JP2010072797A - 直流電源装置および電源制御用半導体集積回路 - Google Patents

直流電源装置および電源制御用半導体集積回路 Download PDF

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Abstract

【課題】複数のレギュレータを備えた直流電源装置において、任意の順番で各レギュレータを立ち上げることができるようにする。
【解決手段】各々半導体集積回路化された複数のレギュレータ(11)を備えた直流電源装置において、前記複数のレギュレータのそれぞれにコンデンサを接続する第1外部端子(PC)と、抵抗を接続する第2外部端子(PR)と、前記コンデンサおよび前記抵抗と共に時定数回路を構成可能な遅延制御回路(12)とを設け、前記コンデンサの容量値に応じて出力電圧の立ち上がりをそれぞれ調整可能にするとともに、前記抵抗の抵抗値に応じて出力電圧の立ち下がりをそれぞれ調整可能に構成した。
【選択図】図1

Description

本発明は、直流電源装置およびそれを構成する電源制御用半導体集積回路に関し、特に複数の直流電圧を出力する電源装置を構成するシリーズレギュレータなどのDC−DCコンバータに利用して有効な技術に関する。
パーソナルコンピュータなどの電子システムには、メイン基板(マザーボート)やサブ基板(子基板、孫基板)など複数の基板が搭載され、さらに各基板にはメインLSI、サブLSIなど複数のLSIが実装されている。このようなシステムにおいては、電源投入時にLSIの立上げ順序を規定しないとシステムが誤動作を起こす場合がある。
従来、2つのレギュレータを有する直流電源装置において、2つのレギュレータを直列に接続するとともに、前段のレギュレータの出力の立ち上がりの遅延を検出する遅延検出回路を設け、この遅延検出回路の出力を起動信号として後段のレギュレータを起動させるようにした発明が提案されている(例えば特許文献1)。
特開2004−266953号公報
上記先願発明の直流電源装置は複数のレギュレータを順番に立ち上げるシーケンス制御を確実に行なえるという利点があるものの、立上げ順序が固定されるとともに、前段のレギュレータの出力が立ち上がるまで後段のレギュレータを立ち上げることができない、つまり前段のレギュレータの出力が立ち上がる前に後段のレギュレータを立ち上げること(見込み起動)ができない。
また、システムによっては、LSIの立上げ順序のみならず、停止時に所定の順序でLSIの電源を立ち下げた方が良い場合がある。しかるに、上記先願発明の直流電源装置には立ち下げの順序を設定する機能が設けられていないため、ユーザの使い勝手が悪いという不具合がある。
この発明は上記のような課題に着目してなされたものでその目的は、複数のレギュレータを備えた直流電源装置において、任意の順番で各レギュレータの出力の立上げを開始することができるようにすることにある。
本発明の他の目的は、複数のレギュレータを備えた直流電源装置において、前段のレギュレータの出力が立ち上がる前に後段のレギュレータの出力を立ち上げることができるようにすることにある。
本発明のさらに他の目的は、複数のレギュレータを備えた直流電源装置において、システムの停止時に所望の順番で各レギュレータの出力を立ち下げることができるようにすることにある。
上記目的を達成するため、この発明は、各々半導体集積回路化された複数のレギュレータを備えた直流電源装置において、前記複数のレギュレータのそれぞれにコンデンサを接続する第1外部端子と、抵抗を接続する第2外部端子と、前記コンデンサおよび前記抵抗と共に時定数回路を構成可能な遅延制御回路とを設け、前記コンデンサの容量値に応じて出力電圧の立ち上がりタイミングをそれぞれ調整可能にし、前記抵抗の抵抗値に応じて出力電圧の立ち下がりタイミングをそれぞれ調整可能に構成したものである。
上記した手段によれば、任意の順番で各レギュレータの出力を立ち上げることができるとともに、前段のレギュレータの出力が立ち上がる前に後段のレギュレータの出力を立ち上げることができるようになる。また、システムの停止時に所望の順番で各レギュレータの出力を立ち下げることができる。
