JP2010072227A - メカニカルスプライス - Google Patents

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Abstract

【課題】性能を落とすことなくコストダウンを図ることができるメカニカルスプライスを提供する。
【解決手段】割スリーブ3内で一方の光ファイバ21aの端部とこれに接続される他方の光ファイバ21aの端部とを突き合わせる。センターカバー7をベース6に装着すると、ベース6の係合部603がセンターカバー7の挟持片73を介して割スリーブ3を押圧し、割スリーブ3の割スリーブ3の内面3aが光ファイバ21aの外面に密着するように構成した。
【選択図】図36

Description

この発明は光ファイバコード同士をメカニカルに接続するメカニカルスプライスに関する。
従来、ハウジングと一対のレバーと金属スリーブとを備えるメカニカルスプライスが知られている(下記特許文献1参照)。
ハウジングには一対の光ファイバコード挿入孔が形成されている。光ファイバコード挿入孔はハウジングの長手方向に沿って延びる。
レバーはハウジングの両端部にそれぞれ設けられている。レバーは押圧部を有する。レバーは光ファイバコード挿入可能位置と光ファイバコード固定位置との間で回転可能である。
金属スリーブは一対の光ファイバコード挿入孔の間に配置されている。金属スリーブの中央部には窓孔が形成されている。
このメカニカルスプライスを用いた光ファイバコードの接続作業は次の通りである。
まず、二つの光ファイバコードの一端部の被覆をそれぞれ除去し、光ファイバ(コアとコアを被覆するクラッドとで構成される)を露出させる。
次に、レバーを光ファイバコード挿入可能位置から光ファイバコード固定位置まで回転させる。このとき、レバーの押圧部によって光ファイバコードは金属スリーブの方へ送られるとともに、光ファイバコード挿入孔の内周面に押し付けられてハウジングに固定される。
登録実用新案第3121157号公報
従来のメカニカルスプライスの金属スリーブの加工には高い精度が要求されるため、これがメカニカルスプライスの製造コストを高くする一因になっていた。
加工精度の低い金属スリーブを用いればメカニカルスプライスの製造コストを下げることができるが、そうするとメカニカルスプライスの性能が低下してしまう。
この発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、その課題は、メカニカルスプライスの性能を落とすことなくコストダウンを図ることである。
上述の課題を解決するため請求項1記載の発明のメカニカルスプライスは、一方の光ファイバコードの光ファイバの端部とこれに接続される他方の光ファイバコードの光ファイバの端部とを収容する空間を有し、前記両方の光ファイバコードの端部を突き合わせる突合わせ部と、前記両方の光ファイバと前記突合わせ部とを収容するハウジングと、前記ハウジングに収容された前記突合わせ部の内面と前記光ファイバの外面とを密着させて前記光ファイバの端部同士の突合わせ状態を維持する突合わせ維持部とを備えていることを特徴とする。
突合わせ維持部によって突合わせ部の内面と光ファイバの外面とが密着させられるので、突合わせ部として高精度のものを用いる必要がない。
請求項2記載の発明は、請求項1記載のメカニカルスプライスにおいて、前記突合わせ部が前記ハウジングに対して分離可能な割スリーブであり、前記ハウジングが、前記両方の光ファイバコードが配置されるベースと、前記割スリーブを支持する支持部を有し、前記ベースにロックされる第1ロック位置と前記ベースに仮止めされる第1仮止め位置との間で前記ベースの高さ方向に沿って移動可能に前記ベースの中央部に装着されたセンターカバーと、前記ベースにロックされる第2ロック位置と前記ベースに仮止めされる第2仮止め位置との間で移動可能に前記ベースの両端部に装着され、前記第2ロック位置に移動したとき前記ベースと共働して前記光ファイバコードを保持するサイドカバーとで構成され、前記突合わせ維持部が、前記センターカバーに設けられ、前記割スリーブの外周面を挟持する挟持部と、前記ベースの中央部に設けられ、前記センターカバーが前記第1ロック位置にあるとき前記挟持部に係合することによって前記割スリーブの外周面を押圧して前記割スリーブの内径を縮める係合部とで構成されていることを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項1記載のメカニカルスプライスにおいて、前記ハウジングが、前記両方の光ファイバコードが配置されるベースと、前記ベースにロックされる第1ロック位置と前記ベースに仮止めされる第1仮止め位置との間で前記ベースの高さ方向に沿って移動可能に前記ベースの中央部に装着されたセンターカバーと、前記ベースにロックされる第2ロック位置と前記ベースに仮止めされる第2仮止め位置との間で移動可能に前記ベースの両端部に装着され、前記第2ロック位置に移動したとき前記ベースと共働して前記光ファイバコードを保持するサイドカバーとで構成され、前記突合わせ部が前記センターカバーに固定され、前記突合わせ維持部が、前記突合わせ部に形成され、前記空間とほぼ平行に延びる溝と、前記ベースに設けられ、前記センターカバーが前記第1ロック位置にあるとき前記溝に嵌合することにより