JP2010075850A - 膜カートリッジ - Google Patents

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Abstract

【課題】透過液を効率良く集水することにより、濾過膜を有効に使用することが可能となる膜カートリッジを提供する。
【解決手段】濾板36の濾板面に、濾過膜37と、濾過膜37を透過した透過液が流れる流路溝パターン38とが設けられ、濾板36の上端部に、透過液を集めて取り出す透過液取出ノズル39が設けられ、流路溝パターン38は複数の流路溝38aを有し、濾板36に、吸引圧力を濾板面の幅方向Bにおいて平均化するヘッダー溝44が形成され、流路溝パターン38が形成されている領域は、濾板36の幅方向Bに長い直線状ヘッダー溝44によって、上下複数の集水区域46,47に区分けされ、透過液取出ノズル39とヘッダー溝44とは上部の集水区域46の流路溝38aを介して連通し、ヘッダー溝44の流路断面積が流路溝38aの流路断面積よりも大きい。
【選択図】図2

Description

本発明は、例えは活性汚泥等の固液分離等に用いられる浸漬型膜分離装置を構成する膜カートリッジに関する。
従来、例えば膜分離活性汚泥処理においては、下水等を活性汚泥処理する反応槽内に浸漬型の膜分離装置を浸漬している。この膜分離装置には、本体ケーシングの内部に複数枚の有機平膜型の膜カートリッジを所定間隔で平行に配列し充填したものがある。
図9,図10に示すように、膜カートリッジ10は、上下方向Aに長い長方形状の濾板11と、濾板11の表裏両方の濾板面に配置された濾過膜12とを有している。濾板11の表裏両濾板面には、濾過膜12を透過した透過液が流れる複数の流路溝13が形成されている。これら流路溝13は、上下方向A(縦方向)に長く形成され、濾板11の幅方向Bにおいて平行に配列されている。
濾板11の上端部には、各流路溝13内の透過液を集める集液部14が形成されている。集液部14は濾板11の表裏両濾板面に貫通しており、各流路溝13の上端は集液部14に連通している。尚、上記流路溝13と集液部14とによって透過液流路17が構成される。また、濾板11の上縁部には、集液部14に集められた透過液を膜カートリッジ10の外部へ取り出す透過液取出ノズル15が設けられている。
これによると、膜カートリッジ10を固液分離に使用する場合、吸引ポンプを用いて透過液取出ノズル15に吸引圧(負圧)を作用させることにより、吸引圧が透過液取出ノズル15を通して透過液流路17(すなわち流路溝13と集液部14)に作用し、槽内混合液18(被処理液)が濾過膜12で濾過され、濾過膜12を透過した濾過液は、各流路溝13内を通り、集液部14に流入して集められ、集液部14から透過液取出ノズル15を通って膜カートリッジ10の外部へ取り出される。
尚、上記のように濾板11に流路溝13と集液部14とが設けられた膜カートリッジ10については、例えば下記特許文献1に記載されている。
また、膜カートリッジ10の透過液流路17に吸引圧を作用させた際、膜カートリッジ10の下部ほど透過液取出ノズル15までの圧力損失が増大するため、濾板11の濾板面には図11に示すような吸引圧の圧力分布が生じる。図11において、各等圧線19a〜19eは圧力が等しい位置を示しており、下位の等圧線19a〜19eほど低い圧力値を示す。これによると、各等圧線19a〜19eは透過液取出ノズル15の直下が下向きに膨らんだ曲線となり、透過液取出ノズル15から離れた位置ほど吸引圧は低下する。また、幅方向Bにおける圧力分布については、透過液取出ノズル15の直下から幅方向Bに離れるほど吸引圧が低下する。
特開平8−281264
しかしながら上記の従来形式では、図11に示すように、濾板11の下部では、濾板面の幅方向Bにおいて圧力差(圧力分布、圧力のばらつき)が増大するため、濾板11の両側下部20へ向うほど透過液を効率良く集水することが困難となり、濾過膜12を全面的に有効に使用することが困難であるという問題がある。
