JP2010070371A - 媒体搬送装置および画像形成装置 - Google Patents

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章 山崎
Ryusuke Nakada
隆介 中田
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Abstract

【課題】昇降する媒体積載部材と媒体を送り出す送出部材とを有する媒体搬送装置を低費用化すること。
【解決手段】上面に媒体が支持される媒体支持面(1a1)を有する媒体支持部材(1a)と、媒体(S)を下流側に送り出す送出部材(41)と、媒体(S)を送出可能な送出位置と媒体(S)が送出部材(41)から離れた送出離間位置との間で移動させる支持面移動部材(66)と、前記送出部材を駆動する正回転方向と前記支持面移動部材(66)を駆動する逆回転方向とに回転可能な駆動源と、駆動源の正回転方向の駆動を伝達せず且つ前記駆動源の逆回転方向の駆動を伝達する一方向回転伝達部材(59)を有し、前記駆動源の逆回転方向の駆動を前記支持面移動部材(66)に伝達する送出用駆動伝達部材と、を備えた媒体搬送装置(6)。
【選択図】図2

Description

本発明は、媒体搬送装置および画像形成装置に関する。
画像が記録される媒体を搬送する媒体搬送装置において、媒体が支持される媒体支持部材を昇降させる技術として、下記の特許文献1、2記載の技術が公知である。
特許文献1としての特開平7−267385号公報には、用紙を送り出すピックアップローラ(31)が昇降可能に構成されると共に、用紙が積載された用紙積載板(6)を駆動モータ(10)を使用して、ピックアップローラ(31)に向けて昇降させる技術が記載されている。
特許文献2としての特開2000−229734号公報には、用紙が積載される用紙経路底部(53)を、駆動源から駆動を受けたアーム(66)の回転により、ナジャーロール(57)に対して昇降させる技術が記載されている。
また、媒体を送り出す送出部材を昇降させる技術として、特許文献3記載の技術が公知である。
特許文献3としての特開2005−320154号公報には、ソレノイド(26)を使用して、ピックアップロール(Rp)を昇降させる技術が記載されている。
特開平7−267385号公報(「0003」〜「0005」、「0016」〜「0017」、図1〜図5) 特開2000−229734号公報(「0043」〜「0051」、図1、図5) 特開2005−320154号公報(図5)
本発明は、昇降する媒体積載部材と媒体を送り出す送出部材とを有する媒体搬送装置を低費用化することを技術的課題とする。
前記技術的課題を解決するために、請求項1に記載の発明の媒体搬送装置は、
上面に媒体が支持される媒体支持面を有し、移動可能に支持された媒体支持部材と、
前記媒体支持面に支持された媒体を下流側に送り出す送出部材と、
前記媒体支持面上の媒体が前記送出部材に接触して送出可能な送出位置と、媒体が送出部材から離れた送出離間位置と、の間で移動させる支持面移動部材と、
前記送出部材を駆動する正回転方向と、前記支持面移動部材を駆動する逆回転方向と、に回転可能な駆動源と、
前記駆動源の逆回転方向の駆動を伝達せず且つ前記駆動源の正回転方向の駆動を伝達する一方向回転伝達部材を有し、前記駆動源の正回転方向の駆動を前記送出部材に伝達する送出用駆動伝達部材と、
前記駆動源の正回転方向の駆動を伝達せず且つ前記駆動源の逆回転方向の駆動を伝達する一方向回転伝達部材を有し、前記駆動源の逆回転方向の駆動を前記支持面移動部材に伝達する支持部材移動用駆動伝達部材と、
を備えたことを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の媒体搬送装置において、
前記送出部材を前記媒体支持部材に接近、離隔する方向に移動可能に支持する接離移動部材と、
前記一方向回転伝達部材を介して前記駆動源の逆回転方向の駆動が伝達されて、前記送出部材が前記媒体支持部材から離間した離間位置と、前記送出部材が前記媒体支持部材に接近した接近位置と、の間で前記接離移動部材を移動させる接離方向移動部材と、
を備えたことを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の媒体搬送装置において、
前記一方向回転伝達部材を介して回転可能に支持された回転軸を有する前記支持部材移動用駆動伝達部材と、
前記回転軸に支持された第1の偏心部材により構成された支持面移動部材と、
前記回転軸に支持された第2の偏心部材により構成された前記接離方向移動部材と、
を備えたことを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の媒体搬送装置において、
前記駆動源の逆回転時の前記回転軸の回転方向に沿って、前記第2の偏心部材とは位相が回転方向下流側にずれた位置に配置された前記第1の偏心部材であって、前記駆動源が前記逆回転方向に駆動した場合に、前記第2の偏心部材により前記送出部材が前記媒体支持部材に離間位置から前記接近位置に移動した後に、前記媒体支持部材を前記送出離間位置から送出位置に移動させる前記第1の偏心部材、
を備えたことを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項3または4に記載の媒体搬送装置において、
前記媒体支持部材に接触する接触部であって、前記回転軸の径方向に対して、移動可能に支持された前記接触部、
を備えたことを特徴とする。
前記技術的課題を解決するために、請求項6に記載の発明の画像形成装置は、
請求項1ないし5のいずれかに記載の媒体搬送装置を備えたことを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、昇降する媒体積載部材および媒体を送り出す送出部材とを有する媒体搬送装置を、本発明の構成を有しない場合に比べて、低費用化することができる。
請求項2に記載の発明によれば、媒体積載部材の昇降と、送出部材の昇降とを共通の駆動源で行うことができ、本発明の構成を有しない場合に比べて、さらに低費用化することができる。
請求項3に記載の発明によれば、回転させずに移動させる構成を採用する場合に比べて、省空間化することができる。
請求項4に記載の発明によれば、送出部材を移動させた後に、媒体支持部材を移動させることができる。
請求項5に記載の発明によれば、想定した以上の負荷が作用した場合に、負荷を逃がすことができる。
請求項6に記載の発明によれば、昇降する媒体積載部材および媒体を送り出す送出部材とを有する画像形成装置を、本発明の構成を有しない場合に比べて、低費用化することができる。
次に図面を参照しながら、本発明の実施の形態の具体例としての実施例を説明するが、本発明は以下の実施例に限定されるものではない。
なお、以後の説明の理解を容易にするために、図面において、前後方向をX軸方向、左右方向をY軸方向、上下方向をZ軸方向とし、矢印X,−X,Y,−Y,Z,−Zで示す方向または示す側をそれぞれ、前方、後方、右方、左方、上方、下方、または、前側、後側、右側、左側、上側、下側とする。また、図中、「○」の中に「・」が記載されたものは紙面の裏から表に向かう矢印を意味し、「○」の中に「×」が記載されたものは紙面の表から裏に向かう矢印を意味するものとする。
