JP2010076191A - 液滴吐出制御装置及び液滴吐出装置 - Google Patents

液滴吐出制御装置及び液滴吐出装置 Download PDF

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Abstract

【課題】簡単かつ正確に複数のヘッド制御部を識別するための識別符号を設定することができる。
【解決手段】液滴吐出制御装置15は、液滴を吐出する吐出ノズルが複数配列されたラインヘッド16を分割した複数のブロック18A〜18Dに対応して設けられ、制御線20によりデイジーチェーン接続された複数のヘッド制御部14A〜14Dであって、対応するブロックの吐出ノズルを制御し、前段のヘッド制御部から送信された識別符号を受信し、受信した識別符号を設定し、設定された識別符号と異なる識別符号を生成し、生成した識別符号を次段のヘッド制御部に送信する複数のヘッド制御部14A〜14Dと、初段のヘッド制御部14Aと最終段のヘッド制御部14Dと接続され、ヘッド制御部14Aに設定すべき識別符号をヘッド制御部14Aに出力すると共に、ヘッド制御部14Dから識別符号を入力する上位制御部22と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、液滴吐出制御装置及び液滴吐出装置に係り、特に、液滴吐出ヘッドを複数のヘッド制御部で制御する液滴吐出制御装置及び液滴吐出装置に関する。
従来、紙等の印刷媒体の幅方向全域にノズルを配置した、いわゆるラインヘッド方式の記録ヘッドを備えたインクジェットプリント装置においては、記録ヘッドには、例えば数千個以上の多数のノズルが印刷媒体の幅方向に配置される。各ノズルは、制御回路によってインクの吐出制御されるが、ラインヘッド方式の記録ヘッドではノズル数が多く、記録ヘッドの幅方向の長さがかなり長くなるため、制御回路は同一の回路基板(以下、ヘッド制御部)を複数個並べて構成するのが一般的である。
例えば、解像度が1200dpiで500mm幅のラインヘッド方式の記録ヘッドの場合、1024ノズルごとにヘッド制御部を持つとすると、ラインヘッド全体で23個のヘッド制御部が必要になる。
このように、複数のヘッド制御部によって記録ヘッドを制御する場合、これらのヘッド制御部を上位制御部から適切に制御するための通信ラインが必要となる。この制御用の通信ラインは、多数のヘッド制御部を接続するため、例えばイーサネット(登録商標)等のネットワークやバスライン等が用いられる。
また、印字時には、画像データを格納するメモリ等を備えた上位制御部から、これらのヘッド制御部に対してそれぞれのヘッド位置に応じた画像データを転送する必要があり、そのためのデータ転送ラインが必要になる.
このような場合、各々のヘッド制御部は、同一の回路基板を用いて構成されるのが通常であるので、上記の画像データの転送や制御用の通信を適切に行うためには、ヘッド制御部各々のヘッド位置に応じた識別情報を持つ必要があり、その設定手段が必要となる。
例えば特許文献1には、基板番号を設定するための設定スイッチを備えたヘッド駆動基板を備えた記録ヘッドが開示されている。
また、特許文献2には、インクタンク識別用の基板に設けられたEEPROMに予め固有番号を書き込み、この固有番号書き込み後の基板を搭載した記録装置が開示されている。
特開2008−12909号公報 特開2008−1208号公報
しかしながら、特許文献1に記載されたように、設定スイッチにより基板番号を設定することにより各ヘッド駆動基板を識別する場合、装置の組み立ての際に基板の配置に応じて手動で設定することになり、手間がかかると同時に設定ミスも起こりやすい。また、特許文献2に記載されたように、EEPROMに予め固有番号を書き込むのも非常に手間がかかる。また、保守・故障時の基板交換などの際にも基板番号等を再度設定する必要が生じるため、製造時だけでなく、保守・故障時においても誤りなく番号などを設定する必要があり非常に手間がかかる、という問題があった。
本発明は上記問題点を解決するためになされたものであり、簡単かつ正確に複数のヘッド制御部を識別するための識別符号を設定することができる液滴吐出制御装置及び液滴吐出装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、請求項1記載の液滴吐出制御装置の発明は、液滴を吐出する吐出ノズルが所定方向に複数配列された液滴吐出ヘッドを前記所定方向に分割した複数のブロックの各々に対応して設けられ、制御線によりデイジーチェーン接続された複数のヘッド制御部であって、対応するブロックの前記吐出ノズルを制御する吐出制御手段と、前記デイジーチェーン接続の前段のヘッド制御部から送信された識別符号を受信する受信手段と、前記受信手段により受信した識別符号を設定する設定手段と、前記設定手段に設定された識別符号と異なる識別符号を生成する生成手段と、前記生成手段により生成した識別符号を前記デイジーチェーン接続の次段のヘッド制御部に送信する送信手段と、を備えた複数のヘッド制御部と、前記複数のヘッド制御部のうち予め定めた第1のヘッド制御部と、当該第1のヘッド制御部と異なる予め定めた第2のヘッド制御部と接続され、前記第1のヘッド制御部に設定すべき識別符号を前記第1のヘッド制御部に出力すると共に、前記第2のヘッド制御部から識別符号を入力する上位制御部と、を備えている。
