JPH0744492B2 - 偏波ダイバーシチ無線通信方式 - Google Patents

偏波ダイバーシチ無線通信方式

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JPH0744492B2
JPH0744492B2 JP1105103A JP10510389A JPH0744492B2 JP H0744492 B2 JPH0744492 B2 JP H0744492B2 JP 1105103 A JP1105103 A JP 1105103A JP 10510389 A JP10510389 A JP 10510389A JP H0744492 B2 JPH0744492 B2 JP H0744492B2
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antenna
antennas
circuit
transmission
wireless communication
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和男 中樋
寛 梅山
重美 櫻井
邦治 竪月
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B7/00Radio transmission systems, i.e. using radiation field
    • H04B7/02Diversity systems; Multi-antenna system, i.e. transmission or reception using multiple antennas
    • H04B7/10Polarisation diversity; Directional diversity
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B7/00Radio transmission systems, i.e. using radiation field
    • H04B7/02Diversity systems; Multi-antenna system, i.e. transmission or reception using multiple antennas
    • H04B7/04Diversity systems; Multi-antenna system, i.e. transmission or reception using multiple antennas using two or more spaced independent antennas
    • H04B7/06Diversity systems; Multi-antenna system, i.e. transmission or reception using multiple antennas using two or more spaced independent antennas at the transmitting station
    • H04B7/0602Diversity systems; Multi-antenna system, i.e. transmission or reception using multiple antennas using two or more spaced independent antennas at the transmitting station using antenna switching
    • H04B7/0604Diversity systems; Multi-antenna system, i.e. transmission or reception using multiple antennas using two or more spaced independent antennas at the transmitting station using antenna switching with predefined switching scheme

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  • Variable-Direction Aerials And Aerial Arrays (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本発明は、偏波ダイバーシチ無線通信方式に関するもの
である。
【従来の技術】