図1は本発明の実施例1の画像形成装置の全体説明図である。
図1において、本発明の実施例1の画像形成装置の一例としてのデジタル複写機Uは、画像形成装置本体U1、自動原稿搬送装置U2を有している。前記画像形成装置本体U1は、画像記録部IOTと、画像読取り部IITとを有している。
前記自動原稿搬送装置U2は、画像読取り部IIT上面に設けられた透明な原稿台の一例としてのプラテンガラスPG上に支持されている。
前記画像記録部IOT上面には、上方の画像読取り部IITとの間に媒体排出部の一例としての排出トレイTRhが設けられている。
図1において、前記自動原稿搬送装置U2は、複写しようとする複数の原稿Giが重ねて積載される原稿積載部の一例としての原稿給紙トレイTG1を有している。前記原稿給紙トレイTG1に載置された複数の各原稿Giは順次プラテンガラスPG上の複写位置を通過して、原稿排出部の一例としての原稿排紙トレイTG2に排出されるように構成されている。前記自動原稿搬送装置U2は、その後端部に設けた左右方向に延びる図示しない回転軸により前記プラテンガラスPG上面に対して回転可能であり、原稿Giを作業者が手でプラテンガラスPG上に置く場合に上方に回動される。
前記画像形成装置本体U1は、利用者が画像形成開始等の作動指令信号を入力操作する操作部UIを有している。
前記透明なプラテンガラスPGの下方には原稿画像を読み取るための露光光学系Aが配置されている。
前記自動原稿搬送装置U2でプラテンガラスPG上面に搬送される原稿または手動でプラテンガラスPG上に置かれた原稿からの反射光は、前記露光光学系Aを介して、固体撮像素子CCDで電気信号に変換される。
画像処理部IPSは、固体撮像素子CCDから入力されるR,G,Bの電気信号を画像情報に変換して一時的に記憶し、前記画像情報を所定の時期に潜像形成用の画像情報として、潜像形成装置駆動回路の一例としてのレーザ駆動回路DLに出力する。
レーザ駆動回路DLは、入力された画像情報に応じて、潜像形成装置駆動信号の一例としてのレーザ駆動信号を潜像形成装置ROSに出力する。なお、前記操作部UI、画像処理部IPSおよびレーザ駆動信号出力装置DLと、後述の現像ロールGa、転写ロールRtにバイアス電圧を印加する電源回路E等の動作は制御部の一例としてのコントローラCにより制御される。
感光体ドラムにより構成される像保持体PRはその軸PRaと一体的に、図1における時計回り方向である矢印方向に回転しており、その表面は、帯電器の一例としての帯電ロールCRにより一様に帯電された後、潜像書込位置において潜像形成装置ROSの潜像書込光の一例であるレーザビームLにより露光走査されて静電潜像が形成される。
前記静電潜像が形成された像保持体PR表面は回転移動して順次、現像剤保持体の一例としての現像ロールGaと対向する現像領域、転写部材の一例としての転写ロールRtと対向する転写領域Q1を通過する。
現像装置Gは、現像ロールGa、現像剤攪拌部材Gb,Gc,Gdを回転可能に支持し且つ現像剤を収容する現像容器Vを有しており、現像領域を通過する像保持体PR上の静電潜像を、可視像の一例としてのトナー像に現像する。
媒体収容部の一例としての複数の給紙トレイTR1〜TR4は、前記転写領域Q1に搬送するための媒体の一例としてのシートSを収容しており、その左右両側に前後方向に沿って配置された案内部材の一例としての一対のレールRL1,RL1に沿って移動可能に支持されている。
図1において、前記各給紙トレイTR1〜TR4の給紙側上部に設けられた給紙装置Kは、送出部材の一例としてのピックアップロールRpと、捌き部材の一例としての捌きロールRsとを有する。前記捌きロールRsは、搬送部材の一例としてのフィードロールRs1と、分離部材の一例としてのリタードロールRs2とを有する。
給紙装置KのピックアップロールRpにより取出された記録シートSは、フィードロールRs1およびリタードロールRs2の圧接領域であるさばき領域で1枚ずつ分離されて、媒体搬送路の一例としてのシート搬送路SHに搬送される。シート搬送路SHのシートSは、シート搬送路SHに沿って配置された搬送部材の一例としてテイクアウェイロールRaにより下流側に搬送される。搬送されたシートSは、給紙時期調整部材の一例としてのレジロールRrに搬送される。レジロールRrは、像保持体PR表面のトナー像が転写領域Q1に移動する時期に合わせて、シートSを前記転写領域Q1に搬送する。
また、手差し給紙部の一例としての手差トレイTR0から給紙されたシートSも、手差し搬送路SH5を搬送され、前記シート搬送路SHに沿って配置された搬送部材の一例としての搬送ロールRa、レジロールRrにより前記転写領域Q1に搬送される。
図1において、前記転写領域Q1には転写電圧が印加される転写ロールRtが配置されている。この転写ロールRtは転写領域Q1において前記像保持体PRに圧接しており、転写領域Q1を通過する記録シートSに像保持体PR上のトナー像を転写する。
像保持体PR表面のトナー像が転写領域Q1において記録シートSに転写された後、前記像保持体PRは、清掃器の一例としてのクリーナCLにより表面に付着した残留トナーが回収される。前記クリーナCLにより表面に付着した残留トナーが回収された像保持体PRは、前記帯電ロールCRにより帯電される。
前記転写領域Q1において未定着のトナー像が転写された記録シートSは、トナー像が未定着の状態で定着領域Q2に搬送される。定着領域Q2には、定着装置Fが配置されており、定着装置Fは、定着部材の一例として、一対の定着ロールFh,Fpを有する。前記シートSの未定着トナー像は、定着ロールFh,Fpにより定着される。定着トナー像が形成されたシートSは、案内部材の一例としてのシートガイドに案内されて排出部材の一例としての排紙ロールR1に搬送され、排出口Haからシート排出トレイTRhに排出される。
プリンタU内部には前記シート排出口Haに接続された本体反転路SH3が設けられている。前記手差しトレイTR0の上部には、媒体反転装置の一例としてのシート反転装置U3が装着されている。前記シート反転装置U3の内部には、前記本体反転路SH3に接続する追加反転路の一例としてのオプションシート反転路SH4が形成されている。したがって、両面印刷時には、前記定着領域Q2でトナー像が定着されたシートSが、前記本体反転路SH3、オプションシート反転路SH4を通過して、前記レジロールRrに搬送され、シートSの表裏が反転した状態で前記転写領域Q1に再送される。
前記本体反転路SH3、オプションシート反転路SH4により、媒体反転路の一例としてのシート反転路SH3+SH4が構成されている。
(手差しトレイ)
図2は実施例1の手差しトレイの手差し給紙装置部分の要部拡大説明図であり、取出ロールが給紙待機位置に保持された状態の説明図である。
図3は実施例1の手差しトレイの後端部の媒体支持部材および駆動系の要部拡大図である。
図4は実施例1の手差しトレイの手差し給紙装置部分を下方から見た要部拡大斜視図である。
