に記憶されている。
照し、制御電流偏差IDApd_ex[mA]を算出する。前述したように図18に示すテーブル値は、電磁ソレノイド79の特性値が設定されており、図19に示す流量特性を有するスプールタイプのソレノイド弁をエンジンに取り付けた状態で各電流値でのクランク角速度を計測することで得られる特性である。
次に、この発明の実施の形態2による内燃機関のバルブ特性制御装置について説明する。実施の形態2による内燃機関のバルブ特性制御装置は、吸気側VVT機構13及び排気側VVT機構14の両方へ供給される流体量が所定値より少ない領域に於いて、排気側VVT機構14の制御ゲインを吸気側VVT機構13の制御ゲインより小さくするようにしたものである。ここで判断の基準となる流体供給量の所定値は、例えば、VVT機構の制御応答性が許容値以下に低下するに至る供給量とする。その他については実施の形態1の
場合と同様である。
ゲインIPgain_exと同様であり、吸気側VVT機構13の制御を示す図6のフローチャートのステップS701で用いられるゲインIPgainよりも小さな値がECU16内のROM86に記憶されている。
との差に、微分ゲインIDgain_exを乗算して微分値IVd_exを演算する。この微分ゲインIDgain_exも、前述の図8のステップS902で用いられる微分ゲインIDgain_exと同様であり、吸気側VVT機構13の制御を示す図6のフローチャートのステップS702で用いられるゲインIPgainよりも小さな値がECU16内のROM86に記憶されている。
。この微分ゲインIDgain_ex1も、吸気側VVT機構13の制御を示す図6のフローチャートのステップS702で用いられる微分ゲインIDgainと同一であり、ステップS902で用いられるゲインIPgain_exよりも大きな値がECU16内のROM86に記憶されている。
実施の形態2による内燃機関のバルブ特性制御装置では、吸気側VVT機構13及び排気側VVT機構14へ供給される流体量が少ない領域に於いて、排気側VVT機構14の制御ゲインを小さくして制御したが、実施の形態3による内燃機関のバルブ特性制御装置は、エンジン10の回転数が所定値より低い領域に於いて、排気側VVT機構14の制御ゲインを吸気側VVT機構13の制御ゲインよりも小さくして制御するようにしたものである。その他については実施の形態2の場合と同様である。
実施の形態3による内燃機関のバルブ特性制御装置では、エンジン10の回転数が所定値より低い領域に於いて、排気側VVT機構14の制御ゲインを吸気側VVT機構13の制御ゲインよりも小さくして制御するようにしたが、実施の形態4による内燃機関のバルブ特性制御装置は、エンジン10のオイルの温度が所定値より高い領域に於いて、排気側VVT機構14の制御ゲインを吸気側VVT機構13の制御ゲインよりも小さくして制御するようにしたものである。その他については実施の形態2の場合と同様である。
実施の形態5による内燃機関のバルブ特性制御装置は、吸気側VVT機構と排気側VVT機構の同時動作時に供給される流体量が少ない領域において、排気側VVT機構の目標進角量(バルブの目標位置)に制限をかけることにより、吸気側VVT機構と排気側VVT機構の同時動作時にでも吸気側VVT機構の応答性が低下しないようにしたものである。
IPt_upを加算したものであり、下限値IPt_ex_minは、前回の目標進角量IPt[i-1]に遅角側変化制限量IPt_dnを減算したものである。進角側変化制限量
IPt_up、及び遅角側変化制限量IPt_dnは、エンジン10の回転数から、予めROM86内に設定されているマップを補間参照して求めたものである。ステップS14
03による判断の結果、制限カウンタの値が「0」でなかった場合は、目標進角量の上限値、下限値の値は更新しない。