近年、電波を媒体とする無線通信が、屋内でも利用され
るようになってきている。電波が自由空間を伝播されて
いるときには、アンテナの放射電界強度は距離に応じて
単調に減少するが、屋内では複雑な反射が生じるから、
多数の経路が生じることになり、各経路を通る電波の位
相差により干渉が生じる。その結果、第17図のように、
送信アンテナ11を備えた送信機10を室内の定位置に配置
し、受信アンテナ21を備えた受信機20を室内で移動させ
ることによって、室内での電界強度を測定すると、第18
図に示すように、不規則な電界強度分布になる。つま
り、マルチパスフェージングにより、極端に電界強度の
小さくなる地点が多数生じ、送信機10からの距離が受信
可能範囲であっても、受信機20では受信できない地点が
生じることになる。結局、送信機10から近距離の場所で
も通信不能になる場合が生じるのである。 こうした問題を解決するために、従来よりダイバーシチ
方式が用いられている。とくに、ダイバーシチ方式では
受信側で空間ダイバーシチ方式を採用するのが一般的で
ある。 受信側で空間ダイバーシチ方式を採用する場合には、複
数の受信アンテナを空間的に離間して配設するから、た
とえば第18図に示すP,Pの位置に受信アンテナを設
けたことになり、一方の受信アンテナは所要の電界強度
で受することができるのである。したがって、受信回路
に接続する受信アンテナを切り換えたり、複数の受信ア
ンテナの出力の位相を合成したりすることにより、ほと
んどの場所で受信が可能になるのである。 しかしながら、空間ダイバーシチ方式では、2個の受信
アンテナを、所定距離(たとえば、0.4波長とすれば、3
00MHzに対して40cm)だけ離間して配置しなければなら
ないから、受信アンテナを含めた受信機が大形化するこ
とになり、屋内で用いる装置には適さないという問題が
ある。また、受信側で空間ダイバーシチ方式を採用する
と、受信アンテナを切り換える切換手段や受信信号を合
成する合成手段などに微弱な信号が流れるから、切換手
段や合成手段での損失が無視できず、受信側でのS/N比
が十分に得られないという問題が生じる。 このように空間ダイバーシチ方式では、受信アンテナを
離間して配置しなければならないから、受信アンテナを
含めた受信機が大形化するという問題があるが、この点
を解決するために、受信アンテナを離間して配置する必
要がない偏波ダイバーシチを採用することが考えられ
る。すなわち、偏波ダイバーシチ方式では、主偏波成分
が異なる複数の受信アンテナを配置して、受信回路に接
続する受信アンテナを切り換えたり、各受信アンテナで
受信した信号の位相を合成したりするのである。
【発明が解決しようとする課題】
上述のように偏波ダイバーシチ方式を採用したとして
も、受信側でダイバーシチ方式を採用しているかぎり
は、受信アンテナを切り換える切換手段や受信信号を合
成する合成手段などに微弱な信号が流れるから、切換手
段や合成手段での損失が無視できず、受信側でのS/N比
の改善は望めない。また、S/N比の改善のためには、受
信アンテナの利得が大きくとれるように大きな受信アン
テナを用いる必要があるから、空間ダイバーシチ方式に
比較すれば小形化できるとはいうものの、十分な小形化
にはつながらないのである。 本発明は上記問題点の解決を目的とするものであり、屋
内で使用する際に発生するマルチパスフェージングの影
響を軽減して、場所によらず良好な通信状態が得られる
ようにし、S/N比を確保しながらも屋内の使用に適する
程度に小形化でき、しかも比較的低コストで実現できる
ようにした偏波ダイバーシチ無線通信方式を提供しよう
とするものである。
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記目的を達成するために、主偏波成分が異
なる複数の送信アンテナ、および各送信アンテナに送信
回路を選択的に接続するアンテナ切換回路とを備え、各
送信アンテナを順次選択して一連のデータ群を全送信ア
ンテナから少なくとも1回ずつ送信する送信機と、送信
機とは離間して配設され1つの受信アンテナを備えてい
て、上記データ群を少なくとも1回受信するとデータ群
を再生する受信機との間で無線信号を伝送するように
し、送信アンテナのうちの少なくとも2つの主偏波成分
を互いに直交させた構成を共通の構成としている。 送信アンテナとしては、一所が開いた環状に形成され開
放端間に同調用のコンデンサが接続された環状導体と、
環状導体の要所に一端が接続されたインダクタンス素子
と、インダクタンス素子の他端に一端が接続され他端が
開放された導体線とを備え、環状導体の一点を接地点と
し、他の一点を給電点とし、環状導体からの輻射、およ
