JP2010073711A - セラミック部品の製造方法 - Google Patents

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【課題】多数個取り用のセラミック焼結体に分割溝を確実に形成することができるセラミック部品の製造方法を提供すること。
【解決手段】本発明は、多数個取り用のセラミック焼結体を作製し、そのセラミック焼結体を分割することにより、前記複数のセラミック部品を個片化するセラミック部品の製造方法に関する。レーザ加工工程では、未焼結セラミック成形体50に未焼結導体49を接触させて配置した状態で、レーザ照射により未焼結セラミック成形体50を加工することにより、分割溝51,52を形成する。レーザ加工工程の後に行われる焼成工程では、未焼結セラミック成形体50及び未焼結導体49を同時に加熱して焼結させてセラミック焼結体を得る。分割工程では、セラミック焼結体を分割溝51,52に沿って分割することにより、複数のセラミック部品を個片化する。
【選択図】図13

Description

本発明は、多数個取り用のセラミック焼結体を分割溝に沿って分割することで複数のセラミック部品を製造する方法に係り、特にはその分割溝の形成方法に特徴を有するセラミック部品の製造方法に関するものである。
従来、半導体素子や、水晶振動子、水晶発振器、圧電振動子、表面弾性波フィルタなどの電子部品素子を収容するための小型のセラミックパッケージが各種提案されている。図17には従来のセラミックパッケージ70の一例を示している。セラミックパッケージ70は、複数のセラミック焼結層71,72,73からなる多層構造を有しており、その上面にて開口するキャビティ74が設けられている。また、セラミックパッケージ70には、外部基板に接続するためのパッド部75、ビア導体76、内層導体パターン77などの導体部も形成されている。
ここで、従来のセラミックパッケージ70の製造方法を例示する。なお、セラミックパッケージ70は、多数個取りの手法で製造される。すなわち、製品領域が平面方向に沿って縦横に複数配列された大判のパッケージを製造しそれを分割することで、個々のパッケージを得ている。
具体的には、まず、アルミナ粉末、有機バインダ、溶剤、可塑剤等を混合してスラリーを作製する。そしてこのスラリーを従来周知の手法によりシート状に成形して、セラミックグリーンシートを作製する。そして、セラミックグリーンシートに対して従来周知のパンチング(打ち抜き)加工を施すことによって、ビア導体用の貫通孔等を形成する。
次に、従来周知のペースト印刷装置を用いて、タングステン等を主成分とする導体ペーストを貫通孔内に充填する。さらに、スクリーン印刷法に従って、セラミックグリーンシートの表面に導体ペーストを塗布する。なおここでは、形成すべき回路配線に応じた所定パターンのマスクを用い、導体ペーストを所定パターン状に印刷形成する。そして、セラミックグリーンシートに対して従来周知のパンチング(打ち抜き)加工を施すことによって、キャビティ用の貫通孔を形成する。
その後、複数のセラミックグリーンシートを積層し、従来周知のラミネート装置を用いて厚さ方向に所定の荷重を加えることにより、これらを圧着、一体化してセラミックグリーンシート積層体を形成する。
そして、ブレードを用いてセラミックグリーンシート積層体に溝入れを行い、個々の製品領域に分割するための複数の分割溝を形成する。その後、この積層体をアルミナが焼結しうる所定の温度に加熱する焼成工程を行う。この焼成を経ると、各セラミックグリーンシート及び導体ペーストが焼結して、大判のセラミックパッケージが得られる。そして、大判のセラミックパッケージを分割溝に沿って分割することで、複数のセラミックパッケージ70が同時に得られる。
因みに、特許文献1には、セラミック基板においてレーザにより分割溝を形成し、分割溝に沿ってセラミック基板を分割することで個々の電子部品を製造する技術が開示されている。
特開2004−276386号公報
ところで、電子部品素子は小型化のものが開発されており、それに伴いセラミックパッケージの小型化が図られている。小型のセラミックパッケージを上述した多数個取りの手法で製造する場合、キャビティと分割溝との間隔が狭くなるため、分割溝の形成時においてブレードの厚み分の逃げ場所が少なくなる。この場合、図18に示されるように、ブレード80を用いて分割溝81を形成することにより、セラミックグリーンシート積層体82の水平方向に機械的ストレスが加わる。このため、積層体82において、特に厚さが薄くなるキャビティ74の部分が変形してしまう。また、複数の分割溝81を形成する際にブレード80による溝入れを繰り返すことにより、始めに入れた分割溝81が狭くなり十分な溝幅を確保できなくなることがある。この場合には、焼結後におけるセラミックパッケージ70の分割が困難となってしまう場合があった。