判断する。即ち、具体的には、下記条件となる。
(IPT_ex_tmp)−(IPt_ex[i-1])>IPt_up
又は、
(IPt_ex[i-1])−(IPT_ex_tmp)>IPt_dn
を比較し、進角側変化制限量IPt_up以上か否かを判断する(ステップS1407)。時点t2では、
(IPT_ex_tmp)−(IPt_ex[i-1])>IPt_up
であるので、制限カウンタの値を「5」にセットする。
(IPT_ex_tmp)−(IPt_ex[i-1])>IPt_up
の条件を満たさなくなり(ステップS1407)、制限カウンタの値は「0」のままとなる。又、図14の例では、この時点t6に於いて、目標進角量IPt_exは暫定目標進角量IPt_ex_tmpと一致することになる。
上させることが可能となる。
実施の形態5では、吸気側VVT機構と排気側VVT機構の同時動作時に供給される流体量が少ない領域において、排気側VVT機構の目標進角量の変化量に制限をかけるようにしたが、実施の形態6による内燃機関のバルブ特性制御装置は、内燃機関の回転数が低い領域に於いて排気側VVT機構の目標進角量の変化量に制限をかけるようにしたものである。
実施の形態6による内燃機関のバルブ特性制御装置は、内燃機関の回転数が低い領域に於いて排気側VVT機構の目標進角量の変化量に制限をかけるようにしたものである。その他については実施の形態6の場合と同様である。
となく制御することが可能となる。更に、両VVT機構へ供給される流体量が多い領域では、同時動作時の吸気側VVT機構の応答性低下への影響が小さいため、排気側VVT機構の目標進角量の変化量の制限をはずし、排気側VVT機構の応答性を向上させることが可能となる。
12 排気側カムシャフト 13 吸気側VVT機構
14 排気側VVT機構 15 クランクシャフト
16 ECU 17 シリンダブロック
18 オイルパン 19 シリンダヘッド
20 シリンダ 21 ピストン
22 コンロッド 23 吸気側バルブ
24 排気側バルブ 25 吸気通路
26 排気通路 27、28 カム
30、38 プーリ 31 インナキャップ
32 カバー 33 リングギヤ
34 ベアリングキャップ 35、42、46 外歯
36 ボス 37 タイミングベルト
40、45 内歯 50 第1の圧力室
51 第1の圧力通路 52 第2の圧力室
53 第2の圧力通路 54、55 オイル孔
56、57、64 オイル通路 59 吐出通路
60 吸気側OCV 62 オイルポンプ
63 オイル溝 65 中心孔
70 ケーシング 71 タンクポート
72a、72b リザーバポート 73、74 吐出ポート
75 スプール 77a、77b、77c パセージ
78 スプリング 79 電磁ソレノイド
80 排気側OCV 81、82 カム角センサ
83 クランク角センサ 83a ロータ
84 吸気圧センサ 85 CPU
86 ROM 87 RAM
88 バックアップRAM 89 外部入力各回路
90 外部出力回路 91 バス
Claims (14)
- 内燃機関の燃焼室に通じる吸気通路を開閉する吸気側バルブと、流体圧力によって駆動され前記吸気バルブのバルブ特性を変更する吸気側バルブ作動機構と、前記燃焼室に通じる排気通路を開閉する排気側バルブと、流体圧力によって駆動され前記排気バルブのバルブ特性を変更する排気側バルブ作動機構と、流体通路を介して前記吸気側バルブ作動機構と前記排気側バルブ作動機構に流体を供給する流体供給源と、前記流体通路に設けられ前記流体供給源から前記吸気側バルブ作動機構と前記排気側バルブ作動機構に対して夫々供給する流体量を制御する流体量制御手段と、前記内燃機関の運転状態を検出する運転状態検出手段と、前記運転状態検出手段により検出された運転状態に基づいて前記吸気側バルブと前記排気側バルブのバルブ特性についての目標バルブ特性値を夫々算出する目標バルブ特性算出手段と、前記夫々のバルブ特性が前記夫々の目標バルブ特性値となるように前記流体量制御手段を制御する制御手段と備えた内燃機関のバルブ特性制御装置であって、
