JP5308278B2 - 偏波共用アンテナ - Google Patents

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Description

本発明は垂直偏波成分と水平偏波成分を有するアンテナに関する。
例えば、屋内のMIMO(Multiple-Input Multiple-Output)通信において、部屋の側面の角方向への指向性を持つアンテナを用いることで、その通信容量を改善できることが知られている。また、非特許文献1に示されているように、垂直偏波と水平偏波でそれぞれ別々の放射素子を持つアンテナを用いることで、放射素子間の距離によらずにその通信容量を確保できることも知られている。
そして、特定の方向へほぼ同一の指向性特性を持つ偏波共用アンテナとして、特許文献1のアンテナがある。このアンテナは、屋外の基地局に設置する用途を目的としており、直交する偏波を送受信する別々の放射素子を持つ指向性アンテナである。
特開平9−98019号公報
内田他,"アクセスポイントに指向性アンテナを用いた屋内MIMOシステムにおける最適条件",電子通信学会技術報告,AP2008-122, pp.61-66,2008年.
しかしながら、特許文献1のアンテナは、屋内の天井に設置する基地局に用いると、次のような問題がある。反射器を天井に対向させると(天井に水平に寝かせた状態で設置すると)、2組のダイポール素子は両方とも水平偏波を送受信することになり、垂直偏波を送受信できない。一方、垂直偏波を何れかのダイポール素子で送受信しようとすれば、ダイポール素子の長さ分(一端的には波長の1/2)天井から突き出てしまう。したがって、邪魔になったり、景観を損ねたりするという問題がある。さらに、複数のアンテナを用いるMIMOに使用する場合には、その問題が顕著になる。
本発明の目的は、設置面(特に天井)に対し低姿勢な形状であり、かつ、垂直偏波と水平偏波とが送受信に必要な方向の範囲でほぼ同一の指向性特性を持つ偏波共用のアンテナを提供することである。
上記の課題を解決するために、本発明に係る偏波共用アンテナは、導体板と、導体板と対向して配置されたダイポールアンテナ素子と、一端が直接、他端が給電部を介して電気的に、導体板と接続されたコ字状アンテナ素子と、を具備する。コ字状アンテナ素子の導体板と対向する導線部分がダイポールアンテナ素子と対向するように配置され、各アンテナ素子に別々に給電する。
本発明のアンテナの構成であれば、設置面(特に天井)に対し低姿勢な形状であり、かつ、垂直偏波と水平偏波とが送受信に必要な方向の範囲でほぼ同一の指向性特性を持つ偏波共用のアンテナを設計できる。
偏波共用アンテナ100の斜視図。 偏波共用アンテナ100の正面図。 (A)はzx平面におけるコ字状アンテナ素子130の垂直偏波に対する指向性特性を、(B)はダイポールアンテナ素子120の水平偏波に対する指向性特性を示す図。 偏波共用アンテナ200の斜視図。 偏波共用アンテナ200の正面図。 (A)はzx平面におけるコ字状アンテナ素子130の垂直偏波に対する指向性特性を、(B)はダイポールアンテナ素子120の水平偏波に対する指向性特性を示す図。 偏波共用アンテナ300の斜視図を示す図。 偏波共用アンテナ300Bの斜視図を示す図。 偏波共用アンテナ400の斜視図。 偏波共用アンテナ400の正面図。 給電部440の構成例を示す図。 偏波共用アンテナ400Bの斜視図。 給電部540の構成例を示す図。 給電部640の構成例を示す図。 給電部740の構成例を示す図。
以下、本発明の実施の形態について、詳細に説明する。
[偏波共用アンテナ100]
図1は実施例1の偏波共用アンテナ100の斜視図を、図2は偏波共用アンテナ100の正面図を示す。なお、導体板の各アンテナ素子が設けられた面を正面とする。図1及び図2を用いて実施例1に係る偏波共用アンテナを説明する。
