JP2010076775A - 組立て式コンテナ - Google Patents

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正博 舟木
Hiroshi Nakatsui
宏 中津井
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Abstract

【課題】組み立てや折り畳みを容易かつ確実に行うことができ、各側板の連結状態の安定性が高く、信頼性の高い組立て式コンテナを提供する。
【解決手段】第1の側板200の側面から先端にフック部402を有するロック金具401を突出させ、第2の側板300の側端部に形成されるロック金具掛止用開口450に係合させ、第2の側板300と第1の側板200とを連結する。第1の側板200の側面のフック部通過口430において、側端面側開口431に加えて、第1の側板200の表面側にも開口432を形成しておくことにより、横枠204の厚みよりも若干長いフック部402でも、垂直姿勢と水平姿勢との間で回転することができ、結果的に掛止部(フック部402)を長くすることができる。
【選択図】 図4

Description

本発明は、側板を折り込むことができる組み立て式コンテナに関し、特に、組み立て及び折り畳みが容易で、各側板の連結を安定的に行うことができ、さらに、折り畳んだ際に側板等の扱いが容易な組み立て式コンテナに関する。
使用時にはパレット上に側壁パネル(側板)を立設して内部に物品を収容する組み立て式のコンテナが知られている(例えば、特許文献1及び特許文献2参照)。組み立て式コンテナは、回送時や保管時に側板をパレット上に折り込んで容積を小さくすることができるので、繰り返し使用するコンテナにおいて非常に有効である。
パレット上に立設した側板の連結方法としては種々の方法が知られているが、例えば一方の側板の側面から先端がフック状に形成された棒状部材を突出させ、これを他方の側板の側面に形成された開口に係合することにより側板を順次連結する方法が知られている(例えば、特許文献3参照)。このような方法であれば、組立てや解体が簡単で作業効率のよいコンテナを提供できて好適である。
特開2001−97373号公報 特開2002−255165号公報 特開2001−240183号公報
しかしながら、一方の側板から突出したフック部を他方の側板の開口に掛止する形態の組立て式コンテナにおいては、他方の側板に引っ掛かるフック部の長さが比較的短いため、場合によってはこの掛止が外れる可能性があるという問題がある。
一方で、フック部の長さを長くすると、これを扱うためのハンドル等を含めた金具全体の構成が複雑になり、また、組立て式コンテナを折り畳んだ時にも、側板から金具の一部が飛び出した形態となる場合があり、いずれの場合も好ましくない。特に後者の場合は、飛び出している金具の一部で作業者の被服が破損する可能性があり問題である。また、そのようなことが生じないように一層の注意をして組立て式コンテナを取り扱わなければならず、取り扱いが面倒で作業効率が落ちるという問題も生じる。
本発明は、このような問題に鑑みてなされたものであって、その目的は、取り扱いが容易で組み立てや折り畳みを容易かつ確実に行うことができ、各側板の連結状態の安定性が高く、信頼性の高い組立て式コンテナを提供することにある。
前記課題を解決するために、本発明の組立て式コンテナは、パレットと、前記パレット上に各々対向して立設される各々2枚の第1の側板及び第2の側板と、前記第1の側板と前記第2の側板とを連結するロック機構とを有する組立て式コンテナであって、前記ロック機構は、前記第1の側板の側端部に装着され、当該第1の側板の板面に沿って水平方向に移動可能であるとともに回動可能な移動ロッド部と、前記移動ロッド部の一方の端部に当該移動ロッド部と略直角に形成されるフック部と、前記移動ロッド部の他方の端部に前記フック部と略平行に形成されるハンドル部とを有するロック金具と、前記第1の側板の前記側端部に形成され、前記ロック金具の前記フック部を、長手方向が略垂直方向となる垂直姿勢で収容可能な収容部と、前記収容部を形成する前記第1の側板の側面に形成され、前記ロック金具の前記フック部が、長手方向が略水平方向となる水平姿勢で通過して外部に導出されるフック部通過口と、前記収容部を形成する前記第1の側板の外面に前記フック部通過口と連通するように形成された開口であって、前記ロック金具の前記フック部が前記収容部において前記垂直姿勢と前記水平姿勢との間で回動される際に、当該フック部の先端が前記収容部の壁面たる前記外面と干渉しないように形成される切り欠き部と、前記第2の側板の側端部に形成され、前記フック部通過口を介して導出された前記ロック金具の前記フック部が前記水平姿勢で通過されるロック金具掛止用開口と、前記第2の側板の側面の前記切り欠き部に重なる位置に形成され、前記ロック金具の前記フック部が前記収容部において前記垂直姿勢と前記水平姿勢との間で回動される際に、当該フック部の先端が干渉しないように形成される切り欠き部とを有し、前記ロック金具を、前記フック部が前記第2の側板の前記ロック金具掛止用開口を水平姿勢で通過した後に前記垂直姿勢に回動させることにより前記第2の側板が前記第1の側板と連結されることを特徴とする。
好適には、前記収容部は、前記第1の側板の横枠を構成する断面矩形の筒状部材であり、前記ロック金具の前記フック部は、前記筒状部材の内周面の幅と同等以上の長さを有することを特徴とする。