また、望ましくは、入力端子と出力端子との間に接続された電流制御用トランジスタと、前記電流制御用トランジスタを駆動制御する制御回路と、外付けコンデンサを接続する第1外部端子と、外付け抵抗を接続する第2外部端子と、前記コンデンサおよび前記抵抗と共に時定数回路を構成するとともに時定数に応じて変化する内部ノードの電位を判別する判定手段を有する遅延制御回路と、を備え、前記コンデンサの容量値に応じて前記判定手段の出力による前記制御回路の動作開始のタイミングが調整可能に構成され、前記抵抗の抵抗値に応じて前記判定手段の出力による前記制御回路の動作停止のタイミングが調整可能であるように電源制御用半導体集積回路を構成する。
上記構成を有する電源制御用半導体集積回路を複数個使用し各半導体集積回路の外部端子に接続される外付けのコンデンサの容量値と抵抗の値を変えることによって、これらの素子と遅延制御回路とで決まる時定数に応じて任意の順番で各レギュレータの出力を立ち上げることができるとともに、システムの停止時に所望の順番で各レギュレータの出力を立ち下げることができる直流電源装置を実現することができる。
さらに、望ましくは、前記出力端子と接地点との間に接続されたスイッチ素子を備え、前記抵抗の抵抗値に応じて前記遅延制御回路の出力のタイミングが決定され前記判定手段の出力によって前記スイッチ素子がオンされることで出力電圧が立ち下がるように構成する。これにより、所望の順番で各レギュレータの出力を素早く立ち下げることができる。
ここで、出力電圧を分圧した電圧と所定の参照電圧との電位差に応じた電圧を出力し該出力電圧に基づいて前記電流制御用トランジスタを制御する誤差アンプを備え、前記判定手段の出力によって前記誤差アンプのバイアスを制御するように構成する。
さらに、複数のレギュレータ回路が一つの半導体チップ上に形成されている電源制御用半導体集積回路において、前記複数のレギュレータ回路のそれぞれに対応した複数の出力端子と、外付けコンデンサを接続する第1外部端子と、外付け抵抗を接続する第2外部端子と、前記コンデンサおよび前記抵抗と共に時定数回路を構成するとともに時定数に応じて変化する内部ノードの電位を判別する判定手段を有する遅延制御回路とを備え、前記コンデンサの容量値に応じて前記複数のレギュレータ回路のいずれか一つの出力電圧の立ち上がりタイミングが調整可能にされ、前記抵抗の抵抗値に応じて前記複数のレギュレータ回路のいずれか一つの出力電圧の立ち下がりタイミングが調整可能にされ、前記いずれか一つ以外のレギュレータ回路は、前記レギュレータ回路の出力電圧の立ち上がりから所定の遅延時間後に出力電圧が立ち上がり、前記レギュレータ回路の出力電圧の立ち下がりから所定の遅延時間後に出力電圧が立ち下がるように電源制御用半導体集積回路を構成する。
これにより、1つの半導体集積回路で複数の直流出力電圧が得られ、かつ所定の順番で複数のレギュレータの出力を立ち上げることができるとともに、所定の順番で複数のレギュレータの出力を立ち下げることができる直流電源装置を実現することができる。
本発明によると、複数のレギュレータを備えた直流電源装置において、任意の順番で各レギュレータの出力を立ち上げることができるようになる。また、前段のレギュレータの出力が立ち上がる前に後段のレギュレータの出力の立上げを開始することができるようになる。さらに、システムの停止時に所望の順番で各レギュレータの出力を立ち下げることができるという効果がある。
以下、本発明の好適な実施の形態を図面に基づいて説明する。
(実施例1)
図1は、本発明を適用した直流電源装置の第1の実施形態を示す。この実施形態は一出力のレギュレータを組み合わせたもので、一例として2つのシリーズレギュレータを用いた直流電源装置について説明するが、3つ以上のシリーズレギュレータを用いた直流電源装置にも適用することができる。なお、特に限定されるわけではないが、図1において一点鎖線10A,10Bで囲まれている範囲の回路を構成する素子は、それぞれ1個の半導体チップ上に形成され、それぞれ半導体集積回路(レギュレータIC)として構成される。
2つのレギュレータIC10A,10Bは、同一の構成を有しており、外付けのコンデンサの容量値や抵抗の値が異なるのみであるので、構成については一方のレギュレータIC10Aについてのみ説明する。レギュレータIC10Aにおいて、C1は入力電圧Vinを安定化させるため電圧入力端子INに接続された外付けの平滑コンデンサ、C2は出力電圧Voutを安定化させるため出力端子OUTに接続された外付けの平滑コンデンサである。