図19に示されるように、ブレード80によるセラミックグリーンシート積層体82の溝入れ時には、ブレード80の先端に応力が集中してクラック84が発生してしまうことがある。このクラック84が発生しても積層体82が厚い場合(例えば、0.5mmの場合)は問題なく分割溝81を形成することができるが、積層体82が薄い場合(例えば、0.3mmの場合)にはクラック84によって割れや破れが発生して製品不良となってしまう。
また、特許文献1では、焼結体であるセラミック基板にレーザを照射して分割溝を形成しており、分割溝の部分がレーザ照射によって焼け焦げるため、外観が悪化してしまう可能性がある。さらに、焦げた部分は、めっきが付着しやすくなるため、めっき工程を適切に行うためには、焦げを除去する工程が必要となってしまう。
本発明は上記の課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、多数個取り用のセラミック焼結体に分割溝を確実に形成することができるセラミック部品の製造方法を提供することにある。
上記課題を解決するための手段(手段1)としては、複数のセラミック部品を連結してなる多数個取り用のセラミック焼結体を作製し、そのセラミック焼結体を分割することにより、前記複数のセラミック部品を個片化するセラミック部品の製造方法であって、焼結後に前記セラミック焼結体となるべき未焼結セラミック成形体に、焼結後に導体部となるべき未焼結導体を接触させて配置した状態で、レーザ照射により前記未焼結セラミック成形体を加工することにより、分割溝を形成するレーザ加工工程と、前記レーザ加工工程の後に前記未焼結セラミック成形体及び前記未焼結導体を同時に焼結させて前記セラミック焼結体を作製する焼成工程と、前記焼成工程の後に前記セラミック焼結体を前記分割溝に沿って分割することにより、前記複数のセラミック部品を個片化する分割工程とを含むことを特徴とするセラミック部品の製造方法がある。
従って、手段1に記載のセラミック部品の製造方法によると、焼成工程の前にレーザ加工工程を行い、未焼結セラミック成形体に対してレーザ加工を行うことで分割溝が形成される。このようにすると、従来のブレードを用いた場合のように分割溝の形成時において応力が加わることがなく、パッケージが変形するといった問題を解消することができる。また、未焼結セラミック成形体は、比較的に柔らかいためレーザ照射により分割溝を容易に形成することができる。さらに、分割溝の形成後に焼成工程が実施されるので、レーザ加工で焼け焦げた部分は、その後の焼成工程で焼失する。このため、セラミック部品の外観が悪化するといった問題が解消されるとともに、めっき工程を適切に行うことが可能となる。
前記レーザ加工工程において、前記レーザ照射による加工屑を除去しながらレーザ加工を行うことが好ましい。このようにすれば、分割溝内に加工屑が溜まるといった問題を回避することができる。
前記レーザ加工工程において、レーザ照射により前記未焼結セラミック成形体を加工することにより、前記分割溝に加えて、素子を搭載可能なキャビティを形成してもよい。この場合、キャビティの形成位置に対して位置ズレがなく正確な位置に分割溝を形成することができる。
前記未焼結セラミック成形体の表面に前記キャビティ及び表面側分割溝を形成し、前記未焼結セラミック成形体の裏面に前記表面側分割溝よりも深さが浅い裏面側分割溝を形成してもよい。ここで、未焼結セラミック成形体が比較的薄い場合、裏面側分割溝を浅く形成することにより、分割工程よりも前の工程で未焼結セラミック成形体やセラミック焼結体が割れてしまうといった問題を回避することができる。
前記レーザ加工工程において、前記未焼結セラミック成形体の表面及び裏面を加工することにより、互いの内端部が対向して配置されるように表面側分割溝及び裏面側分割溝を形成してもよい。このように分割溝を形成すると、分割工程において、分割溝に沿って個々のセラミック部品を容易に分割することができる。
前記セラミック部品の厚さは0.3mm以下であってもよい。セラミック部品の厚さが0.3mm以下である場合、分割溝をブレードで形成すると、溝入れ時に応力が加わりクラックが発生するため、分割溝の形成が困難となる。これに対して、レーザ加工で分割溝を形成する場合では、応力が加わらないため、分割溝を確実に形成することができる。
