JP2010208757A - 用紙分離装置、給紙装置、原稿搬送装置、画像形成装置 - Google Patents

用紙分離装置、給紙装置、原稿搬送装置、画像形成装置 Download PDF

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Abstract

【課題】高トルクが必要の無い場合にはトルクリミッタの全体値を下げて、それに伴いフィードローラのトルクを減らすことができ、駆動源の消費電力を削減するこのできる用紙分離装置を提供する。
【解決手段】フィードローラ2は駆動源7により用紙搬送方向に回転駆動される。リバースローラ3は、第一トルクリミッタ8を介して用紙搬送方向とは逆方向に回転駆動される。第二トルクリミッタ9は、駆動源7と第一トルクリミッタ8との間に配置され、駆動軸11の軸方向に移動できる。第二トルクリミッタ9が第一トルクリミッタ8方向に移動すると、第一トルクリミッタ8に連結され、両方のトルクリミッタのリミッタ値の和がリバースローラ3に作用する。重送が検知された場合は第二トルクリミッタ9を第一トルクリミッタ8に連結し、重送が無い場合は第二トルクリミッタ9を第一トルクリミッタ8から連結解除するとともにフィードローラ2への駆動トルクを低減させる。
【選択図】図2

Description

本発明は、シート状の記録媒体や原稿等を1枚に分離して給送する用紙分離装置と、これを備える給紙装置、原稿搬送装置、画像形成装置に関するものである。
複写機、プリンタ、ファクシミリ等の画像形成装置あるいは印刷装置等において、給紙トレイ又はカセットなど(以下、総称してトレイと呼ぶ)に積載したシート状の用紙を一枚ずつに分離する用紙分離装置として、フィードローラとリバースローラとを組み合わせたいわゆるFRR方式のものが、安定した用紙分離性のために広く用いられている。例えば、特開平8−188286号公報(特許文献1)には、FRR方式の用紙分離機構を備える給紙装置が開示されている。
なお、用紙分離装置は、画像形成装置あるいは印刷装置等における給紙装置に限らず、自動原稿送り装置(ADF)等における原稿分離機構としても使用される。
FRR方式の用紙分離装置は、給紙方向に回転して用紙を給送するフィードローラと、そのフィードローラに所定圧で接し、トルクリミッタ等を介して用紙の戻し方向に回転トルクが与えられたリバースローラ(分離ローラ)によって構成される。この用紙分離装置においては、リバースローラが、フィードローラと直接に接している時や用紙1枚だけを挾んでいる時はフィードローラ又は用紙に連れ回りし、用紙を2枚以上挾んだときには摩擦係数の小さい用紙間を滑らして戻し作業を行なうことにより分離をするものである。
しかしながら、FRR方式の用紙分離装置において、搬送用のフィードローラと分離用のリバースローラ間に、搬送中の用紙が2枚以上有る場合はリバースローラ逆転方向に高負荷のトルクリミッタが必要だが、ローラ間に用紙が無いか1枚だけ有る場合はリバースローラ逆転方向への負荷は必要なく、その場合だけを見ると必要の無いトルクを掛けていることになる。そのため、現状では上記の高トルク(戻しトルク)に対抗するためにフィードローラ正転方向に常に高トルクを与える必要があり、駆動源としては大きな出力(印加電流値)を必要としていた。つまり、本来は必要としていないにもかかわらず、無駄な電力を使用しなければならないという問題があった。
本発明は、従来のFRR方式の用紙分離装置における上述の問題を解決し、高トルクが必要の無い場合にはトルクリミッタの全体値を下げて、それに伴いフィードローラのトルクを減らすことができ、駆動源の消費電力を削減することのできる用紙分離装置及びこれを備える給紙装置、原稿搬送装置ならびに画像形成装置を提供することを課題とする。
前記の課題は、本発明により、給紙方向に回転して用紙を給送するフィードローラと、該フィードローラに圧接されトルク付与手段を介して用紙戻し方向に回転トルクが付与されるリバースローラとを有する用紙分離装置において、前記フィードローラと前記リバースローラとが圧接される用紙分離部の下流側に用紙の重送を検知する用紙重送検知手段を備え、前記トルク付与手段は、前記リバースローラに付与するトルクのリミット値を選択的に切り替え可能に設けられ、前記用紙重送検知手段の検知出力又は前記トルク付与手段におけるリミット値の切り替えに応じて前記フィードローラの駆動トルクを制御することにより解決される。