この実施形態におけるレギュレータIC10Aは、電圧入力端子INと出力端子OUTとの間に接続されたLDO(低飽和型シリーズレギュレータ)11と、出力端子OUTと接地点との間に直列に接続された抵抗R0およびスイッチSW0と、外部端子CNTに入力されるオン/オフ制御信号CEに基づいてLDO11の起動を制御する遅延制御回路12とを備える。
また、レギュレータIC10Aには、遅延制御回路12における立ち上がり遅延時間を設定するための外付けのコンデンサCdが接続される外部端子PCと、遅延制御回路12における立ち下がり遅延時間を設定するための外付けの抵抗Rdが接続される外部端子PRとが設けられている。
特に限定されるものではないが、上記LDO11は、図2に示すように、入力端子INと出力端子OUTとの間に接続されて入力端子INから出力端子OUTへ流れる電流を制御する制御用トランジスタQ1と、Q1のベース電圧を制御するオープンコレクタのトランジスタQ2と、出力電圧Voutを抵抗R1,R2で分圧したフィードバック電圧VFBと参照電圧Vrefとの電位差に応じて前記トランジスタQ2を介して制御用トランジスタQ1を制御するための誤差アンプAMPを備える。
また、誤差アンプAMPにバイアスを与えるためのバイアス回路BIASを備え、該バイアス回路BIASは遅延制御回路12からの制御信号STがハイレベルに変化すると誤差アンプAMPへのバイアスを開始し、制御信号STがロウレベルに変化するとバイアスをオフさせることによって制御用トランジスタQ1の駆動を停止するように構成されている。
さらに、特に限定されるものではないが、入力の過電圧状態あるいはチップ温度の上昇などの異常を検出するコンパレータCMPを備え、該コンパレータCMPの出力で前記トランジスタQ2のベースと接地点との間に設けられたトランジスタQ3をオンさせることによってQ2をオフさせて制御用トランジスタQ1をオフさせることができるように構成されている。
図3には、遅延制御回路12の構成例が示されている。遅延制御回路12は、定電流源CSと、該定電流源CSと前記外部端子PCとの間に接続されたスイッチSW1と、前記外部端子PCと外部端子PRとの間に接続されたスイッチSW2と、スイッチSW1とコンデンサCdとの接続ノードNd1に入力端子が接続されたレベル判定手段としてのインバータINV3、該インバータINV3の出力を反転して前記制御信号STを生成するインバータINV4などを有する。
上記スイッチSW2は上記外部端子CNTの入力信号CEを反転するインバータINV1の出力によって、上記スイッチSW1はインバータINV1の出力を反転するインバータINV2の出力によって、それぞれ相補的にオン、オフ制御される。
スイッチSW1がオンされると定電流源CSによってコンデンサCdが充電され、図4のように、ノードNd1の電位Vcdが徐々に上昇し、インバータINV3の論理しきい値に達するとインバータINV3の出力がロウレベルに、またインバータINV4の出力である制御信号STがハイレベルに変化することによってバイアス回路BIASが活性化されて誤差アンプAMPが起動される。それによって、出力電圧Voutが立ち上がり始める。
スイッチSW1がオフされると代わってSW2がオンされ、抵抗Rdを介してコンデンサCdの電荷が放電され、図4のように、ノードNd1の電位Vcdが徐々に降下する。そして、電位VcdがインバータINV3の論理しきい値に達するとインバータINV3の出力がハイレベルに変化することによって、スイッチSW0がオンされて、出力電圧Voutが立ち下げられる。また、このときインバータINV4の出力である制御信号STがロウレベルに変化することによってバイアス回路BIASから誤差アンプAMPへのバイアス供給が遮断されて誤差アンプの動作が停止され、制御用トランジスタQ1がオフされる。
図1の実施形態の直流電源装置においては、レギュレータIC10Aと10Bの外部端子PCに接続されるコンデンサCdの容量値を異ならせることによって、図4のt1,t2のように各レギュレータの出力の立ち上がりタイミングを変えることができる。また、レギュレータIC10Aと10Bの外部端子PRに接続される抵抗Rdの抵抗値を異ならせることによって、図4のt3,t4のように各レギュレータの出力の立ち下がりタイミングを変えることができる。