図5は実施例1の手差しトレイの手差し給紙装置部分を斜め上方からみた要部斜視説明図である。
図6はさばきロールやガイド部材を省略した手差し給紙装置部分の斜視説明図である。
図7は図6の矢印VII方向から見た図である。
なお、説明の理解の容易のため、各図面では部材の図示が適宜省略されている。
図2において、本発明の実施例1の媒体搬送装置を有する手差しトレイTR0は、シートSのシート搬送方向前端が下方に傾斜した状態で収容、積載される手差し給紙部本体の一例としての手差しトレイ本体1を有している。図2において、給紙トレイ本体1は、上面にシート支持面1a1を有する媒体支持部材の一例としてのシート支持プレート1aと、シート支持プレート1aの右下方向に連続して右下方向に延び且つ下端部から右側に行くに連れて上方に傾斜して形成された上方案内部の一例としての上方ガイド部1bとを有する。
図2、図3において、前記シート支持プレート1aは、前後両端部に形成された回転中心1dを中心として、画像形成装置本体U1の図示しない支持部に回転可能に支持されている。図2、図6において、前記上方ガイド部1bの前側左部には、位置決め部収容口1cが形成されている。
図5において、前記給紙トレイ本体1の後端には後端壁2が形成されている。前記後端壁2には、付勢部材装着部の一例としてのバネ装着孔2aが形成されている。
図2、図4において、前記給紙トレイ本体1の右端部の上方には、手差し給紙装置6が配置されている。前記手差し給紙装置6は、固定部の一例として、平板状の固定プレート7を有している。図2、図4において、固定プレート7は、押し当て力付与部材用支持部の一例として下方に突出して形成された付勢バネ支持部7aと、捩りばね一端支持部の一例としてのねじりバネ支持部7bとを有する。前記固定プレート7の下面には、第1連動部材の一例としての第1リンク8と、第2リンク9とが回転可能に支持されている。
図5〜図7において、前記第1リンク8は、円筒状の回転中心8aと、前記回転中心8aの左方に形成された前端押さえ解除源用被連結部の一例としてのソレノイド連結部8bと、回転中心8aの右方に形成された押さえ位置保持部材装着部の一例としての押さえ位置保持用バネ装着部8cと、押さえ位置保持用バネ装着部8cの前方に形成された第2連動部材押圧部の一例としての第2リンク押圧部8dとを有している。ソレノイド連結部8bは、前端押さえ解除源の一例としてのソレノイド10の伸縮部10aの前端に回転可能に連結されている。前記押さえ位置保持用バネ装着部8cと後端壁2のバネ装着孔2aとの間には、押さえ位置保持部材の一例としての押さえ位置保持用バネ11が連結されている。
したがって、前記第1リンク8は、前記押さえ位置保持用バネ11により、回転中心8aを中心としてケース押圧部8dが右方に移動する方向、すなわち図7において反時計回り方向に付勢されている。
前記第2リンク9は、円筒状の回転中心9aと、前記回転中心9aから第1リンク8側に延びる第1リンク側アーム9bと、第1リンク側アーム9bと反対側に延びる押さえ解除用係合部の一例としてのロック解除アーム9cとを有している。前記第1リンク側アーム9bの先端部には円筒状の第1連動部材係合部の一例としての第1リンク係合部9dが形成されている。前記ロック解除アーム9cの先端には円筒状の停止部材係合部の一例としてのストッパ係合部9eが形成されており、ストッパ係合部9eの後端面には、後述するストッパと係合するために上下方向中央部が凸湾曲した凸湾曲部9fが形成されている。
図4、図5において、前記回転中心9aにはねじりバネ16の中心部が巻付けられている。なお、ねじりバネ16の図示は、図4、図5以外は説明の理解しやすさのため省略している。前記ねじりバネ16の一端部は、前記ねじりバネ支持部7bに係止され、他端部は第1リンク係合部9dに係合している。したがって、前記第2リンク9は、前記ねじりバネ16により、回転中心9aを中心として昇降用リンク係合部9dが右方に移動する方向、図7において時計回り方向に付勢されている。この結果、前記昇降用リンク係合部9dは、常時、第1リンク8の第2リンク押圧部8dの左端面に当接する。
前記第1リンク8、第2リンク9、押さえ位置保持用バネ11及びねじりバネ16等により連動機構の一例としてのリンク機構17が構成されている。また、前記ソレノイド10及びリンク機構17により前端押さえ解除機構の一例としてのストッパ解除機構10+17が構成されている。
図5において、前記後端壁2には、前方に延びる軸部材の一例としてのシャフト21が回転可能に支持されている。前記シャフト21には、接離移動部材の一例であって送出部材支持体の一例としての取出ロール支持ケース22が回転可能に支持されている。前記取出ロール支持ケース22の前方には、送出部材駆動歯車の一例としての取出ロール駆動ギアG1が配置されている。前記取出ロール駆動ギアG1は、図示しない一方向回転伝達部材の一例としてのワンウェイクラッチを内蔵し、ワンウェイクラッチを介してシャフト21に支持されている。前記ワンウェイクラッチは、後述する取出ロール41が用紙を搬送する方向に回転を伝達すると共に、取出ロール41の用紙搬送方向とは逆方向の回転は伝達しないように、ギアG1とシャフト21とを接続している。
また、取出ロール駆動ギアG1の前方には搬送部材支持体の一例としてのフィードロール装着部材23がワンウェイクラッチを介して支持されており、前記ワンウェイクラッチにより、搬送部材の一例としてのフィードロール24がシャフト21に対し用紙搬送方向に回転可能に接続されている。
前記フィードロール装着部材23には、2つの搬送部材本体の一例としてのローラ部24a、24aと、前記ローラ部24a、24aの間に配置された媒体案内部の一例としての用紙ガイド部とを有するフィードロール24が装着されている。前記フィードロール24の前端部には、位置決め部の一例としての位置決め突出部24bが設けられており、シャフト21の先端に形成された位置決め溝21aと嵌り合うことで、フィードロール24の軸方向が位置決めされている。
図4、図5において、前記取出ロール支持ケース22の前端面には、搬送される記録シートSの上面を案内する案内部材の一例としてのガイド部材22aが支持されている。図5〜図7において、前記取出ロール支持ケース22の上面右端前部には、押し当て力付与部材用支持部の一例としての付勢バネ装着部32が形成されている。図2〜図5において、前記付勢バネ装着部32と、固定プレート7の付勢バネ支持部7aとの間には、押し当て力付与部材の一例として取出ローラ付勢バネ33が装着されている。前記取出ローラ付勢バネ33は、付勢バネ装着部32を左上方に付勢、すなわち引張っている。
図5において、前記取出ロール支持ケース22の前部に形成された歯車列収容部には、回転伝達ギア列G2が回転可能に支持されており、前記取出ロール駆動ギアG1からの回転が伝達される。前記回転伝達ギア列G2の前方には、前端押さえ部材保持体の一例としてのストッパ36が回転中心36aを中心に回転可能に支持されている。前記ストッパ36は、上方に延び且つ前記第2リンク9のストッパ係合部9eと係合可能な被係合部36bと、左方(−Y方向)に延びる位置決め部材係止部36cとを有する。前記位置決め部材係止部36cの先端には、爪部の一例としての係止爪36dが形成されており、位置決め部材係止部36cの上端には位置決め部材係止部36cの下方への回転を規制する回転規制部36eが形成されている。