また、前記トルク付与手段は複数個のトルクリミッタで構成され、該複数個のトルクリミッタのうちの少なくとも1つのトルクリミッタは前記リバースローラと駆動軸とに接続され、他のトルクリミッタは前記1つのトルクリミッタに連結及び連結解除可能に設けられ、前記他のトルクリミッタを前記1つのトルクリミッタに連結又は連結解除させることにより、前記リミット値を切り替えると好ましい。
また、前記複数個のトルクリミッタが同一の駆動軸上に配置され、前記他のトルクリミッタは前記駆動軸上を移動可能に設けられ、前記他のトルクリミッタの前記移動により前記1つのトルクリミッタに対する連結及び連結解除が行われると好ましい。
また、前記他のトルクリミッタを移動させる移動手段がソレノイドであると好ましい。
また、前記他のトルクリミッタを移動させる移動手段がモータであると好ましい。
また、前記用紙重送検知手段が、用紙搬送路を挟んで対向配置される一対のセンサからなり、用紙搬送時に物理量の変化を検出する透過型センサであると好ましい。
また、前記用紙重送検知手段を複数個備えると好ましい。
また、前記の課題は、本発明により、請求項1〜7のいずれか1項に記載の用紙分離装置を備える給紙装置により解決される。
また、前記の課題は、本発明により、請求項1〜7のいずれか1項に記載の用紙分離装置を備える自動原稿送り装置により解決される。
また、前記の課題は、本発明により、請求項1〜7のいずれか1項に記載の用紙分離装置、または請求項8に記載の給紙装置、または請求項9に記載の自動原稿送り装置を備える画像形成装置により解決される。
本発明の用紙分離装置によれば、、高トルクが必要の無い場合にはトルク付与手段の全体値を下げて、それに伴いフィードローラの駆動トルクを減らすことができるので、駆動源の消費電力を削減することができる。
請求項2の構成により、付与するトルクのリミット値を選択的に切り替え可能なトルク付与手段を複数個のトルクリミッタを用いることで実現できる。
請求項3の構成により、トルクリミッタを移動させるという簡単な構成でリミット値を選択的に切り替え可能なトルク付与手段を実現できる。
請求項4の構成により、ソレノイドを用いることで、簡単な構成で確実にトルクリミッタを移動させ、リミット値の切り替えを行うことができる。
請求項5の構成により、モータを用いることで、トルクリミッタの移動ストロークを大きくとることができる。
請求項6の構成により、紙粉等の汚れに対する検知の信頼性が向上し、確実な重送検知を行うことができる。
請求項7の構成により、用紙の重なりが用紙搬送方向のどの地点まで有るかを判別でき、重送状態の変化を段階的に捉えることができる。
請求項8の構成により、少ない消費電力で確実な分離給送を行うことのできる給紙装置を実現できる。
請求項9の構成により、少ない消費電力で確実な分離給送を行うことのできる自動原稿送り装置を実現できる。
請求項10の構成により、給紙部における無駄な電力消費を低減し、記録媒体や原稿を確実に分離して給送できる画像形成装置を実現できる。
本発明に係る用紙分離装置の一例を用いた用紙分離搬送部を模式的に示す側面図である。 本発明に係る用紙分離装置の構成を模式的に示す正面図である。 用紙分離装置のトルクリミッタを移動させる構成を示す正面図である。 用紙分離装置のトルクリミッタを移動させる別の構成を示す正面図である。 重送検知手段を備える用紙分離搬送部を模式的に示す側面図である。 ソレノイドを用いてトルクリミッタを移動させる構成における制御を示すフローチャートである。 モータを用いてトルクリミッタを移動させる構成における制御を示すフローチャートである。 第2実施形態の用紙分離装置の構成を模式的に示す正面図である。 重送検知手段を2組備える用紙分離搬送部を模式的に示す側面図である。 第2実施形態における制御を示すフローチャートである。 本発明に係る用紙分離装置を備える画像形成装置の一例を示す概略構成図である。 その画像形成装置の定着装置を示す断面図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明に係る用紙分離装置の一例を用いた用紙分離搬送部を模式的に示す図である。この図において、用紙設置台5の給紙方向の下流側近傍に、フィードローラ2及びリバースローラ3を有する用紙分離装置4が配置されている。用紙設置台5上に載置された用紙束Ptの上面から、用紙が図示しないピックアップローラにより呼び出され、用紙分離装置4によって分離された1枚の用紙が給送される様子が示されている。
図2は、用紙分離装置4の構成を模式的に示す図である。