前記分割溝は、深さ方向にいくに従い幅が徐々に狭くなるよう断面V字状に形成されていることが好ましい。このように分割溝を形成すると、分割溝に沿って個々のセラミック部品を容易に分割することができる。
前記分割溝は、前記キャビティから0.3mm以下の間隔を隔てて形成されていてもよい。この場合、分割溝をブレードで形成すると、溝入れ時に応力が加わりキャビティが変形するため、セラミック部品完成後のチップ等の実装が困難となる。これに対して、レーザ加工で分割溝を形成する場合では、応力が加わらないためキャビティが変形することがなく、分割溝を確実に形成することができる。
前記レーザ加工工程は、前記未焼結セラミック成形体の表面に導体ペーストを所定パターン状に印刷形成した後に行うことが好ましい。
前記レーザ加工工程で用いられるレーザの種類は特に限定されないが、例えば、YAGレーザであることが好ましい。
前記セラミック部品としては、素子を搭載するためのセラミックパッケージを挙げることができる。セラミックパッケージの具体例としては、例えば、水晶振動子用パッケージ、表面弾性波フィルタ用パッケージ、MPUパッケージ、C−MOS用パッケージ、CCD用パッケージ、LED用パッケージなどを挙げることができる。
前記未焼結セラミック成形体と未焼結導体とを接触して配置させる方法としては、印刷法に限定されるものではなく、例えば、シート状に形成した未焼結導体を未焼結セラミック成形体に圧着させて配置させてもよいし、導電性材料を未焼結セラミック成形体上に塗布することによって未焼結導体を配置させてもよい。
前記セラミック焼結体を形成する材料の好適例としては、アルミナ、ベリリア、窒化アルミニウム、窒化ほう素、窒化珪素、低温焼成セラミックなどを挙げることができる。また、セラミック焼結体の形成材料としては、チタン酸バリウム、チタン酸ストロンチウム等のセラミック誘電体材料を選択してもよい。
前記未焼結導体に含まれる導電性金属粉末は、セラミック焼結体の焼成温度よりも高融点である必要がある。例えば、セラミック焼結体がいわゆる高温焼成セラミック(例えばアルミナ等)からなる場合には、未焼結導体中の金属粉末として、タングステン(W)、モリブデン(Mo)、マンガン(Mn)等やそれらの合金が選択可能である。セラミック焼結体がいわゆる低温焼成セラミック(例えばガラスセラミック等)からなる場合には、未焼結導体中の金属粉末として、銅(Cu)、銀(Ag)等やそれらの合金が選択可能である。
前記セラミック部品としては、セラミックパッケージ以外にセラミックコンデンサなどの電子部品を挙げることができる。また、一般的なセラミックパッケージのように平板形状の部品に限定されるものではなく、より立体的な形状(例えばキューブ状、球状など)のセラミック部品に本発明を具体化してもよい。またこの場合、未焼結セラミック成形体としては、シート成形品に限定されるものではなく、プレス成形品などを用いることもできる。
以下、本発明を具体化した実施の形態のセラミックパッケージ及びその製造方法を図面に基づき詳細に説明する。図1は、セラミックパッケージ10を示す概略断面図である。また、図2は、セラミックパッケージ10の上面図であり、図3は、セラミックパッケージ10の下面図である。
図1に示されるように、本実施形態のセラミックパッケージ10(セラミック部品)は、水晶振動子11(素子)を実装するための装置である。このセラミックパッケージ10は、上面12及び下面13を有する矩形平板状の部材であり、そのサイズは、例えば、縦0.8mm×横1.2mm×高さ0.3mmである。本実施の形態のセラミックパッケージ10は、3層のセラミック焼結層14,15,16からなる多層構造を有しており、各セラミック焼結層14〜16は、いずれもアルミナ焼結体からなる。なお、本実施の形態のセラミックパッケージ10では3層構造としたが、2層構造を採用しても構わないし、4層以上の多層構造を採用しても構わない。
図1及び図2に示されるように、セラミックパッケージ10は、上面12において開口するキャビティ20を備えている。本実施の形態のキャビティ20は平面視で略矩形状を呈しており、その外形寸法は、例えば縦0.6mm×横1.0mm×深さ0.2mmに設定されている。
本実施の形態のキャビティ20は、二段構造となっており、底面21の一部(図では左側)に段部22が配置されている。そして、そのキャビティ20の段部22上には、水晶振動子11に接続するための一対の端子23が形成されている。水晶振動子11は、各端子23にはんだ付けにより接続される。このように、キャビティ20内において、段部22上の端子23に水晶振動子11を接続することにより、水晶振動子11の先端がキャビティ20の底面21から離れた状態で収納される。
