JP2010071613A - 冷却貯蔵庫の集中管理システム - Google Patents

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Abstract

【課題】上位制御装置側の不具合や通信不良などが生じた場合であっても、冷却貯蔵庫の運転条件に関するデータや運転状態に関するデータを、上位制御装置又は端末側制御装置にて読み込むことを可能とする。
【解決手段】集中管理システムは、各冷却貯蔵庫に設けられた端末側制御装置6と、各端末側制御装置6との間で通信によりデータの授受を行う主制御装置3とから構築され、主制御装置3及び端末側制御装置6は、所定のSDカード10へのデータの書込とSDカード10からのデータの読込が可能なインターフェース25、53をそれぞれ備えている。
【選択図】図1

Description

本発明は、複数台の冷却貯蔵庫等の機器の運転状態を一括して集中管理するための冷却貯蔵庫の集中管理システムに関するものである。
スーパーマーケットやコンビニエンスストア等の店舗や、給食センターや病院等の厨房には、複数台の冷却貯蔵庫が設置されるが、従来各冷却貯蔵庫はそれぞれ温度調節器や除霜用のタイマから構成される制御装置によって個別に制御されているのが現状である。従って、各冷却貯蔵庫の温度や除霜時間等の各種設定作業は、当該冷却貯蔵庫が設置されている場所において個々に行わなければならない。そのため、季節や天候により設定を変更する場合には作業が極めて煩雑となる。
また、各種設定値や冷却貯蔵庫の温度等の運転状態を把握するためには、冷却貯蔵庫が設置されている場所に行って個々に調べる以外になく、冷却貯蔵庫の運転状態に関するデータを容易に把握することができないと共に、各冷却貯蔵庫において異常事態が発生して警報が発せられても、従来係る警報は個々の冷却貯蔵庫において行われており、多数の冷却貯蔵庫が設置されている店舗等においてはどの冷却貯蔵庫で警報が発生しているかについても容易に把握することができない問題があった。
そのため、例えば特許文献1では、マイクロコンピュータにより構成した主制御装置(或いはパーソナルコンピュータにより構成した中央管理装置)に通信線によって各冷却貯蔵庫の制御装置を接続し、各冷却貯蔵庫の各種設定作業を主制御装置或いは中央管理装置にて行い、且つ、冷却貯蔵庫の運転状況及び警報に関するデータを主制御装置或いは中央管理装置に収集して一括管理するよう構成していた。
また、各冷却貯蔵庫において異常高温或いは異常低温などの故障が発生した場合には、それらの警報に関するデータも主制御装置に収集され、中央管理装置に転送されてから公衆回線などの通信手段を介し、外部のメンテナンス会社(保守管理者)のコンピュータなどに送信されるよう構成していた。
特開平7−114657号公報
上記各冷却貯蔵庫等の端末側では、主制御装置からの設定データ(例えば、霜取スケジュールに関するデータ)の出力に基づいて制御を行うか、主制御装置からの設定データによらずに冷却貯蔵庫の制御装置に既に設定されている霜取スケジュールに関するデータに基づいて制御を行うかを選択可能とされている。
通常、主制御装置からのデータの出力に基づいて各冷却貯蔵庫の制御装置は、各運転制御を実行しているが、主制御装置側の機器の不具合や通信不良などが生じると、主制御装置と各冷却貯蔵庫の制御装置との通信が不能となる。この場合は、各冷却貯蔵庫に設定データを送信することができなくなるのみならず、冷却貯蔵庫の運転データ(即ち、庫内温度の変化等)を主制御装置にて受信することができなくなる問題がある。
そのため、冷却貯蔵庫の制御装置において運転データが保存されていても、主制御装置との通信が可能となるまで、主制御装置側において各冷却貯蔵庫の運転データを取得することができず、当該冷却貯蔵庫内に収容されている食品等の温度管理を適切に行うことができないという問題がある。この場合、冷却貯蔵庫内に保管される食品等の管理体制を万全に行うためにも、冷却貯蔵庫等の運転データの適切な管理が必要とされる。
また、主制御装置から制御に関する設定データを冷却貯蔵庫等の端末に送信することができなくなると、各冷却貯蔵庫等が設置されている場所において各種の設定を行う必要がある。係る際に、それぞれの設定データを各冷却貯蔵庫において入力する作業が煩雑となる問題がある。