図2に示すように、フィードローラ2は、駆動源7により回転駆動される駆動軸10に装着されており、用紙搬送方向(給紙方向)に正転駆動される。また、駆動源7により逆方向に回転駆動される駆動軸11には、伝達トルクを制御する第一及び第二のトルクリミッタ8,9が装着されており、リバースローラ3は、第一トルクリミッタ8を介して用紙搬送方向とは逆方向に回転するように配置されている。
第一トルクリミッタ8は、リバースローラ3と接続されるロータ側8aと、駆動軸11に接続されるシャフト側8bとにより構成され、ロータ側8aは常にリバースローラ3と歯の噛み合いにより固定されており、シャフト側8bも常に駆動軸11のスプリングピン12と噛み合い、駆動軸の回転力はトルクリミッタを介してリバースローラ3に伝えられる構成である。
第二トルクリミッタ9は、第一トルクリミッタ8と接続されるロータ側9aと、駆動軸11に接続されるシャフト側9bとにより構成される。この第二トルクリミッタ9は、駆動源7と第一トルクリミッタ8との間に配置され、駆動軸の軸方向に移動できるようになっている。ただし、シャフト側9bは、軸方向に伸びたスリット間に駆動軸11のスプリングピン13を係合させるように設けられ、軸方向に移動した場合でも常に駆動軸11と噛み合い続けることで軸11と同調して回転する構成である。第二トルクリミッタ9が第一トルクリミッタ8方向に移動すると、ロータ側9aが第一トルクリミッタ8のロータ側8aと噛み合って連結され、その場合には両方のトルクリミッタのリミッタ値の和がリバースローラ3に作用する。2つのトルクリミッタは同軸上に配置されることで簡易な連結及び連結解除を可能としている。
図3は、第二トルクリミッタ9をソレノイドを用いて軸方向に移動させる構成例を示す模式図で、図では、第二トルクリミッタ9が第一トルクリミッタ8に連結された様子を示している。
図3において、ソレノイド12のアーム12aの先端にはブラケット13が装着され、ブラケット13の先端二股部が第二トルクリミッタ9のロータ側9aに係合されている。また、ブラケット13には引っ張りスプリング14が係止されており、ブラケット13を介して第二トルクリミッタ9を図の右方向に付勢している。したがって、ソレノイド12がOFFの状態では、引っ張りスプリング14の付勢力によって第二トルクリミッタ9は図の右方向に移動され、第一トルクリミッタ8との連結が解除される。そして、ソレノイド12がONされると、アーム12aが伸張され、スプリング14の付勢力に抗して第二トルクリミッタ9を図の左方向に移動させ、第二トルクリミッタ9を第一トルクリミッタ8に連結させる。
図4は、第二トルクリミッタ9をモータとピニオン・ラックを用いて軸方向に移動させる構成例を示す模式図で、図では、第二トルクリミッタ9が第一トルクリミッタ8に連結された様子を示している。
図4において、モータ16の軸にピニオンギヤ17が装着されている。そのピニオンギヤ17に噛み合うようにラック18が配置される。ラック18は、軸11と平行に移動可能に支持される。ラック18の先端部は第二トルクリミッタ9のロータ側9aに係合されている。モータ16を正転または逆転させることにより、ラック18を図の左方向又は右方向に移動させ、第二トルクリミッタ9を第一トルクリミッタ8に連結または連結解除させる。本構成においては、第二トルクリミッタ9の移動ストロークを大きくとることが可能である。
図5は、用紙分離装置4の給紙方向下流側直後に用紙の重なりを検知するための透過型の超音波センサ20を配置した構成例を示す模式図である。超音波センサ20を配置したこと以外は図1の構成と同じである。
本例では、用紙分離装置4の給紙方向下流側直後に超音波センサ20を配置したことにより、フィードローラ2とリバースローラ3間に2枚以上の用紙が有るかどうかを検知できるように構成している。透過型の超音波センサを用いることにより、単数枚と複数枚を超音波の透過具合を判別することで重送検知することができ、光透過式のセンサを用いる場合と比べて紙粉などの汚れに対しても有利な検知をすることが実現できる。
2枚以上の用紙を検知した場合は、第二トルクリミッタ9を、図3及び図4で説明したようにソレノイド12又はモータ16を用いて第一トルクリミッタ8と連結するまで移動させ、反対に、用紙が1枚以下と検出されるとソレノイド12又はモータ16の動作を止めて、連結が解除される位置まで移動させる。それに伴い、フィードローラ2への駆動トルクも、フィードローラ2の駆動源7への印加電流値を必要な値に変化させることで必要最低値に制御する。