なお、図3の遅延制御回路はその原理を示したものであり、実際の回路はこのような単純な回路ではなくもっと複雑な回路になる場合があることはいうまでもない。
(実施例2)
図5は、本発明を適用した直流電源装置の第2の実施形態を示す。この実施形態はマルチ出力のレギュレータを対象としたもので、一例として2つの出力を有するレギュレータICを用いた直流電源装置について説明するが、3つ以上の出力を有するレギュレータICを用いた直流電源装置にも適用することができる。図5において一点鎖線10で囲まれている範囲の回路を構成する素子は、1個の半導体チップ上に形成され、レギュレータICとして構成される。
この実施形態におけるレギュレータIC10は、電圧入力端子INと出力端子OUTとの間に接続された2つのLDO(レギュレータ回路)11a,11bと、2つの出力端子OUT1,OUT2と、出力端子OUT1と接地点との間に直列に接続された抵抗RaおよびスイッチSWaと、出力端子OUT2と接地点との間に直列に接続された抵抗RbおよびスイッチSWbとを備える。
また、レギュレータIC10には、遅延制御回路12によるLDO11a,LDO11bの立ち上がり遅延時間を設定するための外付けのコンデンサCdが接続される外部端子PCと、遅延制御回路12によるLDO11a,LDO11bの立ち下がり遅延時間を設定するための外付けの抵抗Rdが接続される外部端子PRとが設けられている。
図5のレギュレータICにおいては、遅延制御回路12として、図3に示されているのと同様な構成を有する回路を使用することができる。図3の回路との違いは、この実施例では最初のLDO11aの出力の立ち上がりを検出する回路と、該回路の出力とインバータINV3,INV4の出力との論理和をとるANDゲートなどを設けて、LDO11bの制御信号ST2やスイッチSWaの制御信号を生成するように構成する点にある。
また、立ち上がり検出回路やANDゲートなどを設ける代わりに、インバータINV3,INV4の出力を所定時間Δtだけ遅延してLDO11bの制御信号ST2やスイッチSWaの制御信号を生成する遅延回路を設けるようにしてもよい。この遅延回路は、例えば複数のインバータを直列に接続して論理ゲートの遅延時間を利用するものや、図3の回路と同様な構成の時定数回路を利用するものが考えられる。
図5の実施形態の直流電源装置においては、図1の実施形態の直流電源装置のように、各レギュレータの立ち上がりタイミングと立ち上がりタイミングを自由に設定することはできないが、図6のように、最初に立ち上がるレギュレータの立ち上がりタイミングと立ち下がりタイミングは、外部端子PCに接続されるコンデンサCdの容量値と、外部端子PRに接続される抵抗Rdの抵抗値を調整することで変えることができる。
以上本発明者によってなされた発明を実施形態に基づき具体的に説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。例えば前記実施形態では、内蔵されるレギュレータがシリーズレギュレータ(降圧型レギュレータ)であるものを説明したが、昇圧型のスイッチングレギュレータである場合にも適用することができる。
また、前記実施形態では、レギュレータの出力の立ち下がりを早めるためチップ内部において出力端子と接地点との間に抵抗R0とスイッチSW0を設けたものを示したが、抵抗R0とスイッチSW0はチップ外部に設け、それを制御する信号をレギュレータICから出力するように構成しても良い。また、抵抗R0とスイッチSW0を省略して、LDOをオフすることによって、負荷に流れる電流で出力電圧Voutが自然に立ち下がるように構成することも可能である。
さらに、前記第2の実施形態では、2つのLDOを内蔵したレギュレータICにおいて、出力の立ち上がる順序が予め決まっているものを示したが、3つ以上のLDOを内蔵したレギュレータICにおいて立ち上げる順序を変更できるように構成しても良い。
以上の説明では、本発明をシリーズレギュレータICに適用した例を説明したが、本発明にそれに限定されるものではなく、複数のLDOとともに二次電池の充電制御回路や、DC−DCコンバータ、WLED(ホワイト発光ダイオード)ドライバ回路等複数の電源系回路を搭載したパワーマネージメントICのような多機能電源制御用ICにも広く利用する。