び環状導体と導体線との間の空間結合による輻射が生じ
るとともに、合成指向性が略等方性を有するように環状
導体と導体線とを配置した構成のものを用いるとよい。 また、この送信アンテナのうちの少なくとも2つを、各
環状導体を含む面が直交するように配置するとよい。 送信アンテナのうちの少なくとも2つをループアンテナ
とし、ループ回路を含む面が互いに直交するようにして
もよい。 この送信アンテナは、一所が開いた環状に形成された環
状導体の開放端間に同調用のコンデンサを接続するとと
もに、環状導体の一点を接地点とし、他の一点を給電点
として形成し、アンテナ切換回路は、上記コンデンサと
直列または並列に接続されたダイオードであって、バイ
アス電圧を加えないときの等価容量と上記コンデンサの
容量との合成値がアンテナの動作、不動作を決める構成
とすることができる。 また、アンテナ切換回路に、コンデンサに並列に接続し
たダイオードを設け、このダイオードに流すバイアス電
流の入切でアンテナ動作の入切を行うようにすればよ
い。 あるいはまた、アンテナ切換回路に、環状導体に直列に
接続したダイオードを設け、このダイオードに流すバイ
アス電流の入切でアンテナ動作の入切を行うようにして
もよい。
【作用】
上記構成によれば、送信機に主偏波成分が異なる複数の
送信アンテナを設けるとともに、各送信アンテナを順次
選択して一連のデータ群を各送信アンテナから少なくと
も1回ずつ送信するようにし、受信機では、データ群を
少なくとも1回受信するとデータ群を再生するようにし
ているから、受信機には1つの受信アンテナを設ければ
よいことになる。すなわち、受信アンテナを含む受信機
が小形化される。また、送信アンテナを複数本設けて偏
波ダイバーシチ方式を実現しているから、受信機には切
換手段や合成手段が不要であり、信号強度が大きい送信
機ではアンテナ切換回路などを設けたことによりS/N比
が大きくとれるのである。 さらに、送信アンテナを、一所が開いた環状に形成され
開放端間にコンデンサが接続された環状導体と、環状導
体の要所に一端が接続されたインダクタンス素子と、イ
ンダクタンス素子の他端に一端が接続され他端が開放さ
れた導体線とで構成し、合成指向性が略等方性を有する
ように環状導体と導体線とを配置すれば、環状導体とコ
ンデンサとによる共振回路が短縮ループアンテナとして
機能し、環状導体と導体線との空間結合による共振回路
が短縮モノポールアンテナとして機能するのであって、
合成指向性が略等方性を有するから、送信アンテナの配
置位置によらず、あらゆる方向への送信が行えるように
なる。 また、送信アンテナを、一所が開いた形状の環状導体の
開放端間に同調用のコンデンサを接続して形成し、コン
デンサと直列または並列に接続されたダイオードへのバ
イアス電流の入切によりアンテナ動作の入切を行うよう
にアンテナ切換回路を構成したものでは、アンテナ切換
回路を送信アンテナと一体化することができ回路が簡素
化されるのである。
【実施例】
第1図は本発明の基本構成を示すブロック図であって、
送信機10は、一対のアンテナ11H,11Vと、どちらのアン
テナ11H,11Vにより送信を行うのかを選択するアンテナ
切換回路12と、送信出力を発生する送信回路13とを備え
ている。送信回路13は、一定周波数で発振する水晶発振
回路よりなる発振回路14を有し、発振回路14の出力は逓
倍回路15により所望周波数まで引き上げられる。逓倍回
路15の出力である搬送波は、制御回路17からエンコーダ
回路18を介して与えられるディジタル信号により変調回
路16において変調され、送信出力回路19により電力増幅
される。制御回路17には、たとえば、非常報知用のスイ
ッチSWなどが設けられ、スイッチSWが操作されると、発
振回路14を動作させるとともに、非常信号をエンコーダ
回路18に入力するようになっている。制御回路17には、
スイッチSW以外にも火災感知器等の防災センサや防犯セ
ンサを接続してもよい。さらに、制御回路17ではアンテ
ナ切換回路12を制御して、両アンテナ11H,11Vの一方を
選択的に送信回路13に接続する。各アンテナ11H,11V
は、出力電波の主偏波成分が互いに直交するように配置
されている。したがって、アンテナ切換回路12によって
各アンテナ11H,11Vを選択すれば、異なる時刻に異なる
偏波成分の信号を出力することができるのである。この
送信機10は、電池Eにより駆動される。 一方、受信機20は、一つのアンテナ21を備え、受信回路
は、アンテナ21により受信された信号を増幅するフロン
トエンド22、復調回路23、デコーダ回路24などを備え、