前記取出ロール支持ケース22の左端部には、前後方向(X軸方向)に延びる送出部材用回転軸の一例としての取出ロール軸37が回転可能に支持されている。図4、図6において、前記取出ロール軸37の後端部には、前記回転伝達ギア列G2から回転が伝達される送出部材用歯車の一例としての取出ロールギアG3が支持されている。前記取出ロールギアG3の前方の取出ロール軸37には、前端押さえ部材の一例としての前端位置決め部材38が回転可能に支持されている。前記取出ロール軸37の前端部には、送出部材装着部の一例としての取出ロール装着部材39が支持されており、取出ロール装着部材39にはフィードロール24と同様に構成された送出部材の一例としての取出ロール41が装着される。
図2、図4、図6において、前記シート前端位置決め部材38は円筒部38aと、前記円筒部38aの外周面から突出して形成された保持体被係合部の一例としてのストッパ被係合部38bと、前記ストッパ被係合部38bとは反対側の外周面に形成された媒体前端押さえ部の一例としてのシート前端当接部38cとを有する。前記ストッパ被係合部38bは、前記係止爪36dに係合可能、すなわち、引っ掛かった状態で保持可能に構成されている。給紙を実行しない待機時には、図2に示すように、前記シート前端当接部38cの先端部分は前記位置決め部収容口1cを貫通して下方に位置する。シート前端当接部38cに記録シートSの束の前端が突き当てられると、図2に示すように、ストッパ被係合部38bが係止爪36dに係止され、シート前端位置決め部材38が所定の位置から回転移動できないように保持、すなわち、ロックされる。この結果、記録シートSの前端は所定の位置に位置決めされる。
図4、図5において、前記フィードロール24の下方には、所定の押圧力でフィードロール24に圧接する分離部材の一例としてのリタードロール42が配置されている。前記リタードロール42は、フィードロール24や取出ロール41と同様に構成されており、分離部材用回転軸の一例としてのリタードロール軸43に、駆動力制限部材の一例としてのトルクリミッタTLを介して支持された分離部材装着体の一例としてのリタードロール装着部材44に装着されている。また、前記リタードロール軸43には、図示しない伝達歯車を介してフィードロール24とは逆方向、すなわち、記録シートを上流側に戻す方向の回転が伝達される。図1において、前記フィードロール24のシート搬送方向下流側近傍には、通過する記録シートSの有無を検出する媒体検出部材の一例としてのフィードセンサSN1が配置されている。また、フィードロール24の下流に配置されたシート搬送ロールRaの下流側近傍には、記録シートSの有無を検出する第2の媒体検出部材の一例としてのフィードアウトセンサSN2が配置されている。前記センサSN1、SN2により手差しトレイTR0から給紙されるシートSの搬送方向の長さや、紙詰まりの発生が検出される。
前記フィードロール24及びリタードロール42等によりさばき部材としてのさばきロール24+42が構成されている。前記取出ロール41、さばきロール24+42、等により手差し給紙装置6が構成されている。
(駆動系の説明)
図3において、前記後端壁2の後方には、フィードロール24や取出ロール41を駆動させる駆動源の一例としての手差し用モータM2が固定支持されている。実施例1の手差し用モータM2は、取出ロール41等を媒体搬送方向に回転させてシートSを搬送する正回転方向と、シート支持プレート1aや取出ロール41を昇降させる逆回転方向の正逆方向に回転可能なモータにより構成されている。
前記手差し用モータM2の駆動軸M2aには、駆動歯車の一例としての駆動ギア51が支持されている。前記駆動ギア51には、後端壁2に回転可能に支持された中間歯車の一例としての第1駆動用中間ギア52が噛み合っており、第2駆動中間ギア52と同軸の第2駆動中間ギア53は、シャフト21の後端に支持された被駆動歯車の一例としての被駆動ギア54に噛み合っている。したがって、手差し用モータM2の駆動が各中間ギア52、53を介して被駆動ギア54に伝達される。
前記符号21,52〜54,G1〜G3等を付した各部材や取出ロール駆動ギアG1に内蔵されたワンウェイクラッチ等により、手差し用モータM2の駆動をフィードロール24や取出ロール41に伝達する送出用駆動伝達部材の一例としての駆動伝達機構21,52〜54,G1〜G3が構成されている。
前記駆動ギア51の左下方には、昇降用第1中間歯車の一例としての昇降用第1中間歯車56が噛み合っている。前記昇降用第1中間歯車56の同軸には、昇降用第2中間歯車の一例としての昇降用第2中間ギア57が支持されており、昇降用第2中間ギア57には、被昇降歯車の一例としての被昇降ギア58が噛み合っている。
前記被昇降ギア58には、一方向回転伝達部材の一例としてのワンウェイクラッチ59を介して、回転軸の位置例としての昇降シャフト61が連結されている。
前記昇降シャフト61は、初期回転位置検出部材の一例として、昇降シャフト61の回転位置の基準となる初期回転位置、いわゆるホームポジションを検出するためのホームポジションセンサSN4により、回転位置が検出されている。なお、前記ホームポジションは、画像形成動作が実行されていない通常時に昇降シャフト61が保持される位置に設定されている。
図2、図3において、前記昇降シャフト61には、被昇降ギア58の前方に、接離方向移動部材の一例であって第2の偏心部材の一例として、第2偏心カム62が支持されている。図2、図3において、前記第2偏心カム62は、前記取出ロール支持ケース22の左側後端部から後方に延びる後方突出部22bの後端からさらに下方に延びる送出被昇降部の一例としてのローラ被昇降部22cに接触可能に構成されている。図3において、後方突出部22bの後方には、後方突出部の高さを検出することで、取出ローラ41の高さを検出する高さ検出部材の一例としての高さセンサSN3が配置されている。
前記各歯車56〜58、ワンウェイクラッチ59、昇降シャフト61および第2偏心カム62等により、実施例1の接離方向移動機構の一例としてのローラ昇降機構56〜62が構成されている。
図2において、前記昇降シャフト61上には、第2偏心カム62の前方に、支持面移動部材の一例であって第1の偏心部材の一例としての第1偏心カム66が支持されている。前記第1偏心カム66は、シート支持プレート1aの下面に接触してシート支持プレート1aを回転中心1dを中心に昇降可能で、径が連続的に大きくなる弧状の外周により構成された接触部66aを有する。また、図2に示すように、前記第1偏心カム66の弧状の接触部66aは、手差し用モータM2の逆回転時の昇降シャフト61の回転方向に沿って、第2偏心カム62に対して位相が回転方向下流側にずれた位置に支持されている。
第1偏心カム66には、シャフト61が貫通可能な径方向に延びる長孔66bが形成されている。前記長孔66bには、緩衝部材の一例として、シャフト61を常時径方向に押すクッションバネ67が支持されている。したがって、第1偏心カム66は、シャフト61に対して、長孔66bの延びる方向に沿って移動可能に支持されている。