この発明によれば、デイジーチェーン接続された複数のヘッド制御部の各々が、前段のヘッド制御部から送信された識別符号を設定すると共に、これと異なる識別符号を生成して次段のヘッド制御部へ送信する。これにより、上位制御部は、第1のヘッド制御部へ識別符号を出力するだけで各ヘッド制御部に容易に識別符号を設定することができる。また、上位制御部は、第2のヘッド制御部から識別符号を入力することにより、各ヘッド制御部に設定された識別符号を容易に把握することができる。
なお、請求項2に記載したように、前記生成手段は、前記受信手段により受信した識別符号に所定数を加算又は減算することにより、前記設定手段に設定された識別符号と異なる識別符号を生成することができる。
また、請求項3に記載したように、前記第1のヘッド制御部が、前記デイジーチェーン接続された複数のヘッド制御部の初段のヘッド制御部であり、前記第2のヘッド制御部が、前記デイジーチェーン接続された複数のヘッド制御部の最終段のヘッド制御部である構成とすることができる。
また、請求項4に記載したように、前記複数のヘッド制御部と画像データ線を介して各々接続され、前記液滴吐出ヘッドによって記録媒体に形成すべき画像の画像データを記憶する画像データ記憶手段と、前記画像データ記憶手段に記憶された画像データを前記複数のヘッド制御部に対応して分割し、分割した画像データの各々を、対応するヘッド制御部へ各々出力する分割手段と、を含む画像データ出力部を備えた構成としてもよい。
請求項5記載の液滴吐出装置は、液滴を吐出する吐出ノズルが所定方向に複数配列された液滴吐出ヘッドと、請求項1〜請求項4の何れか1項に記載の液滴吐出制御装置と、を備えている。
この発明によれば、各ヘッド制御部に容易に識別符号を設定することができ、液滴吐出ヘッドを容易に制御することができる。
本発明によれば、簡単かつ正確に複数のヘッド制御部を識別するための識別符号を設定することができる、という効果を有する。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。
(第1実施形態)
図1には、本実施形態に係る液滴吐出装置10の概略構成を示した。同時に示すように、液滴吐出装置10は、上位ユニット12及び複数のヘッド制御部14A〜14D(同図においては4個)から成る液滴吐出制御装置15と、ラインヘッド16と、を含んで構成されている。
なお、本実施形態では、説明を簡単にするために、ヘッド制御部が4個の場合について説明するが、ヘッド制御部はラインヘッド16の長さ(ノズルの多さ)に応じて設けられるものであり(例えば10〜20個)、その個数はこれに限られるものではない。
ラインヘッド16は、例えば多数の液滴を吐出するノズルが印刷用紙等の記録媒体の幅以上に亘って二次元配列された記録ヘッドである。このため、ラインヘッド16を印刷用紙の幅方向Aと直交する方向Bに走査しながら各ラインの画像を順次記録していくことにより画像の記録が可能である。
ヘッド制御部14A〜14Dは、ラインヘッド16に設けられた多数のノズルを印刷用紙の幅方向Aに沿って分割した複数のブロック(ノズル群)18A〜18Dと1対1に対応して設けられている。なお、以下では、ヘッド制御部14A〜14Dの何れかを代表して説明する場合には、ヘッド制御部14と、ブロック18A〜18Dの何れかを代表して説明する場合は、ブロック18と総称することとする。
また、上位制御部22の制御部28とヘッド制御部14A〜14Dとは、制御線20によってデイジーチェーン接続されている。
上位ユニット12は、図1に示すように、上位制御部22及び画像データ出力部24を含んで構成されている。
上位制御部22と複数のヘッド制御部14A〜14Dとは、制御用ネットワーク26によって相互接続されている。上位制御部22は、制御用ネットワーク26に各種の制御信号を出力することにより、複数のヘッド制御部14A〜14Dを制御する。
上位制御部22は、図示しないCPUやRAM、ROM等を含むコンピュータ、複数のヘッド制御部14A〜14D及び画像データ出力部24との入出力インタフェース(I/O)等を含んで構成される制御部28と、後述する複数のヘッド制御部14A〜14Dの制御用ネットワーク26上の位置を示す識別符号を記憶する記憶部30と、を含んで構成されている。
画像データ出力部24は、ラインヘッド16で印刷用紙に記録すべき画像の画像データを記憶する画像メモリ32と、画像メモリ32から画像データを読み出して、読み出した画像データを分割して各ヘッド制御部14A〜14Dに出力する分割部34と、を含んで構成されている。
分割部34と複数のヘッド制御部14A〜14Dとは、画像データ出力線36A〜36Dによって一対一に接続されている。分割部34から複数のヘッド制御部14A〜14Dに対しては、多数のノズルを制御するためのデータである画像データを高速で伝送する必要があるため、例えば画像データ出力線36A〜36Dによる画像データの通信には、LVDS(Low Voltage Differential Signal)が用いられるが、これに限られるものではない。