送信機10の制御回路17からエンコーダ回路18に入力され
た信号を再生してデコーダ回路24から出力する。その
後、信号処理回路25ではデコーダ回路24の出力信号に基
づいた処理を行い、出力回路26を駆動して、信号の内容
に応じて表示を行ったり、警報装置を鳴動させたりする
ものである。 次に送信機10と受信機20との動作を説明する。送信機10
では、送信すべき一連のデータ群を1単位とし、この単
位毎に同内容のデータ群を2組ずつ作成する。すなわ
ち、スイッチSWが操作されると、第2図(a)に示すよ
うに、制御回路17において同一内容のデータ群を第1フ
レームFおよび第2フレームFとして作成するので
ある。各フレームF,Fの内容は、第2図(b)のよ
うに、ディジタル信号により構成されている。第1フレ
ームFのデータ群は、アンテナ切換回路12によりアン
テナ11Hを選択している状態で送出し、第2フレームF
のデータ群はアンテナ切換回路12によアンテナ11Vを
選択している状態で送出する。したがって、同一内容の
データ群が異なる時刻に異なる偏波成分で送出されるこ
とになる。すなわち、同時刻に複数の偏波成分を送出す
るのではなく、異なる時刻に異なる偏波成分を送出する
ようにして、偏波ダイバーシチ方式の送信を行うのであ
る。 このように偏波ダイバーシチ方式で送信機10から電波を
送出した場合の電界強度分布の一例を第3図に示す。ア
ンテナ11Hが選択されて主偏波成分が水平偏波であると
きには、マルチパスフェージングにより電界強度分布
は、第3図(a)に示すようになり、電界強度の最大値
と最小値との差が32dBになる。また、同一条件でアンテ
ナ11Vが選択されて主偏波成分が垂直偏波であるときに
は、電界強度分布は、第3図(b)に示すようになり、
最大値と最小値と差は26dBになる。ここで、第3図
(c)のように、両偏波成分のうちで電界強度が大きい
ほうを選択するようにすれば、最大値と最小値との差は
13dBとなり、両アンテナ11H,11Vのうちのいずれか一方
のみを用いる場合に比較すれば、電界強度分布が均一化
されることがわかる。 このような条件を考慮して、受信機20は次のように動作
する。すなわち、両偏波成分のうちのいずれか一方のみ
が受信可能な電界強度の閾値以上であれば、閾値以上の
偏波成分により信号処理回路25での処理を行う。また、
両偏波成分がともに閾値以上であれば、先に受信された
偏波成分(送信機10が上述の動作をしているときには、
第1フレーム)により信号処理回路25での処理を行う。
どちらの偏波成分も閾値より小さければ、信号処理回路
25での処理は行えないが、上述したように、両偏波成分
のうちの電界強度が大きいほうを選択するようにすれ
ば、電界強度分布は均一化されるから、このような条件
が発生する確率は小さくなる。受信機20の動作をまとめ
ると下表のようになる。 以上のようにして、送信機10に対して受信可能範囲内の
距離に受信機20を配置しておけば、ほぼどの場所でも通
信可能になるのである。 次に、上記送信機10において使用されるアンテナ11H,11
Vについ説明する。 第4図では、アンテナ切換回路12を一体化したアンテナ
11H,11Vの回路構成を示す。各アンテナ11H,11Vはループ
アンテナであって、第5図に示すように、一所が開放さ
れた環状導体1の開放端間に同調をとるためのコンデン
サCと、送信回路13より出力される高周波信号に対し
ては十分に低インピーダンスとなるように設定されたバ
イパス用のコンデンサCとの直列回路を接続してい
る。また、環状導体1と両コンデンサC,Cとからな
るループ回路の2点に給電点aと接地点bとを設ける。
ここに、給電点aと接地点bとはコンデンサCを挟ん
で設け、接地点bは両コンデンサC,Cの間に設け
る。給電点aにはコンデンサCを介して送信回路13の
出力信号を入力する。コンデンサCには、カソードを
接地点bに接続するようにしてダイオードDが並列に接
続され、ダイオードDのアノードにはバイアス電流を与
えるためのスイッチ信号線Lがバイアス抵抗Rと環状導
体1とを介して接続される。したがって、コンデンサC
は、ダイオードDへのバイアス電流を流すスイッチ信
号線Lと接地点bとの間を直流的にカットする機能を備
える。バイアス抵抗RはダイオードDのバイアス電流を
定めるために挿入してあり、スイッチ信号線Lを介して
漏れる高周波信号が無視できる程度にインピーダンスを
高く設定してある。 このように構成されたアンテナ11H,11Vでは、スイッチ
信号入力端Sを開放または零電位とした場合、ダイオー
ドDにはバイアス電流が流れないから、ダイオードDの
インピーダンスは損失の少ない数pF程度の容量性を示