前記溝の溝幅を広げて前記突合わせ部の空間を縮める突出部とで構成されていることを特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項1記載のメカニカルスプライスにおいて、前記ハウジングが、前記両方の光ファイバコードが配置されるベースと、前記ベースにロックされる第1ロック位置と前記ベースに仮止めされる第1仮止め位置との間で前記ベースの高さ方向に沿って移動可能に前記ベースの中央部に装着されたセンターカバーと、前記ベースにロックされる第2ロック位置と前記ベースに仮止めされる第2仮止め位置との間で移動可能に前記ベースの両端部に装着され、前記第2ロック位置に移動したとき前記ベースと共働して前記光ファイバコードを保持するサイドカバーとで構成され、前記突合わせ部が前記センターカバーに固定され、前記突合わせ維持部が、前記ベースに設けられ、前記センターカバーが前記第1ロック位置にあるとき前記突合わせ部の空間を縮める突出部である ことを特徴とする。
請求項5記載の発明は、請求項1記載のメカニカルスプライスにおいて、前記ハウジングが、前記両方の光ファイバコードが配置されるベースと、前記ベースにロックされる第1ロック位置と前記ベースに仮止めされる第1仮止め位置との間で前記ベースの高さ方向に沿って移動可能に前記ベースの中央部に装着されたセンターカバーと、前記ベースにロックされる第2ロック位置と前記ベースに仮止めされる第2仮止め位置との間で前記ベースの高さ方向に沿って移動可能に前記ベースの両端部に装着され、前記第2ロック位置に移動したとき前記ベースと共働して前記光ファイバコードを保持するサイドカバーとで構成され、前記突合わせ部が前記センターカバーに固定され、前記突合わせ維持部は、前記ベースに設けられ、前記センターカバーが前記第1ロック位置にあるとき前記突合わせ部の空間に挿入されて前記突合わせ部内の前記光ファイバを前記突合わせ部の内面に押し付ける押付片であることを特徴とする。
請求項6記載の発明は、請求項2〜5のいずれか1項記載のメカニカルスプライスにおいて、前記ベースは、前記サイドカバーが前記第2仮止め位置から前記第2ロック位置へ移動するときに、前記サイドカバーを前記センターカバーに近づくように斜め下方へガイドするガイド部を有することを特徴とする。
請求項7記載の発明は、請求項1〜6のいずれか1項記載のメカニカルスプライスにおいて、前記突合わせ部が樹脂で形成されていることを特徴とする。
請求項8記載の発明は、請求項3〜6のいずれか1項記載のメカニカルスプライスにおいて、前記突合わせ部と前記センターカバーとが樹脂で一体成形されていることを特徴とする。
請求項9記載の発明は、請求項1〜8のいずれか1項記載のメカニカルスプライスにおいて、前記ハウジングが、前記光ファイバの、前記突合わせ部に収容されていない部分を撓ませる光ファイバ収容空間を有することを特徴とする。
この発明によれば、性能を落とすことなくコストダウンを図ることができる。
以下、この発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1はこの発明の一実施形態のメカニカルスプライスの斜視図、図2は図1に示すメカニカルスプライスを裏返した状態を示す斜視図、図3は図1に示すメカニカルスプライスの正面図、図4は図1に示すメカニカルスプライスのサイドカバーを外した状態を示す斜視図、図5は図1に示すメカニカルスプライスのベースからセンターカバーを外した状態を示す斜視図である。
メカニカルスプライス1は光ファイバ21,21(図1参照)同士を接続するものである。図1、図2、図3に示すように、メカニカルスプライス1は突合わせ部である割スリーブ3(図16参照)とハウジング5とを備える。
割スリーブ3は金属製であり、スリット3bを有する。割スリーブ3は2つの光ファイバコード21の端部の被覆を除去して露出した2つの光ファイバ21a(図35、36参照)の端部を収容するとともに、2つの光ファイバ21aの端部同士を突き合わせる。スリット3bは中心軸に沿って伸びる。
図4、図5に示すように、ハウジング5はベース6とセンターカバー7と2つのサイドカバー8とで構成されている。
図6は図1に示すメカニカルスプライスのベースの平面図、図7は図1に示すメカニカルスプライスのベースの側面図、図8は図6のVIII−VIII線に沿う断面図、図9は図6のIX−IX線に沿う断面図、図10は図6のX−X線に沿う断面図、図11は図6のXI−XI線に沿う断面図、図12は図6のXII−XII線に沿う断面図、図13は図6のXIII−XIII線に沿う断面図、図14は図6のXIV−XIV線に沿う断面図である。
図6、7、8に示すように、ベース6の中央部には幅広部601が形成されている。また、ベース6の中央部には凹部602が形成されている。凹部602はベース6の長手方向Lに沿って延び、ほぼ溝状である。凹部602の中央部の深さは、凹部602の長手方向Lの両端部の深さよりも深い。凹部602の長手方向の両端部は光ファイバ収容空間602aとなっている(図6、8参照)。光ファイバ収容空間602aは、光ファイバコード21の端部で露出した光ファイバ21aの一部分(割スリーブ3に収容されていない部分)を撓ませるための空間である。凹部602の中央部の底面には一対の係合部(突合わせ維持部の一部)603が形成されている。係合部603は傾斜面603aを有する(図5、9参照)。