偏波共用アンテナ100は、導体板110と、ダイポールアンテナ素子120と、コ字状アンテナ素子130とを具備する。
[導体板110]
導体板110の一方の面は例えば天井等の設置面に平行に配置され、これと接し、他方の面には後述するダイポールアンテナ素子120及びコ字状アンテナ素子130が設けられる。
偏波共用アンテナの使用中心周波数をλとした場合、例えば、導体板110の大きさは1.8λ×1.8λの正方形の板状である。導体板110の厚さ、材質等は、移動や設置等に際し変形し、アンテナとしての機能を損なわない程度の強度を備えるものであればよい。また後述するダイポールアンテナ素子、コ字状アンテナ素子についても同様である。
[ダイポールアンテナ素子120]
ダイポールアンテナ素子120は、導体板110と対向して配置される。例えば、ダイポールアンテナ素子120が成す直線と導体板110の成す平面は平行に配置される。なお、本発明において、対向とは、略平行であり、アンテナとしての機能を損なわない程度に向きあっていることを意味する。
ダイポールアンテナ素子120の長さはほぼ半波長(例えば0.44λ)であり、ダイポールアンテナ素子120と導体板110の距離は例えば0.14λである。
ダイポールアンテナ素子120は、給電線路121を介して導体板110と接続されている。例えば、ダイポールアンテナ素子120の一方120Rは給電線路121Rを介して導体板110と接続され、他方120Lは給電線路121Lを介し、さらに給電部の信号端子と接続されている。なお、給電部の信号端子は同軸ケーブル10の内部導体と、導体板110は同軸ケーブル10の外部導体と電気的に接続されている。
[コ字状アンテナ素子130]
コ字状アンテナ素子130は、一端130Lが直接導体板110と直接接続し、他端130Rが給電部を介して電気的に、導体板110と接続する。なお、他端130Rは給電部の信号端子と接続され、給電部の信号端子は同軸ケーブル11の内部導体と、導体板110は同軸ケーブル11の外部導体と電気的に接続される。
例えば、コ字状アンテナ素子の成すループ面の大きさは0.32λ×0.12λであり、コ字状アンテナ素子の総長は0.56λである。
[配置例及び動作例]
コ字状アンテナ素子130の導体板110と対向する導線部分130Cがダイポールアンテナ素子120と対向するように配置される。例えば、ダイポールアンテナ素子120の成す直線と、コ字状アンテナ素子120の導体板110と対向する導線部分130Cの成す直線が平行になるように配置する。例えば、コ字状アンテナ素子130とダイポールアンテナ素子120の水平方向における距離は0.19λ以上となるように配置する。
また、例えば、導線部分130Cの中心とダイポールアンテナ素子120の中心を通る直線Aを対称軸として、導線部分130C及びダイポールアンテナ素子120が線対称となるように配置してもよい。
ダイポールアンテナ素子120とコ字状アンテナ素子130に別々に給電する。ダイポールアンテナ素子120を給電することにより、ダイポールアンテナ素子120と平行な電界が発生し、水平偏波成分となる。一方、コ字状アンテナ素子130を給電することにより、導体板110と直交する方向の電界が発生し、垂直成分となる。
[効果]
図3(A)は各アンテナ素子を通るzx平面におけるコ字状アンテナ素子130の垂直偏波に対する指向性特性を、図3(B)はダイポールアンテナ素子120の水平偏波に対する指向性特性を示す。
水平偏波を送受信するために、コ字状アンテナ素子130に代えて、ダイポールアンテナ素子を用いた場合には、0.5λ以上の高さが必要となり、仮にモノポールアンテナ素子を用い導体板110上に垂直に立てた場合にも0.25λ以上の高さが必要となる。一方、本発明において、最も高い部分は、ダイポールアンテナ素子120の高さであり、0.14λである。よって本発明のアンテナの構成であれば、設置面に対し低姿勢な形状を実現することができる。
