JP3176013U - 組み立て式コンテナ - Google Patents

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Abstract

【課題】上蓋を固定する構造に起因して破損や異物混入等が生じるのを防ぎ、物品を安全に収容するとともに効率よく活用できる組み立て式コンテナを提供する。
【解決手段】コンテナの上縁部の外側面の角部に水平方向に移動可能なスピンドル461を有し、スピンドル461の先端部462が外方向に突出した突出状態と側板440の外面に沿った領域に収容された収容状態とに移動及び維持可能な上蓋留め金具460を設ける。上蓋500の角部内側に、上蓋留め金具460のスピンドル461が突出状態に移動された時にスピンドル461の先端部462が挿入されるスピンドル収容空間522を有するスピンドル係止部520を設け、これらにより上蓋500を側板410、440に離脱不能に装着する。上蓋を係止する部材が最外寸にならず、これに起因する破損等が回避できる。
【選択図】図7

Description

本考案は、所望の物品を安全に収容し搬送等するとともに効率よく使用することのできる組み立て式コンテナに関し、特に、航空機等による物品搬送等に用いて好適な組み立て式コンテナに関する。
任意の物品の搬送や保管等に用いられるコンテナとして、従来より、使用に際しては側壁パネル(側板)をパレット上に組み立てて所望の収容物を収容し、使用後は側板を分解してパレットの上に折り畳んで回収するようにした組み立て式コンテナが知られている(例えば特許文献1参照)。このような組み立て式コンテナは、回収時に容積を小さくすることができるので、繰り返し使用するコンテナに用いて好適である。
特開2006−44775号公報
ところで、この種の組み立て式コンテナにおいては、上蓋は、対向する側板の外側にゴムバンド等により固定されるようになっているものが多い。また、その際のバンド等の上蓋等への固定には、ビスが使われる場合が多い。
このような構成の従来の組み立て式コンテナにおいては、ゴムバンド取り付け用のビスがコンテナの最外寸(最も外側に突出した箇所)となる可能性が高く、そのような場合には輸送時にコンテナ同士が接触しビス同士が接触し、ビスの頭がゴムバンドに食い込み、ビス及びゴムバンドが折損する場合がある。また、ビスとゴムバンドのコスレによりゴム粉が発生し、これが異物となってコンテナ内部に混入する場合がある。
精密装置や精密部品、環境の影響を受けやすい部品や材料等を収容し搬送等する場合にはコンテナ内部に異物が混入しないことが強く求められるところ、異物混入の原因となるこのようなゴム粉の発生は課題である。
また、ビスの折損やゴムバンドの破断などが生じることにより、これを修理する回数、すなわち組み立て式コンテナのメンテナンス回数が増加することとなり、組み立て式コンテナの有効活用が阻害されるという課題がある。
本考案はこのような課題に鑑みてなされたものであって、その目的は、上蓋を固定するための構造に起因して組み立て式コンテナの破損あるいは異物の発生や混入等が発生するのを防ぎ、所望の物品を安全に収容し搬送等するとともに効率よく活用することのできる組み立て式コンテナを提供することにある。
前記課題を解決するために、本考案の組み立て式コンテナは、パレットと、パレットの上部空間を囲むようにパレットの周縁に沿って立設されパレット上に収容空間を形成する側板と、側板の上縁部に装着され収容空間の上部開口を閉塞する上蓋とを有する組み立て式コンテナであって、組み立て式コンテナの上縁部外面の角部において隣接する側板の一方に設置された水平方向に移動可能なスピンドルを有する部材であり、当該スピンドルを、先端部が角部の側板に沿った領域から外方向に突出した位置となる突出状態、あるいは、先端部が当該部材が設置された側板の外面に沿った領域に収容された位置となる収容状態に移動及び維持可能に保持する上蓋留め具と、上蓋の角部の内側に設けられ、上蓋留め具のスピンドルが突出状態に移動された時にスピンドルの先端部が挿入される筒状構造であり、突出状態において少なくともスピンドルの先端部の相対的に下方への移動を制限する底板を有するスピンドル係止部とを有することを特徴とする。