ソレノイド12、モータ22を用いた場合の制御フローチャートをそれぞれ図6,7に示す。なお、重送検知で用紙枚数が1枚以下の場合のトルクリミッタは、リバースローラ3に1つ(第一トルクリミッタ8のみ)接続されている状態になり、そのときのフィードローラ2に掛ける駆動出力設定を「1」とおいて図示している。設定「1」は上記必要最低値の駆動出力設定である。
また、用紙が2枚以上の場合にはトルクリミッタ接続数は2つ(第一トルクリミッタ8及び第二トルクリミッタ9)となるようソレノイド12又はモータ16を制御し、フィードローラ2への駆動出力を「2」とおいて図示している。設定「2」は上記状態での最悪条件下での必要最低値の駆動出力である。初期状態では駆動出力設定を「1」としている。
図6,7に沿ってそれぞれ説明する。
図6及び図7のフローチャートにおいて、初期状態でのフィードローラ駆動出力設定は「1」である。そして、用紙分離装置4による分離動作開始後、超音波センサ20の検知出力に基づいて用紙が2枚以上給送されたか否かを判断する(S1,S11)。用紙が2枚以上の場合はソレノイド12をONまたはモータ16を正転させ(S2,S12)、第二トルクリミッタ9を第一トルクリミッタ8に連結させることで、両方のトルクリミッタのリミッタ値の和がリバースローラ3に作用する。そして、フィードローラ駆動出力設定を「2」に制御する(S3,S13)。
一方、S1,S11で用紙が1枚の場合には、ソレノイド12をOFFまたはモータ16を逆転させ(S4,S14)、第二トルクリミッタ9を第一トルクリミッタ8から離間させる(または離間させたままとする)ことで、第一トルクリミッタ8のリミッタ値のみがリバースローラ3に作用する。そして、フィードローラ駆動出力設定を「1」に制御する(S5,S15)。
このように、超音波センサ20で重送を検知してリバースローラ3に作用させるトルクリミッタのリミッタ値およびフィードローラ2の駆動出力を制御することにより、分離装置4で用紙が正常に分離されて1枚の用紙のみが給紙される場合には、リバースローラ3に作用させるトルク(逆転方向への負荷)を最小値とするとともにフィードローラ2を駆動する出力も必要最低限とすることにより、無駄な電力を消費しないようにすることができる。そして、用紙の重送が検知された場合には、リバースローラ3に作用させるトルクを大きくして確実な分離を行うとともに、その高負荷に対応するようフィードローラ2を駆動する出力あげることで、確実な用紙の分離及び給送を行うことができる。
次に、トルクリミッタを3つ備える第2の実施形態について説明する。
図6に示す第2実施形態の分離装置24は、図3の構成に更に第三のトルクリミッタ23及びトルクリミッタ23を移動させるソレノイド22とを加えたものである。図3で説明した第1実施形態と重複する部分の説明は省略する。本第2実施形態の分離装置は、リバースローラ3に固定された第一トルクリミッタ8と、軸方向に移動可能な第二トルクリミッタ9及び第三トルクリミッタ23の計3つのトルクリミッタを備えるものである。
第三トルクリミッタ23は、第二トルクリミッタ9と同様の役割を果たすもので、第二トルクリミッタ9が第一トルクリミッタ8に連結された後に、第二トルクリミッタ9のロータ側9aに第三トルクリミッタ23のロータ側23aが連結されることで、連結した3つのトルクリミッタのリミッタ値の和がリバースローラ3に作用する。したがって、リバースローラ3に作用するトルクリミッタのリミッタ値を、3段階に制御可能な構成である。移動可能な2つのトルクリミッタである第二トルクリミッタ9及び第三トルクリミッタ23を別個に移動させるために、ソレノイド12とソレノイド22の2つの駆動手段を設けている。なお、トルクリミッタ移動手段としては、ソレノイドに限らず、図4で説明したような、モータとピニオン・ラックを用いる構成も可能である。
第三トルクリミッタ23においても、ソレノイド22のアーム22aの先端にはブラケット15が装着され、ブラケット15の先端二股部が第三トルクリミッタ23のロータ側23aに係合されている。また、ブラケット15には引っ張りスプリング19が係止されており、ブラケット15を介して第三トルクリミッタ23を図の右方向に付勢している。第三トルクリミッタ23の移動に関しては第二トルクリミッタ9の場合と同様であり、軸方向の移動により、第三トルクリミッタ23が第二トルクリミッタ9に連結及び連結解除される。
