JP2010068461A - 携帯電話感受装置 - Google Patents

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慶太 藤原
Nozomi Kato
希 加藤
Takeshi Natsui
健 夏井
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Abstract

【課題】電波の検出領域をATM付近という狭い区域に限定し、検出感度を簡単確実に調整し、電話機の姿勢に拘わらず、良好な受信感度が得られるようにする。
【解決手段】アンテナT1、T2、T3で別々に受信した信号波を高周波スイッチ1、可変減衰器2を経て前段の帯域通過フィルタ3に入力し、それぞれの帯域を選択した後、低雑音アンプ4で適切なレベルに増幅し、ミキサ5で局部発振器6の局部発信波と混合して一定の中間周波に変換する。そして後段の帯域通過フィルタ3で中間周波のみを選択した後、ログアンプ7に入力して対数増幅し、検波器8で復調してRSSI電圧を出力する。
【選択図】図1

Description

携帯電話を使って入金を誘導し、銀行口座に高額の現金を振り込ませる「振込め詐欺」は、年々手口が巧妙化し被害額も急増している。たとえば「還付金詐欺」と呼ばれる手口は、税金の還付金を支払うと言ってATMの操作にうとい高齢者を誘い出し、携帯電話でATMの操作を言葉巧みに指示し、被害者の口座から別の口座に送金させて、金を騙し取るやり方である。このように「振込め詐欺」は、犯人が電話の声だけで姿が見えないため、摘発が難しい。
本発明は、このような振込め詐欺という重大な犯罪の防止に関係する。
「振込め詐欺」では、必ず携帯電話が使われる。本発明はこの点に着目し、ATM付近という狭い場所での携帯電話の使用を検出する。検出したら警報を鳴らすなどして、振込みを緊急に止めるのである。
このように、技術分野としては、本発明は、限られた狭い場所で携帯電話を使用したときに出る電波の有る無しを検出する技術に属する。
携帯電話の電波について、ATM付近の使用に限らなければ、この種の検出装置は、従来から多数提案されている。
例えば特許文献1は、病院などの携帯電話使用禁止区域における見張りを目的とするもので、禁止区域で携帯電話が使用されると、その電波の特徴から携帯電話かどうかを識別し、携帯電話の電波であれば、使用者に警告を発する構成である。
また特許文献2は、携帯電話の持ち込み自体を見張るのが目的で、携帯電話が発する不使用時の入電源時電波をアンテナで受け、受信部の周波数をこの入電源時電波に合わせて電波を検出することにより、携帯電話の持ち込みを探索する構成になっている。
しかし、これらの従来技術は、振込め詐欺の防止に役立たない。
特許文献2では、ATMのそばに携帯電話を持ち込んだだけで反応するし、また特許文献1では、ATMから離れた場所たとえばATMコーナーの外で使用する携帯電話にも反応して、どちらの従来技術も振込め詐欺と関係ない場合に無用な警報を発してしまうからである。
加えて、ATM付近の使用を検出する場合の特有な問題として、検出装置の感度を現場で調整しなければならないという問題がある。ATMの設置環境が多様なため、工場出荷段階で一律に感度調整するのは無理で、どうしても現場での個別的な調整が避けられないのである。
この他、携帯電話に用いる電波は垂直偏波を基本とするので、電話機を傾けて使用すると十分な検波出力で受信できず、逆に必要なときに警報を発せなくなる恐れがある。
特開2002−252878号公報 特開平10−232987号公報
本発明が解決しようとする課題は、どうしたら電波の検出領域をATM付近という狭い区域に限定し、その区域の外側の携帯電話には反応しないようにできるか、また、どうしたら検出感度を簡単確実に調整し、さまざまなATMの設置環境に個別的に適合できるか、さらに、どうしたら電話機の姿勢に拘わらず、良好な受信感度が得られるか、ということにある。