また、図12に示すように、隣り合う一対の膜カートリッジ10の膜間に固形分等の付着物24が詰まるなどして、膜カートリッジ10の表裏いずれか一方の面で膜面閉塞が起こった場合、膜面閉塞の発生部分では濾過が行なわれないので、膜カートリッジ10の表裏一方の面において透過液が得られる有効な濾過膜面積は表裏他方の面において透過液が得られる有効な濾過膜面積よりも減少し、膜カートリッジ10の表裏一方の面から得られる透過液の量が表裏他方の面から得られる透過液の量よりも減少してしまう。このように、膜カートリッジ10の表裏いずれかの面で膜面閉塞が起こると、膜カートリッジ10の表側から得られる透過液の量と裏側から得られる透過液の量とに差が生じるといった問題がある。
本発明は、透過液を効率良く集水することにより、濾過膜を全面的に有効に使用することが可能であり、また、膜面閉塞等の原因によって生じる表側から得られる透過液量と裏側から得られる透過液量との差を小さくすることができる膜カートリッジを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本第1発明は、濾板の少なくとも表裏いずれか一方の濾板面に濾過膜を配置し、
濾過膜で覆われた濾板面に、濾過膜を透過した透過液が流れる流路溝パターンを形成し、
濾板の周縁部に、流路溝パターンを流れる透過液を集めて取り出す透過液取出口を設けた浸漬型膜分離装置を構成する膜カートリッジであって、
流路溝パターンは複数の流路溝を有し、
濾板に、流路溝パターンが形成されている領域を横断する圧力差緩和溝が形成され、
流路溝パターンが形成されている領域は圧力差緩和溝によって複数の集水区域に区分けされ、
圧力差緩和溝は複数の流路溝を介して透過液取出口に連通し、
圧力差緩和溝の流路断面積が流路溝の流路断面積よりも大きいものである。
これによると、膜カートリッジを用いて被処理液を固液分離する際、透過液取出口を通して膜カートリッジの内側に吸引圧を作用させることにより、被処理液が濾過膜で濾過され、濾過膜を透過した透過液が、流路溝と圧力差緩和溝とを流れ、透過液取出口から膜カートリッジの外部に取り出される。
この際、圧力差緩和溝よりも透過液取出口から遠い集水区域の流路溝を流れる透過液は、透過液取出口に達するまでの途中で、流路溝から圧力差緩和溝に集められる。圧力差緩和溝は、流路断面積が流路溝の流路断面積よりも大きく、且つ、流路溝パターンが形成されている領域を横断しているため、圧力差緩和溝を流れる透過液の流速が流路溝を流れる透過液の流速よりも低下する。
これにより、圧力差緩和溝よりも透過液取出口に近い集水区域における吸引圧のばらつきが圧力差緩和溝の長さ方向において平均化されて緩和され、これにより、圧力差緩和溝よりも透過液取出口から遠い集水区域における吸引圧が圧力差緩和溝の長さ方向において平均化されるため、膜面全体を使って効果的に透過液を得ることができる。
本第2発明は、濾板は縦横の長さが異なる形状であり、
濾板の長手方向を立設させた際に、透過液取出口は濾板の上端部又は上端部近傍に設けられ、
圧力差緩和溝は濾板の一側辺から他側辺にわたり設けられているものである。
これによると、縦長形状の濾板において濾過膜を全面的に有効に使用するには、濾板面の幅方向での吸引圧のばらつきを抑えることが有効である。圧力差緩和溝を濾板の一側辺から他側辺にわたり設けたため、圧力差緩和溝よりも透過液取出口に近い集水区域における吸引圧のばらつきは、圧力差緩和溝によって、濾板面の幅方向において平均化される。これにより、圧力差緩和溝よりも透過液取出口から遠い集水区域における吸引圧が濾板面の幅方向において平均化されるため、濾過膜を全面的に使用することができる。
本第3発明は、流路溝は、直線状に形成され、且つ、平行に配列されているものである。
