JP5760942B2 - アンテナ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、アンテナ装置に関する。
車両に搭載されるシステムには電波を送受信するアンテナ装置が設けられることがあり、アンテナ装置が設けられる例として例えばワイヤレスキーシステムやスマートエントリーシステムがある。ワイヤレスキーシステムやスマートエントリーシステムは、車両とその車両のユーザが所持する携帯機(ワイヤレスキーや電子キー)との間での無線通信によって、車両のドアをアンロックし又はロックするというシステムである。例えば、ワイヤレスキーシステムにおけるワイヤレスキーには、車両のドアのアンロックやロックを指示する電波を送信するアンテナ装置(送信アンテナ)が設けられ、車両には、ワイヤレスキーからの電波を受信するアンテナ装置(受信アンテナ)が設けられる。
ここで、図7は、ワイヤレスキーシステム等に使用される従来のアンテナ装置100の斜視図を示している。図7に示すように、アンテナ装置100では、プリント基板101の給電点102から1つのアンテナ103が起立する形で配置されている。なお、図7では、アンテナ103が途中で水平方向に屈曲した逆L型アンテナを示している。
また、特許文献1には、ワイヤレスキーシステムに好適な携帯型送信器に関し、回路基板に、送信する偏波面が互いに直交するスロットアンテナとループアンテナの2種類のアンテナを設け、それらアンテナを交互に切り替えて同一データを送信する発明が開示されている。これによれば、互いに直交する2偏波を送信するので、通信の安定性が増すことができるとしている。
特開2003−69463号公報
しかしながら、図7の例では、アンテナが1つしかないので、例えばワイヤレスキーシステムに適用した場合に、車両に対するワイヤレスキーの方位によっては、ドアをアンロック又はロックさせることができる作動距離(車両とワイヤレスキーとの通信可能距離)が極端に短くなることがある。なお、アンテナの電波特性において、作動距離が短くなる点をヌル点と言う。
そこで、特許文献1のように複数のアンテナから構成されたダイバーシティアンテナを採用すればヌル点を低減できるが、この場合には、部品点数が増えて高コストになってしまう。また、ダイバーシティアンテナは、一般的に、複数のアンテナのうち電波状況が優れたもの(電界強度が強いもの)を選択するための判断機能が必要となる。そのため、その判断機能を実現するマイコンやIC等が必要となり、高コストになってしまう。
本発明は、上記事情に鑑みてなされ、高コストになるのを抑制しつつヌル点を低減できるアンテナ装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明のアンテナ装置は、電波を受信するアンテナ装置であって、
第1端部からの一部を共通にし、その共通の部分である共通部から互いに異なる面に分岐する形で設けられた受信アンテナとしての複数のループアンテナであって、前記第1端部と反対側の第2端部が前記ループアンテナごとに設けられた複数のループアンテナと、
電波の待ち受け時には間欠信号を発生させ、有効なデータが来ていると判断した場合には、受信終了まで間欠信号を変化させずに維持する間欠信号発生手段と、
電波を受信する1つの前記ループアンテナを、前記間欠信号をトリガとして前記複数のループアンテナ間で交互に切り替えるアンテナ切替手段と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、複数のループアンテナが、第1端部からの一部分(共通部)で共通になっているので、それら複数のループアンテナを形成するための部材を少なくできる。よって、コストダウンを図ることができる。また、電波を受信するループアンテナが、間欠信号をトリガとして複数のループアンテナ間で交互に切り替わり、それらループアンテナは互いに異なる面に配置されているので、間欠信号をトリガとして指向性の異なる電波を交互に受信できる。よって、本発明では、現在有効なループアンテナのヌル点の方位から電波が送信されてそのループアンテナではその電波を受信できなかったとしても、次の間欠信号で切り替えられた他のループアンテナでその電波を受信することができる。つまり、各ループアンテナのヌル点を他のループアンテナで補完できるので、アンテナ装置全体としてヌル点を低減できる(ダイバーシティ機能を実現できる)。また、間欠信号をトリガとして切り替えることで、複数のループアンテナのうち電波状況の優れたものを選択するための判断機能(マイコンやIC等)を不要にできるので、低コストでダイバーシティ機能を実現できる。