本発明の組立て式コンテナの一実施形態について、図1〜図10を参照して説明する。
まず、本実施形態の組立て式コンテナ1の全体構成について、図1〜図3を参照して説明する。
図1は、組立て式コンテナ1の全体構成を示す分解斜視図であり、図2は、組立て式コンテナ1の第1の側板200の構成を示す図であり、図3は、組立て式コンテナ1の第2の側板300の構成を示す図である。
図1に示すように、組立て式コンテナ1は、パレット100、下金枠120、床板140、第1の側板200、第2の側板300、側板ロック機構400及び上蓋500を有する。
パレット100は、コンテナ1の搬送台である。パレット100の側面には、フォークリフトの爪部が差し込まれるリフト用孔101が形成されている。本実施形態のパレット100は、鉄、ステンレス、アルミニウム等の金属製の角柱部材、L字状部材あるいは板状部材を溶接等により連結して構成したものであるが、樹脂等により一括一体成形したものであってもよい。
下金枠120は、パレット100の上面の周縁に沿って設置される部材であって、パレット100上に立設される側板(第1の側板200及び第2の側板300)の位置を規定するとともに、これを支持するための部材である。
下金枠120は、後述する第1の側板200が立設される位置に沿って設置される第1の枠部121と、後述する第2の側板300が立設される位置に沿って設置される第2の枠部122とを有する。
第2の側板300が立設される位置に配置される第2の枠部122の両端部には、内側方向に向かってピン125が設置されている。ピン125は、第2の側板300が第2の枠部122に沿ってパレット100上に立設されるときに、第2の側板300の下枠303の外面両側に形成された孔308が配置される位置に設置されており、第2の側板300が第2の枠部122に沿って立設される時、ピン125はその孔308に挿入される。第2の側板300が、第2の枠部122のピン125が下枠303の孔308に挿入された状態で第2の枠部122に沿って立設され、また、第1の側板200が第1の枠部121に沿って立設され、さらに、後述する側板ロック機構400により隣接する第1の側板200と第2の側板300とが上部において順次離脱不能に連結されることにより、4枚の側板は下金枠120に連結され、パレット100から上方向に抜けない状態に設置される。
床板140は、組み立て式コンテナ1の収容空間の下面を規定する板部材であり、パレット100上の下金枠120で囲まれた範囲に載置される。床板140の材質は、特に限定されず、プラスチック段ボール板、合成樹脂板(発泡合成樹脂板を含む)、鉄、アルミニウム、ステンレス等の金属板、合板、繊維板等が用いられる。
第1の側板200及び第2の側板300は各々2枚具備されており、計4枚の側板200、300がパレット100の上面周縁部に下金枠120に沿って立設されることにより、パレット100上に、所望の物品を収容する組み立て式コンテナ1の内部収容空間が形成される。
2枚の第1の側板200は、矩形のパレット100の一方の対辺(図1に示す例では長手側の対辺)上に相互に対向するように配置され、同じく2枚の第2の側板300は、パレット100の他方の対辺(図1に示す例では短手側の対辺)上に同じく相互に対向するように配置される。これら、第1の側板200及び第2の側板300の各々は、その上部の両端部において、すなわち4角部において、後述する本発明に係る側板ロック機構400により、隣接する第1の側板200と第2の側板300同士が順次連結される。
第1の側板200は、図2に示すように、面部材201の外面側の周縁に、上枠202、下枠203、及び、横枠204、205(左枠204、右枠205)が設置された構成である。また、面部材201の外面側の中央部には、上枠202と下枠203とを接続するように補強部材206が設置されている。各枠部材202〜205及び補強部材206は、鉄、アルミニウム、ステンレス等の金属を中空の角柱状に形成した部材である。また、面部材201は、プラスチック段ボール板、合成樹脂板(発泡合成樹脂板を含む)、鉄、アルミニウム、ステンレス等の金属板、合板、繊維板等の板状部材である。
第1の側板200の両側の上部には、第1の側板200を隣接する第2の側板300に連結する側板ロック機構400の構成の一部としての、ロック金具401等の部材が設置されている。なお、側板ロック機構400については後に詳述する。
また、第1の側板200の両側の最上部には、パレット100の四隅底部にある凹部と組み合わせることで複数の組立て式コンテナ1を段積みするための凸部250が、上枠202の両端に設置されている。
第2の側板300は、図3に示すように、面部材301の外面側の周縁に、上枠302、下枠303、及び、横枠304、305(左枠304、右枠305)が設置された構成である。また、面部材301の外面側の中央部には、上枠302と下枠303とを接続するように補強部材306が設置されている。上枠302、下枠303及び補強部材306は、鉄、アルミニウム、ステンレス等の金属を中空の角柱状に形成した部材である。また、横枠304、305は、断面L字状の鉄、アルミニウム、ステンレス等の金属部材を、一方の面を面部材301と平行になり、他方の面が第2の側板300の側端辺から内側方向(隣接する第1の側板200の方向)に延伸するような配置で面部材301に装着した構成である。