前記各歯車56〜58、ワンウェイクラッチ59、昇降シャフト61等により、実施例1の支持部材移動用駆動伝達部材の一例としてのプレート昇降機構56〜61が構成されている。また、前記符号1〜67を付した部材等により、実施例1の媒体搬送装置の一例としての手差しトレイTR0が構成されている。
(実施例1の制御部の説明)
図8は実施例1の画像形成装置の制御部分が備えている各機能を機能ブロック図で示した図である。
図8において、前記コントローラCは、外部との信号の入出力および入出力信号レベルの調節等を行う入出力インターフェース:I/O、必要な処理を行うためのプログラムおよびデータ等が記憶されたリードオンリーメモリ:ROMやハードディスク、必要なデータを一時的に記憶するためのランダムアクセスメモリ:RAM、前記ROM等に記憶されたプログラムに応じた処理を行う中央演算処理装置:CPU、ならびに発振器等を有する小型情報処理装置、いわゆるマイクロコンピュータにより構成されており、前記ROM等に記憶されたプログラムを実行することにより種々の機能を実現することができる。
(前記コントローラCに接続された信号入力要素)
前記コントローラCは、操作部UI、フィードセンサSN1、フィードアウトセンサSN2、高さセンサSN3、ホームポジションセンサSN4等の信号入力要素からの信号が入力されている。
前記操作部UIは、表示部UI1や、複写開始釦の一例としてのコピースタートキーUI2、テンキーUI3等の入力釦を備えており、それらが入力されたことを検出して、その検出信号をコントローラCに入力する。
前記フィードセンサSN1は、フィードロール24の近傍の記録シートSの有無を検出し、その検出信号をコントローラCに入力する。
前記フィードアウトセンサSN2は、シート搬送ロール(テイクアウェイロール)Raの近傍の記録シートSの有無を検出し、その検出信号をコントローラCに入力する。
前記高さセンサSN3は、取出ロール41の高さを検出する。実施例1の高さセンサSN3は、後方突出部22bの高さが、高さセンサSN3の位置以上になったか否かを検出する。
前記ホームポジションセンサSN4は、昇降シャフト61の回転位置を検出する。実施例1のホームポジションセンサSN4は、昇降シャフト61がホームポジションに移動したか否かを検出する。
(前記コントローラCに接続された制御要素)
前記コントローラCは、メインモータ駆動回路D0、手差し用モータ駆動回路D1、ソレノイド駆動回路D2、電源回路E、その他の制御要素に接続されており、それらの作動制御信号を出力している。
前記電源回路Eは現像用電源回路E1や帯電用電源回路E2、転写用電源回路E3、定着用電源回路E4等を有する。
前記現像用電源回路E1は、前記現像装置Gの現像ロールGaに現像バイアスを印加する。
前記帯電用電源回路E2は、前記帯電ロールCRに帯電バイアスを印加する。
前記転写用電源回路E3は、前記転写ロールRtに転写バイアスを印加する。
前記定着用電源回路E4は、定着装置Fの加熱ロールFhのヒータにヒータ加熱用の電流を供給する。
前記メインモータ駆動回路D0はメインモータM1を介して像保持体PR、現像装置Gの現像ロールGa、定着装置F、シート搬送ロールRa等を回転駆動する。
前記手差し用モータ駆動回路D1は、手差し用フィードモータM2の駆動を制御して、取出ロール41、さばきロール24+42や、昇降シャフト61を回転駆動する。
前記ソレノイド駆動回路D2は、ソレノイド10を作動させて、前端位置決め部材38のロックやロックの解除を行う。
(前記コントローラCの機能)
前記コントローラCは、前記各信号出力要素からの出力信号に応じた処理を実行して、前記各制御要素に制御信号を出力する機能の一例としての制御手段を有している。前記コントローラCの制御手段を次に説明する。
C1:ジョブ制御手段
ジョブ制御手段C1は、コピースタートキーUI2の入力に応じて、前記潜像形成装置ROS、像保持体PR、転写ロールRt、定着装置F等の動作を制御して、画像記録動作であるジョブ(印刷動作、コピー動作)を実行する。
C2:メインモータ回転制御手段
メインモータ回転制御手段C2は、前記メインモータ駆動回路D0を制御して、像保持体PRや現像装置G、定着装置F等の駆動を制御する。
C3:電源制御手段
電源制御手段C3は、現像用電源制御手段C3A、帯電用電源制御手段C3B、転写用電源制御手段C3C、定着用電源制御手段C3Dを有し、電源回路Eを制御して画像形成装置Uの各部材への電源供給の制御を行う。
C3A:現像用電源制御手段
現像用電源制御手段C3Aは、現像用電源回路E1を制御して現像電圧を制御する。
C3B:帯電用電源制御手段
帯電用電源制御手段C3Bは、帯電用電源回路E2を制御して帯電電圧を制御する。
C3C:転写用電源制御手段
転写用電源制御手段C3Cは、転写用電源回路E3を制御して転写電圧を制御する。
C3D:定着用電源制御手段
定着用電源制御手段C3Dは、定着用電源回路E4を制御して定着装置Fの定着温度を制御する。
C4:手差し搬送制御手段
手差し搬送制御手段C4は、駆動源制御手段の一例としての手差し用モータ回転制御手段C4Aと、送出位置移動判別手段C4Bと、給紙制御手段C4Cと、基準位置復帰手段C4Dとを有し、手差しトレイTR0からのシートSの搬送を制御する。
C4A:手差し用モータ回転制御手段
手差し用モータ回転制御手段C4Aは、手差し用モータ駆動回路D1を介して、手差し用モータM2の正回転または逆回転を制御し、取出ロール41の回転や昇降シャフト61の回転を制御する。
C4B:送出位置移動判別手段
送出位置移動判別手段C4Bは、高さセンサSN3の検出結果に基づいて取出ローラ41の高さを判別する高さ判別手段C4B1を有し、シート支持プレート1aが所定の高さまで上昇した送出位置に移動し、且つ、取出ロール41がシート支持プレート1aに接近してシートSに所定の圧力で押し当てられる接近位置に移動したか否かを判別する。実施例1の送出位置移動判別手段C4Bは、画像形成動作の一例としてのジョブが開始された場合に、手差し用モータ回転制御手段C4Aに制御信号を送信して、手差し用モータM2を逆回転させ、シート支持プレート1aが送出位置まで移動し且つ取出ロール41が接近位置に移動すると、手差し用モータM2の逆回転駆動を停止させる。
C4C:給紙制御手段
給紙制御手段C4Cは、画像形成動作中に手差しトレイTR0から給紙を実行する時期になったか否かを判別する給紙時期判別手段C4C1を有し、手差しトレイTR0からのシートSの供給、いわゆる給紙を制御する。実施例1の給紙制御手段C4Cは、送出位置移動判別手段C4Bで、シート支持プレート1aが送出位置に移動し且つ取出ロール41が接近位置に移動した後に、手差し用モータ回転制御手段C4Aに制御信号を送信して、手差し用モータM2をシートSの長さに応じて予め設定された時間だけ正回転させ、シートSを送り出す。なお、フィードセンサSN1がシートSの後端を検出するまで手差し用モータM2を正回転させるように制御する構成とすることも可能である。
C4D:基準位置復帰手段