分割部34は、上位制御部22から各ヘッド制御部14A〜14Dの識別符号を取得し、取得した識別符号に基づいて、分割した画像データを各ヘッド制御部14A〜14Dに出力する。
図2には、ヘッド制御部14の概略構成を示した。なお、ヘッド制御部14A〜14Dは同一構成である。
図2に示すように、ヘッド制御部14は、受信部38、生成部40、送信部42、ネットワークインタフェース(I/F)44、及び吐出制御部46を含んで構成されている。
受信部38は、デイジーチェーン接続されたヘッド制御部14A〜14Dのうち、初段のヘッド制御部又は制御部から送信された識別符号を受信する。なお、本実施形態では、デイジーチェーン接続されたヘッド制御部14A〜14Dのうち、初段のヘッド制御部14Aは、上位制御部22の制御部28に接続されている。このため、ヘッド制御部14Aの受信部38は、制御部28から送信された識別符号を受信する。
生成部40は、受信部38で受信した識別符号と異なる識別符号を生成する。本実施形態では、一例として、生成部40は、受信部38で受信した識別符号に所定数(例えば1)加算することにより、受信部38で受信した識別符号とは異なる識別符号を生成し、送信部42へ出力する。
なお、生成部40は、受信部38で受信した識別符号に所定数加算する場合だけでなく、所定数を減算するようにしてもよい。また、所定数は1に限らず2以上でもよい。さらに、加算、減算だけでなく、所定数を乗算するようにしてもよい。
送信部42は、生成部40で生成された識別符号を次段のヘッド制御部14X(の受信部38)に送信する。なお、本実施形態では、デイジーチェーン接続されたヘッド制御部14A〜14Dのうち、最終段のヘッド制御部14Dは、上位制御部22の制御部28に接続されている。このため、ヘッド制御部14Dの送信部42は、上位制御部22へ識別符号を送信する。
ネットワークI/F44は、ID設定部44Aを含んでおり、ID設定部44Aは、受信部38で受信した識別符号を制御用ネットワーク26上での自身のヘッド制御部14の位置を示すための識別IDとして設定する。
本実施形態では、制御部28とヘッド制御部14A〜14Dとは制御用ネットワーク26を介してネットワーク通信を行う構成としている。従って、例えば制御用ネットワーク26がLAN(Local Area Network)であれば、識別IDは、そのLANにおけるIPアドレス等とすることができ、制御用ネットワーク26がCAN(Controller Area Network)であれば、そのCANにおけるID等とすることができ、制御用ネットワーク26が例えばデータ線及びアドレス線を共有するバスの場合は、自身のヘッド制御部14のアドレス等とすることができる。
吐出制御部46は、画像データ出力部24から送信された画像データをネットワークI/F44を介して受信し、この受信した画像データに基づいて、ラインヘッド16の対応するブロック18のノズルによるインクの吐出制御を行う。
分割部34は、画像メモリ32に記憶された画像データを、ラインヘッド16の各ブロック18が担当する複数の画像データに分割する。そして、制御部28から各ヘッド制御部14A〜14Dの識別符号を取得し、取得した識別符号に基づいて、分割した画像データの各々を、対応するヘッド制御部14A〜14Dへ各々出力する。
次に、上位制御部22の制御部28で実行されるヘッド制御部14A〜14Dに対する識別符号の設定処理について、図3に示すフローチャートを参照して説明する。なお、本ルーチンは、例えば液滴吐出装置10の電源がオンした場合に実行される。また、以下では、制御用ネットワーク26がLANであり、ヘッド制御部14A〜14Dに連続したIPアドレスが設定される場合について説明する。
まず、ステップ100では、デイジーチェーン接続されたヘッド制御部14A〜14Dのうち初段のヘッド制御部14Aに設定すべき識別符号としてのIPアドレス、例えば“192.168.0.1”をヘッド制御部14Aに出力する。
これにより、ヘッド制御部14Aでは、受信部38がIPアドレスを受信して、これを生成部40に出力すると共に、ネットワークI/F44に出力する。
ネットワークI/F44では、ID設定部44Aが、受信部38から送信されたIPアドレスを自身のアドレスとして設定する。
また、生成部40は、受信部38が出力したIPアドレスをインクリメントし、“192.168.0.2”を次段のヘッド制御部14Bへ出力する。これにより、ヘッド制御部14Bには、IPアドレス“192.168.0.2”が設定される。以下同様に、ヘッド制御部14CにはIPアドレス“192.168.0.3”が、ヘッド制御部14DにはIPアドレス“192.168.0.4”が各々設定される。
そして、デイジーチェーン接続されたヘッド制御部14A〜14Dのうち最終段のヘッド制御部14Dの送信部42は、IPアドレス“192.168.0.5”を上位制御部22の制御部28に送信する。