セラミックパッケージ10におけるキャビティ20の外周部の上面には、キャビティ20を取り囲むようにシール用メタライズ層25が設けられている。このメタライズ層25上には、図示しないめっき層やロウ材層が設けられるとともに、そのロウ材層等を介して図示しないキャップが取り付けられる。このキャップによってキャビティ20の開口が塞がれる。
セラミックパッケージ10において、セラミック焼結層14とセラミック焼結層15との界面には内層導体パターン26が形成され、セラミック焼結層15とセラミック焼結層16との界面には内層導体パターン27が形成されている。また、図1及び図3に示されるように、セラミック焼結層16の下面には、メタライズ層からなるパッド部28が複数個設けられている。このセラミックパッケージ10の各パッド部28は、セラミックパッケージ10を図示しない他の基板上に実装する際に、複数の基板側端子に対して接合される。
セラミックパッケージ10において、シール用メタライズ層25は、セラミック焼結層14に形成されたビア導体30を介して内層導体パターン26に接続され、内層導体パターン26は、セラミック焼結層15,16に形成されたキャスタレーション31(端面スルーホール導体)を介してパッド部28に接続されている。また、端子23は、セラミック焼結層15に形成されたビア導体30を介して内層導体パターン27に接続され、内層導体パターン27は、セラミック焼結層15,16に形成されたキャスタレーション31(端面スルーホール導体)を介してパッド部28に接続されている。なお、キャスタレーション31は、凹溝部32の表面上に、メタライズ層を設けた構造を有しており、セラミックパッケージ10の外周面における各コーナー部に配置されている。
本実施の形態のセラミックパッケージ10において、端子23、メタライズ層25、内層導体パターン26,27、パッド部28、ビア導体30、及びキャスタレーション31は、例えばタングステンを主体とするメタライズ金属からなる導体部である。
次に、上記構造のセラミックパッケージ10を製造する方法について図4〜図14に基づいて説明する。なお、本実施の形態のセラミックパッケージ10は、多数個取りの手法で製造される。
まず、セラミックグリーンシートを準備する準備工程を実施する。具体的には、セラミック粉末としてのアルミナ粉末、有機バインダ、溶剤、可塑剤等を混合してスラリーを作製する。そしてこのスラリーを従来周知の手法(例えばドクターブレード法やカレンダーロール法)によりシート状に成形して、図4に示すようなセラミックグリーンシート41,42,43を3枚作製する。
そして、穴あけ工程では、打ち抜き治具(上型44,下型45)を用いてパンチング加工を行い、セラミックグリーンシート41の複数箇所に貫通孔46,47を形成する(図5参照)。セラミックグリーンシート41と同様に、パンチング(打ち抜き)加工によってセラミックグリーンシート42,43の複数箇所に貫通孔46,47を形成する(図6参照)。各セラミックグリーンシート41,42,43において、貫通孔46は、ビア導体30を形成するための孔部であり、貫通孔47は、キャスタレーション31を形成するための孔部である。
続く導体部形成工程では、貫通孔46,47内にそれぞれ導体部を形成する。より具体的にいうと、まず従来周知のペースト印刷装置によるビアメタライズ充填手法を行って、貫通孔46内にタングステンペースト49を充填する(図7参照)。即ち、貫通孔46を完全にタングステンペースト49で満たすようにする。次いで、キャスタレーション印刷を行って、貫通孔47の内周面にタングステンペースト49を付着させる(図8参照)。従って、貫通孔47内は完全にタングステンペースト49で満たされていなくてもよく、貫通孔47の中心部は空洞状になっている。なお、上記のようにビアメタライズ充填後にキャスタレーション印刷を行ってもよいほか、キャスタレーション印刷後にビアメタライズ充填後を行ってもよい。そして次に、セラミックグリーンシート41,42,43の上にタングステンペースト49をパターン印刷する(図9参照)。これらの印刷層は、後に端子23、メタライズ層25、内層導体パターン26,27、パッド部28となるべき部分である。
続くキャビティ用穴あけ工程では、打ち抜き治具(上型53,下型54)を用いてパンチング加工を行い、セラミックグリーンシート41にキャビティ用の貫通孔55を形成する(図10参照)。同様に、パンチング(打ち抜き)加工によってセラミックグリーンシート42にキャビティ用の貫通孔56を形成する(図11参照)。