また本発明において、前記第1端部は給電点に接続され、前記第2端部の各々はグランドから切り離されており、
前記アンテナ切替手段は、前記間欠信号をトリガとして前記第2端部の1つを交互にグランドに導通させることを特徴とする。
これによれば、各ループアンテナの第2端部がグランドから切り離されているので、その状態では各ループアンテナで電波を送受信できないが、アンテナ切替手段によって、第2端部が交互にグランドに導通されるので、交互に1つのループアンテナを電波を送受信可能に切り替えることができる。
また、本発明において、前記複数のループアンテナは、所定データの電波を送信する送信機からの前記電波を受信する受信アンテナであり、
前記送信機は、一回の送信期間で、同一内容の前記データを複数回送信し、
前記間欠信号発生手段は、一回の前記送信期間で複数の前記間欠信号を発生させることを特徴とする。
これによれば、送信機の一回の送信期間で複数の間欠信号が発生されるので、一回の送信期間で複数のループアンテナに切り替えることができる。そして、送信機は一回の送信期間で同一内容のデータを複数回送信するので、同一内容のデータを複数のループアンテナで交互に受信する機会を得ることができる。よって、送信機からのデータを受信できないということを防止できる(ヌル点を低減できる)。
また、本発明において、前記複数のループアンテナを実装するプリント基板を備え、
前記複数のループアンテナの各々は、前記プリント基板から起立した起立アンテナ部と前記プリント基板上に設けられた基板アンテナ部とから構成され、
前記起立アンテナ部は、前記共通部とその共通部から前記ループアンテナごとに異なる面に分岐して端部が前記プリント基板に接続された分岐部とから構成され、
前記基板アンテナ部は、前記分岐部の前記端部と前記第2端部間に設けられたことを特徴とする。
このように起立アンテナ部及び基板アンテナ部を構成することで、プリント基板に起立したループアンテナを構成することできる。また、各起立アンテナ部は共通部で一体になっているので、それら起立アンテナ部を形成するための部材を少なくでき、コストダウンを図ることができる。
また、本発明において、前記分岐部の各々の配置面を変更して全ての前記分岐部を同一の面に配置したときに、各分岐部が互いに重ならないようになっていることを特徴とする。
これによれば、分岐部の各々を同一の面に配置したときに、各分岐部が互いに重ならないようになっているので、共通部及び複数の分岐部から構成された複数の起立アンテナ部を、1つの部材から得ることができる。よって、より一層、コストダウンを図ることができる。
また、本発明において、前記起立アンテナ部の各々は前記プリント基板側に開いたコの字状に形成され、
前記分岐部の各々は、互いに異なる位置で前記共通部から分岐して、互いに異なる大きさのL字状に形成され、
大きさが隣り合う2つの前記分岐部のうち大きい方を第1分岐部、小さい方を第2分岐部として、それら第1分岐部、第2分岐部を同一の面に配置したときに、前記第2分岐部は、前記第1分岐部の内側にて前記第1分岐部に沿う位置に配置されることを特徴とする。
これによれば、起立アンテナ部の各々はコの字状に形成されているので、それら起立アンテナ部を形成しやすくできる。また、L字状の各分岐部を同一の面に配置したときに各分岐部が互いに沿う位置に配置されているので、1つの部材を加工して起立アンテナ部を形成する場合に、アンテナに使用されない部分を少なくすることができる。つまり、1つの部材から取る(形成する)ことができる起立アンテナ部の取り数を向上できる。
また、本発明において、前記複数のループアンテナは、互いに直交する面に配置された2つのループアンテナであることを特徴とする。これによれば、2つのループアンテナは互いに直交する面に配置されているので、互いのヌル点を効果的に補完できる。よって、少ないループアンテナで効果的にヌル点を低減できる。
アンテナ装置1の斜視図を示している。 ループアンテナ41、42の電波特性を示した図である。 アンテナ装置1の電気的構成を示した図である。 間欠電源600をトリガとしてループアンテナ41、42が交互に切り替わることを示した図である。 電波を受信したときにループアンテナ41、42がどのように切り替わるかを説明する図である。 起立アンテナ部21、22を製造する際の各工程を示した図である。 従来のアンテナ装置100の斜視図である。
以下、本発明に係るアンテナ装置及びアンテナの製造方法の実施形態を説明する。本実施形態では、車両のワイヤレスキーシステムにおける受信機に本発明を適用した例を説明する。ワイヤレスキーシステムでは、車両のユーザに携帯所持されるワイヤレスキーからドアのアンロック又はロックを指示する電波が送信されて、車両に搭載された受信機がその電波を受信する。そして、ボデーECU等の車載装置が、その電波から復調されたデータに基づいて車両のドアをアンロックし又はロックする。