好適には、本考案の組み立て式コンテナは、組み立て式コンテナの上縁部外面の角部において隣接する側板の一方に設置され、上蓋留め具のスピンドルが突出状態にある時にスピンドルの直近真上となる位置に配置され、突出状態にあるスピンドルの上方への移動を規制する浮き上がり防止部材をさらに有することを特徴とする。
また好適には、本考案の組み立て式コンテナは、組み立て式コンテナの側板の上縁部外面に設置され、上蓋の縁部の内面に当接することにより上蓋の位置を規定する複数の上蓋位置ずれ防止部材をさらに有することを特徴とする。
本考案によれば、上蓋を固定するための構造に起因して組み立て式コンテナの破損あるいは異物の発生や混入等が発生するのを防ぎ、所望の物品を安全に収容し搬送等するとともに効率よく活用することのできる組み立て式コンテナを提供することができる。
図1は、本考案の一実施形態の航空機用コンテナの構成を示す分解斜視図である。 図2は、図1に示した航空機用コンテナの固定側板の係止固定部分の構成を示す斜視図である。 図3は、図1に示した航空機用コンテナの固定側板の係止固定部分の構成を示す上方向からの断面図である。 図4は、図1に示した航空機用コンテナの固定側板及び差込側板の上部係合部を示す模式的な斜視図である。 図5は、図1に示した航空機用コンテナの上蓋留め金具を説明するための斜視図である。 図6は、図5に示した上蓋留め金具を介して上蓋が係止された状態を示す斜視図である。 図7は、図5に示した上蓋留め金具を介して上蓋が係止された状態を示す透視斜視図である。 図8は、図5に示した上蓋留め金具の構造を示す図であり、(A)は上面図であり、(B)は長手方向側面からの側面図であり、(C)は短手方向側面からの側面図である。
本考案の一実施形態について図1〜図8を参照して説明する。
本実施形態においては、航空機等により物品を搬送する際に用いて好適な航空機用の組み立て式コンテナ(以下、航空機用コンテナ又は単にコンテナと称する。)を例示して本考案を説明する。
図1は、本考案の一実施形態に係る航空機用コンテナ1の構成を示す分解斜視図である。
図1に示すように、航空機用コンテナ1は、パレット100、下金枠200、底板300、側板400及び上蓋500を有する。
パレット100は、平面形状が矩形の搬送台であり、側面には、フォークリフトの爪部をかける位置を示すリフト用マーキング110が形成されている。本実施形態のパレット100は、鉄、ステンレス、アルミニウム等の金属製の角柱部材、L字状部材あるいは板状部材を溶接等により連結して構成したものであるが、樹脂等により一括一体成形したものであってもよい。
下金枠200は、パレット100の上面の短辺側の辺縁に沿って設置される部材であって、側板400の位置を規定するとともに、これらを組み立てる、あるいは折り畳むための支持部材である。下金枠200は、固定側板用枠部210及びコーナ枠部240を有する。
固定側板用枠部210は、下金枠200のうち、パレット100の4辺のうちの固定側板410が立設される一方の対向する2辺に設置される部分である。本実施形態において、固定側板410はパレット100の上面の短辺側の辺縁に設置されるので、固定側板用枠部210もパレット100の上面の短辺側の辺縁に配置される。コーナ枠部240は、下金枠200のうち、固定側板用枠部210の両端となるパレット100の角部に設置される部分である。これら固定側板用枠部210及びコーナ枠部240を有する下金枠200は、パレット100にビス止めあるいは溶接固定される。
下金枠200のコーナ枠部240の高さは、4枚の側板400(各々2枚の固定側板410及び差込側板440)をパレット100上に折り畳んだ際に、ちょうどそれらを収容できる高さとする。これにより、航空機用コンテナ1を折り畳んだ状態(航空機用コンテナ1を回送、保管等する場合等)においては、上蓋500が直接、下金枠200のコーナ枠部240の上縁に設置され、パレット100の上部空間(パレット100と下金枠200とで規定される空間)の上部を閉塞する。
コーナ枠部240には、図2に示すように、固定側板410が設置される孔(固定側板設置孔)241が形成されている。固定側板設置孔241は、コーナ枠部240の、パレット100の長手方向(下金枠200の固定側板用枠部210に垂直な方向)の面に形成され、下辺近傍の水平孔部分242と、水平孔部分242の内側端部からコーナ枠部240の高さ方向(パレット100の上面に垂直な方向)にコーナ枠部240の上辺近傍にまで伸びた垂直孔部分243とを有する。すなわち、固定側板設置孔241は、「L」字状に形成された切り欠きである。