第2の側板300の下枠303の外面両側には、第2の側板300を下金枠120に沿ってパレット100上に立設するときに、第2の枠部122の両端部に形成されたピン125が挿入される孔308が形成されている。
また、第2の側板300の両側の上部には、第2の側板300を隣接する第1の側板200に連結する側板ロック機構400の構成の一部としての、開口450が形成されている。なお、側板ロック機構400については、後に詳述する。
上蓋500は、パレット100上に立設された第1の側板200及び第2の側板300により形成されるコンテナ1の収容空間の上部開口を閉塞する蓋部材である。上蓋500は、例えば紙製の段ボール、プラスチック段ボール、鉄、アルミニウム、ステンレス等の金属板、合板、繊維板等により構成される。上蓋500には、図示しないが、前記凸部250を通すための孔が四隅に設けられている。
次に、本発明に係る組立て式コンテナ1の側板ロック機構400について、さらに図4〜図10を参照して詳細に説明する。
図4は、側板ロック機構400の構成及び動作を説明するための斜視図であり、図5は、側板ロック機構400により第1の側板200と第2の側板300が連結された状態を第1の側板200側から見た図であり、図6は、第1の側板200の側板ロック機構400に係る部分の構成を説明するための図であり、図7は、第1の側板200に設置される第1部材410の構成を示す図であり、図8は、第1の側板200に設置される第2部材420の構成を示す図であり、図9は、第2の側板300の側板ロック機構400に係る部分の構成を説明するための図であり、図10は、第1の側板200の横枠204中のロック金具401のフック部402の移動状態を説明するための図である。
側板ロック機構400は、パレット100に立設された4枚の側板、すなわち、各々2枚ずつが対向配置された第1の側板200と第2の側板300とからなる4枚の側板の各接続角部の上部に、隣接される側板を各々連結するように設置される(図1参照)。
側板ロック機構400は、図4及び図5に示すように、第1の側板200に設置されたロック金具401のフック部402を、第2の側板300の横枠304又は305(図4及び図5の例においては右枠305。)に形成された開口450(ロック金具掛止用開口)を通過させて第2の側板300の外側に突出させ、第2の側板300の外側において第2の側板300の横枠304又は305に掛止させることにより、第2の側板300と第1の側板200を離脱不能に連結する。
なお、以下の説明においては、図4及び図5に示すような第1の側板200の左枠204と第2の側板300の右枠305とを連結する側板ロック機構400を例にして説明をする。
側板ロック機構400は、主要な構成部として、上述したように、第1の側板200に設置されるロック金具401を有する。
ロック金具401は、図5に示すように、フック部402、移動ロッド部403、ハンドル部404及びハンドル端部405を有する。図示のごとく、ロック金具401のフック部402、移動ロッド部403、ハンドル部404及びハンドル端部405は、各々、順次直角に接続されるように形成されている。特に本実施形態においては、フック部402とハンドル部404とは略平行になるように、また、移動ロッド部403とハンドル端部405とは略平行になるように形成されている。すなわち、フック部402とハンドル部404とは、移動ロッド部403に対して軸周りの角度が略同一方向(略同一角度、略同一位相)となるように移動ロッド部403に接続されている。また、移動ロッド部403とハンドル端部405とは、ハンドル部404に対して軸周りの角度が略同一方向(略同一角度、略同一位相)となるように、ハンドル部404に接続されている。すなわち、フック部402、移動ロッド部403、ハンドル部404及びハンドル端部405は、常に略同一平面内に存在する。
ロック金具401は、第1の側板200の左右両側の上部に、第1の側板200の板面(面部材201)と平行な面内で、かつ、上枠202及び下枠203に平行な方向に移動可能に、また、その移動軸を回転軸として回転可能に設置される。ロック金具401は、その移動ロッド部403が、第1の側板200の横枠(左枠)204の内側の端面224に形成された通過案内口440と、フック部突出位置規定板412に形成された通過案内口415とを通過するように設置されており、これにより、第1の側板200に平行な方向に移動可能で回動可能に設置される。
ロック金具401の外側(隣接する第2の側板300方向)への移動範囲は、ロック金具401のフック部402が第2の側板300の横枠(右枠)305のロック金具掛止用開口450から外側に突出してその近傍に掛止され、横枠(右枠)305の板面を第1の側板200の側端面(左側側端面)214方向に適度に引っ張った状態となり、第1の側板200の側端面(左側側端面)214に第2の側板300の横枠(右枠)305が当接した状態が適切に維持されるように規定される。
ロック金具401の外側への移動をこのような位置に規定するために、第1の側板200には、面部材201から外面側にフック部突出位置規定板412が設置されている。ロック金具401が外側に移動したときには、ロック金具401のハンドル部404がフック部突出位置規定板412に当接してその移動が停止され、これにより、ロック金具401の外側への最大の移動位置が規定される。