す。したがって、同調用のコンデンサCに対してダイ
オードDの等価容量によるコンデンサが並列に接続され
たとみなせるものであって、このときの合成容量をC
と考えれば、高周波信号で考えた等価回路は、第5図
(b)のようになり、合成容量Cの値で同調が取れる
ように設定しておれば、小型ループアンテナとして動作
することになる。 一方、スイッチ信号入力端Sに所定の電圧を与えた場
合、ダイオードDにバイアス電流が流れて、ダイオード
Dのインピーダンスは小さな抵抗および小さな誘導性リ
アクタンスと等価になる。したがって、合成容量C
同調のとれる容量値からずれ、しかもコンデンサC
対して小さな値の抵抗が並列に接続された形になるか
ら、ループ回路の選択度(Q)が小さくなって損失が増
し、アンテナとしての動作はほぼ停止する。 以上のように動作するから、スイッチ信号入力端Sへの
電圧を印加の有無によりアンテナ動作をオン・オフでき
るのである。オン時の動作については、バイアスオフ時
のダイオードDの損失が少なく、ダイオードDをほぼコ
ンデンサとみなせるので損失は非常に小さい。また、オ
フ時の動作については、ループ回路の共振点をずらす
上、ループ回路のQを下げているため、オン・オフ比を
大きくとることができる。 以上のように構成したアンテナ11H,11Vを2個用いて、
第4図のように接続すれば、上記送信機10を構成するこ
とができるのである。すなわち、送信回路13の出力を各
アンテナ切換回路11H,11Vに分岐して入力するととも
に、制御回路17より出力されるアンテナ切換信号を、イ
ンバータI,Iよりなるロジック回路を介して各アン
テナ11H,11Vのスイッチ信号入力端Sに与えるのであ
る。インバータI,Iよりなるロジック回路は、2値
信号であるアンテナ切換信号の各一方の論理値に対し
て、各アンテナ11H,11Vを選択的に動作させるように構
成される。したがって、ロジック回路とダイオードDと
によりアンテナ切換回路12が構成されるのである。 両アンテナ11H,11Vは、第6図に示すように、環状導体
1を含むループ回路を互いに直交するように配置するこ
とにより、各アンテナ11H,11Vの主偏波成分が互いに直
交するようになり、偏波ダイバーシチ方式が実現され
る。 第7図(a)はループアンテナの他の実施例を示し、環
状導体1の開放端間に同調用のコンデンサCとダイオ
ードDとの直列回路を接続し、ダイオードDにバイアス
電流を流すためのスイッチ信号線LをダイオードDのア
ノード側にバイアス抵抗Rを介して接続されている。 この回路構成において、スイッチ信号入力端Sに所定の
電圧を印加すると、ダイオードDのインピーダンスは小
さな抵抗およびわずかな誘導性リアクタンスと等価にな
る。従って高周波信号に対する等価回路は第7図(b)
のようになる。なお、誘導性リアクタンス分はループ回
路のインダクタンスに含まれると考え、図示していな
い。また、ループ回路内に若干の損失抵抗を持つ小型ル
ープアンテナを構成するが、ダイオードDのオン特性の
よいものを使用すれば、損失はほとんど無視できる。し
たがって、バイアス電流を流したときに、コンデンサC
の同調がとれていれば小型ループアンテナとして良好
に動作する。 一方、スイッチ信号入力端Sを零電位または開放にする
と、ダイオードDのインピーダンスは容量性リアクタン
スを示し、その容量値は数pF以下であるからループ回路
の共振点がずれ、ループ回路内の循環電流に対して高い
インピーダンスとなってループはアンテナとしての動作
をほぼ停止する。 この実施例もスイッチ信号入力端Sに印加する電圧の有
無によってアンテナ動作をオン・オフできるのであり、
ダイオードDのバイアス電流のオン・オフによってアン
テナ3の共振状態を変化させてアンテナ動作のオン・オ
フを行っているから、スイッチとして見たときオン・オ
フ比を大きくとることができる。また、オン時の損失も
ダイオードの選定で低く押さえることができる。 このように構成されたアンテナ11H,11Vを、第8図のよ
うに2個用いれば、第4図に示した実施例と同様にアン
テナ切換信号の論理値により送信すべきアンテナ11H,11
Vを選択できるのである。 第7図(a)に示したアンテナ11H,11Vと同様の動作原
理で、第9図(a)(b)に示すような接続も可能であ
る。 アンテナ11H,11Vとしては、第10図に示す構成もある。
すなわち、帯状の導体を一部が開いた環状に曲成した環
状導体1を有し、環状導体1の開放端間に同調用のコン
デンサCを接続してある。環状導体1には給電点aと
接地点bとがそれぞれ異なる部位に設定され、給電点a
および接地点bとは異なる部位にコイル2の一端が接続