ベース6の中央部の両側面にはそれぞれ2つの第1係止突起604が形成されている。2つの第1係止突起604は幅広部601を挟むように配置されている。係止突起604は傾斜面604aと下面604bとを有する。
ベース6の中央部の両側面にはそれぞれ2つの第2係止突起605が形成されている。2つの係止突起605はそれぞれ第1係止突起604の幅広部側に形成されている。第2係止突起605は第1係止突起604よりも下方に位置する。第2係止突起605は傾斜面605aと下面605bとを有する。
ベース6の長手方向Lの両端部にはそれぞれ凹部610が形成されている。凹部610はベース6の長手方向Lに沿って形成され、ほぼ溝状である。凹部610は凹部602に連なる。凹部610の底面には突出片611が形成されている。突出片611はほぼ板状であり、ベース6の長手方向に沿って延びている。突出片611の板厚方向はベース6の幅方向Wと平行である。突出片611は肉厚部611aと肉薄部611bとを有する。肉厚部611aの上面には幅広溝611cが形成され、肉薄部611bには溝611dが形成されている(図6参照)。溝611dは幅広溝611cに連なる。
ベース6の長手方向Lの両端部の両側面にはそれぞれガイド凸部612が形成されている。ガイド凸部612を側面側から見たときの形状はほぼ平行四辺形状であり、ガイド凸部612はガイド面612aを有する。ガイド面612aはベース6の高さ方向Hに対して傾斜している(図7参照)。
また、ベース6の両端部の両側面にはそれぞれ2つの第1係止突起613が形成されている。2つの第1係止突起613はガイド凸部612を挟むように配置されている。
第1係止突起613は傾斜面613aと下面613bとを有する。
更に、ベース6の両端部の両側面にはそれぞれ2つの第2係止突起614が形成されている。2つの第2係止突起614はそれぞれ第1係止突起613のガイド凸部612側に隣接させて形成されている。第2係止突起614は第1係止突起613よりも下方に位置する。第2係止突起614は傾斜面614aと下面614bとを有する。
図15は図1に示すメカニカルスプライスのセンターカバーの斜視図、図16は図1に示すメカニカルスプライスの突合わせ部とセンターカバーとを裏返して分離した状態を示す斜視図、図17は図1に示すメカニカルスプライスのセンターカバーの平面図、図18は図1に示すメカニカルスプライスのセンターカバーの側面図、図19は図1に示すメカニカルスプライスのセンターカバーの底面図、図20は図17のXX−XX線に沿う断面図、図21は図17のXXI−XXI線に沿う断面図、図22は図17のXXII−XXII線に沿う断面図、図23は図17に示すXXIII−XXIII線に沿う断面図、図24はセンターカバーの正面図である。
センターカバー7は上面板71と側面板72とを有し、弾性を有する合成樹脂で形成されている。側面板72はその板厚方向へ弾性変形可能である。
上面板71の下面の中央部には一対の挟持部(係合部603とともに突合わせ維持部を構成する)73が形成されている。挟持部73はほぼ板状であり、その板厚方向は側面板72の板厚方向と平行である。また、一対の挟持部73はその板厚方向へ弾性変形可能である。一対の挟持部73の間隔は割スリーブ3の外径よりも小さい。挟持部73の先端には爪73aが形成されている。
上面板71の下面の両端部にはそれぞれ突出片74が形成されている。突出片74は上面板71の長手方向へ延びている。突出片74は肉厚部74aと肉薄部74bとを有する。肉厚部74aは上面板71の中央部側に位置している。
肉厚部74aには凹部(支持部)74cが形成されている。凹部74cは割スリーブ3の端部を支持する。一対の挟持部73は凹部74cに保持された割スリーブ3の外周面を挟持する。
肉薄部74bには溝部74dが形成されている。溝部74dには光ファイバコード21の光ファイバ21aが配置される。
両側面板72にはそれぞれ2つの窓孔72aが形成されている。窓孔72aはベース6の第1、第2係止突起604,605を受け容れる。両側面板72の下端には傾斜面72bが形成されている。
図25は図1に示すメカニカルスプライスのサイドカバーの斜視図、図26は図1に示すメカニカルスプライスのサイドカバーを裏返した状態を示す斜視図、図27は図1に示すメカニカルスプライスのサイドカバーの平面図、図28は図1に示すメカニカルスプライスのサイドカバーの側面図、図29は図1に示すメカニカルスプライスのサイドカバーの底面図、図30は図27のXXX−XXX線に沿う断面図、図31は図27のXXXI−XXXI線に沿う断面図、図32は図27のXXXII−XXXII線に沿う断面図、図33は図27に示すXXXIII−XXXIII線に沿う断面図、図34はサイドカバーの正面図である。
サイドカバー8は上面板81と側面板82とを有し、弾性を有する合成樹脂で形成されている。側面板82はその板厚方向へ弾性変形可能である。
上面板81の下面には突出片84が形成されている。突出片84は上面板81の長手方向へ延びている。突出片84には幅広溝84aと溝84bとが形成されている。幅広溝84aは突出片84の一端側に位置している。溝84bは突出片84の他端側に位置し、幅広溝84aに連なる。幅広溝84aには光ファイバコード21が収容される。溝84bには光ファイバコード21の被覆を切除して露出した光ファイバ21aが収容される。更に、溝84bにはベース6の突出片611の肉薄部611bが挿入され、幅広溝84bにはベース6の突出片611の肉厚部611aが挿入される。