後述するように、固定側板410の両側端面の下部には、固定側板410の板面に平行に外側に突出したピン(回動ピン)420が設置されており、固定側板設置孔241には、この回動ピン420が水平孔部分242及び垂直孔部分243に沿って移動自在に嵌挿される。すなわち、固定側板用枠部210の両端に配置された2枚のコーナ枠部240の対向面に形成された対向する固定側板設置孔241に、1枚の固定側板410の両側端面下部の回動ピン420が嵌挿される。これにより固定側板410は、その下部が水平孔部分242及び垂直孔部分243に沿って案内される状態で、コーナ枠部240に対して離脱不能に、換言すれば下金枠200及びパレット100に離脱不能に保持される。
そして、固定側板410が垂直に立てられた状態で、回動ピン420が固定側板設置孔241の水平孔部分242の最も端部に移動された時、固定側板410は、その外面下部が固定側板用枠部210の内側に密接し、外面底部がパレット100の上面に密接し、また上方向には直接移動不能な状態となり、コンテナ1が組み立て状態の時の固定側板410の配置となる。
また、固定側板410のピン420が固定側板設置孔241の水平孔部分242の最も内側の位置あるいは垂直孔部分243に移動された時、固定側板410は上方向に移動可能な状態となり、また回動ピン420を中心として回動可能な状態となり、パレット100上に折り畳み可能な状態となる。折り畳まれた状態(固定側板410の板面がパレット100の上面と略平行な状態)の固定側板410の位置(高さ)は、固定側板設置孔241の垂直孔部分243の範囲内で任意の位置とすることができる。
コーナ枠部240の固定側板設置孔241は、固定側板410をこのように移動、配置させるための孔である。換言すれば、固定側板410がこのような移動、配置ができるように、回動ピン420及び固定側板設置孔241の各配置、寸法等が決定される。そしてこれにより、固定側板410はパレット100に立設(組み立て)及び折り畳み可能に一体化される。
底板300は、図1に示すように、コンテナ1の収容空間の下面を規定する板部材であり、パレット100上の下金枠200で規定された範囲に載置される。床板300の材質は、特に限定されず、プラスチック段ボール板、合成樹脂板(発泡合成樹脂板を含む)、薄い金属板、合板、繊維板等が用いられる。
側板400は、パレット100の上面周縁部に沿って立設され、これによりコンテナ1の収容空間の側面を構成する板部材である。
側板400は、各々2枚の固定側板410及び差込側板440を有する。一対の固定側板410は、矩形のパレット100の短辺方向の固定側板用枠部210が設置されている辺縁上に、各々その固定側板用枠部210に沿って、相互に対向するように配置される。また、一対の差込側板440は、矩形のパレット100の長辺方向の辺縁上に、短辺方向に対向配置された固定側板410の両側縁を連結するように配置される。
固定側板410及び差込側板440は、各々、面部材の周囲に、左右上下の枠材が装着された構成である。面部材の材質は特に限定されないが、例えば床板300と同様のプラスチック段ボール板、合成樹脂板(発泡合成樹脂板を含む)、薄い金属板、合板、繊維板等が用いられる。また枠部材は、例えば鋼材等の金属である。
固定側板410は、図1に示すように、左枠材414及び右枠材415を有する。固定側板410のこれら左枠材414及び右枠材415には、図3及び図4に示すように、隣接設置される差込側板440が差し込まれ嵌合される溝(図3及び図4には、右枠材415に形成された溝416のみを示す。)が形成されている。
固定側板410の左枠材414及び右枠材415の側面の下部には、前述したように、コーナ枠部240の固定側板設置孔241に嵌挿される回動ピン420が、固定側板410の板面に平行に外側に突出するように設置されている。この回動ピン420は、例えば右枠材415に設置された回動ピン420について図3に示されているように、右枠材415の外側に配置されて回動ピン420自身となる六角穴付きボルト420に、右枠材415の溝416内に配置された緩み防止付きナット421を係合させて構成している。このような構成においては、単に六角穴付きボルト(回動ピン)420を回しただけでは緩み防止付きナット421も共回りし、六角穴付きボルト(回動ピン)420と緩み防止付きナット421とを外すことはできない。従って、回動ピン420を固定側板410から取り外すことはできず、固定側板410を下金枠200(パレット100)から取り外すことはできないようになっている。