される。コイル2は空芯コイルであり、他端には導体線
3の一端が接続される。 ところで、導体線3は先端部にローディング4を有して
おり、このローディング4によって導体線3の長さが短
縮されている。すなわち、第10図の実施例では、導体線
3の先端が2分岐され、各枝がそれぞれ導体線3の基部
に近付きながら蛇行状に屈曲した形状に形成されてい
る。これは、T形を基本形状とするローディング4であ
って、第11図(b)に示す形状のものを第10図の実施例
としているが、第11図(a)に示すように、蛇行状とせ
ずに単純なT形としてもよい。また、第11図(c)のよ
うに蛇行させてもよい。さらに、T形以外にも第11図
(d)〜(f)のように逆L形を基本とした形状や、第
11図(g)のように頂冠状としてもよい。また、導体線
3を短縮する必要がなければ、第11図(h)のように導
体線14の先端部のローディング4を省略してもよい。 この構成では、第12図に示す等価回路を考えることがで
きる。第1の共振回路Aは、環状導体1のインダクタン
スとコンデンサCの容量とで決定される共振周波数を
有し、給電点aは、接続される回路とインピーダンス整
合がとれるような位置に設定される。送信回路13から給
電されると、共振時には第1の共振回路Aに循環電流が
流れ、送信回路13から供給されるエネルギーは、損失抵
抗RL1および放射抵抗RR2で消費される。こうして放射
抵抗RR1による損失分が空中に放射される。すなわち、
環状導体1とコンデンサCとにより短縮ループアンテ
ナが構成される。 一方、空芯コイル2および導体線3のインダクタンス
と、環状導体1と導体線3との間の容量成分により、第
2の共振回路Bが形成される。ここで、上記した短縮ル
ープアンテナが共振しているときには、共振回路Aにお
ける最大電位はコンデンサCを挟んで接地点bの反対
側に生じるのであり、この最大電位となる点に空芯コイ
ル2の一端が接続されている。したがって、第2の共振
回路Bには、第1の共振回路Aからエネルギーが供給さ
れるのであり、第1の共振回路Aと第2の共振回路Bと
の共振周波数が一致するように、空芯コイル2や導体線
3の寸法や形状が設定されていると、空芯コイル2およ
び導体線3は短縮モノポールアンテナとして機能するこ
とになる。つまり、第2の共振回路Bに対して第1の共
振回路Aから給電されると、損失抵抗RL2と放射抵抗R
R2とで電力消費され、放射抵抗RR2による損失分が空中
に放射される。こうして、短縮ループアンテナと短縮モ
ノポールアンテナとを同時に設けたことになるのであ
る。ここで、第2の共振回路Bの動作に伴なって第1の
共振回路Aの一部に電流が流れるから、第1の共振回路
Aは、共振周波数を同一とするときに、単独使用の場合
とは異なる定数を持つことになる。 以上の構成による動作特性を簡略化して説明するため
に、第1の共振回路Aは微少ループアンテナ、第2の共
振回路Bは微少ダイポールアンテナ(モノポールアンテ
ナはダイポールアンテナの変形である)であるとし、本
実施例のアンテナの特性を両アンテナの合成特性に近似
する。また、微少ループアンテナおよび微少ダイポール
アンテナからの放射電界の位相は同じであるものと考え
る。第13図(a)に示すように、微少ループアンテナ5
を含む面と平行になるように微少ダイポールアンテナ6
を配置しているとすれば(本実施例の位相関係に相当す
る)、各アンテナは、それぞれ第13図(b)(c)に示
すような指向性を示すことになる。偏波成分が同方向で
あるときに加算し、偏波が直交する方向であるときには
互いに独立であるとすれば、両アンテナの合成指向性
は、第13図(d)のようになる。ここに、第13図中実線
は紙面に対して垂直な偏波成分を示し、破線は紙面に対
して平行な偏波成分を示している。この、合成指向性を
電力パターン表示し、単位をdBとすれば、第13図(e)
のようになり、最大最小比は約4dBとなって、指向性が
略等方性となったアンテナ11H,11Vが得られるのであ
る。 本実施例では、環状導体1、コイル2、導体線3ローデ
ィング4等を金属の線材や棒材を用いて形成している
が、印刷配線板の導電パターンによって形成してもよ
い。 このように構成されたアンテナ11H,11Vを、第14図に示
すように、環状導体1を含む面に互いに直交させて配置
する。このように配置すれば、各アンテナ11H,11Vにお
ける微少ループアンテナ5同士と微少ダイポールアンテ
ナ6同士とは、それぞれ偏波成分が直交することにな
る。両アンテナ11H,11Vはアンテナ切換回路12を介して
送信回路13に交互に接続される。すなわち、第15図およ
び第16図に示すように、偏波が90度異なるアンテナ11H,