なお、フック部突出位置規定板412をこのような所定の位置に設置するために、フック部突出位置規定板412と横枠(左枠)204の内側側面224との間にはスペーサ部411が介在される。スペーサ部411は、フック部突出位置規定板412と一体的に第1部材410として構成されている。従って、第1部材410を第1の側板200の上枠202と左枠204とに各々当接させる形態で第1の側板200の上隅部に設置することにより、フック部突出位置規定板412は所望の位置に設置される。
フック部突出位置規定板412のさらに内側には、フック部突出位置規定板412との間にロック金具401のハンドル部404を挟持するための第1のハンドル引っ掛け板414が設置されており、フック部突出位置規定板412とともに第1のハンドル保持部418を構成している。第1のハンドル引っ掛け板414は、フック部突出位置規定板412から、ロック金具401のハンドル部404の外径に相当する長さ、あるいは、それより若干長い長さだけ離れた位置に設置されており、これにより、フック部突出位置規定板412と第1のハンドル引っ掛け板414との間にロック金具401のハンドル部404を挟持できるようになっている。
なお、第1のハンドル引っ掛け板414は、移動ロッド部403の移動に干渉しないように、上枠202との間の移動ロッド部403が移動する領域は避けて、ハンドル部404が回動された時にハンドル部404が落とし込まれる箇所に配置されるように、すなわち、フック部突出位置規定板412と比較すると短く形成される。
第1のハンドル引っ掛け板414のフック部突出位置規定板412側の面には、ハンドル掛止用突起416が形成されており、第1のハンドル保持部418にセットされたロック金具401のハンドル部404が、容易に第1のハンドル保持部418から抜けないようにしている。ロック金具401のハンドル部404を第1のハンドル保持部418にセットする時、あるいは、ハンドル部404が第1のハンドル保持部418から外される時には、ハンドル部404が移動されることにより、ハンドル部404の移動と干渉するように突出しているハンドル掛止用突起416が外側に押され、第1のハンドル引っ掛け板414が若干の弾性変形をしてハンドル掛止用突起416をハンドル部404の移動コースから逃がし、ハンドル部404を第1のハンドル保持部418に着脱可能にする。
なお、第1のハンドル引っ掛け板414も、上述したスペーサ部411及びフック部突出位置規定板412とともに、図7に示すような第1部材410として一体的に構成されている。従って、第1部材410を第1の側板200の上枠202と左枠204とに各々当接させる形態で第1の側板200の上隅部に設置することにより、フック部突出位置規定板412とともに第1のハンドル引っ掛け板414、すなわち、第1のハンドル保持部418も所望の位置に設置される。
一方、ロック金具401の内側(隣接する第2の側板300から離れる方向)への移動範囲は、ロック金具401のフック部402が第1の側板200の横枠(左枠)204の内部の中空部に収容された状態となる任意の位置に規定される。
ロック金具401の内側への移動をこのような位置に規定するために、第1の側板200には、面部材201の外面側にフック部収容位置規定板422が設置されている。ロック金具401が内側に移動したときにロック金具401のハンドル部404がフック部収容位置規定板422に当接してその移動が停止され、これにより、ロック金具401の内側への移動位置が規定される。
フック部収容位置規定板422の外側(第1のハンドル引っ掛け板414側)には、フック部収容位置規定板422との間にロック金具401のハンドル部404を挟持するための第2のハンドル引っ掛け板424が設置されており、フック部収容位置規定板422とともに第2のハンドル保持部428を構成している。第2のハンドル引っ掛け板424は、フック部収容位置規定板422から、ロック金具401のハンドル部404の外径に相当する長さ、あるいは、それより若干長い長さだけ離れた位置に設置されており、これにより、フック部収容位置規定板422と第2のハンドル引っ掛け板424との間にロック金具401のハンドル部404を挟持できるようになっている。
なお、第2のハンドル引っ掛け板424は、移動ロッド部403の移動に干渉しないように、上枠202との間の移動ロッド部403が移動する領域は避けて、ハンドル部404が回動された時にハンドル部404が落とし込まれる箇所に配置されるように、すなわち、フック部突出位置規定板422と比較すると短く形成される。
第2のハンドル引っ掛け板424のフック部収容位置規定板422側の面には、ハンドル掛止用突起426が形成されており、第2のハンドル保持部428にセットされたロック金具401のハンドル部404が、容易に第2のハンドル保持部428から抜けないようにしている。ロック金具401のハンドル部404を第2のハンドル保持部428にセットする時、あるいは、ハンドル部404が第2のハンドル保持部428から外される時には、ハンドル部404が移動されることにより、ハンドル部404の移動と干渉するように突出しているハンドル掛止用突起426が外側に押され、第2のハンドル引っ掛け板424が若干の弾性変形をしてハンドル掛止用突起426をハンドル部404の移動コースから逃がし、ハンドル部404を第2のハンドル保持部428に着脱可能にする。