本発明を適用したシリーズレギュレータICの第1の実施形態を示す回路構成図である。 図1のシリーズレギュレータICに内蔵されるLDOの構成例を示す回路構成図である。 図1のシリーズレギュレータICに内蔵される遅延制御回路の構成例を示す回路構成図である。 図1のシリーズレギュレータICを用いた直流電源装置の動作タイミングを示すタイムチャートである。 本発明を適用したシリーズレギュレータICの第2の実施形態を示す回路構成図である。 図5のシリーズレギュレータICを用いた直流電源装置の動作タイミングを示すタイムチャートである。
符号の説明
10 シリーズレギュレータIC
11 LDO(低飽和型シリーズレギュレータ)
12 遅延制御回路
AMP 誤差アンプ
BIAS バイアス回路
CMP 異常検出用のコンパレータ
Q1 電流制御用トランジスタ
Cd 立ち上がり調整用の外付けコンデンサ
Rd 立ち下がり調整用の外付け抵抗
SW0 出力電圧立ち下げ用のスイッチ素子
CE オン/オフ制御信号

Claims (6)

  1. 各々半導体集積回路化された複数のレギュレータを備えた直流電源装置であって、
    前記複数のレギュレータのそれぞれにコンデンサを接続する第1外部端子と、抵抗を接続する第2外部端子と、前記コンデンサおよび前記抵抗と共に時定数回路を構成可能な遅延制御回路とを設け、
    前記コンデンサの容量値に応じて出力電圧の立ち上がりタイミングがそれぞれ調整可能にされ、前記抵抗の抵抗値に応じて出力電圧の立ち下がりタイミングがそれぞれ調整可能にされていることを特徴とする直流電源装置。
  2. 入力端子と出力端子との間に接続された電流制御用トランジスタと、
    前記電流制御用トランジスタを駆動制御する制御回路と、
    外付けコンデンサを接続する第1外部端子と、
    外付け抵抗を接続する第2外部端子と、
    前記コンデンサおよび前記抵抗と共に時定数回路を構成するとともに時定数に応じて変化する内部ノードの電位を判別する判定手段を有する遅延制御回路と、を備え、
    前記コンデンサの容量値に応じて前記判定手段の出力による前記制御回路の動作開始のタイミングが調整可能に構成され、
    前記抵抗の抵抗値に応じて前記判定手段の出力による前記制御回路の動作停止のタイミングが調整可能に構成されていることを特徴とする電源制御用半導体集積回路。
  3. 前記出力端子と接地点との間に接続されたスイッチ素子を備え、前記判定手段の出力によって前記スイッチ素子がオンされることで出力電圧が立ち下がるように構成されていることを特徴とする請求項2に記載の電源制御用半導体集積回路。
  4. 前記制御回路は、出力電圧を分圧した電圧と所定の参照電圧との電位差に応じた電圧を出力し該出力電圧に基づいて前記電流制御用トランジスタを制御する誤差アンプを備え、前記判定手段の出力によって前記誤差アンプのバイアスを制御するように構成されていることを特徴とする請求項2または3に記載の電源制御用半導体集積回路。
  5. 複数のレギュレータ回路が一つの半導体チップ上に形成されている電源制御用半導体集積回路であって、
    前記複数のレギュレータ回路のそれぞれに対応した複数の出力端子と、外付けコンデンサを接続する第1外部端子と、外付け抵抗を接続する第2外部端子と、前記コンデンサおよび前記抵抗と共に時定数回路を構成するとともに時定数に応じて変化する内部ノードの電位を判別する判定手段を有する遅延制御回路とを備え、
    前記コンデンサの容量値に応じて前記複数のレギュレータ回路のいずれか一つの出力電圧の立ち上がりタイミングが調整可能にされ、前記抵抗の抵抗値に応じて前記複数のレギュレータ回路のいずれか一つの出力電圧の立ち下がりタイミングが調整可能にされ、
    前記いずれか一つ以外のレギュレータ回路は、前記レギュレータ回路の出力電圧の立ち上がりから所定の遅延時間後に出力電圧が立ち上がり、前記レギュレータ回路の出力電圧の立ち下がりから所定の遅延時間後に出力電圧が立ち下がるように構成されていることを特徴とする電源制御用半導体集積回路。
  6. 前記複数の出力端子と接地点との間にそれぞれ接続された複数のスイッチを備え、動作停止を示す制御信号が入力されると前記判定手段の出力によって前記複数のスイッチが順次オン状態にされることで出力電圧が順次立ち下がるように構成されていることを特徴とする請求項5に記載の電源制御用半導体集積回路。
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