JP2008219220A - 受信装置 - Google Patents

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Kazuhiko Fujikawa
和彦 藤川
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Abstract

【課題】主に自動車のドアの施解錠等に用いられる受信装置に関し、遠距離からでも確実な操作が可能なものを提供することを目的とする。
【解決手段】基板12上方に折曲形成された第一のアンテナ11に加え、基板12上面外周に第二のアンテナ13を形成すると共に、これら複数のアンテナと制御手段18の間にスイッチング手段14と15を設け、制御手段18が複数のアンテナの電界強度に応じて、スイッチング手段14や15を切換え、電界強度の大きなアンテナに接続することによって、常に電界強度が大きく感度の良好なアンテナによって受信を行うため、離れた距離からの電波でも受信が行え、確実な操作が可能な受信装置を得ることができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、主に自動車に装着され、ドアの施解錠等に使用される受信装置に関するものである。
近年、車両のドアの施解錠等を、機械式キーにより直接操作することに加え、運転者が携帯した送信装置によって、離れた箇所から遠隔操作することが広く行われており、誤操作がなく確実な操作が可能なものが求められている。
このような従来の受信装置について、図5及び図6を用いて説明する。
図5は従来の受信装置の斜視図、図6は同ブロック回路図であり、同図において、1は導電金属線製のアンテナ、2は上下面に複数の配線パターン(図示せず)が形成された基板で、アンテナ1は基板2上方に略コの字状に折曲された折曲部1Aと、これに連結した垂直部1Bから形成されると共に、垂直部1B下端が半田付け等によって基板2上面に固着されている。
また、このアンテナ1には配線パターンを介して、コイルやコンデンサ、所定の周波数だけを通すSAWフィルター3、マイコン等の電子部品によって形成された復調手段4や制御手段5が、電気的に接続されて受信装置が構成されている。
そして、このような受信装置が車両の所定箇所に取付けられると共に、コネクタ6に装着されたリード線(図示せず)等によって、制御手段5が自動車の電子回路に電気的に接続される。
以上の構成において、運転者がある程度自動車に近づき、携帯した送信装置(図示せず)を操作すると、送信装置から識別コードや駆動コード等を含む電波信号が送信され、これを受信装置のアンテナ1が受信する。
そして、この電波信号の識別コードによって、制御手段5が運転者を確認すると共に、駆動コードに応じた電気信号が、制御手段5から車両の電子回路に出力され、これによって例えば、電子回路がモータやソレノイド等の施錠装置(図示せず)を駆動し、ロックを解除してドアの解錠操作が行われる。
つまり、車両に接近し、機械式キーによって、ドアの施解錠等を直接行うことに加え、携帯した送信装置を操作し、この電波信号を受信装置が受信することによって、所定距離離れた箇所からでも、ドアの施解錠等を遠隔操作できるように構成されている。
なお、以上のような送信装置と受信装置の通信においては、運転者が例えば、送信装置を水平に保持して送信を行った場合には、水平方向の水平偏波が送信され、送信装置を垂直に保持して送信した場合には、上記とは直交方向の垂直偏波が送信装置から送信される。
これに対し、受信装置を例えば、アンテナ1を垂直部1Bが地面と水平になるように車両へ装着した場合、水平偏波は良好な感度、すなわち電界強度の大きな状態で受信できるが、垂直偏波の受信感度は劣ったものとなる。
また、送信装置が車両から離れるほど、受信装置が受信する電界強度は小さくなり、実際には周囲の遮蔽物等によって電波の方向も変化するため、良好な通信状態では10m前後の距離から遠隔操作が可能であるが、場合によっては2〜3m程度の距離からしか操作を行えない場合もあるものであった。
なお、この出願の発明に関連する先行技術文献情報としては、例えば、特許文献1が知られている。
特開2005−328245号公報
しかしながら、上記従来の受信装置においては、送信装置から送信される水平偏波と垂直偏波のうち、一方は良好な感度で受信できるが、他方の受信感度は劣ったものとなるため、車両への装着方向によっては、遠隔操作を行える距離が短くなってしまう場合があるという課題があった。