本第2実施形態では、図9に示すように、用紙の重送を検知するための用紙重送検知手段として超音波センサ20,21の2つを設置している。この構成により、用紙重送が発生した場合に、用紙の重なりが用紙搬送方向のどの地点まで有るかを判別できるようになり、重送状態の変化を段階的に捉えることができる。そして、この2つの超音波センサ20,21の各センサ出力に基づいて、移動可能な2つのトルクリミッタである第二トルクリミッタ9及び第三トルクリミッタ23の移動を制御することで、リバースローラ3に作用するトルクリミッタのリミッタ値を段階的に制御することができる。また、リバースローラ3に作用するトルクリミッタのリミッタ値の制御に伴い、フィードローラ2を駆動する駆動源への出力制御においても、印可電流値を段階的に変化させることで、重送状態に応じた適切な駆動出力の制御が可能となり、用紙分離装置全体として、より精度良く確実に用紙の分離を行えるとともに、駆動源で消費する電力もより精度良く制御して消費電力を削減することが可能となる。
本第2実施形態においては、フィードローラ2の駆動源への出力設定を3段階の設定「1」,「2」,「3」とおいて、リバースローラ3に作用するトルクリミッタの個数によって各設定値をとるように切り替える。設定「1」は、リバースローラ3にトルクリミッタが1つ(第一トルクリミッタ8のみ)接続されているときの必要最低値の駆動出力設定である。設定「2」は、リバースローラ3にトルクリミッタが2つ(第一トルクリミッタ8及び第二トルクリミッタ9)接続されているときの最悪条件下での必要最低値の駆動出力設定である。設定「3」は、リバースローラ3にトルクリミッタが3つ(第一トルクリミッタ8、第二トルクリミッタ9及び第三トルクリミッタ23)接続されているときの最悪条件下での必要最低値の駆動出力設定である。
図10に、本第2実施形態における制御をフローチャートにて示す。なお、ここではトルクリミッタ移動手段としてソレノイドを用いる場合で説明するが、モータとピニオン・ラックを用いた構成の場合も同様の制御で対応可能である。
10のフローチャートに示すように、本第2実施形態においても初期状態でのフィードローラ駆動出力設定は「1」である。そして、用紙分離装置24による分離動作開始後、下流側の超音波センサ21の検知出力に基づいて用紙が2枚以上給送されたか否かを判断する(21)。センサ21部で用紙が2枚以上の場合はソレノイド12及びソレノイド22をONさせ(S22,S23)、第二トルクリミッタ9及び第三トルクリミッタ23を第一トルクリミッタ8に連結させることで、3つののトルクリミッタのリミッタ値の和がリバースローラ3に作用する。そして、フィードローラ駆動出力設定を「3」に制御する(S24)。
一方、S21で用紙が1枚の場合には、上流側の超音波センサ20の検知出力に基づいて用紙が2枚以上給送されたか否かを判断する(S25)。センサ20部で用紙が2枚以上の場合はソレノイド12をONさせ(S26)、ソレノイド22をOFFさせる(S27)ことで、第二トルクリミッタ9のみを第一トルクリミッタ8に連結させ、2つのトルクリミッタのリミッタ値の和がリバースローラ3に作用する。そして、フィードローラ駆動出力設定を「2」に制御する(S28)。
さらに、S25で用紙が1枚の場合には、ソレノイド12及びソレノイド22をOFFさせ(S29,S30)、各トルクリミッタの連結を解除する。これにより、第一トルクリミッタ8のみのリミッタ値がリバースローラ3に作用する。そして、フィードローラ駆動出力設定を「1」に制御する(S31)。
最後に、本発明に係る用紙分離装置を備える画像形成装置の一例を、図11を参照して説明する。
図11に示す画像形成装置は、原稿の画像情報面(原稿面)から画像情報を読み取って各種の用紙に複写画像を形成するモノクロ複写機であり、装置本体100の上には画像読取装置200が取り付けられ、また装置本体100は同時に用紙バンク300上に載置されている。画像読取装置200の上には、図で見て背面側を支点として上下に開閉自在な自動原稿送り装置(ADF)400が取り付けられている。
複写機装置本体100には、内部に、像担持体たるドラム状の感光体110が設けられ、この感光体110の周囲左側に、帯電装置111が配置され、更に感光体110の回転方向(反時計方向)から順に、現像装置112、転写装置113、クリーニング装置114が配置されている。