図1は、受信機に備えられたアンテナ装置1の斜視図を示している。なお、受信機は、アンテナ装置1を収容する筐体を備え(図示外)、例えば車両のCピラー内に設けられる。図1に示すように、アンテナ装置1は、ワイヤレスキーからの電波の受信に必要な電子部品(図1では不図示)を実装したプリント基板10と、そのプリント基板10に配置されたアンテナ2とを備えている。プリント基板10は平面視で矩形状となっている。アンテナ2は、プリント基板10に起立して、互いに直交する面に配置された2つのループアンテナ41、42から構成されている。それらループアンテナ41、42(厳密には後述する起立アンテナ部21、22)は一体になっている。
詳細には、ループアンテナ41、42は、給電点301に接続された第1端部302及びその第1端部302からの一部を共通にしている。その共通の部分である共通部201は、プリント基板10から垂直に起立し、直線状とされている。第1のループアンテナ41は、共通部201の上端202から直角に屈曲してL字状に形成された第1分岐部210を備えている。その第1分岐部210は、共通部201の上端202からプリント基板10の1つの辺11(図1参照)の方向に延設されるとともに、プリント基板10の基板面に水平に配置された直線状の第1水平部211を含んでいる。また第1分岐部210は、第1水平部211の先端213からプリント基板10の側に直角に屈曲し端部214がプリント基板10に接続された、プリント基板10に対して垂直に配置された直線状の第1垂直部212を含んでいる。それら共通部201及び第1分岐部210(第1水平部211、第1垂直部212)から、プリント基板10の側に開いたコの字状の第1の起立アンテナ部21が構成されている。第1のループアンテナ41のうち第1の起立アンテナ部21がプリント基板10に垂直に起立して配置されている。
プリント基板10の基板面には、第1の起立アンテナ部21の開口(コの字の開口)を閉じるように第1の基板アンテナ部31が形成されている。すなわち、第1の基板アンテナ部31は、一端305が第1の起立アンテナ部21(第1垂直部212)の端部214に接続され他端303が第1端部302付近に配置されて、それら端部303、305間で直線状に形成された導体パターンである。第1の基板アンテナ部31と第1水平部211とは対向する位置関係になっている。
このように、第1のループアンテナ41は、コの字状の第1の起立アンテナ部21と直線状の第1の基板アンテナ部31とから、矩形のループを構成している。また、第1のループアンテナ41の各部は同一平面内に配置されている。第1の基板アンテナ部31の端部303が、第1のループアンテナ41の両端のうちの一方の端部(第1端部302と反対側の第2端部)を構成している。その第2端部303はグランドから切り離されている。
第2のループアンテナ42は、共通部201の上端202に隣接する位置203(以下、分岐点という)から第1分岐部210及び共通部201の両方に対して直角に分岐してL字状に形成された第2分岐部220を備えている。その第2分岐部220は、分岐点203からプリント基板10の辺11と直交する辺12(図1参照)の方向に延設されるとともに、プリント基板10の基板面に水平に配置された直線状の第2水平部221を含んでいる。また第2分岐部220は、第2水平部221の先端223からプリント基板10の側に直角に屈曲し端部224がプリント基板10に接続された、プリント基板10に対して垂直に配置された直線状の第2垂直部222を含んでいる。それら共通部201及び第2分岐部220(第2水平部221、第2垂直部222)から、プリント基板10側に開いたコの字状の第2の起立アンテナ部22が構成されている。第2のループアンテナ42のうち第2の起立アンテナ部22がプリント基板10に垂直に起立して配置されている。
プリント基板10の基板面には、第2の起立アンテナ部22の開口(コの字の開口)を閉じるように第2の基板アンテナ部32が形成されている。すなわち、第2の基板アンテナ部32は、一端306が第2の起立アンテナ部22(第2垂直部222)の端部224に接続され他端304が第1端部302付近に配置されて、それら端部304、306間で直線状に形成された導体パターンである。第2の基板アンテナ部32と第2水平部221とは対向する位置関係になっている。