本発明は、従来の技術的課題を解決するためになされたものであり、集中管理システムにおいて上位制御装置側の不具合や通信不良などが生じた場合であっても、冷却貯蔵庫の運転条件に関するデータや運転状態に関するデータを、容易に上位制御装置又は端末側制御装置にて読み込むことを可能とする集中管理システムを提供する。
本発明の集中管理システムは、複数台の冷却貯蔵庫の運転状態を一括して管理するものであって、この集中管理システムは、各冷却貯蔵庫に設けられた端末側制御装置と、各端末側制御装置との間でデータの授受を行う上位制御装置とから構築され、この上位制御装置は、各端末側制御装置に対して各冷却貯蔵庫の運転条件に関するデータを送信し、各端末側制御装置から各冷却貯蔵庫の運転状態に関するデータを収集し、端末側制御装置は、上位制御装置から送信された運転条件に関するデータに基づいて機器の制御を実行し、運転状態に関するデータを上位制御装置に送信すると共に、上位制御装置及び端末側制御装置は、所定の外部記憶媒体へのデータの書込と当該外部記憶媒体からのデータの読込が可能なインターフェースをそれぞれ備えていることを特徴とする。
これによれば、上位制御装置に何らかの不具合が生じた場合や、これらの通信手段に不具合が生じ、上位制御装置と各端末側制御装置において通信が不能となった場合であっても、上記制御装置において運転条件に関するデータがインターフェースにて書き込まれた外部記憶媒体を各端末側制御装置のインターフェースによって読み込むことにより、端末側制御装置は、円滑に運転条件に関するデータを取得してこれに基づき機器の制御を実行することが可能となる。
また、各端末側制御装置において運転状態に関するデータがインターフェースにて書き込まれた外部記憶媒体は、上位制御装置のインターフェースにて読み込むことにより、上位制御装置は、各端末側制御装置が設けられた各冷却貯蔵庫の運転状態に関するデータを収集することが可能となる。
これにより、上述したような不具合が発生した場合であっても、外部記憶媒体を介して上位制御装置と各端末側制御装置において各データの授受を行うことが可能となり、円滑な運転条件の設定や、温度管理等を容易に行うことができる。
また、外部記憶媒体にそれぞれのデータを記憶しておくことが可能となることから、バックアップ機能を充実させることで、確実なデータ管理を実現することができる。
次に、図面に基づき本発明の実施形態を詳述する。図1は本発明の集中管理システムの構成図である。本発明の集中管理システムは、スーパーマーケットなどの売場P1、P2に設置され、マイクロコンピュータによって構成された主制御装置3(上位制御装置:売場側管理手段)、系統制御装置4(上位制御装置の一部を構成する)及び端末側制御装置6と、店舗の管理センターMなどにそれぞれ設置され、パーソナルコンピュータなどから成る遠隔管理装置(上位制御装置:保守側管理手段)2とから構築される。
遠隔管理装置2は、図2に示す如くマイクロコンピュータ7と、このマイクロコンピュータ7に接続されたハードディスク8、及び、ROM9、RAM11、インターフェース12と、出力制御手段14及び入力制御手段16などから構成される。
本実施例において、インターフェース12は、外部記憶媒体へのデータの書込と、当該外部記憶媒体からのデータの読込を可能とするものであって、本実施例では、外部記憶媒体としてSDカード10を用いる。尚、外部記憶媒体は、これに限定されるものではなく、FD、MD、CD等のインターフェースに容易に装着できて持ち運びが容易なものがよい。
ハードディスク8には、遠隔管理装置2自体の制御プログラムの他、各売場P1、P2の主制御装置3から送られてくる運転条件に関するデータや各冷却貯蔵庫(本実施例ではショーケースSC)の運転状態に関するデータを含む各種データや、売場P1やP2の位置に関する情報のデータが保存されており、また、通信プロトコル等も保存されている。
出力制御手段14には出力手段としてのプリンタ18や表示手段としてのディスプレイ19が接続され、入力制御手段16には入力手段としてのキーボード21やマウス22が接続される。更に、マイクロコンピュータ7にはターミナルアダプタ23が接続されており、通信線Lにより前記各売場P1及びP2の主制御装置3と通信によりデータを授受する。