また、図3から分かるように、ダイポールアンテナ素子120は、0度方向(天井に偏波共用アンテナ100を設置した場合には鉛直方向)において指向性特性が最大となり、約300〜360度方向及び約0〜120度方向に指向性特性を有する。コ字状アンテナ素子130は、0度方向に対して指向性特性を有さないが、約5〜90度及び約270〜355度方向に対し指向性特性を有する。よって、垂直偏波と水平偏波とが送受信に必要な方向の特定の範囲内で用いることのできる偏波共用のアンテナを設計できる。
なお、本発明において、アンテナ素子及び給電線路及びコ字状アンテナ素子は、線状以外の形状(例えば帯状等)であってもよい。また、本発明において、各構成要素(導体板、ダイポールアンテナ素子、コ字状アンテナ素子)の大きさ、位置、向きや各素子間の距離は、例示であり、アンテナとしての機能を損なわない範囲で適宜設定することができる。例えば、導体板110上に複数のアンテナ素子を配置する場合には、アンテナ素子が互いに干渉しないように適宜離せばよい。
[偏波共用アンテナ200]
図4は実施例2の偏波共用アンテナ200の斜視図を、図5は偏波共用アンテナ200の正面図を示す。図4及び図5を用いて実施例2に係る偏波共用アンテナを説明する。実施例1と異なる部分についてのみ説明する。
偏波共用アンテナ200は、導体板110と、ダイポールアンテナ素子120と、コ字状アンテナ素子130と、ダイポール状無給電素子223と、コ字状無給電素子235とを具備する。
導体板110、ダイポールアンテナ素子120及びコ字状アンテナ素子130は、実施例1と同様の構成である。但し、以降の説明する実施例及び変形例において、コ字状アンテナ素子の成すループ面の大きさは0.27λ×0.12λであり、コ字状アンテナ素子の総長は0.51λである。
[ダイポール状無給電素子223]
ダイポール状無給電素子223は、ダイポールアンテナ素子120に対向して、かつコ字状アンテナ素子130と反対側に配置され、ダイポールアンテナ素子223よりも短い。
例えば、ダイポール状無給電素子223の成す直線とダイポールアンテナ素子120の成す直線はほぼ平行になるように配置する。例えば、ダイポール状無給電素子223の長さは0.41λであり、ダイポール状無給電素子223と導体板110の距離は0.14λある。ダイポール状無給電素子223は給電線路を介して、直接導体板110に接続する。
[コ字状無給電素子235]
コ字状無給電素子235は、コ字状アンテナ素子130と対向して、かつダイポールアンテナ素子120と反対側に配置され、コ字状アンテナ素子130よりも総長が長い。
例えば、コ字状無給電素子235の成すループ面の大きさは0.32λ×0.12λであり、コ字状無給電素子235の総長は0.56λである。この場合、高さはコ字状アンテナ130と同じであり、幅はコ字状アンテナ130より広い形状であり、コ字状アンテナ130は総長が長くなる。コ字状無給電素子235の両端は、それぞれ直接導体板110に接続する。
[配置例及び動作例]
例えば、コ字状無給電素子235とコ字状アンテナ素子130との距離は0.2λであり、ダイポールアンテナ素子120とダイポール状無給電素子223との距離は0.24λであり、コ字状アンテナ素子130とダイポールアンテナ素子120との距離は0.19λである。
また、例えば、各素子の中心を通る直線を対称軸として、各素子が線対称となるように配置してもよい。
ダイポールアンテナ素子120とコ字状アンテナ素子130に別々に給電する。ダイポールアンテナ素子120を給電することにより、ダイポールアンテナ素子120と平行な電界が発生し、水平偏波成分となる。その際、ダイポール状無給電素子223は、導波器として機能し、ダイポールアンテナ素子120は、ダイポール状無給電素子223方向に指向性特性を示す。