両側面板82の中央部内面には凹部82aが形成されている。凹部82aは係合面82bを有している。係合面82bはサイドカバー8の高さ方向に対して傾いている。凹部82aはベース6のガイド凸部612(図5参照)を受け容れる。係合面82bはガイド凸部612のガイド面612aに係合する。
また、両側面板82にはそれぞれ2つの窓孔82eが形成されている。窓孔82eはほぼ平行四辺形状である。窓孔82eはベース6の第1係止突起613と第2係止突起614とを受け容れる(図5参照)。両側面板82の下端には傾斜面82fが形成されている。
次に、このメカニカルスプライス1の組立について説明する。
まず、図16に示すように、裏返したセンターカバー7の上方から割スリーブ3を挟持部73の間に挿入するとともに、割スリーブ3の両端部をセンターカバー7の凹部74cに嵌める。その結果、割スリーブ3の外周面が挟持部73によって挟まれるとともに、挟持部73の爪73aが割スリーブ3の外周面に引っ掛かるので、割スリーブ3はセンターカバー7に保持される。
次に、図5に示すように、ベース6の中央部の上方からセンターカバー7を下方へ下ろし、センターカバー7の窓孔72aの下縁に隣接する部分をベース6の第1係止突起604の下面604bと第2係止突起605の傾斜面605aとの間に配置する。この結果、センターカバー7はベース6から浮き上がった状態で仮止めされ、ベース6から脱落しない。
その後、ベース6の端部の上方からサイドカバー8を下方へ下ろし、サイドカバー8の窓孔84eの下縁に隣接する部分をベース6の第1係止突起613の下面613bと第2係止突起614の傾斜面614aとの間に配置する。この結果、サイドカバー8はベース6から浮き上がった状態でロックされ、ベース6から脱落しない。
以上の作業により、メカニカルスプライス1の組立が完了する。
次に、センターカバー7の動作について説明する。
センターカバー7はベース6の高さ方向Hに沿って後述する第1仮止め位置(図35参照)と第1ロック位置(図36参照)との間を移動できる。
センターカバー7の窓孔72aの下縁に隣接する部分が第1係止突起604の下面604bと第2係止突起605の傾斜面605aとで挟まれ、センターカバー7がベース6に仮止めされたときのセンターカバー7の位置が第1仮止め位置である。第1仮止め位置では光ファイバ21aを割スリーブ3に挿抜可能である。
第1仮止め位置にあるセンターカバー7を押し下げると、センターカバー7の窓孔72aの下縁に隣接する部分が第2係止突起605の下面に係合し、センターカバー7がベース6にロックされる。このときのセンターカバー7の位置が第1ロック位置である。第1ロック位置では、突合わせ部3の内面が光ファイバ21aの外周面に密着し、光ファイバ21aの端面同士の突合せ状態が維持される。
次に、サイドカバー8の動作について説明する。
サイドカバー8はベース6のガイド凸部612のガイド面612aと平行な方向(サイドカバー8をセンターカバー7に近づける斜め下方)に沿って後述する第2仮止め位置と第2ロック位置との間を移動できる。
サイドカバー8の窓孔82eの下縁に隣接する部分が第1係止突起613の下面613bと第2係止突起614の傾斜面614aとで挟まれ、サイドカバー8がベース6に仮止めされたときのサイドカバー8の位置が第2仮止め位置である。第2仮止め位置ではベース6の突出片611の幅広溝611cがサイドカバー8の幅広溝84aに、突出片611の溝611dがサイドカバー8の溝84bに、それぞれ間隔をあけて対向する。このとき、光ファイバコード21(被覆されている部分)を幅広溝611c,84a間に、光ファイバ21a(光ファイバコード21の被覆が除去された部分)を溝611d,84b間にそれぞれ挿抜可能である。
第2仮止め位置にあるサイドカバー8を下方へ押し下げると、サイドカバー8の凹部82aの係合面82bがベース6のガイド凸部612のガイド面612aによってガイドされ、サイドカバー8がガイド面612aに沿って斜め下方へ移動し、サイドカバー8の窓孔82eの下縁に隣接する部分が第2係止突起614の下面614bに係合する。このときのサイドカバー8の位置が第2ロック位置である。
サイドカバー8が第2仮止め位置から第2ロック位置へ移動するとき、サイドカバー8の幅広溝84a及び溝84bは割スリーブ3の方へ近づく。このとき、幅広溝84aに隣接する面は光ファイバコード21を、溝84bに隣接する面は光ファイバ21aをそれぞれ割スリーブ3の方へ送る。また同時に、幅広溝84aに隣接する面は光ファイバコード21をベース6の幅広溝611cに隣接する面に、溝84bに隣接する面は光ファイバ21aをベース6の溝611dに、それぞれ押し付ける。この結果、光ファイバ21aの端面同士が強い力で突き合わされ、割スリーブ3の外にある光ファイバ21aがベース6の収容空間602a内で撓み、光ファイバコード21はサイドカバー8とベース6とによって挟持される。
図35は図1に示すメカニカルスプライスのベースとセンターカバーとが分離した状態を示す概念図、図36は図1に示すメカニカルスプライスのベースとセンターカバーとが嵌合した状態を示す概念図である。