このような構成の固定側板410は、前述したように、回動ピン420がコーナ枠部240の固定側板設置孔241に移動自在に嵌合されており、下金枠200(パレット100)と離脱不能とされている。そして、固定側板410を垂直に立てた状態で、回動ピン420が固定側板設置孔241の水平孔部分242の最も端部に移動させることにより、固定側板410は、その外面下部が固定側板用枠部210の内側に密接し、その外面底部がパレット100の上面に密接し、また上方向には直接移動不能な状態となり、組み立て状態の時の固定側板410の配置となる。また、固定側板410のピン420が固定側板設置孔241の水平孔部分242の最も内側の位置あるいは垂直孔部分243に移動された時、固定側板410は上方向に移動可能な状態となるとともに回動ピン420を中心として回動可能な状態となり、パレット100上に折り畳み可能な状態となる。
また、図4に示すように、固定側板410の左枠材414及び右枠材415(図4においては右枠材415のみを示す。)の側面の上端部には、固定側板410間に差込側板440が差し込まれて設置された場合に、差込側板440の左枠材444及び右枠材445(図4においては左枠材444のみを示す。)の外側表面の上端部に設置されている係合ナット455が係合する「U」字型の係合切り欠き425が形成されている。差込側板440が対向する固定側板410の左枠材414及び右枠材415の溝416に差し込まれて設置された場合に、差込側板440の係合ナット455と固定側板410の係合切り欠き425とが係合されることにより、固定側板410の外側方向への傾倒が防止され、コンテナ1は高い剛性で組み立て状態に維持される。
なお、図4においては、上蓋留め金具460及び浮き上がり防止部材470は図示省略している。
差込側板440は、前述したように左枠材444(図2〜図4)及び右枠材445(図1)を有し、これら左枠材444及び右枠材445が設置された差込側板440の左右両側縁部が、前述したように組み立て状態に配置された固定側板410の左枠材414及び右枠材415の溝416に差し込まれることにより、下金枠200のコーナ枠部240に沿ってパレット100上に設置される。
この際、固定側板410の溝416の下部には、回動ピン420及び緩み防止付きナット421が設置されているので、差込側板440がこれら回動ピン420及び緩み防止付きナット421と干渉しないように、差込側板440の左右の下角部には、図示しないが矩形に切り欠きが形成されている。これにより、差込側板440は、その下辺がパレット100(又は底板300)の上面に当接するまで固定側板410間に差し込み可能となる。
また、差込側板440の左枠材444及び右枠材445の外側表面の上端部には、図4に示すように、差込側板440が固定側板410間に差し込まれて設置された場合に固定側板410の左枠材444及び右枠材445の端面の上端部に設置されている係合切り欠き425に係合する係合ナット455が設置されている。前述したように、差込側板440が対向する固定側板410の左枠材414及び右枠材415の溝416に差し込まれて設置された場合に、差込側板440の係合ナット455と固定側板410の係合切り欠き425とが係合されることにより、固定側板410の外側方向への傾倒が防止され、コンテナ1は高い剛性で組み立て状態に維持される。
また、差込側板440の左上角部又は右上角部の少なくともいずれか一方には、図5〜図8に示すように、上蓋500を側板400に対して係止するための上蓋留め金具460が設置されている。