次に、主制御装置3は売場の管理室等に設けられ、図3に示す如く制御手段としてのマイクロコンピュータ24と、このマイクロコンピュータ24に接続されたROM26、RAM27、EEPROM40と、インターフェース25と、送受信手段29、出力制御手段31及び入力制御手段32などから構成される。送受信手段29はシリアルインターフェースにより構成され、前述の系統制御装置4と接続される。
また、ROM26は電気的に書き替えが可能であり、電源が断たれた場合にもデータを保持するフラッシュメモリ等から構成されており、このROM26には通信プロトコルや主制御装置3自体の制御プログラム等が格納され、RAM27には系統制御装置4から送られて来る各種データや系統制御装置4へ送る各種データ、主制御装置3自体の制御データ(液晶表示部34の表示データ等)が保存される。更に、EEPROM40には冷却貯蔵庫(この場合ショーケースSC)等の各種設定及び設置状態に関するデータが保存され、電源が断たれたときにも保持される。
また、インターフェース25は、上記遠隔管理装置2に設けられるインターフェース12と同様に、外部記憶媒体へのデータの書込と、当該外部記憶媒体からのデータの読込を可能とするものであって、本実施例では、遠隔管理装置2のインターフェース12と共用することができるSDカード10を外部記憶媒体として用いる。
出力制御手段31には例えば複数列・複数行の文字やグラフィックを表示する能力を有する表示手段としての液晶表示部34と、警報手段としてのブザー36が接続され、入力制御手段32には入力手段としてのキースイッチ(ファンクションキー等)37やディップスイッチ38及びスライドスイッチ39が接続されている。キースイッチ37は各種設定及び表示指令を行うためのスイッチであり、ディップスイッチ38は前記系統制御装置4の接続状態を設定するためのスイッチである。また、スライドスイッチ39は冷却貯蔵庫(この場合ショーケースSC)等の照明制御や夜間停止に関する設定を行うスイッチである。
また、マイクロコンピュータ24にはターミナルアダプタ35が接続され、やはり通信線Lを用いて、遠隔管理装置2と通信によりデータを授受することが可能とされている。更に、主制御装置3にはバックアップ電源28が設けられている。このバックアップ電源28には常時充電が行われており、停電などが生じた場合には、このバックアップ電源28からマイクロコンピュータ24等に電力が所定期間供給される。
次に、系統制御装置4は図4に示す如く、マイクロコンピュータ41と、このマイクロコンピュータ41に接続されたROM42、RAM43、EEPROM45と、インターフェース49と、送受信手段44、46、出力制御手段47及び入力制御手段48とから構成される。送受信手段44、46はシリアルインターフェースにより構成され、送受信手段44は前記主制御装置3に接続され、送受信手段46は前述の端末側制御装置6と通信線33を介して接続されている。
送受信手段46はA,B,C計3個の出力を有すると共に、各出力はそれぞれ50個の接続ポートを有しており、それぞれ最大50台の端末側制御装置6が接続可能とされ、それによって集中管理システムには最大150台までの端末側制御装置6、即ちショーケースSC等が接続できるように構成されている。
また、インターフェース49は、上記遠隔管理装置2に設けられるインターフェース12と同様に、外部記憶媒体へのデータの書込と、当該外部記憶媒体からのデータの読込を可能とするものであって、本実施例では、遠隔管理装置2のインターフェース12と共用することができるSDカード10を外部記憶媒体として用いる。
また、ROM42には通信プロトコルや系統制御装置4自体の制御プログラムが格納され、RAM43には端末側制御装置6から送られてくる各種データや、主制御装置3から送られてくる冷却貯蔵庫(ショーケースSC)等の各種運転条件に関するデータが保存される。また、EEPROM45には主制御装置3から送られた冷却貯蔵庫(ショーケースSC)等の各種運転条件の設定データが保存されており電源が断たれても保持される。出力制御手段47には警報表示を行うLED表示部51が接続され、入力制御手段48には後述する如くショーケースSC等の制御のために割り付けられるチャンネルの使用・未使用及び、それ自体のA〜Cまでのチャンネルナンバーを設定し、或いは警報表示を行うLED表示部51を運転モニターに切り換えるためのディップスイッチ52が接続されている。