次に、メカニカルスプライス1による光ファイバコードの接続作業について説明する。
まず、センターカバー7を第1仮止め位置におき、サイドカバー8を第2仮止め位置におく。
この状態で、2つの光ファイバコード21の光ファイバ21aをそれぞれ割スリーブ3に挿入し、光ファイバ21aの端面同士を突き合わせる。
次に、ベース6の突出片611の幅広溝611cに光ファイバコード21を配置し、突出片611の溝61dに光ファイバ21aを配置する。
その後、一方のサイドカバー8を下方へ押圧して第2ロック位置に移動させる。
次に、他方のサイドカバー8を下方へ押圧して第2ロック位置に移動させる。
この結果、上述のように、光ファイバ21aの端面同士が強い力で突き合わされ、割スリーブ3の外にある光ファイバ21aがベース6の収容空間602a内で撓み、光ファイバコード21はサイドカバー8とベース6とによって挟持される。
その後、図35、36に示すように、センターカバー7を第1仮止め位置から第2ロック位置に押し込む。この結果、センターカバー7の挟持部73がベース6の係合部603と係合して押圧され、挟持部73が割スリーブ3の外周面を押圧して割りスリーブ3の径が縮まる。割スリーブ3の径が縮まると、割スリーブ3の内周面3aと光ファイバ21aの外周面との間の隙間がなくなり、光ファイバ21aの端面同士が正確に突き合わされ、その状態が維持される。
この実施形態によれば、突合わせ部材として高い加工精度を要求されない割スリーブ3を採用したので、製造コストを低減することができる。
また、係合部603と挟持部73とで割スリーブ3の径を縮めることができるので、従来のメカニカルスプライスと同等に光ファイバの端面同士を正確に突き合わせることができ、メカニカルスプライスの性能低下を抑制できる。
また、2つの光ファイバ21aの突合わせ部分と割スリーブ3とが密着するとともに、光ファイバコード21がハウジング5の両端部に固定されるので、光ファイバコード21に強い力が加わっても抜けにくく、しかも、振動が加わっても2つの光ファイバ21aの突合せが緩みにくく、信頼性が高い。
更に、ベース6の収容空間602aで光ファイバ21aを撓ませるようにしたので、温度変化時のハウジング5と光ファイバ21aとの熱膨張の違いを吸収することができる。
以上のように、この実施形態のメカニカルスプライスは、光ファイバコードに強い力が加わっても抜けにくく、振動が加わっても2つの光ファイバ21aの突合せが緩みにくく、しかも、温度変化によるハウジング5と光ファイバ21aとの熱膨張の違いを吸収することができるので、自動車用のメカニカルスプライスとして適している。
図37はこの発明の第2実施形態に係るメカニカルスプライスの突合わせ部及びセンターカバーを裏返した状態を示す斜視図、図38は図37に示すセンターカバーの斜視図、図39はこの発明の第2実施形態に係るメカニカルスプライスのベースの断面図、図40は図39のIVX−IVX線に沿う断面図、図41はこの発明の第2実施形態に係るメカニカルスプライスのベースとセンターカバーとが分離した状態を示す概念図、図42はこの発明の第2実施形態に係るメカニカルスプライスのベースとセンターカバーとが嵌合した状態を示す概念図である。
第1実施形態と共通する部分については同一符号を付してその説明を省略する。以下、第1実施形態との主な相違部分についてだけ説明する。
第1実施形態のメカニカルスプライスの突合わせ部は金属製の割スリーブ3であり、センターカバー7と別体であったが、図37、図38に示すように、第2実施形態のメカニカルスプライスの突合わせ部203は樹脂製であり、センターカバー207の上面板271と一体に形成されている。
突合わせ部203は突合わせ部本体203hと中心孔203aとスリット203bと溝(突合わせ維持部の一部)203cとを有する。
中心孔203aはほぼ角柱状の突合わせ部本体203hの中心部に形成されている。スリット203bは突合わせ部本体203hの長手方向に沿って延び、中心孔203aに連なる。溝203cはスリット203bと平行に突合わせ部本体203hの下面に形成されている。
図39、図40に示すように、メカニカルスプライスのベース206の幅広部601の凹部602には2つのクサビ(突出部)2603がベース206と一体に形成されている。クサビ(溝203cとともに突合わせ維持部を構成する)2603は突合わせ部203の溝203cに挿入される。
次に、第2実施形態のメカニカルスプライスの基本的な動作について説明する。
まず、センターカバー207を図41に示す状態から下方へ移動させる。その結果、図42に示すように、ベース206のクサビ2603がセンターカバー207の溝203cに挿入される。クサビ2603が突合わせ部203の溝203cに挿入され、溝203cの溝幅が広がると、スリット203bの幅が狭まるとともに中心孔203aの内径が小さくなり、光ファイバ21aに突合わせ部203の内周面が密着する。その結果、光ファイバ21a同士が正確に付き合わされるとともに、光ファイバ21aが中心孔203aの内周面によってしっかりと保持される。
第2実施形態によれば、第1実施形態と同様の作用効果を奏するとともに、突合わせ部203とセンターカバー207とを樹脂で一体成型したので、メカニカルスプライスの製造コストをより低減させることができる。