上蓋留め金具460は、差込側板440の上縁に沿って水平方向に移動可能なスピンドル461を有する。スピンドル461は、その先端部462が、航空機用コンテナ1の角部において側板に沿った領域からさらに外方向に突出した突出位置と、差込側板440に沿った航空機用コンテナ1の側板の外面に沿った領域に収容された収容位置との間で水平方向に移動可能に設置されている。そして、スピンドル461の先端部462が突出位置にある時(スピンドル461が突出状態の時)に、そのスピンドル461の先端部462が、図7及び図8を参照して後述する上蓋500の内側角部に形成されるスピンドル係止部520に係止される。その結果、上蓋500は、側板400に対して上方向に移動不能に、すなわち係止された状態にされる。さらに換言すれば、上蓋500が開放不能な状態にされる。
上蓋留め金具460において、スピンドル461は、上蓋留め金具装着部材466に移動可能に保持されている。上蓋留め金具装着部材466は、内部をスピンドル461が通過可能に円筒形状に形成された2箇所のスピンドル保持部467と、その2箇所のスピンドル保持部467の間の把持部係合部468とを有する。また、スピンドル461には、作業者が把持してスピンドル461を回動あるいは水平移動するための把持部463が設けられている。把持部463は、スピンドル461に平行な平行部分と、平行部分の両端で平行部分とスピンドル461とを接続する垂直部分とを有する「コ」字状の部材である。
このような構成の上蓋留め金具460においては、把持部463を持ち上げることにより、スピンドル461及び把持部463はスピンドル461を回転中心として回転し、把持部463が把持部係合部468と干渉しない状態にすることができる。そしてこの状態において、スピンドル461は水平方向に移動可能となる。
この状態でスピンドル461を外側(先端部462が外側に突出する方向)に移動させると、その外側への移動は把持部463の外側の垂直部分が外側のスピンドル保持部467に当たることにより制限される。この状態において、スピンドル461の先端部462は、図8(B)に示すような突出状態462aとなる(図5〜図7も、スピンドル461は突出状態にある)。そしてこの状態において把持部463を下方向に回動させ、スピンドル保持部467の外側(先端部462側)の垂直部分を上蓋留め金具装着部材466の外側のスピンドル保持部467と把持部係合部468との間に入り込ませることにより、スピンドル461は水平方向に移動不能となり、この突出状態が維持される。
また、把持部463を持ち上げて把持部463が把持部係合部468と干渉しない状態において、スピンドル461を内側(先端部462が側板400に沿った領域に収容される方向)に移動させると、その内側への移動は把持部463の外側の垂直部分が内側のスピンドル保持部467に当たることにより制限される。この状態において、スピンドル461の先端部462は、図8(B)に示すような収容状態462bとなる。そしてこの状態において把持部463を下方向に回動させ、スピンドル保持部467の外側(先端部462側)の垂直部分を上蓋留め金具装着部材466の内側のスピンドル保持部467と把持部係合部468との間に入り込ませることにより、スピンドル461は水平方向に移動不能となり、この収容状態が維持される。
差込側板440にはこのような上蓋留め金具460が装着されており、突出状態において後述する上蓋500のスピンドル係止部520に係止状態となり、上蓋500が側板400に対して離脱不能に装着された状態とされる。また、収容状態においてスピンドル461と上蓋500のスピンドル係止部520との係止状態は解除された状態となり、上蓋500は側板400に対して離脱可能な、すなわち上蓋500を開けることが可能な状態とされる。
なお、上蓋留め金具460は、航空機用コンテナ1の4隅のうち対角となる2つの隅部に設置されていれば、上蓋500を側板400に対して係止するという機能を達成することができる。しかし、上蓋500の4隅において安定的に上蓋500を側板400に係止したい場合には、航空機用コンテナ1の4隅の全てに設けてもよい。
固定側板410に戻って、図5に示すように、上述したように上蓋留め金具460が設置されているコンテナ1の角部に対応する位置の固定側板410の右枠材415の外側面であって、差込側板440が差し込まれる溝416の外面となり差込側板440の板面と平行となる外側面には、スピンドル461の浮き上がりを防止するとともに上蓋500の位置を規定するための浮き上がり防止部材470が設置されている。浮き上がり防止部材470は、上蓋留め金具460のスピンドル461が突出状態にある時にスピンドル461が通過する位置の直近真上となる位置に設置されており、図5に示すように、固定側板410の右枠材415の係合切り欠き425の直ぐ下に設置されることとなる。