一方、コ字状アンテナ素子130を給電することにより、導体板110と直交する方向の電界が発生し、垂直成分となる。その際、コ字状無給電素子235は、反射器として機能し、コ字状アンテナ素子130は、コ字状無給電素子130とは反対方向(つまり、ダイポールアンテナ素子120の方向)に指向性特性を示す。
なお、コ字状アンテナ素子130は、コ字状無給電素子235を設けることにより、共振周波数が変化する。そのため、コ字状アンテナ素子の成すループ面の大きさを適宜調整することで、共振周波数を合わせることができる。
[効果]
図6(A)は各アンテナ素子を通るzx平面におけるコ字状アンテナ素子130の垂直偏波に対する指向性特性を、図6(B)はダイポールアンテナ素子120の水平偏波に対する指向性特性を示す。
実施例1と同様に、設置面(特に天井)に対し低姿勢な形状であり、かつ、垂直偏波と水平偏波とが送受信にほぼ同一の指向性特性を持つ偏波共用のアンテナを設計できる。さらに、図6から分かるように、コ字状アンテナ素子の主ビーム方向は56度であり、ダイポールアンテナ素子の主ビーム方向は53度であり、単一指向性を持つ単一指向性アンテナを構成することができる。
なお、図9のように複数のアンテナ素子、無給電素子を配置してもよい。
[偏波共用アンテナ300]
図7は実施例3の偏波共用アンテナ300の斜視図を示す。図7を用いて実施例3に係る偏波共用アンテナを説明する。実施例1と異なる部分についてのみ説明する。
偏波共用アンテナ300は、導体板110と、ダイポールアンテナ素子120と、コ字状アンテナ素子130と、ダイポール状無給電素子325と、コ字状無給電素子333とを具備する。なお、導体板110、ダイポールアンテナ素子120及びコ字状アンテナ素子130は、実施例1と同様の構成である。
[ダイポール状無給電素子325]
ダイポール状無給電素子325は、ダイポールアンテナ素子120に対向して、かつコ字状アンテナ素子130と反対側に配置され、ダイポールアンテナ素子223よりも長い。
例えば、ダイポール状無給電素子325の長さは0.47λであり、ダイポール状無給電素子325と導体板110の距離は0.14λである。
ダイポール状無給電素子325は給電線路を介して、直接導体板110に接続する。
[コ字状無給電素子333]
コ字状無給電素子333は、コ字状アンテナ素子130と対向して、かつダイポールアンテナ素子120と反対側に配置され、コ字状アンテナ素子130よりも総長が短い。
例えば、コ字状無給電素子333の成すループ面の大きさは0.22λ×0.12λであり、コ字状無給電素子333の総長は0.46λである。コ字状無給電素子235の両端は、それぞれ直接導体板110に接続する。
[配置例及び動作例]
例えば、コ字状無給電素子333とコ字状アンテナ素子130との距離は0.2λであり、ダイポールアンテナ素子120とダイポール状無給電素子325との距離は0.24λであり、コ字状アンテナ素子130とダイポールアンテナ素子120との距離は0.19λである。また、例えば、各素子の中心を通る直線を対称軸として、各素子が線対称となるように配置してもよい。
ダイポールアンテナ素子120とコ字状アンテナ素子130に別々に給電する。ダイポールアンテナ素子120を給電することにより、ダイポールアンテナ素子120と平行な電界が発生し、水平偏波成分となる。その際、ダイポール状無給電素子325は、反射器として機能し、ダイポールアンテナ素子120は、ダイポール状無給電素子335とは反対方向に指向性特性を示す。
一方、コ字状アンテナ素子130を給電することにより、導体板110と直交する方向の電界が発生し、垂直成分となる。その際、コ字状無給電素子333は、導波器として機能し、コ字状アンテナ素子130は、コ字状無給電素子130方向に指向性特性を示す。
[効果]
以上の構成により、実施例2と同様の効果を奏する。なお、図12のように複数のアンテナ素子、無給電素子を配置してもよい。
[変形例1]
[偏波共用アンテナ300B]