基準位置復帰手段C4Dは、ホームポジションセンサSN4の検出結果に基づいて昇降シャフト61がホームポジションに移動したか否かを判別する基準位置判別手段C4D1を有し、昇降シャフト61をホームポジションに復帰させる。実施例1の基準位置復帰手段C4Dは、画像形成動作が終了すると、手差し用モータ回転制御手段C4Aに制御信号を送信して、手差し用モータM2を逆回転させ、昇降シャフト61がホームポジションに移動すると、手差し用モータM2の逆回転駆動を停止させる。
C5:押さえ解除制御手段
押さえ解除制御手段C5は、ソレノイド駆動回路D2を介してソレノイド10の作動を制御し、前端位置決め部材38のロックやロックの解除を行う。実施例1の押さえ解除制御手段C5は、画像形成動作が開始されてシート支持プレート1aが送出位置に移動して取出ロール41が接近位置に移動し、且つ給紙が開始される前に、ソレノイド10を作動させて、ロックを解除されて前端位置決め部材38が回転自由な状態になると共に、ジョブが終了するとソレノイド10の作動が停止され、前端位置決め部材38の回転が規制される。
(実施例1の流れ図の説明)
(手差し給紙処理の流れ図の説明)
図9は実施例1の画像形成装置の手差し給紙処理の流れ図である。
図9の流れ図、いわゆる、フローチャートの各ST(ステップ)の処理は、前記コントローラCの記憶媒体の一例としてのROMやハードディスク等に記憶されたプログラムに従って行われる。また、この処理は画像形成装置Uの他の各種処理と並行して実行される。
なお、ソレノイド10を前述したタイミングで作動、および作動停止する処理については、説明の簡単化のため、フローチャートの図示および詳細な説明は省略する。
図9に示すフローチャートは画像形成装置Uの電源投入により開始される。
図9のST1において、画像形成動作としてのジョブが開始されたか否かを判別する。イエス(Y)の場合はST2に移り、ノー(N)の場合はST1を繰り返す。
ST2において、手差し用モータM2の逆回転駆動を開始する。そして、ST3に進む。
ST3において、高さセンサSN3がオフ、すなわち、取出ローラ41が下降したか否かを判別する。ノー(N)の場合はST3を繰り返し、イエス(Y)の場合はST4に進む。
ST4において、高さセンサSN3がオン、すなわち、取出ローラ41が上昇下か否かを判別する。ノー(N)の場合はST4を繰り返し、イエス(Y)の場合はST5に進む。
ST5において、手差し用モータM2の逆回転駆動を停止させる。そして、ST6に進む。
ST6において、手差しトレイTR0から給紙を開始する給紙開始時期、いわゆる給紙開始タイミングになったか否かを判別する。イエス(Y)の場合はST7に進み、ノー(N)の場合はST8に進む。
ST7において、手差し用モータM2を所定時間正回転駆動させる。そして、ST6に戻る。
ST8において、ジョブが終了したか否かを判別する。イエス(Y)の場合はST9に進み、ノー(N)の場合はST6に戻る。
ST9において、手差し用モータM2の逆回転駆動を開始させる。そして、ST10に進む。
ST10において、ホームポジションセンサSN4がオンになったか、すなわち、昇降シャフト61がホームポジションに復帰したか否かを判別する。イエス(Y)の場合はST11に進み、ノー(N)の場合はST10を繰り返す。
ST11において、手差し用モータM2の逆回転駆動を停止し、ST1に戻る。
(実施例1の作用)
図10は実施例1のシート支持プレートおよび取出ロールの昇降の説明図であり、図10Aは図2に対応する画像形成動作が行われていない状態の説明図、図10Bは昇降シャフトが回転を開始して取出ロールが下降を開始する状態の説明図、図10Cは図10Bの状態から昇降シャフトがさらに回転してシート支持プレートが送出位置に移動した状態の説明図である。
前記構成を備えた実施例1のデジタル複写機Uでは、画像形成動作が実行されていない状態では、手差しトレイTR0では、昇降シャフト61がホームポジションに保持され、ソレノイド10が作動停止、いわゆるオフになっている。この状態では、図2、図10Aに示すように、第2偏心カム62の外周がローラ被昇降部22cに接触して、取出ローラ付勢バネ33の付勢力に抗して、シャフト21を中心として取出ロール支持ケース22を上方に回転させる。したがって、取出ロール41は、上方に移動してシート支持プレート1aから離間した離間位置に保持される。
このとき、第2偏心カム62とは位相がずれた位置に配置された第1偏心カム66は、シート支持プレート1aに接触しておらず、シート支持プレート1aは回転中心1dを中心として自重で下方に傾斜した送出離間位置に移動している。
また、この状態では、ソレノイド10がオフのため、押さえ位置保持用バネ11やネジリバネ16により、ストッパ係合部9eが被係合部36bから離間した状態で保持される。したがって、重力とストッパ36の重心位置との関係で、係止爪36dが下降し、ストッパ被係合部38bと係止爪36dとが噛み合って、ロックされ、シート位置決め部材38は回転不能な状態で保持される。したがって、手差しトレイTR0に挿入されたシートSは、シート位置決め部材38に突き当てられて、前端の位置が位置決めされる。
図11は実施例1の手差し給紙処理のタイムチャートである。
図9、図10B、図11において、ジョブが開始されると、手差し用モータM2が逆回転を開始して、ワンウェイクラッチ59が駆動を伝達して、昇降シャフト61が図10において時計回り方向に回転する。したがって、図10Bに示すように、第2偏心カム62が昇降シャフト62と共に回転し、図10Bに示す状態からさらに回転すると、第2偏心カム62がローラ被昇降部22cから外れる。したがって、図11の時刻t1から時刻t2に示すように取出ロール41が下降を開始する。図11において、取出ロール41が一定以上下降して時刻t2になると、高さセンサSN3がオフになる。
この状態からさらに回転して時刻t3になると、第1偏心カム66の外周66aがシート支持プレート1aの下面に接触して、シート支持プレート1aが送出離間位置から送出位置に向けて上昇を開始する。従って、図11の時刻t3〜t6に示すように、シート支持プレート1aの高さが上昇していく。したがって、実施例1では、取出ロール41が下降した後に、シート支持プレート1aが上昇しており、仮に、シートSの積載量が多い場合でも、高さセンサSN3が確実に一旦オフの状態となるように構成されている。
図11において、さらに時間が経過すると、時刻t4で、シート支持プレート1aに積載されたシートSと取出ローラ41とが接触し、シート支持プレート1aの上昇に伴って、取出ローラ41も上昇を開始する。そして、取出ローラ41の上昇に伴って、時刻t5において、高さセンサSN3が取出ロール支持ケース22を検出して、オンになる。そして、高さセンサSN3のオンが検出されると、手差し用モータM2の逆回転駆動が停止され、時刻t6に停止する。したがって、図10Cに示すように、シート支持プレート1aが送出位置に移動し、且つ、取出ロール41が接近位置に移動する。なお、前述の説明からわかるように、取出ロール41の接近位置の高さは、手差しトレイTR0に収容されたシートSの厚みに応じて変化する。