浮き上がり防止部材470は、側板400の上方空間に上蓋500を装着する時には、上蓋500の位置を規定するための部材となる。すなわち、上蓋500の縁部502が、上蓋留め金具460に対して適切な間隔、適切な位置関係で側板400の上縁上に装着されるように、その位置を案内する。
また、浮き上がり防止部材470は、上蓋留め金具460のスピンドル461が上蓋500のスピンドル係止部520に係止されている場合であって、上蓋500に対して上方に移動する力が加わった時には、上蓋留め金具460のスピンドル461がこれに連れて浮き上がることを防止するものである。そのような場合、僅かに上方に変位されたスピンドル461は浮き上がり防止部材470に当接し、それ以上の変位が防止される。このような浮き上がり防止部材470を設けることにより、安定的に上蓋500を側板400に装着係止することができるとともに、上蓋留め金具460の破損等を防止することができる。
また、航空機用コンテナ1の4つの側面のうち、浮き上がり防止部材470が設置されていない2つの側面(上蓋留め金具460が2箇所設置されている場合)の外面の上縁付近の任意の位置には、上蓋500の位置を規定するための上蓋位置ずれ防止部材480が設置されている。上述したように、上蓋留め金具460が設置されている面については、スピンドル461の浮き上がりを防止するとともに上蓋500の位置を規定する浮き上がり防止部材470が設置されているので、この浮き上がり防止部材470が設置されていない面について、上蓋500の位置を規定するために上蓋位置ずれ防止部材480を設置する。
例えば上蓋位置ずれ防止部材480は、図5に示すように、上蓋留め金具460が設置されている角部と同じ角部の、浮き上がり防止部材470とは垂直に隣接する外側面に設置される。図5に示す例においては、固定側板410の右枠材415の上部に上蓋位置ずれ防止部材480を設けている。
上蓋500は、パレット100上に立設された側板400(固定側板410及び差込側板440)により形成されるコンテナ1の収容空間の上部開口を閉塞する部材である。
上蓋500は、コンテナ1の内部収容空間の上部を覆う上面501と、側板400の上縁を内側に収容するようにして上蓋500の位置を決めるとともに適切に収容空間の上部を覆うための縁部502を有する。
上蓋500の角部の縁部502の内側であって、上蓋500をコンテナ1の上部開口に装着した場合に上蓋留め金具460が設置されている角部に対応する位置となる箇所には、スピンドル係止部520が設けられている。スピンドル係止部520は、水平方向に開口した筒状部分を有する部材であって、上蓋留め金具460のスピンドル461が上述したように突出状態とされた場合に、そのスピンドル461の先端部462がその筒状部分に挿入される構造となった構成部である。
具体的には、図7及び図8に示すように、スピンドル係止部520は、平板状の設置部524の端部に断面「コ」字状の筒状部521を有する部材であり、この部材を、上蓋留め金具460のスピンドル461の先端部462が突出状態において筒状部521の内側に形成される空間(スピンドル収容空間)522に挿入されるように、上蓋500の角部の縁部502の内側にリベット530を介して設置したものである。
このように設置したスピンドル係止部520においては、上蓋留め金具460のスピンドル461がスピンドル係止部520に係止した状態で上蓋500を持ち上げようとすると、スピンドル係止部520の筒状部521の底板523が上蓋留め金具460のスピンドル461の先端部462に当たり、その底板523の、すなわちスピンドル係止部520の、さらに換言すればスピンドル係止部520が設置された上蓋500の上方への移動が制限されることとなる。その結果、上蓋500は側板400から離脱不能となり、コンテナ1の本体から開けることができなくなる。
なお、上蓋500も、底板300、固定側板410及び差込側板440と同様に、例えばプラスチック段ボール、薄い金属板、合板、繊維板等により構成される。