本発明は、このような従来の課題を解決するものであり、遠距離からの電波でも受信が行え、確実な操作が可能な受信装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は、基板上方に折曲形成された第一のアンテナに加え、基板上面外周に第二のアンテナを形成すると共に、これら複数のアンテナと制御手段の間にスイッチング手段を設け、制御手段が複数のアンテナの電界強度に応じて、スイッチング手段を切換え、電界強度の大きなアンテナに接続するようにして受信装置を構成したものであり、制御手段がスイッチング手段を切換え、常に電界強度が大きく感度の良好なアンテナによって受信を行うため、離れた距離からの電波でも受信が行え、確実な操作が可能な受信装置を得ることができるという作用を有するものである。
以上のように本発明によれば、遠距離からでも確実な操作が可能な受信装置を実現することができるという有利な効果が得られる。
以下、本発明の実施の形態について、図1〜図4を用いて説明する。
(実施の形態)
図1は本発明の一実施の形態による受信装置の斜視図、図2は同ブロック回路図であり、同図において、11は鋼や銅合金等の導電金属線製の第一のアンテナで、水平方向に略コの字状に折曲された折曲部11Aと、これに連結した垂直部11Bから形成されている。
また、12は紙フェノールやガラス入りエポキシ等の基板で、上下面には銅箔等によって複数の配線パターン(図示せず)が形成されると共に、上方には第一のアンテナ11の折曲部11Aがほぼ平行に配置され、垂直部11B下端が半田付け等によって基板12上面に固着されている。
さらに、基板12上面外周には銅箔等によって、第一のアンテナ11とほぼ同じ長さの、同一周波数で偏波方向の異なる電波を受信可能な、ループ状の第二のアンテナ13が形成されている。
そして、第一のアンテナ11と第二のアンテナ13が、配線パターンを介してコイルやコンデンサ、及びトランジスタ等のスイッチング手段14と15のエミッタ側に接続されると共に、スイッチング手段14と15のコレクタ側が所定の周波数だけを通すSAWフィルター16、受信した電波の高周波キャリアから信号を復調する復調手段17に接続されている。
さらに、この復調手段17がマイコン等の制御手段18に接続されると共に、スイッチング手段14と15のベース側が制御手段18に電気的に接続されて、受信装置が構成されている。
そして、このような受信装置が車両の所定箇所に取付けられると共に、コネクタ19に装着されたリード線(図示せず)等によって、制御手段18が自動車の電子回路に電気的に接続される。
以上の構成において、運転者がある程度自動車に近づき、携帯した送信装置(図示せず)を操作すると、送信装置からは1回の操作で複数回の、識別コードや駆動コード等を含む、300〜500MHz前後の周波数の電波信号が送信され、これを受信装置の第一のアンテナ11と第二のアンテナ13が受信する。
なお、この時、送信装置からの電波信号は、運転者が例えば、送信装置を水平に保持して送信を行った場合には、水平方向の水平偏波として送信され、送信装置を垂直に保持して送信した場合には、上記とは直交方向の垂直偏波として送信される。
また、受信装置が例えば、第一のアンテナ11の垂直部11Bが地面と水平に、第二のアンテナ13が地面と垂直になるように車両に装着されていた場合、送信装置から水平偏波が送信された際には、第一のアンテナ11が良好な感度、すなわち電界強度の大きな状態で受信し、垂直偏波が送信された場合には、第二のアンテナ13が大きな電界強度で受信する。
つまり、第一のアンテナ11と第二のアンテナ13は、同じ周波数で偏波方向の異なる電波を受信するようになっているため、送信装置から水平偏波または垂直偏波のいずれかが送信され、あるいは、これらが周囲の遮蔽物等によって方向が変化した電波となった場合でも、二つのアンテナのうちのどちらかは、この電波信号を良好な受信感度で受信できるようになっている。
また、この第一のアンテナ11と第二のアンテナ13で受信された電波信号が、コイルやコンデンサ、スイッチング手段14と15、SAWフィルター16、復調手段17を通って、電気信号として制御手段18に入力される。
そして、この時、制御手段18が入力された電気信号によって、第一のアンテナ11と第二のアンテナ13の電界強度を比較し、スイッチング手段14または15のいずれかを駆動して、電界強度の大きな方に接続されたスイッチング手段をONに、小さな方のスイッチング手段をOFFに切換える。
つまり、例えば、送信装置から送信された電波が水平偏波である場合には、電界強度の大きな第一のアンテナ11側のスイッチング手段14をONにして、スイッチング手段15をOFFとし、垂直偏波である場合には、第二のアンテナ13側のスイッチング手段15をONにして、スイッチング手段14をOFFに切換える。