前記課題を解決するため本発明は次のように構成する。
すなわち、携帯電話の周波数帯で共振し、垂直・水平いずれの方向の偏波も検出可能なアンテナと、アンテナの受信レベルを減衰制御し、感知距離を任意に調整する感知距離調整手段と、アンテナに一体に取り付け、感知距離調整を手動操作する手動操作手段とを備える。
本発明は、アンテナの受信レベルを減衰制御し、感知距離を任意に調整する感知距離調整手段を備えるので、電波の検出領域をATM付近という狭い区域に限定できる。
また、アンテナに一体に取り付け、感知距離調整を手動操作する手動操作手段を備えるので、現場での個別的な調整が簡単確実にできるようになる。
また、携帯電話の周波数帯で共振し、垂直・水平いずれの方向の偏波も検出可能なアンテナを備えるので、電話機を傾けて使用しても、十分な検波出力で携帯電話の電波を受信できるようになる。
以下、本発明の実施の形態について説明する。
図1に、本発明を実施した携帯電話感受装置のブロック図を示す。
携帯電話感受装置は、現在携帯電話に割り当てられている800MHz帯、1.5GHz帯、1.9GHz帯で共振する長さに調整された外付けのアンテナT1、T2、T3を独立して設け、これらのアンテナで別々に受信した信号波を高周波スイッチ1、可変減衰器2を経て前段の帯域通過フィルタ3に入力し、それぞれの帯域を選択した後、低雑音アンプ4で適切なレベルに増幅し、ミキサ5で局部発振器6の局部発信波と混合して一定の中間周波に変換する。そして後段の帯域通過フィルタ3で中間周波のみを選択した後、ログアンプ7に入力して対数増幅し、検波器8で復調してRSSI電圧を出力する。RSSI電圧はA/D変換器9でデジタル信号に変換し、CPU10に入力して受信レベル、受信時間、受信タイミングなどを判定する。判定の結果、携帯電話の通話を検知したときは、光、音、振動、情報転送などの手段でアラームを報知する。
なお、上記ブロック図は3系統の回路構成を示しているが、1.5GHz帯は将来的になくなる方向なので、アンテナT2を省略して2系統の回路構成としてもよい。
携帯電話の周波数帯毎に独立したアンテナを設けると、複数のアンテナ素子が必要になることと、アンテナ素子同士の間にある程度の素子間隔が必要になるため、アンテナ形状が大きくなるという問題があるが、アンテナT2を省略することでアンテナ形状の大型化を抑制できる。
アンテナT1、T2、T3は、垂直・水平いずれの方向の偏波も検出可能なダイバーシチアンテナか、円偏波用のヘリカルアンテナとする。
ダイバーシチアンテナは、図2に示すように、2本の長さ1/4波長のアンテナエレメントaを垂直・水平に配置してフィルム基板bに装着し、各アンテナエレメントaの給電点に高周波スイッチ1に接続する同軸ケーブルcの一端を接続する。
このアンテナ装置をATMコーナーの壁面に取り付けて携帯電話の電波を検出する。
ダイバーシチアンテナは、垂直・水平のアンテナエレメントaで垂直・水平いずれの方向の偏波も検出できるため、電話機の姿勢に拘わらず、電話機が放射する垂直偏波の電波を確実に検出できる。これにより安定した受信感度が得られる。
ヘリカルアンテナは、図3に示すように、1巻きの長さが約1波長の導線dをピッチ約1/2波長で上下方向に5〜6回程度、螺旋状に巻いたものを直径約1波長の反射板eの中心に取り付け、そこに同軸ケーブルcの一端を接続する。
このアンテナ装置をATMコーナーの天井に取り付けて携帯電話の電波を検出する。
ヘリカルアンテナなどの円偏波用アンテナは、いずれの方向の偏波も検出できるため、同様に電話機の姿勢に拘わらず、電話機が放射する垂直偏波の電波を確実に検出できる。
なお、ヘリカルアンテナの場合は、ダイバーシチアンテナのようにアンテナを切換える必要がないので、同軸ケーブルcの他端を高周波スイッチ1のON側に接続して可変減衰器2に常時接続する。あるいは高周波スイッチ1を省略して同軸ケーブルcの他端を直接可変減衰器2に接続する。
高周波スイッチ1は、CPU10の制御で垂直・水平のアンテナエレメントaを時分割で切換え、偏波面によって垂直と水平偏波のどちらかの電波を受信する偏波ダイバーシチを実現する。