これによると、透過液が流路溝内を流れるときの流路抵抗が低減される。
本第4発明は、流路溝パターンは隣り合った流路溝同士を連通させる複数の連通溝を有しているものである。
これによると、透過液は、透過液取出口に向って流路溝と連通溝とを流れ、透過液取出口から膜カートリッジの外部に取り出される。この際、圧力差緩和溝よりも透過液取出口から遠い集水区域において濾過膜を透過した透過液は、透過液取出口に達するまでの途中で、圧力差緩和溝に集められる。
本第5発明は、連通溝と流路溝とがT字状に交差しているものである。
これによると、連通溝と流路溝とが交差する交差部分では、濾過膜は周囲を連通溝と流路溝とで区切られたセルの二つの角と流路溝の片側縁とで支持(すなわち二点と一本の直線部とで支持)される。これにより、例えば連通溝と流路溝とがX字状に交差している場合と比べて、濾過膜を支持する領域が多くなるため、濾過膜の伸びを抑制したり、濾過膜が流路溝や連通溝に食い込んでこれら溝の有効流路断面積を減少させるのを防止することができる。
本第6発明は、濾過膜と流路溝パターンと圧力差緩和溝とが濾板の表裏両方の濾板面に設けられ、
圧力差緩和溝に、濾板の表裏両側に連通する連通孔が形成されているものである。
これによると、連通孔を通じて濾板の表側と裏側との吸引圧の差が減少するため、濾板の表側と裏側とで濾過が偏ることを抑制することができる。
例えば、膜カートリッジの表裏いずれか一方の面で膜面閉塞が起こった場合、膜面閉塞が起こった箇所からは透過液が得られないため、膜カートリッジの表裏一方の面において透過液が得られる有効な濾過膜面積は表裏他方の面において透過液が得られる有効な濾過膜面積よりも減少し、これにより、表裏一方の面の濾過膜面における吸引圧の平均値が表裏他方の面の濾過膜面における吸引圧の平均値よりも増大する。
これにより、表裏他方の面の濾過膜を透過した透過液の一部は、表裏他方の流路溝を流れ、表裏他方の圧力差緩和溝から連通孔を通って表裏一方の圧力差緩和溝へ流れ込み、表裏一方の濾過膜を透過した透過液と共に、表裏一方の流路溝を流れて透過液取出口から膜カートリッジの外部に取り出される。
このように、膜面閉塞が起こった場合、連通孔がバイパス流路として機能し、これにより、膜カートリッジの膜面閉塞が起こった側の吸引圧を利用して、膜カートリッジの膜面閉塞が起こっていない側の透過液の一部は上記膜面閉塞が起こった側へ流れて透過液取出口から取り出されるため、膜面閉塞によって膜カートリッジの表裏いずれかの有効な濾過膜面積が減少しても、膜カートリッジの表側から得られる透過液量と裏側から得られる透過液量との差を小さくすることができる。
以上のように、本発明では、透過液を効率良く集水することにより、濾過膜を全面的に有効に使用することが可能である。また、膜面閉塞等の原因によって生じる膜カートリッジの表側から得られる透過液量と裏側から得られる透過液量との差を小さくすることができる。
以下、本発明における第1の実施の形態を、図1〜図4を参照して説明する。
図1に示すように、31は、下水等を活性汚泥処理する反応槽(図示省略)の内部に設けられた浸漬型の膜分離装置である。この膜分離装置31は、上下両端部が開放された四角形状の本体ケーシング33と、本体ケーシング33の内部に設けられた複数枚の有機平膜型の膜カートリッジ34と、これら膜カートリッジ34の下方に設けられた散気装置35とを有している。
尚、隣接する各膜カートリッジ34は、対向する膜面間に所定間隔をあけて、平行に配列されている。また、各膜カートリッジ34同士は所定間隔をあけて離間しているが、少なくとも側辺部で接触していてもよい。この場合は、本体ケーシング33の側面を開放してもよく、又は、本体ケーシング33を不要にしてもよい。
図2に示すように、膜カートリッジ34は、上下方向Aに長い長方形状(縦横の長さが異なる形状の一例)の濾板36と、濾板36の表裏両方の濾板面に取り付けられた濾過膜37とを有している。濾過膜37の周縁部は濾板36に溶着又は接着等により固着されている。