なお、フック部収容位置規定板422と第2のハンドル引っ掛け板424とは、図8に示すような第2部材420として一体的に構成されている。従って、第2部材420を第1の側板200の上枠202に当接させて、第1部材410から所定の距離を離して第1の側板200の上部に設置することにより、フック部収容位置規定板422と第2のハンドル引っ掛け板424とは、すなわち第2のハンドル保持部428は、所望の位置に設置される。
第1の側板200の横枠(左枠)204の内側側面224にはロック金具401の移動ロッド部403が通過する通過案内口440が形成されており、外側の側面(第1の側板200の左側側端面)214には、ロック金具401のフック部402が通過可能なフック部通過口430が形成されている。
フック部通過口430は、横枠(左枠)204の側端面(左側側端面)214に形成される側端面側開口431と、これに連続した形態で横枠(左枠)204の外側表面234に形成される表面側開口432とを有する。
側端面側開口431は、実際にロック金具401のフック部402が通過する開口である。側端面側開口431は、フック部402の長手方向が水平方向に配置された状態(水平姿勢)で通過可能な形態であれば任意のサイズで任意の形状でよい。本実施形態においては、側端面側開口431に接続される後述する第2の側板300の横枠(右枠)305に形成されるロック金具掛止用開口450の表面側開口451と略同様の形状、すなわち、ロック金具401のフック部402が長手方向を水平方向にした姿勢で通過可能な水平方向が長手方向となるような形状の開口である。
また、表面側開口432は、ロック金具401のフック部402が長手方向を略垂直方向として第1の側板200の横枠(左枠)204の中空内部に収容されている状態から、フック部402を側端面側開口431から外側に出すために、ロック金具401が移動ロッド部403周りに回転されてフック部402が長手方向が水平方向となるように回転された時に、フック部402の先端部が横枠(左枠)204の表面側の板面に干渉するのを防ぐための切り欠きである。
フック部402の長手方向の長さ、正確には、フック部402の長手方向を面上に有するフック部402の中央断面の略長方形の対角線の長さが、横枠(左枠)204の中空内部の幅よりも小さければこのような切り欠きがなくとも、フック部402は横枠(左枠)204の内部で任意の姿勢に回転可能であるが、本実施形態においては、フック部402は、横枠(左枠)204の中空内部の幅と同等以上の長さを有する。従って、このような表面側開口432が無ければ、横枠(左枠)204に収容されたフック部402を所望の姿勢に回転させることができない。換言すれば、フック部402の長さが長くとも、その長さに対応した必要なサイズ(垂直方向の長さ)の表面側開口432が確保されていれば、フック部402は、長手方向の先端を垂直方向下向きにした姿勢(垂直姿勢)と、長手方向の先端を水平方向の表面側開口432向きにした姿勢(水平姿勢)との間で回動させることが可能である。
このように、フック部通過口430の表面側開口432は、横枠(左枠)204の中空内部の幅よりも長いフック部402を、垂直方向から水平方向に、あるいは水平方向から垂直方向に回動可能にするための切り欠きである。
従って、ロック金具401は、フック部402が横枠(左枠)204の最も外側にあるときに、表面側開口432の箇所において垂直方向から水平方向に回動されて、側端面側開口431を介して外部に突出され、第1の側板200と第2の側板300との連結に供される。また、ロック金具401を格納する時には、フック部402を水平にして側端面側開口431から横枠(左枠)204の内部に導入した後に、フック部402が表面側開口432の位置にあるときに、これを水平方向から垂直方向に回動させて、フック部402を左枠204の中空内部に収容する。
側板ロック機構400は、また、第2の側板300の横枠(右枠)305に形成されるロック金具掛止用開口450を有する。
ロック金具掛止用開口450は、横枠(右枠)305の外側表面335に形成される表面側開口451と、これに連続した形態で横枠(右枠)305の側端面325に形成される側端面側開口452とを有する。
第1の側板200及び第2の側板300をパレット100上に立設し、第2の側板300を第1の側板200の側端面(左側側端面)214に当接するように配設した場合には、第2の側板300に形成されるロック金具掛止用開口450の表面側開口451は、第1の側板200に形成されるフック部通過口430の側端面側開口431と実質的に重なりあって開口は接続され、また、ロック金具掛止用開口450の側端面側開口452は、フック部通過口430の表面側開口432と実質的に重なりあって開口は接続される。
従って、ロック金具掛止用開口450の表面側開口451は、ロック金具401のフック部402が通過して外部に導出される開口である。表面側開口451は、フック部402の長手方向が水平方向に配置された状態で通過可能な形状に形成される。フック部402が表面側開口451を通過して外部に導出された後、長手方向が垂直方向となるように回動されることにより、フック部402の先端部が第2の側板300の横枠(右枠)305のロック金具掛止用開口450近傍の板面を掛止することとなり、第2の側板300と第1の側板200とが連結される。本発明においては、フック部402の先端部が従来のものより長くなっているため、より確実に横枠(右枠)305と係合でき、抜けにくいという利点を有する。なお、フック部402の先端部の長さは、第2の側板300の横枠(右枠305、左枠304)の中空内部の幅より、0.1〜5mm長いのが好ましく、1〜3mm長いのがより好ましく、1〜2mm長いのがさらに好ましい。