この後に、積層工程を行い、セラミックグリーンシート43の上にセラミックグリーンシート42及びセラミックグリーンシート41を順次積層し、従来周知のラミネート装置を用いて厚さ方向に所定の荷重を加えることにより、これらを圧着、一体化してセラミックグリーンシート積層体50(未焼結セラミック成形体)を形成する(図12参照)。
続くレーザ加工工程では、レーザ加工装置を用いてレーザL1を照射することにより、製品領域の外形線に沿ってセラミックグリーンシート積層体50の表面及び裏面に表面側分割溝51及び裏面側分割溝52を格子状に形成する(図13参照)。またこのとき、図示しない吸引装置やブロー装置を用いて、レーザ照射による加工屑を除去しながら分割溝51,52を形成している。
表面側分割溝51及び裏面側分割溝52は、深さ方向にいくに従い幅が徐々に狭くなるよう断面V字状に形成されており、互いの内端部が対向して配置されている。本実施の形態では、貫通孔47の中心を通るよう各分割溝51,52が形成される。これら分割溝51,52は、その深さが開口幅の1倍〜5倍(本実施の形態では2.5倍)程度となるよう形成されている。また、セラミックグリーンシート積層体50の表面において、表面側分割溝51は、キャビティ20から0.1mm程度の間隔を隔てた位置に形成されている。
レーザ加工工程の後、積層体50をアルミナが焼結しうる所定の温度(例えば1500℃〜1800℃程度の温度)に加熱する焼成工程を行う。この焼成を経ると、各セラミックグリーンシート41,42,43が焼結して大判のセラミックパッケージ101(セラミック焼結体)が得られる(図14参照)。また、タングステンペースト49の焼結によって、端子23、メタライズ層25、内層導体パターン26,27、パッド部28、ビア導体30、及びスルーホール導体58が形成される。なお、ここで得られるセラミックパッケージ101は、セラミックパッケージ10となるべき製品領域を平面方向に沿って縦横に複数配列した構造の多数個取り用パッケージである。
さらに、セラミックパッケージ101の端子23、メタライズ層25、パッド部28、及びスルーホール導体58に対して電解めっきを行ってそれら表面にめっき層を形成する。そして、分割工程において、セラミックパッケージ101を分割溝52に沿って切断する。これにより、図1のセラミックパッケージ10が複数同時に得られる。なお、分割溝52は、スルーホール導体58のある貫通孔47の中心を通るよう形成されている。このため、分割溝52でセラミックパッケージ101を切断することによって、セラミックパッケージ10のコーナー部(セラミック焼結層15,16の側面)にキャスタレーション31が形成される。
従って、本実施の形態によれば以下の効果を得ることができる。
(1)本実施の形態の場合、焼成工程前にレーザ加工工程を行い、未焼結セラミック成形体であるセラミックグリーンシート積層体50に対してレーザ加工を行うことで分割溝51,52が形成されている。このようにすると、従来のブレードを用いた場合のように分割溝の形成時において応力が加わることがなく、パッケージ10が変形するといった問題を解消することができる。また、セラミックグリーンシート積層体50は、比較的に柔らかいためレーザ照射により分割溝51,52を容易に形成することができる。さらに、分割溝51,52の形成後に焼成工程が実施されるので、レーザ加工で焼け焦げた部分は、その後の焼成工程で焼失する。このため、セラミックパッケージ10の外観が悪化するといった問題が解消されるとともに、めっき工程を適切に行うことが可能となる。
(2)本実施の形態の場合、レーザ加工工程において、レーザ照射による加工屑を除去しながらレーザ加工が行われているので、分割溝51,52内に加工屑が溜まるといった問題を回避することができる。
(3)本実施の形態の場合、レーザ加工工程において、セラミックグリーンシート積層体50の表面及び裏面を加工することにより、互いの内端部が対向して配置されるように表面側分割溝51及び裏面側分割溝52が形成されている。このように各分割溝51,52を形成すると、分割工程において、分割溝51,52に沿って個々のセラミックパッケージ10を容易に分割することができる。
(4)本実施の形態のセラミックパッケージ10は、厚さが0.3mmの薄型パッケージである。このため、従来のように分割溝をブレードで形成すると、溝入れ時に応力が加わりクラックが発生してしまう。これに対して、本実施の形態の製造方法のように、レーザ加工で分割溝51,52を形成する場合では、応力が加わらないため、分割溝51,52を確実に形成することができる。