前記制御手段は、前記排気側バルブのバルブ特性を変更する制御量を前記吸気側バルブのバルブ特性を変更する制御量より小さくすることを特徴とする内燃機関のバルブ特性制御装置。 - 内燃機関の燃焼室に通じる吸気通路を開閉する吸気側バルブと、流体圧力によって駆動され前記吸気バルブのバルブ特性を変更する吸気側バルブ作動機構と、前記燃焼室に通じる排気通路を開閉する排気側バルブと、流体圧力によって駆動され前記排気バルブのバルブ特性を変更する排気側バルブ作動機構と、流体通路を介して前記吸気側バルブ作動機構と前記排気側バルブ作動機構に流体を供給する流体供給源と、前記流体通路に設けられ前記流体供給源から前記吸気側バルブ作動機構と前記排気側バルブ作動機構に対して夫々供給する流体量を制御する流体量制御手段と、前記内燃機関の運転状態を検出する運転状態検出手段と、前記運転状態検出手段により検出された運転状態に基づいて前記吸気側バルブと前記排気側バルブのバルブ特性についての目標バルブ特性値を夫々算出する目標バルブ特性算出手段と、前記夫々のバルブ特性が前記夫々の目標バルブ特性値となるように前記流体量制御手段を制御する制御手段と備えた内燃機関のバルブ特性制御装置であって、
前記制御手段は、前記排気側バルブ作動機構に供給する流体量を制御する制御ゲインを、前記吸気側バルブ作動機構に供給する流体量を制御する制御ゲインよりも小さく設定することを特徴とする内燃機関のバルブ特性制御装置。 - 前記制御手段は、前記流体供給源から前記吸気側バルブ作動機構及び前記排気側バルブ作動機構の双方へ供給される流体量が所定値より少ない領域に於いて、前記排気側バルブ作動機構に供給する流体量を制御する制御ゲインを前記吸気側バルブ作動機構に供給する流体量を制御する制御ゲインよりも小さく設定することを特徴とする請求項2に記載の内燃機関のバルブ特性制御装置。
- 前記制御手段は、前記内燃機関の回転数が所定値より低い領域に於いて、前記排気側バルブ作動機構に供給する流体量を制御する制御ゲインを前記吸気側バルブ作動機構に供給する流体量を制御する制御ゲインよりも小さく設定することを特徴とする請求項2に記載の内燃機関のバルブ特性制御装置。
- 前記制御手段は、前記流体の温度が所定値より低い領域に於いて、前記排気側バルブ作動機構に供給する流体量を制御する制御ゲインを前記吸気側バルブ作動機構に供給する流体量を制御する制御ゲインよりも小さく設定することを特徴とする請求項2に記載の内燃機関のバルブ特性制御装置。
- 内燃機関の燃焼室に通じる吸気通路を開閉する吸気側バルブと、流体圧力によって駆動され前記吸気バルブのバルブ特性を変更する吸気側バルブ作動機構と、前記燃焼室に通じ
る排気通路を開閉する排気側バルブと、流体圧力によって駆動され前記排気バルブのバルブ特性を変更する排気側バルブ作動機構と、流体通路を介して前記吸気側バルブ作動機構と前記排気側バルブ作動機構に流体を供給する流体供給源と、前記流体通路に設けられ前記流体供給源から前記吸気側バルブ作動機構と前記排気側バルブ作動機構に対して夫々供給する流体量を制御する流体量制御手段と、前記内燃機関の運転状態を検出する運転状態検出手段と、前記運転状態検出手段により検出された運転状態に基づいて前記吸気側バルブと前記排気側バルブのバルブ特性についての目標バルブ特性値を夫々算出する目標バルブ特性算出手段と、前記夫々のバルブ特性が前記夫々の目標バルブ特性値となるように前記流体量制御手段を制御する制御手段と備えた内燃機関のバルブ特性制御装置であって、