このように、第2のループアンテナ42は、コの字状の第2の起立アンテナ部22と直線状の第2の基板アンテナ部32とから、矩形のループを構成している。第2のループアンテナ42の各部は同一平面内に配置されている。第2の基板アンテナ部32の端部304が、第2のループアンテナ42の両端のうちの一方の端部(第1端部302と反対側の第2端部)を構成している。その第2端部304はグランドから切り離されている。
また、第1の起立アンテナ部21及び第2の起立アンテナ部22が共通部201にて一体になっている。それら起立アンテナ部21、22が同一の面に配置されるように第2分岐部220の配置角度を変更すると、図6(b)に示すように、第1の起立アンテナ部21と第2の起立アンテナ部22は互いに重ならないようになっている。詳細には、第2の起立アンテナ部22(厳密には第2分岐部220)は、第1の起立アンテナ部21の内側にて第1の起立アンテナ部21(厳密には第1分岐部210)に沿う位置に形成されている。そのため、第2の起立アンテナ部22は第1の起立アンテナ部21よりも一回り小さくなっている。別の言い方をすると、第2分岐部220は、第1分岐部210に相似した、第1分岐部210より一回り小さいL字状となっている。
それら起立アンテナ部21、22は、後述するように、同一の金属平板(例えば真鍮の平板)から形成されている。また、起立アンテナ部21、22の各端部302、214、224は、例えば半田でプリント基板10に固定されたとしても良いし、端部302、214、224をプリント基板10に刺す形で固定されたとしても良い。
第1のループアンテナ41、第2のループアンテナ42には、それぞれ自身のループの中を通る磁束に応じた電流が流れ、その電流に基づいて検波されるアンテナとされている。つまり、ループアンテナ41、42は、ループの中を通る磁束によって利得を得るタイプのアンテナとされている。そのため、ループアンテナ41、42は、ループの面積が大きいほど電波を良好に受信できる。実際は、アンテナ装置1を収容する筐体(一辺が数センチ程度の筐体)の大きさに合わせて、ループアンテナ41、42の大きさが設定されている。なお、本実施形態のワイヤレスキーは300MHz程度の電波を送信し、その電波の波長は1m程度となっている。したがって、ループアンテナ41、42は、エレメント長が1波長の一般的なループアンテナに比べて、小さいループアンテナとされている。なお、ループアンテナ41、42を流れる電流の方向は、図1の矢印が示すように、給電点301に接続された第1端部302から第2端部303、304の方向となっている。
上記したように、第1のループアンテナ41と第2のループアンテナ42とは互いに直交する面に配置されているので、それらループアンテナ41、42の電波特性は互いに異なる。ここで、図2は、ループアンテナ41、42の電波特性を示した図であり、詳細には、車両周囲の各方位から電波を送信したときに、車両(ループアンテナ41、42)がその電波を受信できる距離(車両とワイヤレスキーとの通信可能距離、システムを作動できる作動距離)を示している。より詳細には、図2の円の中心が車両の位置を示しており、円周方向が車両周囲の各方位を示しており、円の中心からの距離が車両とワイヤレスキーとの通信可能距離(作動距離)を示している。なお、図2(a)は第1のループアンテナ41の電波特性を示し、図2(b)は第2のループアンテナ42の電波特性を示している。
図2に示すようにワイヤレスキーの方位に応じて作動距離が変化しており、具体的にはワイヤレスキーの方位によっては10m〜20mの作動距離を確保できる方位がある一方で、作動距離が10m以下の極端に短くなる方位(ヌル点)もある。第1のループアンテナ41では、作動距離が極端に短くなるヌル点が75度の方位、180度の方位、330度の方位に存在している(図2(a)参照)。これに対して、第2のループアンテナ42では、ヌル点が、0度の方位、105度の方位、165度の方位に存在している。このように、第1のループアンテナ41と第2のループアンテナ42とでは、互いに異なる方位にヌル点が存在している。別の言い方をすると、一方のループアンテナ41、42のヌル点を他方のループアンテナ41、42で補完する電波特性となっている。
上記したように、各ループアンテナ41、42の第2端部303、304はグランドから切り離されているので、この状態では、各ループアンテナ41、42で電波を受信することはできないが、アンテナ装置1は、それら第2端部303、304を択一的にグランドに導通させるスイッチ54(図1参照)を備えている。次に、そのスイッチ54に関連するアンテナ装置1の構成を説明する。図3は、その構成(アンテナ装置1の電気的構成)を示した図である。なお、図3の構成はプリント基板10に実装されている。図3に示すように、アンテナ装置1は、ループアンテナ41、42の他に、マイコン51、RF回路52、アンテナ切替回路53及びスイッチ54を備えている。