11Vを交互に切り換えて偏波ダイバーシチ方式とするこ
とができるのである。 なお、上記実施例では主偏波成分が直交する2個のアン
テナ11H,11Vを切り換えて偏波ダイバーシチ方式として
いるが、本発明の技術思想は、3個以上のアンテナにも
適用でき、また、主偏波成分は必ずしも直交していなく
てもよい。
【発明の効果】
本発明は上述のように、主偏波成分が異なる複数の送信
アンテナ、および各送信アンテナに送信回路を選択的に
接続するアンテナ切換回路とを備え、各送信アンテナを
順次選択して一連のデータ群を全送信アンテナから少な
くとも1回ずつ送信する送信機と、送信機とは離間して
配設され1つの受信アンテナを備えていて、上記データ
群を少なくとも1回受信するとデータ群を再生する受信
機との間で無線信号を伝送するようにしているものであ
り、送信機に主偏波成分が異なる複数の送信アンテナを
設けるとともに、各送信アンテナを順次選択して一連の
データ群を各送信アンテナから少なくとも1回ずつ送信
するようにし、受信機では、データ群を少なくとも1回
受信するとデータ群を再生するようにしているので、受
信機には1つの受信アンテナを設ければよいことにな
る。すなわち、受信アンテナを含む受信機が小形化され
るという利点がある。また、送信アンテナを複数本設け
て偏波ダイバーシチ方式を実現しているから、受信機に
は切換手段や合成手段が不要であり、信号強度が大きい
送信機でアンテナ切換回路などを設けたことによりS/N
比が大きくとれるという効果があり、しかも、送信アン
テナのうちの少なくとも2つの主偏波成分を互いに直交
させていることによって、受信側での偏波成分のずれが
最大でも45度になり、受信アンテナの配置方向によらず
に受信が可能となるのである。 とくに、請求項1に係る発明のように、送信アンテナと
して、一所が開いた環状に形成され開放端間に同調用の
コンデンサが接続された環状導体と、環状導体の要所に
一端が接続されたインダクタンス素子と、インダクタン
ス素子の他端に一端が接続され他端が開放された導体線
とを備え、合成指向性が略等方性を有するように環状導
体と導体線とを配置した構成のものを用いれば、環状導
体とコンデンサとによる共振回路が短縮ループアンテナ
として機能し、環状導体と導体線との空間結合による共
振回路が短縮モノポールアンテナとして機能して、合成
指向性が略等方性を有するから、アンテナの配置位置に
よらず、あらゆる方向への送信が行えるようになる。す
なわち、各偏波成分がほぼ等方的に送信されるから、受
信機をどのようにして配置してもいずれかの偏波成分を
受信できる確率が高くなるのである。 また、送信アンテナを、請求項4に係る発明のように、
一所が開いた形状の環状導体の開放端間に同調用のコン
デンサを接続して形成し、コンデンサと直列または並列
に接続されたダイオードへのバイアス電流の入切によっ
てアンテナ動作の入切を行うアンテナ切換回路を構成し
たものでは、送信アンテナをアンテナ切換回路と一体化
でき回路が簡素化できるという効果が得られる。しか
も、ダイオードに流すバイアス電流の入切によりアンテ
ナ動作を入切しているから、単純な構成で良好なアンテ
ナ切換特性を有する偏波ダイバーシチ方式の送信機を安
価に実現できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例における送信機と受信機との基
本構成を示すブロック図、第2図は同上における送信機
からの信号を示す動作説明図、第3図は同上における各
送信アンテナからの距離に対する電界強度を示す動作説
明図、第4図は同上において切換回路を一体化した送信
アンテナを用いる送信機の等価回路図、第5図(a)は
同上に用いる送信アンテナの回路図、第5図(b)は同
図(a)の等価回路図、第6図は同上における送信アン
テナの実装状態を示す概略斜視図、第7図(a)は同上
において切換回路を一体化した送信アンテナの他例の回
路図、第7図(b)は同図(a)の等価回路図、第8図
は第7図に示した送信アンテナを用いた送信機の等価回
路図、第9図(a)(b)はそれぞれ同上に用いる送信
アンテナのさらに他の例を示す回路図、第10図は同上に
用いる送信アンテナの別の実施例を示す斜視図、第11図
は同上に用いるローディングの各種例を示す概略構成
図、第12図は同上の等価回路図、第13図(a)は同上の
概略構成図、第13図(b)〜(e)は同上の動作説明
図、第14図は第10図に示した送信アンテナを用いた送信
機の要部斜視図、第15図(a)は同上に用いる一方のア
ンテナ要素の概略構成図、第15図(b)は同図(a)の
アンテナ要素の動作説明図、第16図(a)は同上に用い