濾板36の表裏両方の濾板面にはそれぞれ、濾過膜37を透過した透過液が流れる流路溝パターン38と、吸引圧を濾板面の幅方向Bにおいて平均化する第1および第2のヘッダー溝43,44とが形成されている。
流路溝パターン38とヘッダー溝43,44とは濾過膜37で覆われている。また、濾板36の上端部には、流路溝パターン38内の透過液を集めて膜カートリッジ34の外部に取り出す透過液取出ノズル39(透過液取出口の一例)が設けられている。
流路溝パターン38は、鉛直方向に対して傾斜した直線状の複数の流路溝38aと、隣り合う流路溝38a同士を連通させる複数の連通溝38bとによって形成されている。尚、各流路溝38aは所定間隔をあけて互いに平行に配列されており、各流路溝38aの上端部(長さ方向の片端部)が透過液取出ノズル39側に向いている。また、図2,図3に示すように、流路溝パターン38を形成することにより、濾板36の表裏両方の濾板面には、周囲を流路溝38aと連通溝38bとで区切られた複数の長方形状のセル40が形成されている。流路溝38aと連通溝38bとはT字状に交差しており、流路溝38aの流路断面積と連通溝38bの流路断面積とは同一である。
第1および第2のヘッダー溝43,44は、濾板36の上下両端辺に平行で且つ濾板36の幅方向Bに長い直線状であり、濾板36の一側辺から他側辺にわたり形成されている。尚、第2のヘッダー溝44(圧力差緩和溝の一例)は、流路溝パターン38が形成されている領域を幅方向Bに横断するように形成されている。流路溝パターン38が形成されている領域は、第2のヘッダー溝44によって、上部の集水区域46と下部の集水区域47とに区分けされている。
透過液取出ノズル39は、濾板36の上端部から上向きに突出したノズル本体部39aと、ノズル本体部39aに形成された孔部39bとを有している。尚、孔部39bの一端はノズル本体部39aの先端に開口し、他端は第1のヘッダー溝43に連通している。これにより、透過液取出ノズル39と第2のヘッダー溝44とは第1のヘッダー溝43と上部の集水区域46内の流路溝38aと連通溝38bとを介して連通している。また、下部の集水区域47内の流路溝38aは第2のヘッダー溝44に連通している。
第1および第2のヘッダー溝43,44の各々の幅W1は流路溝38aの幅W2よりも大きく形成され、第1および第2のヘッダー溝43,44の各々の深さは流路溝38aの深さと同一に形成されており、これにより、ヘッダー溝43,44の各々の流路断面積は流路溝38aの流路断面積よりも大きい。尚、第1のヘッダー溝43の流路断面積と第2のヘッダー溝44の流路断面積とは同一である。
図1に示すように、本体ケーシング33の一側上方には、各膜カートリッジ34の透過液取出ノズル39から吸引された透過液を集める集水管50が設けられている。透過液取出ノズル39と集水管50とは接続管51を介して接続されている。
集水管50には、透過液を槽外へ導出する導出管52が接続されている。また、導出管52には、透過液を吸引するための吸引圧(負圧)を膜カートリッジ34の内側に発生させる吸引ポンプ(図示省略)が設けられている。尚、吸引ポンプを用いずに、反応槽32内の被処理液53の水頭圧を濾過駆動圧として利用し、吸引圧を発生させてもよい。
以下、上記構成における作用を説明する。
濾過運転中は、散気装置35から散気を行ないながら、吸引ポンプを駆動して、透過液取出ノズル39を吸引することにより、吸引圧が透過液取出ノズル39を通してヘッダー溝43,44と流路溝38aと連通溝38bとに作用し、膜カートリッジ34の内側が減圧され、被処理液53中の汚泥等の固形分が濾過膜37で捕捉され、散気によって濾過膜37の表面から除去される。この際、濾過膜37を透過した透過液は、第1および第2のヘッダー溝43,44と流路溝38aと連通溝38bとを流れ、透過液取出ノズル39から膜カートリッジ34の外部に取り出され、接続管51を経て集水管50に集められ、集水管50から導出管52を通って槽外へ導出される。