図43はこの発明の第3実施形態に係るメカニカルスプライスの突合わせ部及びセンターカバーを裏返した状態を示す斜視図、図44はこの発明の第3実施形態に係るメカニカルスプライスのベースの断面図、図45は図44のIVXV−IVXV線に沿う断面図、図46はこの発明の第3実施形態に係るメカニカルスプライスのベースとセンターカバーとが分離した状態を示す概念図、図47はこの発明の第3実施形態に係るメカニカルスプライスのベースとセンターカバーとが嵌合した状態を示す概念図である。
第1実施形態と共通する部分については同一符号を付してその説明を省略する。以下、第1実施形態との主な相違部分についてだけ説明する。
図43に示すように、第3実施形態のメカニカルスプライスの突合わせ部303は樹脂製であり、センターカバー307の上面板371と一体に形成されている。
突合わせ部303は突合わせ部本体303hと中心孔303aとスリット303bとを有し、断面形状がほぼU字形である。
中心孔303aは突合わせ部本体303hの中心部に形成されている。スリット303bは突合わせ部本体303hの外面に形成され、突合わせ部本体303hの長手方向に沿って延び、中心孔303aに連なる。
図44、図45に示すように、メカニカルスプライスのベース306の幅広部601の凹部602には押付片3603がベース306と一体に形成されている。押付片3603は突合わせ部303のスリット303bに挿入される。
次に、第3実施形態のメカニカルスプライスの基本的な動作について説明する。
まず、センターカバー307を、図46に示す状態から下方へ移動させる。その結果、図47に示すように、ベース306の押付片3603がセンターカバー307のスリット303bに挿入される。押付片3603が突合わせ部303のスリット303bに挿入されと、中心孔303a内の光ファイバ21aが押付片3603によって中心孔303aの内周面に押し付けられる。したがって、光ファイバ21a同士が正確に突き合わされるとともに、光ファイバ21aが中心孔303aの内周面と押付片3603とによってしっかりと保持される。
第3実施形態によれば、第2実施形態と同様の作用効果を奏する。
図48はこの発明の第4実施形態に係るメカニカルスプライスのベースとセンターカバーとが分離した状態を示す概念図、図49はこの発明の第4実施形態に係るメカニカルスプライスのベースとセンターカバーとが嵌合した状態を示す概念図である。
図48、図49に示すように、第4実施形態のメカニカルスプライスの突合わせ部403は第2実施形態と同様に樹脂製であり、センターカバー407の上面板471と一体に形成されている。
突合わせ部403は突合わせ部本体403hと中心孔403aとスリット403bとを有する。
中心孔403aはほぼ角柱状の突合わせ部本体403hの中心部に形成されている。スリット403bは突合わせ部本体403hの長手方向に沿って延び、中心孔403aに連なる。
メカニカルスプライスのベース406には突合わせ維持部を構成する2つのクサビ(突出部)4603がベース406と一体に形成されている。クサビ4603は突合わせ部403の側面に係合する。
次に、第4実施形態のメカニカルスプライスの基本的な動作について説明する。
まず、センターカバー407を図48に示す状態から下方へ移動させる。その結果、図49に示すように、ベース406のクサビ4603が突合わせ部403の側面を押圧する。クサビ4603が突合わせ部403の側面を押圧すると、スリット403bの幅が狭まるとともに中心孔403aの内径が小さくなり、光ファイバ21aに突合わせ部403の内周面が密着する。その結果、光ファイバ21a同士が正確に付き合わされるとともに、光ファイバ21aが中心孔403aの内周面によってしっかりと保持される。
第4実施形態によれば、第1実施形態と同様の作用効果を奏するとともに、突合わせ部403とセンターカバー407とを樹脂で一体成型したので、メカニカルスプライスの製造コストをより低減させることができる。
なお、突合わせ維持部としては第1、2、4実施形態のものに限られず、例えば、カム面を有する回転レバーを突合わせ維持部としてベースに回転可能に設け、この回転レバーを回転させて、カム面によって直接或いは間接的に突合わせ部の内面と光ファイバの外面とが密着ように突合わせ部を押圧してもよい。
また、突合わせ維持部としてハウジングと別体で、ハウジングに挿抜可能なくさびを用い、ハウジングに挿入されたくさびによって直接或いは間接的に突合わせ部の内面と光ファイバの外面とが密着するように突合わせ部を押圧してもよい。
なお、上述の実施形態では、ハウジングをベースとセンターカバーとサイドカバーとで構成したが、ハウジングの構成はこれに限られず、例えば、ベースとこのベースの上面を覆う1つのカバーとで構成してもよい。
また、第1実施形態では、センターカバー7を第1仮止め位置と第1ロック位置との間を移動できるように構成し、また、サイドカバー8を第2仮止め位置と第2ロック位置との間で移動可能にしたが、必ずしもこのように構成する必要はない。