次に、端末側制御装置6は図1の冷却貯蔵庫としてのショーケースSCや図示しない冷凍機にそれぞれ設けられており、図5に示す如く、マイクロコンピュータ54と、このマイクロコンピュータ54に接続されたROM56、RAM57、EEPROM50と、インターフェース53と、送受信手段58、出力制御手段59及び入力制御手段61とから構成される。
送受信手段58はシリアルインターフェースにより構成され、前記系統制御装置4に前記通信線33を介して接続されている。また、インターフェース53は、上記遠隔管理装置2に設けられるインターフェース12と同様に、外部記憶媒体へのデータの書込と、当該外部記憶媒体からのデータの読込を可能とするものであって、本実施例では、遠隔管理装置2のインターフェース12と共用することができるSDカード10を外部記憶媒体として用いる。
そして、ROM56には通信プロトコルや端末側制御装置6自体の制御プログラムが格納され、RAM57には系統制御装置4から送られてくる冷却貯蔵庫(ショーケースSC)等の各種運転条件に関するデータが保存される。また、EEPROM50には端末側制御装置6で設定された冷却貯蔵庫(ショーケースSC)等の各種運転条件の設定データが保存されており、電源が断たれても保持される。出力制御手段59には警報表示を行う表示手段62、警報手段としてのブザー13及びアクチュエータ63が接続される。
このアクチュエータ63は冷却貯蔵庫(ショーケースSC)の場合には膨張弁や霜取り用のヒータ、照明等であり、冷凍機であればコンプレッサモータ等を意味するものである。入力制御手段61には設定スイッチ64と、冷却貯蔵庫(ショーケースSC)の庫内温度や、冷凍機の凝縮圧力等を検出するセンサ66が接続されている。このセンサ66で検出された温度データも前記RAM57やインターフェース53により装着されるSDカード10に書き込まれる。前記設定スイッチ64は当該端末側制御装置6の制御のために割り付けられる1〜50までのチャンネルナンバーを設定するためのものである。また、マイクロコンピュータ54は各冷却貯蔵庫(ショーケースSCや冷凍機の機種)毎に設定された個別の識別情報としてのセンサーIDを保有している。
尚、ショーケースSCは一台の冷凍機に対して複数台配管接続されてグループを構成し、当該冷凍機のコンプレッサから冷媒の供給を受ける。また、ショーケースSCや冷凍機はスーパーマーケットやコンビニエンスストア等の店舗の規模に合わせて所定台数、所定の設置形態、即ちケースレイアウトにて設置され、前記系統制御装置4にはショーケースSC等の設置台数に相当する端末側制御装置6が接続されることになる。
また、ショーケースSC等の設置に際して各端末側制御装置6には設定スイッチ64により1〜50までの内の1つを設定すると共に、当該端末側制御装置6が接続される系統制御装置4においてはA〜Cまでの内の1つを設定することにより、各端末側制御装置6のチャンネルナンバー(例えばA01)を割当て設定する。
尚、系統制御装置4に接続されるショーケースSC等の台数が50台に満たない場合には、使用しないチャンネルナンバー(1〜50)をディップスイッチ52にて設定すると、この未使用のチャンネルナンバーは主制御装置3に送信されて以後の制御において無視されることになる。
以上の構成で、各装置の動作につき説明する。まず、売場側の装置について説明する。主制御装置3においてはキースイッチ37、ディップスイッチ38及びスライドスイッチ39により、各端末側制御装置6毎に割り当てられたチャンネルナンバー(例えばA01)毎に庫内設定温度、各種警報、霜取りに関する各種設定値、管理温度等、冷却貯蔵庫(ショーケースSC)等の運転条件を設定することができる。
この主制御装置3で設定された冷却貯蔵庫(ショーケースSC)等の運転条件に関するデータはマイクロコンピュータ24により前記RAM27、EEPROM40に保存されると共に、送受信手段29から系統制御装置4に送信される。また、インターフェース25に装着されているSDカード10に書き込まれる。