図8は変形例1の偏波共用アンテナ300Bの斜視図を示す。図8を用いて変形例1に係る偏波共用アンテナを説明する。実施例3と異なる部分についてのみ説明する。
偏波共用アンテナ300Bは、導体板110と、ダイポールアンテナ素子120と、コ字状アンテナ素子130と、ダイポール状無給電素子325と、コ字状無給電素子333に加え、実施例2と同様のダイポール状無給電素子223及びコ字状無給電素子235を具備する。
[配置例及び動作例]
例えば、導体板110上にダイポール状無給電素子223(導波器)、ダイポールアンテナ素子120、ダイポール状無給電素子325(反射器)、コ字状無給電素子333(導波器)、コ字状アンテナ素子130、コ字状無給電素子235(反射器)の順に配置される。言い換えると、各アンテナ素子に対し、単一指向性を持たせたい方向に導波器を設け、反対側に反射器を設ける。なお、前述の通り、ダイポールアンテナ素子120とコ字状アンテナ素子130は対向し、各アンテナ素子と無給電素子は対向するため、全ての素子が対向する。
例えば、コ字状アンテナ素子130とコ字状無給電素子333及び235との距離はそれぞれ0.2λであり、ダイポールアンテナ素子120とダイポール状無給電素子223及び325との距離はそれぞれ0.24λである。コ字状無給電素子333とダイポールアンテナ状無給電素子325との距離は0.19λである。また、例えば、各素子の中心を通る直線を対称軸として、各素子が線対称となるように配置してもよい。
なお、導体板110上にコ字状無給電素子333(導波器)、コ字状アンテナ素子130、コ字状無給電素子235(反射器)、ダイポール状無給電素子223(導波器)、ダイポールアンテナ素子120、ダイポール状無給電素子325(反射器)の順に配置してもよい。このとき、コ字状無給電素子235とダイポールアンテナ状無給電素子223との距離は0.19λとする。
[効果]
以上の構成により、実施例3と同様の効果を奏する。さらに、一つのアンテナ素子に対して導波器と反射器を同時に用いることにより、より高い単一指向性を有することができる。
[偏波共用アンテナ400]
図9は実施例4の偏波共用アンテナ400の斜視図を、図10は偏波共用アンテナ400の正面図を示す。図9及び図10を用いて実施例4に係る偏波共用アンテナを説明する。実施例2と異なる部分についてのみ説明する。
偏波共用アンテナ400は、導体板110と、ダイポールアンテナ素子120a〜120dと、コ字状アンテナ素子130a〜130dと、ダイポール状無給電素子223a〜223dと、コ字状無給電素子235a〜235dと給電部440を具備する。なお、同一方向に対し指向性特性を有するダイポールアンテナ素子とコ字状アンテナ素子を一組の素子群とする。例えば、ダイポールアンテナ素子120aとコ字状アンテナ素子130aが一組の素子群となる。
導体板110と、各ダイポールアンテナ素子120a〜120dと、各コ字状アンテナ素子130a〜130dと、各ダイポール状無給電素子223a〜223dと、各コ字状無給電素子235a〜235dは、実施例2と同様である。
複数の素子群を有する点及び給電部440を有する点が実施例2とは異なる。
[給電部440]
給電部440は、配置したダイポールアンテナ素子120a〜120dの給電を切り替える切替手段441と、コ字状アンテナ素子130a〜130dの給電を切り替える切替手段442を備える。図11は給電部440の構成例を示す。
例えば、切替手段441とダイポールアンテナ素子120a〜120dへの給電端子の何れかが電気的に接続され、切替手段441と無線装置の水平偏波端子が接続される。また、例えば、切替手段442とコ字状アンテナ素子130a〜130dへの給電端子の何れかが電気的に接続され、切替手段442と無線装置の垂直偏波端子が接続される。切替手段441と442は連動しており、同一方向に対して指向性特性を有するアンテナ素子の組(例えば、ダイポールアンテナ素子120aとコ字状アンテナ素子130a)を接続する。