スイッチ54は、具体的には例えばPINダイオードで構成され、第1のループアンテナ41が接続されたライン上に配置された第1PINダイオード541と、第2のループアンテナ42が接続されたライン上に配置された第2PINダイオード542を含む。具体的には、第1PINダイオード541は、第1のループアンテナ41の第2端部303とグランドとの間に配置されて、自身の抵抗が変わることで第2端部303とグランド間を導通又は非導通に切り替える。同様に、第2PINダイオード542は、第2のループアンテナ42の第2端部304とグランドとの間に配置されて、自身の抵抗が変わることで第2端部304とグランド間を導通又は非導通に切り替える。
アンテナ切替回路53は、トランジスタ等のスイッチング素子から構成され、第1PINダイオード541及び第2PINダイオード542の順電流を制御(ダイオード541、542の端子間電圧を制御)することで、それらダイオード541、542の抵抗を制御する回路である。詳細には、各ダイオード541、542の抵抗を制御して、ダイオード541、542の一方を導通状態にし、他方を非導通状態にする。第1PINダイオード541が導通状態になった場合には、第1のループアンテナ41の第2端部303とグランドが導通して、その結果、第1のループアンテナ41で電波受信可能となる(第1のループアンテナ41が有効になる)。他方、第2PINダイオード542が導通状態になった場合には、第2のループアンテナ42の第2端部304とグランドが導通して、その結果、第2のループアンテナ42で電波受信可能となる(第2のループアンテナ42が有効になる)。このように、アンテナ切替回路53は、2つのループアンテナ41、42を択一的に有効にする回路である。
また、アンテナ切替回路53は、マイコン51からの間欠電源の供給を受けて動作し、その間欠電源をトリガとして、有効にするループアンテナ41、42を交互に切り替えている。例えば、図4(a)に示す間欠電源600がアンテナ切替回路53に供給された場合、アンテナ切替回路53は、例えば図4(b)に示すように有効にするループアンテナ41、42を切り替える。具体的には、アンテナ切替回路53は、最初の間欠電源601をトリガとして第1のループアンテナ41を有効にし、次に供給される間欠電源602をトリガとして、有効にするループアンテナを第2のループアンテナ42に切り替える。以降も同様にして、アンテナ切替回路53は、間欠電源603、604、605、・・・の各々をトリガとして、有効にするループアンテナを2つのループアンテナ41、42間で交互に切り替える。なお、図4(b)では、間欠電源600の供給を受けてない期間もループアンテナ41、42の選択状態(有効状態)が維持されているが、その期間は、後述するRF回路52の動作が停止しているので実際は電波を受信できない期間となっている。なお、アンテナ切替回路53及びPINダイオード541、542が本発明の「アンテナ切替手段」に相当する。
RF回路52は、ループアンテナ41、42で受信された電波が入力されて、不要な電波(不要な周波数帯の電波)を除去するフィルタ回路や、電波からデジタル値のデータに復調する復調回路等から構成されている。RF回路52で復調されたデータはマイコン51に入力される。また、RF回路52は、電波待ち受け時においてはマイコン51からの間欠電源600(図3参照)の供給を受けて間欠動作する。換言すると、RF回路52は、電波待ち受け時においては間欠電源600の供給を受けていない間は動作を停止している(スリープしている)。なお、RF回路52に供給される間欠電源600と、アンテナ切替回路53に供給される間欠電源600は同じとされている。そのため、RF回路52とアンテナ切替回路53は、互いに同じタイミングで動作又は停止する。
マイコン51は、CPU、ROM、RAM等から構成され、CPUがROMに記憶されたプログラムを実行することで、ワイヤレスキーシステムに関する各種処理を実行する。例えば、マイコン51は、RF回路52から入力されたデータに基づいてワイヤレスキーから有効な電波が来ているか否かを判断する。有効な電波が来ている場合には、マイコン51は、その電波から得られたデータをボデーECU等の車載装置に送る。ボデーECU等の車載装置は、マイコン51からのデータがワイヤレスキーからの正規のデータか否かを判断し、正規のデータである場合には、車両のドアをアンロックし又はロックする。