現像装置112においては、現像ローラによってトナーが付着して感光体110上に静電潜像を可視像化する。また、転写装置113は、上下のローラ115と116が転写ベルト117に渡架されて構成されており、転写ベルト117上の転写位置Bで感光体110の周面に押圧され当接されている。帯電装置111およびクリーニング装置114の左側には、トナー補給装置120が配置されており、このトナー補給装置120によって現像装置112に新しいトナーが補給される。
また、複写機装置本体100の内部には、用紙バンク300内の用紙カセット61から送り出された用紙Sを、転写位置Bを経て排紙スタック部39まで下方から上方へと搬送する用紙搬送装置Cが設けられている。当該用紙搬送装置Cは、供給路R1、手差し供給路R2および用紙搬送路Rを有する。そして用紙搬送路Rには、感光体110の上流位置にレジストローラ121が設けられている。また感光体110の下流位置には、熱定着装置122が設けられている。また熱定着装置122の更に下流には、排紙分岐爪34、排出ローラ35、第一加圧ローラ36、第二加圧ローラ37および腰付ローラ38が設けられ、更にその先に画像形成済み用紙をスタックする排出スタック部39が設けられている。
定着装置122には、図12に示すように、一対の定着ローラ(定着ローラ回転体)124a、124bを設ける。そして、一方の定着ローラ124aの内部には定着ヒータ123を設け、他方の定着ローラ124bの周囲には加圧スプリング125、加圧アーム126などを設ける。それら加圧スプリング125、加圧アーム126などにより、一方の定着ローラ124aの右側から他方の定着ローラ124bを押し当ててなる。また、一方の定着ローラ124aには、サーミスタ128、およびサーモスタット129を設ける。
そして、サーミスタ128により定着ローラ124aの温度を測定しつつ、サーモスタット129により定着ヒータ123をオン、またはオフすることにより、定着ローラ124aを所定の温度に保つ。
そのような定着装置122のさらに下流には、排出分岐爪34、排出ローラ35、第1加圧ローラ36、第2加圧ローラ37、腰付ローラ38を設ける。そして、その先に、図11に示すように、画像形成済みのシートをスタックする排出スタック部(排出位置)39を設けてなる。
また、複写機装置本体100には、図11中の右側の装置本体面にスイッチバック装置42が設けられている。スイッチバック装置42は、用紙搬送路Rの排出分岐爪34の位置から分岐し、一対のスイッチバックローラ43を備えるスイッチバック領域44まで用紙を導く反転路R3と、スイッチバック領域44から再び用紙搬送路Rのレジストローラ121まで用紙を導く再搬送路R4とを有する用紙搬送装置Dを備える。この用紙搬送装置Dには、用紙を搬送する複数の用紙搬送ローラ66が備えられている。
現像装置112の図中左側には、レーザ書込装置47が備えられている。レーザ書込装置47には、不図示のレーザ光源の他、走査用の回転多面鏡48、ポリゴンモータ49、fθレンズ等の走査光学系50等が備えられている。
画像読取装置200には、光源53、複数のミラー54、結像用光学レンズ55、CCDのようなイメージセンサ56等が備えられている。そして、上面にはコンタクトガラス57を備える。このコンタクトガラス57上の自動原稿送り装置400には、原稿の載置位置に原稿セット台(図示せず)を設けるとともに、排出位置に原稿スタック台(図示せず)が設けられている。また、原稿シートを原稿セット台から画像読取装置200のコンタクトガラス57上の読取位置を経て原稿スタック台まで搬送する原稿搬送路(図示せず)を有するシート搬送装置が備えられている。このシート搬送装置は、原稿シートを搬送するシート搬送ローラ(図示せず)を複数備えている。このシート搬送装置における原稿を1枚に分離して給送する用紙分離装置として、上記説明した本発明による用紙分離装置を用いることができる。
用紙バンク300の内部には、記録媒体たる普通紙、OHPフィルム等の用紙Sを底板60上に積載収納する用紙カセット61が多段に備えられている。各用紙カセット61には、それぞれ対応してピックアップローラ64とフィードローラ62とリバースローラ63とが設けられている。フィードローラ62はピックアップローラ64と同一駆動源で駆動されるものであり、そのためピックアップローラ軸とフィードローラ軸とがベルト(図1に図示せず)で駆動連結されている。多段に備えられた用紙カセット61の図中右側には、複写機装置本体100の用紙搬送路Rへと通じる供給路R1が形成されている。なお、上記フィードローラ62とリバースローラ63からなる用紙分離装置として、上記説明した本発明による用紙分離装置を用いることができる。