る他方のアンテナ要素の概略構成図、第16図(b)は同
図(a)のアンテナの動作説明図、第17図は送信アンテ
ナから受信アンテナまでの距離に応じた電界強度の測定
状態を示す説明図、第18図は電界強度の測定結果を示す
動作説明図である。 1……環状導体、2……コイル、3……導体線、10……
送信機、11H,11V……送信アンテナ、12……アンテナ切
換回路、13……送信回路、20……受信機、21……受信ア
ンテナ、C,C……コンデンサ、D……ダイオード。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 竪月 邦治 大阪府門真市大字門真1048番地 松下電工 株式会社内 (56)参考文献 特開 昭63−46823(JP,A) 特開 昭54−141511(JP,A) 特開 昭56−27514(JP,A)

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】主偏波成分が異なる複数の送信アンテナ、
    および各送信アンテナに送信回路を選択的に接続するア
    ンテナ切換回路とを備え、各送信アンテナを順次選択し
    て一連のデータ群を全送信アンテナから少なくとも1回
    ずつ送信する送信機と、送信機とは離間して配設され1
    つの受信アンテナを備えていて、上記データ群を少なく
    とも1回受信するとデータ群を再生する受信機との間で
    無線信号を伝送し、送信アンテナのうちの少なくとも2
    つは主偏波成分が互いに直交する偏波ダイバーシチ無線
    通信方式において、送信アンテナは、一所が開いた環状
    に形成され開放端間に同調用のコンデンサが接続された
    環状導体と、環状導体の要所に一端が接続されたインダ
    クタンス素子と、インダクタンス素子の他端に一端が接
    続され他端が開放された導体線とを具備し、環状導体の
    一点を接地点とし、他の一点を給電点とし、環状導体か
    らの輻射、および環状導体と導体線との間の空間結合に
    よる輻射が生じるとともに、合成指向性が略等方性を有
    するように環状導体と導体線とを配置して成ることを特
    徴とする偏波ダイバーシチ無線通信方式。
  2. 【請求項2】送信アンテナのうちの少なくとも2つは、
    各環状導体を含む面が直交するように配置されて成るこ
    とを特徴とする請求項1記載の偏波ダイバーシチ無線通
    信方式。
  3. 【請求項3】主偏波成分が異なる複数の送信アンテナ、
    および各送信アンテナに送信回路を選択的に接続するア
    ンテナ切換回路とを備え、各送信アンテナを順次選択し
    て一連のデータ群を全送信アンテナから少なくとも1回
    ずつ送信する送信機と、送信機とは離間して配設され1
    つの受信アンテナを備えていて、上記データ群を少なく
    とも1回受信するとデータ群を再生する受信機との間で
    無線信号を伝送し、送信アンテナのうちの少なくとも2
    つは主偏波成分が互いに直交する偏波ダイバーシチ無線
    通信方式において、送信アンテナのうちの少なくとも2
    つはループアンテナであって、ループ回路を含む面が互
    いに直交することを特徴とする偏波ダイバーシチ無線通
    信方式。
  4. 【請求項4】請求項3記載の送信アンテナは、一所が開
    いた環状に形成された環状導体の開放端間に同調用のコ
    ンデンサを接続するとともに、環状導体の一点を接地点
    とし、他の一点を給電点として形成され、上記アンテナ
    切換回路は、上記コンデンサと直列または並列に接続さ
    れたダイオードであって、バイアス電圧を加えないとき
    の等価容量と上記コンデンサの容量との合成値がアンテ
    ナの動作、不動作を決めることを特徴とする偏波ダイバ
    ーシチ無線通信方式。
  5. 【請求項5】上記アンテナ切換回路は、上記コンデンサ
    に並列に接続したダイオードを備え、このダイオードに
    流すバイアス電流の入切でアンテナ動作の入切を行うこ
    とを特徴とする請求項4記載の偏波ダイバーシチ無線通
    信方式。
  6. 【請求項6】上記アンテナ切換回路は、上記環状導体に
    直列に接続したダイオードを備え、このダイオードに流
    すバイアス電圧の入切でアンテナ動作の入切を行うこと
    を特徴とする請求項4記載の偏波ダイバーシチ無線通信
    方式。
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