また、マイコン51は、RF回路52やアンテナ切替回路53に供給する電源を制御しており、具体的には、電波の待ち受け時においては、上記した間欠電源600をRF回路52及びアンテナ切替回路53に供給してそれらを間欠で動作させている。その間欠電源600の間隔は、ワイヤレスキーの一回の電波送信期間よりも短い間隔に定められている。図5(a)は、ワイヤレスキーの一回の送信期間650(ワイヤレスキーのアンロックスイッチ又はロックスイッチの一回の操作で電波が送信される期間)の長さを説明する図である。なお、図5(a)において、横軸は時間軸とされている。ワイヤレスキーは、一回の送信期間650で、同一データの電波を複数回(図5(a)では3回)送信している。逆に言うと、最初の電波を送信してから最後の電波を送信し終えるまでの期間が、一回の送信期間650とされている。そして、マイコン51は、その送信期間650で、間欠電源600を複数回発生させている。なおマイコン51が本発明の「間欠信号発生手段」に相当する。
マイコン51は、電波の待ち受け時において、RF回路52等が間欠で動作している間にワイヤレスキーからの電波が来ていると判断したときには、RF回路52及びアンテナ切替回路53の間欠動作を解消して、電波に含まれたデータを得るまでの間、RF回路52及びアンテナ切替回路53を動作させる。そして、電波に含まれたデータを得ることができたときに、RF回路52及びアンテナ切替回路53を再度待ち受け状態にする(つまり、間欠動作に戻す)。
図5を参照して、ワイヤレスキーから電波が来ているときのアンテナ装置1の作用をさらに詳細に説明する。なお、図5(b)、(c)はマイコン51からRF回路52及びアンテナ切替回路53に供給される電源の有無の時間変化を示している。図5(b)、(c)の横軸と、図5(a)の横軸とは対応している。また図5(b)、(c)は、送信期間650の直前の間欠電源606、608では第2のループアンテナ42に切り替えられているとしている。また、図5(b)は、電波が第1のループアンテナ41のヌル点以外の方位から送信された場合を想定し、図5(c)は、電波が第1のループアンテナ41のヌル点の方位から送信された場合を想定している。
図5(b)、(c)に示すように、間欠電源606の時点では、その間欠電源606をトリガとして第2のループアンテナ42に切り替えられて電波を待ち受けている。この時点では、電波が送信される前なので(図5(a)参照)、RF回路52及びアンテナ切替回路53は直ぐにスリープする(動作が停止される)。次に供給される間欠電源607の時点では、その間欠電源607をトリガとして、第1のループアンテナ41に切り替えられる。この時点では、ワイヤレスキーからは電波が送信されているので(図5(a)参照)、第1のループアンテナ41によってその電波が受信されて、その電波から復調されたデータのマイコン51への入力が開始される。このとき、電波が第1のループアンテナ41のヌル点以外の方位から送信された場合には、マイコン51は、入力されたデータに基づいて有効な電波が来ていると判断する。そして、マイコン51は、ワイヤレスキーから複数回送信されるデータ(図5(a)ではデータが3回送信される)の少なくとも1つを全て受信するまで、図5(b)に示すように、間欠電源607の供給期間を延長する。これによって、第1のループアンテナ41による電波の受信が継続されて、データの受信を完了できる。その後、データの受信を完了したときには、マイコン51は、間欠電源607の供給を停止して、RF回路52及びアンテナ切替回路53をスリープさせる。
これに対して、電波が第1のループアンテナ41のヌル点の方位から送信された場合のように図5(c)の間欠電源607の時点においてマイコン51には有効なデータが入力されないときには、マイコン51は、ワイヤレスキーから電波が来ていないと判断して、直ぐに間欠電源607の供給を停止してRF回路52及びアンテナ切替回路53をスリープさせる。この場合、次の間欠電源608の時点で、その間欠電源608をトリガとして第2のループアンテナ42に切り替えられる。このとき、上述したように第2のループアンテナ42は第1のループアンテナ41のヌル点を補完する関係となっており(図2参照)、第2のループアンテナ42に対してはヌル点以外の方位から電波が送信されることになるので、マイコン51には有効なデータの入力が開始される。そして、マイコン51は、図5(b)と同様に、ワイヤレスキーから複数回送信されるデータの少なくとも1つを全て受信するまで、間欠電源608の供給期間を延長する。これによって、第2のループアンテナ42による電波の受信が継続されて、データの受信を完了できる。データの受信を完了したときには、マイコン51は、間欠電源608の供給を停止して、RF回路52及びアンテナ切替回路53をスリープさせる。なお、図5(c)の間欠電源607の時点で送信されているデータの受信に失敗したとしても、その時点以降に同一のデータがワイヤレスキーから再送信されるので、マイコン51は、次の間欠電源608の時点で有効なデータを得ることができる。