この際、下部の集水区域47(すなわち第2のヘッダー溝44よりも透過液取出ノズル39から遠い集水区域)の流路溝38aと連通溝38bとを流れる透過液は、透過液取出ノズル39に達するまでの途中で、流路溝38aから第2のヘッダー溝44に集められる。第2のヘッダー溝44は、流路断面積が流路溝38aの流路断面積よりも大きく、且つ、流路溝パターン38が形成されている領域を幅方向Bに横断しているため、第2のヘッダー溝44を流れる透過液の流速が流路溝38aを流れる透過液の流速よりも低下する。
これにより、上部の集水区域46(すなわち第2のヘッダー溝44よりも透過液取出ノズル39に近い集水区域)における吸引圧のばらつきが第2のヘッダー溝44の長さ方向(すなわち濾板面の幅方向B)において平均化されて緩和され、これにより、下部の集水区域47における吸引圧が第2のヘッダー溝44の長さ方向(すなわち濾板面の幅方向B)において平均化されるため、膜面全体を使って効果的に透過液を得ることができる。
図4は濾板36の濾板面の吸引圧の圧力分布を示しており、上記のように濾板面の幅方向Bにおいて吸引圧が平均化されることにより、下部の集水区域47では、等圧線54が、従来の膜カートリッジのものよりも、平坦化する。これにより、下部の集水区域47では、濾板面の幅方向Bにおける吸引圧の差(ばらつき)が縮小され、濾板36の下部において、従来では有効に濾過膜から透過液を得ることが困難であった濾板36の両側下部55からも透過液を効率良く集水することができ、濾過膜37を全面的に有効に使用することができる。
また、第2のヘッダー溝44に集められた透過液と上部の集水区域46において濾過膜37を透過した透過液とは、上部の集水区域46の流路溝38aと連通溝38bとを流れて第1のヘッダー溝43に集められ、第1のヘッダー溝43から透過液取出ノズル39の孔部39bに流れる。
また、上部および下部の集水区域46,47の各流路溝38aは直線状に形成されているため、透過液がスムーズに流路溝38aを流れ、流路抵抗が低減される。
また、図3に示すように、流路溝38aと連通溝38bとがT字状に交差する交差部分58では、濾過膜37は隣り合う二つのセル40の角59a,59bと流路溝38aの片側縁59cとで支持(すなわち二点と一本の直線部とで支持)される。このため、膜カートリッジ34の内側に吸引圧を与えた際、例えば流路溝と連通溝とがX字状に交差して複数のセルの角のみで濾過膜を支持(複数点支持)するものと比べて、交差部分58において濾過膜37を十分に支持することができる。これにより、交差部分58において濾過膜37が流路溝38a内に食い込んで流路溝38aの有効流路断面積が縮小するのを防止することができる。
次に、本発明における第2の実施の形態を、図5〜図7を参照して説明する。
第2のヘッダー溝44には、濾板36の表裏両側に連通する複数個(図5では二個)の連通孔63が形成されている。図6に示すように、各連通孔63の一端は濾板36の表裏いずれか一方の第2のヘッダー溝44内に開口し、他端は表裏他方の第2のヘッダー溝44内に開口している。
以下、上記構成における作用を説明する。
連通孔63を通じて濾板36の表側と裏側との吸引圧の差が減少するため、濾板36の表側と裏側とで濾過が偏ることを抑制することができる。
また、例えば、図7に示すように、膜カートリッジ34の表裏いずれか一方S1の濾過膜37に付着物64が付着して、膜カートリッジ34の表裏一方S1の上部の集水区域46内で膜面閉塞が起こった場合、膜面閉塞が起こった箇所からは透過液が得られないため、膜カートリッジ34の表裏一方S1の面において透過液が得られる有効な濾過膜面積は表裏他方S2の面において透過液が得られる有効な濾過膜面積よりも減少し、これにより、表裏一方S1の面の濾過膜37の膜面における吸引圧の平均値が表裏他方S2の面の濾過膜37の膜面における吸引圧の平均値よりも増大する。