ステップ102では、ヘッド制御部14DからIPアドレスを受信したか否かを判断する。そして、ヘッド制御部14DからIPアドレスを受信した場合は、ステップ104へ移行し、受信していない場合は、受信するまで待機する。
ステップ104では、受信したIPアドレスに基づいて、ヘッド制御部14A〜14Dに設定されたIPアドレスを演算する。制御部28では、ヘッド制御部14Aに出力したIPアドレスが“192.168.0.1”であり、ヘッド制御部14Dから受信したIPアドレスが“192.168.0.5”であり、各ヘッド制御部ではIPアドレスを1ずつインクリメントするのであるから、制御部28に接続されたヘッド制御部が4個で、そのIPアドレスが“192.168.0.1”〜“192.168.0.4”であることを容易に把握することができる。
そして、ステップ106では、各ヘッド制御部に設定されたIPアドレスを記憶部30に記憶させる。
このように各ヘッド制御部にIPアドレスが設定された後は、制御用ネットワーク26を介して各ヘッド制御部を制御する。また、画像データ出力部24では、各ヘッド制御部に設定されたIPアドレスに基づいて、画像メモリ32に記憶された画像データを分割した画像データを、対応するヘッド制御部に各々出力する。
また、IPアドレスが設定された後は、制御線20を他の制御の通信に使用してもよい。
このように、本実施形態では、複数のヘッド制御部をデイジーチェーン接続し、各ヘッド制御部が前段のヘッド制御部から送信されたIPアドレス等の識別符号を受信してインクリメントし、これを次段のヘッド制御部へ送信することによって各ヘッド制御部の識別符号を設定する。これにより、ヘッド制御部毎に識別符号を設定するためのスイッチ等を設ける必要がなく、識別符号を自動的に容易かつ正確に設定することができる。
このように自動化が可能になることにより、製造組み立て時や、保守の基板交換時などにおいても、とくに基板の配置などを考慮することなく単純に基板の交換や組込みを行うことができるようになり、スイッチ設定やそのチェックのための工数を削減でき、また、誤設定にともなう装置の誤動作や故障を防止することができる。
従って、液滴吐出制御装置15に接続されるラインヘッド16の長さ、すなわちヘッド制御部の数が変わっても、液滴吐出制御装置15の制御を変更することなく容易に対応することができ、柔軟性の高い装置構成とすることができる。
また、制御部28には、全てのヘッド制御部を経由した識別符号が戻ってくるので、各ヘッド制御部が正常に動作している、制御線20が断線している等の異常の発生を確認することも可能となる。具体的には、制御部28が、図3のステップ102において、識別符号を所定時間以上受信しない場合にタイムアウトとし、タイムアウトが発生した場合には、何れかのヘッド制御部が正常に動作していない又は制御線20が断線している等の異常が発生しているものとすることができる。
なお、本実施形態では、画像データ出力部24の分割部34とヘッド制御部14A〜14Dとが、画像データ出力線36A〜36Dにより一対一で接続された場合について説明したが、これに限らず、図4に示すように、画像データ出力部24の分割部34とヘッド制御部14A〜14Dとが、LAN等の画像データネットワーク36により相互接続された構成としてもよい。これにより、ヘッド制御部14A〜14Dの接続の自由度を向上させることができる。
(第2実施形態)
本実施形態では、第1実施形態で説明した液滴吐出装置10の具体的構成について説明する。
図5には、第1実施形態で説明した液滴吐出装置10の具体的構成例としてのインクジェット記録装置110の全体構成図を示した。
同図に示すように、このインクジェット記録装置110は、黒(K)、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)の各インクに対応して設けられた複数のインクジェット記録ヘッド(以下、ヘッドという。)112K、112C、112M、112Yを有する印字部112と、各ヘッド112K、112C、112M、112Yに供給するインクを貯蔵しておくインク貯蔵/装填部114と、記録媒体たる記録紙116を供給する給紙部118と、記録紙116のカールを除去するデカール処理部120と、前記印字部112のノズル面(インク吐出面)に対向して配置され、記録紙116の平面性を保持しながら記録紙116を搬送するベルト搬送部122と、印字部112による印字結果を読み取る印字検出部124と、記録済みの記録紙(プリント物)を外部に排紙する排紙部126とを備えている。なお、本明細書でいう「印字」とは、文字の印刷の他に画像の印刷も含む。
インク貯蔵/装填部114は、各ヘッド112K、112C、112M、112Yに対応する色のインクを貯蔵するインクタンクを有し、各タンクは所要の管路を介してヘッド112K、112C、112M、112Yと連通されている。また、インク貯蔵/装填部114は、インク残量が少なくなるとその旨を報知する報知手段を備えるとともに、色間の誤装填を防止するための機構を有している。
