JP2010070212A - ユニット梱包箱 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】折り曲げ可能なシート部材2、及び該シート部材2に着脱可能でかつ該シート部材2と一体化が可能な製品固定部材3から構成されるユニット梱包箱1において、被梱包物4が前記シート部材2と一体化されかつ着脱可能な前記製品固定部材3によって上下方向から保持されるユニット用梱包箱。
【選択図】図3
Description
特許文献1には、被梱包物のフィルム内での移動を低減して、被梱包物を衝撃から保護することができる梱包具を提供するために、一定の寸法範囲で様々なユニットに汎用的に適用できる技術が開示されている。また、特許文献2には、薄肉樹脂を用いた包装容器にて感光体ユニットを保持する技術が開示されている。
特許文献2の技術では、ユニットの強度を有する部分を保持できる反面、ユニットの種類毎に包装材の仕様を用意する必要があり、仕様変更時に生じるコストが大きいという課題がある。
そこで、本発明の目的は、上述した実情を考慮して、ユニット梱包箱の一部にユニット専用の固定部材を用いることで、ユニットの仕様変更時のコストを最小限に留め、包装材の大部分は汎用的に使用でき、ユニットの強度を有する部分にてユニットを保持することができ、かつ固定部材をシート部材と一体化することにより梱包作業時の工数を低減可能なユニット梱包箱を提供することにある。
また、請求項2に記載の発明は、前記製品固定部材は、薄肉の材料によって製作され、該製品固定部材同士を多段に互いに重ね合せ可能である請求項1記載のユニット梱包箱を特徴とする。
また、請求項3に記載の発明は、前記製品固定部材は、前記シート部材に取り付けられた状態において、該状態で前記製品固定部材と前記シート部材を多段に互いに重ね合せ可能である請求項1又は2記載のユニット梱包箱を特徴とする。
図1及び図2を参照して説明すると、本実施の形態における、画像形成装置に用いるユニット、部品、他の機器の精密部品等を保管かつ運搬するのに用いるユニット梱包箱1は、シート部材2と、このシート部材2の上面の適所に配置される製品固定部材3と、で構成される。
シート部材2は、矩形状のシート材であって、例えば、段ボール材料又はプラスチック段ボール材料にて製作可能であるが、繰り返し使用する場合には、プラスチック段ボール材料で製作するのが望ましい。
本実施の形態のユニット梱包箱1を構成するシート部材2には、4箇所(四隅部)に同じ形状及び大きさの穴部2a、2bが設けられており、シート部材2を所定の折り曲げ線に沿って所要角度折り曲げた時に穴部2a、2bが対向するようにしている。また、穴部2a、2bの内周には製品固定部材3と係合する突起部2cが設けられている。
しかし、実際には、シート部材2の穴部2a、2b間の、折り曲げて壁部分となる平坦部分2dの幅wは、穴部2a、2bに取り付けられた製品固定部材3がシート部材2を折り曲げて箱形状を形成した時に、穴部2aに取り付けた製品固定部材3の上に穴部2bに取り付けた製品固定部材3が対向配置される大きさを有している。
さらに、箱形状に折り曲げられた際に重ね合わされる部分2e及び2fは、上述と同様に作図の都合上、正確には示されていない。しかし、実際には、部分2eは、図では示してないが、壁部分を形成する平坦部分2dの幅wと対向する大きさの幅を有している。
1つのユニット梱包箱1に、製品固定部材3は、シート部材2の穴部(2a、2b)の個数と同じく4つ設けられており、図6で後述するように、これらの製品固定部材3は互いに上下関係で重ねることも可能である。起立面3bには、上記シート部材2の穴部(2a、2b)に設けられた突起部2cと係合する引っ掛かり部(ここでは穴)3cが設けられている。
以上の構成から、シート部材2と製品固定部材3とは、穴部2aの突起部2cと起立面3bの引っ掛かり部3cとがそれぞれ互いに引っ掛かることにより一体化される。
また、製品固定部材3の係合面3aの外周には、シート部材2を折り曲げて箱体を形成した時に製品固定部材3同士が互いに嵌合連結する凸部3d及び凹部3eが設けられている。凸部3dと凹部3eとの嵌合連結により折り曲げられたシート部材2が構成するユニット梱包箱の形状を保持することができる。