このように、ループアンテナ41、42の一方で電波を受信できなかったとしても、他方では電波を受信できるので、アンテナ装置1全体としてヌル点を低減できる(ダイバーシティ機能を実現できる)。また、ループアンテナ41、42のうちどちらのアンテナの電波状況が優れているかの判断をしなくても、結果的に電波状況が優れたループアンテナ41、42から電波を受信できる。
次に、一体の起立アンテナ部21、22の製造方法を説明する。ここで、図6は、起立アンテナ部21、22を製造するときの各工程を示している。図6(a)に示すように、先ず、平面視で矩形状の金属平板700(例えば真鍮の平板、厚さは例えば数mm程度)を用意する。次いで、図6(a)の破線で示すように、金属平板700の3辺701〜703に沿って第1の起立アンテナ部21が形成されるように、かつ、その第1の起立アンテナ部21の内側に第2の起立アンテナ部22(第2分岐部220)が形成されるように、金属平板700をプレス機等で打ち抜き加工する。このとき、共通部201が金属平板700の1辺701に沿って形成され、第1分岐部210が他の2辺702、703に沿って形成されるようにする。また、第2分岐部220は、第1分岐部210に隣接する位置でその第1分岐部210に沿って形成されるようにする。なお、図6(b)は、図6(a)の金属平板700を打ち抜き加工した後の状態を示している。以上の工程が本発明の「第1加工工程」に相当する。
次に、図6(c)に示すように、第2分岐部220を、共通部201との分岐点203から折り曲げ加工する。このとき、第1の起立アンテナ部21と第2の起立アンテナ部22とが互いに直交する面に配置されるように、第2分岐部220を直角に折り曲げ加工する。なお、第2分岐部220の代わりに、第1分岐部210を折り曲げ加工しても良い。また、第1分岐部210と第2分岐部220の両方を折り曲げ加工しても良い。この場合、第1分岐部210と第2分岐部220を例えば互いに反対側にそれぞれ45度ずつ折り曲げ加工すれば、第1の起立アンテナ部21と第2の起立アンテナ部22とが互いに直交する面に配置される。以上の工程が本発明の「第2加工工程」に相当する。これで、一体の起立アンテナ部21、22が完成する。その後、起立アンテナ部21、22をプリント基板10の所定の位置に半田等で固定されることになる。
このように、1つの金属平板700から2つの起立アンテナ部21、22を取ることができるので、起立アンテナ部21、22を形成するための部材を少なくできる。また、金属平板700の3辺に沿って第1の起立アンテナ部21を形成しているので、金属平板700から効率的に起立アンテナ部21、22を取ることができる(金属平板700においてアンテナに使用されない部分を少なくできる)。また、第2分岐部220は、第1分岐部210に隣接する位置に形成されるので、第2のループアンテナ42を可能な限り大きくできる。よって、第2のループアンテナ42の利得を可能な限り大きくできる。
なお、本発明に係るアンテナ装置及びアンテナの製造方法は上記実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲の記載を逸脱しない限度で種々変更することができる。例えば、第1のループアンテナと第2のループアンテナとは互いに異なる面に配置されるのであれば、直交する面に配置されなくても良い。互いに異なる面に配置されれば、一方のループアンテナで他方のループアンテナのヌル点を補完できるので、アンテナ装置全体としてヌル点を低減できる。
また、起立アンテナ部の形状は、ループの一部を切り欠いた形状であるのであれば、コの字状でなくても良く、例えば、円の一部を切り欠いた形状であっても良い。この場合、平面視で円状の金属平板を用いて、その金属平板の円周に沿って起立アンテナ部を形成すれば良い。また、ループアンテナの個数は3つ以上であっても良い。これによって、ヌル点をより低減できる。例えば、ループアンテナを3つ配置する場合に、金属平板から3つの起立アンテナ部を形成するときには、第3のループアンテナにおける起立アンテナ部を、第2の起立アンテナ部のさらに内側に形成すれば良い(図6(a)の金属平板700において、第2分岐部220のさらに内側に、3つ目の分岐部を形成する)。