図5では、給紙部118の一例としてロール紙(連続用紙)のマガジンが示されているが、紙幅や紙質等が異なる複数のマガジンを併設してもよい。また、ロール紙のマガジンに代えて、又はこれと併用して、カット紙が積層装填されたカセットによって用紙を供給してもよい。
複数種類の記録媒体(メディア)を利用可能な構成にした場合、メディアの種類情報を記録したバーコード或いは無線タグなどの情報記録体をマガジンに取り付け、その情報記録体の情報を所定の読取装置によって読み取ることで、使用される記録媒体の種類(メディア種)を自動的に判別し、メディア種に応じて適切なインク吐出を実現するようにインク吐出制御を行うことが好ましい。
給紙部118から送り出される記録紙116はマガジンに装填されていたことによる巻きクセが残り、カールする。このカールを除去するために、デカール処理部120においてマガジンの巻きクセ方向と逆方向に加熱ドラム130で記録紙116に熱を与える。このとき、多少印字面が外側に弱いカールとなるように加熱温度を制御するとより好ましい。
ロール紙を使用する装置構成の場合、図5のように、裁断用のカッター128が設けられており、該カッター128によってロール紙は所望のサイズにカットされる。なお、カット紙を使用する場合には、カッター128は不要である。
デカール処理後、カットされた記録紙116は、ベルト搬送部122へと送られる。ベルト搬送部122は、ローラ131、132間に無端状のベルト133が巻き掛けられた構造を有するように構成されている。
ベルト133は、記録紙116の幅よりも広い幅寸法を有しており、ベルト面には多数の吸引穴(不図示)が形成されている。同図に示されるように、ローラ131、132間に掛け渡されたベルト133の内側において印字部112のノズル面、及び印字検出部124のセンサ面に対向する位置には吸着チャンバ134が設けられており、この吸着チャンバ134をファン135で吸引して負圧にすることによって記録紙116がベルト133上に吸着保持される。なお、吸引吸着方式に代えて、静電吸着方式を採用してもよい。
ベルト133が巻かれているローラ131、132の少なくとも一方に図示しないモータの動力が伝達されることにより、ベルト133は図5上の時計回り方向に駆動され、ベルト133上に保持された記録紙116は図5の左から右へと搬送される。
縁無しプリント等を印字するとベルト133上にもインクが付着するので、ベルト133の外側の所定位置(印字領域以外の適当な位置)にベルト清掃部136が設けられている。ベルト清掃部136の構成について詳細は図示しないが、例えば、ブラシ・ロール、吸水ロール等をニップする方式、清浄エアーを吹き掛けるエアーブロー方式、或いはこれらの組合せなどがある。清掃用ロールをニップする方式の場合、ベルト線速度とローラ線速度を変えると清掃効果が大きい。
なお、ベルト搬送部122に代えて、ローラ・ニップ搬送機構を用いる態様も考えられるが、印字領域をローラ・ニップ搬送すると、印字直後に用紙の印字面をローラが接触するので画像が滲み易いという問題がある。したがって、本例のように、印字領域では画像面を接触させない吸着ベルト搬送が好ましい。
ベルト搬送部122により形成される用紙搬送路上において印字部112の上流側には、加熱ファン140が設けられている。加熱ファン140は、印字前の記録紙116に加熱空気を吹き付け、記録紙116を加熱する。印字直前に記録紙116を加熱しておくことにより、インクが着弾後乾き易くなる。
印字部112の各ヘッド112K、112C、112M、112Yは、当該インクジェット記録装置110が対象とする記録紙116の最大紙幅に対応する長さを有し、そのノズル面には最大サイズの記録紙116の少なくとも一辺を超える長さ(描画可能範囲の全幅)にわたりインク吐出用のノズルが複数配列されたフルライン型のヘッドとなっている(図6参照)。
ヘッド112K、112C、112M、112Yは、記録紙116の送り方向に沿って上流側から黒(K)、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)の色順に配置され、それぞれのヘッド112K、112C、112M、112Yが記録紙116の搬送方向と略直交する方向に沿って延在するように固定設置される。
ベルト搬送部122により記録紙116を搬送しつつ各ヘッド112K、112C、112M、112Yからそれぞれ異色のインクを吐出することにより記録紙116上にカラー画像を形成し得る。
このように、紙幅の全域をカバーするノズル列を有するフルライン型のヘッド112K、112C、112M、112Yを色別に設ける構成によれば、紙送り方向(副走査方向)について記録紙116と印字部112を相対的に移動させる動作を1回行うだけで(すなわち1回の副走査で)、記録紙116の全面に画像を記録することができる。これにより、記録ヘッドが紙搬送方向と直交する方向に往復動作するシャトル型ヘッドに比べて高速印字が可能であり、生産性を向上させることができる。