[配置例及び動作例]
偏波共用アンテナ400の一方の面には、素子群(130aと120a、130bと120b、130cと120c、130dと120d)の配列方向が放射状になるように配置する。コ字状アンテナ素子130a〜d側を中心側とする。偏波共用アンテナ400の他方の面には、給電部440が設けられる。
各素子群は、実施例2と同様に動作する。給電部440が、切替手段441と442によって、給電するアンテナ素子を切り替えることによって、主ビーム方向を変更することができる。
[効果]
以上の構成により、実施例2と同様の効果を奏し、さらに、偏波共用のマルチビームアンテナを構成することができる。
なお、実施例3で用いたダイポール状無給電素子325と、コ字状無給電素子333とを用いた場合にも同様に偏波共用のマルチビームアンテナ400Bを構成することができる。図12は、偏波共用アンテナ400Bの斜視図を示す。なお、この場合、ダイポールアンテナ素子120側を中心側として配置する。以降の変形例においても同様である。
また、実施例3の変形例1で用いた素子を放射状に配置してもよい。その場合、指向性特性の方向とは反対方向を中心方向として配置する。以降の変形例においても同様である。
[変形例1]
実施例4と給電部の構成が異なる。図13は実施例4の変形例1の給電部540の構成例を示す。
[給電部540]
給電部540はダイポールアンテナ素子120a〜120dへの給電端子との接続を3方向に切り替える3方向切替手段5411〜5414を備える。また、コ字状アンテナ素子130a〜130dへの給電端子との接続を3方向に切り替える3方向切替手段5421〜5424を備える。さらに、隣り合うダイポールアンテナ素子120a〜120dからの信号を合成する合成手段5416〜5419と、隣り合うコ字状アンテナ素子130a〜130dからの信号を合成する合成手段5426〜5429を備える。なお、各合成手段5416〜5419及び5426〜5429は、2つのアンテナ素子の信号を等振幅で合成するための図示しない振幅調整器と等位相で合成するため図示しない位相調整器等を有してもよい。給電部540は無線装置の水平偏波端子との接続を3方向切替手段5411〜5414または合成手段5416〜5419の何れかに切り替える8方向切替手段541と、無線装置の垂直偏波端子との接続を3方向切替手段5421〜5424または合成手段5426〜5429の何れかに切り替える8方向切替手段542を備える。なお、送信に際しては、8方向切替手段541及び8方向切替手段542からの出力信号を、合成手段5416〜5419及び5426〜5429で分配する構成としてもよい。
[効果]
このような構成とすることにより、実施例4の効果に加え、素子群の配列だけでなく,隣り合う素子群の間の方向に指向性特性を有する偏波共用アンテナを構成できる。よって、より柔軟な指向性選択が可能な偏波共用アンテナを構成できる。また、合成手段6416〜6419及び6426〜6429の合成振幅、合成位相を任意に設定できるようにすることで、より柔軟な指向性制御が可能となる。
なお、3方向切替手段5411〜5414及び3方向切替手段5421〜5424を2方向切替手段に変更し、合成手段を通らない出力は削除し、隣り合う素子群の間の4方向にのみ指向性特性を有する偏波共用アンテナを構成してもよい。
[変形例2]
実施例4と給電部の構成が異なる。図14は実施例4の変形例2の給電部640の構成例を示す。
[給電部640]
給電部640は、コ字状アンテナ素子130a〜130dからの信号に対し、90度位相差をつける移相器645a〜645dと−90度位相差をつける移相器647a〜647dを備える。また、給電部640は、ダイポールアンテナ素子120a〜120dからの信号と、移相器645a〜645dまたは647a〜647dを経たコ字状アンテナ素子130a〜130dの信号を合成する合成手段643a〜643hを備える。さらに、給電部640は、90度位相差をつける移相器645a〜645dを経て合成した端子と、−90度位相差をつける移相器647a〜647dを経て合成した端子を切り替える切替手段641を備える。よって、切替手段641は、複数配置したダイポールアンテナ素子の給電を切り替える機能と、複数配置したコ字状アンテナ素子の給電を切り替える機能とを有する。