したがって、この後は、電界強度の大きな方のアンテナからの電波信号が、制御手段18に電気信号として入力され、この電波信号の識別コードによって、制御手段18が運転者を確認すると共に、駆動コードに応じた電気信号が、制御手段18から車両の電子回路に出力され、これによって例えば、電子回路がモータやソレノイド等の施錠装置(図示せず)を駆動し、ロックを解除してドアの解錠操作が行われる。
つまり、第一のアンテナ11と第二のアンテナ13が、送信装置からの同じ周波数で偏波方向の異なる電波を各々受信すると共に、制御手段18がこの二つのアンテナの電界強度に応じて、各々のアンテナに接続されたスイッチング手段14や15を切換え、常に電界強度が大きく感度の良好な方のアンテナによって受信を行うことによって、10m前後の離れた距離からの電波でも受信が可能となり、確実な遠隔操作を行えるように構成されている。
なお、以上の説明では、基板12上方に突出した第一のアンテナ11と、基板12上面外周にループ状に形成された第二のアンテナ13、いわゆるモノポールアンテナとループアンテナを用いた構成について説明したが、他の形状のアンテナを組合わせたものでもよい。
例えば、図3の斜視図に示すように、基板12上方の水平方向に形成された折曲部20Aの中間部に折返部20Bを設けると共に、他端の垂直部20Cをグランドに接続した第一のアンテナ20、いわゆる折り返しモノポールアンテナや、図4の斜視図に示すように、折曲部21Aにグランド接続用の垂直部21Bを設けた第一のアンテナ21、いわゆる逆Fアンテナ等と、基板12上面外周に形成された第二のアンテナ13を組合わせた構成としても、同様の効果を得ることができる。
このように本実施の形態によれば、基板12上方に折曲形成された第一のアンテナ11に加え、基板12上面外周に第二のアンテナ13を形成すると共に、これら複数のアンテナと制御手段18の間にスイッチング手段14と15を設け、制御手段18が複数のアンテナの電界強度に応じて、スイッチング手段14や15を切換え、電界強度の大きなアンテナに接続することによって、常に電界強度が大きく感度の良好なアンテナによって受信を行うため、離れた距離からの電波でも受信が行え、確実な操作が可能な受信装置を得ることができるものである。
なお、以上の説明では、送信装置から受信装置へ電波信号を送信する、いわゆるキーレスシステムについて説明したが、送信装置と受信装置の双方に送信手段と受信手段を設け、送信装置と受信装置が互いに通信を行う、いわゆるスマートエントリシステムにおいても、本発明の実施は可能である。
本発明による受信装置は、遠距離からでも確実な操作が可能なものが得られ、主に自動車のドアの施解錠等の操作用として有用である。
本発明の一実施の形態による受信装置の斜視図 同ブロック回路図 同他の実施の形態による斜視図 同他の実施の形態による斜視図 従来の受信装置の斜視図 同ブロック回路図
符号の説明
11、20、21 第一のアンテナ
11A 折曲部
11B 垂直部
12 基板
13 第二のアンテナ
14、15 スイッチング手段
16 SAWフィルター
17 復調手段
18 制御手段
19 コネクタ
20A 折曲部
20B 折返部
20C 垂直部
21A 折曲部
21B 垂直部

Claims (1)

  1. 基板上方に折曲形成された第一のアンテナと、基板上面外周に形成された第二のアンテナと、これら複数のアンテナに接続された制御手段からなり、上記複数のアンテナと上記制御手段の間にスイッチング手段を設けると共に、上記制御手段が上記複数のアンテナの電界強度に応じて、上記スイッチング手段を切換え、電界強度の大きなアンテナに接続する受信装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011097307A (ja) * 2009-10-28 2011-05-12 Kyocera Corp 携帯端末
CN104466433A (zh) * 2014-12-08 2015-03-25 马瑞利汽车电子(广州)有限公司 一种车载射频接收天线装置
CN107561500A (zh) * 2017-07-27 2018-01-09 中国船舶重工集团公司第七二四研究所 一种基于电机电流反馈的折叠天线高精度展开控制方法
JP2019083403A (ja) * 2017-10-30 2019-05-30 株式会社Soken 車両用電子キーシステム

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