図4に、ダイバーシチ受信の信号波形を図示する。図の上段はRSSI出力波形、下段は垂直・水平のアンテナエレメントaを切換えるための信号波形である。
図には、携帯電話を持つ手の角度を変えたとき、垂直・水平のアンテナエレメントaが受信する電波のRSSI出力レベルの大小関係が入れ替わる状態が示されている。これによりダイバーシチ受信による電波の検出がデッドポイントの低減に大きな効果があることが分かる。
可変減衰器2は、アンテナ装置の受信レベルを減衰制御し、手動で非減衰状態から一定量ずつ減衰量を段階的に変化可能に構成したものである。
これにより携帯電話感受装置の感知距離を任意に調整できるようにする。
また、アンテナ装置に減衰量を調整するスイッチやボリュームなどの手動操作手段を一体に取り付けることで、周辺の建物や地形などの障害によるマルチパスやフェージングなどの影響で発生する電波レベルの強弱を把握して電波環境に応じた感知距離の現地調整を可能にする。現地調整は各周波数帯の携帯電話を使用して実際に通話しながらアンテナ装置と一体の手動操作手段を操作して減衰量を制御し、感知距離を調整する。
帯域通過フィルタ3は、帯域外では急峻で大きな減衰量が得られるSAWフィルタで構成し、前段において800MHz帯、1.5GHz帯、1.9GHz帯の信号波のみを通過させて携帯電話以外の信号波を排除する。また、後段においては中間周波以外の信号波を排除する。
低雑音アンプ4は、帯域通過フィルタ3が出力した微弱な高周波信号波を入力して必要なレベルに増幅する。
ミキサ5は、低雑音アンプ4が出力した信号波と局部発振器6が出力した局部発信波を混合して両方の信号の周波数差を一定の低い周波数の信号波(中間周波)に変換する。
局部発振器6は、PLL制御により受信した信号波の周波数に対応した一定の周波数にロックされた局部発信波を出力する。
ログアンプ7は、微小レベル信号ほど高い増幅率で増幅するもので、微小な中間周波をより容易に取り出せるように対数増幅する。
検波器8は、ログアンプ7が出力した中間周波を復調して高周波信号電圧の電界レベルを直流電圧値に変換したRSSI電圧を出力する。
RSSI電圧は、A/D変換器9によりデジタル化され、CPU10に入力される。
CPU10は、入力されたRSSI電圧の受信レベル、受信時間、受信タイミングなどを判定する。判定した結果、受信電波がそれぞれ着信、発信、位置登録、通話時に発射された電波かどうかを識別し、通話時の発射電波を検知したときのみアラームを報知する。
これにより携帯電話の単なる持ち込みなど、通話時以外にアラームを報知する誤作動を回避する。
本発明を実施した携帯電話感受装置のブロック図である。 ダイバーシチアンテナの構成図である。 ヘリカルアンテナの構成図である。 ダイバーシチ受信の信号波形図である。
符号の説明
1 高周波スイッチ
2 可変減衰器
3 帯域通過フィルタ
4 低雑音アンプ
5 ミキサ
6 局部発振器
7 ログアンプ
8 検波器
9 A/D変換器
10 CPU
a アンテナエレメント
b フィルム基板
c 同軸ケーブル
d 導線
e 反射板
T アンテナ

Claims (3)

  1. 携帯電話の周波数帯で共振し、垂直・水平いずれの方向の偏波も検出可能なアンテナと、
    アンテナの受信レベルを減衰制御し、感知距離を任意に調整する感知距離調整手段と、
    アンテナに一体に取り付け、感知距離調整を手動操作する手動操作手段と、
    を備えることを特徴とする携帯電話感受装置。
  2. 前記アンテナが2本のアンテナエレメントを垂直・水平に配置したダイバーシチアンテナであることを特徴とする請求項1記載の携帯電話感受装置。
  3. 前記アンテナが導線を螺旋状に巻回したヘリカルアンテナであることを特徴とする請求項1記載の携帯電話感受装置。
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