このような構成の航空機用コンテナ1の使用形態について説明する。
物品を収容せず航空機用コンテナ1を保管あるいは回送する時には、まず、差込側板440を固定側板410の間から抜き取る。次に、固定側板410を、立設したままの状態で下部を内側にずらして回動ピン420を水平孔部分242から垂直孔部分243に移動させ、固定側板410全体を上に引き上げる。これにより、固定側板410は回動可能となるので、固定側板410をパレット100上に折り畳むことができる。抜き取った差込側板440は、パレット100上に折り畳んだ固定側板410の下、上あるいは間の任意の位置に載置することができる。そして、下金枠200のコーナ枠部240の上縁を被覆しこれに係合するように上蓋500を載置する。これにより、容量を大幅に小さくして航空機用コンテナ1の保管、回送等が可能となる。
折り畳み式コンテナ1を使用する、すなわち所望の物品を収容する場合には、まず、上蓋500を開放して差込側板440を取り出した後、対向する2枚の固定側板410を、回動ピン420がコーナ枠部240の固定側板設置孔241に案内されるように移動させ、固定側板用枠部210に沿った位置に立設させる。
固定側板410を立設したら、対向する固定側板410の対向する左枠材414又は右枠材415の溝416に、差込側板440を差し込む。また、差込側板440の係合ナット455を固定側板410の係合切り欠き425に係合させる。
これにより、固定側板410は、下部は差込側板440により固定側板用枠部210に沿った位置に規定され(この状態で、固定側板410の回動ピン420は、固定側板設置孔241の水平孔部分242に沿って移動不能である。)、上部も立設した位置に規定され(この状態では、差込側板440の係合ナット455により内側及び外側両方への傾倒が不能な状態である。)、固定側板410は組み立て状態に保持される。また、差込側板440は、その水平方向及び傾斜方向の全てにおいて組み立て状態の位置が規定される。これにより、パレット100の上部には側板400で規定される所望の収容空間が形成され、任意の物品を収容可能となる。
そして、所望の物品をコンテナ1に収容したら、コンテナ1の上部開口を閉塞するように側板400の上辺縁に沿って上蓋500を被せる。この時、上蓋500は、側板400の上辺縁の各面に設置された浮き上がり防止部材470又は上蓋位置ずれ防止部材480により、その縁部502の位置が案内され、その位置が所定の位置に規定される。具体的には、上蓋500は、縁部502が側板400の上辺縁外面から所定の間隔離れた位置に規定される。所定の間隔とは、浮き上がり防止部材470及び上蓋位置ずれ防止部材480の厚みに相当する間隔であって、上蓋留め金具460の厚みを収容可能な厚みである。
上蓋500をコンテナ1の上部開口に装着したら、上蓋留め金具460のスピンドル461の把持部463を操作して、スピンドル461を外側に移動させ、その先端部462を突出状態とする。その結果、スピンドル461の先端部462は上蓋500に設置されたスピンドル係止部520のスピンドル収容空間522に挿入され、スピンドル461とスピンドル係止部520とが係止された状態、すなわち、側板400と上蓋500が係止された状態とされ、上蓋留め金具460を解除しない限り上蓋500を開けることが不可能となる。
このように、本実施形態の航空機用コンテナ1においては、上蓋500を固定するための構造(上蓋留め金具460)は上蓋500の縁部502の内側に配置されており、コンテナから突出したり最も外側に存在する構造とはなっていない。その結果、この部分の構造に起因して、コンテナあるいは周囲の物品等が破損したり、破損に起因して異物が発生したり、その異物がコンテナ内部に混入したりという問題を回避することができる。特に、ビスにより装着されたゴムバンドを用いて上蓋を側板に固定する構造において生じる可能性があったビスの折損やゴム粉の異物混入というような問題を完全に防ぐことができる。その結果、所望の物品を安全に収容し搬送等するとともに効率よく活用することのできる組み立て式コンテナを提供することができる。
なお、本考案は、前述した実施形態に限定されるものではなく、本考案の範囲内で種々に改変することができる。