(5)本実施の形態の場合、分割溝51,52は、深さが開口幅の2.5倍程度であり、深さ方向にいくに従い幅が徐々に狭くなるよう断面V字状に形成されている。このようにすれば、分割溝51,52に沿って個々のセラミックパッケージ10を容易に分割することができる。
(6)本実施の形態の場合、セラミックグリーンシート積層体50の表面において、分割溝51はキャビティ20から0.1mm程度の間隔を隔てて形成されている。この場合、従来のように分割溝51,52をブレードで形成すると、溝入れ時に応力が加わりキャビティ20が変形するため、分割溝51,52の形成が困難となる。これに対して、レーザ加工で分割溝51,52を形成する場合では、応力が加わらないためキャビティ20が変形することがなく、微細加工が可能であるため分割溝51,52を確実に形成することができる。
なお、本発明の実施の形態は以下のように変更してもよい。
・上記実施の形態では、パンチング加工によってキャビティ20を形成するものであったが、レーサ加工によってキャビティ20を形成してもよい。具体的には、図9に示すように、各セラミックグリーンシート41,42,43の上にタングステンペースト49をパターン印刷した後、積層工程を行い、複数のセラミックグリーンシート41,42,43を積層一体化してセラミックグリーンシート積層体50を作製する(図15参照)。その後、レーザ加工工程を行い、セラミックグリーンシート積層体50にレーザL1を照射することにより、キャビティ20を形成する(図16参照)。またこのとき、レーザ照射により表面側分割溝51を形成し、さらに、積層体50の裏面側に裏面側分割溝52を形成する。このようにすれば、キャビティ20の形成位置に対して位置ズレがなく正確な位置に分割溝51,52を形成することができる。
・上記実施の形態において、表面側分割溝51と裏面側分割溝52とをほぼ同じ深さで形成しているが、セラミックグリーンシート積層体50が比較的薄い場合には、積層体50の裏面側に表面側分割溝51よりも深さが浅い裏面側分割溝52を形成してもよい。この場合、裏面側分割溝52を浅く形成することにより、分割工程よりも前の工程でセラミックグリーンシート積層体50やセラミックパッケージ101が割れて製品不良となることを回避することができる。
・上記実施の形態において、貫通孔46,47をパンチング加工によって形成したが、レーザ加工やドリル加工などの手法によって形成してもよい。特にレーザ加工で貫通孔46,47を形成する場合、分割溝51,52の形成時と同じレーザ照射装置を用いることができる。このため、装置コストを抑えることが可能となる。また、共通のレーザ照射装置を用いれば、各工程での位置合わせを簡素化することができる。
・上記実施の形態におけるレーザ加工工程ではYAGレーザを用いたが、炭酸ガスレーザやエキシマレーザ等の他の種類のレーザを用いてもよい。
・上記実施の形態では、本発明を3層構造のセラミックパッケージ10に具体化したが、単層層構造のセラミックパッケージに具体化してもよい。勿論、セラミックパッケージのみに限定されず、セラミックコンデンサなどの他のセラミック部品に本発明を適用してもよい。
次に、特許請求の範囲に記載された技術的思想のほかに、前述した実施の形態によって把握される技術的思想を以下に列挙する。
(1)複数のセラミック部品を連結してなる多数個取り用のセラミック焼結体を作製し、そのセラミック焼結体を分割することにより、前記複数のセラミック部品を個片化するセラミック部品の製造方法であって、焼結後に前記セラミック焼結体となるべき未焼結セラミック成形体に、焼結後に導体部となるべき未焼結導体を接触させて配置した状態で、レーザ照射により前記未焼結セラミック成形体を加工することにより、分割溝を形成するレーザ加工工程と、前記レーザ加工工程の後に前記未焼結セラミック成形体及び前記未焼結導体を同時に焼結させて前記セラミック焼結体を作製する焼成工程と、前記焼成工程の後に前記セラミック焼結体を前記分割溝に沿って分割することにより、前記複数のセラミック部品を個片化する分割工程とを含み、前記分割溝は、深さ方向にいくに従い幅が徐々に狭くなるよう断面V字状に形成されていることを特徴とするセラミック部品の製造方法。
(2)技術的思想(1)において、前記分割溝は、前記キャビティから0.3mm以下の間隔を隔てて形成されていることを特徴とするセラミック部品の製造方法。
(3)技術的思想(1)または(2)において、前記レーザ加工に用いられるレーザはYAGレーザであることを特徴とするセラミック部品の製造方法。