なお、第1実施形態では、サイドカバー8が第2仮止め位置とから第2ロック位置へ移動するときに、サイドカバー8をベース6のガイド凸部612によって割スリーブ3の方へ送るようにしたが、必ずしもこのように構成する必要はなく、サイドカバー8をベース6の高さ方向Hと平行に移動させるようにしてもよい。この場合、光ファイバコードの接続作業の際に、一方のサイドカバーを第2仮止め位置から第2ロック位置に移動させた後に、他方の光ファイバコードを突合わせ部の方へ押し込んで、突合わせ部から出た光ファイバを撓ませた後に、他方のサイドカバーを第2仮止め位置から第2ロック位置へ移動させるとよい。
図1はこの発明の一実施形態のメカニカルスプライスの斜視図である。 図2は図1に示すメカニカルスプライスを裏返した状態を示す斜視図である。 図3は図1に示すメカニカルスプライスの正面図である。 図4は図1に示すメカニカルスプライスのサイドカバーを外した状態を示す斜視図である。 図5は図1に示すメカニカルスプライスのベースからセンターカバーを外した状態を示す斜視図である。 図6は図1に示すメカニカルスプライスのベースの平面図である。 図7は図1に示すメカニカルスプライスのベースの側面図である。 図8は図6のVIII−VIII線に沿う断面図である。 図9は図6のIX−IX線に沿う断面図である。 図10は図6のX−X線に沿う断面図である。 図11は図6のXI−XI線に沿う断面図である。 図12は図6のXII−XII線に沿う断面図である。 図13は図6のXIII−XIII線に沿う断面図である。 図14は図6のXIV−XIV線に沿う断面図である。 図15は図1に示すメカニカルスプライスのセンターカバーの斜視図である。 図16は図1に示すメカニカルスプライスの突合わせ部とセンターカバーとを裏返して分離した状態を示す斜視図である。 図17は図1に示すメカニカルスプライスのセンターカバーの平面図である。 図18は図1に示すメカニカルスプライスのセンターカバーの側面図である。 図19は図1に示すメカニカルスプライスのセンターカバーの底面図である。 図20は図17のXX−XX線に沿う断面図である。 図21は図17のXXI−XXI線に沿う断面図である。 図22は図17のXXII−XXII線に沿う断面図である。 図23は図17に示すXXIII−XXIII線に沿う断面図である。 図24はセンターカバーの正面図である。 図25は図1に示すメカニカルスプライスのサイドカバーの斜視図である。 図26は図1に示すメカニカルスプライスのサイドカバーを裏返した状態を示す斜視図である。 図27は図1に示すメカニカルスプライスのサイドカバーの平面図である。 図28は図1に示すメカニカルスプライスのサイドカバーの側面図である。 図29は図1に示すメカニカルスプライスのサイドカバーの底面図である。 図30は図27のXXX−XXX線に沿う断面図である。 図31は図27のXXXI−XXXI線に沿う断面図である。 図32は図27のXXXII−XXXII線に沿う断面図である。 図33は図27に示すXXXIII−XXXIII線に沿う断面図である。 図34はサイドカバーの正面図である。 図35は図1に示すメカニカルスプライスのベースとセンターカバーとが分離した状態を示す概念図である。 図36は図1に示すメカニカルスプライスのベースとセンターカバーとが嵌合した状態を示す概念図である。 図37はこの発明の第2実施形態に係るメカニカルスプライスの突合わせ部及びセンターカバーを裏返した状態を示す斜視図である。 図38は図37に示すセンターカバーの斜視図である。 図39はこの発明の第2実施形態に係るメカニカルスプライスのベースの断面図である。 図40は図39のIVX−IVX線に沿う断面図である。 図41はこの発明の第2実施形態に係るメカニカルスプライスのベースとセンターカバーとが分離した状態を示す概念図である。 図42はこの発明の第2実施形態に係るメカニカルスプライスのベースとセンターカバーとが嵌合した状態を示す概念図である。 図43はこの発明の第3実施形態に係るメカニカルスプライスの突合わせ部及びセンターカバーを裏返した状態を示す斜視図である。 図44はこの発明の第3実施形態に係るメカニカルスプライスのベースの断面図である。 図45は図44のIVXV−IVXV線に沿う断面図である。 図46はこの発明の第3実施形態に係るメカニカルスプライスのベースとセンターカバーとが分離した状態を示す概念図である。 図47はこの発明の第3実施形態に係るメカニカルスプライスのベースとセンターカバーとが嵌合した状態を示す概念図である。 図48はこの発明の第4実施形態に係るメカニカルスプライスのベースとセンターカバーとが分離した状態を示す概念図である。 図49はこの発明の第4実施形態に係るメカニカルスプライスのベースとセンターカバーとが嵌合した状態を示す概念図である。
符号の説明
1 メカニカルスプライス
3 割スリーブ (突合わせ部)
203,303,403 突合わせ部
203a,303a,403a 中心孔
203c 溝(突合わせ維持部)
5 ハウジング
6,206,306,406 ベース
603 係合部(突合わせ維持部)
612 ガイド凸部(ガイド部)
2603,4603 クサビ(突合わせ維持部)
3603 押付片(突合わせ維持部)
7,207,307,407 センターカバー
73 挟持部(突合わせ維持部)
74c 凹部(支持部)
8 サイドカバー

Claims (9)

  1. 一方の光ファイバコードの光ファイバの端部とこれに接続される他方の光ファイバコードの光ファイバの端部とを収容する空間を有し、前記両方の光ファイバコードの端部を突き合わせる突合わせ部と、