本例では、KCMYの標準色(4色)の構成を例示したが、インク色や色数の組合せについては本実施形態に限定されず、必要に応じて淡インク、濃インク、特別色インクを追加してもよい。例えば、ライトシアン、ライトマゼンタなどのライト系インクを吐出するインクジェットヘッドを追加する構成も可能である。また、各色ヘッドの配置順序も特に限定はない。
図5に示した印字検出部124は、印字部112の打滴結果を撮像するためのイメージセンサ(ラインセンサ又はエリアセンサ)を含み、該イメージセンサによって読み取った打滴画像からノズルの目詰まりや着弾位置誤差などの吐出特性をチェックする手段として機能する。
本例の印字検出部124には、受光面に複数の受光素子(光電変換素子)が2次元配列されてなるCCDエリアセンサを好適に用いることができる。エリアセンサは、少なくとも各ヘッド112K、112C、112M、112Yによるインク吐出幅(画像記録幅)の全域を撮像できる撮像範囲を有しているものとする。1つのエリアセンサで所要の撮像範囲を実現してもよいし、複数のエリアセンサを組み合わせて(繋ぎ合わせて)所要の撮像範囲を確保してもよい。或いはまた、エリアセンサを移動機構(不図示)によって支持し、エリアセンサを移動(走査)させることによって所要の撮像範囲を撮像する構成も可能である。
また、エリアセンサに代えてラインセンサを用いることも可能である。この場合、ラインセンサは、少なくとも各ヘッド112K、112C、112M、112Yによるインク吐出幅(画像記録幅)よりも幅の広い受光素子列(光電変換素子列)を有する構成が好ましい。
このように、印字検出部124は、イメージセンサを含むブロックであり、記録紙116に印字された画像を読み取り、所要の信号処理などを行って印字状況(吐出の有無、着弾位置誤差、ドット形状、光学濃度など)を検出し、その検出結果をプリント制御部180及びシステムコントローラ172に提供する。
印字検出部124の後段には後乾燥部142が設けられている。後乾燥部142は、印字された画像面を乾燥させる手段であり、例えば、加熱ファンが用いられる。印字後のインクが乾燥するまでは印字面と接触することは避けたほうが好ましいので、熱風を吹き付ける方式が好ましい。
多孔質のペーパーに染料系インクで印字した場合などでは、加圧によりペーパーの孔を塞ぐことでオゾンなど、染料分子を壊す原因となるものと接触することを防ぐことで画像の耐候性がアップする効果がある。
後乾燥部142の後段には、加熱・加圧部144が設けられている。加熱・加圧部144は、画像表面の光沢度を制御するための手段であり、画像面を加熱しながら所定の表面凹凸形状を有する加圧ローラ145で加圧し、画像面に凹凸形状を転写する。
こうして生成されたプリント物は排紙部126から排出される。本来プリントすべき本画像(目的の画像を印刷したもの)とテスト印字とは分けて排出することが好ましい。このインクジェット記録装置110では、本画像のプリント物と、テスト印字のプリント物とを選別してそれぞれの排出部126A、126Bへと送るために排紙経路を切り換える不図示の選別手段が設けられている。
なお、大きめの用紙に本画像とテスト印字とを同時に並列に形成する場合は、カッター148によってテスト印字の部分を切り離す。また、図には示さないが、本画像の排出部126Aには、オーダー別に画像を集積するソーターが設けられる。
次に、ヘッドの構造について説明する。色別の各ヘッド112K、112C、112M、112Yの構造は共通しているので、以下、これらを代表して符号150によってヘッドを示すものとする。
図7はヘッド150の構造例を示す平面透視図であり、図8はその一部の拡大図である。また、図9は1つの液滴吐出素子(1つのノズル151に対応したインク室ユニット)の立体的構成を示す断面図(図8中の33−33線に沿う断面図)である。
記録紙116上に印字されるドットピッチを高密度化するためには、ヘッド150におけるノズルピッチを高密度化する必要がある。本例のヘッド150は、図7、図8に示したように、インク吐出口であるノズル151と、各ノズル151に対応する圧力室152等からなる複数のインク室ユニット(液滴吐出素子)153を千鳥でマトリクス状に(2次元的に)配置させた構造を有し、これにより、ヘッド長手方向(紙送り方向と直交する方向)に沿って並ぶように投影される実質的なノズル間隔(投影ノズルピッチ)の高密度化を達成している。
なお、記録紙116の送り方向と略直交する方向に記録紙116の全幅に対応する長さにわたり1列以上のノズル列を構成する形態は本例に限定されない。
各ノズル151に対応して設けられている圧力室152は、その平面形状が概略正方形となっており(図7、図8参照)、対角線上の両隅部の一方にノズル151への流出口が設けられ、他方に供給インクの流入口(供給口)154が設けられている。なお、圧力室152の形状は、本例に限定されず、平面形状が四角形(菱形、長方形など)、五角形、六角形その他の多角形、円形、楕円形など、多様な形態があり得る。
図5に示したように、各圧力室152は供給口154を介して共通流路155と連通されている。共通流路155はインク供給源たるインクタンク(不図示)と連通しており、インクタンクから供給されるインクは共通流路155を介して各圧力室152に分配供給される。