なお、送信に際しては、切替手段641からの出力信号を、合成手段643a〜643hで分配する構成としてもよい。
また、コ字状アンテナ素子130a〜130dからの信号とダイポールアンテナ素子120a〜120dからの信号の位相差が90度及び−90度である。よって、必ずしも90度位相差をつける移相器、−90度位相差をつける移相器を用いなくともよく、45度位相差をつける移相器と−45度位相差をつける移相器等を組合せて両信号の位相差を90度としてもよい。
[効果]
切替手段641を通して直交する右旋円偏波の端子と左旋円偏波の端子を切替選択することにより、円偏波で直交偏波特性を有する偏波共用アンテナを実現できる。
なお、円偏波を用いて通信を行うことで,特性改善を行うことが通信特性が改善できることが、例えば、笠原伸元,前山利幸,T. H. Laksono,池上文夫,“屋内伝送における円偏波伝搬特性”(電子情報通信学会技術研究報告,AP93-140,1994年2月)において報告されているが、本構成を用いることで低姿勢な偏波共用円偏波アンテナを構成できる。また両端子を同相及び逆相で合成すれば,±45度の直線偏波特性を有する偏波共用アンテナを実現することもできる。
[変形例3]
実施例4と給電部の構成が異なる。図15は実施例4の変形例3の給電部740の構成例を示す。
[給電部740]
給電部740は、ダイポールアンテナ素子120a〜120dへの給電端子とコ字状アンテナ素子130a〜130dへの給電端子のそれぞれに対しサーキュレータ742a〜742h、送信手段743a〜743h、ディジタル信号をアナログ信号に変換するDA変換器744a〜744h、受信手段745a〜745h、アナログ信号をディジタル信号に変換するAD変換器746a〜746hを備える。
さらに、AD変換器746a〜746hからの信号を切り替え、または、合成する手段としてディジタル信号処理装置(切替・合成手段)741を備える。またディジタル信号処理装置741はDA変換器744a〜744hに信号を送る。
ディジタル信号処理装置741からの出力信号は、例えばDA変換器744aでアナログ信号に変換され、送信手段743aを経てサーキュレータ742aへ入力され、ダイポールアンテナ素子へと接続された給電端子に出力される。また、ダイポールアンテナ素子120aで受信した信号は、例えば給電端子を経てサーキュレータ742aへ入力される。サーキュレータ742aは、入力された信号を受信手段745aへ出力し、受信手段745aを経たアナログ信号はAD変換器746aでディジタル信号に変換され、ディジタル信号処理装置741へ入力される。
[効果]
このような構成とすることで低姿勢、かつ、指向性・偏波切替・合成を実現した偏波共用マルチビームアンテナを構成することができる。指向方向の選択、偏波の選択などがディジタル信号処理技術により柔軟に行うことができる。
なお、本実施例では、送受信手段とアンテナ素子への給電端子の間にサーキュレータを設けているが、スイッチで切り替えるなど、他の構成であってもよい。
100,200,300,300B,400,400B,500,600,700 偏波共用アンテナ
110 導体板
120 ダイポールアンテナ素子
130 コ字状アンテナ素子
223,325 ダイポール状無給電素子
235,333 コ字状無給電素子
440,540,640,740 給電部

Claims (5)

  1. 導体板と、
    前記導体板と対向して配置されたダイポールアンテナ素子と、