また、側端面側開口452は、ロック金具401のフック部402が長手方向を略垂直方向として第1の側板200の横枠(左枠)204の中空内部に収容されている状態と、フック部402が長手方向が水平方向となってロック金具掛止用開口450の表面側開口451を通過可能な状態との間で回動される時に、フック部402の先端部が横枠(右枠)305の側端面325側の板面に干渉するのを防ぐための切り欠きである。
側端面側開口452の作用は、前述したフック部通過口430の表面側開口432の作用と同じであるが、フック部402の長さがさほど長くない場合であって、第1の側板200の横枠(左枠)204の外側表面234に形成された切り欠き(表面側開口432)のみで、フック部402が垂直方向と水平方向との間で回動が可能な場合には、ロック金具掛止用開口450の側端面側開口452は形成されていなくてもよい。あるいはまた、フック部通過口430の表面側開口432よりも小さい開口でよい。
次に、側板ロック機構400の動作について、側板ロック機構400のフック部402の姿勢についてさらに図10を参照しながら、詳細に説明する。
まず、このような構成の側板ロック機構400において、組立て式コンテナ1が使用されず、第1の側板200及び第2の側板300がパレット100の上に折り畳まれている時には、ロック金具401は、図4(A)に示すように、ハンドル部404が第2のハンドル保持部428に保持されており、フック部402は第1の側板200の左枠204の中空内部に収容された状態とされる。この時フック部402は、図10(A)に符号402aで示すように、第1の側板200の横枠(左枠)204の内部に略垂直下向きの姿勢で収容されている。
そして、第1の側板200及び第2の側板300をパレット100上に立設してこれを連結する場合には、まず、ロック金具401のハンドル部404のハンドル端部405側を持ち上げてロック金具401を移動ロッド部403周りに回転させ、ハンドル部404が第1のハンドル引っ掛け板414及び第2のハンドル引っ掛け板424と干渉せず移動ロッド部403に沿って移動可能な状態とする。
この際、ロック金具401のフック部402の長さは第2の側板300の左枠304の中空内部の幅と同等以上の長さを有するので、フック部402(ロック金具401)は、水平状態まで回動するには至らず、例えば図10(A)及び図10(B)に符号402bで示すような状態で、フック部402が横枠(左枠)204の内面に当接した状態で、ロック金具401の回動が制限される。
このような状態となったら、ロック金具401のハンドル部404を第2の側板300方向に押して、ロック金具401を移動ロッド部403に沿って第2の側板300方向に移動させる。
その結果、側板ロック機構400の先端のフック部402が横枠(左枠)204の側端面(左側側端面)の内側に当接することとなり、ここでロック金具401の外側への水平移動が制限される。
この状態においては、側板ロック機構400のフック部402は、第1の側板200の横枠(左枠)204及び第2の側板300の横枠(右枠)305において、フック部通過口430の表面側開口432及びロック金具掛止用開口450の側端面側開口452が形成されている位置に達していることになる。従って、フック部402の回動を制限する部分の板部材が切り欠かれている(側端面側開口452及び表面側開口432)ので、フック部402(ロック金具401)はさらに、水平になるように回動が可能な状態となる。
即ち図10(B)及び図10(C)に符号402cで示す姿勢を経て、さらに、フック部402が完全に水平になった図10(C)に符号402dで示す姿勢にまで回動が可能となる。
この状態となったら、ロック金具401はさらに外側へ水平移動が可能となるので、略水平姿勢となったロック金具401のハンドル部404をさらに外側に押して、フック部402をフック部通過口430の側端面側開口431及びロック金具掛止用開口450の表面側開口451を通過させて第2の側板300の横枠(右枠)305の外側にまで突出させる。
そして、ロック金具401のハンドル部404を操作してロック金具401を移動ロッド部403周りに回動させて垂直姿勢とすることにより、フック部402はロック金具掛止用開口450の周囲の横枠(右枠)305の板部分に掛止することとなり、第2の側板300と第1の側板200とは離脱不能に連結される。
なお、ロック金具401のハンドル部404は、第1のハンドル保持部418にセットすることにより、ロック金具401の姿勢が保持され、第1の側板200と第2の側板300とは安定的に結合された状態となる。
組立て式コンテナ1の材質については、一部は既に述べたが、上蓋500は紙製段ボールが好ましく、その他の部分については、鉄、ステンレス、アルミニウム等の金属が好ましく、鉄が特に好ましい。上蓋は強度を必要としないため、軽量で安価な紙製段ボールが好ましく、その他の部分については、製作のし易さと、強度が高いこと、及び、安価なことから、鉄製とすることが特に好ましい。
最後に、組立て式コンテナ1の使用形態についてまとめて説明する。