また、この状態では、取出ローラ41等の自重や取出ローラ付勢バネ33により、取出ロール41は、少なくとも予め設定された所定の以上の圧力でシートSに押し当てられており、取出ロール41とシートSとが滑ってしまい送出不良となってしまうことが低減されている。
なお、手差しトレイTR0に収容されたシートSが多く、接近位置が上方にある場合、取出ローラ41とシートSとの接触圧力が過剰になる恐れがあるが、実施例1では、接近位置が上方に上昇しすぎると、作用する圧力に応じて第1偏心カム66のクッションバネ67が弾性変形し、接触圧力が過剰になるすぎることが低減されている。また、仮に、シート支持プレート1aの昇降時に手差し用モータM2が暴走した場合や、送出位置に移動した状態で利用者が手を挟んだ場合でも、装置の破損や利用者の負傷を低減することが可能になっている。
図12は実施例1の媒体搬送装置において、シート位置決め部材のロックが解除された状態の説明図である。
図11の時刻t6において、シート支持プレート1aが送出位置に移動し、取出ロール41が接近位置に移動すると、給紙が開始される前に、ソレノイド10がオンになる。ソレノイド10がオンになると、伸縮部10aがソレノイド内部に引き込まれる。伸縮ロッド10aの作動に伴って、第1リンク8は、押さえ位置保持用バネ11の力に抗して、回転中心8aを中心に、第2リンク押圧部8dが第1リンク係合部9dを左方に押す方向に回転する。第1輪矩形郷部9dが左方に押されると、第2リンク9が回転中心9aを中心に回転してストッパ係合部9eが被係合部36bに近づく方向に回転する。伸縮ロッド10aが完全に引き込まれると、第2リンク9の回転によりストッパ係合部9eが被係合部36bを右方に押圧し、ストッパ36が回転中心36aを中心に回転する。この結果、図12に示すように、ストッパ被係合部38bと係止爪36dとの引っかかりが解除され、シート位置決め部材38は回転移動可能な状態になり、ロックが解除される。
図13は実施例1の媒体搬送装置において給紙中の説明図である。
図11の時刻t7において、手差しトレイTR0からの給紙タイミングになると、手差し用モータM2が正回転駆動し、取出ロール41により記録シートSが下流側に送り出される。このとき、図13に示すように、シート位置決め部材38は回転可能な状態であり、送り出されるシートSに押されて下流側に回転し、シートSが捌きロール24+42に搬送される。
なお、実施例1の手差しトレイTR0では、手差しモータM2が正回転しても、ワンウェイクラッチ59により昇降シャフト61には回転が伝達されず、昇降シャフト61は回転しない。したがって、取出ロール41の高さやシート支持プレート1aの高さは変化せず、それぞれ接近位置と送出位置に保持される。なお、手差しトレイTR0からの給紙が連続し、積載されたシートSが減少すると、取出ロール支持ケース22が回転して取出ロール41が下降したり、クッションバネ67が弾性変形している場合には、弾性復元して、シートSが取出ロール41に一定以上の接触圧力で接触する。
図11において、時刻t8にジョブが終了すると、手差し用モータM2が逆回転駆動を開始して、昇降シャフト61がホームポジションに向けて回転を開始する。図10Cに示す状態から回転すると、時刻t9に第1偏心カム66とシート支持プレート1aとの接触が解除され始めて、シート支持プレート1aが送出離間位置に向けて下降を開始し、時刻t10に第2偏心カム62がローラ被昇降部22cに接触して、取出ローラ41を離間位置に向けて移動させる。そして、昇降シャフト61のホームポジションセンサSN4がホームポジションであることを検出すると、手差し用モータM2が回転を停止し、図10Aに示すように、シート支持プレート1aが送出離間位置に戻り、取出ローラ41が離間位置に戻った状態で保持される。
したがって、実施例1の手差しトレイTR0では、1つの手差し用モータM2で、取出ローラ41によるシートSの搬送と、取出ローラ41の昇降およびシート支持プレート1aの昇降とが行われている。すなわち、取出ローラ駆動用の駆動源と、取出ローラ昇降用の駆動源、シート支持プレート昇降用の駆動源をそれぞれ設ける従来の構成に比べて、駆動源が共通化されており、駆動源の数が少なくなっている。したがって、手差しトレイTR0の構成が簡素化され、省費用化されている。
さらに、昇降させる機構を昇降シャフト61とカム62,66で実現しており、昇降する方向にスライド移動する構成を使用する場合に比べて、省空間化されている。
次に、本発明の実施例2を説明するが、この実施例2の説明において、前記実施例1の構成要素に対応する構成要素には同一の符号を付して、その詳細な説明を省略する。この実施例2は、下記の点で前記実施例1と相違しているが、他の点では前記実施例1と同様に構成されている。
図14は実施例2の第1偏心部材の要部説明図である。
図14において、実施例2の第1偏心部材66′は、昇降シャフト61に固定支持されている。前記第1偏心部材66′は、昇降シャフト61に固定支持される略扇形の偏心部材本体71を有する。偏心部材本体71のシャフト回転方向下流側には、緩衝部材収容部の一例としてのクッションバネ収容凹部72が形成されている。前記偏心部材本体71のシャフト回転方向上流端には、径方向外側に向かって突出する回転支持部73が形成されている。前記回転支持部73には、弧状の外周面66a′を有する接触部材74が回転可能に支持されている。前記接触部材74のシャフト回転方向下流側内周面と、クッションバネ収容凹部72との間には、クッションバネ67′が装着されており、クッションバネ67′は、接触部材74を径方向外側に向けて付勢している。
(実施例2の作用)
前記構成を備えた実施例2の手差しトレイTR0では、取出ローラ41とシート支持プレート1aの上面に積載されたシートSとの接触圧力が過剰になりかけると、実施例1の第1偏心部材66と同様に、実施例2の第1偏心部材66′もクッションバネ67′が弾性変形し、接触圧力が過剰になることが低減される。
(変更例)
以上、本発明の実施例を詳述したが、本発明は、前記実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内で、種々の変更を行うことが可能である。本発明の変更例(H01)〜(H07)を下記に例示する。
(H01)本発明は、複写機に限定されず、プリンタ、FAX、複合機等の画像形成装置に適用可能である。また、カラーの画像形成装置に限定されず、モノクロの画像形成装置にも適用可能である。さらに、電子写真方式の画像形成装置に限定されず、インクジェット記録方式等の他の記録方式の画像形成装置に適用可能である。
(H02)前記実施例において、シート搬送装置として手差し給紙装置6を例示したが、
取出ローラ41等の駆動とシート支持プレート1aの昇降、取出ローラ41の昇降を共通の駆動源で実行する構成は、手差しトレイに限定されず、自動原稿搬送装置U2の原稿給紙トレイTG1や、給紙トレイTR1〜TR4等に適用可能である。
(H03)前記実施例において、シート位置決め部材38をロックしたり、ロックを解除する構成は、実施例に例示した構成に限定されず、従来公知の種々の構成、機構を採用可能である。また、シートを突き当てる壁面等を設ける場合、シート位置決め部材38や、ソレノイド10やリンク8,9,36等のロックを解除する機構も省略可能である。