これらデータは前記チャンネルナンバー毎に区別されて送信及び書込が行われる。また、遠隔管理装置2からの要求により主制御装置3のマイクロコンピュータ24は、前記キースイッチ37等にて設定されたデータをターミナルアダプタ35により遠隔管理装置2に送信する。更に、主制御装置3は遠隔管理装置2からプログラムデータが送信された場合、ターミナルアダプタ35を介してそれを受信し、ROM26内のデータ及びインターフェース25に装着されているSDカード10内のデータを受信されたデータに書き替える。
次に、系統制御装置4は送受信手段44にて主制御装置3から自らのチャンネルナンバー(A〜C)に属する冷却貯蔵庫(ショーケースSC)等の運転条件に関するデータを受信すると、マイクロコンピュータ41は一旦当該データをRAM43に保存し、更に、送受信手段46より端末側制御装置6に当該運転条件に関するデータを送信する。この際、マイクロコンピュータ41は、インターフェース49に装着されているSDカード10に当該運転条件に関するデータを保存する。
一方、端末側制御装置6では送受信手段58が自らのチャンネルナンバー(01〜50)当ての運転条件に関するデータを受信すると、マイクロコンピュータ54はRAM57に当該データを保存する。同様にマイクロコンピュータ54は、インターフェース53に装着されているSDカード10に当該運転条件に関するデータを保存する。
マイクロコンピュータ54はセンサ66からの冷却貯蔵庫(ショーケースSC)の庫内温度に関する出力と前記運転条件に関するデータの内の庫内設定温度とを比較してアクチュエータ63としての膨張弁やコンプレッサモータを制御し、庫内温度を前記庫内設定温度に制御する。
また、霜取りに関するデータに基づいてアクチュエータ63としてのヒータを制御し、冷却貯蔵庫(ショーケースSC)の霜取制御を実行すると共に、照明制御に関するデータに基づいてアクチュエータ63としての照明の点灯を制御する。このようなショーケースSC等における庫内温度等の運転状態に関するデータはマイクロコンピュータ54によって逐次RAM57に保存され、更新されている。同様に、マイクロコンピュータ54によって逐次インターフェース53に装着されているSDカード10に当該運転状態に関するデータは保存され、更新されている。
系統制御装置4のマイクロコンピュータ41は、例えば1分間に一回自らに接続されている最大150台の端末側制御装置6のマイクロコンピュータ54に対してポーリングを行う。端末側制御装置6のマイクロコンピュータ54は系統制御装置4からポーリングされると、自らのチャンネルナンバー及びセンサIDと共にRAM57内に保存していた運転状態に関するデータを送受信手段58より系統制御装置4に送信する。
系統制御装置4は送受信手段46によりこの運転状態に関するデータを受信し収集して、各端末側制御装置6毎に、即ちチャンネル別に最大150台分の運転状態に関するデータをRAM43内及び及びインターフェース49に装着されているSDカード10内に格納する。このRAM43及びSDカード10内の運転状態に関するデータは次回のポーリングによって端末側制御装置6よりデータが送信されることにより更新される。
主制御装置3のマイクロコンピュータ24は、系統制御装置4が各端末側制御装置6からのデータの収集を完了した時期に合わせて、やはり1分間に一回系統制御装置4にポーリングを行う。系統制御装置4のマイクロコンピュータ41は主制御装置3からポーリングされると、自らのチャンネルナンバーと共にRAM43内に保存している最大150台分のショーケースSC等の運転状態に関するデータを送受信手段44より主制御装置3に送信する。
主制御装置3は送受信手段29によりこの運転状態に関するデータを受信し収集して、各端末側制御装置6毎に、即ちチャンネル別に最大150台分の運転状態に関するデータをRAM27内及びインターフェース25に装着されているSDカード10内に格納する。このRAM27内及びSDカード10内の運転状態に関するデータは同様に次回のポーリングによって系統制御装置4より運転状態に関するデータが送信されることにより更新される。
主制御装置3は、このような手順にて各端末側制御装置6より各ショーケースSCや冷凍機の運転状態に関するデータを収集する。マイクロコンピュータ24はキースイッチ37の操作に基づき、RAM27内に収集したデータから庫内温度とEEPROM40に保存されている庫内設定温度を読み出し、各チャンネルナンバーと共に液晶表示部34に表示する。