    前記両方の光ファイバと前記突合わせ部とを収容するハウジングと、
    前記ハウジングに収容された前記突合わせ部の内面と前記光ファイバの外面とを密着させて前記光ファイバの端部同士の突合わせ状態を維持する突合わせ維持部と
    を備えていることを特徴とするメカニカルスプライス。
  2. 前記突合わせ部が前記ハウジングに対して分離可能な割スリーブであり、
    前記ハウジングが、前記両方の光ファイバコードが配置されるベースと、前記割スリーブを支持する支持部を有し、前記ベースにロックされる第1ロック位置と前記ベースに仮止めされる第1仮止め位置との間で前記ベースの高さ方向に沿って移動可能に前記ベースの中央部に装着されたセンターカバーと、前記ベースにロックされる第2ロック位置と前記ベースに仮止めされる第2仮止め位置との間で移動可能に前記ベースの両端部に装着され、前記第2ロック位置に移動したとき前記ベースと共働して前記光ファイバコードを保持するサイドカバーとで構成され、
    前記突合わせ維持部が、前記センターカバーに設けられ、前記割スリーブの外周面を挟持する挟持部と、前記ベースの中央部に設けられ、前記センターカバーが前記第1ロック位置にあるとき前記挟持部に係合することによって前記割スリーブの外周面を押圧して前記割スリーブの内径を縮める係合部とで構成されている
    ことを特徴とする請求項1記載のメカニカルスプライス。
  3. 前記ハウジングが、前記両方の光ファイバコードが配置されるベースと、前記ベースにロックされる第1ロック位置と前記ベースに仮止めされる第1仮止め位置との間で前記ベースの高さ方向に沿って移動可能に前記ベースの中央部に装着されたセンターカバーと、前記ベースにロックされる第2ロック位置と前記ベースに仮止めされる第2仮止め位置との間で移動可能に前記ベースの両端部に装着され、前記第2ロック位置に移動したとき前記ベースと共働して前記光ファイバコードを保持するサイドカバーとで構成され、
    前記突合わせ部が前記センターカバーに固定され、
    前記突合わせ維持部が、前記突合わせ部に形成され、前記空間とほぼ平行に延びる溝と、前記ベースに設けられ、前記センターカバーが前記第1ロック位置にあるとき前記溝に嵌合することにより前記溝の溝幅を広げて前記突合わせ部の空間を縮める突出部とで構成されている
    ことを特徴とする請求項1記載のメカニカルスプライス。
  4. 前記ハウジングが、前記両方の光ファイバコードが配置されるベースと、前記ベースにロックされる第1ロック位置と前記ベースに仮止めされる第1仮止め位置との間で前記ベースの高さ方向に沿って移動可能に前記ベースの中央部に装着されたセンターカバーと、前記ベースにロックされる第2ロック位置と前記ベースに仮止めされる第2仮止め位置との間で移動可能に前記ベースの両端部に装着され、前記第2ロック位置に移動したとき前記ベースと共働して前記光ファイバコードを保持するサイドカバーとで構成され、
    前記突合わせ部が前記センターカバーに固定され、
    前記突合わせ維持部が、前記ベースに設けられ、前記センターカバーが前記第1ロック位置にあるとき前記突合わせ部の空間を縮める突出部である
    ことを特徴とする請求項1記載のメカニカルスプライス。
  5. 前記ハウジングが、前記両方の光ファイバコードが配置されるベースと、前記ベースにロックされる第1ロック位置と前記ベースに仮止めされる第1仮止め位置との間で前記ベースの高さ方向に沿って移動可能に前記ベースの中央部に装着されたセンターカバーと、前記ベースにロックされる第2ロック位置と前記ベースに仮止めされる第2仮止め位置との間で前記ベースの高さ方向に沿って移動可能に前記ベースの両端部に装着され、前記第2ロック位置に移動したとき前記ベースと共働して前記光ファイバコードを保持するサイドカバーとで構成され、
    前記突合わせ部が前記センターカバーに固定され、
    前記突合わせ維持部は、前記ベースに設けられ、前記センターカバーが前記第1ロック位置にあるとき前記突合わせ部の空間に挿入されて前記突合わせ部内の前記光ファイバを前記突合わせ部の内面に押し付ける押付片である
    ことを特徴とする請求項1記載のメカニカルスプライス。
  6. 前記ベースは、前記サイドカバーが前記第2仮止め位置から前記第2ロック位置へ移動するときに、前記サイドカバーを前記センターカバーに近づくように斜め下方へガイドするガイド部を有することを特徴とする請求項2〜5のいずれか1項記載のメカニカルスプライス。
  7. 前記突合わせ部が樹脂で形成されていることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項記載のメカニカルスプライス。
  8. 前記突合わせ部と前記センターカバーとが樹脂で一体成形されていることを特徴とする請求項3〜6項のいずれか1項記載のメカニカルスプライス。
  9. 前記ハウジングが、前記光ファイバの、前記突合わせ部に収容されていない部分を撓ませる光ファイバ収容空間を有することを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項記載のメカニカルスプライス。
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