複写機装置本体100には更に、図中右側面に手差し供給部68が設けられている。この手差し供給部68には、手差しトレイ67が開閉自在に設けられるとともに、手差しトレイ67上にセットされた手差し用紙を用紙搬送路Rへ導く手差し供給路R2が備えられる。手差しトレイ67にも同様に、ピックアップローラ64とフィードローラ62とリバースローラ63とが設けられている。このフィードローラ62とリバースローラ63からなる用紙分離装置として、上記説明した本発明による用紙分離装置を用いることができる。
以上のような構成の複写機装置を用いてコピーするとき、先ず、不図示のメインスイッチをオンするとともに、自動原稿送り装置400の原稿セット台に原稿をセットする。ブック原稿の場合には、自動原稿送り装置400を開いて画像読取装置200のコンタクトガラス57上に直接原稿をセットし、自動原稿送り装置400を閉じて原稿を押さえる。
不図示のスタートスイッチを押すと、自動原稿送り装置400に原稿をセットしたときには、原稿をシート搬送ローラにより原稿搬送路を通してコンタクトガラス57上へ移動してから画像読取装置200が駆動し、原稿内容を読み取って原稿スタック台上に排出する。一方、コンタクトガラス57上に直接原稿をセットしたときには、直ちに画像読取装置200が駆動する。
画像読取装置200が駆動すると、画像読取装置200は、光源53をコンタクトガラス57に沿って移動させるとともに、光源53からの光をコンタクトガラス57上の原稿面で反射させ、その反射光を複数のミラー54で反射し、結像用光学レンズ55を経てイメージセンサ56に入れ、そのイメージセンサ56で原稿内容を読み取る。また、このとき同時に、不図示の感光体駆動モータで感光体110を回転し、帯電ローラを用いた帯電装置111で感光体110の表面を一様に帯電し、次いで画像読取装置200によって読み取った原稿内容に応じてレーザ光を照射してレーザ書込装置47を用いて書き込み工程を実行し、感光体110の表面に静電潜像を形成した後、現像装置112を用いてトナーを付着させて静電潜像を可視像化(現像)する。
またスタートスイッチを押すと同時に、用紙バンク300中の多段の用紙カセット61から選択された用紙Sをピックアップローラ64により送り出し、フィードローラ62とリバースローラ63で1枚ずつ分離して供給路R1に送る。供給路R1に送られた用紙Sは、用紙搬送ローラ66で搬送されて用紙搬送路Rへ導かれ、レジストローラ121に突き当てて止められ、感光体110の可視像化したトナー画像と回転タイミングを合わせて、感光体110の右側へと送り込まれる。
あるいは、手差し給紙部68を用いる場合には、手差しトレイ67が開けられ、開けられた手差しトレイ67上にセットされた用紙が、ピックアップローラ64で送り出され、フィードローラ62とリバースローラ63により1枚ずつ分離して搬送されて、手差し供給路R2から用紙搬送路Rへと導かれ、同様にレジストローラ121で感光体110の回転にタイミングを合わせて感光体110の右側へと送り込まれて可視像化される。
その後、感光体110の右側へと送り込まれた用紙Sは、転写位置Bで転写装置113により感光体110上のトナー画像を転写される。画像転写後の感光体110上の残留トナーはクリーニング装置114で除去・清掃され、残留トナーを除去された感光体110上の残留電位は、不図示の除電装置で除去される。そして、帯電装置111から始まる次の画像形成に備える。
一方、画像転写された後の用紙Sは、転写ベルト117で搬送され熱定着装置122に導かれ、加熱ローラ30と加圧ローラ32の間に通されて、これらローラに搬送されながら、熱と圧力を印加されてトナー画像を定着される。画像定着された用紙Sは、その後、排紙ローラ35と第一加圧ローラ36と第二加圧ローラ37および腰付ローラ38を通過することで、腰をつけられ、排紙スタック部39上に排出されてスタックされる。
なお、用紙Sの両面に画像を転写する場合には、排出分岐爪34を切り替えて、表面にトナー画像を転写された用紙は、用紙搬送路Rから反転路R3に搬入され、スイッチバック領域44へ導入され、スイッチバックローラ43でスイッチバックされる。ここでスイッチバックされた用紙Sは、再搬送路R4に導かれて反転し、用紙搬送ローラ66で搬送されて再び用紙搬送路Rに導かれた後に、前述と同様にして用紙の裏面にも画像が転写されることになる。