また、前記キースイッチ37の操作により、特定のショーケースSCの庫内温度の推移などをグラフにて液晶表示部34に表示する。そして、遠隔管理装置2からの要求に応じて、収集したRAM27内の運転状態に関するデータをターミナルアダプタ35を介して遠隔管理装置2に送信する。
遠隔管理装置2のマイクロコンピュータ7は、ターミナルアダプタ23を介して売場P1やP2の主制御装置3から運転状態に関するデータを受け取ると、それをハードディスク8及びインターフェース12に装着されているSDカード10内に保存する。そして、マイクロコンピュータ7は所定のキーボード操作により、主制御装置3から送信されたデータを解析し、統計等をとる(故障件数や故障内容の分布)ものである。
ここで、主制御装置3や系統制御装置4の送受信手段29、44、46、端末側制御装置6の送受信手段58に不具合が生じた場合や、これらを接続する通信線33の断線等の不具合が生じた場合には、主制御装置3と系統制御装置4との間、又は、系統制御装置4と端末側制御装置6との間において通信を行うことができなくなる。
この場合において、各端末側制御装置6の庫内設定温度、各種警報、霜取りに関する各種設定値、管理温度等、冷却貯蔵庫(ショーケースSC)等の運転条件の設定を行う場合には、主制御装置3と系統制御装置4との間で、適切な通信を行うことが可能であれば、主制御装置3のインターフェース25に装着されているSDカード10、又は、系統制御装置4のインターフェース49に装着されているSDカード10をインターフェースから取り外し、運転条件の設定を行う端末側制御装置6のインターフェース53に装着する。
これにより、端末側制御装置6では、当該SDカードに書き込まれている各端末側制御装置6毎に割り当てられたチャンネルナンバー(例えばA01)毎に庫内設定温度、各種警報、霜取りに関する各種設定値、管理温度等、冷却貯蔵庫(ショーケースSC)等の運転条件を読み込み、マイクロコンピュータ54はRAM57に当該データを保存する。
そして、上記と同様に、マイクロコンピュータ54はセンサ66からの冷却貯蔵庫(ショーケースSC)の庫内温度に関する出力と前記運転条件に関するデータの内の庫内設定温度とを比較してアクチュエータ63としての膨張弁やコンプレッサモータを制御し、庫内温度を前記庫内設定温度に制御する。
また、霜取りに関するデータに基づいてアクチュエータ63としてのヒータを制御し、冷却貯蔵庫(ショーケースSC)の霜取制御を実行すると共に、照明制御に関するデータに基づいてアクチュエータ63としての照明の点灯を制御する。このようなショーケースSC等における庫内温度等の運転状態に関するデータはマイクロコンピュータ54によって逐次RAM57に保存され、更新されている。同様に、マイクロコンピュータ54によって逐次インターフェース53に装着されているSDカード10に当該運転状態に関するデータは保存され、更新される。
尚、主制御装置3と系統制御装置4との間において通信障害が発生している場合には、主制御装置3において設定された冷却貯蔵庫(ショーケースSC)等の運転条件に関するデータはインターフェース25に装着されているSDカード10に書き込まれているため、当該SDカード10を各端末側制御装置6のインターフェース53に装着し上記と同様に、運転条件に関するデータを取得する。
これにより、端末側制御装置6は、円滑に運転条件に関するデータを取得してこれに基づき上記各機器の制御を実行することが可能となる。従って、端末側制御装置6において煩雑となる設定作業を回避することができ、作業効率の向上を図ることが可能となる。
そのため、主制御装置3や系統制御装置4等において不具合や通信不良が生じている場合であっても、主制御装置3等においてSDカード10に保存されていた運転条件に関するデータを端末側制御装置6においてインターフェース53を介して読み込むことで、特に、設定されていた霜取スケジュールで霜取運転を実行することが可能となり、霜取が正常に行われないことによる不具合を効果的に解消することが可能となる。