上述したような構成の組立て式コンテナ1においては、物品を収容せずに保管あるいは回送される時には、パレット100上に、各々2枚の第1の側板200及び第2の側板300が折り込まれて、さらにその上に上蓋500が載置されて、さらに複数の組立て式コンテナ1が順次段積みされる等して保管等される。
このような組み立て式コンテナ1を使用する、すなわち所望の物品を収容する場合には、まず、2枚の第2の側板300を下金枠120の第2の枠部122に沿って対向するように立設する。この時、下金枠120に形成されているピン125を、第2の側板300の下枠303に形成されている孔308に挿入して、第2の側板300を第2の枠部122に沿って配置することにより、第2の側板300が下金枠120から上方向に抜けないように設置する。
第2の側板300を配置したら、対向配置された第2の側板300の各端部を接続するように、2枚の第1の側板200をその間に対向配置する。第1の側板200は、下金枠120の第1の枠部121に沿ってパレット100に立設する。
この状態において、第1の側板200に設置されているロック金具401を上述したように操作し、隣接する第1の側板200と第2の側板300とを順次結合していく。
その結果、4枚の側板は各々連結されて一体化され、また、その結果、4枚の側板と下金枠120及びパレット100とも連結されて一体化されたこととなり、任意の物品を適切に収容して保護することのできる組立て式コンテナ1の内部収容空間が構成される。
このように、本実施形態の組立て式コンテナ1は、容易に組み立て及び解体が可能であり、組み立てた時には、任意の被収容物を内部に適切に収容することができる。また、解体した時には容積を小さくすることができる。
そして、その組立て及び解体は、側板ロック機構400としてのロック金具401を操作することにより簡単に行え、効率よく作業を行うことができる。
そして特に本実施形態の組立て式コンテナ1においては、側板を掛止するためにロック金具401を回動するときにフック部402が干渉する部分に、第1の側板200の横枠(左枠)204の表面側開口432、及び、第2の側板300の横枠(右枠)305の側端面側開口452という形態で切り欠きを形成し、干渉を回避するようにし、実際に第1の側板200と第2の側板300とを連結するロック金具401のフック部402の長さを長くした。
従って、側板同士を掛止する作用領域が長くなり、側板同士をより安定して連結することができるようになった。
ロック金具401のフック部402は、比較的短い長さの部分で他方の側板(第2の側板300)を一方の側板(第1の側板200)に掛止しており、少しでもフック部402の長さが長くなり、掛止する領域が長くなることは、側板同士を安定して連結することに非常に有効である。従って、本実施形態の組立て式コンテナ1においてフック部402の長さが少しでも長くなったことは、組立て式コンテナ1の安定的使用を可能にし、信頼性を向上させる点において極めて有効である。
また、本実施形態の組立て式コンテナ1においては、フック部402の長さが長くなっても、組立て式コンテナ1を折り畳んだ時にはこれを第1の側板200の内部に収容することができる。従って、折り畳んだ時にも、ロック金具401等のパーツが外に突出した状態を避けることができ、そのような突出したパーツが作業の邪魔となるのを防ぎ、効率よく作業が行える。また、そのような突出したパーツが作業者の作業服やズボン等を引っ掛ける等の事態を避けることができ、作業を安全に行うことができる。
また、本実施形態の組立て式コンテナ1においては、ロック金具401のハンドル部404の端部たるハンドル端部405が、ハンドル部404に対して曲げられた構成となっている。ハンドル部404の端部をこのように折り曲げることにより、組立て式コンテナ1の組立て等を行う作業者がハンドル部404を把持してロック金具401の操作を行う場合に、手がハンドル部404から滑る等の状態が生じることを防ぐことができ、作業者が適切かつ容易にハンドル部404を把持してロック金具401を操作することができる。また、ロック金具401を移動させる場合等であって、ハンドル部404が第1の側板200の板面から飛び出した状態においても、作業者が出っ張ったハンドル部404の端部に引っかかる等の状態を防ぐことができ、作業者が安全に作業を行うことができる。ハンドル端部405は、このような作業者の操作の容易性及び安全性に大きく寄与するものである。
なお、前述した実施形態は、本発明の理解を容易にするために記載されたものであって本発明を何ら限定するものではない。本実施形態に開示された各要素は、本発明の技術的範囲に属する全ての設計変更や均等物を含み、任意好適な種々の改変が可能である。
例えば、本実施形態において、ロック金具401は、フック部402とハンドル部404とが略平行な関係となるように、すなわち移動ロッド部403に対して軸周りの角度が略同一方向(略同一角度、略同一位相)となるように移動ロッド部403に設置されており、また、移動ロッド部403とハンドル端部405とは略平行な関係となるように、すなわちハンドル部404に対して軸周りの角度が略同一方向(略同一角度、略同一位相)となるように、各々移動ロッド部403及びハンドル部404に接続されていた。