以上、本発明を図示例により説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、トルクリミッタの構成や、トルクリミッタのリミット値を切り替える構成等は、適宜な構成を採用可能である。また、トルクリミッタを移動させる場合には、その構成も適宜なものを採用可能である。また、重送を検知する重送検知手段も、適宜なものを使用可能である。
給紙装置や原稿送り装置を構成する場合、その全体構成は任意である。また、画像形成装置や印刷装置あるいは自動原稿送り装置に本発明を適用する場合、それらの装置の全体構成も適宜な構成とすることができる。
画像形成装置としては、作像部の構成も任意であり、タンデム式における各色作像ユニットの配置順などは任意である。また、タンデム式に限らず、一つの感光体の周囲に複数の現像装置を配置したものや、リボルバ型現像装置を用いる構成も可能である。また、3色のトナーを用いるフルカラー機や、2色のトナーによる多色機、あるいはモノクロ装置にも本発明を適用することができる。もちろん、画像形成装置としては複写機に限らず、プリンタやファクシミリ、あるいは複数の機能を備える複合機であっても良い。
本発明は、記録媒体を給送する給紙装置、原稿を給送する原稿送り装置等に好適に適用することができ、また、給紙装置を備える画像形成装置や印刷装置等に適用可能である。
2,62 フィードローラ
3,63 リバースローラ
4,24 用紙分離装置
5 用紙設置台
7 駆動源
10,11 駆動軸
8 第一トルクリミッタ
9 第二トルクリミッタ
12,22 ソレノイド(トルクリミッタ移動手段)
14,19 スプリング
16 モータ(トルクリミッタ移動手段)
18 ラック
20,21 超音波センサ(重送検知センサ)
23 第三トルクリミッタ
100 複写機装置本体
110 感光体
300 用紙バンク
400 自動原稿送り装置(ADF)
特開平8−188286号公報

Claims (10)

  1. 給紙方向に回転して用紙を給送するフィードローラと、該フィードローラに圧接されトルク付与手段を介して用紙戻し方向に回転トルクが付与されるリバースローラとを有する用紙分離装置において、
    前記フィードローラと前記リバースローラとが圧接される用紙分離部の下流側に用紙の重送を検知する用紙重送検知手段を備え、
    前記トルク付与手段は、前記リバースローラに付与するトルクのリミット値を選択的に切り替え可能に設けられ、
    前記用紙重送検知手段の検知出力又は前記トルク付与手段におけるリミット値の切り替えに応じて前記フィードローラの駆動トルクを制御することを特徴とする用紙分離装置。
  2. 前記トルク付与手段は複数個のトルクリミッタで構成され、
    該複数個のトルクリミッタのうちの少なくとも1つのトルクリミッタは前記リバースローラと駆動軸とに接続され、
    他のトルクリミッタは前記1つのトルクリミッタに連結及び連結解除可能に設けられ、
    前記他のトルクリミッタを前記1つのトルクリミッタに連結又は連結解除させることにより、前記リミット値を切り替えることを特徴とする、請求項1に記載の用紙分離装置。
  3. 前記複数個のトルクリミッタが同一の駆動軸上に配置され、前記他のトルクリミッタは前記駆動軸上を移動可能に設けられ、前記他のトルクリミッタの前記移動により前記1つのトルクリミッタに対する連結及び連結解除が行われることを特徴とする、請求項2に記載の用紙分離装置。
  4. 前記他のトルクリミッタを移動させる移動手段がソレノイドであることを特徴とする、請求項3に記載の用紙分離装置。
  5. 前記他のトルクリミッタを移動させる移動手段がモータであることを特徴とする、請求項3に記載の用紙分離装置。
  6. 前記用紙重送検知手段が、用紙搬送路を挟んで対向配置される一対のセンサからなり、用紙搬送時に物理量の変化を検出する透過型センサであることを特徴とする、請求項1〜5のいずれか1項に記載の用紙分離装置。
  7. 前記用紙重送検知手段を複数個備えることを特徴とする、請求項1〜6のいずれか1項に記載の用紙分離装置。
  8. 請求項1〜7のいずれか1項に記載の用紙分離装置を備えることを特徴とする給紙装置。
  9. 請求項1〜7のいずれか1項に記載の用紙分離装置を備えることを特徴とする自動原稿送り装置。
  10. 請求項1〜7のいずれか1項に記載の用紙分離装置、または請求項8に記載の給紙装置、または請求項9に記載の自動原稿送り装置を備えることを特徴とする画像形成装置。
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