また、複数のループアンテナ間で共通の第1端部をグランドに接続して、ループアンテナごとに設けられた第2端部を給電点に接続しても良い。この場合には、間欠電源をトリガとして、第2端部を交互に給電点に接続することになる。また、RF回路52やアンテナ切替回路53は常時動作していても良く、この場合には、マイコン51からは電源とは関係ない間欠信号がアンテナ切替回路53に入力されて、アンテナ切替回路53はその間欠信号をトリガとして、ループアンテナ41、42を交互に切り替えるようにする。
また、ワイヤレスキーシステム以外の他のシステム(例えばスマートエントリーシステム)の受信機に本発明を適用しても良い。また、電波の送信側に本発明を適用しても良い。この場合には、複数のループアンテナから指向性の異なる電波(電波に含まれたデータは同一)が交互に送信されることになるので、受信機側でデータを受信しやすくできる。
1 アンテナ装置
10 プリント基板
2 アンテナ
41 第1のループアンテナ
42 第2のループアンテナ
21 第1の起立アンテナ部
22 第2の起立アンテナ部
31 第1の基板アンテナ部
32 第2の基板アンテナ部
201 共通部
210 第1分岐部
220 第2分岐部
301 給電点
302 第1端部
303、304 第2端部
51 マイコン
52 RF回路
53 アンテナ切替回路
54、541、542 PINダイオード
700 金属平板

Claims (7)

  1. 電波を受信するアンテナ装置であって、
    第1端部からの一部を共通にし、その共通の部分である共通部から互いに異なる面に分岐する形で設けられた受信アンテナとしての複数のループアンテナであって、前記第1端部と反対側の第2端部が前記ループアンテナごとに設けられた複数のループアンテナと、
    電波の待ち受け時には間欠信号を発生させ、有効なデータが来ていると判断した場合には、受信終了まで間欠信号を変化させずに維持する間欠信号発生手段と、
    電波を受信する1つの前記ループアンテナを、前記間欠信号をトリガとして前記複数のループアンテナ間で交互に切り替えるアンテナ切替手段と、を備えることを特徴とするアンテナ装置。
  2. 前記第1端部は給電点に接続され、前記第2端部の各々はグランドから切り離されており、
    前記アンテナ切替手段は、前記間欠信号をトリガとして前記第2端部の1つを交互にグランドに導通させることを特徴とする請求項1に記載のアンテナ装置。
  3. 前記複数のループアンテナは、所定データの電波を送信する送信機からの前記電波を受信する受信アンテナであり、
    前記送信機は、一回の送信期間で、同一内容の前記データを複数回送信し、
    前記間欠信号発生手段は、一回の前記送信期間で複数の前記間欠信号を発生させることを特徴とする請求項1又は2に記載のアンテナ装置。
  4. 前記複数のループアンテナを実装するプリント基板を備え、
    前記複数のループアンテナの各々は、前記プリント基板から起立した起立アンテナ部と前記プリント基板上に設けられた基板アンテナ部とから構成され、
    前記起立アンテナ部は、前記共通部とその共通部から前記ループアンテナごとに異なる面に分岐して端部が前記プリント基板に接続された分岐部とから構成され、
    前記基板アンテナ部は、前記分岐部の前記端部と前記第2端部間に設けられたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のアンテナ装置。
  5. 前記分岐部の各々の配置面を変更して全ての前記分岐部を同一の面に配置したときに、各分岐部が互いに重ならないようになっていることを特徴とする請求項4に記載のアンテナ装置。
  6. 前記起立アンテナ部の各々は前記プリント基板側に開いたコの字状に形成され、
    前記分岐部の各々は、互いに異なる位置で前記共通部から分岐して、互いに異なる大きさのL字状に形成され、
    大きさが隣り合う2つの前記分岐部のうち大きい方を第1分岐部、小さい方を第2分岐部として、それら第1分岐部、第2分岐部を同一の面に配置したときに、前記第2分岐部は、前記第1分岐部の内側にて前記第1分岐部に沿う位置に配置されることを特徴とする請求項5に記載のアンテナ装置。
  7. 前記複数のループアンテナは、互いに直交する面に配置された2つのループアンテナであることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載のアンテナ装置。
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