しかし、フック部402とハンドル部404、及び、移動ロッド部403とハンドル端部405との位置関係は、略平行な関係でなくとも、移動ロッド部403あるいはハンドル部404の軸周りの角度が多少ずれた角度(異なる位相)であってもよい。その各部材において角度をずらしてよい範囲は、ロック金具401により第1の側板200と第2の側板300とを連結した状態、あるいは、ロック金具401を第1の側板200に格納した状態のいずれにおいても、ロック金具401の各部分が第1の側板200の板厚よりもふくらんで突出した状態にならないことを限度とするのが好適である。
具体的には、各部の長さや第1の側板200の厚み等にも依存するが、フック部402とハンドル部404、あるいは、移動ロッド部403とハンドル端部405の、移動ロッド部403あるいはハンドル部404の軸周周りの設置角度のずれは、例えば15°以内という程度であればよい。
図1は、本発明の一実施形態の組立て式コンテナの全体構成を示す分解斜視図である。 図2は、図1に示した組立て式コンテナの第1の側板の構成を示す図である。 図3は、図1に示した組立て式コンテナの第2の側板の構成を示す図である。 図4は、図1に示した組立て式コンテナの側板ロック機構の構成及び動作を説明するための斜視図である。 図5は、図4に示した側板ロック機構により第1の側板と第2の側板が連結された状態を第1の側板側から見た図である。 図6は、図2に示した第1の側板の側板ロック機構に係る部分の構成を説明するための図である。 図7は、図6に示した第1の側板に設置される第1部材の構成を示す図である。 図8は、図6に示した第1の側板に設置される第2部材の構成を示す図である。 図9は、図3に示した第2の側板の側板ロック機構に係る部分の構成を説明するための図である。 図10は、第1の側板の横枠中のロック金具のフック部の移動状態(姿勢)を説明するための図である。
符号の説明
1…組立て式コンテナ
100…パレット
101…リフト用孔
120…下金枠
121…第1の枠部
122…第2の枠部
125…ピン
140…床板
200…第1の側板
201…面部材
202…上枠
203…下枠
204…横枠(左枠)
214…側端面(左側側端面)
224…内側側面
234…外側表面
205…横枠(右枠)
206…補強部材
300…第2の側板
301…面部材
302…上枠
303…下枠
304…横枠(左枠)
305…横枠(右枠)
325…側端面
335…外側表面
306…補強部材
400…側板ロック機構
401…ロック金具
402…フック部
403…移動ロッド部
404…ハンドル部
405…ハンドル端部
410…第1部材
411…スペーサ部
412…フック部突出位置規定板
413…底面
414…第1のハンドル引っ掛け板
415…移動ロッド部通過案内口
416…ハンドル掛止用突起
418…第1のハンドル保持部
420…第2部材
422…フック部収容位置規定板
423…底面
424…第2のハンドル引っ掛け板
426…ハンドル掛止用突起
428…第2のハンドル保持部
430…フック部通過口
431…側端面側開口
432…表面側開口
450…ロック金具掛止用開口
451…表面側開口
452…側端面側開口
500…上蓋

Claims (2)

  1. パレットと、前記パレット上に各々対向して立設される各々2枚の第1の側板及び第2の側板と、前記第1の側板と前記第2の側板とを連結するロック機構とを有する組立て式コンテナであって、
    前記ロック機構は、
    前記第1の側板の側端部に装着され、当該第1の側板の板面に沿って水平方向に移動可能であるとともに回動可能な移動ロッド部と、前記移動ロッド部の一方の端部に当該移動ロッド部と略直角に形成されるフック部と、前記移動ロッド部の他方の端部に前記フック部と略平行に形成されるハンドル部とを有するロック金具と、
    前記第1の側板の前記側端部に形成され、前記ロック金具の前記フック部を、長手方向が略垂直方向となる垂直姿勢で収容可能な収容部と、
    前記収容部を形成する前記第1の側板の側面に形成され、前記ロック金具の前記フック部が、長手方向が略水平方向となる水平姿勢で通過して外部に導出されるフック部通過口と、
    前記収容部を形成する前記第1の側板の外面に前記フック部通過口と連通するように形成された開口であって、前記ロック金具の前記フック部が前記収容部において前記垂直姿勢と前記水平姿勢との間で回動される際に、当該フック部の先端が前記収容部の壁面たる前記外面と干渉しないように形成される切り欠き部と、
    前記第2の側板の側端部に形成され、前記フック部通過口を介して導出された前記ロック金具の前記フック部が前記水平姿勢で通過されるロック金具掛止用開口と、
    前記第2の側板の側面の前記切り欠き部に重なる位置に形成され、前記ロック金具の前記フック部が前記収容部において前記垂直姿勢と前記水平姿勢との間で回動される際に、当該フック部の先端が干渉しないように形成される切り欠き部と
    を有し、
    前記ロック金具を、前記フック部が前記第2の側板の前記ロック金具掛止用開口を水平姿勢で通過した後に前記垂直姿勢に回動させることにより前記第2の側板が前記第1の側板と連結されることを特徴とする組立て式コンテナ。
  2. 前記収容部は、前記第1の側板の横枠を構成する断面矩形の筒状部材であり、
    前記ロック金具の前記フック部は、前記筒状部材の内周面の幅と同等以上の長さを有することを特徴とする請求項1に記載の組立て式コンテナ。
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