これにより、表裏他方S2の濾過膜37を透過した透過液の一部は、表裏他方S2の流路溝38aを流れ、表裏他方S2の第2のヘッダー溝44から連通孔63を通って表裏一方S1の第2のヘッダー溝44へ流れ込み、表裏一方S1の濾過膜37を透過した透過液と共に、表裏一方S1の流路溝38aを流れて透過液取出ノズル39から膜カートリッジ34の外部に取り出される。
このように、膜面閉塞が起こった場合、連通孔63がバイパス流路として機能し、これにより、膜カートリッジ34の膜面閉塞が起こった側(S1)の吸引圧を利用して、膜面閉塞が起こっていない側(S2)の透過液の一部は上記膜面閉塞が起こった側(S1)へ流れて透過液取出ノズル39から取り出されるため、膜面閉塞によって膜カートリッジ34の表裏いずれかの有効な濾過膜面積が減少しても、膜カートリッジ34の表側から得られる透過液量と裏側から得られる透過液量との差を小さくすることができる。
尚、上記第2の実施の形態では、図5に示すように、連通孔63を二個形成したが、二個以外の複数個又は一個のみ形成してもよい。
次に、本発明における第3〜第6の実施の形態を、図8を参照して説明する。
上記第1の実施の形態では、図2に示すように、流路溝パターン38が形成されている領域を幅方向Bに横断する第2のヘッダー溝44は、濾板36の上下両端辺に対して平行に形成されているが、第3の実施の形態として、図8(a)に示すように、流路溝パターン38が形成されている領域を幅方向Bに横断する第2のヘッダー溝44は、濾板36の上下両端辺に対して傾斜して形成されてもよい。
上記第1の実施の形態では、図2に示すように、上部の集水区域46の流路溝パターン38と下部の集水区域47の流路溝パターン38とを同一のパターンにしたが、第4の実施の形態として、図8(b)に示すように、上部の集水区域46の流路溝パターン38と下部の集水区域47の流路溝パターン66とを異なったパターンにしてもよい。流路溝パターン66は複数の流路溝66aと連通溝66bとによって形成されている。
上部の集水区域46の流路溝パターン38の各流路溝38aは、透過液取出ノズル39側に向いて、鉛直方向に対して一側方へ傾斜している。また、下部の集水区域47の流路溝パターン66の各流路溝66aは、鉛直方向に対して、上記流路溝38aと反対方向(他側方)へ向いて傾斜している。
上記第1の実施の形態では、図2に示すように、濾板36の濾板面に上下二本のヘッダー溝43,44と上下二つの集水区域46,47とを設けたが、第5の実施の形態として、図8(c)に示すように、濾板36の濾板面に上下三本のヘッダー溝43,44,68と上下三つの集水区域46,47,69とを設けてもよい。また、第6の実施の形態として、図8(d)に示すように、濾板36の濾板面に上下四本のヘッダー溝43,44,68,70と上下四つの集水区域46,47,69,71とを設けてもよい。これによると、各ヘッダー溝43,44,68,70により、濾板面の幅方向Bにおいて吸引圧が平均化される。尚、ヘッダー溝を五本以上の複数本形成するとともに、集水区域を五つ以上の複数形成してもよい。
尚、上記第3〜第6の実施の形態で示した膜カートリッジ34のヘッダー溝に、上記第2の実施の形態と同様の連通孔63を形成してもよい。
上記各実施の形態では、濾板36の表裏両方の濾板面に、濾過膜37と流路溝パターン38,66とヘッダー溝43,44,68,70とを設けたが、表裏いずれか一方の濾板面のみに設けてもよい。また、ヘッダー溝43,44,68,70を濾板36の表裏両方の濾板面に貫通させてもよい。尚、ヘッダー溝43,44,68,70の深さは、ヘッダーとして機能するのに十分な溝の容積を備える範囲において特に限定されるものではない。