図3に示すように、画像形成装置用部品、精密部品等を含むユニットである被梱包物4を、シート部材2に取り付けられた製品固定部材3の係合面3a上に載置し、図4に示すようにシート部材2を折り曲げることにより、対向する製品固定部材3同士が結合し、被梱包物4が固定される。
この場合に、製品固定部材3の係合面3aの外周には、製品固定部材3同士が互いに係合する凸部3d及び凹部(穴)3eが設けられているので、シート部材2のコシにより図1のように平面に戻ろうとする作用を回避することができる。
この際、さらに、係合を堅固なものとするには、図5に示すように、重ね合わせ部分2e及び2fは粘着テープ5で互いに接合してユニット梱包箱1の形状を固定してもよい。図3における矢印は重ね合わせ部分2fを被梱包物4上に折り曲げることを示している。
上述したように、シート部材2は、そのコシにより図1のように平面に戻ろうとする展開作用を受けるが、上記のように製品固定部材3同士が被梱包物4を載置後、凸部3d及び凹部3eによって互いに嵌合連結することで梱包箱1の形状を保持している。また、シート部材2(図1参照)は、穴部2a、2bによって製品固定部材3における被梱包物4の長手方向へのズレを防止し、被梱包物4からの脱落を防ぐ役割を果たす。
図1乃至図7に関連して説明したように、本発明によれば、被梱包物であるユニットの仕様変更時のコストを最小限に留めるとともに、包装材の大部分は汎用的に使用可能で、ユニットの強度を有する部分にてユニットを保持することができ、かつシート部材2と一体化することにより梱包作業時の工数を低減することが可能となる。
図6及び図7における矢印は未使用又は使用済みの製品固定部材3及びユニット梱包箱1が、保管時に数段に(図では重ね合わせることを示すのみで2段)重ね合わされていることを示している。
また、複数の製品固定部材3をかさ張ること無く保管することが可能となる。製品固定部材3及びシート部材2を一体化した状態にて包装材を回収でき、かつ複数の部材をかさ張ること無く回収・保管することが可能となる。
しかし、シート部材は、平面に戻ろうとする作用が働いた時に、それを製品固定部材で保持するようになっていないため、図5に示したように、シート部材の端部同士を粘着テープや(登録商標)にて互いに固定することで梱包箱の形状を保持することになる。
なお、この構成では製品固定部材の起立面に引っ掛かり部を設けず切り欠いているが、引っ掛かり部を設けることにより、製品固定部材同士の水平方向のズレを抑制し、被梱包物に加わる衝撃を緩和することが可能である。
図8及び図9を参照して説明すると、ユニット梱包箱1を収納可能な外箱である梱包箱6は蓋部分6a、この蓋部分6a側の側壁6b及びこの側壁6bに対向する側壁に緩衝部材7を適宜な手段で取り付けている。
さらに、梱包箱6に収納されるユニット梱包箱1の長手方向両端にも緩衝部材8が配置される構成になっている。図8における幅広の矢印は緩衝部材8の取り付け方向をそして細幅の矢印はユニット梱包箱1が梱包箱6内に収納されることを示し、図9における幅広の矢印は蓋部分6aを閉じる方向を示している。
このように、緩衝機能を有した梱包箱6を別体にて適用することにより、保管時には最小限の容積にてユニット梱包箱1の状態にて保管できるとともに、輸送時には緩衝機能を有する別体の梱包箱6を宛がうことで、製品の損傷を防止することが可能となる。
また、この実施の形態に使用する梱包箱6についても、梱包箱6の展開及び再組み立てに、専用の工具等を使用せずに実施可能であるので、かさ張ること無く保管することが可能となる。
Claims (3)
- 折り曲げることにより箱体を形成するシート部材、及び該シート部材に着脱可能な製品固定部材から構成されるユニット梱包箱において、前記シート部材を箱体状に折り曲げた時に前記シート部材に固定された前記製品固定部材によって被梱包物が挟圧保持されることを特徴とするユニット用梱包箱。
- 前記製品固定部材は、薄肉の材料によって製作され、該製品固定部材同士を多段に互いに重ね合せ可能であることを特徴とする請求項1記載のユニット梱包箱。
- 前記製品固定部材は、前記シート部材に取り付けられた状態において、該状態で前記製品固定部材と前記シート部材を多段に互いに重ね合せ可能であることを特徴とする請求項1又は2記載のユニット梱包箱。
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