前記流体量制御手段は、電磁ソレノイドに供給される制御電流に基づいて前記流体量を制御するように構成され、前記制御手段は、前記排気側バルブ作動機構に供給する流体量を制御する前記制御電流の制御値を、前記吸気側バルブ作動機構に供給する流体量を制御する制御電流の制御値よりも小さく設定することを特徴とする内燃機関のバルブ特性制御装置。 - 前記制御手段は、前記流体供給源から前記吸気側バルブ作動機構及び前記排気側バルブ作動機構の双方へ供給される流体量が所定値より少ない領域に於いて、前記排気側バルブ作動機構に供給する流体量を制御する前記制御電流の制御値を、前記吸気側バルブ作動機構に供給する流体量を制御する制御電流の制御値よりも小さく設定することを特徴とする請求項6に記載の内燃機関のバルブ特性制御装置。
- 前記制御手段は、前記内燃機関の回転数が所定値より低い領域に於いて、前記排気側バルブ作動機構に供給する流体量を制御する前記制御電流の制御値を、前記吸気側バルブ作動機構に供給する流体量を制御する制御電流の制御値よりも小さく設定することを特徴とする請求項6に記載の内燃機関のバルブ特性制御装置。
- 前記制御手段は、前記流体の温度が所定値より低い領域に於いて、前記排気側バルブ作動機構に供給する流体量を制御する前記制御電流の制御値を、前記吸気側バルブ作動機構に供給する流体量を制御する制御電流の制御値よりも小さく設定することを特徴とする請求項6に記載の内燃機関のバルブ特性制御装置。
- 内燃機関の燃焼室に通じる吸気通路を開閉する吸気側バルブと、流体圧力によって駆動され前記吸気バルブのバルブ特性を変更する吸気側バルブ作動機構と、前記燃焼室に通じる排気通路を開閉する排気側バルブと、流体圧力によって駆動され前記排気バルブのバルブ特性を変更する排気側バルブ作動機構と、流体通路を介して前記吸気側バルブ作動機構と前記排気側バルブ作動機構に流体を供給する流体供給源と、前記流体通路に設けられ前記流体供給源から前記吸気側バルブ作動機構と前記排気側バルブ作動機構に対して夫々供給する流体量を制御する流体量制御手段と、前記内燃機関の運転状態を検出する運転状態検出手段と、前記運転状態検出手段により検出された運転状態に基づいて前記吸気側バルブと前記排気側バルブのバルブ特性についての目標バルブ特性値を夫々算出する目標バルブ特性算出手段と、前記夫々のバルブ特性が前記夫々の目標バルブ特性値となるように前記流体量制御手段を制御する制御手段と備えた内燃機関のバルブ特性制御装置であって、
前記目標バルブ特性算出手段は、前記排気バルブの目標バルブ特性値を漸次変化させることを特徴とする内燃機関のバルブ特性制御装置。 - 前記目標バルブ特性算出手段は、前記流体供給源から前記吸気側バルブ作動機構及び前記排気側バルブ作動機構の双方へ供給される流体量が所定値より少ない領域に於いて、前記排気バルブの目標バルブ特性値を漸次変化させることを特徴とする請求項10に記載の内燃機関のバルブ特性制御装置。
- 前記目標バルブ特性算出手段は、前記内燃機関の回転数が所定値より低い領域に於いて、前記排気バルブの目標バルブ特性値を漸次変化させることを特徴とする請求項10に記載の内燃機関のバルブ特性制御装置。
- 前記目標バルブ特性算出手段は、前記流体の温度が所定値より低い領域に於いて、前記排気バルブの目標バルブ特性値を漸次変化させることを特徴とする請求項10に記載の内燃機関のバルブ特性制御装置。
- 前記目標バルブ特性算出手段は、算出した目標バルブ特性値に所定量の制限を加えることにより前記目標バルブ特性値を漸次変化させることを特徴とする請求項10乃至13の何れかに記載の内燃機関のバルブ特性制御装置。
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