また、上記状況において、主制御装置3において各端末側制御装置6より各ショーケースSCや冷凍機の運転状態に関するデータを収集する場合には、各端末制御装置6のインターフェース53に装着されていたSDカード10をインターフェース53から取り外し、主制御装置3のインターフェース25に装着する。
これにより、主制御装置3では、当該SDカード10に書き込まれている各端末側制御装置6毎に割り当てられたチャンネルナンバー(例えばA01)毎の庫内設定温度、各種警報、霜取りに関する各種設定値、管理温度等、冷却貯蔵庫(ショーケースSC)等の運転条件を読み込み、マイクロコンピュータ24はRAM27に当該データを保存する。
このようにして、各端末側制御装置6が設けられた各冷却貯蔵庫の運転状態に関するデータをSDカード10を介して主制御装置3に収集することが可能となる。
これにより、上述したような不具合が発生した場合であっても、外部記憶媒体としてのSDカード10を介して上位制御装置である主制御装置3と各端末側制御装置6において各データの授受を行うことが可能となり、円滑な運転条件の設定や、温度管理等を容易に行うことができる。そのため、当該冷却貯蔵庫等において保管される商品等の温度管理を適切に実行することができ、信頼性の向上を図ることができる。
また、持ち運びが容易とされるSDカード等の外部記憶媒体にそれぞれのデータを記憶しておくことが可能となることから、バックアップ機能を充実させることで、データの保護を強化することができ、確実なデータ管理を実現することができる。
尚、かかる場合において、上記実施例では、運転状態に関するデータを正常に通信が行われている場合には、端末側制御装置6のみならず、主制御装置3や系統制御装置4において保存しているが、このように、端末側制御装置6において、インターフェース53により外部記録媒体としてのSDカード10に当該運転状態に関するデータを逐次書き込んでいるため、主制御装置3や系統制御装置4において、係る運転状態に関するデータの保存を行わなくてもよい。かかる場合には、データ処理速度を上げることが可能となる。
また、本実施例では、冷却貯蔵庫等を複数備えた集中管理システムについて説明しているが、管理対象となる機器は、冷却貯蔵庫等に限定されるものではなく、他の機器であってもよい。
本発明の集中管理システムの構成図である。 遠隔管理装置の電気回路のブロック図である。 主制御装置の電気回路のブロック図である。 系統制御装置の電気回路のブロック図である。 端末側制御装置の電気回路のブロック図である。
符号の説明
P1、P2 売場
M 店舗の管理センター
L 通信線
2 遠隔管理装置(上位制御装置:保守側管理手段)
3 主制御装置(上位制御装置:売場側管理手段)
4 系統制御装置4(上位制御装置の一部を構成する)
6 端末側制御装置
7、24、41、54 マイクロコンピュータ
9、26、42、56 ROM
10 SDカード(外部記憶媒体)
11、27、43、57 RAM
12、25、49、53 インターフェース
14 出力手段
16 入力制御手段
23、35 ターミナルアダプタ
29、44、46 送受信手段(シリアルインターフェース)
31、47、59 出力制御手段
32、48、61 入力制御手段
40、45、50 EEPROM
62 表示手段
63 アクチュエータ
64 設定スイッチ
66 センサ

Claims (1)

  1. 複数台の冷却貯蔵庫の運転状態を一括して管理する集中管理システムにおいて、
    該集中管理システムは、前記各冷却貯蔵庫に設けられた端末側制御装置と、各端末側制御装置との間でデータの授受を行う上位制御装置とから構築され、
    該上位制御装置は、前記各端末側制御装置に対して前記各冷却貯蔵庫の運転条件に関するデータを送信し、各端末側制御装置から各冷却貯蔵庫の運転状態に関するデータを収集し、
    前記端末側制御装置は、前記上位制御装置から送信された前記運転条件に関するデータに基づいて機器の制御を実行し、前記運転状態に関するデータを前記上位制御装置に送信すると共に、
    前記上位制御装置及び端末側制御装置は、所定の外部記憶媒体へのデータの書込と当該外部記憶媒体からのデータの読込が可能なインターフェースをそれぞれ備えていることを特徴とする冷却貯蔵庫の集中管理システム。
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