(4)技術的思想(1)乃至(3)のいずれかにおいて、前記未焼結セラミック成形体の表面に導体ペーストを所定パターン状に印刷形成した後に前記レーザ加工工程を行うことを特徴とするセラミック部品の製造方法。
(5)技術的思想(1)乃至(4)のいずれかにおいて、前記セラミック部品は水晶振動子用セラミックパッケージであることを特徴とするセラミック部品の製造方法。
本実施の形態のセラミックパッケージを示す断面図。 本実施の形態のセラミックパッケージを示す上面図。 本実施の形態のセラミックパッケージを示す下面図。 セラミックパッケージの製造方法を説明するための断面図。 セラミックパッケージの製造方法を説明するための断面図。 セラミックパッケージの製造方法を説明するための断面図。 セラミックパッケージの製造方法を説明するための断面図。 セラミックパッケージの製造方法を説明するための断面図。 セラミックパッケージの製造方法を説明するための断面図。 セラミックパッケージの製造方法を説明するための断面図。 セラミックパッケージの製造方法を説明するための断面図。 セラミックパッケージの製造方法を説明するための断面図。 セラミックパッケージの製造方法を説明するための断面図。 セラミックパッケージの製造方法を説明するための断面図。 別の実施の形態におけるセラミックパッケージの製造方法を説明するための断面図。 別の実施の形態におけるセラミックパッケージの製造方法を説明するための断面図。 従来のセラミックパッケージを示す断面図。 従来の溝入れ工程を説明するための断面図。 従来の溝入れ工程を説明するための断面図。
符号の説明
10…セラミック部品としてのセラミックパッケージ
11…素子としての水晶振動子
20…キャビティ
23…導体部としての端子
24…導体部としてのビア導体
25…導体部としてのシール用メタライズ層
26,27…導体部としての内層導体パターン
28…導体部としてのパッド部
30…導体部としてのビア導体
31…導体部としてのキャスタレーション
49…未焼結導体としてのタングステンペースト
50…未焼結セラミック成形体としてのセラミックグリーンシート積層体
51…表面側分割溝
52…裏面側分割溝
101…セラミック焼結体としてのセラミックパッケージ

Claims (6)

  1. 複数のセラミック部品を連結してなる多数個取り用のセラミック焼結体を作製し、そのセラミック焼結体を分割することにより、前記複数のセラミック部品を個片化するセラミック部品の製造方法であって、
    焼結後に前記セラミック焼結体となるべき未焼結セラミック成形体に、焼結後に導体部となるべき未焼結導体を接触させて配置した状態で、レーザ照射により前記未焼結セラミック成形体を加工することにより、分割溝を形成するレーザ加工工程と、
    前記レーザ加工工程の後に前記未焼結セラミック成形体及び前記未焼結導体を同時に焼結させて前記セラミック焼結体を作製する焼成工程と、
    前記焼成工程の後に前記セラミック焼結体を前記分割溝に沿って分割することにより、前記複数のセラミック部品を個片化する分割工程と
    を含むことを特徴とするセラミック部品の製造方法。
  2. 前記レーザ加工工程において、前記レーザ照射による加工屑を除去しながらレーザ加工を行うことを特徴とする請求項1に記載のセラミック部品の製造方法。
  3. 前記レーザ加工工程において、レーザ照射により前記未焼結セラミック成形体を加工することにより、前記分割溝に加えて、素子を搭載可能なキャビティを形成することを特徴とする請求項1または2に記載のセラミック部品の製造方法。
  4. 前記未焼結セラミック成形体の表面に前記キャビティ及び表面側分割溝を形成し、前記未焼結セラミック成形体の裏面に前記表面側分割溝よりも深さが浅い裏面側分割溝を形成することを特徴とする請求項3に記載のセラミック部品の製造方法。
  5. 前記レーザ加工工程において、前記未焼結セラミック成形体の表面及び裏面を加工することにより、互いの内端部が対向して配置されるように表面側分割溝及び裏面側分割溝を形成することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載のセラミック部品の製造方法。
  6. 前記セラミック部品の厚さは0.3mm以下であることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載のセラミック部品の製造方法。
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