例えば、前述した実施形態においては、上蓋留め金具460は差込側板440の一方の上角部に設けるようにしたが、固定側板410に設けてもよい。また、前述した実施形態において上蓋留め金具460は、航空機用コンテナ1の4隅の少なくとも対角となる2箇所に設けるものとしたが、4隅全てに設けてもよい。その場合、各隅において、上蓋留め金具460は、固定側板410あるいは差込側板440のいずれに設置されていてもよい。
また、本考案の航空機用コンテナ1に対して、さらにセキュリティ性を高くすることも可能であり、そのような形態で本考案を適用してもよい。例えば、上蓋留め金具460に対して、スピンドル461の把持部463を回動不能あるいは移動不能に固定するインシュロック等を設置し、容易には上蓋留め金具460を解除できないようにする、あるいは、解除した場合にはその痕跡が明確にわかるようにする等の構成をとることもできる。設置したインシュロック等のセキュリティ部材が、上蓋500の縁部502よりも外側に出ない限り、すなわち、上蓋留め金具460が配置されているのと同じ側板400の外面と上蓋500の縁部502の内面との間の空間に収まっている限り、本願考案の効果は達成できるものであって、そのような構成も本考案の範囲内であることは明らかである。
また、前述した実施形態においては、固定側板410に設けられた回動ピン420を、L字形状の固定側板設置孔241に嵌挿することにより、固定側板410を下金枠200(パレット100)に分離不能に設置したが、固定側板410の下金枠200への固定方法は、種々の構成が考えられ、これに限定されるものではない。
1…航空機用コンテナ
100…パレット
110…リフト用マーキング
200…下金枠
210…固定側板用枠部
240…コーナ枠部
241…固定側板設置孔
242…水平孔部分
243…垂直孔部分
300…底板
400…側板
410…固定側板
414…左枠材
415…右枠材
416…溝
420…回動ピン(六角穴付きボルト)
421…緩み防止付きナット
425…係合切り欠き
440…差込側板
444…左枠材
445…右枠材
455…係合ナット
460…上蓋留め金具
461…スピンドル
462…先端部
463…把持部
466…上蓋留め金具装着部材
467…スピンドル保持部
468…把持部係合部
470…浮き上がり防止部材
480…上蓋位置ずれ防止部材
500…上蓋
501…上面
502…縁部
520…スピンドル係止部
521…筒状部
522…スピンドル収容空間
523…底板
524…設置部
530…リベット

Claims (3)

  1. パレットと、前記パレットの上部空間を囲むように前記パレットの周縁に沿って立設され当該パレット上に収容空間を形成する側板と、前記側板の上縁部に装着され前記収容空間の上部開口を閉塞する上蓋とを有する組み立て式コンテナであって、
    当該組み立て式コンテナの前記上縁部の外側面の角部において、隣接する前記側板の一方に設置された水平方向に移動可能なスピンドルを有する部材であり、当該スピンドルを、先端部が前記角部の前記側板に沿った領域から外方向に突出した位置となる突出状態、あるいは、先端部が当該部材が設置された前記側板の外面に沿った領域に収容された位置となる収容状態、に移動及び維持可能に保持する上蓋留め具と、
    前記上蓋の角部の内側に設けられ、前記上蓋留め具の前記スピンドルが前記突出状態に移動された時に当該スピンドルの前記先端部が挿入される筒状構造であり、当該突出状態において少なくとも前記スピンドルの前記先端部の相対的に下方への移動を制限する底板を有するスピンドル係止部と
    を有することを特徴とする組み立て式コンテナ。
  2. 当該組み立て式コンテナの上縁部外面の角部において隣接する前記側板の一方に設置され、前記上蓋留め具の前記スピンドルが前記突出状態にある時に当該スピンドルの直近真上となる位置に配置され、当該突出状態にある前記スピンドルの上方への移動を規制する浮き上がり防止部材をさらに有する請求項1に記載の組み立て式コンテナ。
  3. 当該組み立て式コンテナの前記側板の上縁部外面に設置され、前記上蓋の縁部の内面に当接することにより前記上蓋の位置を規定する複数の上蓋位置ずれ防止部材をさらに有する請求項1又は2に記載の組み立て式コンテナ。
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