圧力室152の一部の面(図5において天面)を構成している加圧板(共通電極と兼用される振動板)156には個別電極157を備えたアクチュエータ158が接合されている。個別電極157と共通電極間に駆動電圧を印加することによってアクチュエータ158が変形して圧力室152の容積が変化し、これに伴う圧力変化によりノズル151からインクが吐出される。なお、アクチュエータ158には、チタン酸ジルコン酸鉛やチタン酸バリウムなどの圧電体を用いた圧電素子が好適に用いられる。インク吐出後、アクチュエータ158の変位が元に戻る際に、共通流路155から供給口154を通って新しいインクが圧力室152に再充填される。
画像情報から生成さるドット配置データに応じて各ノズル151に対応したアクチュエータ158の駆動を制御することにより、ノズル151からインク滴を吐出させることができる。図5で説明したように、記録媒体たる記録紙116を一定の速度で副走査方向に搬送しながら、その搬送速度に合わせて各ノズル151のインク吐出タイミングを制御することによって、記録紙116上に所望の画像を記録することができる。
上述した構造を有するインク室ユニット153を図10に示す如く主走査方向に沿う行方向及び主走査方向に対して直交しない一定の角度θを有する斜めの列方向に沿って一定の配列パターンで格子状に多数配列させることにより、本例の高密度ノズルヘッドが実現されている。
すなわち、主走査方向に対してある角度θの方向に沿ってインク室ユニット153を一定のピッチdで複数配列する構造により、主走査方向に並ぶように投影されたノズルのピッチPはd× cosθとなり、主走査方向については、各ノズル151が一定のピッチPで直線状に配列されたものと等価的に取り扱うことができる。このような構成により、主走査方向に並ぶように投影されるノズル列が1インチ当たり2400個(2400ノズル/インチ)におよぶ高密度のノズル構成を実現することが可能になる。
上述したフルラインヘッドと用紙とを相対移動することによって、上述した主走査で形成された1ライン(1列のドットによるライン又は複数列のドットから成るライン)の印字を繰り返し行うことを副走査と定義する。
そして、上述の主走査によって記録される1ライン(或いは帯状領域の長手方向)の示す方向を主走査方向といい、上述の副走査を行う方向を副走査方向という。すなわち、本実施形態では、記録紙116の搬送方向が副走査方向であり、それに直交する方向が主走査方向ということになる。
本発明の実施に際してノズルの配置構造は図示した例に限定されない。また、本実施形態では、ピエゾ素子(圧電素子)に代表されるアクチュエータ158の変形によってインク滴を飛ばす方式が採用されているが、本発明の実施に際して、インクを吐出させる方式は特に限定されず、ピエゾジェット方式に代えて、ヒータなどの発熱体によってインクを加熱して気泡を発生させ、その圧力でインク滴を飛ばすサーマルジェット方式など、各種方式を適用できる。
図11は、インクジェット記録装置110のシステム構成を示すブロック図である。同図に示したように、インクジェット記録装置110は、大きく分けて、システム制御部200、及びプリント制御部180を含んで構成される。
システム制御部200は、通信インタフェース170、システムコントローラ172、画像メモリ174、ROM175、モータドライバ176、ヒータドライバ178等を備えている。
通信インタフェース170は、ユーザが当該インクジェット記録装置110に対して印刷の指示等を行うため等に用いられるホスト装置10とのインタフェース部である。通信インタフェース170にはUSB(Universal Serial Bus)、IEEE1394、イーサネット(登録商標)、無線ネットワークなどのシリアルインタフェースやセントロニクスなどのパラレルインタフェースを適用することができる。この部分には、通信を高速化するためのバッファメモリ(不図示)を搭載してもよい。
ホスト装置10から送出された画像データは通信インタフェース170を介してインクジェット記録装置110に取り込まれ、一旦画像メモリ174に記憶される。画像メモリ174は、通信インタフェース170を介して入力された画像を記憶する記憶手段であり、システムコントローラ172を通じてデータの読み書きが行われる。画像メモリ174は、半導体素子からなるメモリに限らず、ハードディスクなど磁気媒体を用いてもよい。
システムコントローラ172は、中央演算処理装置(CPU)及びその周辺回路等から構成され、所定のプログラムに従ってインクジェット記録装置110の全体を制御する制御装置として機能するとともに、各種演算を行う演算装置として機能する。すなわち、システムコントローラ172は、通信インタフェース170、画像メモリ174、モータドライバ176、ヒータドライバ178、プリント制御部180等の各部を制御し、ホスト装置10との間の通信制御、画像メモリ174及びROM175の読み書き制御等を行うとともに、搬送系のモータ188やヒータ189を制御する制御信号を生成する。なお、プリント制御部180に対しては、制御信号の他に、画像メモリ174に記憶された画像情報を送信する。また、システムコントローラ172は、印字検出部124から読み込んだ読取データから着弾位置誤差のデータやドット形状のデータ等を生成することもできる。