    一端が直接、他端が給電部を介して電気的に前記導体板と接続されたコ字状アンテナ素子と、を具備し、
    前記コ字状アンテナ素子の前記導体板と対向する導線部分が前記ダイポールアンテナ素子と対向するように配置され、
    各アンテナ素子に別々に給電し、
    前記ダイポールアンテナ素子に対向して、かつ前記コ字状アンテナ素子と反対側に配置され、前記ダイポールアンテナ素子よりも短いダイポール状無給電素子と、前記コ字状アンテナ素子と対向して、かつ前記ダイポールアンテナ素子と反対側に配置され、前記コ字状アンテナ素子よりも総長が長いコ字状無給電素子とのうち少なくとも何れか一方を具備する、
    ことを特徴とする偏波共用アンテナ。
  2. 導体板と、
    前記導体板と対向して配置されたダイポールアンテナ素子と、
    一端が直接、他端が給電部を介して電気的に前記導体板と接続されたコ字状アンテナ素子と、を具備し、
    前記コ字状アンテナ素子の前記導体板と対向する導線部分が前記ダイポールアンテナ素子と対向するように配置され、
    各アンテナ素子に別々に給電し、
    前記コ字状アンテナ素子と対向して、かつ前記ダイポールアンテナ素子と反対側に配置され、前記コ字状アンテナ素子よりも総長が短いコ字状無給電素子と、前記ダイポールアンテナ素子に対向して、かつ前記コ字状アンテナ素子と反対側に配置され、前記ダイポールアンテナ素子よりも長いダイポール状無給電素子とのうち少なくとも何れか一方を具備する、
    ことを特徴とする偏波共用アンテナ。
  3. 導体板と、
    前記導体板と対向して配置されたダイポールアンテナ素子と、
    一端が直接、他端が給電部を介して電気的に前記導体板と接続されたコ字状アンテナ素子と、を具備し、
    前記コ字状アンテナ素子の前記導体板と対向する導線部分が前記ダイポールアンテナ素子と対向するように配置され、
    各アンテナ素子に別々に給電し、
    前記ダイポールアンテナ素子に対向して、前記ダイポールアンテナ素子よりも短いダイポール状無給電素子と長いダイポール状無給電素子と、
    前記コ字状アンテナ素子と対向して、前記コ字状アンテナ素子よりも総長が短いコ字状無給電素子と長いコ字状無給電素子と具備し、
    前記各アンテナ素子の単一指向性を持たせたい方向に前記各短い無給電素子を配置し、反対方向に前記各長い無給電素子を配置する、
    ことを特徴とする偏波共用アンテナ。
  4. 請求項記載の偏波共用アンテナであって、
    同一方向に対し指向性特性を有するダイポールアンテナ素子とコ字状アンテナ素子を素子群とし、
    複数配置したダイポールアンテナ素子への給電を切り替える手段とダイポールアンテナ素子からの信号を合成する手段とのうち少なくとも一方と、複数配置したコ字状アンテナ素子の給電を切り替える手段とコ字状アンテナ素子からの信号を合成する手段とのうち少なくとも一方とを備える給電部を具備し、
    前記素子群の配列方向が放射状になるように複数の素子群を、コ字状アンテナ素子側を中心側として配置する、
    ことを特徴とする偏波共用アンテナ。
  5. 請求項記載の偏波共用アンテナであって、
    同一方向に対し指向性特性を有するダイポールアンテナ素子とコ字状アンテナ素子を素子群とし、
    複数配置したダイポールアンテナ素子への給電を切り替える手段とダイポールアンテナ素子からの信号を合成する手段とのうち少なくとも何れか一方と、複数配置したコ字状アンテナ素子の給電を切り替える手段とコ字状アンテナ素子からの信号を合成する手段とのうち少なくとも何れか一方とを備える給電部を具備し、
    前記素子群の配列方向が放射状になるように複数の素子群を、ダイポールアンテナ素子側を中心側として配置する、
    ことを特徴とする偏波共用アンテナ。
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