(H04)前記実施例において、クッションバネ67,67′のように、取出ローラ41とシートとの接触圧力が過剰になることを防止する構成を設けることが望ましいが、省略することも可能である。また、クッションバネ67,67′を使用する構成に限定されず、昇降シャフト61と接触面66a,66a′との距離を、接触圧力の上昇に応じて可変にする構成であれば、任意の構成を採用可能である。
(H05)前記実施例において、取出ローラ41の昇降と、シート支持プレート1aの昇降を両方実行したが、この構成に限定されず、取出ローラ41を移動不能にし且つシート支持プレート1aのみを移動可能としたり、逆に、シート支持プレート1aを移動不能にし且つ取出ローラ41のみを移動可能にする構成とすることも可能である。
(H06)前記実施例において、第1偏心カム66と第2偏心カム62の形状は、実施例に例示した形状に限定されず、任意の形状とすることが可能である。また、カム62,66の位置を位相をずらして配置した、この構成に限定されず、位相を合わせることも可能である。さらに、カム62,66に限定されず、例えば、通常時は収容された状態で保持され、シャフト61が所定の回転位置に移動すると、突出して取出ローラ41やプレート1aを移動させる構成等、任意の構成を採用可能である。
(H07)前記実施例において、取出ロール41が接近位置に移動し、シート支持プレート1aが送出位置に移動した状態で、各部材の自重等により昇降シャフト61が回転する恐れがある場合、回転を規制するための機構、例えば、ワンウェイクラッチ等をさらに設けることも可能である。
図1は本発明の実施例1の画像形成装置の全体説明図である。 図2は実施例1の手差しトレイの手差し給紙装置部分の要部拡大説明図であり、取出ロールが給紙待機位置に保持された状態の説明図である。 図3は実施例1の手差しトレイの後端部の媒体支持部材および駆動系の要部拡大図である。 図4は実施例1の手差しトレイの手差し給紙装置部分を下方から見た要部拡大斜視図である。 図5は実施例1の手差しトレイの手差し給紙装置部分を斜め上方からみた要部斜視説明図である。 図6はさばきロールやガイド部材を省略した手差し給紙装置部分の斜視説明図である。 図7は図6の矢印VII方向から見た図である。 図8は実施例1の画像形成装置の制御部分が備えている各機能を機能ブロック図で示した図である。 図9は実施例1の画像形成装置の手差し給紙処理の流れ図である。 図10は実施例1のシート支持プレートおよび取出ロールの昇降の説明図であり、図10Aは図2に対応する画像形成動作が行われていない状態の説明図、図10Bは昇降シャフトが回転を開始して取出ロールが下降を開始する状態の説明図、図10Cは図10Bの状態から昇降シャフトがさらに回転してシート支持プレートが送出位置に移動した状態の説明図である。 図11は実施例1の手差し給紙処理のタイムチャートである。 図12は実施例1の媒体搬送装置において、シート位置決め部材のロックが解除された状態の説明図である。 図13は実施例1の媒体搬送装置において給紙中の説明図である。 図14は実施例2の第1偏心部材の要部説明図である。
符号の説明
1a1…媒体支持面、
1a…媒体支持部材、
6…媒体搬送装置、
21,52〜54,G1〜G3…送出用駆動伝達部材、
22…接離移動部材、
41…送出部材、
56〜61…支持部材移動用駆動伝達部材、
59…一方向回転伝達部材、
61…回転軸、
62…接離方向移動部材,第2の偏心部材、
66…第1の偏心部材,支持面移動部材、
66a,66a′…接触部、
M2…駆動源、
S…媒体、
U…画像形成装置。

Claims (6)

  1. 上面に媒体が支持される媒体支持面を有し、移動可能に支持された媒体支持部材と、
    前記媒体支持面に支持された媒体を下流側に送り出す送出部材と、
    前記媒体支持面上の媒体が前記送出部材に接触して送出可能な送出位置と、媒体が送出部材から離れた送出離間位置と、の間で、前記媒体支持部材を移動させる支持面移動部材と、
    前記送出部材を駆動する正回転方向と、前記支持面移動部材を駆動する逆回転方向と、に回転可能な駆動源と、
    前記駆動源の逆回転方向の駆動を伝達せず且つ前記駆動源の正回転方向の駆動を伝達する一方向回転伝達部材を有し、前記駆動源の正回転方向の駆動を前記送出部材に伝達する送出用駆動伝達部材と、
    前記駆動源の正回転方向の駆動を伝達せず且つ前記駆動源の逆回転方向の駆動を伝達する一方向回転伝達部材を有し、前記駆動源の逆回転方向の駆動を前記支持面移動部材に伝達する支持部材移動用駆動伝達部材と、
    を備えたことを特徴とする媒体搬送装置。
  2. 前記送出部材を前記媒体支持部材に接近、離隔する方向に移動可能に支持する接離移動部材と、
    前記一方向回転伝達部材を介して前記駆動源の逆回転方向の駆動が伝達されて、前記送出部材が前記媒体支持部材から離間した離間位置と、前記送出部材が前記媒体支持部材に接近した接近位置と、の間で前記接離移動部材を移動させる接離方向移動部材と、
    を備えたことを特徴とする請求項1に記載の媒体搬送装置。
  3. 前記一方向回転伝達部材を介して回転可能に支持された回転軸を有する前記支持部材移動用駆動伝達部材と、
    前記回転軸に支持された第1の偏心部材により構成された支持面移動部材と、
    前記回転軸に支持された第2の偏心部材により構成された前記接離方向移動部材と、
    を備えたことを特徴とする請求項2に記載の媒体搬送装置。
  4. 前記駆動源の逆回転時の前記回転軸の回転方向に沿って、前記第2の偏心部材とは位相が回転方向下流側にずれた位置に配置された前記第1の偏心部材であって、前記駆動源が前記逆回転方向に駆動した場合に、前記第2の偏心部材により前記送出部材が前記媒体支持部材に離間位置から前記接近位置に移動した後に、前記媒体支持部材を前記送出離間位置から送出位置に移動させる前記第1の偏心部材、
    を備えたことを特徴とする請求項3に記載の媒体搬送装置。
  5. 前記媒体支持部材に接触する接触部であって、前記回転軸の径方向に対して、移動可能に支持された前記接触部、
    を備えたことを特徴とする請求項3または4に記載の媒体搬送装置。
  6. 請求項1ないし5のいずれかに記載の媒体搬送装置を備えたことを特徴とする画像形成装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012218891A (ja) * 2011-04-08 2012-11-12 Canon Electronics Inc シート搬送装置及び原稿情報読取装置
JP2014052567A (ja) * 2012-09-10 2014-03-20 Ricoh Co Ltd 画像形成装置、画像形成制御方法及び画像形成制御プログラム
JP7316547B2 (ja) 2019-11-08 2023-07-28 株式会社リコー マルチトレイ給紙装置および画像形成装置

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