また、ROM175には、システムコントローラ172のCPUが実行するプログラム及び制御に必要な各種データなどが格納されている。ROM175は、書換不能な記憶手段であってもよいが、各種のデータを必要に応じて更新する場合は、EEPROMのような書換可能な記憶手段を用いることが好ましい。
画像メモリ174は、画像データの一時記憶領域として利用されるとともに、プログラムの展開領域及びCPUの演算作業領域としても利用される。
モータドライバ176は、システムコントローラ172からの指示に従って搬送系のモータ188を駆動するドライバ(駆動回路)である。ヒータドライバ178は、システムコントローラ172からの指示に従って後乾燥部142等のヒータ189を駆動するドライバである。
プリント制御部180は、システムコントローラ172の制御に従い、システム制御部200から送信された画像情報から吐出制御用の信号を生成するための各種加工、補正などの処理を行う信号処理手段として機能するとともに、生成したインク吐出データに基づいてヘッド150の吐出駆動を制御する。
なお、第1実施形態で説明した図1の上位ユニット12が図11のシステム制御部200の一部に相当し、図1のヘッド制御部14A〜14Dが図11のプリント制御部180に相当し、図1のラインヘッド16が図5のインクジェット記録ヘッド112K、112C、112M、112Yの何れかに相当する。
液滴吐出装置の概略構成図である。 ヘッド制御部の概略構成図である。 上位制御部で実行される識別符号の設定処理のフローチャートである。 変形例に係る液滴吐出装置の概略構成図である。 インクジェット記録装置の全体構成図である。 インクジェット記録装置の印字部周辺の要部平面図である。 ヘッドの構造例を示す平面透視図である。 図7の要部拡大図である。 図7の33−33線に沿う断面図である。 ヘッドのノズル配列を示す拡大図である。 インクジェット記録装置のシステム構成を示す要部ブロック図である。
符号の説明
10 液滴吐出装置
12 上位ユニット
14A〜14D ヘッド制御部
15 液滴吐出制御装置
16 ラインヘッド
18A〜18D ブロック
20 制御線
22 上位制御部
24 画像データ出力部
26 制御用ネットワーク
28 制御部
30 記憶部
32 画像メモリ
34 分割部
36 画像データネットワーク
36A〜36D 画像データ出力線
38 受信部
40 生成部
42 送信部
44 ネットワークI/F
44A ID設定部
46 吐出制御部

Claims (5)

  1. 液滴を吐出する吐出ノズルが所定方向に複数配列された液滴吐出ヘッドを前記所定方向に分割した複数のブロックの各々に対応して設けられ、制御線によりデイジーチェーン接続された複数のヘッド制御部であって、対応するブロックの前記吐出ノズルを制御する吐出制御手段と、前記デイジーチェーン接続の前段のヘッド制御部から送信された識別符号を受信する受信手段と、前記受信手段により受信した識別符号を設定する設定手段と、前記設定手段に設定された識別符号と異なる識別符号を生成する生成手段と、前記生成手段により生成した識別符号を前記デイジーチェーン接続の次段のヘッド制御部に送信する送信手段と、を備えた複数のヘッド制御部と、
    前記複数のヘッド制御部のうち予め定めた第1のヘッド制御部と、当該第1のヘッド制御部と異なる予め定めた第2のヘッド制御部と接続され、前記第1のヘッド制御部に設定すべき識別符号を前記第1のヘッド制御部に出力すると共に、前記第2のヘッド制御部から識別符号を入力する上位制御部と、
    を備えた液滴吐出制御装置。
  2. 前記生成手段は、前記受信手段により受信した識別符号に所定数を加算又は減算することにより、前記設定手段に設定された識別符号と異なる識別符号を生成する
    請求項1記載の液滴吐出制御装置。
  3. 前記第1のヘッド制御部が、前記デイジーチェーン接続された複数のヘッド制御部の初段のヘッド制御部であり、前記第2のヘッド制御部が、前記デイジーチェーン接続された複数のヘッド制御部の最終段のヘッド制御部である
    請求項1又は請求項2記載の液滴吐出制御装置。
  4. 前記複数のヘッド制御部と画像データ線を介して各々接続され、前記液滴吐出ヘッドによって記録媒体に形成すべき画像の画像データを記憶する画像データ記憶手段と、前記画像データ記憶手段に記憶された画像データを前記複数のヘッド制御部に対応して分割し、分割した画像データの各々を、対応するヘッド制御部へ各々出力する分割手段と、を含む画像データ出力部
    を備えた請求項1〜請求項3の何れか1項に記載の液滴吐出制御装置。
  5. 液滴を吐出する吐出ノズルが所定方向に複数配列された液滴吐出ヘッドと、
    請求項1〜請求項4の何れか1項に記載の液滴吐出制御装置と、
    を備えた液滴吐出装置。
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