上記各実施の形態において、濾板36と濾過膜37との間に、濾過膜37の濾板36への密着を防止するためのスペーサー(不織布やスポンジ等)を配置してもよい。
上記各実施の形態では、透過液取出ノズル39を、濾板36の上端部に設けたが、濾板36の上端部近傍、例えば濾板36の側辺部の上部等に設けてもよい。
上記各実施の形態では、膜カートリッジ34は、長辺を上下方向Aにして膜分離装置31内に配置されているが、長辺を幅方向Bにして膜分離装置31内に配置されるものであってもよい。
本発明の第1の実施の形態における膜カートリッジを備えた膜分離装置の一部切欠き斜視図である。 同、膜カートリッジの一部切欠き正面図である。 同、膜カートリッジの流路溝パターンの流路溝と連通溝との交差部分の拡大図である。 同、膜カートリッジの濾板の正面図である。 本発明の第2の実施の形態における膜カートリッジの一部切欠き正面図である。 同、二枚の膜カートリッジの側面から見た縦断面図である。 同、二枚の膜カートリッジの側面から見た縦断面図であり、膜面閉塞が発生した状態を示す。 本発明の第3〜第6の実施の形態における膜カートリッジの濾板の正面図である。 従来の膜カートリッジの一部切欠き正面図である。 同、二枚の膜カートリッジの側面から見た縦断面図である。 同、膜カートリッジの濾板の正面図である。 同、二枚の膜カートリッジの側面から見た縦断面図であり、膜面閉塞が発生した状態を示す。
符号の説明
34 膜カートリッジ
36 濾板
37 濾過膜
38,66 流路溝パターン
38a,66a 流路溝
38b,66b 連通溝
39 透過液取出ノズル(透過液取出口)
44,68,70 ヘッダー溝(圧力差緩和溝)
46,47,69,71 集水区域
63 連通孔
A 上下方向
B 幅方向

Claims (6)

  1. 濾板の少なくとも表裏いずれか一方の濾板面に濾過膜を配置し、
    濾過膜で覆われた濾板面に、濾過膜を透過した透過液が流れる流路溝パターンを形成し、
    濾板の周縁部に、流路溝パターンを流れる透過液を集めて取り出す透過液取出口を設けた浸漬型膜分離装置を構成する膜カートリッジであって、
    流路溝パターンは複数の流路溝を有し、
    濾板に、流路溝パターンが形成されている領域を横断する圧力差緩和溝が形成され、
    流路溝パターンが形成されている領域は圧力差緩和溝によって複数の集水区域に区分けされ、
    圧力差緩和溝は複数の流路溝を介して透過液取出口に連通し、
    圧力差緩和溝の流路断面積が流路溝の流路断面積よりも大きいことを特徴とする膜カートリッジ。
  2. 濾板は縦横の長さが異なる形状であり、
    濾板の長手方向を立設させた際に、透過液取出口は濾板の上端部又は上端部近傍に設けられ、
    圧力差緩和溝は濾板の一側辺から他側辺にわたり設けられていることを特徴とする請求項1記載の膜カートリッジ。
  3. 流路溝は、直線状に形成され、且つ、平行に配列されていることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の膜カートリッジ。
  4. 流路溝パターンは隣り合った流路溝同士を連通させる複数の連通溝を有していることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の膜カートリッジ。
  5. 連通溝と流路溝とがT字状に交差していることを特徴とする請求項4記載の膜カートリッジ。
  6. 濾過膜と流路溝パターンと圧力差緩和溝とが濾板の表裏両方の濾板面に設けられ、
    圧力差緩和溝に、濾板の表裏両側に連通する連通孔が形成されていることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の膜カートリッジ。
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